JPH04159426A - 可変バルブタイミングシステムの故障診断装置 - Google Patents

可変バルブタイミングシステムの故障診断装置

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JPH04159426A
JPH04159426A JP28129590A JP28129590A JPH04159426A JP H04159426 A JPH04159426 A JP H04159426A JP 28129590 A JP28129590 A JP 28129590A JP 28129590 A JP28129590 A JP 28129590A JP H04159426 A JPH04159426 A JP H04159426A
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JP
Japan
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valve timing
intake pipe
negative pressure
pipe negative
variable valve
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JP28129590A
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Toshimi Kashiwakura
利美 柏倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の吸排気弁のバルブタイミングを変更
する可変バルブタイミングシステムの故障を診断する故
障給断装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、エンジンの吸排気弁のバルブタイミングを、エ
ンジンの運転状態に応じて変えることが望ましい。
そこで、従来より様々な可変バルブタイミングシステム
が提案されており、エンジンの運転状態に応じて吸排気
弁のバルブタイミングを変更するようにしている。
ところが、このような可変バルブタイミングシステムが
設けられた機関の、可変バルブタイミング装置の故障時
において、吸排気弁のバルブタイミングが、あるバルブ
タイミングに固定されると、バルブタイミングが異なる
他の運転状態に悪い影響を与えるという不具合が生じる
0例えば、高負荷用のバルブタイミングから、低負荷用
のバルブタイミングへの切り換えが不能となった場合に
は、低負荷時においても高負荷用のバルブタイミングに
従って運転されることとなるので、オーバーランプ量が
大きすぎるためにガスの吹き抜は等が発生し、これに従
って燃焼室への空気の充填量が減少し燃焼性が悪化する
。特にアイドル時の場合、このようなエンジンにおいて
は通常、低負荷用バルブタイミングによって運転される
ようになっているため、高負荷用バルブタイミングで運
転されるとオーバーラツプ量が大きすぎて残留ガス量が
増大し、エンジンストールが発生する恐れがある。
そこで、吸排気弁のバルブタイミングを可変的に制御で
きる可変バルブタイミングシステムが設けられた機関に
おいて、可変バルブタイミング装置に故障が生じたとき
に、所定のバルブタイミングに強制的に戻し、一定の運
転性能を確保するようにした可変バルブタイミングシス
テムの故障診断装置が特開昭60−159409号公報
によって提案されている。これによれば、可変バルブタ
イミング装置の移動部材に連係するポジションセンサが
設けられ、制御回路によって指示された移動部材の目標
位置とそのポジションセンサによって実測された移動部
材の位置とを比較し、実測の位置が指示された目標位置
でない状態が所定時間以上続けば故障と判定するように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような可変バルブタイミングシステム
の場合、故障診断のために前記ポジションセンサ等、特
別な装置が必要となるため、コストの増大、製造性の悪
化、システムの複雑化等の問題があった。
従って本発明では、前記移動部材の位置をパラメータと
せず、その代用値として、各諸条件を固定としたとき、
バルブタイミングに対して、線形な関係となる他のパラ
メータのうち、従来より機関の制御に使用していたパラ
メータを用いて故障診断を行うことにより、故障診断装
置として特別な装置を設けることなく、上記問題を解決
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の構成が、第1図のクレーム
対応図に示される。すなわち本発明は、内燃機関Aの吸
排気弁のバルブタイミングを可変とする可変バルブタイ
ミング装置Bと、該可変バルブタイミング装置Bを機関
の運転状態に応じて作動させる制御手段Cとを有する可
変バルブタイミングシステムDの故障診断装置Eであっ
て、該故障診断装置Eは、前記制御手段Cによって指示
されたバルブタイミング及び機関Aの運転状態に基づく
吸気管負圧を演算する吸気管負圧演算手段Fと、実際の
吸気管負圧を検出する実吸気管負圧検出手段Gと、前記
吸気管負圧演算手段Fによって求められた吸気管負圧と
前記実吸気管負圧検出手段Gによって検出された実測の
吸気管負圧とを比較し、その差が所定値以上のとき故障
と判定する故障判定手段Hとを有することを特徴とする
〔作 用〕
前記制御手段が、そのときの運転状態に応じたバルブタ
イミングとなるよう前記可変バルブタイミング装置に指
示すると、前記吸気管負圧演算手段により、そのとき前
記118手段が指示したバルブタイミングと、そのとき
の機関運転状態に基づき、吸気管負圧が推定演算される
。同時に、前記実吸気管負圧検出手段によりそのときの
実際の吸気管負圧が検出される。次に、前記故障判定手
段により、演算された吸気管負圧と実測の吸気管負圧と
が比較され、その差が所定値以上であれば故障と判定さ
れる。
従って、故障診断装置として、特別に新たな装置を必要
とせず、従来から機関に設けて使用されている吸気管圧
力センサを流用するため、コストの低減、システムの簡
素化が果たせる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明による実施例を説明する。
第2図は本実施例による可変バルブタイミングシステム
の全体構成図を示す。
1は吸気弁、2は排気弁、3ば吸気用カムシャフト、4
は排気用カムシャフト、5は吸気管、6はピストン、7
は点火栓である。
この内燃機関は所謂DOHC型の内燃機関であり、吸気
用、排気用のカムシャフトそれぞれは、その軸端にタイ
ミングプーリ8.9が取り付けられ、タイミングベルト
(図示せず)によってクランク軸上のプーリ (図示せ
ず)に巻き掛けられている。
これらカムシャフト8.9の回転中に、吸気弁1、排気
弁2が開弁することは周知の通りである0本実施例では
吸気用カムシャフト3に後述する可変バルブタイミング
装置10が設けられ、吸気弁1のバルブタイミングを変
更できるようになっている。
吸気管には吸気圧力センサ13が高度補正用の大気圧検
出手段として設けられており、イブニラシランスイッチ
ONの直後、または低回転であってスロットル開度が全
開のとき、吸気管圧力は大気圧に等しいものとして吸気
管圧力センサからの信号を取り込み、大気圧の高低によ
り燃料噴射量を制御する0例えば、機関の回転数が所定
回転数以下でかつスロットル開度が全開であるとき、前
記吸気管圧力センサからの信号を取り込み、その信号が
ほぼ大気圧に等しいとして、検出された大気圧より吸入
空気量を算出し、その吸入空気量に応じた燃料噴射量と
なるよう燃料噴射量を補正制御する。
吸気管圧力センサ13は、可変バルブタイミング装置1
00制御回路11にもその検出信号を送っており、後述
する故障診断に実吸気管負圧信号として用いる。
14は警告灯であり、システムの故障診断により故障が
判定されると点灯され、運転者に故障を知らせる。
尚、この発明は5OHC型の内燃機関にも応用すること
ができるほか、可変バルブタイミング装置も公知の色々
なタイプのものが採用できる0例えば第3図のような構
成とすることができる。
第3図に示した本実施例に使用する可変バルブタイミン
グ装置について説明する。
吸気用カムシャフト3には、その軸端部周面に、インナ
スリーブ31がノックピン32および、ボルト33によ
って、カムシャフト3と一体に取り付けられている。
そのインナスリーブ31内周とカムシャフト3外周の間
にはタイミングプーリ8のボス部がカムシャフト3と相
対回動可能にかつ軸方向移動不能に挟持されている。
タイミングプーリ8には前記インナスリーブ31外周側
を覆うようにカムシャフト3に同軸の筒状部34が形成
されている。
前記インナスリーブ31の外周面および、前記筒状部3
4の内周面には、それぞれその全周にわたりはす歯が形
成されており、インナスリーブ31と前記筒状部34の
間には内外周にはす歯を有するアウタスリーブ35が前
記インナスリーブ31外周の歯および前記タイミングブ
ー+J 8の筒状部34内周の歯に噛合するよう配設さ
れている。
アウタスリーブ35はステップモータ36の駆動部37
に相対回動可能にベアリング38を介して取り付けられ
ている。
ステップモータ36の駆動部37の外周面には外ネジが
形成されウオームギヤとして構成されており、前記ベア
リング38の内周面には内ネジが形成され、前記ステッ
プモータ36の駆動部37と相対回動可能に噛合されて
いる。
また、前記ベアリング38のステップモータ36側は軸
方向に延長部39が形成されており、該延長部39の外
周面の一部には軸方向に溝40が設けられ、ステップモ
ータ36のハウジングに設けられた筒状のガイド部材4
1の内周面の一部に形成された突起部42と係合し、前
記ベアリング38の回転方向への移動を阻止すると共に
軸方向への相対移動を可能としている。
ステップモータ36によりその駆動部37が回転すると
その外周に噛合され回転方向への移動が阻止されている
ベアリング38は軸方向へ移動し、更にはベアリング3
8に取り付けられたアウタスリーブ35が軸方向に移動
する。
アウタスリーブ35が軸方向に移動するとインナスリー
ブ31とタイミングプーリ8の筒状部34が相対回動し
、カムシャフト3とタイミングプーリ8との回転位相が
ずれることにより、バルブタイミングが変更される。
ここにおいて、前記ステップモータの駆動部37が正転
すれば前記アウタスリーブ35が第3図の右方に行きバ
ルブタイミングは進み側のタイミングとなり、駆動部3
7が逆転すればアウタスリーブ35は左方に行きバルブ
タイミングは遅れ側になるとする。
バルブタイミングは、機関の運転状態、例えば機関回転
数Ne、負荷を代表するスロットル開度TA等で定まり
、例えば、機関回転数Neとスロットル開度TAとにつ
いていえば第5図の如く等高Hs v r 。
V、、、、に従って変化する0本実施例では第5図の様
な等高線はテーブルとしてコンピュータのメモリに記憶
されており、機関の運転中に実測される回転数N(1%
スロットル開度TA等よりテーブル中の一点が目標バル
ブタイミング位置として計算設定され、可変バルブタイ
ミング装置10に指示される。
可変バルブタイミング装置10は、制御回路11により
作動が制御されるが、制御回路11はマイクロコンピュ
ータとしての機能を持つ、制御回路11には種々の運転
状態検知センサ群からの信号が入力されている0回転数
センサ52はクランク軸上に設けた検知片の位置に応じ
たパルス信号を発生する。
スロットル開度センサ51はスロットル弁の全閉状態を
基準にスロットル弁の移動角度を検知する。
水温センサ53はシリンダブロックのウォータジャケッ
ト内の冷却水に接触するように設けられ冷却水温TI−
を検知する。また吸気管圧力センサ54は吸気管のスロ
ットル弁下流に設けられ、吸気管圧力P、を検知する。
制御回路11はこれらのセンサ群からの信号を処理しス
テップモータの駆動信号を形成する。
第4図は制御回路1工の大略をブロック図として示すも
のである。入出力ボート50はスロットル開度センサ5
1、回転数センサ52、水温センサ53、吸気管圧力セ
ンサ54からの信号を受ける。出力ポートロ0は、ラッ
チ回路61、ゲート62を介してステップモータ36の
ステータコイルに結線される。ステップモータ36は、
複数の励磁コイルを持ち、磁化すべき励磁コイルを順次
選択することにより、所定方向に1ステツプ毎に回転す
る。ゲート62は、そのような複数の励磁コイルのうち
の磁化すべき一部の励磁コイルを選択する役目を持つ、
また、ランチ回路61は、ステップモータの回転すべき
方向および回転すべきステップ数をマイクロコンピュー
タより指令を受け、それを実行するようゲート62の開
閉命令を所定シーケンスに従って出力する役目を負う、
尚、ステップモータ36の詳細構造については、本発明
の特徴と無関係であるからここでは詳しい説明は省略す
る。
入出カポ−)50及び出力ポートロ0はバス70によっ
てマイクロコンピュータシステムの構成要素である、マ
イクロプロセシングユニット71 (MPU)、リード
オンリメモリ72(ROM) 、ランダムアクセスメモ
リ73 (RAM)に結線される。74はクロック信号
発生器(CLOCK)である、 RO?172には本実
施例のバルブタイミング切替制御および故障診断を実現
するルーチンがプログラムの形で格納されている。
?lPU 71はROM 72のかかる記憶内容に従っ
て、バルブタイミング制御を行う、このプログラムは第
7図にフローチャートとして示されており、以下このフ
ローチャートについて順を追って説明する。
第7図において100はこのルーチンの開始を示し、所
定時間毎に実行される割込ルーチンである。
阿PU 71にこの時間割込要求が入ると、この割込ル
ーチンが実行に移り、101では、現在の運転状態から
バルブタイミングの目標値V 5tepの演算を行う、
即ち、MPU 71は、RAM 73の所定エリアに格
納されているスロットル開度センサ51からのスロット
ル開度TAのデータ及び回転数センサ52からの回転数
Neのデータ、更には水温センサ53からの冷却水温T
H−のデータを取り込む、 ROM 72には、第4図
の如き等高線データがテーブルとして記憶されておりM
PU 71は実測したスロットル開度TA及び回転数N
eのデータよりそのときの目標バルブタイミングを例え
ばステップモータの、基準位置よりの回転角V mta
pとして計算する。そしてそのときの冷却水温TH1m
に応じ必要な補正を行う。
次の102では、MPU 71はRAM 73の所定エ
リアに格納されている現在のステップモータの回転角位
置V、。sitを取り込み、上述の如く計算された目標
値V 5tll11から減算する。この減算結果5TE
Pは目標値に対するバルブタイミングの偏差をステップ
モータの回転すべきステップ数として表したものである
103では、5TEP=0か否かの判定を行う。Yes
であればバルブタイミングが目標値からずれていないと
判断し、120へ進む。NOであればバルブタイミング
が目標値からずれていると考えられ、104のステップ
に入る。
104では、5TEP > Oか否かを判定する。Ye
sであればステップモータ36を正転させる方向に修正
すべきと判断し、105で回転方向標示フラグDIRを
“0″とする。またNOであれば、ステップモータ36
を逆転する方向に修正すべきと判断し、106で回転方
向標示フラグ旧Rを“1″とする。この場合、102で
計算されるステップモータの回転すべきステップ数5T
EPは負となるから、107で絶対値をとり正符号に変
換する。
次の108のステップでは、DIRが1か否かの判定を
行う* Yesであればステップモータ36は逆転すべ
きであり109で逆転処理を行う。MPU 71は、前
回のステップ実行時のゲート62のON、OFFから、
逆転すべきゲート62のON、OFF状態を計算し、出
力ポートロ0よりラフチロ1に書き込む。そのためステ
ップモータ36は1ステツプ逆転する。もし、108で
Noの判定であればllOで同様にして正転処理が行わ
れる。次に111では、5TEPから1引いたものを5
TEPと置き換え、112では5TEPがOか否かの判
定を行い、0となるまで108から111のステップを
繰り返す。その結果、ステップモータは、目標値と制御
値の偏差である102で計算されたステップ数だけ所定
方向に回転する。
112のステップでYesの判定であれば、120へ進
む。
112以降は可変パルプタイミング装置10の故障診断
ルーチンである。
ステップ100から112までにおいてバルブタイミン
グが目標値に設定完了すると、120で冷却水温TOW
が75℃以上であるか否かを判定する。NOの判定であ
れば故障診断は行わす129へ進みルーチンを終了する
。 Yesであれば121へ進み機関の回転数Neが9
00rp鋼から1l100rpの範囲内にあるか否かを
判定する。Noの判定であれば故障診断は行わす129
へ進みルーチンを終了する。 Yesであれば122へ
進みスロットル開度TAが30″未満であるか否かを判
定する。Noの判定であれば故障診断は行わす129へ
進みルーチンを終了する。 Yesであれば123へ進
む。
123では、102で設定されたバルブタイミングと、
実測されたスロットル開度TAとから、そのときの吸気
管負圧pusの値を演算する。即ち、MPU71は、R
AM 73の所定エリアに格納されているスロットル開
度センサ51からのスロットル開度TAのデータ及び回
転数センサ52からの回転数Neのデータ、更には10
1で設定されたバルブタイミングVat@#のデータを
取り込む、 ROM 72には、第6図の如き、回転数
NeとバルブタイミングV 5tepとスロットル開度
TAと吸気管負圧pusとが関連付けられたデータがテ
ーブルとして記憶されておりMPU 71は実測したス
ロットル開度TA及び回転数Neのデータ及び101で
設定された目標位置V□0.から吸気管負圧P□が計算
される。
次の124では吸気管のスロットルバルブ下流側に設け
られた吸気管圧力センサ54からの吸気管圧力のデータ
が現吸気管圧力P、として取り込まれる。
ステップ125では、既述した機関本体の制御手段12
の燃料噴射系制御回路内に格納されている大気圧P0の
データを取り込み、124で取り込んだ現吸気管圧力P
、を減算する。この減算結果は実吸気管負圧P、である
ステップ126では、123にて計算された吸気管負圧
P0から125で得られた実吸気管負圧P、を減算し、
その絶対値が5 KPa以上であるか否かを判定する。
 Noの判定であれば正常であると判断し、129へ進
みルーチンを終了する。 Yesであれば127へ進む
127では前回の時間カウンタCfaiLの値に1を加
算し、128へ進む。
128では時間カウンタCfailが所定値(例えば2
0)以上であるか否かを判定する。判定がNoであれば
そのまま129へ進みルーチンを終了する。
判定がYesであればここではじめて故障と判断され1
30へ進み故障を運転者に知らせるよう警告灯14を点
灯させる。
次の131では可変バルブタイミング装置を最遅側に戻
すため、バルブタイミングの目標値V 5tepを0と
する。そして132でVl、。sitに20を加えたも
のをV、。1□と入れ換える。
以下ステップ102に戻り再度102以降のルーチンの
実行により、アウタスリーブ35は第2図の左方にスト
ッパに当たるところまで移動する。132で20を加え
た意味は、確実にスト7バに当たるよう余裕値を加えた
ものである。かくして、故障が判定されたときにはバル
ブタイミングは最も遅れ側の値に戻される。
以上説明したように、本実施例ではバルブタイミングに
より計算される吸気管負圧と実測の吸気管負圧とを比較
することによって故障診断をする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可変バルブタイ゛ミングシステムの故
障診断装置として、従来より高度補正用センサとして内
燃機関に備えられている吸気管圧力センサを流用するた
め、故障診断用センサとして特別なものを取り付ける必
要がなくコストの低減が果たせる。
また、吸気管圧力センサは可変バルブタイミング装置に
直接接触していないので可変バルブタイミング装置の作
動等によるセンサ部材の磨耗等の故障を防げる他、機関
に発注する高熱の影響を受けないため、熱によるセンサ
の劣化を防止できる等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概要を表すブロック図を示す。 第2図は、本発明による可変バルブタイミングシステム
の全体構成図を示す。 第3図は、本実施例に使用する可変バルブタイミング装
置の構成図を示す。 第4図は、本実施例に使用する可変バルブタイミング装
置の制御回路の構成を示すブロック図である。 第5図は、機関回転数及びスロットル開度の組合せに対
するバルブタイミングの要求特性を示す線図、第6図は
、ある機関回転数(101000rpのときのスロット
ル開度と吸気管負圧との関係を種々のバルブタイミング
について表したグラフである。 第7図は、可変バルブタイミングシステムおよびその異
常診断の制御フローを示すフローチャートである。 符号の説明 ■・−吸気弁 3−・吸気用カムシャフト 5−・吸気管 8−・タイミングプーリ 10−・・可変バルブタイミング装置 11−・制御回路 13−・−眼気管圧カセンサ 14−・警告灯 E 故p章Z薯[ 第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  内燃機関の吸排気弁のバルブタイミングを可変とする
    可変バルブタイミング装置と、 該可変バルブタイミング装置を機関の運転状態に応じて
    作動させる制御手段とを有する可変バルブタイミングシ
    ステムの故障診断装置であって、前記制御手段によって
    指示されたバルブタイミング及び機関の運転状態に基づ
    く吸気管負圧を演算する吸気管負圧演算手段と、 実際の吸気管負圧を検出する実吸気管負圧検出手段と、 前記吸気管負圧演算手段によって求められた吸気管負圧
    と前記実吸気管負圧検出手段によって検出された実測の
    吸気管負圧とを比較し、その差が所定値以上のとき故障
    と判定する故障判定手段とを有することを特徴とする可
    変バルブタイミングシステムの故障診断装置。
JP28129590A 1990-10-18 1990-10-18 可変バルブタイミングシステムの故障診断装置 Pending JPH04159426A (ja)

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