JP4242015B2 - 変形ロボット玩具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットの形態からハサミの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、形態が変化する種々のロボット玩具が知られているが、ロボット玩具とハサミとの間で可逆的に形態の変化するものは存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の点に鑑み発明されたものであって、ロボット玩具とハサミとの間で可逆的に形態変化が可能な新規な玩具の構造を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の変形ロボット玩具は以下に示す構成を備えていることを特徴とする。すなわち、
(イ)ロボットの形態からハサミの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具であること。
(ロ)ロボット玩具は、ロボット玩具本体とロボット玩具本体に取り付けられるハサミ部材とから構成されていること。
(ハ)ロボット玩具本体は、胴体部と一対の脚部材と一対の腕部材とから構成されていること。
(ニ)胴体部は左右に分割可能な一対の胴体部材から構成されており、各胴体部材にはそれぞれ前記脚部材および腕部材が可動自在に取り付けられていること。
(ホ)前記脚部材の先端部と腕部材の先端部は着脱自在に結合可能となっており、結合することで環状体を形成するようになっていること。
(ヘ)ハサミ部材を構成する一対の刃は、各柄部において、前記分割された左右各胴体部材の上部にそれぞれ設けられた取付部材を介して取り付けられていること。
【0005】
【発明の実施の形態】
まず、簡単に図面について説明する。図1は本発明のロボット玩具を表す斜視図であり、ロボットの状態を表したものである。図2は本発明のロボット玩具がハサミの形態に変化した状態を表したものである。図3乃至図5はロボットの形態からハサミの形態に変化する過程を表した説明図である。
【0006】
以下本発明の一実施の形態を図を用いて説明する。
図1において、1は本願発明のロボット玩具を示しており、ロボット玩具1はロボット玩具本体3を有しており、ロボット玩具本体3にはハサミ部材5が取り付けられている。
ロボット玩具本体3について説明する。ロボット玩具本体3は、大まかに胴体部7と胴体部7の下部に取り付けられた一対の脚部材9(9a,9b)と、胴体部7上部の左右各側面に取り付けられた一対の腕部材11(11a,11b)とから構成されている。
【0007】
胴体部7は、左右に分割可能な一対の胴体部材13(13a,13b)によって構成されており、各胴体部材13a,13bは互いに接合可能であり、接合することによって胴体部7を構成している。胴体部7に対する脚部材9および腕部材11の取付について図5を用いてもう少し詳しく説明する。
すなわち、胴体部材13aの上部側面(右肩部)には腕部材11aの端部が軸部材15aによって回動可能に取り付けられており、同様に胴体部材13bの上部側面(左肩部)には腕部材11bの端部が軸部材15bによって回動可能に取り付けられている。
また、胴体部材13aの下部(右脚部)には脚部材9aの端部がボールジョイント17aによって回動可能に取り付けられており、同様に胴体部材13bの下部(左脚部)には脚部材9bの端部がボールジョイント17bによって回動可能に取り付けられている。
【0008】
各腕部材11a、11bの先端部には、係合孔19(19a,19b)が設けられており、後述する脚部材9に設けた突起21(21a,21b)と結合可能となっている。
【0009】
各脚部材9a,9bは、それぞれ上脚部材23a,23bおよび下脚部材25a,25bとから構成されている。上脚部材23a,23bと下脚部材25a,25bは互いに回動可能となるように軸27a,27bによって固定されている。また、上脚部材23a,23bの他端には前述のボールジョイント17a,17bが設けられている。また、各下脚部材25a,25bの下端部分はロボット玩具1が自立しやすいように床面との接地部分の面積が大きくなるように形成されており、同各下端部分にはそれぞれ突起21a,21bが形成されている。
【0010】
次に、ハサミ部材5の取付について説明する。
まず、ハサミ部材5の構造について説明する。図5を用いて説明すると、ハサミ部材5は、一対の刃部材31(31a、31b)と、回動軸33を挟んで刃部材31と反対側の位置となる柄部35(35a、35b)によって構成されている。
また、柄部35(35a、35b)の端部には取付部材37(37a、37b)がそれぞれ設けられており、取付部材37は胴体部7の上方部分かつ背面側に設けられた支持部材29(29a,29b)と連結ピンで39(39a,39b)によって互いに回動可能となるように結合されている。
【0011】
図3に支持部材29に対してハサミ部材5を回動させる前の状態(ハサミ部材5を折り畳んだ状態)、図4に支持部材29に対してハサミ部材5を回動させた後の状態(ハサミ部材5を展開させた状態)を示す。
ハサミ部材5の柄部35には、突起41を有した突出部43が設けられており、ハサミ部材5を回動させた図4の状態において、胴体部7の背面に設けられている突起45と前記ハサミ部材5の突起41が係合するように形成されている。これら突起41と突起45の作用によって、ハサミ部材5の位置決めが可能となっている。すなわち、展開したハサミ部材が不用意に折り畳まれないようになっている。
また、ハサミ部材5の刃部材31先端には、ハサミの未使用時あるいはロボット玩具として遊ぶ際に不用意に刃部材31を開かないように、および先端部によって怪我をすることが無いように、キャップ47が取り付けられるようになっている。
【0012】
ハサミとしてロボット玩具1を使用する場合には、さらに図2に示すように手の指を差し込むための環状部49(49a,49b)を形成することが可能となっている。当該環状部49は、前述した腕部材11の先端に設けた係合孔19と下脚部材25に設けた突起21を係合させることによって、形成することができるようになっている。当該係合孔19と突起21の結合は、脚部材9を任意に変形させて行うようになっている。
【0013】
以上の構成によって、本発明のロボット玩具1はロボットとしての形態とハサミとしての形態に可逆的に変化可能となっている。
ロボットとしての形態の時には、ハサミ部材5は折り畳まれるようにロボット玩具本体3の背面に位置しているので邪魔となることがない。
また、この状態の時には、ハサミ部材5に対して刃部材31が開く方向に何らかの力が作用しても刃部材31は開かないようになっている。つまり、刃部材31の回動軸33がロボット玩具本体1の背中部分に位置しており、刃部材31を開かせようとした力が作用した場合、胴体部材31a、31bに対しても同様に回動軸33と同じ位置を中心に回動させようとする力が働く。この場合、胴体部材31a、31bの接合部分上のどこかが回転中心となり回動しようとするが、既に胴体部材31a、31bは当接しているのでそれ以上回動することができない。従って、刃部材31に対して開く方向に力が作用しても胴体部材31a、31bが回動できないので刃部材31は開くことがないようになっている。
【0014】
しかし、ロボット玩具1がハサミの形態を成している場合、つまり折り畳まれるようにロボット玩具本体3の背面に位置していたハサミ部材5を図2、図4に示すように展開した状態では、刃部材31を回動させハサミとして使用することができる。この場合、ロボット玩具本体1を形成する各胴体部材13,脚部材9、腕部材11がハサミとしての把持部50を形成するようになっており、この把持部50を操作することによってハサミとして使用することができるようになっている。
なお、ハサミ部材5を図2、図4に示すように展開した状態では、回動したハサミ部材5を位置決めする手段(突起41、突起45)が設けられているので、簡単にハサミ部材5が連結ピン39を軸に折り畳まれる方向に回動しないようになっている。
【0015】
【発明の効果】
以上説明した、本願発明の変形ロボット玩具は以下に述べる効果を有している。すなわち、本願発明の変形ロボット玩具は、ロボット玩具とハサミとの間で可逆的形態に変形することができ、従来存在していなかった変形ロボット玩具の構造を提供することができるという効果を有している。
また、ハサミ部材を折り畳んでロボット玩具として遊んでいるときには、構造上不用意に刃部材が開くことが無く、安全に遊ぶことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットの状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ハサミの状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットからハサミへの変化の課程を説明するための側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットからハサミへの変化の課程を説明するための側面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるロボット玩具の、ロボットからハサミへの変化の課程を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 ロボット玩具
3 ロボット玩具本体
5 ハサミ部材
7 胴体部
9 脚部材
11 腕部材
13 胴体部材
15 軸部材
17 ボールジョイント
19 係合孔
21 突起
23 上脚部材
25 下脚部材
27 軸
29 支持部材
31 刃部材
33 回動軸
35 柄部
37 取付部材
39 連結ピン
41 突起
43 突出部
45 突起
47 キャップ
49 環状部
50 把持部
Claims (1)
- 下記の要件を備えたことを特徴とする変形ロボット玩具
(イ)ロボットの形態からハサミの形態に可逆的に変化可能なロボット玩具であること。
(ロ)ロボット玩具は、ロボット玩具本体とロボット玩具本体に取り付けられるハサミ部材とから構成されていること。
(ハ)ロボット玩具本体は、胴体部と一対の脚部材と一対の腕部材とから構成されていること。
(ニ)胴体部は左右に分割可能な一対の胴体部材から構成されており、各胴体部材にはそれぞれ前記脚部材および腕部材が可動自在に取り付けられていること。
(ホ)前記脚部材の先端部と腕部材の先端部は着脱自在に結合可能となっており、結合することで環状体を形成するようになっていること。
(ヘ)ハサミ部材を構成する一対の刃は、各柄部において、前記分割された左右各胴体部材の上部にそれぞれ設けられた取付部材を介して取り付けられていること。
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JP24676199A JP4242015B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 変形ロボット玩具 |
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1999
- 1999-08-31 JP JP24676199A patent/JP4242015B2/ja not_active Expired - Fee Related
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