JP3093160U - 鞄用把手 - Google Patents

鞄用把手

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JP3093160U JP2002006208U JP2002006208U JP3093160U JP 3093160 U JP3093160 U JP 3093160U JP 2002006208 U JP2002006208 U JP 2002006208U JP 2002006208 U JP2002006208 U JP 2002006208U JP 3093160 U JP3093160 U JP 3093160U
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和義 篠部
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株式会社日乃本錠前豊岡店
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鞄のマチ幅が広がっても、持ちにくくなった
り、開いた部分に手が挟まったりすることが防止される
ようにした鞄用把手を提供すること。 【構成】 この考案の鞄用把手は、鞄の前後各側に設け
られる持ち手1,2と連結部材3,4,5,6からなる
鞄用把手であって、各持ち手1,2は、それぞれの左右
両側に設けられる連結部材3,4,5,6の一端部7に
少なくとも一定範囲で回動可能に取り付けられ、連結部
材3,4,5,6の他端部8は鞄に取り付けられるもの
とし、両方の持ち手1,2を結合させられるとともに、
鞄のマチ幅がある程度変化しても、両持ち手1,2の結
合した状態が保持されるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、各種の鞄に使用される把手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すような、鞄の前後各側に設けられ、両方の持ち手1,2を結 合させられるようにした鞄用把手が存在する。
【0003】 この従来の鞄用把手は、両方の持ち手1,2を結合させ、一体化させた状態に することができるので、まとまりがよく、手でしっかりと持つことができる。
【0004】 しかし、鞄に多くの物を収容して、鞄のマチ幅が広がると、両方の持ち手1, 2が八の字状に開き、持ちにくくなるだけでなく、開いた部分に手が挟まる等、 使い勝手の良いものではなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、鞄のマチ幅が広がっても、持ちにくくなったり、開いた 部分に手が挟まったりすることが防止されるようにした鞄用把手を提供すること を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この考案は次のような技術的手段を講じている。
【0007】 この考案の鞄用把手は、鞄の前後各側に設けられる持ち手1,2と連結部材3 ,4,5,6からなる鞄用把手であって、各持ち手1,2は、それぞれの左右両 側に設けられる連結部材3,4,5,6の一端部7に少なくとも一定範囲で回動 可能に取り付けられ、連結部材3,4,5,6の他端部8は鞄に取り付けられる ものとし、両方の持ち手1,2を結合させられるとともに、鞄のマチ幅がある程 度変化しても、両持ち手1,2の結合した状態が保持されるようにしている。
【0008】 各持ち手1,2は、内側面9を平坦とし、外側面10を曲面とし、両方の持ち 手1,2を互いの内側面9を接触させる態様で結合させると、断面形状が全体と して逆さにした略卵形状となるようにしたものとすることができる。
【0009】 一方の持ち手1の内側面9には凸部11が形成され、他方の持ち手2の内側面 9には前記凸部11に係合する凹部12が形成されたものとすることができる。
【0010】 いずれかの持ち手1,2に設けられた磁石により、両方の持ち手1,2が結合 した状態が持続されるようにしたものとすることができる。
【0011】 各持ち手1,2の左右の各端部には、外方に突出した軸部13が形成され、連 結部材3,4,5,6の一端部7には、前記軸部13が挿入される穴15が形成 され、持ち手1,2が連結部材3,4,5,6の一端部7に軸着されるようにな っており、軸部13には軸方向に沿って切欠部14を形成し、穴15には切欠部 14に隙間を有して収容される係止部16を形成することにより、各持ち手1, 2の回動範囲が制限されるようにしたものとすることができる。
【0012】 また、連結部材3,4,5,6の他端部8は、鞄に回動可能に取り付けられる ものとすることができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の鞄用把手の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】 この考案の鞄用把手は、鞄の前後各側に設けられる持ち手1,2と連結部材3 ,4,5,6からなる鞄用把手であって、各持ち手1,2は、それぞれの左右両 側に設けられる連結部材3,4,5,6の一端部7に少なくとも一定範囲で回動 可能に取り付けられ、連結部材3,4,5,6の他端部8は鞄に取り付けられる ものとし、両方の持ち手1,2を結合させられるとともに、鞄のマチ幅がある程 度変化しても、両持ち手1,2の結合した状態が保持されるようにしたものであ る。
【0015】 図1は、この鞄用把手を取り付けた鞄の斜視図、図2は、持ち手1,2を分離 して鞄用把手の両構成部分を開いた状態を示す図である。図3は、この鞄用把手 の一方の構成部分の部分断面図、図4は、持ち手1,2の端面図、図5は連結部 材3,4,5,6の外側面を示す図である。そして、図6は、この鞄用把手を取 り付けた鞄で、マチ幅が小さい状態と大きい状態を示す図である。
【0016】 この鞄用把手は、鞄の前後側に設けられる各構成部分が、持ち手1,2とその 左右両側に設けられる連結部材3,4,5,6とからなる略コの字状としている 。また、連結部材3,4,5,6の他端部8は、鞄に回動可能に取り付けられて いる。
【0017】 持ち手1,2は、比較的厚みのある形状で、連結部材3,4,5,6は、細長 く、側面視において少し湾曲した形状となっている。持ち手1,2、連結部材3 ,4,5,6は、金属製としているが、他の適宜の素材を用いて製造することも できる。
【0018】 各構成部分の持ち手1,2は、内側面9(他の構成部分の持ち手1,2と接触 する面)を平坦とし、外側面10を曲面としており、両方の持ち手1,2を結合 させると、図6に示されているように、断面形状が、全体として逆さにした卵形 状となり、手によくフィットするようにしている。
【0019】 一方の持ち手1の内側面9の中央部には、円形の凸部11が形成され、他方の 持ち手2の内側面9の中央部には、前記凸部11に係合する凹部12が形成され ている。凸部11と凹部12のいずれかを磁石とし、あるいは磁石を内蔵したも のとすることにより、両方の持ち手1,2が結合した状態が持続されるようにな っている。
【0020】 持ち手1,2の左右の各端部には、外方に突出した軸部13が形成されており 、持ち手1,2は連結部材3,4,5,6の一端部7に軸着されるようになって いる。軸部13には、軸方向に沿って切欠部14が形成されており、その断面形 状は、図4に示されているように、一部(下部)に略扇状の切欠部14を有した 円形となっている。
【0021】 連結部材3,4,5,6の一端部7(上端部)には、前記軸部13が挿入され る穴15が形成されている。穴15は、左右方向に貫通し、図5に示されている ように、断面形状が、一部(下部)に係止部16を有した円形となっている。こ の係止部16は、穴15の左端部と右端部を除く部分に形成されており、前記切 欠部14より中心角が小さい略扇状で、軸部13を穴15に挿入したとき、前記 切欠部14に隙間を有して収容されるようになっている。
【0022】 切欠部14と係止部16は、例えば、切欠部14を、中心部を一部切欠した中 心角が60度程度の扇形状、係止部16を、中心部を一部切欠した中心角が50 度程の扇形状とすることができる。
【0023】 また、持ち手1,2の軸部13の外端には、前記穴15に収容される頭部を有 するネジ17が取り付けられ、このネジ17の頭部が前記係止部16に当たって 持ち手1,2が連結部材3,4,5,6から脱落しないようになっている。
【0024】 この構成により、持ち手1,2は、係止部16に前記切欠部14が当接しない 範囲で回動可能となっているので、過剰な回動が抑止される。
【0025】 また、連結部材3,4,5,6の他端部8(下端部)は、鞄に設けられた固定 具18に軸着され、回動自在となっている。
【0026】 この鞄用把手は、以上のように構成されているため、図6に示されているよう に、鞄のマチ幅がある程度変化しても、両構成部分の持ち手1,2が回動するこ とにより、その結合した状態が保たれ、八の字状に開くことがない。したがって 、鞄に多くの物を収容して鞄のマチ幅が多少広がっても、両持ち手1,2が1つ にまとまった状態が維持され、両持ち手1,2間に隙間が生じて持ちにくくなっ たり、指を挟んだりすることがない。
【0027】
【考案の効果】
この考案は、以上に述べたように構成されているので、鞄のマチ幅が広がって も、持ちにくくなったり、開いた部分に手が挟まったりすることが防止される。
【0028】 各持ち手1,2の内側面9を平坦とし、外側面10を曲面とし、両方の持ち手 1,2を互いの内側面9を接触させる態様で連結させると、断面形状が全体とし て逆さにした略卵形状となるようにすることにより、手によくフィットさせるこ とができる。
【0029】 一方の持ち手1の内側面9には凸部11が形成され、他方の持ち手2の内側面 9には前記凸部11に係合する凹部12が形成されたものとすることにより、持 ち手1,2を確実に結合させることができ、さらに、いずれかの持ち手1,2に 設けられた磁石により、両方の持ち手1,2が結合した状態が持続されるように することができる。
【0030】 各持ち手1,2の左右の各端部には、外方に突出した軸部13が形成され、連 結部材3,4,5,6の一端部7には、前記軸部13が挿入される穴15が形成 され、持ち手1,2が連結部材3,4,5,6の一端部7に軸着されるようにな っており、軸部13には軸方向に沿って切欠部14を形成し、穴15には切欠部 14に隙間を有して収容される係止部16を形成することにより、各持ち手1, 2の回動範囲が制限されるようにすると、持ち手1,2の過剰な回動が抑止され る。
【0031】 また、連結部材3,4,5,6の他端部8は、鞄に回動可能に取り付けられる ものとすることにより、この鞄用把手の各構成部分を大きく開閉することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態の鞄用把手を取り付けた鞄
の斜視図。
【図2】この考案の実施形態の鞄用把手を取り付けた鞄
で、鞄用把手の両構成部分を開いた場合の斜視図。
【図3】この考案の実施形態の鞄用把手の、一方の構成
部分の部分断面図。
【図4】この考案の実施形態の鞄用把手の、持ち手の端
面図。
【図5】この考案の実施形態の鞄用把手の、連結部材の
外側面を示す端面図。
【図6】この考案の実施形態の鞄用把手を取り付けた鞄
で、マチ幅が小さいときと大きいときの状態を示す説明
図。
【図7】従来の鞄用把手を取り付けた鞄で、マチ幅が小
さいときと大きいときの状態を示す説明図。
【符号の説明】
1,2 持ち手 3,4,5,6 連結部材 7 連結部材の一端部 8 連結部材の他端部 9 持ち手の内側面 10 持ち手の外側面 11 凸部 12 凹部 13 軸部 15 穴 16 係止部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞄の前後各側に設けられる持ち手(1)
    (2)と連結部材(3)(4)(5)(6)からなる鞄
    用把手であって、各持ち手(1)(2)は、それぞれの
    左右両側に設けられる連結部材(3)(4)(5)
    (6)の一端部(7)に少なくとも一定範囲で回動可能
    に取り付けられ、連結部材(3)(4)(5)(6)の
    他端部(8)は鞄に取り付けられるものとし、両方の持
    ち手(1)(2)を結合させられるとともに、鞄のマチ
    幅がある程度変化しても、両持ち手(1)(2)の結合
    した状態が保持されるようにしていることを特徴とする
    鞄用把手。
  2. 【請求項2】 各持ち手(1)(2)は、内側面(9)
    を平坦とし、外側面(10)を曲面とし、両方の持ち手
    (1)(2)を互いの内側面(9)を接触させる態様で
    結合させると、断面形状が全体として逆さにした略卵形
    状となるようにした請求項1記載の鞄用把手。
  3. 【請求項3】 一方の持ち手(1)の内側面(9)には
    凸部(11)が形成され、他方の持ち手(2)の内側面
    (9)には前記凸部(11)に係合する凹部(12)が
    形成されている請求項1又は2記載の鞄用把手。
  4. 【請求項4】 いずれかの持ち手(1)(2)に設けら
    れた磁石により、両方の持ち手(1)(2)が結合した
    状態が持続されるようにしている請求項1、2又は3記
    載の鞄用把手。
  5. 【請求項5】 各持ち手(1)(2)の左右の各端部に
    は、外方に突出した軸部(13)が形成され、連結部材
    (3)(4)(5)(6)の一端部(7)には、前記軸
    部(13)が挿入される穴(15)が形成され、持ち手
    (1)(2)が連結部材(3)(4)(5)(6)の一
    端部(7)に軸着されるようになっており、軸部(1
    3)には軸方向に沿って切欠部(14)を形成し、穴
    (15)には切欠部(14)に隙間を有して収容される
    係止部(16)を形成することにより、各持ち手(1)
    (2)の回動範囲が制限されるようにした請求項1、
    2、3又は4記載の鞄用把手。
  6. 【請求項6】 連結部材(3)(4)(5)(6)の他
    端部(8)が、鞄に回動可能に取り付けられるものとし
    た請求項1、2、3、4又は5記載の鞄用把手。
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