JP3181921U - 取手 - Google Patents

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Abstract

【課題】雄ねじ部材を外部から目視することができないようにし、美観を向上させた取手を提供する。
【解決手段】第1取手本体3Aには、支持壁部35を形成する。支持壁部35は、窓孔33内に配置する。支持壁部35には、雄ねじ部材が挿通される挿通孔35bを形成する。挿通孔35bは、把持体4Aを待機位置に回転させると、把持体4Aによって遮蔽され、把持体4Aを使用位置に回転させると、窓孔33を介して外部から目視することができる位置に配置する。
【選択図】図6

Description

この考案は、引き戸、開き戸及び折り戸等の各種の戸に用いられる取手に関する。
一般に、この種の取手は、下記特許文献1に記載されているように、第1及び第2ユニットを有している。第1及び第2ユニットは、互いに対向した状態で引き戸の前面と背面とにそれぞれ配置されている。
第1ユニットは、第1取手本体と第1把持体とを有している。第1取手本体には、当該第1取手本体を第1及び第2ユニットの対向方向に貫通する第1装着孔が形成されている。第1把持体は、第1装着孔に第1待機位置と第1使用位置との間を回転可能に設けられている。第1把持体は、第1待機位置に位置しているときには、その全体が第1装着孔内に入り込み、第1装着孔を閉じている。その一方、使用位置に位置しているときには第1把持体の一部が第1装着孔から外部に突出する。この突出した部分に手を掛けることによって戸を開くことができる。
第2ユニットも第1ユニットと同様に構成されており、第1ユニットの第1取手本体及び第1把持体に対応する第2取手本体及び第2把持体を有している。第2取手本体には、第2装着孔が形成されている。第2把持体は、第2装着孔に第2待機位置と第2使用位置との間を回転可能に設けられている。
第1取手本体には、これを第1装着孔と平行に貫通する挿通孔が形成されている。一方、第2取手本体の第1取手本体との対向面には、ねじ孔が形成されている。このねじ孔には、挿通孔を貫通した雄ねじ部材が螺合されている。雄ねじ部材を締め付けると、第1及び第2取手本体が引き戸の前面と背面とにそれぞれ押し付けられる。これにより、第1及び第2ユニットが引き戸に固定状態で取り付けられている。
中国実用新案第CN202164885U号公報
上記従来の取手においては、挿通孔が第1取手本体の外面(第2取手本体との対向面と逆側に位置する面)に開口しているので、第1及び第2ユニットを雄ねじ部材で引き戸に固定したときに、挿通孔の開口部の一部及び雄ねじ部材の頭部が外部から見えてしまう。このため、引き戸及び取手の美観が損なわれるという問題があった。
上記の問題を解決するために、請求項1に係る考案は、互いに対向して配置された第1及び第2ユニットと、この第1及び第2ユニットを互いに固定する雄ねじ部材とを備え、上記第1ユニットが、上記第2ユニット側と逆側の端部が開口する第1装着孔が形成された第1取手本体と、上記第1装着孔内に回動可能に設けられ、上記第1装着孔を閉じた第1待機位置と、上記第1装着孔を開放した第1使用位置との間を回動可能である第1把持体とを有し、上記第1取手本体には、当該第1取手本体を上記第1及び第2ユニットの対向方向に貫通する挿通孔が形成され、上記第2ユニットが、上記第1ユニット側と逆側の端部が開口する第2装着孔が形成された第2取手本体と、上記第2装着孔内に回動可能に設けられ、上記第2装着孔を閉じた第2待機位置と、上記第2装着孔を開放した第2使用位置との間を回動可能である第2把持体とを有し、上記第2取手本体には、上記第1ユニット側に開口するねじ孔が形成され、上記挿通孔を貫通して上記ねじ孔に螺合された上記雄ねじ部材を締め付けることによって上記第1及び第2取手本体が互いに固定され、ひいては上記第1及び第2ユニットが互いに固定される取手において、上記挿通孔は、上記第1把持体を上記第1待機位置に位置させたときには上記第1把持体によって隠され、上記第1把持体を上記使用位置に位置させたときには上記第2ユニット側と逆側の外部に上記第1装着孔を介して露出する部分に設けられていることを特徴としている。
上記の問題を解決するために、請求項2に係る考案は、互いに対向して配置された第1及び第2ユニットと、この第1及び第2ユニットを互いに固定する雄ねじ部材とを備え、上記第1ユニットが、上記第2ユニット側と逆側の端部が開口する第1装着孔が形成された第1取手本体と、上記第1装着孔内に上記第1及び第2ユニットの対向方向と直交する方向に延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、上記第1装着孔を閉じた第1待機位置と、上記第1装着孔の一部を上記第2ユニット側と逆側の外部に開放した第1使用位置との間を回動可能である第1把持体とを有し、上記第1取手本体には、当該第1取手本体を上記対向方向に貫通する挿通孔が形成され、上記第2ユニットが、上記第1取手本体と上記第1及び第2ユニットの対向方向に対向して配置され、上記第1ユニット側と逆側の端部が開口する第2装着孔が形成された第2取手本体と、上記第2装着孔内に上記対向方向と直交する方向に延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、上記第2装着孔を閉じた第2待機位置と、上記第2装着孔の一部を上記第1ユニット側と逆側の外部に開放した第2使用位置との間を回動可能である第2把持体とを有し、上記第2取手本体には、上記対向方向に延び、かつ上記第1ユニット側の端部が開口したねじ孔が形成され、上記挿通孔を貫通して上記ねじ孔に螺合された上記雄ねじ部材を締め付けることによって上記第1及び第2取手本体が互いに固定され、ひいては上記第1及び第2ユニットが互いに固定される取手において、上記第1取手本体には、少なくとも一部が上記第1把持体より上記第2ユニット側に位置する上記第1装着孔の内部又は上記第1装着孔の上記第2ユニット側への延長範囲内に位置する第1連結部が設けられ、この第1連結部のうちの、上記第1把持体を上記使用位置に位置させたときに上記第1装着孔を介して上記第2ユニット側と逆側の外部に露出する部分に上記挿通孔が形成され、上記第2取手本体には、少なくとも一部が上記第2把持体より上記第1ユニット側に位置する上記第2装着孔の内部又は上記第2装着孔の上記第1ユニット側への延長範囲内に位置する第2連結部が設けられ、この第2連結部には、上記ねじ孔が上記挿通孔と軸線を一致させた状態で設けられていることを特徴としている。
この場合、上記第1装着孔の内周面の一側部と他側部とには、上記第1装着孔の径方向内側及び上記第2ユニット側に向かって開放された第1支持凹部がそれぞれ形成され、上記第1把持体の外周面の一側部と他側部とには、第1枢軸がそれぞれ設けられ、各第1枢軸が各第1支持凹部に回転可能に挿入されることによって、上記第1把持体が上記第1取手本体に回転可能に設けられ、上記第1取手本体には、両端部が上記第1支持凹部にそれぞれ挿入されることによって上記第1枢軸が上記第1支持凹部から上記第2ユニット側へ抜け出ることを阻止する第1阻止部材が設けられ、この第1阻止部材には、上記挿通孔を貫通した上記雄ねじが挿通される第1貫通孔が形成され、上記第2連結部には、上記第1ユニット側に向かって突出する連結突出部が形成され、この連結突出部の先端面に上記ねじ孔が形成され、上記第2装着孔の内周面の一側部と他側部とには、上記第1装着孔の径方向内側及び上記第1ユニット側に向かって開放された第2支持凹部がそれぞれ形成され、上記第2把持体の外周面の一側部と他側部とには、第2枢軸がそれぞれ設けられ、各第2枢軸が各第2支持凹部に回転可能に挿入されることによって、上記第2把持体が上記第2取手本体に回転可能に設けられ、上記第2取手本体には、両端部が上記第2支持凹部にそれぞれ挿入されることによって上記第2枢軸が上記第2支持凹部から上記第1ユニット側へ抜け出ることを阻止する第2阻止部材が設けられ、この第2阻止部材には、上記連結突出部が挿通される第2貫通孔が形成され、この第2貫通孔の内径が上記第1貫通孔の内径と同一の大きさに設定されていることが望ましい。
上記特徴構成を有する請求項1に係る考案によれば、第1把持体を待機位置に位置させると、雄ねじ部材及び挿通孔が外部から目視されないように第1把持体によって遮蔽される。したがって、取手の美観を向上させることができる。しかも、第1把持体を使用位置に位置させることにより、雄ねじ部材を挿通孔に挿通し、さらにねじ孔に螺合させることができる。
上記特徴構成を有する請求項2に係る考案によれば、上記第1の考案の効果に加え、さらに次の効果が得られる。すなわち、従来の取手においては、第1及び第2取手本体の互いに対向する面にキー部がそれぞれ形成されている。第1取手本体のキー部は、第1装着孔の外側にそれと接するように配置され、第2取手本体のキー部は、第2装着孔の外側にそれと接するように配置されている。一方、引き戸には、第1及び第2取手本体が装着される取付孔が形成されており、取付孔の内周面の両端部にはキー溝がそれぞれ形成されている。そして、各キー溝にキー部がそれぞれ嵌め込まれることにより、第1及び第2取手本体が取付孔の周方向へ回り止されるとともに、周方向の位置決めがなされている。第1取手本体のキー部には、これを第1及び第2ユニットの対向方向に貫通する挿通孔が形成されている。第2取手本体のキー部には、ねじ孔が形成されている。そして、挿通孔を貫通した雄ねじ部材がねじ孔に螺合されている。
ここで、仮に取付孔の両端部に形成された二つのキー溝の間に、引き戸の実質部が存在すると、その実質部に挿通孔を貫通した雄ねじ部材が突き当たってしまい、雄ねじ部材をねじ孔に螺合させることができない。そこで、取手を戸に取り付ける場合には、第1及び第2キー溝を連通させ、雄ねじ部材の挿通に邪魔になる実質部を取り除くようにしていた。ところが、そのようにした場合には、第1及び第2キー溝の長さが長くなるため、それらの加工に多くの手間及び時間を要するという問題があった。
この点、請求項2に係る考案によれば、挿通孔、ねじ孔及び雄ねじ部材を第1及び第2装着孔の範囲内に配置しているので、第1及び第2キー溝を連通させる必要がなく、それらの長さを必要最小限に抑えることができる。したがって、第1及び第2キー溝の加工に要する手間及び時間を軽減することができる。
また、請求項3に係る考案によれば、雄ねじ部材が挿通されるだけである第1阻止部材の第1貫通孔の内径が、雄ねじ部材より大径である連結突出部が挿通される第2貫通孔の内径と同一の大きさに設定されている。したがって、第1ユニットの第1阻止部材と第2ユニットの阻止部材とを互いに兼用可能な形状寸法に形成することが可能である。その結果、第1阻止部材を第2阻止部材として使用し、あるいは第2阻止部材を第1阻止部材として使用することが可能である。
図1は、この考案に係る取手の一実施の形態を戸に取り付けた状態で示す図3及び図12のX−X線に沿う断面図である。 図2は、同実施の形態の第1ユニットの正面図である。 図3は、同第1ユニットの背面図である。 図4は、同第1ユニットを背面側から見た斜視図である。 図5は、図2のX−X線に沿う断面図である。 図6は、把持体を使用位置に回転させた状態で示す第1ユニットの正面図である。 図7は、把持体を使用位置に回転させた状態で示す第1ユニットの側面図である。 図8は、図6のX−X線に沿う断面図である。 図9は、同第1ユニットをその前面側から見た分解斜視図である。 図10は、同第1ユニットをその背面側から見た分解斜視図である。 図11は、同実施の形態の第2ユニットの正面図である。 図12は、同第2ユニットの背面図である。 図13は、同第2ユニットを背面側から見た斜視図である。 図14は、図11のX−X線に沿う断面図である。 図15は、同第2ユニットの分解斜視図である。
以下、この考案を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この考案に係る取手1が取り付けられた引き戸(戸)Dの一部を示す断面図である。引き戸Dには、その前面Daから背面Dbまでを水平方向に貫通する取付孔Dcが形成されている。
取付孔Dcの前面Da側の開口部には、第1座繰り孔Ddが形成されている。第1座繰り孔Ddは、取付孔Dcの内径より大きい内径を有しており、取付孔Dcと同軸に配置されている。第1座繰り孔Ddに隣接する取付孔Dcの内周面の上下の両側部には、第1キー溝Deがそれぞれ形成されている。各第1キー溝Deは、周方向の他の部位に、例えば水平方向の両側部に配置してもよい。
取付孔Dcの背面Db側の開口部には、第2座繰り孔Dfが形成されている。第2座繰り孔Dfは、第1座繰り孔Ddと同一の内径を有しており、第1座繰り孔Ddと同軸に配置されている。第2座繰り孔Dfに隣接する取付孔Dcの内周面には、第2キー溝Dgが形成されている。第2キー溝Dgは、第1キー溝Deと同一の断面形状を有しており、第1キー溝Deと周方向において同一位置に配置されている。第2キー溝Dgは、第1キー溝Deと連通させてもよい。つまり、取付孔Dcの内周面に、その全長にわたって延びるキー溝を形成し、その前面Da側の端部を第1キー溝Deとし、背面Db側の端部を第2キー溝Dgとしてもよい。
次に、この考案に係る取手1について説明すると、取手1は、第1ユニット2A及び第2ユニット2Bを有している。第1及び第2ユニット2A,2Bは、取付孔Dcの軸線方向に互いに対向した状態で、取付孔Dcの前面Da側の端部と背面Db側の端部とにそれぞれ配置されている。第1及び第2ユニット2A,2Bは、雄ねじ部材9によって引き戸Dに固定されている。
第1ユニット2Aは、図1〜図10に示すように、取手本体(第1取手本体)3A、把持体(第1把持体)4A及び押さえ部材(第1阻止部材)5Aを有している。
取手本体3Aは、主部31を有している。主部31は、円形のリング状に形成されている。主部31の外径は、第1座繰り孔Ddの内径とほぼ同一に設定されており、主部31は、第1座繰り孔Ddの内周面にほとんど隙間無く嵌め込まれるとともに、第1座繰り孔Ddの底面に押し付けられている。主部31は、円形以外の形状、例えば正方形状に形成してもよい。その場合には、第1座繰り孔Ddも主部31に対応した形状に形成される。主部31の厚さは、第1座繰り孔Ddの深さと同一に設定されている。この結果、主部31の平面状をなす前面31aが引き戸Dの前面Daと同一平面上に配置されている。主部31の前面31aは、曲率半径の大きな凸の球面の一部によって形成してもよい。その場合には、主部31の前面31aの外周縁を前面Daと同一平面上に位置させ、前面31aの中央側の部分を前面Daから突出させるようにすることが望ましい。
主部31の平面状をなす背面31bには、筒部32が主部31と一体に形成されている。筒部32は、主部31と同軸に配置されている。筒部32の外径は、取付孔Dcの内径とほぼ同一に設定されている。したがって、筒部32は、取付孔Dcの内周面にほとんど隙間無く嵌め込まれている。
筒部32の外周面の上下の側部には、キー部32aがそれぞれ形成されている。各キー部32aは、引き戸Dの第1キー溝Deに嵌め込まれている。これにより、取手本体3Aが引き戸Dに対し周方向の位置決めがなされるとともに、回り止めされている。キー部32a,32aは、筒部32の左右の両側部に配置してもよい。その場合には、第1キー溝De,Deも左右の両側部に配置される。
筒部32の内径は、主部31の内径と同一に設定されており、主部31の内周面と筒部32の内周面とは、一つの円筒面によって形成されている。そして、それらの内周面によって取手本体3をその軸線方向に貫通する窓孔(第1装着孔)33が形成されている。窓孔33は、後述するように、その内部に把持体(第1把持体)4Aが装着されるものである。窓孔33は、円形以外の形状、例えば正方形状に形成してもよい。
筒部32の先端面、つまり第2ユニット2B側を向く端面には、一対の支持凹部(第1支持凹部)34,34が形成されている。一対の支持凹部34,34は、筒部32の左右方向の両側部に配置されている。支持凹部34は、筒部32の先端側の幅広部34aと、筒部32の基端側の幅狭部34bとによって構成されている。幅狭部34bは、筒部32の左右方向へ水平に延びる直径線上に配置されている。一方、幅広部34aは、筒部32の左右方向へ水平に延びる直径線より若干下側に配置されている。ただし、幅広部34aの上下の両側面は、幅狭部34bの上下の両側面に対しそれぞれ上側及び下側に位置させられている。
支持凹部34は、筒部32の周壁部の内周面から窓孔33の内部に開放されるとともに、外周面から外部に開放されている。また、支持凹部33は、筒部32の先端面から第2ユニット2B側に開放されている。支持凹部34は、窓孔33の内部及び筒部32の先端面に開放されている限り、必ずしも筒部32の外周面から外部に開放する必要は無い。
筒部32の先端面の支持凹部34より下側の部分には、支持壁部(第1連結部)35が形成されている。支持壁部35の上端部であって、左右方向の略中央部には、支持軸35aが形成されている。支持軸35aは、その軸線を筒部32の軸線と直交する方向に向けて水平に配置されている。つまり、支持軸35aは、筒部32の左右方向へ水平に延びる直径線上に配置されている。支持軸35aには、コイルばね6のコイル部61が外挿されている。コイルばね6の一端部62は、支持壁部35に突き当てられている。コイルばね6の他端部63は、後述する把持体4Aに突き当てられている。これにより、把持体4Aが図1の時計方向へ付勢されている。
支持壁部35には、これを筒部32の軸線方向に貫通する挿通孔35bが二つ形成されている。二つの挿通孔35bは、支持壁部35の左右の両端側寄りの部分にそれぞれ配置されている。また、支持壁部35の第2ユニット2B側を向く面には、複数の固定突起35cが形成されている。さらに、支持壁部35の下端部には、取付孔35dが形成されている。取付孔35dは、支持壁部35を筒部32の軸線方向へ貫通している。したがって、取付孔35dの主部31側の端部は、窓孔33に開放されている。
取付孔35dには、比較的硬質ゴム等の樹脂からなる緩衝部材7が装着されている。図1、図5及び図8に示すように、緩衝部材7の窓孔33に臨む一端面は、支持壁部35の窓孔33に臨む面と同一平面上に配置されている。ただし、必ずしもこのように配置する必要がなく、緩衝部材7の一端面は、取付孔35dから窓孔33内に若干突出させてもよく、取付孔35d内に位置させてもよい。緩衝部材7の他端部は、取付孔35dから第2ユニット2B側へ突出させられている。しかも、取付孔35dから突出した他端部は、上下方向の幅が取付孔35dの上下方向の幅より広くなっており、その幅の広くなった部分の上端部が支持壁部35の第2ユニット2B側を向く面に突き当たてられている。これにより、緩衝部材7が取付孔35dから窓孔33内に抜け出ることが阻止されている。
支持壁部35の背面(第2ユニット2B側を向く面)には、押さえ部材(第1阻止部材)5Aが取り付けられている。押さえ部材5Aには、支持壁部35の固定突起35cに貫通状態で挿通されている。そして、固定突起35cの押さえ部材5Aを貫通した先端部が加締められることにより、押さえ部材5Aが支持壁部35に固定されている。しかも、押さえ部材5Aは、緩衝部材7の取付孔35dから突出した部分を支持壁部35に押し付け、これによって緩衝部材7を支持壁部35に固定している。
押さえ部材5Aは、半円より若干小さい寸法を有しており、その上端が水平になるように配置されている。しかも、押さえ部材5Aの上端は、筒部32の水平な直径線より所定距離だけ下側で、かつ支持壁部35の上端より若干上側に位置させられている。押さえ部材5Aの上端は、支持壁部35の上端より若干下側に配置してもよい。
押さえ部材5Aには、切欠き部51が形成されている。この切欠き部51は、枢軸42及びコイル部61が入り込むよう、押さえ部材5Aの上端部であって、その左右方向における中央部に配置されている。
押さえ部材5Aには、貫通孔(第1貫通孔)52が二つ形成されている。各貫通孔52,52は、支持壁部35に形成された挿通孔35b,35bとそれぞれの軸線を一致させて配置されている。貫通孔52の内径は、雄ねじ部材9の外径より大径になっている。したがって、貫通孔52には、挿通孔35bを貫通した雄ねじ部材9を挿通することができる。特に、この実施の形態では、貫通孔52の内径が、後述する押さえ部材(第2阻止部材)5Bの連結突出部35eの外径より僅かに大径に形成されている。しかし、押さえ部材5Aの貫通孔52は、雄ねじ部材9を挿通し得る限り、連結突出部35eの外径より小径にしてもよい。
押さえ部材5Aの左右方向の両端部には、抜け防止部53がそれぞれ形成されている。各抜け防止部53,53は、左右の支持凹部34,34の幅広部34a,34aに嵌め込まれている。これにより、幅狭部34b,34bが第2ユニット2B側の外部に対して閉じられている。抜け防止部53,53は、押さえ部材5Aに一体に形成されているが、それぞれ独立した形態で形成し、それぞれを支持壁部35に固定してもよい。
把持体4Aは、円板状をなしており、その外径は窓孔33の内径より僅かに小径に設定されている。把持体4Aは、窓孔33の内部に挿入されている。しかも、把持体4Aは、窓孔33のうちの支持壁部35より主部31側の端部に配置されている。
把持体4Aの第2ユニット2B側を向く端面の左右の両側部には、突出部41がそれぞれ形成されている。把持体4Aの径方向外側を向く突出部41の外面は、把持体4Aの外周面と同一の円筒面によって構成されている。把持体4Aの径方向外側を向く突出部41の外面には、枢軸(第1枢軸)42が形成されている。枢軸42は、左右方向へ水平に延びており、その軸線が把持体4Aの軸線と直交するように配置されている。
枢軸42は、幅狭部34bの上下の幅と同一の外径を有している。左右の枢軸42,42は、幅狭部34b,34bにそれぞれ上下方向へ移動不能に、かつ回転可能に挿入されている。これにより、把持体4Aが取手本体3Aに枢軸42,42を中心として回転可能に支持されている。把持体4Aは、図1及び図5に示す待機位置と、図7及び図8に示す使用位置との間を回転可能である。
なお、枢軸42は、押さえ部材5Aの抜け防止部53に接触しており、それによって前後方向への移動が阻止されるとともに、幅狭部34bから幅広部34aを通って第2ユニット2B側へ抜け出ることが阻止されている。
把持体4Aの第2ユニット2B側を向く端面の下端部には、第2ユニット2B側に突出する当接部43が形成されている。この当接部43が緩衝部材7に突き当たると、把持体4Aがそれ以上図1の反時計方向へ回転することができなくなる。このときの把持体4Aの回転位置が待機位置である。待機位置に位置しているときには、把持体4A全体が窓孔33内に挿入されるとともに、把持体4Aの前面が主部31の前面31aと同一平面上に位置させられている。把持体4Aの前面は、凸球面の一部によって構成してもよい。その場合には、把持体4Aの前面の外周縁を前面31aと同一平面上に位置させ、把持体4Aの前面の中央部を前面31aから前方へ突出させることが望ましい。
待機位置に位置している把持体4Aを図1及び図5において時計方向へ所定角度だけ回転させると、突出部41の背面(第2ユニット2B側を向く端面)が押さえ部材5Aの上端に突き当たり、それ以上時計方向へ回転することができなくなる。このときの把持体4Aの回転位置が使用位置である。把持体4Aの使用位置は、把持体4Aを支持壁部35の上端に突き当てることによって規定してもよく、あるいは筒部32の内周面に突起(図示せず)を形成し、その突起に突き当てることによって規定してもよい。
把持体4Aが使用位置に位置すると、図6〜図8に示すように、把持体4Aの下端部が窓孔33から前方(第2ユニット2Bから第1ユニット2Aへ向かう方向)へ突出する。この突出した部分を把持することにより、引き戸を開閉することができる。また、把持体4Aの下端部が窓孔33から前方へ突出する結果、図6に示すように、窓孔33の下端部が開放される。しかも、把持体4Aの下端部は、挿通孔35b,35bより上側まで移動する。したがって、二つの挿通孔35b,35bが窓孔33を介して水平方向前方から見えるように開放される。よって、把持体4Aを使用位置に回転させると、各挿通孔35bに雄ねじ部材9を第1ユニット2Aから第2ユニット2Bへ向かって挿通することができる。
把持体4Aの第2ユニット2B側を向く面には、捩りコイルばね6の他端部63が突き当てられている。この結果、把持体4Aが捩りコイルばね6により使用位置から待機位置へ向かう方向(図1において反時計方向)に回転付勢されている。この回転付勢力により、取手1の不使用時には、当接部43が緩衝部材7に突き当てられ、把持体4Aが待機位置に維持されている。なお、把持体4Aが反時計方向へ回転して待機位置に達したときに、当接部43が緩衝部材7に突き当たるので、衝突の衝撃を緩和することができるとともに、衝突時の騒音を小さくすることができる。
次に、第2ユニット2Bについて説明する。第2ユニット2Bは、第1ユニット2Aに対し以下に述べる構成が異なるとともに、図1に示すように、第1ユニット2Aと逆向き配置されている点において第1ユニット2Aと異なっている。その他の構成は、第1ユニット2Aと同様である。したがって、第2ユニット2Bは、第1ユニット2Aの取手本体(第1取手本体)3A、把持体(第1把持体)4A、押さえ部材5A、捩りコイルばね6及び緩衝部材7にそれぞれ対応する取手本体(第2取手本体)3B、把持体(第2把持体)4B、押さえ部材(第2阻止部材)5B、捩りコイルばね6及び緩衝部材7を有している。ただし、次の構成は、形状寸法が第1ユニット2Aの対応する構成と同一であるが、特許請求の範囲での名称が第1ユニットのものと次のとおり異なっている。すなわち、取手本体3Bの窓孔33が第2装着孔であり、支持凹部34が第2支持凹部であり、支持壁部35が第2連結部である。第2装着孔たる窓孔33には、把持体4Bが装着される。把持体4Bの枢軸42が第2枢軸である。押さえ部材5Bの貫通孔52が第2貫通孔である。また、第2ユニット2Bが第1ユニット2Aと逆向きに配置されているので、第2ユニット2Bの把持体4Bは、待機位置から使用位置へは図1において反時計方向へ回転する。
第2ユニット2Bは、その構成が次の点において第1ユニット2Aと実質的に異なっている。すなわち、図1及び図11〜図15に示すように、取手本体3Bの支持壁部35の第1ユニット2A側を向く面には、連結突出部35eが形成されている。連結突出部35eは、第1ユニット2A側に向かって筒部32の軸線と平行に延びている。しかも、連結突出部35eは、その軸線が第1ユニット2Aの挿通孔35bの軸線と一致するように配置されている。連結突出部35eの先端面には、ねじ孔35fが形成されている。このねじ孔35fには、第1ユニット2Aの挿通孔35及び貫通孔52を貫通した雄ねじ部材9が螺合されている。したがって、雄ねじ部材9を締め付けると、取手本体3A,3Bが第1座繰り孔Ddの底面及び第2座繰り孔Dfの底面にそれぞれ押し付けられる。それによって取手本体3A,3Bが引き戸Dに固定され、ひいては第1及び第2ユニット2A,2Bが引き戸に固定される。
押さえ部材5Bの貫通孔(第2貫通孔)52には、連結突出部35eが挿通されている。ここで、押さえ部材5Aの貫通孔(第1貫通孔)52には、雄ねじ部材9が挿通されるだけであるが、押さえ部材5Aの貫通孔52の内径は、押さえ部材5Bの貫通孔52の内径と同一に設定されている。しかも、第1及び第2押さえ部材5aA,5Bの貫通孔52,52以外の構成も同一寸法、同一形状に形成されている。したがって、第1ユニット2Aの押さえ部材5Aを第2ユニット2Bの押さえ部材5Bとして使用することが可能であり、その逆も可能である。つまり、押さえ部材5A,5Bは、互いに兼用することができる。
上記構成の取手1において、把持体4Aを待機位置に位置させたときには、挿通孔35b及び雄ねじ部材9が外部から目視することができないように把持体4Aによって覆われる。したがって、取手1及び引き戸の美観を向上させることができる。
また、挿通孔35b、ねじ孔35f及び雄ねじ部材9を窓孔33の内部及びその延長上の範囲内に配置しているので、引き戸Dの第1及び第2キー溝De,Dgの加工に要する手間を軽減することができる。すなわち、従来の取手においては、挿通孔35bに対応する挿通孔を第1ユニット2Aのキー部32aに形成する一方、ねじ孔35fに対応するねじ孔を第2ユニット2Bのキー部32aに形成していた。このように構成した場合には、仮に上記の実施の形態と同様に第1及び第2キー溝De,Dg間に実質部が存在すると、雄ねじ部材を挿通孔に挿通してねじ孔に螺合する際に、雄ねじ部材が実質部にぶつかってしまう。そこで、従来は、第1及び第2キー溝De,Dgを互いに連通した状態に形成し、それらの間に実質部が存在しないようにしていた。ところが、そのようにすると、第1及び第2キー溝De,Dgの長さが長くなり、その分だけ第1及び第2キー溝De,Dgの加工に多くの手間及び時間を要するという問題がある。この点、この考案の取手1においては、ねじ孔35f及び雄ねじ部材9を窓孔33の内部及びその延長上の範囲内に配置しているので、第1及び第2キー溝De,Dgを連通させる必要がなく、それらの長さを必要最小限に抑えることができる。したがって、第1及び第2キー溝De,Dgの加工に要する手間及び時間を軽減することができる。
また、第1ユニット2Aの押さえ部材5Aと第2ユニット2Bの押さえ部材5Bとを兼用することができるよう、同一形状、同一寸法に形成しているので、取手1の製造費を安価に抑えることができる。
なお、この考案は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、第2ユニット2Bの押さえ部材5Bに連結突出部35eを形成し、この連結突出部35eの先端面にねじ孔35fを形成しているが、連結突出部35eを形成せずに、押さえ部材5Bにねじ孔35fを直接形成してもよい。
また、上記の実施の形態においては、支持壁部(第1及び第2連結部)35を窓孔33内に形成しているが、窓孔33の延長上に配置してもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、窓孔(第1装着孔;第2装着孔)33を、取手本体3A,3Bを貫通する貫通孔として形成しているが、例えば支持壁部35で窓孔33の内側の端部を遮蔽することにより、窓孔33を止まり孔として形成してもよい。
1 取手
2A 第1ユニット
2B 第2ユニット
3A 取手本体(第1取手本体)
3B 取手本体(第2取手本体)
4A 把持体(第1把持体)
4B 把持体(第2把持体)
5A 押さえ部材(第1阻止部材)
5B 押さえ部材(第2阻止部材)
9 雄ねじ部材
33 窓孔(第1装着孔;第2装着孔)
34 支持凹部(第1支持凹部;第2支持凹部)
35 支持壁部(第1連結部;第2連結部)
35b 挿通孔
35e 連結突出部
35f ねじ孔
42 枢軸(第1枢軸;第2枢軸)
52 貫通孔(第1貫通孔;第2貫通孔)
53 抜け防止部(第1阻止部材の両端部;第2阻止部材の両端部)

Claims (3)

  1. 互いに対向して配置された第1及び第2ユニットと、この第1及び第2ユニットを互いに固定する雄ねじ部材とを備え、
    上記第1ユニットが、上記第2ユニット側と逆側の端部が開口する第1装着孔が形成された第1取手本体と、上記第1装着孔内に回動可能に設けられ、上記第1装着孔を閉じた第1待機位置と、上記第1装着孔を開放した第1使用位置との間を回動可能である第1把持体とを有し、上記第1取手本体には、当該第1取手本体を上記第1及び第2ユニットの対向方向に貫通する挿通孔が形成され、
    上記第2ユニットが、上記第1ユニット側と逆側の端部が開口する第2装着孔が形成された第2取手本体と、上記第2装着孔内に回動可能に設けられ、上記第2装着孔を閉じた第2待機位置と、上記第2装着孔を開放した第2使用位置との間を回動可能である第2把持体とを有し、上記第2取手本体には、上記第1ユニット側に開口するねじ孔が形成され、
    上記挿通孔を貫通して上記ねじ孔に螺合された上記雄ねじ部材を締め付けることによって上記第1及び第2取手本体が互いに固定され、ひいては上記第1及び第2ユニットが互いに固定される取手において、
    上記挿通孔は、上記第1把持体を上記第1待機位置に位置させたときには上記第1把持体によって隠され、上記第1把持体を上記使用位置に位置させたときには上記第2ユニット側と逆側の外部に上記第1装着孔を介して露出する部分に設けられていることを特徴とする取手。
  2. 互いに対向して配置された第1及び第2ユニットと、この第1及び第2ユニットを互いに固定する雄ねじ部材とを備え、
    上記第1ユニットが、上記第2ユニット側と逆側の端部が開口する第1装着孔が形成された第1取手本体と、上記第1装着孔内に上記第1及び第2ユニットの対向方向と直交する方向に延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、上記第1装着孔を閉じた第1待機位置と、上記第1装着孔の一部を上記第2ユニット側と逆側の外部に開放した第1使用位置との間を回動可能である第1把持体とを有し、上記第1取手本体には、当該第1取手本体を上記対向方向に貫通する挿通孔が形成され、
    上記第2ユニットが、上記第1取手本体と上記第1及び第2ユニットの対向方向に対向して配置され、上記第1ユニット側と逆側の端部が開口する第2装着孔が形成された第2取手本体と、上記第2装着孔内に上記対向方向と直交する方向に延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、上記第2装着孔を閉じた第2待機位置と、上記第2装着孔の一部を上記第1ユニット側と逆側の外部に開放した第2使用位置との間を回動可能である第2把持体とを有し、上記第2取手本体には、上記対向方向に延び、かつ上記第1ユニット側の端部が開口したねじ孔が形成され、
    上記挿通孔を貫通して上記ねじ孔に螺合された上記雄ねじ部材を締め付けることによって上記第1及び第2取手本体が互いに固定され、ひいては上記第1及び第2ユニットが互いに固定される取手において、
    上記第1取手本体には、少なくとも一部が上記第1把持体より上記第2ユニット側に位置する上記第1装着孔の内部又は上記第1装着孔の上記第2ユニット側への延長範囲内に位置する第1連結部が設けられ、この第1連結部のうちの、上記第1把持体を上記使用位置に位置させたときに上記第1装着孔を介して上記第2ユニット側と逆側の外部に露出する部分に上記挿通孔が形成され、
    上記第2取手本体には、少なくとも一部が上記第2把持体より上記第1ユニット側に位置する上記第2装着孔の内部又は上記第2装着孔の上記第1ユニット側への延長範囲内に位置する第2連結部が設けられ、この第2連結部には、上記ねじ孔が上記挿通孔と軸線を一致させた状態で設けられていることを特徴とする取手。
  3. 上記第1装着孔の内周面の一側部と他側部とには、上記第1装着孔の径方向内側及び上記第2ユニット側に向かって開放された第1支持凹部がそれぞれ形成され、上記第1把持体の外周面の一側部と他側部とには、第1枢軸がそれぞれ設けられ、各第1枢軸が各第1支持凹部に回転可能に挿入されることによって、上記第1把持体が上記第1取手本体に回転可能に設けられ、上記第1取手本体には、両端部が上記第1支持凹部にそれぞれ挿入されることによって上記第1枢軸が上記第1支持凹部から上記第2ユニット側へ抜け出ることを阻止する第1阻止部材が設けられ、この第1阻止部材には、上記挿通孔を貫通した上記雄ねじが挿通される第1貫通孔が形成され、
    上記第2連結部には、上記第1ユニット側に向かって突出する連結突出部が形成され、この連結突出部の先端面に上記ねじ孔が形成され、
    上記第2装着孔の内周面の一側部と他側部とには、上記第1装着孔の径方向内側及び上記第1ユニット側に向かって開放された第2支持凹部がそれぞれ形成され、上記第2把持体の外周面の一側部と他側部とには、第2枢軸がそれぞれ設けられ、各第2枢軸が各第2支持凹部に回転可能に挿入されることによって、上記第2把持体が上記第2取手本体に回転可能に設けられ、上記第2取手本体には、両端部が上記第2支持凹部にそれぞれ挿入されることによって上記第2枢軸が上記第2支持凹部から上記第1ユニット側へ抜け出ることを阻止する第2阻止部材が設けられ、この第2阻止部材には、上記連結突出部が挿通される第2貫通孔が形成され、この第2貫通孔の内径が上記第1貫通孔の内径と同一の大きさに設定されていることを特徴とする請求項2に記載の取手。
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