JP7315211B2 - ラッチ錠 - Google Patents

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本発明は扉に取り付けられるラッチ錠に関するものである。
一般に扉に取り付けられるラッチ錠とその操作部材としては、従来からレバーハンドル錠と呼ばれ、図22に示すような略棒状のハンドル45を手で握って回転させることにより施解錠するものが知られている。上記の構成としては扉を挟み込むように部屋外と部屋内に装着した、角軸46を有するハンドル45と、台座36とからなる操作部分と、扉の戸先面50から掘り込んで配置した箱形状のラッチ錠とからなる。そしてその機構はハンドル45に固定された角軸46を錠ケース1内に組み込まれたハブ4の角孔16に貫通させることによりラッチ錠とハンドル45を連動させ、ハンドル45を回転させることによりハブ4が回転してラッチ7が没し、枠体に設けたラッチ受けに対してラッチ7を出没させて施解錠する方式であり、通常ではハンドル45を水平位置から下方に回転させて操作するのが一般的である。
また、これらのハンドル45は手で握って操作するために比較的横方向に長い形状をしており、ハンドル45の先端を握って体重を掛けて操作すると非常に大きな荷重がハンドル45の角軸46とハブ4の角孔16に掛かることになる。その結果角軸46が捻れてしまったり、ハブ4が破損することが想定されるため、現行品においてはハブ4と角軸46は共に金属製の非常に高強度な素材にて形成されている。また長期間の使用により角孔16と角軸46の嵌合個所に遊びが生じ、ハンドル45がぐらつく不具合が発生することも問題とされている。
また最も頻繁に用いられている図22に示すような上下方向につば面52を有した略箱形状のラッチ錠においては、扉の戸先面50からラッチ錠を装着するため、比較的大きな箱形状の錠ケース1を挿入する部分と、その前面上下のつば面52とさらに重ねて配置するフロント板53の両方を嵌め込むことになり、必然的に2段の掘り込みが必要になり、その加工にかかる時間が長くなることが問題として残っている。またラッチ錠を扉に固定する手段としては、フロント板53の上下2か所にて木ねじ等を用いて扉の戸先面50に固定する方法が一般的である。そして扉正面51に角軸46を貫通させるための孔とその両横位置に台座36から突出させたねじ柱を差し込む孔を形成しておく。次にねじ柱に雌ねじが形成されている片方の台座36と、ねじ柱に貫通孔が形成されている他方の台座36を一対設ける。また長い角軸46が固定されている片方のハンドル45と、角軸46を挿入する孔を有した他方のハンドル45を一対設ける。そして二対の台座36とハンドル45を両扉正面51に配置し、両側から扉を挟み込む状態で固定する手順になる。
このとき錠ケース1の箱形状部を装着する掘り込み部分が広く大きいため、扉の厚みに対して残っている扉正面51側の厚みは必然的に薄くなり、その結果扉の両面から2個の台座36にてねじ等で挟み込むと扉正面51が内側に撓んでしまい、さらには錠ケース1に対しても内側に押さえつける力が発生し、ラッチ錠の内部の各々の部品の動作に悪影響を与えてしまうことが報告されている。そこでその対策として提案されている構成としては、特開2009-275352号公報に報告されている、一定以上の締め付け力が発生すると雄ねじが雌ねじ部分に対して空回りするような機構が効果的であるとされている。しかしながらこの機構は錠ケース1内部を圧迫しないように緩く固定させるだけのことになり、台座36やそれに組付けられるハンドル45も緩く固定する不完全な保持になってしまう。その典型的な現象としては扉の両側の台座36が捻じれてしまってぐらつきが発生することが想定される。
そこでさらにその解決手段としては、特開2002-38772号公報に報告されているような台座36に廻止部分を別途追加する手段や、特開2013-256800号公報に報告されているような、台座36から突出させたねじ柱の形状を凸形状と凹形状に設定し、互いに向かい合った際に両者が嵌り合って台座36が捻じれないようにする等の改良策が報告されている。しかしながらこれらの方法においても完全なものとは想定しにくく、台座36の固定ねじを強固に締め付けてもラッチ錠1自体を圧迫することなく、ひいては台座36の廻り止め等を必要としない構成が望まれる。
またラッチ錠は錠ケース1につば面52を設け、つば面52にさらに被せてフロント板53を装着するのが一般的であり、フロント板53の中央位置にはラッチ7が出没するための矩形の孔が形成されている。このフロント板53の役割としては、フロント板53を外した状態ではラッチ7を回転させることができ、扉の左右勝手に合わせてラッチ7の方向を決定させた後にフロント板53を嵌め込むことによりラッチ7の向きすなわち左右勝手を決定させるためのものである。そしてもう一つの役割としては、扉の厚み方向面から見た時のデザイン性を向上させることにもなっている。しかしこの手段においては、ラッチ錠を扉に施工した後に一旦ねじを外し、ラッチ7を回転させてから再度フロント板53をねじにて固定する必要が生じ、かなり手間がかかると想定される。またフロント板53は比較的大きな面状であり、一般的にはステンレス板にて設定されているものが多くコスト面においても比較的高価であると想定できる。
特開2009-275352号公報 特開2002-38772号公報 特開2013-256800号公報
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、扉の戸先面から錠ケースを挿入するための2段の掘り込み作業を簡素化できる新しい構成のラッチ錠を提案することを目的とする。次にフロント板の着脱を必要としない新たなラッチの左右勝手変換手段を用いることでフロント板自体をも排除可能とする。そして扉正面に配置する台座を互いに引き付けて固定する装着手段をも排除し、ラッチ錠に対する内側に押さえつける力を無くすことを目的とする。さらにはそのラッチ錠に適した台座とハンドルからなる操作部材を提供することを次の目的とする。
本発明では上記目的を達成するために次の技術手段を講じた。まず錠ケースの外形を2個の円筒を上下方向に一部重ね合わせた略8の字柱状にて形成する。そして略8の字柱状の錠ケースの下部円筒部分に円形孔を設け、矩形のラッチヘッドとラッチ軸とラッチつば部を有したラッチとラッチ復帰ばねを配置し、上部円筒部分には揺動部材用回転軸を設け、当接面と連動ピンを有したスライド部材を配置しておく。次に円周部分とその中心位置に配置された角孔と突出片を有したハブを設け、突出片をスライド部材の当接面に接触させた状態で円形孔に円周部分を嵌め込んで配置してハブとスライド部材を連結しておく。そして回転軸挿入孔と連動ピン挿入孔とラッチ係合部を有する揺動部材を設け、揺動部材用回転軸に回転軸挿入孔を差し込んだ状態で同時に連動ピンを連動ピン挿入孔に差し込み、かつラッチ係合部がラッチつば部に当接した状態でスライド部材と揺動部材とラッチを連結してラッチ錠を形成する。
このとき上部円筒部分と下部円筒部分にまたがるハブと揺動部材は、錠ケースの略8の字柱状のくびれ部分内部に配置可能な厚みにて設定しておくとよい。すると角孔を中心とするハブの回転によりスライド部材が移動し、スライド部材の動作により揺動部材が回動し、揺動部材のラッチ係合部がラッチつば部を引く動作によりラッチが没して解錠可能となる。このラッチとハブ以外にスライド部材と揺動部材を連動させて用いた上記の構成は、ハブを少ない角度回転させるだけでラッチが大きく没して解錠可能になる、ラッチの移動距離を増幅させるためのものである。そして錠ケース両面の下部円筒部分の円形孔の両横に操作部材としての台座を固定するための雌ねじ部分を、各々2か所の合計4か所形成しておく。
ここで上記ラッチ錠を扉に装着するためには扉の戸先面からの略8の字柱状の掘り込みが必要となり、さらに台座とハンドルとからなる操作部材を装着するために、扉正面に丸孔とその両横位置にねじ挿入孔を設けておくとよい。そしてその略8の字柱状の掘り込み内にラッチ錠を配置した状態においては、ハブの角孔が扉正面の丸孔に重なり、同時に下部円筒部分の雌ねじ部分がねじ挿入孔に重なって扉正面に露出している状態になる。そして扉の室内側と室外側の扉正面に操作部材としての台座を配置し、取り付けねじにて錠ケースの雌ねじ部分に固定すると、各々の取り付けねじは掘り込んだ後の残っている扉面の厚み部分を挟み込んで締め付けることになり、錠ケースを圧迫する力はかからないため、取り付けねじを強く締め付けてもラッチ錠自体の動作に悪影響を及ぼすことはない。そして操作部材としてのハンドルの角軸をハブの角孔に挿入して下方に操作することでハブを回転させることになり、その結果ラッチ錠を解錠することができる。
また錠ケースを略8の字柱状にて形成し、上記のように扉正面から固定する手段が実施できることにより、ラッチ錠自体を扉の戸先面から固定する手段を排除することが可能になる。したがって従来のラッチ錠のような上下のつば面と、それに被せるように配置するフロント板をも用いない構成が可能になる。しかしその場合にはラッチ錠の左右勝手を変更するための構成が別途必要になってしまう。そこで下部円筒部分内の戸先側に回転パイプ部材を配置し、ラッチは回転パイプ部材内にて出没するように装着しておく。そして上部円筒部分の戸先側の面にストップ凸部を有したストッパー部材を上下方向に移動操作可能な状態で装着し、さらに回転パイプ部材の戸先側の面に凹部を2か所対称位置に形成しておくとよい。このときストップ凸部は通常どちらか一方の凹部に差し込まれた状態でラッチ錠は組み付けられており、ストッパー部材を上方向に移動操作して回転パイプ部材の片方の凹部からストップ凸部を離脱させることにより錠ケースに対してラッチを含む回転パイプ部材が回動可能となり、180度回転させた位置にて再度他方の凹部にストップ凸部を差し込むことによりラッチの向きを反転させることができることになる。
さらにはラッチ錠を装着する略8の字柱状の掘り込みは、扉の戸先面から円形の切削工具による座繰りを上下方向に一定距離ずらせて実施する2工程のみの作業で可能になる。次に取り付けねじ用孔と角軸貫通孔を備えた台座と角軸を備えたハンドルからなる操作部材を設け、略8の字柱状の座繰り内にラッチ錠を差し込んだ後に、台座の取り付けねじ用孔を介して取り付けねじにてラッチ錠の雌ねじ部分に螺合して下部円筒部分を引き付けて台座を固定する。そしてハンドルの角軸がラッチ錠のハブの角孔に挿入され、かつがたつきなく回動可能な状態になるように台座に対してハンドルを装着するとよい。
ここで、本発明のラッチ錠に適応させる台座とハンドルとからなる操作部材の構成は特に限定されるものではない。しかしながら扉正面に対して台座がより強固に固定される特徴や、角軸の少ない回転角度で解錠可能な特徴を生かした効果的な構成が好ましいとされる。そこで台座としては、座面と周辺起立部を有し、座面に角軸貫通孔とその両横に取り付けねじ用孔を設けた横長形状にて設定するとよい。そしてさらに台座の角軸貫通孔の周囲を円筒突起として形成し、円筒突起の上下位置に嵌合凹部を設けておき、横長の座面の端部にハンドル復帰用弾性片を設けておくとよい。したがって台座は室内側と室外側に2個用いられ、各々2か所の合計4個の雌ねじ部分に取り付けねじにて固定することになる。
次に横長の箱形状で内部が空間になっており、片端部内側に角軸とその周辺位置に半円筒ガイド部を有し、さらに角軸の上下位置に嵌合凸部を形成し、他端部内側に押し込み部を形成したハンドルを設ける。そしてハンドルを台座に嵌め込む際には、ハンドルの角軸を台座の角軸貫通孔を通してラッチ錠のハブの角孔に差し込み、台座の円筒突起の外周に沿ってハンドルの半円筒ガイド部が収まるように構成するとよい。また同時に台座の嵌合凹部とハンドルの嵌合凸部が嵌め込まれるように設定しておくと、ハンドルは押し込む動作だけで台座にすっぽりと被せることができ、そのままでは抜けることなく角軸を中心に回転動作可能になる。するとハンドルの下方への回転動作により角軸と共にラッチ錠のハブが回転動作することになり、少ない回転操作にてラッチ錠を解錠することが可能になる。
このときハンドルを被せた状態では台座は完全に隠れた状態になっており、ハンドルを下方に回転操作した際にも同様に台座が露出しない状態を保持するように設定しておくとよい。またその状態でハンドルの内面が台座に当接し、さらにハンドルを押し下げようとした際の荷重を台座にて受けるようにし、角軸にはそれ以上の負荷がかからないように構成しておくとさらによい。またハブと角孔との間に遊びが生じたり、ハンドルの重量が大きい場合等では、完全にハンドルを元の位置に復帰させられないことが懸念される。そこで台座のハンドル復帰用弾性片にハンドルの押し込み部が当接しているように設定しておくと、ハンドル操作時にハンドル復帰用弾性片が撓んだ状態になり、その戻ろうとする力でさらに確実にハンドルを復帰させることが可能になる。さらにはハンドルの上下面の嵌合凸部位置をすぼめる方向に押し込むことで、嵌合凹部と嵌合凸部を外すことができるように設定しておくと、ハンドルの着脱の容易さも確保することが可能になる。
錠ケースを略8の字柱状にて形成したことにより、扉の戸先面から固定する手段を排除することが可能になる。したがって従来のラッチ錠のような上下のつば面と、それに被せるように配置するフロント板をも用いない構成が可能になる。
錠ケースの下部円筒部分内に回転パイプ部材を配置し、ラッチは回転パイプ部材の矩形孔内にて出没するように装着しておくと、ストッパー部材の移動操作にてラッチを含む回転パイプ部材が回動可能となり、回転パイプ部材と共にラッチを180度回転させた位置にて、再度ストッパー部材により固定する簡単な操作でラッチの左右勝手を変更することができる。
扉の戸先面からのラッチ錠を装着するための掘り込みは、円形の切削工具による座繰りを上下方向に一定距離ずらせて2工程実施する作業であり、従来のつば面を有するラッチ錠で必要であった2段の掘り込みに対して工数を大幅に減少させることができる。
錠ケースの外形を2個の円筒を上下方向に一部重ね合わせた略8の字柱状にて形成し、下部円筒部分に雌ねじ部分を形成しておくことにより、台座を介して取り付けねじを強く締め付けても扉面の厚み部分を挟み込んで締め付けることになり、錠ケースを圧迫する力はかからないため、ラッチの出没動作に悪影響を及ぼすことはない。
箱形状で内部が空間になっている横長のハンドルを台座に嵌め込む操作で、完全に被せて台座を隠すことができ、そのままでは抜けることなく角軸を中心に回転動作可能になり、さらにハンドルの操作時においても完全に台座に被さった状態を維持する構成の台座とハンドルとからなる操作部材を用いると、デザイン性においてもさらに効果的である。
ラッチ錠としては、略8の字柱状の錠ケースと、ラッチとハブと揺動部材とスライド部材を主とした少ない部品点数で構成可能であり、組み立て作業も簡単である。また操作部材もハンドルと台座のみの構成であり、両者ともに安価に提供することができる。
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のラッチ錠の斜視図であり、ラッチ錠の外形は図1に示すように2個の円筒を上下方向に一部重ね合わせたような略8の字柱状にて形成されている。図2は組付けられた状態でのラッチ錠の平面図であり、図3に示す上部円筒部分2と下部円筒部分3からなる錠ケース1内に、図4に示すハブ4と、図5に示すスライド部材5と、図6に示す揺動部材6と、図7に示すラッチ7と、図8に示す回転パイプ部材8と、図9に示すストッパー部材9を適宜配置して互いに連動するように構成されている。
図3は錠ケース1の断面図であり、上部円筒部分2には戸先側からストッパー部材9を配置するスペースと揺動部材6を配置するスペースとスライド部材5を配置するスペースとが設けられており、揺動部材6を配置するスペース内に揺動部材用回転軸10が形成されている。そして下部円筒部分3には戸先側から回転パイプ部材8を配置するスペースとラッチばね11を配置するスペースとハブ4を配置するスペースが設けられている。そしてハブ4を配置するスペースの中央に円形孔12が設けられており、その両横2か所に雌ねじ部分13が形成されている。また回転パイプ部材8を配置するスペースとラッチばね11を配置するスペースの境目に円形突起14を設けておく。さらには錠ケース1の戸先側の外周部分に薄くて小さい淵部15を設けておくとよい。
図4はハブ4の平面図であり、中心部分に角孔16を有した円周部分17と上方向に延びた突出片18を有している。図5はスライド部材5の平面図であり、凹形状内部に形成された当接面19とその逆方向に設けられた連動ピン20を有している。図6は揺動部材6の平面図であり、上下方向に長い形状で上から回転軸挿入孔21と連動ピン挿入孔22とラッチ係合部23を有している。図7はラッチ7の平面図であり、図1に示すような略三角形状のラッチヘッド24とラッチ軸25とラッチつば部26を備えている。そして図8は回転パイプ部材8の斜視図であり、円筒形状でその中央部に矩形孔27が設けられており、片端部の上下位置に凹部28が形成されており、他端部の円筒外面に回転溝29が形成されている。また図9はストッパー部材9の斜視図であり、ストップ凸部30とギザギザ面を有した操作面31と弾性爪部32を有している。
図10は錠ケース1に上記各々の部材を組み込んだ状態を示す断面軌跡図である。まず回転パイプ部材8の矩形孔27にラッチヘッド24を差し込んだ状態で、回転パイプ部材8の回転溝29が錠ケース1の円形突起14に嵌り込んで互いに回転可能な状態にて配置する。次に回転軸挿入孔21を錠ケース1の揺動部材用回転軸10に差し込み、さらにラッチ係合部23をラッチつば部26の片方の面に当接した状態で揺動部材6を配置する。そしてハブ4の突出片18がスライド部材5の当接面19に接触した状態で、ハブ4の円周部分17を錠ケース1の円形孔12に嵌め込んでスライド部材5とハブ4を錠ケース1に配置する。またスライド部材5は上部円筒部分2内で横方向にのみ移動可能に規制されており、この時同時に揺動部材6の連動ピン挿入孔22にスライド部材5の連動ピン20を差し込んでおく。次に図1にも示すようにストッパー部材9の弾性爪部32を錠ケース1の上部円筒部分2の戸先側から嵌め込んで上下移動可能な状態で装着しておく。そしてラッチばね11をラッチつば部26の他方の面に配置し、ハブ復帰ばね33をスライド部材5と上部円筒部分2の吊元側内面間に配置しておく。
図10(a)は図1や図2と同様のラッチヘッド24が突出した状態を示しており、この状態から角孔16を中心にハブ4を時計回りに回転させると、図10(b)に示すように、まずハブ4の突出片18がスライド部材5を引く動作になり、スライド部材5の連動ピン20が移動して揺動部材用回転軸10を中心とした揺動部材6の振り子動作が得られ、ラッチ係合部23がラッチつば部26を引く動作につながり、このとき矩形のラッチヘッド24は回転パイプ部材8の矩形孔27に規制されて出没する動作になるため、その結果ラッチ7を没することが可能になる。またこの構成では、揺動部材用回転軸10から連動ピン挿入孔22までの距離に対する、揺動部材用回転軸10からラッチ係合部23までの距離の比率を大きく設定すると、ハブ4の少ない回転角度に対して十分なラッチ7を没するための移動距離を得ることが可能になる。
また図22に示すような構成の従来のラッチ錠では、一旦フロント板53を外してラッチヘッド24の向きを変え、再度フロント板53を装着する手段でラッチ錠の左右勝手を変更することができるのであるが、上記の構成ではフロント板53を用いないため、他の手段にて左右勝手を変更する構成が必要になってくる。そこで図8に示すような回転パイプ部材8を設け、回転パイプ部材8の矩形孔27にラッチヘッド24を差し込んだ状態で回転溝29を錠ケース1の円形突起14に回転自在に嵌め込んでおき、さらに矩形孔27の上下に凹部28を設け、その上位置にストップ凸部30を有したストッパー部材9を上下方向にクリック感を有した状態で移動可能に配置しておく構成が有効である。図11は上記構成におけるラッチ錠の左右勝手を変更する動作を示した模式図であり、図11(a)は図1と同じ状態を示している。まずこの状態から図11(b)に示すようにストッパー部材9のギザギザを有した操作面31を指等で上方向に押し上げる。すると凹部28に挿入されていたストップ凸部30が抜け、ラッチ7を挿入したままの回転パイプ部材8が回転可能な状態になる。そこで図11(c)に示すようにラッチヘッド24を掴んでラッチ7と共に回転パイプ部材8を回転させ、180度回転させた図11(d)の位置で停止させ、最後に図11(e)に示すようにストッパー部材9を押し下げるとラッチヘッド24の向きが逆位置で保持され、すなわち左右勝手を変更することが可能になる。
また本構成での扉への掘り込み形状は図12に示すような略8の字柱状になり、略8の字の横幅を直径とするエンドミル等の円形の切削工具にて戸先面50から一定深さまで最初に掘り込み、抜き取った後に切削工具を一定距離ずらせ、最初の掘り込みと所定範囲のみ重なった位置で再度同じ深さまで掘り込む2工程の座繰りのみで可能になる。したがって従来の図22に示すようなラッチ錠を挿入するために、切削工具を掘り込んだ状態のまま上下左右に移動させて箱形の掘り込みをする必要はなく、さらには扉の戸先面50にラッチ錠のつば面52や比較的大きなフロント板53を嵌め込むための深さが2段になる加工も必要なくなるため、掘り込み工程時間を大幅に削減することが可能になる。また扉正面51には従来のラッチ錠と同様にハブ4の角孔16を露出させるための丸孔34と、その両横位置にねじ挿入孔35を設けておくとよい。
次に図1に示す構成のラッチ錠を図12に示す掘り込み部分に挿入し、錠ケース1の薄くて小さい淵部15が戸先面50と当接するまで完全に差し込む。図13はその状態を示しており、ラッチ錠のハブ4の角孔16とその両横の雌ねじ部分13の位置が、扉正面51に設けられた丸孔34とその両横のねじ挿入孔35に一致するように設定されている。
そして次の段階としては、ラッチ錠の操作部材としての台座36と角軸46を有したハンドル45を両扉正面51に配置するのであるが、その操作部材の構成においてはどのような手段を用いてもよく全く制限はない。しかし本構成のラッチ錠の特徴としては、角孔16の両側に雌ねじ部分13が各2ヵ所配置されており、台座36を扉正面51に配置した後に取り付けねじ37にて雌ねじ部分13に螺合して固定すると、扉の掘り込まれた残りの厚み部分を錠ケース1と台座36にて挟み込むため、ラッチ錠を扉の両面から押し付けて圧迫する力がかからず、よりスムーズなラッチ7の出没動作が得られることが重要とされる。またハンドル45の少ない回転角度で解錠可能となる特徴を生かした効果的な構成も好ましいとされる。そこで以下に本構成のラッチ錠を用いるにおいての最適と思われる台座36とハンドル45からなる操作部材の一例を図14~図21にて説明する。
図14はその一例を示す台座36の正面図であり、図15はその上面図である。図14と図15に示すように、まず座面38と外周起立部39を有し、座面38に角軸貫通孔42とその両横に取り付けねじ用孔40を備えた横長形状にて台座36を形成する。そしてさらに角軸貫通孔42の周囲を円筒突起41として形成し、円筒突起41の上下位置に嵌合凹部43を設けておく。そして横長の座面38の端部に略横Y字形状のハンドル復帰用弾性片44を設けておく。次に図16は図13の状態から台座36を扉正面51に配置し、2本の取り付けねじ37でラッチ錠の雌ねじ部分13に螺合して固定した状態の斜視図である。また台座36は扉の室内側と室外側に2個用いられ、したがって各々2か所の合計4本の取り付けねじ37にて装着されることになる。
次に図17はその一例のハンドル45を内側から見た状態の斜視図であり、横長の箱形状で内部が空間になっており、片端部側に角軸46とその周辺位置に半円筒ガイド部47を設け、角軸46の上下位置に嵌合凸部48を形成しておく。そしてハンドル45の他端部側内面に押し込み部49を設けておく。図18はハンドル45を図16に示す台座36に組付けた状態の斜視図であり、図19はその状態の台座36とハンドル45のみを表記した正面図である。ここでハンドル45を台座36に嵌め込む際には、図19に示すようにハンドル45の角軸46を台座36の角軸貫通孔42を通してラッチ錠のハブ4の角孔16に差し込み、台座36の円筒突起41の外周に沿ってハンドル45の半円筒ガイド部47が装着されるように設定しておく。また図20は図19での角軸46を中心にした位置でのA-A断面を表記しており、このとき同時に台座36の嵌合凹部43とハンドル45の嵌合凸部48が嵌め込まれるように設定しておく。するとハンドル45は押し込む動作だけで台座36にすっぽりと被せることができ、そのままでは抜けることなく角軸46を中心に回転動作可能になる。
図21は図19の施錠状態からハンドル45を下方に回転動作させた状態を示しており、角軸46と共にラッチ錠のハブ4が回転動作することになり、ラッチ錠の内部動作を示した図10(a)の施錠状態から図10(b)への動作と共にラッチ錠を解錠することが可能になる。この操作においては、図19に示す角軸46の四方の面が上下左右に向いている施錠状態においては台座36全体にハンドル45が被さって台座36は全く露出しない状態になっており、なおかつ図21に示す角軸46が回転した解錠状態においても同様に台座38に対してハンドル45が完全に被さっている状態を維持している。このことはハンドル45の小さい操作角度にて解錠可能となる本発明のラッチ錠の構成によることが特徴とされ、デザイン性を向上させる点においても重要と想定される。また図21に示すように解錠に必要なハンドル45の角度位置で、同時にハンドル45の上内面が台座36に当接するように設定しておくとよく、さらにハンドル45を押し下げようとした際の荷重は台座36にて受けることが可能になり、角軸46やハブ4に余分な力がかかることもなく強度面においても向上させることができる。
また図10にも示すようにハブ4の回転後にハンドル45を元の位置に戻すためのハブ復帰ばね33が設けられているのであるが、ハブ4と角孔16との間に遊びが生じたり、ハンドル45の重量が大きい場合等では、完全にハンドル45を図19に示すような水平位置に復帰させられないことが懸念される。そこで図19に示すように台座36にハンドル45を嵌め込んだ状態で、台座36のハンドル復帰用弾性片44にハンドル45の押し込み部49が当接しているように設定しておく。するとハンドル45の操作時に図21に示すようにハンドル復帰用弾性片44が撓んだ状態になり、その戻ろうとする力により解錠後にさらに確実にハンドル45を復帰させることが可能になる。また図20に示すようにハンドル45の嵌合凸部48の上下位置をすぼめる方向に押し込むことで、嵌合凹部43と嵌合凸部48を分離することができるように設定してあり、ハンドル45の着脱の容易さも確保することができる。
また以上では扉正面51からの略8の字柱状の掘り込み加工を、エンドミル等の円形切削工具にてまず所定の深さまで座繰りを実施し、抜き取った後に上下方向に一定距離ずらせて再度同じ深さまで座繰りを実施する2工程の加工にて説明してきたが、類似した構成としては掘り込みの断面形状が長円形状であってもよいと想定される。この場合はまずエンドミル等の円形切削工具にてまず所定の深さまで座繰りを実施し、そのまま抜き取らずに一定距離上下方向に移動切削させて掘り込みを実施することになり、上記略8の字柱状のくぼみ部分をなくした形状と同じになる。したがってこの場合においてもラッチ錠自体は本発明の特徴とされる、フロント板53を用いない点や、つば面52を有しないために2段の掘り込みが排除できる点や、さらには回転パイプ部材8を用いて左右勝手を変更可能とする点、等を兼ね備えた構成にて実施することが可能である。
本発明のラッチ錠の斜視図である。 本発明のラッチ錠の平面図である。 本発明のラッチ錠の、錠ケースの断面図である。 本発明のラッチ錠の、ハブの平面図である。 本発明のラッチ錠の、スライド部材の平面図である。 本発明のラッチ錠の、揺動部材の平面図である。 本発明のラッチ錠の、ラッチの平面図である。 本発明のラッチ錠の、回転パイプ部材の斜視図である。 本発明のラッチ錠の、ストッパー部材の斜視図である。 本発明のラッチ錠の、解錠動作を示す平面軌跡図である。 本発明のラッチ錠の、ラッチの左右勝手変更動作を示す平面軌跡図である。 本発明のラッチ錠の、扉への掘り込み形状を示す斜視図である。 本発明のラッチ錠を扉に装着した状態の斜視図である。 本発明のラッチ錠に装着する、台座の一例を示す正面図である。 本発明のラッチ錠に装着する、台座の一例を示す上面図である。 本発明のラッチ錠を扉に装着し、さらに扉面に台座を取り付けた状態の斜視図である。 本発明のラッチ錠に装着する、ハンドルの一例を示す斜視図である。 本発明のラッチ錠に、台座とハンドルの一例を装着した状態の全体斜視図である。 本発明のラッチ錠に装着する、台座とハンドルの一例を組み付けた状態の正面図である。 本発明のラッチ錠に装着する台座とハンドルの一例を示す、図19のA-A断面図である。 本発明のラッチ錠に装着する、台座とハンドルの一例の解錠操作を示す正面図である。 従来のラッチ錠の分解斜視図である。
1 錠ケース
2 上部円筒部分
3 下部円筒部分
4 ハブ
5 スライド部材
6 揺動部材
7 ラッチ
8 回転パイプ部材
9 ストッパー部材
10 揺動部材用回転軸
11 ラッチばね
12 円形孔
13 雌ねじ部分
14 円形突起
15 淵部
16 角孔
17 円周部分
18 突出片
19 当接面
20 連動ピン
21 回転軸挿入孔
22 連動ピン挿入孔
23 ラッチ係合部
24 ラッチヘッド
25 ラッチ軸
26 ラッチつば部
27 矩形孔
28 凹部
29 回転溝
30 ストップ凸部
31 操作面
32 弾性爪部
33 ハブ復帰ばね
34 丸孔
35 ねじ挿入孔
36 台座
37 取り付けねじ
38 座面
39 外周起立部
40 取り付けねじ用孔
41 円筒突起
42 角軸貫通孔
43 嵌合凹部
44 ハンドル復帰用弾性片
45 ハンドル
46 角軸
47 半円筒ガイド部
48 嵌合凸部
49 押し込み部
50 戸先面
51 扉正面
52 つば面
53 フロント板

Claims (8)

  1. ラッチとハブとラッチ復帰ばねと揺動部材とスライド部材を錠ケース内に組み込んでなるラッチ錠と、ハンドルと台座を有する操作部材を扉に配置し、ハブの角孔にハンドルの角軸を挿入した状態で角軸を回転させることでラッチが没して解錠することができる構成のドア用のラッチ錠であって、円筒を2個上下方向に一部重ね合わせた上部円筒部分と下部円筒部分とからなる略8の字柱状の錠ケースを設け、その錠ケース内にラッチとハブとラッチ復帰ばねと揺動部材とスライド部材を配置し、ハブの回転によりスライド部材が直線移動し、スライド部材の移動動作により揺動部材が回転し、その回転動作によりラッチを没する動作を得ることにより解錠可能としたことを特徴とするドア用のラッチ錠。
  2. 前記略8の字柱状の錠ケースの下部円筒部分には円形孔が設けられており、上部円筒部分には揺動部材用回転軸が設けられており、下部円筒部分に矩形のラッチヘッドとラッチ軸とラッチつば部を有したラッチとラッチ復帰ばねを配置し、上部円筒部分に当接面と連動ピンを有したスライド部材を配置し、円周部分とその中心位置に形成された角孔と突出片を有したハブを設け、突出片をスライド部材の当接面に接触させた状態で円形孔に円周部分を嵌め込んでハブを配置し、回転軸挿入孔と連動ピン挿入孔とラッチ係合部を有する揺動部材を設け、揺動部材用回転軸に回転軸挿入孔を差し込んだ状態で連動ピンを連動ピン挿入孔に差し込み、ラッチ係合部がラッチつば部に当接した状態でスライド部材と揺動部材とラッチを連結し、ハブと揺動部材を上部円筒部分と下部円筒部分にまたがった状態でラッチとスライド部材とに組み付けたことを特徴とする請求項1に記載のドア用のラッチ錠。
  3. 矩形孔を有した回転パイプ部材を設け、ラッチヘッドを矩形孔に出没可能に貫通させた状態で、下部円筒部分に回転パイプ部材を回動可能に配置し、回転パイプ部材の戸先面側には凹部が上下2か所対称位置に形成されており、上部円筒部分の戸先面側にストップ凸部を有したストッパー部材を上下方向に移動操作可能な状態で装着しておき、ストップ凸部はあらかじめどちらか片方の凹部に差し込まれた状態で組み付けられており、ストッパー部材を上方向に移動操作して回転パイプ部材の片方の凹部からストップ凸部を抜くと錠ケースに対してラッチを含む回転パイプ部材が回動可能となり、180度回転させた位置にて再度他方の凹部にストッパー部材のストップ凸部を差し込むことによりラッチの向きを反転させることができるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のドア用のラッチ錠。
  4. ハブの角孔は下部円筒部分の円形孔の中心に配置され、その両横位置に操作部材の台座を装着するための雌ねじ部分を、下部円筒部分の両面に各2か所ずつ形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のドア用のラッチ錠。
  5. ラッチ錠を装着するための掘り込みが、扉の戸先面から円形切削工具による所定の深さまでの座繰りを上下方向に一定距離ずらせて実施する2工程の作業であり、扉正面からの加工は、ハブの角孔を露出させるための丸孔とその両横に錠ケースの雌ねじ部分を露出させかつ取り付けねじを挿入するためのねじ挿入孔を形成する作業になることを特徴とする請求項2または4に記載のドア用のラッチ錠。
  6. 角軸貫通孔とその両側に取り付けねじ用孔を備えた座面と外周起立部を有した横長形状の台座を設け、角軸を備えた横長で内部に空間を有したハンドルを設け、台座を取り付けねじにて錠ケースの雌ねじ部分に螺合することで扉正面に固定し、ハンドルの角軸をラッチ錠のハブの角孔に挿入すると同時に台座全体にハンドルが被さった状態で両者を組み付け、解錠に必要な角度のハンドルの回転操作時においても台座全体にハンドルが被さった状態を維持し、なおかつその位置でハンドルの内面が台座に当接する構成の、ハンドルと台座からなる操作部材を用いたことを特徴とする請求項1または4に記載のドア用のラッチ錠。
  7. 台座の角軸貫通孔の周辺に円筒突起を設け、台座の外周起立部に嵌合凹部を形成し、ハンドルの角軸の周辺に半円筒ガイド部を設け、ハンドル内側の角軸上下位置に嵌合凸部を形成し、台座にハンドルを装着する際には、円筒突起に半円筒ガイド部を被せて台座に対してハンドルが角軸を中心に回転するように設定し、同時に台座の嵌合凹部とハンドルの嵌合凸部が嵌まり合って保持されるように設定した、台座にハンドルを嵌め込む動作のみで装着動作が完結する構成の操作部材を用いたことを特徴とする請求項6に記載のドア用のラッチ錠。
  8. 台座の片端にハンドル復帰用弾性片を設け、ハンドルの片端内部に押し込み部を設け、台座にハンドルを装着した際にハンドルの押し込み部がハンドル復帰用弾性片に当接するように設定し、ハンドルの回転操作により押し込み部がハンドル復帰用弾性片を撓ませ、ハンドルを離した段階で元の位置に戻す構成を含むハンドルと台座からなる操作部材を用いたことを特徴とする請求項6または7に記載のドア用のラッチ錠。
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