JP3070297U - ヘアクリップ - Google Patents

ヘアクリップ

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JP3070297U
JP3070297U JP2000000093U JP2000000093U JP3070297U JP 3070297 U JP3070297 U JP 3070297U JP 2000000093 U JP2000000093 U JP 2000000093U JP 2000000093 U JP2000000093 U JP 2000000093U JP 3070297 U JP3070297 U JP 3070297U
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進金 陳
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進金 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋板をクリップの押圧部に取付けるようにし
たヘアクリップにおいて、組立を簡単にすると共に速く
組立てることもでき、また、部品を簡略化し、使用時に
おいて部品が脱落することがないようにしたヘアクリッ
プを提供する。 【解決手段】 第一本体(2000)、第二本体(30
0)および蓋板(400)により構成されるヘアクリッ
プにおいて、第一本体と第二本体の押圧部(210),
(310)にそれぞれ少なくとも1個のピン孔(21
1),(311)を穿設する。蓋板には少なくとも1個
の山部(410)が形成され、山部の両側には少なくと
も1個のピン(420)が設けられている。この蓋板は
ピン(420)を第一本体と第二本体の押圧部(21
0),(310)のピン孔(211),(311)に挿
入することによって押圧部に固定される。第一本体と第
二本体の押圧部を内方に押圧することにより、押圧部に
固定された蓋板は押圧力を受けて内側へ圧縮すると同時
に、蓋板は山部によって折り曲げられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、ヘアクリップの固定構造に関するものであり、特に、ヘアクリップ の蓋板と押圧部の固定構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のヘアクリップにあっては、下記のようなものが知られている。 出願人が以前日本で登録された実用新案登録番号第3047438号「ヘアク リップ」において、その実用新案登録請求範囲の請求項1に記載された構造につ いては、図6に示すように、2個の本体1にはそれぞれ耳台座11が設けられ、 耳台座11には枢着部品2が回動自在に枢着され、枢着部品2に嵌められた弾力 性部品21における2個の脚は、それぞれ本体1 における2 個の把手13で支え られることで、把手13を内方に押すことにより本体1 の下方に設けた歯12が 開くよう構成され、また、2個の把手13の終端にはそれぞれ蓋3 の両端に設け られた突起31を嵌め込むための欠け溝14が設けられ、2個の把手13の欠け 溝14に貫通の軸33が設けられ、また、蓋3 の突起31には開口溝32が設け られ、開口溝32はその溝底32Aが溝口32Bより大きいように形成されてい ると共に、溝口の幅は軸33の直径より小さく構成することで、開口溝32を軸 33に押すことで両者を回動自在の状態で結合することができるよう構成されて いる。
【0003】 また、上記実用新案の登録請求範囲の請求項2に記載された構造については、 図7に示すように、2個の本体1 にはそれぞれ耳台座11が設けられ、耳台座1 1には枢着部品2が回動自在に枢着され、枢着部品2に嵌められた弾力性部品2 1における2個の脚は、それぞれ本体1 における2 個の把手13で支えられるこ とで、把手13を内方に押すことにより本体1 の下方に設けた歯12が開くよう 構成され、また、2個の把手13の終端にはそれぞれ蓋4の両端に設けられた突 起41を嵌め込むための欠け溝14が設けられ、一方、蓋4の真中は折り曲げら れるように構成され、2個の把手13の欠け溝14の両側の壁には、嵌入穴また は突出した半円球体15が設けられ、この嵌入穴または突出した半円球体15は 、蓋4 の突起41に設けられた半円球体または嵌入穴42と回動自在の状態で結 合することができるよう構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のヘアクリップの構造については、下記のような問題を指摘す ることができる。 上述した従来のヘアクリップの構造では、製造が大変面倒で、生産スピードが 遅いため、生産コストが高くなるという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みて考案したものであって、その解決課題と するところは、蓋板をヘアクリップの押圧部に確実に固定させることができ、組 立上において更に簡単かつ速く組立てることができ、また、部品が簡略化され、 使用時において枢着部品が脱落することもないヘアクリップを提供しようとする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、第一本体、第二本体および蓋板により構成されるヘアクリッ プであって、第一本体及び第二本体には押圧部が形成され、蓋板には屈曲可能な 山部が形成され、上記押圧部若しくは上記蓋板のいずれか一方の部材には少なく とも1個のピン孔が穿設され、他方の部材には少なくとも1個のピンが設けられ 、上記ピンをそれぞれ上記ピン孔に挿入することにより、蓋板を押圧部に固定し 、第一本体と第二本体を枢着部材により回動可能に枢着し、第一本体と第二本体 を回動したとき、上記押圧部に固定された蓋板は山部によって略山形状に折り曲 げられることを特徴とするヘアクリップが提供され、上記課題が解決される。
【0007】 また、本考案によれば、上記ヘアクリップにおいて、第一本体と第二本体のピ ン孔にはそれぞれ拡大孔が設けられ、ピン孔と拡大孔との間には係合面が形成さ れ、蓋板のピンには拡張部が設けられ、ピンをピン孔に挿入したとき、拡張部は 係合面に係合されると共に拡張部は拡大孔の中に収容されることを特徴とする上 記ヘアクリップが提供される。さらに、上記蓋板には図案、模様等の装飾が設け られていることを特徴とする上記ヘアクリップが提供される。
【0008】 上記本考案においては、例えば蓋板に多数個のピンが設けられるのに対し、押 圧部には多数個のピン孔が穿設され、ピンをピン孔に挿入して係合することによ り、蓋板を押圧部に固定させることができるため、組立上において更に簡単にな ると共にスピードも速くなり、また、部品が簡略化されるため、使用時において 枢着部品が脱落するという問題点がなくなる。
【0009】 また、上記本考案の構成によれば、第一本体と第二本体のピン孔にはそれぞれ 拡大孔が設けられ、ピン孔と拡大孔との間には係合面が形成され、蓋板のピンに は拡張部が設けられ、ピンをピン孔に挿入したとき、拡張部は係合面に係合され ると共に拡張部は拡大孔の中に収容されるため、蓋板と押圧部との結合は更に強 くなる。
【0010】 さらに、上記構成によれば、上記蓋板は種々の図案、模様等の装飾を設けるこ とができるため、ヘアクリップは更に美的に富んで飾り物としての効果を十分に 発揮することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1〜図3は本考案の実施形態の分解斜視図、平面図とその断面図で、本考案 は第一本体200、第二本体300および蓋板400により構成される。第一本 体200と第二本体300の一端は押圧部210,310からなり、他端は挟持 部220,320からなる。押圧部210,310にはそれぞれ少なくとも1個 のピン孔211,311が穿設され、押圧部210,310と挟持部220,3 20の間はそれぞれ枢着部材により枢着される。
【0012】 特に、第一本体200および第二本体300の押圧部210,310と挟持部 220,320の間にはそれぞれ2個の固定片230,330が固設され、各固 定片230,330にはそれぞれ軸孔231が穿設され、軸桿232は各軸孔2 31と1個の弾力性部材233を貫通するように形成されるのが好適である。弾 力性部材233はト−ションコイルバネからなるのが好適で、弾力性部材233 の両端はそれぞれ第一本体200の押圧部210および第二本体300の押圧部 310と当接するように形成され、第一本体200と第二本体300は軸桿23 2を軸心にして回動自在に形成される。通常の状態では、第一本体200の挟持 部220と第二本体300の挟持部320は弾力性部材233の作用力により互 いに挟持しあうように形成される。
【0013】 蓋板400は適度の弾力性を有するプラスチック材料等で製造され、特にナイ ロン材料が好適であり、山部410の厚さは屈曲可能なように比較的薄い部分に 形成されている。この山部の両側には該山部410を略山形状に折り曲げできる よう谷折可能なヒンジ部411,411が設けられている。蓋板400の両側に はそれぞれ少なくとも1個のピン420が固設され、各ピン420をそれぞれ第 一本体200と第二本体300の押圧部210,310に穿設されたピン孔21 1,311に挿入することにより、蓋板400を押圧部に固定させる。
【0014】 図4は本考案の実施形態による局部の拡大断面図で、蓋板400のピン420 の前端には拡張部421を設けるのが好適で、拡張部421の外径は第一本体2 00と第二本体300のピン孔211,311より大きく、更に拡張部421は 一定の弾力性を有するように形成される。第一本体200と第二本体300のピ ン孔211,311には拡張部421を収容できる拡大孔212,312が設け られ、拡大孔212,312とピン孔211,311との間には係合面422が 形成される。
【0015】 蓋板400のピン420を第一本体200と第二本体300のピン孔211, 311に挿入したとき、ピン420の拡張部421は圧縮されてピン孔211, 311を通過する。ピン孔211,311を通過した後、拡張部421は係合面 422において拡張して係合されると共に拡張部421は拡大孔212,312 の中に収容され、この際、拡張部421の端面はヘアクリップの押圧部210, 310の表面と平になるように、または押圧部210,310を突き出ないよう にするのが好適である。
【0016】 図5は本考案の実施形態による押圧動作を示す断面図で、使用者が第一本体2 00と第二本体300の押圧部210,310を押圧したとき、第一本体200 と第二本体300は枢着部材により回動自在に回動し、そして、押圧部210, 310に固定された蓋板400は押圧力を受けて内側へ圧縮されると同時に、蓋 板400は山部410の部分で折り曲がるように形成される。蓋板400は圧縮 される空間を有するため、山部以外の部分で折れることがなく、確実に固定され ると共に美的の効果を増進することができる。
【0017】 特に、蓋板400の表面は装飾として種々の異なる図案、模様等を設けること ができるばかりではなく、表面処理の生産過程においては顔料が弾力性部材23 3に降りかかるのを蓋板400によって防ぐことができるため、弾力性部材23 3が表面処理後において回動不良になるということがなく正常に作動でき、これ により、加工過程中における弾力性部材を保護するという利点がある。
【0018】 上記実施例においては、押圧部にピン孔を設け、蓋板にピンを突設するように したが、押圧部にピンを設け、蓋板にピン孔を設けるようにすることもでき、ま た両方の部材に互いに係合するようピンとピン孔を設けることもできる(図示略 )。なお、蓋板にピン孔を設けた場合は、表面を適宜のシ−ル片(図示略)で覆 うようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成され、押圧部と蓋板のいずれか一方の部材、例えば 蓋板には多数個のピンが設けられるのに対し、他方の部材、例えば押圧部には数 個のピン孔が穿設され、ピンをピン孔に挿入して係合することにより、蓋板を押 圧部に固定させることができ、組立上において一層簡単になると共にスピードも 速くなり、また、部品が簡略化されるため、使用時において枢着部品が脱落する という問題点がなくなるという利点がある。
【0020】 また、上記のようにピン孔にはそれぞれ拡大孔が設けられ、ピン孔と拡大孔と の間には係合面が形成され、一方ピンには拡張部が設けられ、ピンをピン孔に挿 入したとき、拡張部は係合面に係合されると共に、拡張部は拡大孔の中に収容さ れるため、蓋板と押圧部との結合は確実に達成されるという利点がある。
【0021】 さらに、上記蓋板には図案、模様等の装飾を設けることができるため、ヘアク リップは更に美的に富んで飾り物としての効果を十分に発揮することができると いう利点がある。
【0022】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なも のであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘアクリップの一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】図1に示すヘクリップの平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】一部の拡大断面図である。
【図5】押圧部を押圧した状態の断面図である。
【図6】従来のヘアクリップの実施形態の一例を示す分
解斜視図である。
【図7】従来のヘアクリップの実施形態の他の例を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
200 第一本体 210 押圧部 211 ピン孔 212 拡大孔 220 挟持部 230 固定片 231 軸孔 232 軸桿 233 弾力性部材 300 第二本
体 310 押圧部 311 ピン孔 312 拡大孔 320 挟持部 330 固定片 400 蓋板 410 山部 420 ピン 421 拡張部 422 係合面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一本体、第二本体および蓋板により構
    成されるヘアクリップであって、上記第一本体及び第二
    本体には押圧部が形成され、上記蓋板には屈曲可能な山
    部が形成され、上記押圧部若しくは上記蓋板のいずれか
    一方の部材には少なくとも1個のピン孔が穿設され、他
    方の部材には少なくとも1個のピンが設けられ、上記ピ
    ンをそれぞれ上記ピン孔に挿入することにより蓋板を押
    圧部に固定し、第一本体と第二本体を枢着部材により回
    動自在に枢着し、第一本体と第二本体を回動したとき、
    上記押圧部に固定された上記蓋板は上記山部によって略
    山形状に折り曲げられることを特徴とするヘアクリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 上記ピン孔にはそれぞれ拡大孔が設けら
    れ、ピン孔と拡大孔との間には係合面が形成され、上記
    ピンには拡張部が設けられ、ピンをピン孔に挿入したと
    き、拡張部は係合面に係合されると共に拡張部は拡大孔
    の中に収容されることを特徴とする請求項1記載のヘア
    クリップ。
  3. 【請求項3】 上記蓋板には図案、模様等の装飾が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のヘアクリッ
    プ。
  4. 【請求項4】 上記ピン孔は第一本体及び第二本体の押
    圧部に形成され、上記ピンは蓋板の山部の両側に形成さ
    れている請求項1ないし3のいずれかに記載のヘアクリ
    ップ。
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