JP4241458B2 - カメラシステムおよびカメラ本体 - Google Patents

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本発明は、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドとそのカメラヘッドと通信を行ないカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムと、そのカメラシステムを構成するカメラ本体に関する。
撮像素子と撮影光学系が一体的になったプラグインユニットがカメラ本体に装着されると、そのプラグインユニットの情報がカメラ本体側に伝達されて、そのプラグインユニットが備える撮影光学系で撮影を行なうことができるようになるカメラシステムが提案されている(特許文献1参照)。このようにプラグインユニットがカメラ本体に装着されるだけで撮影光学系つまり撮影レンズの交換が行なわれるカメラシステムが実現されると、カメラシステムの取り扱いが非常に簡単になり、専門的な知識を持たない人にでも簡単に撮影レンズの交換を行なわせることができる。
同様なものに、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、カメラヘッドが着脱自在に装着されカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムがある(例えば特許文献2参照)。
しかし、この特許文献1、特許文献2のいずれの明細書中にも、プラグインユニットやカメラヘッドからカメラ本体にどの時点でどのようにして必要な情報が伝達されるかが記載されていない。この必要な情報がどの時点でどのようにして伝達されるかは非常に重要なことであって、もしもカメラヘッドが装着され電源が投入される度にカメラヘッドの情報が伝達されるようなカメラシステムであると、そのカメラシステムで撮影を行なおうとして電源を投入したときに、その情報の伝達に時間がかかりすぎてすぐに撮影を行なうことができない事態が引き起こされてしまう恐れがある。
今後、カメラヘッドの構成が益々複雑になってくることが予想されており、その複雑さ故に情報量が増大してカメラヘッドからカメラ本体への情報の伝達に要する時間も今後益々が長くなってくることが予想される。
特開平8−172561号公報 特開2000−175089号公報
本発明は、上記事情に鑑み、カメラヘッドがカメラ本体に装着されて電源が投入されたらすぐに撮影を行なうことができるカメラシステム、およびカメラ本体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のカメラシステムは、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着されそのカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
また上記カメラヘッドが、そのカメラヘッド識別用のID情報と、そのカメラヘッドからカメラ本体に渡した画像信号のそのカメラ本体での信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されたヘッド側メモリを備えたものであって、
上記カメラ本体が、
上記カメラヘッドのID情報と信号処理情報とを書き込み自在かつ不揮発的に記憶しておくための本体側メモリと、
上記カメラヘッドの装着を検出する装着検知センサと、
上記カメラヘッドの装着および電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けてそのカメラヘッドにID情報の送信を要求し、受信したID情報が上記本体側メモリに記憶されたID情報とは不一致であったときにはそのカメラヘッドに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報をその本体側メモリに記憶させるヘッド情報取得部と、
上記カメラヘッドから受け取った画像信号に、上記ヘッド情報取得部により取得され前記本体側メモリに記憶されている、そのカメラヘッド用の信号処理情報に基づいて信号処理を施す信号処理部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明のカメラシステムによれば、上記カメラヘッドが上記カメラ本体に初めて装着され電源が投入されたときに、もしくは電源が投入されている状態において上記カメラヘッドが上記カメラ本体に初めて装着されたときに、そのカメラヘッドが有するID情報および信号処理情報が上記ヘッド情報取得部によって取得され上記本体側メモリに記憶される。その本体側メモリは書き込み自在であって不揮発的であるため、一度カメラヘッドのID情報と信号処理情報とが記憶されると、電源が切断されてもそのID情報と信号処理情報とが記憶されたままになる。そうすると、上記カメラ本体に以前装着されたことのあるカメラヘッドが再度装着されたときには、そのカメラヘッドのID情報のみをカメラヘッドに問い合わせてそのID情報の照合をカメラ本体側で行なうだけで良くなる。
このようにしておくと、撮影を行なう前にカメラ本体側の上記情報取得部にカメラヘッドの情報を取得させておきさえすれば、そのカメラヘッドが装着されて電源が投入されたときに、上記情報取得部に上記ID情報の照合を行なわせるだけですぐに撮影スタンバイ状態になるカメラシステムが実現される。
ここで、上記ヘッド情報取得部は、上記カメラヘッドの装着および電源投入のうちの一方のイベントの発生を受けて先ずは上記本体側メモリを参照し、その本体側メモリにID情報が存在しなかったときは、上記カメラヘッドにID情報と信号処理情報との双方の送信を要求するものであることが好ましい。
このように上記ヘッド情報取得部によって上記本体側メモリが参照されたときにその本体側メモリにID情報が存在しなかったときには、ID情報のみの送信を要求することなしに上記ID情報と上記信号処理情報との双方の送信の要求がカメラヘッドに送信される。
そうすると、上記情報取得部が行なう処理のうち、上記カメラヘッドに先ずID情報のみの送信の要求を行なうという処理、すなわちID情報の照合を行なうという処理が省かれて処理時間が短縮される。
また、上記本体側メモリは、ID情報と信号処理情報とのペアを複数のカメラヘッド分記憶する容量を有するメモリであることが好ましい。
そうすると複数のカメラヘッドに対して、各カメラヘッドがカメラ本体に装着されて電源が投入されたらすぐに撮影を行なうことができる。
さらに、電源が遮断されている状態において上記カメラヘッドが上記カメラ本体に装着されたことを受けて電源を投入するとともに、今回の電源投入が上記カメラヘッドが前記カメラ本体に装着されたことを原因とする電源投入であったときは上記ヘッド情報取得部の動作終了後、電源を再度遮断する電源制御部を備えたことが好ましい。
そうすると電源が投入されていないくてもユーザによって上記カメラヘッドが装着されたときに自動的に電源が投入され上記情報取得部によってID情報と信号処理情報とが取得される。さらに電源制御部が、今回の電源投入が、カメラヘッドが装着されたことを原因とする電源投入であると判定したときには、その情報取得部にID情報と信号処理情報とを取得させた後、電源が遮断される。
このようにすることで、ユーザに意識させずにカメラヘッドの情報がカメラ本体に自動的に伝達されるカメラシステムが実現される。
また、上記課題を達成する本発明のカメラシステムを構成するカメラ本体は、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドが、着脱自在に装着されそのカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体において、
上記カメラヘッドが、そのカメラヘッド識別用のID情報と、そのカメラヘッドからカメラ本体に渡した画像信号のそのカメラ本体での信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されたヘッド側メモリを備えたものであって、
このカメラ本体が、
上記カメラヘッドのID情報と信号処理情報とを書き込み自在かつ不揮発的に記憶しておくための本体側メモリと、
上記カメラヘッドの装着を検出する装着検知センサと、
上記カメラヘッドの装着および電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けてそのカメラヘッドにID情報の送信を要求し、受信したID情報が上記本体側メモリに記憶されたID情報とは不一致であったときにはそのカメラヘッドに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報をその本体側メモリに記憶させるヘッド情報取得部と、
上記カメラヘッドから受け取った画像信号に、上記ヘッド情報取得部により取得され上記本体側メモリに記憶されている、そのカメラヘッド用の信号処理情報に基づいて信号処理を施す信号処理部とを備えたものであることが好ましく、また、上記ヘッド情報取得部は、上記カメラヘッドの装着および電源投入のうちの一方のイベントの発生を受けて先ずは上記本体側メモリを参照し、その本体側メモリにID情報が存在しなかったときは、上記カメラヘッドにID情報と信号処理情報との双方の送信を要求するものであることが好ましい。さらに、上記本体側メモリは、ID情報と信号処理情報とのペアを複数のカメラヘッド分記憶する容量を有するメモリであることが好ましく、カメラ本体は、電源が遮断されている状態において上記カメラヘッドが上記カメラ本体に装着されたことを受けて電源を投入するとともに、今回の電源投入が上記カメラヘッドが上記カメラ本体に装着されたことを原因とする電源投入であった場合には上記ヘッド情報取得部の動作終了後、電源を再度遮断する電源制御部を備えたものであることが好ましい。
さらに上記課題を達成する本発明のカメラシステムを構成するカメラヘッドは、撮影光学系と撮像素子とを備え、画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体に着脱自在に装着されて該カメラ本体に画像信号を送信するカメラヘッドにおいて、
カメラヘッド識別用のID情報とカメラヘッドから上記カメラ本体に渡した画像信号のカメラ本体での信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されたヘッド側メモリと、
上記カメラ本体からID情報の送信要求を受けたときは、上記カメラ本体に、ID情報を、信号処理情報から分離して送信し、上記カメラ本体から信号処理情報の送信要求を受けたときは、そのカメラ本体に、信号処理情報あるいはその信号処理情報とID情報との双方を送信する情報送信部を備えたものであることが好ましい。
以上、説明したように、カメラヘッドがカメラ本体に装着されたらすぐに撮影を行なうことができるカメラシステム、およびカメラ本体が実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるカメラシステムを示す図である。
図1に示すように本実施形態のカメラシステム1は、カメラヘッド1aとカメラ本体1bとを備える。図1には、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッド1aと、そのカメラヘッド1aが着脱自在に装着されカメラヘッド1aから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体1bとが示されている。
カメラヘッド1aの外観は従来の交換レンズと同様のものである。
カメラ本体1bの中央には、多数のマウント接点を持つヘッドマウント10bが配備されている。カメラヘッド1a側にも同様のマウント部が構成されており、双方のマウント接点の位置がそれぞれあうように図中の一点鎖線に沿ってカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されると、多数のマウント接点同士が各々接続されてカメラヘッド1aとカメラ本体1bとが電気的に接続される。
この多数のマウント接点の中のそれぞれが通信用、電力供給用にそれぞれ割り当てられていてカメラ本体1b側からカメラヘッド1a側への通信が行なわれたり、またカメラヘッド1a側からカメラ本体1b側への通信が行なわれたり、さらにカメラ本体1b側からカメラヘッド1a側への電力の供給が行なわれたりする。
このヘッドマウント10bの上方にはAWBセンサ11bが配備され、そのAWBセンサ11bにより撮影時の光源種が検出される。この光源種とは、例えば太陽光であるか蛍光灯であるかといったようなものであり、この光源種がAWBセンサにより検出され後述するデジタル信号処理部に適正な色温度が設定されて最適なホワイトバランスの調整が行なわれる。そのAWBセンサ11bの横には、閃光発光窓12bが配備されており、その閃光発光窓12bを通して閃光を発光する閃光発光装置がカメラ本体1b内に配備されている。さらにカメラ本体1bのボディ上面にはレリーズ釦13bとモードダイヤル14bが配備されている。このモードダイヤル14bによって撮影モードと再生モードとが選択され、その撮影モードにあっては、さらに静止画撮影モードであるとか、動画撮影モードであるとかが選択される。なお、図1には複数のカメラヘッドのうちの一つが例として、また複数の本体のうちの一つが例としてそれぞれ示されている。
ここで図2を参照してカメラヘッド1aとカメラ本体1bの内部の構成を説明する。
図2はカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。
図2の上方側にはカメラヘッド1aの構成が、また図2の下方側にはカメラ本体1bの構成がそれぞれ示されている。
まず、カメラヘッド1a側の構成を説明する。
本実施形態のカメラシステム1を構成するカメラヘッド1aは、カメラ本体1bに装着されてカメラ本体1b側のバッテリBtから電力の供給を受けて動作するものであって、カメラヘッド1a側の電源制御部100aおよびDC/DCコンバータ101aはカメラ本体1b側の電源制御部140bに制御されるものであるので、カメラヘッド1a側の電源制御部100aとDC/DCコンバータ101aの構成についてはカメラ本体1b側の電源制御部140bとDC/DCコンバータ141bの構成を説明するときにあわせて説明する。
図2に示すようにこのカメラシステム1を構成するカメラヘッド1aには、撮影光学系11aと撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以下CCDという)12aとが備えられている。その撮影光学系11a内には撮影レンズや絞りなどが配備されている。その撮影光学系11a内の撮影レンズで被写体をCCD12aに結像させて、CCD12aで画像データの生成を行なっている。このCCD12aで生成した画像データをアナログ信号処理部13aに出力してそのアナログ信号処理部13aでノイズ低減の処理などを行なった後、後段のA/D部14aでアナログ信号の画像信号をデジタル信号の画像信号に変換して高速シリアルドライバ150aに供給している。この高速シリアルドライバ150aにより駆動される高速シリアルバスによってカメラ1b本体側にデジタル信号になった画像信号が送信される。勿論、この高速シリアルバスを駆動する高速シリアルドライバ150bはカメラ本体1b側にも配備されていて双方のドライバによって高速シリアルバスは駆動される。この高速シリアルバスを通ってカメラ本体1bに供給される画像信号の中には、モードダイヤル14bによっていずれかの撮影モードが選択された状態にあるときに撮影光学系内の撮影レンズが捉えた被写体をLCDパネル(図示せず)上に表示するためのスルー画用の画像信号(以下スルー画信号という)やその撮影モードの中の静止画撮影モードが選択された状態にあるときにレリーズ釦13bの操作により得られる静止画像を表す画像信号(以下静止画信号という)やその撮影モードの中の動画モードが選択された状態にあるときにレリーズ釦13bの操作により得られる動画を表す画像信号(以下動画信号という)の3通りの画像信号がある。これらの画像信号のうちのいずれかがカメラ本体1b側からの要求によって高速シリアルバスを通ってカメラ本体側に送信される。
一方、A/D部14aでデジタル信号に変換された画像信号はA/D部14aの後段に設けられた積算回路16aにも供給されている。この積算回路16aはAF機能(以下AFという)およびAE機能(以下AEという)を果たすものであって、この積算回路16aによってAE機能を働かせるための被写界輝度の測定やAF機能を働かせるための被写体距離の測定が行なわれている。その積算回路16aで測定された被写体距離や被写界輝度がデータバス192aを介して絞り/フォーカス/ズーム制御部17aに供給され、その絞り/フォーカス/ズーム制御部17aによって撮影光学系内の絞りの径が調節されたり、撮影光学系内のフォーカスレンズの位置が調節されたりする。このようにしておくとこのカメラヘッド1aが備える撮影光学系内のレンズが異なる被写体に向けられる度にAFやAEが働きすぐにピントや輝度の調整が行なわれてピントの合った被写体を表す画像データがCCD12aで生成されCCD12aから出力される。
これらのCCD12a、アナログ信号処理部13a、A/D部14a、積算回路16aはタイミングジェネレータ(以下TGという)18aからのタイミング信号に同期して動作するものであり、そのTG18aの動作はヘッドCPU19aに制御されている。このヘッドCPU19aはシステムメモリ190a内に格納されているプログラムの手順にしたがってTG18aや絞り/フォーカス/ズーム制御部17aなどの制御を行なうものであって、そのシステムメモリ190a内には、AEやAFの処理手順やシリアルバスでの通信に関する処理手順などを示すプログラムが格納されている。また、このプログラムの中には、モードダイヤルによって撮影モードが選択され、さらに静止画撮影モードが選択されたときに起動されるスルー画処理プログラムや静止画処理プログラム、また動画撮影モードが選択されたときに起動される動画処理プログラムなども格納されている。これらの処理手順にしたがって、積算回路16aの動作やTG18aの動作や不揮発性メモリ191aのリードライト動作や3線シリアルドライバ151aの動作や高速シリアルドライバ150aの動作などがすべてヘッドCPU19aによって制御されている。
また、不揮発性メモリ191aには、カメラヘッド識別用のID情報と、カメラヘッド1aからカメラ本体1bに渡す画像信号のカメラ本体1bでの信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されており、カメラ本体1bからそれらの情報の送信の要求を表すコマンドが3線シリアルバスを経由して送信されてきたら、その不揮発性メモリ191a内のID情報のみが、もしくはID情報と信号処理情報との双方が3線シリアルバスを経由してカメラ本体1bに送信される。カメラ本体1b側にも3線シリアルバスを駆動する3線シリアルドライバ151bが配備されており、双方のドライバで駆動されるシリアルバスによってカメラ本体1bからカメラヘッド1aへ、あるいはカメラヘッド1aからカメラ本体1bへのコマンドのやり取りが行なわれる。例えばカメラ本体1aからカメラヘッド1bへID情報の送信を要求するコマンドが送信されたら、そのコマンドに応じてカメラヘッド1aからカメラ本体1bへそのコマンドに応じて3線シリアルバスによってID情報や信号処理情報が送信され、カメラ本体1bから画像信号の送信の要求に対応するコマンドが通信により送信されてきた場合には、その3線シリアルバスよりも高速の高速シリアルバスによってデジタル信号になった画像信号がカメラ本体1bへ送信される。
ここで、図2を離れて、その不揮発性メモリ191aに記憶されているID情報や信号処理情報の内容を図3、図4を参照して説明しておく。
図3は、ID情報と信号処理情報とを示す図であり、図4はCCD12aの撮像面を示す図であって、図3の信号処理情報の意味を説明する図である。
図3に示す最上部にID情報が示されており、その下方に信号処理情報が示されている。図3に示すID情報は例えばこのカメラヘッドの識別用のID番号などであり、このID番号が同じであると同じカメラヘッドがカメラ本体に装着されたということがカメラ本体に示される。そのID情報の下方にはこのカメラヘッドで撮影を行なったときの画像信号の処理に必要な信号処理情報が示されている。
その信号処理情報として上から順に、CCD11aのカラーフィルタアレイ(以下CFAという)の配列やCCD11aの画素数(静止画の場合、スルー画の場合、動画の場合の3通り)、有効取り込み位置を示す座標と画素数、黒レベルの基準になるオプティカルブラック(以下OBという)の位置を示す座標や、コンポーネント順、A/Dのビット深さ、CCD傷位置などが示されている。
なお、図3の一番上にはCFAの配列として、信号処理情報の内容を説明するために、ベイヤ配列orハニカム配列と示されているが、実際にはCFAの配列のうちの一つがメモリ内に記憶されている。ただし、ベイヤであってハニカム配列である場合もあるため、その場合にはベイヤアンドハニカムのように信号処理情報が示される。
また、図3に示す信号処理情報のうち、画素数は、縦画素の個数Wと横画素の個数Hの組み合わせ(W,H)で示されている。この(W,H)は、図4に示すように、横方向の画素数と縦方向の画素数を示すものであって、符号W1によって撮像面の幅方向の最大画素数が、符号H1によって撮像面の高さ方向の最大画素数がそれぞれ示されている。つまり、(W1 H1)の場合には、このCCD12aが持つすべての画素が使用されて静止画信号が生成されることが信号処理情報の一つとして示されている。また、スルー画信号が静止画信号の画素数(W1 H1)よりも少ない画素数(W2 H2)で生成されることが、動画信号も静止画信号の画素数(W1 H1)よりも少ない画素数(W3 H3)によって生成されるということが信号処理情報の一つとして示されている。また、スルー画信号、動画信号などの有効取り込み位置の座標が(X Y)で示され、その有効取り込み領域(図中点線で示す領域)内の画素数が(W4,H4)の組み合わせで示されている。
さらに、このCCD12bの撮像面上には、このCCD12bで撮像したときの黒色レベルをカメラ本体1b側のデジタル信号処理部103bに知らせるためのオプティカルブラック(以下OBという)という領域が設けられている。このOB領域の開始座標(XOB)と長さ(WOB)もそれぞれ信号処理情報の一つとして示されている。
また、A/DBit深さで1画素が何ビットのデータで構成されるかも信号処理情報の一つとして示されている。この1画素辺りのビット数は8ビット〜14ビットまでのものがあり、このビット数が信号処理情報の一つとして示されている。さらにCCD傷位置により傷画素の座標位置(X,Y)も信号処理情報の一つとして示されている。図4中には、(Xt1,Yt1)と(Xt2,Yt2)と(Xtn,Ytn)との3箇所に傷画素があることが示されている。この傷画素があった場合にはその画素に隣接している画素を用いて補間処理などが行なわれる。
このような信号処理情報がカメラ本体1b側のデジタル信号処理部103bにセットされると、高速シリアルバスを経由して送られてきた画像信号にカメラヘッド内のCCDに適した処理が施される。
このようなID情報と信号処理情報とが不揮発性メモリ191aに記憶されている。
以上がカメラヘッド1aの構成である。
図2に戻ってカメラ本体1bの構成を説明する。
カメラ本体1bの動作は本体CPU100bにより統括的に制御される。このカメラ本体1b側にもプログラムが格納されているシステムメモリ101bや、カメラヘッド1b側から送信されてきたID情報や信号処理情報を書き込み自在かつ不揮発的に記憶しておくための不揮発性メモリ102bが配備されている。なお、システムメモリ101bの中には、このカメラシステムのメイン処理の手順を示すプログラムが記述されており、その中にはカメラヘッド1a側のヘッドCPU19aと連携してスルー画信号の処理を行なう場合の処理手順であるとか、静止画信号の処理を行なう場合の処理手順であるとか、動画信号の処理を行なう場合の処理手順であるとかも記述されている。
そのシステムメモリ101bに格納されているプログラムにしたがって本体CPU100bによって、3線シリアスバスでのコマンドのやり取りや高速シリアルバスでの画像信号の受信などが制御される。その3線シリアルバスの駆動は、3線シリアルドライバ151bによって、また高速シリアルバスの駆動は3線シリアルドライバ150bにより行なわれ、それらのドライバの動作が本体CPU100bによってそれぞれ制御されている。
前述したようにカメラヘッド側の3線シリアルドライバ151a側とカメラ本体側の3線シリアルドライバ151bによってシリアルバスが駆動されてコマンドのやり取りが行なわれ、カメラ本体1b側からID情報や信号処理情報の送信の要求を表すコマンドが3線シリアルバスを経由してカメラヘッド1aに送信されたら、ヘッドCPU19aによってカメラヘッド1aの不揮発性メモリ191a内に記憶されているID情報と信号処理情報が読み出され3線シリアルドライバ151aにそのID情報と信号処理情報が供給され、そのID情報と信号処理情報が3線シリアルバスによってカメラ本体1bへ送信されてくる。このようにしてカメラ本体1bにID情報と信号処理情報とが送信されてきたら、本体CPU100bによってそのID情報と信号処理情報が受信され、そのID情報と信号処理情報がカメラ本体1bの不揮発性メモリ102bに記憶される。この本体側メモリである不揮発性メモリ102bは、ID情報と信号処理情報とのペアを複数のカメラヘッド分記憶する容量を有するメモリであって、このカメラ本体1bに別のカメラヘッドが装着されたときには、それらのID情報と信号処理情報が残らず記憶されるようになっている。
この3線シリアルバスを用いてのID情報と信号処理情報の送信の要求は、カメラヘッド1aの装着および電源SW14bによる電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けて行なわれるものであって、いずれかのイベントが発生したら常時バッテリBtからの電力の供給を受けている電源制御部140b、さらにDC/DCコンバータを介して電力が本体CPU100bを含む各部に供給される。このときにはカメラヘッド側のDC/DCコンバータにもマウント接点を介して電力が供給されカメラヘッド各部に電力が供給される。そうしたら本体CPU100bは3線シリアルドライバ151bを制御してその3線シリアルドライバ151bで駆動されるシリアルバスを通してカメラヘッド1aにID情報の送信を要求し、受信したID情報が不揮発性メモリ102bに記憶されたID情報とは不一致であったときにはカメラヘッド1aに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報を不揮発性メモリ102bに記憶する処理を行なっている。この本体CPUが本発明にいうヘッド情報取得部にあたる。
このようにカメラヘッド1aが装着されたときに、または電源スイッチ14bが投入されたときに、そのカメラヘッド1aで生成された画像信号の処理を行なうのに必要な信号処理情報が不揮発性メモリ102bに記憶されたら、その信号処理情報が信号処理部103bにセットされ、このカメラシステム1によって撮影を行なうことが可能な状態となる。
次にカメラ本体1b側からまずスルー画信号の送信の要求を表すコマンドが3線シリアルバスを通してカメラヘッド1aに送信される。カメラヘッド1a側のヘッドCPU19aではそのスルー画の送信の要求を受けて、スルー画信号を高速シリアルドライバ150aによって駆動される高速シリアルバスを通してカメラ本体1bへ送信する。この高速シリアルバスを通ってカメラ本体1bに送信されてくるスルー画信号は、デジタル信号処理部103bに供給され、このデジタル信号処理部103bで所定の処理が施された後、フレームメモリ104bに記憶される。このフレームメモリ104bに記憶されたYC信号がLCD制御部105bに供給され、そのLCD制御部105bによってLCD1050bのパネル上にスルー画が表示される。
このスルー画を見ながらレリーズ釦13bが押されたときには、本体CPU100bおよびヘッドCPU19aとの双方に割り込み信号が供給され、そのスルー画の処理が中断されて外部割込みによりシステムメモリ内に記述されている静止画処理プログラムが起動される。図2に示すように、レリーズ釦13bが押されたときには本体CPU100b、ヘッドCPU19aとも外部割り込み入力ピンに直接レリーズ信号が入力されるようになっている。カメラヘッド1a側のヘッドCPU19aはレリーズ釦13aが押されたときの割り込みタイミングでTG18aからCCD12aへ露光開始の信号を供給させてCCD18aに露光を開始させている。その後TG18aからCCD12aへ露光終了の信号を供給させてCCD12aに全画素データからなる静止画信号をアナログ信号処理13aへ出力させている。そのアナログ信号処理部13aに出力させた静止画信号が、アナログ信号処理部からA/D部14a、高速シリアルバス150aを通ってデジタル信号処理部103bに供給され、さらにその信号処理部103bでJPEG圧縮されたJPEGファイルがカードI/F106bを介して、メモリカードスロット107bに装填されたメモリカード108bに記憶される。モードダイヤル14bが動画モードになっているときにはレリーズ釦13bの操作により割り込みが発生して動画処理プログラムが起動され、動画信号が所定の時刻ごとに高速シリアルバスを通ってデジタル信号処理部103bに供給され、モーションJPEGあるいはMPEG圧縮が行なわれてメモリカード108bに記録される。
本発明には直接関係ないが、タイマ処理用のタイマ110bやカレンダ時計部111bなども配備されており、例えばLCD制御部105bにカレンダ時計部からカレンダデータが供給されると、LCD1050bのパネル上に被写体とともに時計やカレンダが表示されたりする。さらにカメラ本体1bはUSBコネクタ130bを有しており、そのUSBコネクタ130bを介してパーソナルコンピュータなどが接続されるとUSBドライバU131bによりUSBが駆動されて画像信号がパーソナルコンピュータに転送される。また、図1に示した閃光発光窓12bから閃光を発光する閃光部121bと閃光制御部120bとからなる閃光発光装置やカメラ本体の背面側にあるスイッチ/LED132bなどがI/O133bを介して本体CPU100bに制御されて動作する構成になっている。
ここで、デジタル信号処理部103bの内部構成および動作を、図5を参照して詳細に説明する。
図5はデジタル信号処理部103bの内部構成を示す図である。
このデジタル信号処理部103bに、図3に示す信号処理情報がセットされてカメラヘッド側から高速シリアルバスを通ってスルー画信号、静止画信号、動画信号が送信されてくると、信号処理情報に基づいた信号処理がスルー画信号、あるいは静止画信号、あるいは動画信号に施される。
この図5にはレリーズ釦13bが押されたときに静止画信号がメモリカード108bに記録されるまでの処理系統が示されており、LCD105bのパネル上にスルー画を表示するときには、ガンマ補正部1035bでガンマ補正された後のスルー画信号がフレームメモリ104bに所定の時刻ごとに供給されそのフレームメモリ104bに記憶されたスルー画信号に基づく画像がLCDパネル上にスルー画像として表示される。また動画が記録されるときにはJPEG圧縮部1038bで、モーションJPEGあるいはMEPG処理が施される。
ここでは静止画信号の処理を、図5を参照して説明する。
図5に示すように、高速シリアルバスを経由して静止画信号がデジタル信号処理部103bに供給される。まずデジタル信号処理部103bの初段にあるオフセット補正部1031bでオフセット補正が行なわれる。このオフセット補正部1031bでは、図4に示すOB領域の画像信号を基準レベル(黒レベル)として、OB領域以外の画像信号をその基準レベルにクランプする処理が行なわれる。このクランプ処理がオフセット処理にあたり、そのオフセット補正が行なわれた静止画信号が次段のWBゲイン乗算部1033bに供給され、そのWBゲイン乗算部1033bで今度は黒レベルに対して白レベルの調整つまりホワイトバランスの調整が行なわれる。この白色というのは、R、G、Bの加法色混合によって生成されるものであってR,G,Bそれぞれの出力比が等しくなるようにR、G,B信号それぞれのゲインを調整しないと純度の高い白色が得られない。ここではその純度の高い白色を得るために、AWBセンサ11bによって検出された光源種に応じた色温度をW/B乗算部1033bにセットし、さらに前段の積算回路1032bによって積算された積算値に応じて純度の高い白色が得られるようにR,G,BそれぞれのゲインがそれぞれW/B乗算部1033bにセットされている。そのW/B乗算部1033bの前段の積算回路1032bでは、例えばCFAやコンポーネント順の情報に基づいて、複数あるR画素それぞれについての受光レベルを検出してその検出した受光レベルごとに度数分布を求める処理を行なって、さらにその度数分布から受光レベルの分散を求めてその分散で規定される範囲内の例えば最大受光レベルをWBゲインとしてWB乗算部1033bに設定する処理が行なわれている。この積算回路1032bを設けておくと、多数のR画素それぞれの受光レベルのばらつきを求め、その多数のR画素それぞれの受光レベルの平均値をWBゲインとしてWB乗算部1033bに設定することも、上記のように最大受光レベルをWBゲインとしてWB乗算部に設定することもできる。
このR画素と同様の処理がG画素、B画素それぞれについても行なわれてR,G,B信号それぞれのゲインがW/B乗算部1033bに設定されている。
このようにしてR、G、Bそれぞれのゲイン調整が行なわれたら、次段のリニアMTX1034bによってRGB信号からYC信号への変換が行なわれる。ここではRGBに例えば3×3の色変換行列が掛け合わされてY信号,Cr信号,Cb信号への変換が行なわれる。例えばコントラストをアップさせたければ、3×3の色変換行列の係数のうち、対角要素の重みを大きくしてYC信号への変換を行なったりすると、コントラストがアップされたYC信号が生成されたりする。その後ガンマ補正部1035bでガンマ補正が行なわれて同時化部1036bでYC信号が同時化され、Y信号の方は輪郭補正部10371bに供給されて、C信号の方は色差マトリクス部10372bに供給されて、Y信号と色差信号(R−Y,B−Y)とからなる画像信号がJPEG圧縮部1038bで圧縮されてメモリカードに画像ファイルとなって記録される。
このようにカメラヘッドから取得した信号処理情報がデジタル信号処理部103bにセットされて、そのセットされた内容に応じてデジタル信号処理部103bによって画像信号の処理が行なわれる。
最後にカメラヘッド1a側にもある電源制御部100aとDC/DCコンバータ101aに電力を供給するカメラ本体1bの電源制御部140b周辺の構成を説明する。
このカメラシステム1においては、前述したように3線シリアルバスでコマンドのやり取りを行なってカメラヘッド1aにID情報と信号処理情報の送信の要求を行なうにあたって、ヘッド情報取得部である本体CPU100bが、カメラヘッド1aの装着および電源SW14bによる電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けてカメラヘッドにID情報の送信を要求し、受信したID情報が本体側メモリに記憶されたID情報とは不一致であったときにはカメラヘッドに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報を本体側メモリに記憶するようにしている。
このような処理を行なうために本体CPU100bが電源の投入理由を検知する必要があるので、この電源の投入理由を本体CPU100bに通知するためにラッチ部160bを設けて電源制御部140bにこのラッチ部160bの内容を書き換えさせている。そしてそのラッチ部160bの内容を、I/O部161bを介して本体CPU100bに読み取らせて、本体CPU100bに電源の投入理由を知らせている。本体CPU100bは例えばラッチ部160bが‘H’になってI/O部161bが‘H’になっていたらカメラヘッドが装着されたものであると判定し、‘L’であったら電源スイッチ14bが投入されたものであると判定する。
この構成を、このカメラシステムの電力供給の経路を示しながら説明する。
まず電力供給源であるバッテリBtがカメラ本体1aに配備されている。そのバッテリBtからカメラ本体1a側の電源制御部140bを介してカメラ本体側1bのDC/DCコンバータ140bに電力が供給されるようになっている。この電源制御部140bにはバッテリーBtとDC/DCコンバータ141bを繋ぐ経路を遮断したり、接続したりするスイッチが配備されており、そのスイッチが、電源SW14bが接続されてロー信号が電源制御部140bに供給されたり、カメラヘッド1aが装着されてマウント接点を通してロー信号が電源制御部140bに供給されたりすると接続されるようになっている。
この電源制御部140b内のスイッチが接続されると、バッテリBtから電源制御部140b、さらにはDC/DCコンバータ141bを介して本体CPU100bを初めとする各部にバッテリBtからの電力が供給される。またカメラヘッド1a側のDC/DCコンバータ101aにも、マウント部のマウント接点を介してバッテリーBtからの電力が供給される。
電源スイッチ14bの方はカメラ本体1b側に配備されており、その電源スイッチ14bが接続されると、その電源スイッチ14bが接続されたことによりロー信号が電源制御部140bに供給されるようになっている。このようにして電源スイッチ側からロー信号が供給されると電源制御部140bはラッチ部の内容を例えば‘L’に書き換える。
これに対し、カメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されたときには、ヘッドマウントの中の一マウント接点を通してカメラ本体1bの電源制御部140bにロー信号が供給されるようになっている。このカメラヘッド1aが装着されたことによりカメラヘッド1a側からロー信号が電源制御部150bに供給されたときにも電源制御部140b内のスイッチが接続されてバッテリーBtから本体のDC/DCコンバータ141bやカメラヘッドのDC/DCコンバータ101bに電力が供給されるようになっている。しかし、電源SW側からロー信号が供給されたときとはロー信号が供給される経路が異なっているので電源制御部140bは、ラッチ部160bの内容を‘H’に書き換えている。
このようにしておくと、電源投入の理由がカメラヘッド1aの装着によるものなのか、電源SWの操作によるものなのかがI/Oを通してカメラ本体側に通知され、カメラ本体側に認識される。そうすると、例えばラッチ部が‘H’になっていた場合には、カメラヘッド1aからID情報と信号処理情報とを取得した後、本体CPU100bの方でI/Oの内容を書き換えることにより、電源遮断の指示を電源制御部140bに指示することができる。
以上説明したように、カメラヘッドがカメラ本体に装着されたらすぐに撮影を行なうことができるカメラシステム、およびそのカメラシステムを構成するカメラ本体およびカメラヘッドがそれぞれ実現される。
最後にいままで説明してきた本体CPUが行なう処理、ヘッドCPUの処理を整理して、本体CPUの処理とヘッドCPUの処理とをフローチャートにより順次説明していく。
図6は、本体CPU100bが行なう初期化処理の手順を示すフローチャートである。
前述したようにカメラヘッド1aの装着および電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けて電源制御部140bによってバッテリーBtから本体CPU100bへ電力が供給されると、本体CPU100bがこのフローの処理を開始する。このフローチャートのステップS601からステップS604の処理については電源制御部140bが行ない、ステップS605以降の処理については本体CPU100bが行なう。
電源投入であればステップS601でラッチ部160bに電源投入理由として例えば“H”を書き込み、ヘッド装着であればステップS602でラッチ部160bに電源投入理由として例えば“L”を書き込む。
次のステップS603へ進み、ステップS603でバッテリーBtとDC/DCコンバータ141bを接続してカメラ本体1b側の各部に電力を供給し、さらに次のステップS604へ進んでカメラヘッド1aにも給電する。
ここまでは電源制御部が行なう処理で、以降の処理は本体CPU100bが行なう。
次のステップS605で不揮発性メモリ102bにID情報があるかどうかを判定し、そのID情報があった場合にはステップS606で3線シリアルバスを用いてカメラヘッド1aにID情報の送信を要求する。次のステップS607で3線シリアルからの受信があったと判定したらY側に進みステップS608でその受信データがID情報であると判定したら次のステップS609へ進む。ステップS609で受信したID情報に一致するID情報および信号処理情報が不揮発メモリ102bにあるかどうかを判定する。このステップS609で不揮発性メモリ102b内の多数のID情報とそのID情報の中に一致する情報があると判定した場合には、次のステップS610へ進み電源投入理由がヘッド装着、電源投入のいずれであるかを判定する。このステップS610でヘッド装着であったらステップS613へ進んで電源切断してこのフローの処理を終了し、電源投入であったらステップS612で受信したID情報に対応する信号処理情報をデジタル信号処理部103bにセットしてこのフローの処理を終了する。
また、ステップS609で不揮発性メモリ102bにID情報が存在しなかったら、このステップS609でNと判定して、ステップS614でID情報と信号処理情報の送信要求をカメラヘッド1aに送信する。次のステップS615へ進み、3線シリアルバスを通してデータを受信するまでステップS615を繰り返す。ここでカメラヘッド側から送信されてきたデータを受信したと判定したら、Y側に進みステップS616でその受信データがID情報と信号処理情報であるかを判定し、その受信データがID情報と信号処理情報であると判定したらステップS617で受信したID情報と信号処理情報とを不揮発性メモリ102bに格納する。このステップS616で、受信したデータが信号処理情報ではないと判定したらステップS614へ戻る。
ステップS617で不揮発性メモリに受信した信号処理情報を記憶したら、次のステップS618へ進んでステップS618で電源投入理由を判定する。このステップS618でヘッド装着であると判定したらステップS621へ進み電源切断してこのフローの処理を終了する。このステップS618で電源SWによる電源投入であると判定したらステップS619へ進み、受信したカメラヘッドの信号処理情報をデジタル信号処理部103bにセットしてこのフローの処理を終了する。
図7は、カメラヘッド1aが装着されてカメラヘッド1aに電力が供給されたときにヘッドCPU19aが行なう処理の手順を示すフローチャートである。
カメラヘッド1aが装着されたことにより図6のステップS603の処理でカメラヘッド1aにカメラ本体1bのバッテリBtからヘッドCPU190aに電力が供給されたらカメラヘッド側でこのフローの処理が開始される。
ステップS701で3線シリアルドライバによってシリアルバスを駆動させてコマンドの受信を行なう。次のステップS702でカメラ本体から送信されてきたコマンドがID情報の送信の要求であるかどうかを判定する。このステップS702でID情報の送信の要求であると判定したら、Yes側に進み、ステップS703で不揮発メモリ191a内のID情報を3線シリアスバスを通してカメラ本体1bに送信する。ステップS702でヘッドIDの送信の要求ではないと判定したらNo側に進み、次のステップS704でコマンドが信号処理情報の要求であるかどうかを判定する。このステップS704でヘッド情報の要求であると判定したら、Yes側に進みステップS705で信号処理情報を3線シリアルで送信する。
このステップS704で信号処理情報の要求ではないと判定したらNo側に進み、ステップS706でコマンドがスルー画の要求であるかどうかを判定する。このステップS706でスルー画の要求であると判定したらYes側に進みステップS707でスルー画処理プログラムを起動する。
このステップS707でスルー画の要求ではないと判定したら、No側に進み、ステップS708でコマンドがズーム位置移動に関するものであるかどうかを判定する。このステップS708でズーム位置移動に関するものであると判定したらYes側に進み、ステップS709で指定されたズーム位置にズームレンズを移動させる。このステップS708でズーム位置移動のコマンドではないと判定したら、次のステップS710へ進み、このステップS710でコマンドがズーム位置取得であるかどうかを判定して、このステップS710でズーム位置取得のコマンドであると判定したら、Yes側に進みステップS711で現在のズーム位置情報をカメラ本体へ送信する。
このステップS710でコマンドがズーム位置情報取得に関するコマンドではないと判定したら、NO側に進み、ステップS701に戻る。
また図8は、ヘッドCPU19aが行なうスルー画の処理手順を示すフローチャートである。例えばモードダイヤルによって静止画撮影モードが選択されたら、このスルー画処理が開始される。
まず、ステップS801でタイマを1/30s周期にセットして、1/30s時間が経過するのを待つ。その1/30s経過したときに次のステップS802へ進み、ステップS802でスルー画用のAE/AF処理を積算回路で行なう。ステップS803でスルー画信号をCCD12bで生成して、CCD12bからスルー画信号をアナログ信号処理部、A/D部、高速シリアルドライバへと出力させる。このステップかS801らステップS802までの一連の処理を1/30ごとに繰り返し行なう。
このようにしてスルー画信号に基づくスルー画信号を1/30ごとにカメラ本体へ供給して、カメラ本体のLCDのパネル上にスルー画を表示する。
そのスルー画を見ながらレリーズ釦が押されたら、ヘッドCPU19aは図9の処理を実行する。
図9はレリーズ釦が押されて割り込み処理をヘッドCPU19aが行なうときの処理手順を示すフローチャートである。
ヘッドCPU19aに割り込み信号が供給されると、ステップS901でスルー画プログラムの実行を停止する。
次のステップS902でAE/AF処理プログラムを起動して次のステップS903で静止画信号をCCDで生成して、さらにその次のステップS904で静止画信号(CCDrawデータ)を高速シリアルバスでカメラ本体側へ送信する。フロー中静止画信号がrawデータと示されているのはCCD12bから出力された生データであることを示すためである。
最後に図6に示す本体CPUが行なう処理と図7〜図9に示すヘッドCPUが行なう処理の係わりを、図10を参照して説明する。
図10は図6から図9に示す処理を、カメラヘッド1aとカメラ本体1bとの間の通信手順として示した図である。図10にはカメラヘッドとカメラ本体の間の通信路である3線シリアルバスと高速シリアルバスと割り込み処理ラインとの3つの通信経路のうち、いずれの通信経路が使用されて通信が行なわれるかが示されている。
まず図6の初期化の処理手順がステップS1001〜S1005までに示されている。
ステップS1001でヘッド装着、電源投入のいずれかのイベントの発生を電源制御部が受けてバッテリーからの電力を本体CPU100bに供給する。そうしたら本体CPU100bが処理を開始する。次のステップS1002へ進んで本体CPU100bは、不揮発性メモリ102bにID情報と信号処理情報とが記憶されているかどうかを判定する。その不揮発性メモリ102bにID情報とそのID情報に対応する信号処理情報が記憶されていなかったら、3線シリアルバスを用いて先ずID情報の送信の要求をカメラヘッド1a側に送信してカメラヘッド1a側から送信されてくるID情報を受信する。次のステップS1003で不揮発性メモリ102bに記憶されているID情報と取得したID情報が一致するかどうかを判定する。このステップS1003でID情報が一致しないと判定したら、ID情報と信号処理情報の送信の要求を表すコマンドを3線シリアルバスを用いてカメラヘッドに送信して、カメラヘッド側から送信されてくる信号処理情報をステップS1004で受信して不揮発性メモリに記憶する。次のステップS1005で初期化処理を行なって撮影スタンバイ状態に移行する。
ここまでで、図6の処理が終了する。
ここで図7に示すスルー画の送信の要求を表すコマンドがカメラヘッドに送信されたら、図8のスルー画処理に移行する。図8のスルー画の処理手順がステップS1006〜S1008、ステップS1009〜S1011までにそれぞれ示されている。
つまり、図8に示すステップS802〜S804までの処理が1/30sごとに繰り返し行なわれている。
このスルー画を見ながらレリーズ釦が押されたら、ステップS1012で図9のレリーズ割り込み処理が開始される。ステップ1016まででレリーズ割り込み処理が終了したらまたステップS1017からステップS1019に示すようなスルー画処理が行なわれる。
このようにカメラヘッドがカメラ本体に装着されたときに自動的に電源が投入されてID情報の照合が行なわれてID情報がカメラ本体側の不揮発性メモリ内に存在しなかった場合には、装着されたカメラヘッドのID情報と信号処理情報がカメラ本体側の本体CPUにより取得される。その後、電源が自動的に遮断される。この状態にあるときにユーザにより電源が投入されてこのカメラシステムでの撮影が行なわれるときには、カメラ本体側でカメラヘッドのID情報の照合が行なわれて短時間のうちにそのID情報に対応する信号処理情報が信号処理部にセットされるので、電源投入後にすぐに撮影を行なうことができる。
本発明の一実施形態であるカメラシステムを示す図である。 カメラヘッド1がカメラ本体4に装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。 ID情報と信号処理情報とを示す図である。 図3の信号処理情報の意味を説明する図である。 デジタル信号処理部の構成を示す図である。 ヘッドCPUが行なうコマンド処理の処理手順を示すフローチャートである。 ヘッドCPUが行なうスルー画処理の処理手順を示すフローチャートである。 ヘッドCPUが行なうレリーズ処理の処理手順を示すフローチャートである。 カメラ本体側のシステムCPUが行なう処理の手順を示すフローチャートである。 カメラヘッドとカメラ本体との間の通信手順を説明する図である。
符号の説明
1 カメラシステム
1a カメラヘッド
100a 電源制御部
101a DC/DCコンバータ
11a 撮影光学系
12a CCD
13a アナログ信号処理部
14a A/D部
150a 高速シリアルドライバ
151a 3線シリアルドライバ
16a 積算回路
17a 絞り/フォーカス/ズーム制御部
18a TG
19a ヘッドCPU
190a システムメモリ(ROM/RAM)
191a 不揮発性メモリ
192a データバス
1b カメラ本体
10b ヘッドマウント
100b 本体CPU
101b システムメモリ
102b 不揮発性メモリ
103b デジタル信号処理部
1031b オフセット補正部
1032b 積算回路
1033b WBゲイン乗算部
1034b リニアMTX
1035b ガンマ補正部
1036b 同時化部
10371b 輪郭補正部
10372b 色差MTX
1038b JPEG圧縮部
104b フレームメモリ
105b LCD制御部
1050b LCD
106b カードI/F
107b メモリカードスロット
108b メモリカード
150b 高速シリアルドライバ
151b 3線シリアルドライバ

Claims (8)

  1. 撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、該カメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
    前記カメラヘッドが、該カメラヘッド識別用のID情報と、該カメラヘッドからカメラ本体に渡した画像信号の該カメラ本体での信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されたヘッド側メモリを備え、
    前記信号処理情報が、前記ヘッド側メモリの、前記撮像素子における静止画の有効取り込み領域および動画の有効取り込み領域と前記撮像素子で撮像したときの黒レベルの基準になるオプティカルブラックの領域とを示す情報であって、
    前記カメラ本体が、
    前記カメラヘッドのID情報と信号処理情報とを書き込み自在かつ不揮発的に記憶しておくための本体側メモリと、
    前記カメラヘッドの装着を検出する装着検知センサと、
    前記カメラヘッドの装着および電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けて該カメラヘッドにID情報の送信を要求し、受信したID情報が前記本体側メモリに記憶されたID情報とは不一致であったときには該カメラヘッドに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報を該本体側メモリに記憶させるヘッド情報取得部と、
    前記カメラヘッドから受け取った画像信号に、前記ヘッド情報取得部により取得され前記本体側メモリに記憶されている、該カメラヘッド用の信号処理情報に基づいて信号処理を施す信号処理部とを備えたことを特徴とするカメラシステム。
  2. 前記ヘッド情報取得部は、前記カメラヘッドの装着および電源投入のうちの一方のイベントの発生を受けて先ずは前記本体側メモリを参照し、該本体側メモリにID情報が存在しなかったときは前記カメラヘッドにID情報と信号処理情報との双方の送信を要求するものであることを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  3. 前記本体側メモリは、ID情報と信号処理情報とのペアを複数のカメラヘッド分記憶する容量を有するメモリであることを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  4. 電源が遮断されている状態において前記カメラヘッドが前記カメラ本体に装着されたことを受けて電源を投入するとともに、今回の電源投入が前記カメラヘッドが前記カメラ本体に装着されたことを原因とする電源投入であったときは、前記ヘッド情報取得部の動作終了後、電源を再度遮断する電源制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  5. 撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体において、
    前記カメラヘッドが、該カメラヘッド識別用のID情報と、該カメラヘッドからカメラ本体に渡した画像信号の該カメラ本体での信号処理に必要な信号処理情報とが不揮発的に記憶されたヘッド側メモリを備え、
    前記信号処理情報が、前記ヘッド側メモリの、前記撮像素子における静止画の有効取り込み領域および動画の有効取り込み領域と前記撮像素子で撮像したときの黒レベルの基準になるオプティカルブラックの領域とを示す情報であって、
    このカメラ本体は、
    前記カメラヘッドのID情報と信号処理情報とを書き込み自在かつ不揮発的に記憶しておくための本体側メモリと、
    前記カメラヘッドの装着を検出する装着検知センサと、
    前記カメラヘッドの装着および電源投入のうちのいずれか一方のイベントの発生を受けて該カメラヘッドにID情報の送信を要求し、受信したID情報が前記本体側メモリに記憶されたID情報とは不一致であったときには該カメラヘッドに信号処理情報の送信を要求し、受信したID情報と信号処理情報を該本体側メモリに記憶させるヘッド情報取得部と、
    前記カメラヘッドから受け取った画像信号に、前記ヘッド情報取得部により取得され前記本体側メモリに記憶されている、該カメラヘッド用の信号処理情報に基づいて信号処理を施す信号処理部とを備えたことを特徴とするカメラ本体。
  6. 前記ヘッド情報取得部は、前記カメラヘッドの装着および電源投入のうちの一方のイベントの発生を受けて先ずは前記本体側メモリを参照し、該本体側メモリにID情報が存在しなかったときは前記カメラヘッドにID情報と信号処理情報との双方の送信を要求するものであることを特徴とする請求項5記載のカメラ本体。
  7. 前記本体側メモリは、ID情報と信号処理情報とのペアを複数のカメラヘッド分記憶する容量を有するメモリであることを特徴とする請求項5記載のカメラ本体。
  8. 電源が遮断されている状態において前記カメラヘッドが前記カメラ本体に装着されたことを受けて電源を投入するとともに、今回の電源投入が前記カメラヘッドが前記カメラ本体に装着されたことを原因とする電源投入であったときには、前記ヘッド情報取得部の動作終了後、電源を再度遮断する電源制御部を備えたことを特徴とする請求項5又は6記載のカメラ本体。
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