JP2002027314A - 撮像装置、撮像装置の制御装置、及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御装置、及び撮像方法

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JP2002027314A
JP2002027314A JP2000202359A JP2000202359A JP2002027314A JP 2002027314 A JP2002027314 A JP 2002027314A JP 2000202359 A JP2000202359 A JP 2000202359A JP 2000202359 A JP2000202359 A JP 2000202359A JP 2002027314 A JP2002027314 A JP 2002027314A
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Takeyuki Higashihata
竹幸 東端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上がり寸法が指定されている撮影を行う場
合に、撮影以降の印画設定処理を含めた全ての処理を自
動化すること。 【解決手段】 撮像装置は、光学像を光電変換し、画像
データを出力する固体撮像素子(2)と、画像サイズの
入力及び画像の保存を指示する操作部(14)と、前記
固体撮像素子を制御する制御手段(15,5)とを有
し、前記制御手段は、前記操作部により画像サイズが入
力されているかどうかを判断し、入力されていない場合
には、前記固体撮像素子の撮影有効領域全体から画像デ
ータを読み出し、入力されている場合には、前記撮像手
段の撮影有効領域の内、前記画像サイズに対応する領域
から画像データを読み出すように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置、撮像装置
の制御装置、及び撮像方法に関し、更に詳しくは、証明
写真など仕上がり寸法の指定がある画像の処理を自動化
することのできる撮像装置、その制御装置、及び撮像方
法に関する。
【従来の技術】従来、証明写真など画像の仕上がり寸法
が指定されている出力を行う場合、撮影された画像を画
像編集処理装置で所望寸法となるように光学的又は電子
的にサイズ変換及びトリミングを行い、印画紙に出力を
行う方法が取られていた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光学
的方法においては印画装置の倍率変化及び印画紙切断な
ど比較的容易な作業ではあるが熟練が必要とされてい
た。また、昨今のデジタルカメラの普及によって電子画
像による撮影も一般的になってきたが、電子画像データ
を用いて目的サイズの画像を印画出力するには、画像編
集ソフト並びに出力機器の解像度など装置全般の知識及
び操作の熟練が必要とされ、容易ではなかった。
【0003】さらに、トリミング操作は必須であるた
め、撮影後の処理の自動化が困難であった。
【0004】また、撮影を行う場合の露出決定及び焦点
調節等の動作を、証明写真を例として説明すると、顔部
分の露光を優先させ、且つ、周囲部とのバランスを取っ
た露出決定が必要となる。また焦点調節においても一般
的な自動焦点カメラでは測距点が固定されているため、
構図によってはオフセット焦点調節を行うかマニュアル
焦点調節を行うなど煩雑な操作を必要としていた。
【0005】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、仕上がり寸法が指定されている撮影を行う場合
に、撮影以降の印画設定処理を含めた全ての処理を自動
化できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の撮像装置は、光学像を光電変換し、画像デ
ータを出力する撮像手段と、画像サイズを入力するため
の入力手段と、画像の保存を指示する操作手段と、前記
撮像手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
は、前記入力手段により画像サイズが入力されているか
どうかを判断し、入力されていない場合には、前記撮像
手段の撮影有効領域全体から画像データを読み出し、入
力されている場合には、前記撮像手段の撮影有効領域の
内、前記画像サイズに対応する領域から画像データを読
み出すように制御する。
【0007】また本発明において、光学像を光電変換
し、画像データを出力する撮像手段の制御装置は、画像
の保存を指示する操作手段と、前記撮像手段を制御する
制御手段とを有し、前記制御手段は、前記入力手段によ
り画像サイズが入力されているかどうかを判断し、入力
されていない場合には、前記撮像手段の撮影有効領域全
体から画像データを読み出し、入力されている場合に
は、前記撮像手段の撮影有効領域の内、前記画像サイズ
に対応する領域から画像データを読み出すように制御す
る。
【0008】また、本発明の撮像方法は、光学像を光電
変換し、画像データを出力する撮像工程と、画像サイズ
を入力する入力工程と、画像の保存を指示する操作工程
と、前記入力工程において画像サイズが入力されている
かどうかを判断する工程と、入力されていない場合に
は、前記撮像工程において撮像手段の撮影有効領域全体
から画像データを読み出し、入力されている場合には、
前記撮像工程において前記撮像手段の撮影有効領域の
内、前記画像サイズに対応する領域から画像データを読
み出すように制御する制御工程とを有する。
【0009】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置及び制御装置は前記入力手段により入力され
た画像サイズに基づく情報を生成する情報生成手段と、
前記情報生成手段により生成された情報と、前記撮像手
段から出力される画像データとを合成する合成手段と、
前記合成手段により合成されたデータを表示する表示手
段とを更に有し、前記撮像方法は、前記入力工程におい
て入力された画像サイズに基づく情報を生成する情報生
成工程と、前記情報生成工程において生成された情報
と、前記撮像工程から出力される画像データとを合成す
る合成工程と、前記合成工程において合成されたデータ
を表示する表示工程とを更に有する。
【0010】上記構成によれば、入力された画像サイズ
の撮影領域から得られる画像を、撮影に先だって確認す
ることができる。
【0011】また、好ましくは、前記入力手段により入
力される前記画像サイズは、画像のアスペクト比を含
み、前記入力工程において入力される前記画像サイズ
は、画像のアスペクト比を含む。
【0012】更に好ましくは、前記撮像装置及び制御方
法は前記入力手段により入力された画像のアスペクト比
を記憶する記憶手段を更に有し、前記表示手段は、前記
記憶手段に記憶されたアスペクト比を前記入力手段によ
る入力に先立って表示する。また、前記撮像方法は、前
記入力工程において入力された画像のアスペクト比を記
憶する記憶工程を更に有し、前記表示工程では、前記記
憶工程に記憶されたアスペクト比を前記入力工程に先立
って表示する。
【0013】また、好ましくは、前記入力手段により入
力される前記画像サイズは、画像を印刷する場合の画像
サイズを含み、前記入力工程において入力される前記画
像サイズは、画像を印刷する場合の画像サイズを含む。
【0014】更に好ましくは、前記撮像装置及び制御装
置は、前記入力手段により入力された画像を印刷する場
合の画像サイズを記憶する記憶手段を更に有し、前記撮
像方法は、前記入力工程において入力された画像を印刷
する場合の画像サイズを記憶する記憶工程を更に有す
る。
【0015】また、更に好ましくは、前記表示手段は、
前記記憶手段に記憶された画像サイズを前記入力手段に
よる入力に先立って表示し、前記表示工程では、前記記
憶工程に記憶された画像サイズを前記入力工程による入
力に先立って表示する。
【0016】また、好ましくは、前記入力手段により入
力される前記画像サイズは、画像サイズと一義的に対応
する画像の使用目的として入力され、前記入力工程にお
いて入力される前記画像サイズは、画像サイズと一義的
に対応する画像の使用目的として入力される。
【0017】更に好ましくは、前記撮像装置及び制御装
置は、前記入力された画像サイズを、前記使用目的に応
じて画像を印刷する場合の画像サイズに変換する変換手
段と、前記変換手段により変換された画像サイズを記憶
する記憶手段とを更に有し、前記撮像方法は、前記入力
された画像サイズを、前記使用目的に応じて画像を印刷
する場合の画像サイズに変換する変換工程と、前記変換
工程において変換された画像サイズを記憶する記憶工程
とを更に有する。
【0018】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記撮像装置及び制御装置は、所定の構図を得るための指
標となる補助情報データを生成する補助情報生成手段を
更に有し、前記合成手段は、前記情報生成手段により生
成された情報と、前記撮像手段から出力される画像デー
タと、前記補助情報生成手段により生成された情報とを
合成する。また、前記撮像方法は、所定の構図を得るた
めの指標となる補助情報データを生成する補助情報生成
工程を更に有し、前記合成工程では、前記情報生成工程
において生成された情報と、前記撮像工程において出力
される画像データと、前記補助情報生成工程において生
成された情報とを合成する。
【0019】上記構成によれば、補助情報データを利用
することで所望の構図の画像を得ることが容易となり、
利便性が向上する。
【0020】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記入力手段により入力される前記画像サイズが、画像サ
イズと一義的に対応する画像の使用目的として入力され
る場合に、前記補助情報データは、前記使用目的に応じ
て予め決められており、前記入力工程において入力され
る前記画像サイズが、画像サイズと一義的に対応する画
像の使用目的として入力される場合に、前記補助情報デ
ータは、前記使用目的に応じて予め決められている。
【0021】好ましくは、前記補助情報データは、所定
サイズを示すデータである。
【0022】また、発明の好適な一様態によれば、前記
所定サイズに対応する撮像手段の領域から得られる画像
データをそれ以外の領域から得られる画像データよりも
優先的に用いて、焦点調節及び/または露光制御を行
う。
【0023】また、発明の好適な一様態によれば、前記
撮像装置及び制御装置は前記入力手段により入力された
画像サイズを用いて撮影を連続して行うか否かを指定す
る指定手段を更に有し、前記撮像方法は、前記入力工程
において入力された画像サイズを用いて撮影を連続して
行うか否かを指定する指定工程を更に有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0025】<第1の実施形態>図1は、撮影過程を確
認できるスルー画像表示と、画像以外の操作過程などの
情報をスルー画像と共にオンスクリーン表示可能な機能
を持つ、代表的なデジタルカメラの概略構成を示す。図
1において、固体撮像素子をCCD(電荷結合素子)と
して、従来のデジタルカメラの機能説明を行う。
【0026】まず、図1に示すデジタルカメラにおける
スルー画像表示動作について、図2を参照しながら説明
する。
【0027】固体撮像素子2上に光学系1によって結像
した被写体画像をLCD(液晶表示装置)9に表示する
ために、まずステップS10において、予め定められた
サンプリング値に従って固体撮像素子2から画像信号を
読み出し、得られた画像データをCDS(相関二重サン
プリング)・A/D(アナログ/デジタル)変換回路3
により処理し、処理した信号を固体撮像素子画像処理用
メモリ4に保存する。
【0028】次にステップS11において、固体撮像素
子画像処理用メモリ4から画像データを読み出し、この
画像データに対して、LCD表示に係る色処理などの所
定の画像処理を行う。なおこの画像処理は、予めROM
18またはRAM19に記憶された画像処理プログラム
に従って、CPU15により行われる。
【0029】ステップS12では表示制御回路17が発
生するタイミング信号に従って、ステップS11で処理
された画像データを合成回路10を介してフレームメモ
リ7に書き込む。
【0030】次にステップS13で、フレームメモリ7
に書き込まれた画像表示データをLCD表示インターフ
ェース(I/F)8を介してLCD9に表示する。
【0031】上記ステップS10〜S13の処理を、ス
テップS14で中断を指示する中断フラグ(後述)が検
出されるまで繰り返し行うことで、スルー画像の表示を
実現している。
【0032】次に、機器操作等により入力される文字情
報等を、LDC9にスルー画像と合成して、共にLCD
9に表示するオンスクリーン表示動作について図3を参
照して説明する。なお、図2と同様の動作には同じ参照
番号を付して説明する。
【0033】固体撮像素子2上に光学系1によって結像
した被写体画像をLCD(液晶表示装置)9に表示する
ために、まずステップS10において、予め定められた
サンプリング値に従って固体撮像素子2から画像信号を
読み出し、得られた画像データをCDS・A/D変換回
路3により処理し、処理した信号を固体撮像素子画像処
理用メモリ4に保存する。
【0034】次にステップS11において、固体撮像素
子画像処理用メモリ4から画像データを読み出し、この
画像データに対して、LCD表示に係る色処理などの所
定の画像処理を行う。なおこの画像処理は、予めROM
18またはRAM19に記憶された画像処理プログラム
に従って、CPU15により行われる。
【0035】ステップS30では、表示制御回路17が
発生するタイミング信号及び制御に従って、合成回路1
0に画素数の等しい情報表示VRAMデータとステップ
S11で処理された画像データとが表示位置の同期をと
りながら入力し、合成処理を行う。この合成処理では、
常に情報表示VRAMデータが優先表示されるようにす
る。このようにして合成されたデータは、フレームメモ
リ7に書き込まれる。なお、上記説明では、画像合成処
理はハードで行う構成であるが、ソフトにより処理する
ように構成しても良い。そして、ステップS13で、フ
レームメモリ7に書き込まれた画像表示データをLCD
表示I/F8を介してLCD9に表示する。
【0036】上記ステップS10〜S13の処理を、後
述の操作によりスルー画像との合成を必要としない表示
への移行または現状操作の取り消しなどが選択された場
合に発生される、中断を指示する中断フラグ(後述)
や、被写体撮影決定信号によるインタラプト処理による
中断フラグがステップS14で検出されるまで繰り返し
行うことで、オンスクリーン表示を実現している。
【0037】次に、情報表示VRAM11の保持内容の
更新手順について、図4に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0038】ステップS20では、予めROM18など
に保存された表示データに対して、スルー画像の画像サ
イズと同一になるように画素処理を施し、オンスクリー
ン表示画像処理用のメモリである情報表示VRAM11
に書き込む。
【0039】ステップS20における情報表示VRAM
11への情報書き込み処理後に、図3に示す動作によっ
て上記表示データが画像データと共にLCD9に表示さ
れることになるが、ステップS21では、この表示内容
に対してカーソル移動及び項目決定などを行うためにキ
ー入力が行われたかどうかを判断する。ステップS21
でキー入力が行われると、ステップS22で押下キーを
判定することにより、入力処理を行う。次にステップS
23では、ステップS22の判定結果に従って選択起動
されたプログラムの処理によって表示データが更新し、
更新した表示データをオンスクリーン表示画像処理用の
メモリである情報表示VRAM11に書き込む(ステッ
プS20)。
【0040】上記処理により、表示データに対するキー
入力と、そのキー入力に伴う表示データ内容を更新する
一連の操作とが、ユーザー所望の結果が得られるまで循
環処理される。
【0041】なお、ステップS20で情報表示VRAM
11に書き込まれる表示データには、スルー画像との合
成を必要としない表示への移行や、現状操作の取り消し
指示なども含まれており、ステップS21においてこう
いった指示が選択された場合には、ステップS23で起
動されたプログラムが中断フラグを立てる。そして上述
したように、図2及び図3のステップS14でこの中断
フラグが検出されると、表示が中断される。
【0042】以上の処理により、撮影者はLCD9上に
示される操作表示及び被写体画像を確認しながら構図決
定等を行うことが可能となり、操作部14によって被写
体撮影決定(シャッターON)等の操作を行う。被写体
撮影決定信号が発行された場合には、その時点で決定さ
れた撮像範囲条件の固体撮像素子画像データに対し所定
の画像処理を行い、固体撮像素子画像処理用メモリ4に
保持する。固体撮像素子画像処理用メモリ4に保存され
た画像データを二次記憶媒体12に保存するために画像
圧縮等を施した後、二次記憶媒体12に保存する。な
お、以下に説明する撮影領域の指定を行わない場合、固
体撮像素子2の有効画素領域全てから得られる画像デー
タが保存される。
【0043】次に、本発明の実施の形態における撮影領
域を指定して撮影を行う場合の動作について、図5を参
照して説明する。ここでは、証明写真用の撮影を行う場
合の処理を例として説明を行う。なお、図5で行う動作
は、図4のステップS21における操作入力からステッ
プS20における情報表示VRAM11への更新データ
書き込みまでの動作に対応する処理である。
【0044】まず、図5のステップS40において、操
作部14からの入力を待つ。操作部14から指示が入力
されると(ステップS40でYES)、ステップS41
に進み、入力された操作を判断する。ここで、撮影領域
をアスペクト比で指定する指示がなされた場合はステッ
プS42へ、撮影領域を仕上がり寸法で指定する指示が
なされた場合はステップS43へ、撮影領域を予め設定
された複数の項目(例えば、証明写真のパスポートや運
転免許証など、画像の使用目的などの項目)から選択す
る指示がなされた場合はステップS45へ、それ以外の
場合には撮影領域を設定する指示ではないので、ステッ
プS48に進んで、対応する処理を行う。
【0045】ステップS42では、所望のアスペクト比
の入力を受け付け、その後ステップS50に進む。
【0046】また、ステップS43では、画像の仕上が
り寸法(出力画像サイズ)の入力を受け付け、ステップ
S44では入力された仕上がり寸法をRAM19内に設
定された不図示のサイズレジスタに保存する。更にステ
ップS49で仕上がり寸法をアスペクト比に変換した
後、ステップS50に進む。
【0047】また、ステップS45では、予め設定され
た複数の項目をLCD9に表示し、ステップS46で表
示した項目からの選択を受け付ける。ステップS47で
は選択された項目に対応する仕上がり寸法を、予め設定
しておいたテーブル等を参照して取得し、取得した仕上
がり寸法を不図示のサイズレジスタに保存する。更にス
テップS49で仕上がり寸法をアスペクト比に変換した
後、ステップS50に進む。
【0048】ステップS50では、上記いずれかの方法
で得たアスペクト比に従って、図1の固体撮像素子2の
有効領域上に、指定されたアスペクト比となるような読
み出し領域アドレスを決定する。この時、図6に示す固
体撮像素子2上の有効領域JKML領域の中心を仮想原
点として、指定されたアスペクト比となる領域OPRQ
を図6で示すような中心振り分けとなるように、仮想配
置した画像読み出し領域アドレスを決定する。なお、項
目選択入力方式では仕上がり寸法が固定されているの
で、参照テーブルに直接読み出し領域アドレスを保存し
ておけば、ステップS49及びステップS50の処理を
省略することも可能である。
【0049】次にステップS51で、RAM19内に設
定された画像読み出しアドレスレジスタ(不図示)に、
決定した読み出しアドレスのデータを保存する。更に、
決定した読み出しアドレスのデータに従って、図1のL
CD9上に固体撮像素子2上に配置された読み出し領域
と附合する領域を示すための枠表示データをステップS
52で算出し、算出した結果を情報表示VRAM11に
書き込み、保持する。
【0050】このようにして情報表示VRAM11に保
持されたデータは、上記説明したように図3のステップ
S30において、スルー画像との位置の同期を取った上
で合成される。合成結果はフレームメモリ7に書き込ま
れ、表示I/F8を介してLCD9においてスルー画像
上に撮影領域粋がオンスクリーン表示されることにな
る。この画像合成及び表示は、シャッターが押された後
のインタラプト処理又は前述の図5のステップS22で
中断フラグが発行されてそのフラグが図3のステップS
14で検出されるまで、表示制御回路17により定めら
れた間隔毎に繰り返される。
【0051】上記のようにして得られた合成表示画面の
一例を図7に示す。
【0052】この時、図7に示す領域O’P’R’Q’
の枠表示は、図6の示す固体撮像素子上の読み出し領域
OPRQに近似した領域となるように処理されて表示さ
れている。撮影者はLCD9上の撮影領域枠内に被写体
を捕らえ、構図の決定を行う。
【0053】またこの時、図8に示す例のように、領域
O’P’R’Q’の表示位置をずらし、領域外のスペー
スに他の操作情報を共に表示するようにしても良い。
【0054】構図が決定し、図1の操作部14からのシ
ャッター信号により画像保存処理が行われる。以下図9
を参照して、シャッター信号によるインタラプト処理を
説明する。
【0055】図9のステップS60において、固体撮像
素子2全面に結像した被写体画像に対して、画像読み出
しアドレスレジスタに保存されたアドレス条件に基づい
て読み出し制御回路5を制御して固体撮像素子2の読み
出し対象領域から画像信号を読み出し、固体撮像素子画
像処理用メモリ4にそのデータを書き込み保持する。
【0056】ステップS61で固体撮像素子2に係る画
像情報に対し、所定の補正処理を行い、ステップS62
では圧縮保存指定に従って圧縮するか否かを判断し、判
断に応じて圧縮を行って(ステップS63)または行わ
ずに(ステップS64)、画像データを二次記憶媒体1
2に保存する。
【0057】次にステップS65で、図5のステップS
44またはステップS47で保存されるプリントサイズ
データが存在するかどうかを判断し、存在する場合は
(ステップS65でYES)そのデータをステップS6
3又はステップS64で二次記憶媒体12に保存した画
像ファイル名に付随したプリントコントロールデータと
して識別できる方法で、画像ファイルを保存した同一の
二次記憶媒体12に別途保存する(ステップS66)。
無ければ(ステップS65でNO)そのまま終了する。
【0058】このように、画像データとプリントコント
ロールデータの両方がリンクして保存されているため、
これらのデータをプリンタ装置で読み出すことにより、
データに従ってプリント処理を行う自動処理が可能とな
る。
【0059】上記の通り本第1の実施形態によれば、撮
影段階で目的画像のアスペクト比による撮影を行うため
に、従来必要であった撮影後のトリミング処理を行わず
にプリンタに仕上がり寸法又は印刷解像度を指定するだ
けで、所望寸法の自動プリントが可能となる。
【0060】また、サイズ指定及びサイズ選択の撮影に
おいては指定又は選択されたプリントサイズ情報を画像
情報と一対として保存する事により撮影以降のプリント
アウト設定処理を含めた全てを自動処理する事が可能と
なる。
【0061】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。なお、本第2の実施形態の
デジタルカメラの構成は上記第1の実施形態で図1を参
照して説明したものと同様であるので、説明を省略す
る。
【0062】本第2の実施形態においては、図11に示
すように、撮影目的に合わせた構図決定用の補助線及び
枠等をアスペクト比表示と合わせて表示する。以下、こ
の処理を図10を参照して説明する。なお、図10にお
いて、図5と同様の処理には同じ参照番号を付し、本第
2の実施形態の説明に必要な処理を除いては、説明を省
略する。
【0063】ステップS41で、撮影領域を予め設定さ
れた複数の項目(例えば、証明写真のパスポートや運転
免許証など、画像の使用目的などの項目)から選択する
指示がなされた場合はステップS45へ進み、予め設定
された複数の項目をLCD9に表示し、ステップS46
で表示した項目からの選択を受け付ける。ステップS4
7では選択された項目に対応する仕上がり寸法を、予め
設定しておいたテーブル等を参照して取得し、取得した
仕上がり寸法を不図示のサイズレジスタに保存する。そ
してステップS70で、構図補助表示が指示されたか否
かを判断し、表示を行う場合にはステップS71へ進ん
で構図補助表示フラグをONにする。構図補助表示が指
示されていない場合(ステップS70でNO)や、ステ
ップS71の処理後、ステップS49に進み、仕上がり
寸法をアスペクト比に変換した後、ステップS50に進
む。
【0064】ステップS50では、上記いずれかの方法
で得たアスペクト比に従って、図1の固体撮像素子2の
有効領域上に、指定されたアスペクト比となるような読
み出し領域アドレスを決定する。次にステップS51
で、RAM19内に設定された画像読み出しアドレスレ
ジスタ(不図示)に、決定した読み出しアドレスのデー
タを設定して、ステップS72に進む。
【0065】ステップS72では、構図補助表示フラグ
がONであるかどうかを判断し、ONである場合には、
ステップS73でROM18内の項目テーブルに予め付
帯データとして保存されている構図補助用の表示データ
を読み出す。構図補助データは、例えば証明写真が選択
されている場合、アスペクト比と証明写真の一般的な顔
位置を、アスペクト比で示された領域に対して顔部分の
領域を相対指定できる楕円方程式等の付帯データとして
保存しているものである。このデータに従って表示用の
枠Wの表示アドレスデータをステップS74で算出し、
ステップS75で情報表示VRAM11に書き込む。
【0066】なお、構図補助枠及び線を関数による相対
指定に替えてビットマップとしてROM18に保存して
おき、ステップS73で付帯データを参照し、その値を
情報表示VRAM11に直接書き込むことで(ステップ
S75)、ステップS74の処理を省略することもでき
る。
【0067】また、構図補助枠及び線をアスペクト比と
分離保存し、図1の操作部14からの入力でアスペクト
比と構図補助線の組み合せ指定を行い、演算結果として
の枠及び構図補助線をLCD9に表示するようにしても
良い。
【0068】また、構図補助表示が指定されている場
合、構図補助枠を利用して焦点検出及び露出制御を行う
こともできる。以下、証明写真の撮影を例として説明す
る。
【0069】図11に示す証明写真撮影モニター画面の
構図補助枠Wの領域を、焦点調整及び露出決定のための
優先領域としたものである。この処理は図10のステッ
プS73で参照した構図補助データを利用し、図12に
示す固体撮像素子2の有効領域上に指定された読み出し
領域O’P’R’Q’に対して仮想配置した領域Sから
得られる画像信号を、焦点調節処理及び露出制御処理に
優先使用することで、目的被写体の最適撮影条件を決定
する事を可能としたものである。この時さらに領域Sと
領域S以外の領域又は領域S以外の領域を分割した複数
領域を個々にサンプリングし、サンプリング結果から優
先領域Sの露出データに対して高度な露出補正を行うよ
うにしても良い。
【0070】上記の通り本第2の実施形態によれば、図
11に示すようなユーザーインターフェースを提供する
ことにより、目的サイズを知らなくとも所望の証明写真
の撮影印刷が可能となる。さらに構図補助枠又は補助線
に従って撮影すれば、例えば証明写真の構図知識が無く
とも構図決定をたやすく行え、且つ自動処理が可能とな
る。なお、上記第2の実施形態においては、証明写真を
例として説明を行ったが決められた画像サイズで出力を
行う全ての場合に有効である。
【0071】また、露出決定においても通常は固体撮像
素子全体が捕らえた光量の平均値または固定した領域の
光量の測光結果等として露出値が決定されるが本件の構
図補助枠などで被写体の焦点合致及び露出決定のための
優先領域指定が可能となるため、撮影目的に合った確実
な焦点合致並びに高度な露出決定または補助光発光制御
等を容易に行う事が可能となる。
【0072】<第3の実施形態>次に、図13を参照し
て、第3の実施形態について説明する。なお、本第3の
実施形態のデジタルカメラの構成は上記第1の実施形態
で図1を参照して説明したものと同様であるので、説明
を省略する。
【0073】本第3の実施形態では、ユーザーが過去に
任意に指定したサイズを保存し、次回から選択候補とし
て表示させる場合について説明する。
【0074】図13は、本第3の実施形態における撮像
領域の指定処理手順を示すフローチャートである。
【0075】まずステップS80において、操作部14
からの入力を待つ。操作部14から指示が入力されると
(ステップS80でYES)、ステップS81に進み、
入力された操作が撮像範囲指定を指示するものであるか
どうかを判断し、そうでなければステップS82で対応
する処理を行い、ステップS80に戻る。
【0076】撮像範囲指定であれば(ステップS81で
YES)、RAM19や二次記憶媒体12などに保存さ
れた、過去に指定された撮像範囲を読み出して一覧をL
CD9に表示する(ステップS83)。撮影者は、表示
された撮像範囲の中に所望のサイズがあれば(ステップ
S84でYES)それを選択し(ステップS85)、選
択された撮像範囲に対応する画像読み出し領域アドレス
をRAM19や二次記憶媒体12などに保存された事例
群テーブルから読み出して(ステップS86)、ステッ
プS100に進む。
【0077】一方、表示された過去の撮像範囲の中に所
望のサイズがない場合には(ステップS84でNO)ス
テップS87に進み、撮像範囲の指定方法を選択する。
ステップS88で選択された指定方法を判断し、撮影領
域をアスペクト比で指定する指示がなされた場合はステ
ップS89へ、撮影領域を仕上がり寸法で指定する指示
がなされた場合はステップS90へ、撮影領域を予め設
定された複数の項目(例えば、証明写真のパスポートや
運転免許証など、画像の使用目的などの項目)から選択
する指示がなされた場合はステップS95へ進む。
【0078】ステップS89では、所望のアスペクト比
の入力を受け付け、その後ステップS93に進む。
【0079】また、ステップS90では、画像の仕上が
り寸法(出力画像サイズ)の入力を受け付け、ステップ
S91で入力された仕上がり寸法をRAM19内に設定
された不図示のサイズレジスタに保存する。更にステッ
プS92で仕上がり寸法をアスペクト比に変換後、ステ
ップS93に進む。
【0080】ステップS93では、上記いずれかの方法
で得たアスペクト比に従って、図1の固体撮像素子2の
有効領域上に指定されたアスペクト比となるような読み
出し領域アドレスを決定する。更にステップS94にお
いて、指定されたアスペクト比や画像の仕上がり寸法を
読み出し領域アドレスと関連づけて、RAM19や二次
記憶媒体12などに保存された事例群テーブルに追加
し、ステップS100に進む。
【0081】また、ステップS95からS99では、上
記第1の実施形態で説明した図5のステップS45、S
46,S47,S49、S50の動作とそれぞれ同様の
処理を行い、ステップS100に進む。
【0082】ステップS100では、RAM19内に設
定された画像読み出しアドレスレジスタ(不図示)に、
決定した読み出しアドレスのデータを保存する。更に、
決定した読み出しアドレスのデータに従って、図1のL
CD9上に固体撮像素子2上に配置された読み出し領域
と附合する領域を示すための枠表示データをステップS
101で算出し、算出した結果を情報表示VRAM11
に書き込み、保持する。
【0083】このようにして情報表示VRAM11に保
持されたデータは、上記説明したように図3のステップ
S30において、スルー画像との位置の同期を取った上
で合成される。合成結果はフレームメモリ7に書き込ま
れ、表示I/F8を介してLCD9においてスルー画像
上に撮影領域粋がオンスクリーン表示されることにな
る。
【0084】上記の通り第3の実施形態によれば、過去
に設定した撮像範囲からの選択が可能になるため、利便
性が向上する。
【0085】<第4の実施形態>次に第4の実施形態に
ついて説明する。なお、本第4の実施形態のデジタルカ
メラの構成は上記第1の実施形態で図1を参照して説明
したものと同様であるので、説明を省略する。
【0086】本第4の実施形態においては、アスペクト
比指定撮影を連続して行うか、単処理終了とするかを選
択的に実行する場合について説明する。
【0087】図14は、本第4の実施形態における撮像
領域の指定処理手順を示すフローチャートである。図1
4において、まずステップS110において、操作部1
4からの入力を待つ。操作部14から指示が入力される
と(ステップS110でYES)、ステップS111に
進み、入力された操作が撮像範囲指定を指示するもので
あるかどうかを判断し、そうでなければステップS11
2で対応する処理を行い、ステップS110に戻る。
【0088】撮像範囲指定であれば(ステップS111
でYES)、ステップS113において、指定した撮像
範囲は1回の撮影にのみ有効か(単処理)、複数回の撮
影に適用するか(連続処理)の指定を受け付ける。連続
処理の場合(ステップS113でNO)、ステップS1
14で単処理フラグをOFFに設定し、単処理の場合は
単処理フラグを変更しない。なお、デフォルトとして、
初期状態では単処理フラグはONであることとする。
【0089】その後、図5のステップS41〜S49と
同様の処理を行って、ステップS115へ進む。ステッ
プS115では、単処理または連続処理の指定を受け付
け、単処理の指定がなされた場合はステップS116で
単処理フラグをONにし、その後、図5のステップS5
0〜S52の処理を行う。
【0090】上記処理により、読み出し領域が情報表示
VRAM11に、単処理フラグのON/OFF情報がR
AM19や二次記憶媒体12などに記憶される。
【0091】図15は、本第4の実施形態におけるシャ
ッター信号によるインタラプト処理を示すフローチャー
トである。なお、図15において、図9と同様の動作に
は同様の参照番号を付し、説明を省略する。
【0092】撮影後、ステップS121において単処理
フラグがONであるか否かを判断し、ONである場合に
は単処理であるのでそのまま処理を終了する。一方、単
処理フラグがOFFの場合には、同じアスペクト比を用
いて撮影を続けるために、図14のステップS115に
戻る。ステップS115では単処理または連続処理の指
定を受け付け、単処理が指定された場合には、単処理フ
ラグをONにする。図5のステップS50〜S52の処
理が繰り返され、前回と同じ画像読み出しアドレスのデ
ータを画像読み出しアドレスレジスタに設定し、図1の
LCD9上に固体撮像素子2上に配置された読み出し領
域と附合する領域を示すための枠表示データをステップ
S52で算出し、算出した結果を情報表示VRAM11
に書き込む。
【0093】ステップS115で単処理が指定された場
合には、次の撮影が終了するか、ステップS110で新
たな撮影範囲が選択された時点で、それまでのアスペク
ト比が解除されることになる。
【0094】上記の通り第4の実施形態によれば、個人
の証明写真のように、通常1回のみ撮影すれば良い場合
と、グループの証明写真の撮影などで連続して撮影した
い場合など、用途に応じて容易に撮影モードを切り替え
ることが可能となる。
【0095】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、カメラヘッ
ドなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、デジタルカメラ、ビデオカ
メラなど)に適用してもよい。
【0096】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】上記の通り本発明によれば、仕上がり寸
法が指定されている撮影を行う場合に、撮影以降の印画
設定処理を含めた全ての処理を自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの
構成を示すブロック図である。
【図2】スルー画像表示処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】オンスクリーン画像表示処理を説明するための
フローチャートである。
【図4】オンスクリーン表示用の情報更新処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における撮影領域指定
処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態における撮像素子の画
像読み出し領域を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における撮影領域の表
示例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態における撮影領域の別
の表示例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態におけるシャッター押
下によるインタラプト処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施形態における撮影領域指
定処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態における撮影領域及
び撮影補助枠の表示例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における焦点調節及
び露出制御の優先領域を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施形態における撮影領域指
定処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の第4の実施形態における撮影領域指
定処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の第4の実施形態におけるシャッター
押下によるインタラプト処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 光学系 2 固体撮像素子 3 CDS・A/D 4 固体撮像素子画像処理用メモリ 5 読み出し制御回路 6 ドライバー 7 フレームメモリ 8 表示用インターフェース 9 LCD 10 画像合成回路 11 情報表示VRAM 12 二次記憶媒体 13 二次記憶媒体用インターフェース 14 操作部 15 CPU 16 DMAC 17 表示制御回路 18 ROM 19 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 101:00 // H04N 101:00 5/91 H Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA13 AB01 AB21 AC01 AC11 AC42 AC52 AC69 5C052 AA12 CC11 EE03 FA02 FA03 FA04 FB01 FB05 FC08 FD09 FD10 5C053 FA04 FA09 JA30 KA03 KA05 KA24 LA01 LA03 LA06

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を光電変換し、画像データを出力
    する撮像手段と、 画像サイズを入力するための入力手段と、 画像の保存を指示する操作手段と、 前記撮像手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記入力手段により画像サイズが入力
    されているかどうかを判断し、入力されていない場合に
    は、前記撮像手段の撮影有効領域全体から画像データを
    読み出し、入力されている場合には、前記撮像手段の撮
    影有効領域の内、前記画像サイズに対応する領域から画
    像データを読み出すように制御することを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 光学像を光電変換し、画像データを出力
    する撮像手段の制御装置であって、 画像の保存を指示する操作手段と、 前記撮像手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記入力手段により画像サイズが入力
    されているかどうかを判断し、入力されていない場合に
    は、前記撮像手段の撮影有効領域全体から画像データを
    読み出し、入力されている場合には、前記撮像手段の撮
    影有効領域の内、前記画像サイズに対応する領域から画
    像データを読み出すように制御することを特徴とする制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段により入力された画像サイ
    ズに基づく情報を生成する情報生成手段と、 前記情報生成手段により生成された情報と、前記撮像手
    段から出力される画像データとを合成する合成手段と、 前記合成手段により合成されたデータを表示する表示手
    段とを更に有することを特徴とする請求項1または2に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段により入力される前記画像
    サイズは、画像のアスペクト比を含むことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段により入力される前記画像
    サイズは、画像のアスペクト比を含み、前記入力手段に
    より入力された画像のアスペクト比を記憶する記憶手段
    を更に有し、 前記表示手段は、前記記憶手段に記憶されたアスペクト
    比を前記入力手段による入力に先立って表示することを
    特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段により入力される前記画像
    サイズは、画像を印刷する場合の画像サイズを含むこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段により入力された画像を印
    刷する場合の画像サイズを記憶する記憶手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段により入力される前記画像
    サイズは、画像を印刷する場合の画像サイズを含み、前
    記入力手段により入力された画像を印刷する場合の画像
    サイズを記憶する記憶手段を更に有し、 前記表示手段は、前記記憶手段に記憶された画像サイズ
    を前記入力手段による入力に先立って表示することを特
    徴とする請求項3に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記入力手段により入力される前記画像
    サイズは、画像サイズと一義的に対応する画像の使用目
    的として入力されることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記入力された画像サイズを、前記使
    用目的に応じて画像を印刷する場合の画像サイズに変換
    する変換手段と、 前記変換手段により変換された画像サイズを記憶する記
    憶手段とを更に有することを特徴とする請求項9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 所定の構図を得るための指標となる補
    助情報データを生成する補助情報生成手段を更に有し、 前記合成手段は、前記情報生成手段により生成された情
    報と、前記撮像手段から出力される画像データと、前記
    補助情報生成手段により生成された情報とを合成するこ
    とを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記入力手段により入力される前記画
    像サイズが、画像サイズと一義的に対応する画像の使用
    目的として入力される場合に、前記補助情報データは、
    前記使用目的に応じて予め決められていることを特徴と
    する請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記補助情報データは、所定サイズを
    示すデータであることを特徴とする請求項11または1
    2に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記所定サイズに対応する前記撮像手
    段の領域から得られる画像データをそれ以外の領域から
    得られる画像データよりも優先的に用いて、焦点調節を
    行うことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記所定サイズに対応する前記撮像手
    段の領域から得られる画像データをそれ以外の領域から
    得られる画像データよりも優先的に用いて、露光制御を
    行うことを特徴とする請求項13または14に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記入力手段により入力された画像サ
    イズを用いて撮影を連続して行うか否かを指定する指定
    手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のい
    ずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 光学像を光電変換し、画像データを出
    力する撮像工程と、 画像サイズを入力する入力工程と、 画像の保存を指示する操作工程と、 前記入力工程において画像サイズが入力されているかど
    うかを判断する工程と、 入力されていない場合には、前記撮像工程において撮像
    手段の撮影有効領域全体から画像データを読み出し、入
    力されている場合には、前記撮像工程において前記撮像
    手段の撮影有効領域の内、前記画像サイズに対応する領
    域から画像データを読み出すように制御する制御工程と
    を有することを特徴とする撮像方法。
  18. 【請求項18】 前記入力工程において入力された画像
    サイズに基づく情報を生成する情報生成工程と、 前記情報生成工程において生成された情報と、前記撮像
    工程から出力される画像データとを合成する合成工程
    と、 前記合成工程において合成されたデータを表示する表示
    工程とを更に有することを特徴とする請求項17に記載
    の撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズは、画像のアスペクト比を含むことを特徴と
    する請求項17または18に記載の撮像方法。
  20. 【請求項20】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズは、画像のアスペクト比を含み、前記入力工
    程において入力された画像のアスペクト比を記憶する記
    憶工程を更に有し、 前記表示工程では、前記記憶工程に記憶されたアスペク
    ト比を前記入力工程に先立って表示することを特徴とす
    る請求項18に記載の撮像方法。
  21. 【請求項21】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズは、画像を印刷する場合の画像サイズを含む
    ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれかに記載
    の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記入力工程において入力された画像
    を印刷する場合の画像サイズを記憶する記憶工程を更に
    有することを特徴とする請求項21に記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズは、画像を印刷する場合の画像サイズを含
    み、前記入力工程において入力された画像を印刷する場
    合の画像サイズを記憶する記憶工程を更に有し、 前記表示工程では、前記記憶工程に記憶された画像サイ
    ズを前記入力工程による入力に先立って表示することを
    特徴とする請求項18に記載の撮像方法。
  24. 【請求項24】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズは、画像サイズと一義的に対応する画像の使
    用目的として入力されることを特徴とする請求項17乃
    至23のいずれかに記載の撮像方法。
  25. 【請求項25】 前記入力された画像サイズを、前記使
    用目的に応じて画像を印刷する場合の画像サイズに変換
    する変換工程と、 前記変換工程において変換された画像サイズを記憶する
    記憶工程とを更に有することを特徴とする請求項24に
    記載の撮像方法。
  26. 【請求項26】 所定の構図を得るための指標となる補
    助情報データを生成する補助情報生成工程を更に有し、 前記合成工程では、前記情報生成工程において生成され
    た情報と、前記撮像工程において出力される画像データ
    と、前記補助情報生成工程において生成された情報とを
    合成することを特徴とする請求項17乃至25のいずれ
    かに記載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 前記入力工程において入力される前記
    画像サイズが、画像サイズと一義的に対応する画像の使
    用目的として入力される場合に、前記補助情報データ
    は、前記使用目的に応じて予め決められていることを特
    徴とする請求項26に記載の撮像方法。
  28. 【請求項28】 前記補助情報データは、所定サイズを
    示すデータであることを特徴とする請求項26または2
    7に記載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 前記所定サイズに対応する撮像手段の
    領域から得られる画像データをそれ以外の領域から得ら
    れる画像データよりも優先的に用いて、焦点調節を行う
    ことを特徴とする請求項28に記載の撮像方法。
  30. 【請求項30】 前記所定サイズに対応する撮像手段の
    領域から得られる画像データをそれ以外の領域から得ら
    れる画像データよりも優先的に用いて、露光制御を行う
    ことを特徴とする請求項28または29に記載の撮像方
    法。
  31. 【請求項31】 前記入力工程において入力された画像
    サイズを用いて撮影を連続して行うか否かを指定する指
    定工程を更に有することを特徴とする請求項17乃至2
    3のいずれかに記載の撮像方法。
  32. 【請求項32】 コンピュータ装置が実行可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムを実
    行したコンピュータ装置を、請求項2乃至16のいずれ
    かに記載の制御装置として機能させることを特徴とする
    記憶媒体。
  33. 【請求項33】 請求項17乃至31のいずれかに記載
    の撮像方法を実現するためのプログラムコードを保持す
    る記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006217277A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Nikon Corp 撮像装置
JP2008124890A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Seiko Epson Corp 露出判別装置およびその方法
JP2009189063A (ja) * 2009-05-27 2009-08-20 Casio Comput Co Ltd 画像撮影装置及び画像撮影プログラム

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