JP4240955B2 - 義歯アタッチメント - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,磁気吸引力によって義歯を固定用支台のキーパに対して着脱自在に固定する義歯アタッチメントに関する。
【0002】
【従来技術】
歯科治療においては,義歯の着脱が容易であるという観点から,磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントが種々提案されている。
例えば特開平9−224959号公報に開示された義歯アタッチメント9は,図10に示すごとく,顎骨に埋設される固定用支台としてのインプラント91と,これに装着されるキーパ93と,キーパ93の被吸着面930に磁気吸引力により吸着する吸着面950を有する磁石構造体95とから構成されている。
【0003】
上記インプラント91とキーパ93との接合は,キーパ93に設けたネジ部931をインプラント91に設けたネジ穴部911に螺合させることによって行われる。そして,両者の当接面912,932によって,密着性を高め,インプラント91とキーパ93とのすき間に異物が侵入して不潔になるのを防止している。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記接合力の維持は,ネジ穴部911とネジ部921における螺合に頼るだけでは不安定であり,上記義歯アタッチメントの使用中に緩みが生じるおそれがある。また,その緩みが生じれば,密着性も一気に低下して,清潔性を低下させるおそれもある。
そこで,従来より,インプラント等の固定用支台とキーパとをネジ止め方法により固定する場合に,上記接合力と密着性をより安定的に維持することができる義歯アタッチメントの開発が求められていた。
【0005】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,固定用支台とキーパとの接合力と密着性を向上させることができる義歯アタッチメントを提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】
第1の発明は,顎骨側に配置する固定用支台と,該固定用支台に支持されるキーパと,該キーパに設けた被吸着面に磁気吸引力により吸着する吸着面を有する磁石構造体とからなる義歯アタッチメントにおいて,
上記キーパは,該キーパ自身に一体的に設けられた,上記被吸着面を設けた本体部と,該本体部の上記被吸着面と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部と,該ネジ部の基端に設けられた円錐状のテーパ軸部と,上記裏面の外周部において上記テーパ軸部との間にリング状の溝を形成するように軸方向に突出した突出リング部とを有し,
該突出リング部は,その内周面が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部を有しており,
上記固定用支台は,上記キーパの上記ネジ部を螺着させるネジ穴部と,該ネジ穴部の開口側に連設され上記テーパ軸部と略同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部と,開口端部において外周に行くほど後退する傾斜端面を有し,少なくとも上記テーパ穴部と上記傾斜端面とが一体的に設けられており,
上記ネジ部と上記ネジ穴部とを螺合させて上記キーパと上記固定用支台とを接合した際には,上記テーパ軸部と上記テーパ穴部とが密着すると共に,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接して少なくとも上記突出リング部の上記鋭角先端部が径方向に弾性変形した状態になるように,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接した初期状態で上記テーパ軸部と上記テーパ穴部との間に締め込み余裕がある形状に構成されていることを特徴とする義歯アタッチメントにある(請求項1)。
【0007】
本発明の義歯アタッチメントは,上記のごとく,上記キーパに上記テーパ軸部を設けると共に,上記鋭角先端部を有する上記突出リング部を設けてある。一方,上記固定用支台には,上記テーパ穴部と上記傾斜端面を設けてある。そして,キーパと固定用支台とを接合した際には,上記のごとく,上記テーパ軸部と上記テーパ穴部とを密着させると共に,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接して少なくとも上記突出リング部の上記鋭角先端部が径方向に弾性変形した状態を得る。
【0008】
これにより,上記キーパと固定用支台との接合力は,上記テーパ軸部とテーパ穴部との摩擦力と,上記鋭角先端部と傾斜端面との摩擦力の両方によって得られる。特にテーパ軸部とテーパ穴部による摩擦力を得ることによって,従来と比べて格段に高い接合力,即ち,ねじ緩み防止力を発揮することができる。
【0009】
一方,この状態において,上記突出リング部の上記鋭角先端部と上記傾斜端面とが当接することにより,密着状態を得ることができる。
即ち,上記テーパ軸部とテーパ穴部との当接と,上記鋭角先端部と傾斜端面との当接の両方を,ねじ込み時に同時に行うことができるような寸法精度を得ることは,これまでの優れた加工技術を駆使しても非常に難しい。これに対し,ねじ込み時に,上記鋭角先端部がある程度弾性変形することを前提としたならば,キーパ及び固定用支台の加工精度を妥当な範囲に抑えることができ,かつ,上記のごとく2箇所を強く密着させた接合状態を容易に得ることができるのである。
【0010】
これにより,上記接合状態においては,上記鋭角先端部が弾性変形状態にあるので,上記の加工技術の困難性である,上記突出リング部の鋭角先端部と傾斜端面との当接と,上記テーパ穴部とテーパ軸部との当接の両方を,ねじ込み時に同時に行うことができ,優れたねじ緩み防止力と,両者の間への異物侵入を防止する清潔性の両立を図ることができる。
【0011】
したがって,本発明によれば,固定用支台とキーパとの接合力と密着性を向上させることができる義歯アタッチメントを得ることができる。
【0012】
第2の発明は,顎骨側に配置する固定用支台と,該固定用支台に支持されるキーパと,該キーパに設けた被吸着面に磁気吸引力により吸着する吸着面を有する磁石構造体とからなる義歯アタッチメントにおいて,
上記キーパは,該キーパ自身に一体的に設けられた,上記被吸着面を設けた本体部と,該本体部の上記被吸着面と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部と,該ネジ部の基端に設けられた円錐状のテーパ軸部と,上記裏面の外周部において外周に行くほど後退する傾斜端面とを有し,
上記固定用支台は,上記キーパの上記ネジ部を螺着させるネジ穴部と,該ネジ穴部の開口側に連設され上記テーパ軸部と略同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部と,上記キーパの本体部と略同等の外径を有すると共に外周部において軸方向に突出した突出リング部を設けてなり,該突出リング部は,その内周面が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部を有しており,
上記固定用支台は,上記顎骨に埋設される下半部と,該下半部と上記キーパとの間に介設される上半部とからなり,
上記下半部には上記ネジ穴部を設け,上記上半部には上記テーパ穴部と上記突出リング部とを一体的に設け,かつ,上記下半部と上記上半部との間に位置決め及び回り止め構造けられており,
上記上半部の上記小径部とを組み合わせた状態で,上記ネジ部と上記ネジ穴部とを螺合させて上記キーパを上記固定用支台に接合した際には,上記テーパ軸部と上記テーパ穴部とが密着すると共に,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接して少なくとも上記突出リング部の上記鋭角先端部が径方向に弾性変形した状態になるように,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接した初期状態で上記テーパ軸部と上記テーパ穴部との間に締め込み余裕がある形状に構成されていることを特徴とする義歯アタッチメントにある(請求項3)。
【0013】
この場合にも,上記第1の発明と同様に,固定用支台とキーパとの接合力と密着性を向上させることができる義歯アタッチメントを得ることができる。
また,上記第2の発明においては,上記鋭角先端部を有する突出リング部を,上記固定用支台の上半部に設けてある。そのため,上記キーパには突出する部分を設ける必要がないので,その本体部の厚みを薄くすることができる。それ故,上記義歯アタッチメントを実際に歯茎に装着した際に,歯肉と接触する部分において,キーパと歯肉との接触面積を減少させ,固定用支台と歯肉との接触面積を増大させることができる。
これにより,Ti等の生体親和性に優れた材料を適用可能な固定用支台の優れた耐食性を発揮させ,義歯アタッチメントの耐久性をより一層向上させることができる。
【0014】
また,上記固定用支台は,上記下半部と上半部との2ピース構造となっているため,製造容易である。即ち,精密加工が要求される上記鋭角先端部を有する突出リング部を設けてなる上半部を,上記下半部と別個に作製することができるため,製造が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
上記第1の発明(請求項1)においては,少なくとも,上記キーパの上記テーパ軸部と上記鋭角先端部の内面,及び上記固定用支台の上記テーパ穴部と上記傾斜端面には,耐摩耗性を高めるための表面処理が施されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には,上記キーパと上記固定用支台の当接部分の耐摩耗性向上により義歯アタッチメント全体の耐久性を向上させることができる。
【0016】
この場合の表面処理としては,通常耐摩耗性を向上するために行われる種々の処理を行うことができ,例えば,TiN,ダイヤモンド,N,Cr,セラミック等のコーティングや窒化処理,クロム処理などの表面処理が挙げられる。
また,同様の表面処理を上記キーパの被吸着面及び磁石構造体の吸着面に施すことが好ましい。これにより着脱の際の耐摩耗性を向上させることができる。
【0017】
また,少なくとも,上記キーパの被吸着面,上記突出リング部の外周面,上記テーパ軸部,上記鋭角先端部の内面には,生体親和性を高めるための表面処理が施されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には,唾液等が接触する可能性の高い部分の生体親和性を向上させることができる。なお,この場合の生体親和性を高めるための表面処理としては,例えば,TiN,TiC等のTiセラミックコーティング等の表面処理が挙げられる。
【0018】
なお,上記キーパは,固定用支台の上部(磁石構造体側)に固定され,磁石構造体とともに磁気回路を形成し,義歯を固定用支台へ固定する部材である。このキーパを形成する材料としては,従来より磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントのキーパとして使用されている種々の歯科用の耐食性磁性材料を用いることができる。特に,飽和磁束密度1.3T以上,透磁率3000以上の磁性材料を用いることが望ましく,このような特性を有する磁性材料には,鉄・クロム・モリブデン合金や,19Cr−2Mo−0.2Ti鋼,17Cr−2Mo−0.2Ti鋼等の軟磁性ステンレス鋼等がある。
【0019】
また,上記磁石構造体は,キーパとともに磁気回路を形成し,義歯を固定用支台へ固定する部材である。この磁石構造体には,磁石体が含まれるが,この磁石体は,特に限定されるものではなく,従来より磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントの磁石体として使用されている種々の磁性体を用いることができる。特に,高いエネルギー積をもつ磁性体を用いることが望ましく,具体的には,2388kJ/m3以上のエネルギー積をもつ磁性体を用いることが実用的に望ましい。このような磁性体としては,Nd−Fe−B系やSm−Co系の希土類磁石等がある。
【0020】
次に,上記第2の発明(請求項4)において,少なくとも,上記キーパの上記本体部及びテーパ軸部の表面には,生体親和性を高めるための表面処理が施されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には,唾液等が接触する可能性の高い部分の生体親和性を向上させることができる。そして,上記と同様に,生体親和性を高めるための表面処理としては,例えば,TiN,TiC等のTiセラミックコーティング等の表面処理が挙げられる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施形態例にかかる義歯アタッチメント1は,図1に示すごとく,顎骨側に配置する固定用支台10と,該固定用支台10に支持されるキーパ3と,該キーパ3に設けた被吸着面31に磁気吸引力により吸着する吸着面51を有する磁石構造体5とからなる義歯アタッチメントである。
【0022】
上記キーパ3は,被吸着面31を設けた本体部30と,該本体部30の被吸着面31と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部33と,該ネジ部33の基端に設けられた円錐状のテーパ軸部35と,上記裏面の外周部において上記テーパ軸部35との間にリング状の溝36を形成するように軸方向に突出した突出リング部37とを有する。
【0023】
突出リング部37は,その内周面371が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面372と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部375を有している。
上記固定用支台10は,上記キーパ3の上記ネジ部33を螺着させるネジ穴部13と,該ネジ穴部13の開口側に連設され上記テーパ軸部35と同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部15と,開口端部において外周に行くほど後退する傾斜端面17を有している。
【0024】
そして,上記ネジ部33と上記ネジ穴部13とを螺合させて上記キーパ3と上記固定用支台10とを接合した際には,上記テーパ軸部35と上記テーパ穴部15とが密着すると共に,上記鋭角先端部375の内面と上記傾斜端面17とが当接して少なくとも上記突出リング部37の上記鋭角先端部375が径方向に弾性変形した状態になるよう構成されている。
以下,これをさらに詳説する。
【0025】
上記固定用支台10は,図1に示すごとく,いわゆるインプラントであって,側面にねじ山を有し(図示略)その上端に上記ネジ穴部13とテーパ穴部15とを設けて開口させている。
本例では,上記テーパ穴部15の軸方向に対する傾斜角α1を8°に設定した。また,開口端部における傾斜端面17の軸方向に対する傾斜角度α2は48°に設定した。
また,本例の固定用支台10は,Tiにより構成した。
【0026】
上記キーパ3は,同図に示すごとく,本体部30の被吸着面31を曲率半径8mmの凸状球面形状に形成した。また,被吸着面31の中央には,キーパ3をねじ込む際の工具(図示略)を挿入するための工具穴318が設けられている。
また,本体部30の裏面には,テーパ軸部35とネジ部33とを連ね,テーパ軸部35との間に丸底の溝部36が形成されるように上記突出リング部37が配設されている。
【0027】
また,本例では,突出リング部37の内周面371が軸方向に対する角度γが42°傾斜するように設け,外周面372は実質的に径の変化がない円筒形状を呈するようにストレートに設けた。
そして,上記突出リング部37の内周面371と外周面372とに挟まれる部分が,48°の角度を有する上記鋭角先端部375となる。なお,鋭角先端部375の最先端は,耐久性,安全性等を得るために最低限必要な面取りを行っている。
【0028】
また,上記キーパ3の材質としては,19Cr−2Mo−0.2Tiを用いた。そして本例では,キーパ3の上記テーパ軸部35と上記鋭角先端部375の内面(内周面371),及び被吸着面31には,耐摩耗性を高めるための表面処理を施した。具体的には,イオンプレーティングにより,TiNよりなる被膜を形成した。
【0029】
上記磁石構造体5は,図1に示すごとく,歯丈方向に互いに背向する両面がN極及びS極となる磁石体55と,該磁石体55を収納する凹部59を有する第1ヨーク52と,該第1ヨーク52の開口部に配設され上記磁石体55をシールし上記キーパ3に対面する第2ヨーク53と,上記第1ヨーク52と第2ヨーク53との境界に位置する非磁性部54とを有する。
【0030】
また,該磁石構造体5は,上記第1ヨーク52,第2ヨーク53,および非磁性部54によって形成される吸着面51が,上記キーパ3の被吸着面31と型対称な凹状球面形状を有している。本例の凹状球面形状の曲率半径は8mmに設定した。
【0031】
また,上記磁石構造体5の吸着面51には,耐摩耗性を高めるため,TiN膜による表面処理がなされている。
また,磁石構造体5はNd系希土類磁石を用いた。第1ヨーク52,第2ヨーク53には19Cr−2Mo−0.2Ti磁性ステンレス鋼を用いた。
【0032】
次に,上記構造を有する義歯アタッチメント1を使用する際には,まず,上記固定用支台10を顎骨(図示略)に埋設する。次に,固定用支台10に対して上記キーパ3を螺合させる。
このとき,本例では,次のような作用が得られる寸法関係となるように,上記キーパ3と固定用支台10とを加工してある。
【0033】
即ち,図2に示すごとく,キーパ3のネジ部33と固定用支台10ネジ穴13とをあわせてキーパ3をねじ込んでいくことにより,キーパ3のテーパ軸部35と鋭角先端部375とが,それぞれ固定用支台10のテーパ穴部15と傾斜端面17に近づいていく。
【0034】
そして,図3に示すごとく,テーパ軸部35とテーパ穴部15との間にある程度の締め込み余裕がある状態で,鋭角先端部375が傾斜端面17に当接する。なお,このとき,テーパ軸部35とテーパ穴部15とが接触していても締め込み余裕があればよく,必ずしも非接触状態が維持される必要はない。
【0035】
次いで,図4に示すごとく,キーパ3のねじ込みが進むことにより,鋭角先端部375に対して,上記傾斜端面17にならって外方に向けた応力が徐々に付与されていき,テーパ軸部35とテーパ穴部15とが強固に螺着した状態では,上記鋭角先端部375が少なくとも径方向に弾性変形した状態が得られる。
【0036】
このように,本例の義歯アタッチメント1は,キーパ3と固定用支台10とを接合した際には,上記のごとく,上記テーパ軸部35と上記テーパ穴部15とを密着させると共に,上記鋭角先端部375の内面と上記傾斜端面17とが当接して少なくとも上記突出リング部37の上記鋭角先端部375が径方向に弾性変形した状態が得られる。
【0037】
これにより,キーパ3と固定用支台10との接合力は,テーパ軸部35とテーパ穴部15との摩擦力と,上記鋭角先端部375と傾斜端面17との摩擦力の両方によって得られる。そして,特にテーパ軸部35とテーパ穴部15による摩擦力を得ることによって,従来と比べて格段に高い接合力,即ち,ねじ緩み防止力を発揮することができる。
【0038】
これにより,上記接合状態においては,上記鋭角先端部375が弾性変形状態にあるので,上記の加工技術の困難性である,上記突出リング部37の鋭角先端部375と傾斜端面17との当接と,上記テーパ穴部15とテーパ軸部35との当接の両方を,ねじ込み時に同時に行うことができることができ,優れたねじ緩み防止力と,両者の間への異物侵入を防止する清潔性の両立を図ることができる。
【0039】
(実施例2)
本例は,図5に示すごとく,実施例1と若干構成が異なる固定用支台10,キーパ3,磁石構造体5を用いた例である。
上記固定用支台10は,同図に示すごとく,2ピース構造に変更した。具体的には,下半部101と上半部102とよりなり,下半部101にはネジ穴部13を,上半部102にはテーパ穴部15と傾斜端面17とを設けた。
【0040】
また,上記下半部101の上端には六角状の突起部105を設け,一方,上半部102には六角状の凹部106を設け,これら突起部105と凹部106を組み合わせることにより,下半部101と上半部102との位置決め及び回り止め構造が得られる。
【0041】
上記キーパ3は,同図に示すごとく,その被吸着面31を平面状にすると共に,その外周部にリング状の外周規制部39を設けた。この外周規制部39は,磁石構造体5の当接位置を規制するものである。
上記磁石構造体5は,その吸着面51を平面状に設けた。
【0042】
その他の構造はほぼ実施例1の義歯アタッチメント1と同様とし,キーパにおけるテーパ軸部35と鋭角先端部375,および固定用支台10におけるテーパ穴部15と傾斜端面17などの形状,寸法も実施例1と同様とした。
【0043】
本例の場合にも,実施例1と同様に,キーパ3と固定用支台10とを接合した際には,上記テーパ軸部35と上記テーパ穴部15とが密着すると共に,上記鋭角先端部375の内面と上記傾斜端面17とが当接して少なくとも上記突出リング部37の上記鋭角先端部375が径方向に弾性変形した状態が得られる。そのため,非常に優れた接合力と密着性を得ることができる。
【0044】
(実施例3)
本例は,図6〜図8に示すごとく,固定用支台10を下半部101と上半部102との2ピース構造とし,上記上半部102に突出リング部127を形成した例である。
【0045】
上記キーパ3は,上記被吸着面31を設けた本体部30と,該本体部30の上記被吸着面31と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部33とを有する。該ネジ部33の基端には円錐状のテーパ軸部35が設けられている。また,上記裏面の外周部には,外周に行くほど後退する傾斜端面34が形成されている。
【0046】
上記固定用支台10は,顎骨に埋設される下半部101と,該下半部101と上記キーパ3との間に介設される上半部102とからなる。
上記上半部102は,上記キーパ3の本体部30と略同等の外径を有する大径部121と,該大径部121から軸方向に突出した小径部122とからなる。上記大径部121は,外周部において上記小径部122とは反対側に突出した突出リング部127を設けてなる。
【0047】
上記突出リング部127は,図6,図7に示すごとく,その内周面128が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部129を有している。
上記大径部121は,上記テーパ軸部35と略同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部125を有し,上記小径部122は,上記テーパ穴部125と連設され上記ネジ部33を挿通する挿通穴126を有する。
【0048】
上記下半部101は,上記キーパ3の上記ネジ部33を螺着させるネジ穴部13と,該ネジ穴部13の開口側に連設され上記小径部122を嵌入する嵌入穴16とを有している。
上記上半部102の小径部122を上記嵌入穴16に嵌入させた状態で,ネジ部33とネジ穴部13とを螺合させて上記キーパ3を上記固定用支台10に接合する際,図7に示すごとく,上記テーパ軸部35とテーパ穴部125とが密着する。また,図7,図8に示すごとく,上記鋭角先端部129の内面と上記傾斜端面34とが当接して少なくとも上記突出リング部127の上記鋭角先端部129が径方向に弾性変形した状態になる。
【0049】
図6に示すごとく,上記キーパ3は,本体部30の被吸着面31の中央に,工具穴318を有する。
また,図9に示すごとく,上記固定用支台10の下半部101における嵌入穴16は,略六角状に形成されており,一方,上半部102における小径部122は,その外形が略六角状に形成されている。これにより,嵌入穴16に小径部122を嵌入させたとき下半部101と上半部102との位置決め及び回り止め構造が得られる。なお,上記嵌入穴16及び小径部122の六角形の角部16a,122aは面取りされている。
【0050】
上記キーパ3の上記本体部30及びテーパ軸部35の表面,即ち,本体部30の被吸着面31,側面301,傾斜面34,被吸着面31と反対側の裏側面302,及びテーパ軸部35の外周面には,生体親和性を高めるための表面処理が施されている。具体的には,イオンプレーティングにより,TiNよりなる被膜を形成した。ただし,工具穴318には表面処理は施されていない。
なお,上記表面処理はキーパ3の表面全体に施すことがより好ましい。
【0051】
また,上記固定用支台10は,下半部101及び上半部102の双方ともTiにより構成した。また,上記キーパ3の材質としては,19Cr−2Mo−0.2Tiを用いた。
なお,上記磁石構造体5は,実施例1に示した磁石構造体5と同様の構成を有する。その他は,実施例1と同様である。
【0052】
この場合にも,上記実施例1と同様に,固定用支台10とキーパ3との接合力と密着性を向上させることができる義歯アタッチメント1を得ることができる。
【0053】
また,本例においては,図6,図7に示すごとく,上記鋭角先端部129を有する突出リング部127を,上記固定用支台10の上半部102に設けてある。そのため,上記キーパ3には突出する部分を設ける必要がないので,その本体部30の厚みを薄くすることができる。それ故,上記義歯アタッチメント1を実際に歯茎に装着した際に,歯肉と接触する部分において,キーパ3と歯肉との接触面積を減少させ,固定用支台10と歯肉との接触面積を増大させることができる。
これにより,生体親和性に優れたTiを適用可能な固定用支台10の優れた耐食性を発揮させ,義歯アタッチメント1の耐久性をより一層向上させることができる。
【0054】
即ち,実施例1(図1)の場合のように,突出リング部37をキーパ3に設けると,必然的にキーパ3の本体部30の厚みが大きくなり,上記義歯アタッチメント1を実際に歯茎に装着した際に,キーパ3と歯肉との接触面積が大きくなる。
これに対して,本例によれば,図7に示すごとくキーパ3の本体部30の厚みdを例えば1.1mmと薄くして,キーパ3と歯肉との接触面積を減少させることができる。そのため,上述したごとく,義歯アタッチメント1の耐久性をより一層向上させることができる。
その他は,実施例1と同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
【図2】実施例1における,キーパと固定用支台との接合作業の初期段階を示す説明図。
【図3】実施例1における,キーパと固定用支台との接合時に鋭角先端部が傾斜端面に接触した瞬間を示す説明図。
【図4】実施例1における,キーパと固定用支台との接合が完了した状態を示す説明図。
【図5】実施例2における,義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
【図6】実施例3における,義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
【図7】実施例3における,キーパと固定用支台とを接合した状態を示す説明図。
【図8】実施例3における,キーパと固定用支台との接合時に鋭角先端部が傾斜端面に当接した状態を示す説明図。
【図9】(A)図6のA−A線矢視断面図,(B)図6のB−B線矢視断面図。
【図10】従来例における,義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
【符号の説明】
1...義歯アタッチメント,
10...固定用支台,
13...ネジ穴部,
15...テーパ穴部,
17...傾斜端面,
3...キーパ,
30...本体部,
31...被吸着面,
33...ネジ部,
35...テーパ軸部,
37...突出リング部,
375...鋭角先端部,
5...磁石構造体,
51...吸着面,

Claims (6)

  1. 顎骨側に配置する固定用支台と,該固定用支台に支持されるキーパと,該キーパに設けた被吸着面に磁気吸引力により吸着する吸着面を有する磁石構造体とからなる義歯アタッチメントにおいて,
    上記キーパは,該キーパ自身に一体的に設けられた,上記被吸着面を設けた本体部と,該本体部の上記被吸着面と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部と,該ネジ部の基端に設けられた円錐状のテーパ軸部と,上記裏面の外周部において上記テーパ軸部との間にリング状の溝を形成するように軸方向に突出した突出リング部とを有し,
    該突出リング部は,その内周面が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部を有しており,
    上記固定用支台は,上記キーパの上記ネジ部を螺着させるネジ穴部と,該ネジ穴部の開口側に連設され上記テーパ軸部と略同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部と,開口端部において外周に行くほど後退する傾斜端面を有し,少なくとも上記テーパ穴部と上記傾斜端面とが一体的に設けられており,
    上記ネジ部と上記ネジ穴部とを螺合させて上記キーパと上記固定用支台とを接合した際には,上記テーパ軸部と上記テーパ穴部とが密着すると共に,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接して少なくとも上記突出リング部の上記鋭角先端部が径方向に弾性変形した状態になるように,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接した初期状態で上記テーパ軸部と上記テーパ穴部との間に締め込み余裕がある形状に構成されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  2. 請求項1において,上記固定用支台は,上記顎骨に埋設される下半部と,該下半部と上記キーパとの間に介設される上半部とからなり,
    上記下半部には上記ネジ穴部設け,上記上半部には上記テーパ穴部と上記傾斜端面とを一体的に設け,かつ,上記下半部と上記上半部との間に位置決め及び回り止め構造が設けられていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  3. 顎骨側に配置する固定用支台と,該固定用支台に支持されるキーパと,該キーパに設けた被吸着面に磁気吸引力により吸着する吸着面を有する磁石構造体とからなる義歯アタッチメントにおいて,
    上記キーパは,該キーパ自身に一体的に設けられた,上記被吸着面を設けた本体部と,該本体部の上記被吸着面と反対側にある裏面の中央から立設されたネジ部と,該ネジ部の基端に設けられた円錐状のテーパ軸部と,上記裏面の外周部において外周に行くほど後退する傾斜端面とを有し,
    上記固定用支台は,上記キーパの上記ネジ部を螺着させるネジ穴部と,該ネジ穴部の開口側に連設され上記テーパ軸部と略同じ傾斜角を有する円錐状のテーパ穴部と,上記キーパの本体部と略同等の外径を有すると共に外周部において軸方向に突出した突出リング部を設けてなり,該突出リング部は,その内周面が先端に行くほど拡径する傾斜形状を呈し,その外周面と交わる先端部において実質的に鋭角形状を呈する鋭角先端部を有しており,
    上記固定用支台は,上記顎骨に埋設される下半部と,該下半部と上記キーパとの間に介設される上半部とからなり,
    上記下半部には上記ネジ穴部を設け,上記上半部には上記テーパ穴部と上記突出リング部とを一体的に設け,かつ,上記下半部と上記上半部との間に位置決め及び回り止め構造が設けられており,
    上記上半部と上記下半部とを組み合わせた状態で,上記ネジ部と上記ネジ穴部とを螺合させて上記キーパを上記固定用支台に接合した際には,上記テーパ軸部と上記テーパ穴部とが密着すると共に,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接して少なくとも上記突出リング部の上記鋭角先端部が径方向に弾性変形した状態になるように,上記鋭角先端部の内面と上記傾斜端面とが当接した初期状態で上記テーパ軸部と上記テーパ穴部との間に締め込み余裕がある形状に構成されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  4. 請求項3において,上記上半部は,上記突出リング部を設けてなる大径部と,該大径部から上記突出リング部とは反対側に突出した小径部とからなり,上記大径部は,上記テーパ穴部を有し,上記小径部は,上記テーパ穴部と連設され上記ネジ部を挿通する挿通穴を有し,
    上記下半部は,上記ネジ穴部と,該ネジ穴部の開口側に連設され上記小径部を嵌入する嵌入穴とを有しており,
    上記上半部の上記小径部を上記嵌入穴に嵌入させることにより上記位置決め及び回り止め構造が得られるよう構成されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において,少なくとも,上記テーパ軸部と上記鋭角先端部の内面,及び上記テーパ穴部と上記傾斜端面には,耐摩耗性を高めるための表面処理が施されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において,少なくとも,上記キーパの被吸着面,上記突出リング部の外周面,上記テーパ軸部,上記鋭角先端部の内面には,生体親和性を高めるための表面処理が施されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
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