JP4239208B2 - レンズ操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレンズ操作装置に係り、特にテレビカメラのフォーカスレンズ等の移動レンズを駆動するレンズ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビカメラ等に使用されるテレビレンズにおいて、プリセット機能(ショット機能)を搭載したものが知られている。プリセット機能は、フォーカスレンズ(或いはズームレンズ)をボタン操作で瞬時に所定の位置に移動させるというもので、操作部材を操作しなくても、予め所要の位置を登録等しておくことで、その位置にフォーカスレンズを簡単な操作でセットすることができるようになっている。
【0003】
ところが、このようなプリセット機能を搭載したテレビレンズでは、プリセットによってフォーカスレンズを移動させると、フォーカスレンズの位置と、フォーカスノブ(操作部材)の回転位置との対応がずれることが問題となっていた。例えばフォーカスノブの操作量の検出に、その操作量を絶対値で出力するポテンショメータを使用すると、プリセットによってポテンショメータの端点(始端又は終端)とフォーカスレンズの端点(無限端又は至近端)とがずれるという事態が生じる。このためフォーカスレンズの全可動範囲に対して操作装置でフォーカスレンズを移動させることができない範囲が生じることとなる。一方、この問題を解消するためにプリセット後にフォーカスノブが操作された場合にはプリセットを解除し、フォーカスノブの回転位置にフォーカスレンズの位置を一致させるようにすることも可能である。しかしながら、このようにすると、プリセットを解除した瞬間、フォーカスレンズが動作するので、急激に焦点がずれて放送事故につながる可能性がある。
【0004】
そこで、従来、操作部材の操作量の検出を多回転型のロータリーエンコーダ(インクリメンタル式ロータリーエンコーダ)で行うものが提案されている。これによれば、プリセット後にフォーカスノブが操作された場合に、プリセットした位置を起点にしてフォーカスレンズを移動させても、元々ロータリーエンコーダには端点がないため、ポテショメータのように端点がずれるということがなく、また、プリセット後にプリセットを解除する必要もないため、フォーカスノブの操作量をポテンショメータで検出する場合の問題はいずれも解消される。
【0005】
しかしながら、上述のように、操作部材の操作量の検出を単にロータリーエンコーダで行うようにした場合には、操作部材の制止端がないため、移動レンズの端点を操作感で認識することができない。このため操作性の点で問題があった。
この問題を解決する一つの方法として、特開平8−313793号公報では、移動レンズが端点に到達したことを検知したら、操作部材の回転を強制的に阻止するようにしたレンズ操作装置を提案している。具体的には、操作部材と一体で回転するリング部材の外周に歯車を設け、移動レンズが端点に到達するとストッパーコマ部をその歯車の歯と歯の谷部に係合させて、操作部材の回転を止めるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特開平8−313793号公報に記載のレンズ操作装置によれば、レンズの端点を操作部材の操作感で認識することができるという効果を奏するが、このレンズ操作装置の構成では、移動レンズの端点を検出する毎にモータを駆動してストッパーコマ部材をリング部材の回転エリアに進出させなければならないため、消費エネルギーが大きく、制御系も複雑になるという欠点がある。また、ストッパーコマ部材が頻繁に回動するため、機械的な故障など、耐久性にも問題がある。更に、ストッパーコマ部材で操作部材の回転を完全に規制させるためストッパーコマ部材に加わる衝撃が大きく破損を招く恐れがある。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、操作部材の回動範囲をストッパー等の機械的手段によって規制することなく、移動レンズの端点を操作部材の操作感で認識できるようにし、本発明を適用することによってプリセット機能を搭載したテレビレンズにおいても好適なレンズ操作を可能にするレンズ操作装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、手動操作されるレンズ操作部材の操作量を検出し、該検出した操作量に基づいてレンズ装置の移動レンズを始端から終端までの範囲で移動させるレンズ操作装置において、前記移動レンズが前記始端又は終端に到達したことを検出するレンズ端点到達検出手段と、前記レンズ操作部材に対して磁気制動による負荷を発生させると共に、該負荷の大きさを変更する負荷変更手段と、前記レンズ端点到達検出手段によって前記移動レンズが前記始端又は終端に到達したことを検出すると、前記負荷変更手段によって前記レンズ操作部材に与える負荷の大きさを変更する制御手段と、からなることを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、移動レンズが始端又は終端に到達したことを検出すると、操作部材に与える負荷の大きさを変更するようにし、また、その負荷を機械的な手段ではなく、モータ等によって実現される磁気制動によって行うようにしたため、移動レンズが始端又は終端に到達したことを操作部材の操作感で認識できると共に、操作部材に負荷を与えるための可動部材が不要となるため構造が簡単で且つ消費エネルギーが少なくなると共に、非接触で操作部材に負荷を与えることができるため、故障や破損等が生じ難く、耐久性が向上する。
【0010】
更に、本発明を適用すれば、操作部材の始端と終端とを予め決めておく必要がないため、プリセット機能やオートフォーカスによって操作部材と移動レンズの端点がずれるといった不具合が解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るレンズ操作装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るレンズ操作装置が適用されたテレビカメラ装置の一実施の形態を示した斜視図である。同図に示すようにテレビカメラ10は、レンズ部(テレビレンズ)12とカメラ部14から構成され、ベデスタルドリー16上の雲台18に支持される。雲台18には2本の操作ロッド22、23が延設され、操作ロッド22のグリップ24付近にはズームスピードを操作するズームレートデマンド26が取り付けられる。一方、操作ロッド23の端部にはフォーカスを操作するフォーカスデマンド28が取り付けられる。
【0012】
上記ズームレートデマンド26は、サムリング34の回動方向と回動量に応じて広角側又は望遠側にズーム動作させる速度制御信号をケーブル30を介してレンズ部12に出力する。レンズ部12は、この速度制御信号に基づいてズームレンズを速度制御して駆動する。
一方、上記フォーカスデマンド28は、本発明が適用されたレンズ操作装置であり、フォーカスデマンド28のフォーカスノブ28Aの回転操作量に応じてフォーカスレンズの移動位置を指令する位置制御信号(フォーカスコントロール信号)をケーブル31を介してレンズ部12に出力する。レンズ部12は、このフォーカスコントロール信号に基づいてフォーカスレンズを指令された位置に移動させる。
【0013】
カメラマンは、ビューファインダ32に映る撮影像を見ながら右手でフォーカスデマンド28のフォーカスノブ28Aを回転操作することによってフォーカス調整を行うと共に、左手でズームレートデマンド26のサムリング34を操作することでズーム調整を行う。
図2は、上記フォーカスデマンド28の構成を示した断面図である。同図に示すようにフォーカスデマンド28は、固定部材28Bと固定部材28Bに対して回動自在に設けられた上記フォーカスノブ28Aとから構成される。
【0014】
フォーカスノブ28Aの内部には、DCモータ40(以下、モータ40という)が配設される。このモータ40は後述するようにフォーカスレンズが無限端又は至近端に到達したときにフォーカスノブ28Aの回転を制動するために使用される。モータ40のステータ40Bは、支持部材42によって固定部材28Bに固定される一方、モータ40のロータ(軸)40Bの一端は、フォーカスノブ28Aの中心に固着される。従って、フォーカスノブ28Aが回動操作されると、これと連動してモータ40の軸40Bが回動するようになっている。また、モータ40の端子は固定部材28Bの内部に配設された回路基板44上のスイッチ回路に接続される。モータ40の端子はこのスイッチ回路によって開放又は短絡に切り替えられるようになっており、モータ40の端子が短絡されたときにフォーカスノブ28Aの回転にモータ40の制動力による負荷が与えられるようになっている。
【0015】
固定部材28Bの内部には、インクリメンタル型ロータリーエンコーダ46(以下、エンコーダという)が配設される。このエンコーダ46は軸46Aの回転量に応じて、その回転方向と回転量を示すパルス信号を出力するもので、例えば、2相パルス出力型のエンコーダを使用した場合には、軸46Aが所定角度回転する毎に各相のパルスが1つ出力されると共に、軸46Aの回転方向が各相のパルスの位相差によって示されるようになっている。エンコーダ46のステータ46Bは、図示しない支持部材によって固定部材28Bに固定され、一方、エンコーダ46の軸46Aは、上記モータ40の軸40Bに連結される。
【0016】
従って、フォーカスノブ28Aが回動操作されると、モータ40の軸40Bを介してエンコーダ46の軸46Aが回動する。これにより、エンコーダ46のパルス信号出力によってフォーカスノブ28Aの操作量が検出できるようになっている。
図3は、上記フォーカスデマンド28の回路構成を示した回路構成図である。同図に示すように、フォーカスノブ28Aに連結された上記エンコーダ46はカウンタ50に接続され、エンコーダ46から出力されたパルス信号はカウンタ50によってカウントされる。これにより、フォーカスノブ28Aの操作量はカウンタ50によって計測され、CPU52に入力されるようになっている。尚、カウンタ50は、フォーカスノブ28Aの正転、逆転をそれぞれインクリメントとデクリメントにより計測するため、カウンタ50の初期値は所定の値にセットされる。
【0017】
一方、フォーカスデマンド28は図1に示したようにテレビカメラ10のレンズ部12にケーブル31を介して接続される。レンズ部12からは、現在のフォーカスレンズの位置(フォーカス位置)を示すアナログのフォーカス位置信号が送信されるようになっており、フォーカスデマンド28の上記CPU52には、このフォーカス位置信号がA/D変換器54を介して入力される。
【0018】
CPU52は、上述のようにカウンタ50から入力される値の変化によってフォーカスノブ28Aが回動操作されたことを検出すると、その操作量に相当するフォーカス位置の変位量を求める。そして、この変位量をレンズ部12から取得される現在のフォーカス位置に対して足し合わせ、レンズ部12に指令するフォーカス位置を求める。このようにしてレンズ部12に指令するフォーカス位置を求めると、このフォーカス位置を示すフォーカスコントロール信号をD/A変換器56を介してアナログ信号としてレンズ部12に送信する。これにより、レンズ部12では、フォーカスコントロール信号に基づいてフォーカスモータを駆動してフォーカスレンズを移動させ、フォーカスデマンド28のCPU52によって指令されたフォーカス位置となるようにフォーカスレンズを移動させる。尚、上述の一連の処理が終了するとCPU52はカウンタ50の値を初期値にリセットしてそのときのフォーカスノブ28Aの位置を基準にして続いて行われるフォーカスノブ28Aの操作量を検出する。
【0019】
また、フォーカスデマンド28のCPU52は、上記レンズ部12に送信するフォーカスコトロール信号が無限端又は至近端になったか否かを判断し、もし、フォーカスコントロール信号が無限端又は至近端になったと判断した場合には、スイッチ回路58のスイッチS1をオフからオンに切り替える。これにより、上記モータ40の端子が短絡され、モータ40の軸40Bの回転に制動力が与えられる。この制動力によりフォーカスノブ28Aの回動操作に要する操作力が大きくなり、操作部材の操作感が重くなるため、ユーザがその操作感が重くなったことによりフォーカスレンズが端点に到達したことを容易に認識することができる。尚、上述のようにレンズ部12に送信するフォーカスコトロール信号が無限端又は至近端になったか否かを検出する代わりに、レンズ部12から取得されるフォーカス位置信号によってフォーカスレンズが無限端又は至近端が到達したか否かを検出してもよい。
【0020】
図4は、スイッチ回路58のスイッチS1のオン、オフ制御の処理内容を具体的に示したフローチャートである。まず、CPU52は、上述のようにカウンタ50の値を初期値にセットする(ステップS10)。次にカウンタ50の値の読み取りを開始し、その値の変化からフォーカスノブ28Aの回転方向(フォーカス操作方向)が無限側か至近側かを判定する(ステップS12)。ここで、フォーカス操作方向が至近側と判定した場合、CPU52は、上述のようにレンズ部12に送信するフォーカスコントロール信号が至近端になったか否かを判定する(ステップS14)。NOであれば、スイッチS1をオフにし(ステップS16)、フォーカスノブ28Aにモータ40による制動力(負荷)を与えない状態にする。即ち、フォーカスノブ28Aの操作感を軽くする。一方、YESであれば、スイッチS1をオンにし(ステップS18)、フォーカスノブ28Aにモータ40による制動力を与える。即ち、フォーカスノブ28Aの操作感を重くする。そして、上記ステップS12に戻る。これにより、フォーカス位置が至近端に到達するとフォーカスノブ28Aの回動操作が重くなり、ユーザはフォーカス位置が至近端に到達したことを操作感で認識することができる。
【0021】
一方、ステップS12において、フォーカス操作方向が無限側と判定した場合、CPU52は、上述のようにレンズ部12に送信するフォーカスコントロール信号が無限端になったか否かを判定する(ステップS20)。NOであれば、スイッチS1をオフにし(ステップS22)、フォーカスノブ28Aにモータ40による制動力(負荷)を与えない状態にする。即ち、フォーカスノブ28Aの操作感を軽くする。一方、YESであれば、スイッチS1をオンにし(ステップS24)、フォーカスノブ28Aにモータ40による制動力を与える。即ち、フォーカスノブ28Aの操作感を重くする。そして、上記ステップS12に戻る。これにより、フォーカス位置が無限端に到達するとフォーカスノブ28Aの回動操作が重くなり、ユーザはフォーカス位置が無限端に到達したことを操作感で認識することができる。
【0022】
以上のように、フォーカスノブ28Aの回転操作量の検出にエンコーダ46を使用した場合のように、フォーカスレンズの移動端に対応したフォーカスノブ28Aの回転端がなくても、モータ40の制動力によってフォーカスノブ28Aの回転に対して与える負荷を大きさを変更することによって、フォーカスレンズの移動端をフォーカスノブ28Aの操作感によって認識できるようになる。
【0023】
また、図3には示していないが、レンズ部12のフォーカス位置が、上記フォーカスデマンド28以外の指令によって変更可能な場合、例えば、ボタン操作によりフォーカスレンズを所定の位置に即座に移動させることができるプリセット機能や自動でフォーカス位置を調整するオートフォーカス機能等が搭載されている場合において、これらの機能によってフォーカスノブ28Aの操作とは無関係にフォーカスレンズが移動したとしても、フォーカスノブ28Aの操作量はフォーカス位置の変位量を示しており、また、フォーカスノブ28Aの回転に対する制動力はフォーカスノブ28Aの任意の回転位置で付加することができるため、フォーカス位置とフォーカスノブ28Aの回転位置がずれるといった従来の不具合が全く生じない。
【0024】
以上、上記実施の形態では、フォーカスノブ28Aの回転に対する制動力は、モータ40の端子を短絡することによって付加するようにしていたが、フォーカスノブ28Aに制動力を与える手段は、これに限らない。モータ40によって発生する制動力は原理的には磁気制動によるもので、これと同様に非接触で磁気制動を発生させる手段として、例えば、渦電流ブレーキ(鋼製のディスクに電磁コイルによって渦電流を生じさせ、渦電流による磁気効力を制動力とするブレーキ)を使用することもできる。この場合、上記モータ40と同様にフォーカスノブ28Aに制動力を付加する場合としない場合とを切り替える可動部材がないため、構成が簡単で、また、非接触で制動力を与えることができるため耐久性に優れている。
【0025】
また、上記実施の形態では、フォーカスレンズが無限端又は至近端に到達すると、フォーカスノブ28Aの回転操作に対して制動力を与えるようにしたが、これに限らず、フォーカスレンズの可動範囲では、ある程度の大きさの制動力をフォーカスノブ28Aに与えるようにしておき、フォーカスレンズが無限端又は至近端に到達するとその制動力を解除するようにしてもよい。即ち、フォーカスレンズが無限端又は至近端に到達するとフォーカスノブ28Aの操作感を軽くするようにしてもよい。
【0026】
また、上記実施の形態では、フォーカスノブ28Aの操作量を端点のないインクリメンタル型ロータリーエンコーダ46で検出する場合について説明したが、本発明は、フォーカスノブ28Aの操作量の検出をポテンショメータ等の機械的な端点を有するもので行う場合においても、その機械的な端点とは異なる位置を端点として使用するときにも有効である。例えば、フォーカスノブ28Aの感度を変更して使用できるようにした場合に、本発明を適用することによってフォーカスレンズの端点に対応するフォーカスノブ28Aの端点を操作感で把握することができるようになる。
【0027】
また、上記実施の形態では、本発明をフォーカスデマンド28に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、ズームレンズ等の他の種類の移動レンズの位置を操作する操作装置全てに適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るレンズ操作装置によれば、移動レンズが始端又は終端に到達したことを検出すると、操作部材に与える負荷の大きさを変更するようにし、また、その負荷を機械的な手段ではなく、モータ等によって実現される磁気制動によって行うようにしたため、移動レンズが始端又は終端に到達したことを操作部材の操作感で認識できると共に、操作部材に負荷を与えるための可動部材が不要となるため構造が簡単で且つ消費エネルギーが少なくなると共に、非接触で操作部材に負荷を与えることができるため、故障や破損等が生じ難く、耐久性が向上する。
【0029】
更に、本発明を適用すれば、操作部材の始端と終端とを予め決めておく必要がないため、プリセット機能やオートフォーカスによって操作部材と移動レンズの端点がずれるといった不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るレンズ操作装置が適用されたテレビカメラ装置の一実施の形態を示した斜視図である。
【図2】図2は、フォーカスデマンドの構成を示した断面図である。
【図3】図3は、フォーカスデマンドの回路構成を示した回路構成図である。
【図4】図4は、スイッチ回路のスイッチS1のオン、オフ制御の処理内容を具体的に示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…テレビカメラ、12…レンズ部、28…フォーカスデマンド、28A…フォーカスノブ、40…DCモータ、46…インクリメンタル型ロータリーエンコーダ、50…カウンタ、52…CPU

Claims (3)

  1. 手動操作されるレンズ操作部材の操作量を検出し、該検出した操作量に基づいてレンズ装置の移動レンズを始端から終端までの範囲で移動させるレンズ操作装置において、
    前記移動レンズが前記始端又は終端に到達したことを検出するレンズ端点到達検出手段と、
    前記レンズ操作部材に対して磁気制動による負荷を発生させると共に、該負荷の大きさを変更する負荷変更手段と、
    前記レンズ端点到達検出手段によって前記移動レンズが前記始端又は終端に到達したことを検出すると、前記負荷変更手段によって前記レンズ操作部材に与える負荷の大きさを変更する制御手段と、
    からなることを特徴とするレンズ操作装置。
  2. 前記負荷変更手段は、レンズ操作部材に連動して回動するモータの軸に対して該モータの端子を短絡又は開放に切り替えることによって磁気制動の作用を有効又は無効に切り替え、前記レンズ操作部材に与える負荷の大きさを変更することを特徴とする請求項1のレンズ操作装置。
  3. 前記制御手段は、前記移動レンズが前記始端又は終端に到達したことを検出すると、前記レンズ操作部材に与える負荷を大きくすることを特徴とする請求項1のレンズ操作装置。
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