JP4407983B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン撮影に用いられるレンズ装置等の光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン撮影等に用いられるレンズ装置には、図3および図4に示すようなものがある。このレンズ装置では、手動あるいは電動で装置本体30の外周に設けられた操作リング31を回動させ、筐体39内に保持された可動レンズ群(図示せず)を光軸方向へ移動させたり、絞り(図示せず)を調整したりすることができる。
【0003】
筐体39の近傍に設けられたドライブユニット32の内部には、操作リング31を電動駆動するためのモータ35や制御回路(図示せず)等が収納され、またドライブユニット32の外面には、モータ35を作動させて可動レンズ群を駆動させるために使用者により操作される電動操作スイッチ33が設けられている。
【0004】
そして、このレンズ装置には、図4に示すように、モータ35の駆動力を操作リング31に伝達するための駆動力伝達経路を断接するクラッチ機構が設けられている。
【0005】
具体的には、クラッチ機構は、操作リング31上に形成された操作ギア部34とモータ35の出力ギア36との間に設けられたアイドラギア37と、このアイドラギア37をアイドラ軸38の軸方向(長手方向)にスライド駆動する不図示のクラッチ操作レバーとから構成される。
【0006】
電動駆動時には、クラッチ操作レバーを操作してアイドラギア37を操作ギア部34と出力ギア36の双方に噛み合わせることにより駆動力伝達経路を接続状態とし、手動駆動時には、クラッチ操作レバーを切り換え操作してアイドラギア37を出力ギア36から離脱させることにより、駆動力伝達経路を切断状態とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなレンズ装置では、操作リングの手動駆動を行う際と電動駆動を行う際とでいちいちクラッチ操作レバーを操作する必要がある。このため、操作が煩雑であり、手動/電動間の迅速な切換えが行えずに、撮影状況の変化に対応できないおそれがある。
【0008】
また、駆動力伝達経路が接続状態にあるとき、さらには可動レンズ群が電動駆動されている間でも、操作リングの手動駆動を行うことは構造上は可能であるが、モータの負荷によって操作力が非常に重くなり、容易な操作が難しかったり、モータに過大な負荷がかかったりする。さらに、このレンズ装置およびこれが装着されるカメラから離れた位置に配置されたカメラコントロールユニット(CCU)を通じて可動レンズ群等が電動駆動されているときに、カメラ近くにいるカメラマンが優先的に手動で瞬時に操作することは困難である。
【0009】
そこで、本発明は、切換え手段伝達状態非伝達状態の切り換え(言い換えれば、電動駆動源によるレンズ保持部材の駆動と、操作部材の操作に伴うレンズ保持部材の駆動との切り換え)を、特別な操作を必要とすることなく迅速に行うことができ光学装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本願発明では、レンズを保持するレンズ保持部材と、レンズ保持部材を光軸方向に移動させるために手動で操作される操作部材と、レンズ保持部材を電動で駆動するための電動駆動源と、電動駆動源の駆動力をレンズ保持部材に伝達させる伝達状態と、電動駆動源の駆動力をレンズ保持部材に非伝達とする非伝達状態との間で切り換る切換え手段と、伝達状態において、操作部材による手動操作が行われたか否かを検出するための検出手段と、検出手段による検出結果に応じて、切換え手段を非伝達状態に切換えるよう制御する制御手段を設けている。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の実施形態であるズームレンズ装置(光学装置)の構成を示している。このズームレンズ装置は、テレビジョン撮影等に用いられるものである。
【0017】
図1において、1はズームレンズであり、ズーム鏡筒2に保持されて、光軸方向(図1の左右方向)に移動可能となっている。ズーム鏡筒2には、少なくとも3個以上のコロ部材3が径方向外方に突出するように設けられており、それぞれのコロ部材3は筐体としての固定筒4に形成された直線溝4aと回転筒5に形成された曲線溝5aに係合している。
【0018】
回転筒5には、連結ピン6が径方向外方に突出するように設けられており、固定筒4に形成された溝4bを通してズーム操作リング7に係合している。
【0019】
このような構成において、ズーム操作リング7を回転させると、回転筒5がズーム操作リング7と一体的に回転し、ズーム鏡筒2に設けられたコロ部材3が固定筒4の直線溝4aと回転筒5の曲線溝5aに沿って移動する。これにより、ズームレンズ1は固定筒4内で光軸方向に移動する。なお、ズーム操作リング7およびズームレンズ1の動作端は、固定筒4の溝4bを通して光軸を中心に回動する連結ピン6の動作範囲で決定される。
【0020】
また、固定筒4の近傍には、ドライブユニット8が配置されており、その内部には、制御回路(主たる制御手段)22、ズームモータ(電動駆動源)9、ズームレンズ位置検出用のポテンショメータ10、各駆動回路17,24および操作モード判別回路21等が収納されている。
【0021】
ポテンショメータ10の入力軸には、ズーム操作リング7上に設けられた操作ギア部7aに噛み合う位置検出用ギヤ11が取り付けられている。このため、ズーム操作リング7が回転するとその回転量に応じたポテンショメータ10の入力回転が得られ、このポテンショメータ10からの検出信号によりズームレンズ1の位置を検出することができる。なお、ポテンショメータ10を通じた位置検出により、ズームレンズ1の電動駆動時に、ズームレンズ1(ズーム鏡筒2)がその動作端に当たった場合の衝撃力や衝撃音を緩和するため、動作端近傍でズームレンズ1を減速することが可能となる。
【0022】
ズームモータ9の駆動力は、ギアヘッド12およびモータ出力ギヤ13を介して中間ギヤ14へと伝達される。中間ギヤ14の端面にはフェイスギア部14aが形成されており、このフェイスギア部14aに対向して連結ギヤ15のフェイスギア部15aが位置している。連結ギヤ15は、ズーム操作リング7上に設けられた操作ギア7bに噛み合っている。ズームモータ9は、制御回路22から位置制御信号を受けたモータ駆動回路24により駆動制御される。
【0023】
また、連結ギヤ15の支軸15bにおける中間ギヤ14と反対側の位置には、電磁クラッチ16が取り付けられている。この電磁クラッチ16をON−OFF制御することで、連結ギヤ15が支軸15bの軸方向(長手方向)にスライドし、中間ギヤ14のフェイスギア部14aと連結ギヤ15のフェイスギア部15aの噛合いと離脱を切り換えることができる。
【0024】
連結ギヤ15はズーム操作リング7の操作ギア7bに噛み合っているので、電磁クラッチ16をON制御することで、中間ギヤ14と連結ギヤ15とを連結させて一体的に回転させることができ、ズームモータ9の駆動力をズーム操作リング7に伝達してこれを回転駆動することができる。これにより、ズームレンズ1(ズーム鏡筒2)は光軸方向に電動駆動される。なお、本実施形態の説明では、このようにズームレンズ1を電動駆動させるための上記駆動機構の状態を、電動ズームモードという。
【0025】
また、電磁クラッチ16をOFF制御することで、中間ギヤ14と連結ギヤ15とを離脱させ、ズームモータ9の駆動力がズーム操作リング7に伝達されないようにすることができる。この場合、ズーム操作リング7を手動で回転操作したときは、ズームモータ9の負荷がかかることなく快適にズームレンズ1をマニュアル駆動することができる。なお、本実施形態の説明では、このようにズームレンズ1をマニュアル駆動させるための上記駆動機構の状態を、マニュアルズームモードという。
【0026】
電磁クラッチ16のON−OFF制御は、制御回路22からの信号を受けたクラッチ駆動回路17により行われる。
【0027】
なお、ズーム操作リング7には、ズームレンズ1の位置を示す目盛りが刻まれており、複雑な構造を持たなくても、外部から目視でズーム位置を確認することができる。
【0028】
次に、ズームレンズ1を駆動する上記駆動機構のモード設定について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0029】
マニュアルズームモードと電動ズームモードは前述した電磁クラッチ16をON/OFF制御することで切り換えられるが、どちらのモードに設定するかは電動駆動を行わせるために、ドライブユニット8の外装面に設けられたズーム電動操作部材18や、このレンズ装置およびカメラ装置20を支持する三脚に備えられるズームデマンド19や、さらにこのレンズ装置を遠隔から操作するためのカメラコントロールユニット(CCU)や、このCCUによって操作されるカメラ装置20から入力される指令信号を基に決定される。
【0030】
ズーム電動操作部材18とズームデマンド19は速度指令信号を、またカメラコントロールユニット(CCU)やカメラ装置20は位置指令信号を本レンズ装置に入力する。
【0031】
これらの指令信号は、制御回路22に送られるとともに、操作モード判別回路21に送られ、さらに速度指令信号は速度指令判別回路21aへ、また位置指令信号は位置指令判別回路21bへ送られる。
【0032】
ズーム電動操作部材18およびズームデマンド19は、何ら操作されていない時は基準信号を出力し、操作されたときにその操作量に応じて基準信号からシフトした信号値を本レンズ装置の制御回路22および位置指令判別回路21bに入力する。
【0033】
速度指令判別回路21aは、ズーム電動操作部材18およびズームデマンド19から基準信号近傍の信号が出力されているときは、ズームレンズ1の駆動機構をマニュアルズームモードに設定させるため、制御回路22に信号を送る。ステップ(図2ではSと略す)51で、この信号を受けた制御回路22は、ステップ52又はステップ53で、ズーム電動操作部材18およびズームデマンド19が操作されてないものと判別し、ステップ54に進む。
【0034】
また、速度指令判別回路21aは、基準信号近傍以外の信号が出力されているときは、ズームレンズ1の駆動機構を電動ズームモードに設定させるため、制御回路22に信号を送る。ステップ51で、この信号を受けた制御回路22は、ステップ52又はステップ53で、ズーム電動操作部材18又はズームデマンド19が操作されたものと判別し、ステップ59に進んで、クラッチ駆動回路17に信号を送り、電磁クラッチ16をONさせる。
【0035】
また、カメラ装置20等から位置指令信号が送られた場合、位置指令判別回路21bは、所定時間内にその信号値に変化がないときは、ズームレンズ1の駆動機構をマニュアルズームモードに設定させるため、制御回路22に信号を送る。ステップ51でこの信号を受けた制御回路22は、ステップ52,53を経てステップ54にてカメラ装置20等からも位置指令信号(操作信号)が入力されていないと判別し、ステップ63に進んで、クラッチ駆動回路17に信号を送り、電磁クラッチ16をOFFさせる。
【0036】
また、位置指令判別回路21bは、所定時間内に信号値に変化があったときは、ズームレンズ1の駆動機構を電動ズームモードに設定させるため、制御回路22に信号を送る。ステップ51にてこの信号を受けた制御回路22は、ステップ52,53を経てステップ54にてカメラ装置20等から位置指令信号(操作信号)が入力されたものと判別し、ステップ55に進んで、クラッチ駆動回路17に信号を送り、電磁クラッチ16をONさせる。
【0037】
このようにしてステップ55,59に進んだ制御回路22は、それぞれステップ56,60に進み、ステップ51にて読み込んだ指令信号に基づいて、ズームモータ9を駆動制御させるため、この駆動制御が完了するまで(ステップ58,62)、モータ駆動回路24に信号を送る。
【0038】
このように、本実施形態では、入力された指令信号に基づいてズームレンズ1の駆動機構のモード切り換えが行われるので、従来のようにモード切換レバー等の特別な操作を行わせることなく、駆動機構の迅速なモード切換えが可能となる。
【0039】
次に、ズームレンズ1の駆動機構が電動ズームモードに設定された状態、さらにはズームレンズ1が電動駆動されているときにズーム操作リング7がマニュアル操作された場合の動作について、引き続き図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0040】
本実施形態では、ズームレンズ1の電動駆動中にズーム操作リング7がマニュアル操作されたときには、このマニュアル操作を優先し、電磁クラッチ16をオフにして、電動ズームモードからマニュアルズームモードへと切り換えるように構成している。
【0041】
ズームレンズ1の電動駆動中にズーム操作リング7がマニュアル操作されたことを検出するために、本実施形態では、マニュアル検知回路23によって、ズームモータ9を駆動するモータ駆動回路24からのズームモータ9への駆動電流値の変化を検出している。
【0042】
具体的には、マニュアル検知回路23は、モータ駆動回路24からの駆動電流値を所定時間ごとにサンプリングし、初期あるいは所定時間前にサンプリングした電流値と現時点でサンプリングした電流値との変動幅が所定値以上の場合(つまり、ズームモータ9が過負荷状態になったときは)は、ズームレンズ1の電動駆動中にマニュアル操作が行われたとみなして、制御回路22に信号を送る。
【0043】
こうして、ステップ56〜58又はステップ60〜62のルーチンが繰り返されているズームレンズ1の電動駆動中に、ステップ57又はステップ61にてマニュアル検知回路23からの信号によりズームモータ9が過負荷状態になった(ズーム操作リング7のマニュアル操作が行われた)と判別した制御回路22は、ステップ63にジャンプして、電磁クラッチ16をOFFさせる。これにより、ズームレンズ1の電動駆動中にこのズームレンズ1に対するマニュアル操作力が作用したときは、自動的に電動ズームモードからマニュアルズームモードへと切り換わる。
【0044】
なお、他のマニュアル操作の検出手段としては、ズームモータ9に生じた逆起電圧の変化を検出し、初期あるいは所定時間前にサンプリングした逆起電圧と現時点でサンプリングした逆起電圧との変動幅が所定値以上の場合に、ズームレンズ1の電動駆動中にマニュアル操作が行われたとみなすようにしてもよい。
【0045】
さらに、ポテンショメータ10を用いて、ズームレンズ1の位置データを検出し、この検出結果と位置指令信号に対応するズーム位置との差分演算をサンプリングごとに行い、差分演算の結果が急激に変化した場合に、ズームレンズ1の電動駆動中にマニュアル操作が行われたとみなすようにしてもよい。
【0046】
また、ポテンショメータ10が検出した位置データの微分演算から速度データを演算し、演算した速度データと速度指令信号に対応する駆動速度の差分演算をサンプリングごとに行い、差分演算の結果が急激に変化した場合に、ズームレンズ1の電動駆動中にマニュアル操作が行われたとみなすようにしてもよい。
【0047】
このように本実施形態によれば、前述したように特別なモード切換え操作をすることなく、マニュアルズームモードと電動ズームモード間でのモード切り換えを行うことができるだけでなく、センサ部品を別途設けることなく、ズームレンズ1の電動駆動中におけるマニュアル操作を検出して、電動ズームモードをマニュアルズームモードに切り換えることができる。このため、ズームレンズ1の電動駆動中においてマニュアル操作を行えば、適度な操作力でのマニュアル操作を電動駆動に優先させることができる。
【0048】
なお、ここでは、ズームレンズ1の電動駆動中にズーム操作リング7がマニュアル操作された場合に、ズームレンズ1の駆動機構が電動ズームモードからマニュアルズームモードに切り換わることについて説明したが、駆動機構が電動ズームモードに設定されているが、ズームレンズ1の電動駆動行われていない(ズームレンズ1が停止中である)ときにマニュアル操作行われた場合も、ズームモータ9に生じた逆起電圧を検出する等してマニュアル操作を検出し、駆動機構を電動ズームモードからマニュアルズームモードに切り換えるようにしてもよい。
【0049】
これにより、使用者に駆動機構のモード切換えのための特別な操作を行わせることなく、迅速にかつ快適にズームレンズ1のマニュアル操作を開始することができる。
【0050】
また、本実施形態では、マニュアルズームモードと電動ズームモードとの切り換えを電磁クラッチ16を用いて行うようにした場合について説明したが、電磁クラッチ以外でも、ソレノイド等、電動で駆動力伝達経路の断接を行える手段を用いることができる。
【0051】
また、本実施形態では、ズーム電動操作部材18とズームデマンド19速度指令源としカメラ装置20およびCCU位置指令源として説明したが、それぞれの指令形態は速度あるいは位置に特定されるものではない。
【0052】
さらに、ズームレンズ1の代わりに、フォーカスレンズアイリス(絞り)、マクロ、フィルターディスク等、光学系を構成するいずれの可動部に本発明を適用してもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、操作部材手動操作が行われたとき、自動的に切換え手段が非伝達状態に切り換わるので、使用者に切換え手段の状態を切り換えるための特別な操作を行わせることなく、迅速に非伝達状態に切り換えることができる。しかも、電動駆動源の負荷によって手動操作力が重くなることを防止でき、快適な手動操作を行わせることができる。
【0054】
また切換え手段が伝達状態に設定されているときに、操作部材手動操作が行われたことに応じて、非伝達状態に自動的に切り換わるようにすることで、レンズ保持部材の電動駆動が可能な状態においても容易にかつ適度に操作力で手動操作を行うことが可能となり、例えば、CCU等、離れた位置からの電動駆動制御が行われていても、身近にいるカメラマンの手動操作を優先することができる。
【0055】
そして、発明により、様々な撮影状況で良好な操作性が得られる光学装置実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるズームレンズ装置のレンズ駆動機構を表わす概略構成図である。
【図2】上記ズームレンズ装置の制御回路の動作フローチャートである。
【図3】従来のレンズ装置の外観図である。
【図4】従来のレンズ装置における駆動機構のモード切換えの説明図である。
【符号の説明】
1 ズームレンズ
2 ズーム鏡筒
3 コロ部材
4 固定筒
4a 直線溝
4b 溝部
5 回転筒
5a 曲線溝
6 連結ピン
7 操作リング
7a 位置検出用ギア部
7b 操作ギア部
8 ドライブユニット
9 ズームモータ
10 ポテンショメータ
14 中間ギヤ
14a,15a フェイスギア
15 連結ギヤ
15b 支軸
16 電磁クラッチ
17 クラッチ駆動回路
18 ズーム電動操作部材
19 ズームデマンド
20 カメラ装置
21 操作モード判別回路
21a 速度指令判別回路
21b 位置指令判別回路
22 制御回路
23 マニュアル検知回路
30 レンズ装置
31 操作リング
32 ドライブユニット
33 電動操作スイッチ
31 操作ギア部
35 モータ
37 アイドラギア

Claims (5)

  1. レンズを保持するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を光軸方向に移動させるために手動で操作される操作部材と、前記レンズ保持部材を電動で駆動するための電動駆動源と、
    前記電動駆動源の駆動力を前記レンズ保持部材に伝達させる伝達状態と、前記電動駆動源の駆動力を前記レンズ保持部材に非伝達とする非伝達状態との間で切り換る切換え手段と、
    前記伝達状態において、前記操作部材による手動操作が行われたか否かを検出するための検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記切換え手段を前記非伝達状態に切換えるよう制御する制御手段を有することを特徴とする光学装置。
  2. 前記制御手段は、前記切換え手段が前記伝達状態に設定されているときに、前記検出手段による前記操作部材の手動操作の検出に応じて、前記切換え手段を前記非伝達状態に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記電動駆動源を駆動するモータ駆動回路と、
    前記検出手段は、前記モータ駆動回路から前記電動駆動源への駆動電流値の変化に基づいて、前記操作部材の手動操作が行われたことを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
  4. レンズを保持するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を光軸方向に移動させるために手動で操作される操作部材と、前記レンズ保持部材を電動で駆動するための電動駆動源と、
    前記電動駆動源の駆動力を前記レンズ保持部材に伝達させる伝達状態と、前記電動駆動源の駆動力を前記レンズ保持部材に非伝達とする非伝達状態との間で切り換わる切換え手段と、
    前記操作部材の手動操作を検出するための検出手段と、
    前記検出手段による前記操作部材の手動操作の検出に応じて、前記切換え手段を前記非伝達状態に切換えるよう制御する制御手段と、を有し、
    前記検出手段は、前記レンズの駆動指令に対応する駆動状態とこのレンズの実駆動状態との差に基づいて、前記操作部材の手動操作が行われたことを検出することを特徴とする光学装置。
  5. 前記切換え手段が、前記レンズ保持部材と前記電動駆動源との間の駆動力伝達を断接するクラッチ手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光学装置。
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