JP4239195B2 - 送風式薬剤放散装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、殺虫、忌避、消臭、芳香、防菌防黴等の目的に供する揮散性の薬剤を気中に放散する送風式薬剤放散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から快適な生活空間を得るために、各目的に応じて芳香剤、消臭剤、除菌剤、殺虫剤、害虫忌避剤等の揮散性薬剤を気中に放散させ、香りを楽しんだり、ニオイを消したり、或いは、害虫を防除する等している。
これら揮散性の薬剤を気中に放散させるものとしては、特許文献1に開示された送風式薬剤放散装置が提案されている。
この送風式薬剤放散装置は、装置本体内部に薬剤保持体と送風機を設け、その送風機を駆動することで薬剤保持体に空気を流通させ、その薬剤保持体が保持している薬剤を気中に放散するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−28040号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の送風式薬剤放散装置によれば、送風機を駆動することで薬剤保持体に空気が流通し、同一の揮散性薬剤が気中に放散され、一つの目的が達成される。
例えば、芳香剤、消臭剤、除菌剤、殺虫剤、害虫忌避剤等のいずれか一種類の薬剤を気中に放散し、香りを楽しむ、臭いを消す、菌を除く、害虫を殺す、害虫を防除する等のいずれか一つの目的を達成することができる。
【0005】
しかし、前述した従来の送風式薬剤放散装置は、装置本体に1つの薬剤保持体を設けるものであるから、同時に複数の目的を達成することができない。
【0006】
本発明は、前述の課題を解決できるようにしたものであって、その目的は、装置本体に複数の薬剤保持体を同時に取付けでき、異なる目的を達成する薬剤を保持した複数の薬剤保持体を同時に取付けることで、同時に複数の目的を達成することができる送風式薬剤放散装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、送風機20を設けた装置本体10と、この装置本体10に取付けた複数の薬剤保持体を備え、
前記送風機20を駆動することで薬剤保持体に空気がそれぞれ流通して保持した薬剤を気中に放散するようにした送風式薬剤放散装置において、
前記装置本体10は、送風機20を駆動することで空気が流通する第1通気部14と第2通気部15を有し、かつこの第1通気部14を形成した面に、複数の取付部を有し、
前記各薬剤保持体は、薬剤を保持した保持本体を筒体で被覆した形状で、
その各筒体に、前記各取付部に係脱自在な被取付部がそれぞれ設けてあることを特徴とする送風式薬剤放散装置である。
【0008】
第2の発明は、送風機20を設けた装置本体10と、この装置本体10に取付けた複数の薬剤保持体を備え、
前記送風機20を駆動することで薬剤保持体に空気がそれぞれ流通して保持した薬剤を気中に放散するようにした送風式薬剤放散装置において、
前記装置本体10は、送風機20を駆動することで空気が流通する第1通気部14と第2通気部15を有し、かつこの第1通気部14を形成した面に、複数の取付部を有し、
前記各薬剤保持体は、容器本体の中空室に薬剤を設けた形状で、
その各容器本体に、前記各取付部に係脱自在な被取付部がそれぞれ設けてあることを特徴とする送風式薬剤放散装置である。
【0010】
【作用】
第1の発明によれば、装置本体10に複数の薬剤保持体を同時に取付けできるから、異なる目的を達成する薬剤を保持した複数の薬剤保持体を同時に取付けることで、同時に複数の目的を達成することができる。
【0011】
また、筒体の被取付部を装置本体10の取付部に係止することで薬剤保持体を取付けでき、その被取付部を取付部から離脱することで薬剤保持体を装置本体から取り外しできる。
しかも、薬剤を保持した保持本体が筒体で被覆されているから、人が手で持って取付け、取外しする際に薬剤が手に付着することがない。
これらによって、薬剤保持体を装置本体10に簡単に取付け、取外しできると共に、手を汚すことがない。
【0012】
第2の発明によれば、装置本体10に複数の薬剤保持体を同時に取付けできるから、異なる目的を達成する薬剤を保持した複数の薬剤保持体を同時に取付けることで、同時に複数の目的を達成することができる。
また、容器本体の被取付部を装置本体10の取付部に係止することで薬剤保持体を取付けでき、その被取付部を取付部から離脱することで薬剤保持体を装置本体から取り外しできる。
しかも、薬剤は、容器本体の中空室内に設けてあるから、人が手で持って取付け、取外しする際に薬剤が手に付着することがない。
これらによって、薬剤保持体を装置本体10に簡単に取付け、取外しできると共に、手を汚すことがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、装置本体10と、この装置本体10に取付けた送風機20と、前記装置本体10に同時に取付けた複数の薬剤保持体、例えば第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50で送風式薬剤放散装置を構成している。
前記送風機20を駆動することで、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50に空気が流通し、それぞれの薬剤を気中に放散する。
【0014】
このようであるから、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50に保持した薬剤の種類を異ならせることで、3種類の異なった目的を同時に達成することができる。
【0015】
また、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50が保持している薬剤を同一とすれば、保持する薬剤の量が多くなり、長期間使用することができる。
【0016】
また、2つの薬剤保持体の保持している薬剤を同一種類とし、他の薬剤保持体の保持している薬剤を異なる種類とすれば、2種類の異なった目的を同時に達成できると共に、1種類の目的を長期間に亘って達成できる。
例えば、第1薬剤保持体30と第2薬剤保持体40とが殺虫を目的とする薬剤を保持し、第3薬剤保持体50が芳香を目的とする薬剤を保持するものとし、殺虫と芳香の目的を同時に達成できるようにする。
【0017】
前述した種類の異なる薬剤の組み合せ、つまり薬剤効果の違う薬剤保持体の組み合せは前述に限ることはなく、例えば、香りと消臭剤を組み合わせ、悪臭をマスキングし本来の香りを漂わせる、脱臭剤と消臭剤を組み合わせ、悪臭のマスキングと吸着のダブル作用、侵入害虫の忌避剤と殺虫剤を組み合わせ、害虫の侵入防止及び侵入害虫の殺虫、消臭剤と殺虫剤を組み合わせ、室内の消臭と害虫防除など、或いは、大気中の汚染物質の付着予防ネットとの組み合わせが挙げられる。
また、使用する薬剤に適合した違う形状の薬剤保持体を各取付部に、取り付けることもできる。
【0018】
次に、各部材の具体形状の一例を説明するが、これに限ることはない。
前記装置本体10は図1、図2、図3に示すように、送風機取付室10aと薬剤保持体取付部10bを有し、送風機20を駆動すると第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50に空気が流通するようにしてある。
例えば、装置本体10は、一側面板11と他側面板12と周面板13で送風機取付室10aを有するほぼ箱形状で、その一側面板11に第1通気部14、周面板13に第2通気部15がそれぞれ形成されている。
【0019】
前記一側面板11(つまり、第1通気部14を形成した面)に複数の取付部、例えば第1・第2・第3取付部16,17,18が設けられ、この第1・第2・第3取付部16,17,18と一側面板11で前述の薬剤保持体取付部10bを形成している。
例えば、図2に示すように、一側面板11に第1・第2・第3筒体16a,17a,18aを一体的に設け、その各筒体に切欠部16b,17b,18bと係止溝16c,17c,18cを連続してそれぞれ形成する。
第1筒体16aが第1通気部14の外周に位置し、第2筒体17aが第1筒体16aよりも外周寄りで、第3筒体18aが第2筒体17aよりも外周寄りである。
【0020】
前記第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50は、図1と図4に示すように薬剤を保持した保持本体31,41,51の外周面を筒体32,42,52で被覆したもので、その筒体32,42,52に第1・第2・第3被取付部33,43,53をそれぞれ設けて前記第1・第2・第3取付部16,17,18に取付けるようにしてある。
例えば、図4(a)、(b)、(c)に示すように、筒体32,42,52の軸方向一端部に、突片32a,42a,52aを一体的に設け、この突片32a,42a,52aが前記切欠部16b,17b,18bから係止溝16c,17c,18cに係止するようにしてある。
つまり、第1・第2・第3被取付部33,43,53は第1・第2・第3取付部16,17,18に係脱自在である。
【0021】
前記各保持本体31,41,51は、ハニカム状構造体で、前記各筒体32,42,52の軸方向に貫通した多数の通気孔31a,41a,51aを有する。そして、このハニカム状構造体の周囲に筒体32,42,52を設けてハニカム状構造体を保護すると共に、補強している。
このようであるから、小型軽量で多量の薬剤を保持できると共に、前面に空気が均一にスムーズに流通して薬剤を終始安定して気中に放散できる。つまり、ハニカム状構造体は、気流の通過度が高く、薬剤の含有率が高く、重量的に軽量可能で、構造が簡単で取り扱いが容易である。
【0022】
前記第1薬剤保持体30は、図1に示すように、その筒体32が第1通気部14の外周縁に位置するように取付けられる。
前記第2薬剤保持体40の筒体42は保持本体41よりも長尺で、軸方向一側部に、前記第1薬剤保持体30が嵌まり合う凹陥部44を有し、この第2薬剤保持体40は、その凹陥部44に第1薬剤保持体30が嵌まり合うようにして取付けられる。
前記第3薬剤保持体50の筒体52は保持本体51よりも長尺で、軸方向一側部に、前記第2薬剤保持体40が嵌まり合う凹陥部54を有し、この第3薬剤保持体50は、その凹陥部54に第2薬剤保持体40が嵌まり合うようにして取付けられる。
なお、前述の嵌まり合うとは、空間を有して入り込むことである。
【0023】
このようであるから、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50は順次嵌まり合うように取付けられて各保持本体31,41,51が軸方向に連続する。
【0024】
前記送風機20はファン21とモータ22を備えている。
前記装置本体10には電池収納室10cが形成され、この電池収納室10cに設けた電池23で前記モータ22が駆動される。
【0025】
前記送風式薬剤放散装置は次のような使い方ができる。
例えば、屋内において、処理する空間の大きさが違う場所(例えば、ホテルなどの個室、会議室、宴会場)で使用する場合、各場所毎に、例えば個室で第1取付部16に第1薬剤保持体30を取付け、会議室で第2取付部17に第2薬剤保持体40を取付け、宴会場で第3取付部18に第3薬剤保持体50を取付ける。
つまり、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50の薬剤量を順次多くし、屋内使用の場合には、その使用目的の大きさに応じていずれか1つの薬剤保持体を取付けて使用する。
【0026】
また、処理空間において、室内の閉鎖条件で第1取付部16に第1薬剤保持体30を取付け、窓などを開いた半閉鎖条件で第2取付部17に第2薬剤保持体40を取付け、軒下など室外の開放条件で第3取付部18に第3薬剤保持体50を取付けて使用する。
つまり、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50の薬剤量を順次多くし、使用の空間の密閉状態に応じていずれか1つの薬剤保持体を取付けて使用する。
【0027】
また、室内では第1、第2取付部16,17に第1、第2薬剤保持体30,40を取付け、屋外(ビアガーデン、レストランなど)では第3取付部18に第3薬剤保持体50を取付けて使用する。
この場合には、第1薬剤保持体30と第2薬剤保持体40の薬剤量の合計よりも第3薬剤保持体50の薬剤量が多いものとする。
【0028】
また、用いる薬剤の種類によって、例えば、香りや消臭薬剤を第1取付部16に取付ける第1薬剤保持体30に保持し、害虫防除剤を第2、第3取付部17,18に取付ける第2、第3薬剤保持体40,50に保持し、それぞれ区別して使用する。
【0029】
次に、本発明の第2の実施の形態を図5に基づいて説明する。
この実施の形態は、装置本体10の一側面板11をテーパー筒形状として第1・第2・第3取付部16,17,18を軸方向に位置をずらし、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50の筒体32,42,52と保持本体31,41,51をほぼ同一長さとしたことが第1の実施の形態と相違し、他の構成は同一である。
【0030】
次に、本発明の第3の実施の形態を図6に基づいて説明する。
この実施の形態は、複数の薬剤保持体の薬剤が軸方向と直角方向(径方向)に順次連続していることが前述の第1・第2の実施の形態と大きく相違する。
すなわち、第1・第2薬剤保持体30,40は、容器本体35,45のリング形状の中空室35a,45aに、薬剤を設けたもの、例えば薬剤を担持した粉体36,46を充填してある。前記各中空室35a,45aには径方向に空気が流通するようにしてある。
前記第1・第2薬剤保持体30,40は、その容器本体35,45を装置本体10の一側面板11に、第1薬剤保持体30の容器本体35の外周に第2保持体40の容器本体45が位置するように取付けられる。
【0031】
具体的には、容器本体35,45は、一側板60と他側板61を内側筒62と外側筒63で連結してリング形状の中空室35a,45aを有する形状で、その一側板60に孔60aを形成すると共に、内側筒62、外側筒63に通気部62a,63aを形成してある。
前記一側板60の孔60aの開口縁に第1・第2被取付部33,43を設け、その第1被取付部33を第1取付部16に取付けると第1薬剤保持体30の一側板60の孔60aが第1通気部14に連通する。
前記第2被取付部43を第2取付部17に取付けると第2薬剤保持体40の一側板60の孔60aが第1薬剤保持体30の外側筒63に嵌まり合い、各中空室35a,45aが径方向に連続する。
【0032】
このようであるから、第1・第2薬剤保持体30,40を図6に示すように装置本体10に取付け、送風機20を駆動することで、空気が矢印で示すように各中空室45a,35aを順次流通して第1通気部14から吸い込みされ、第2通気部15から気中に吐き出しされる。
よって、粉体36,46に担持された薬剤が気中に放散される。
【0033】
なお、図6においては第1・第2薬剤保持体30,40が図示してあるが、第3薬剤保持体を同様にして取付けできることは勿論である。
【0034】
前記装置本体1の第1・第2・第3取付部16,17,18と第1・第2・第3筒体32,42,52の第1・第2・第3被取付部33,43,53は前述の形状に限ることはなく、任意のものとすることができる。
例えば、筒体16a,17a,18aに第1・第2・第3筒体32,42,52の一端部を嵌合して取付ける。
前記筒体16a,17a,18aと第1・第2・第3筒体32,42,52に雄ねじと雌ねじを形成してねじ合して取付ける。
前記各取付部を複数のL字状片とし、各被取付部をL字状片に嵌合する複数の係り止め片とする。
【0035】
例えば、第1・第2取付部を設けた装置本体10で説明すると、図7と図8に示すように装置本体10の一側面板11に内側L字状片70、外側L字状片71を周方向に90度の間隔を置いて4コ設け、4つの内側L字状片70で第1取付部16、4つの外側L字状片71で第2取付部17とする。
第1薬剤保持体30の四角形状の筒体32の一端部に係り止め片72を周方向に90度の間隔を置いて4つ設け、その各係り止め片72が各内側L字状片70に嵌合するようにし、その4つの係り止め片72で第1被取付部33とする。
なお、第2薬剤保持体40の筒体42にも係り止め片を設けて第2被取付部とする。
また、L字状片、係り止め片を4コ設けたが、2コ、または3コでもよく、薬剤保持体の形状や取付部の数によって決めれば良い。
【0036】
前記各実施の形態では、第1・第2・第3薬剤保持体30,40,50が装置本体10の中心に対して同心状に取付けてあるが、上方又は下方、左右一方に偏心して取付けるようにしても良い。
【0037】
前記各実施の形態では、3つ、または2つの薬剤保持体を取付けしたが、4つ以上の薬剤保持体を取付けても良い。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、装置本体10に複数の薬剤保持体を同時に取付けできるから、異なる目的を達成する薬剤を保持した複数の薬剤保持体を同時に取付けることで、同時に複数の目的を達成することができる。
【0039】
また、筒体の被取付部を装置本体10の取付部に係止することで薬剤保持体を取付けでき、その被取付部を取付部から離脱することで薬剤保持体を装置本体から取り外しできる。
しかも、薬剤を保持した保持本体が筒体で被覆されているから、人が手で持って取付け、取外しする際に薬剤が手に付着することがない。
これらによって、薬剤保持体を装置本体10に簡単に取付け、取外しできると共に、手を汚すことがない。
【0040】
請求項2に係る発明によれば、装置本体10に複数の薬剤保持体を同時に取付けできるから、異なる目的を達成する薬剤を保持した複数の薬剤保持体を同時に取付けることで、同時に複数の目的を達成することができる。
また、容器本体の被取付部を装置本体10の取付部に係止することで薬剤保持体を取付けでき、その被取付部を取付部から離脱することで薬剤保持体を装置本体から取り外しできる。
しかも、薬剤は、容器本体の中空室内に設けてあるから、人が手で持って取付け、取外しする際に薬剤が手に付着することがない。
これらによって、薬剤保持体を装置本体10に簡単に取付け、取外しできると共に、手を汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図である。
【図2】装置本体の一側視斜視図である。
【図3】装置本体の他側視斜視図である。
【図4】(a)第1薬剤保持体の斜視図である。
(b)第2薬剤保持体の斜視図である。
(c)第3薬剤保持体の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す断面図である。
【図7】本発明の薬剤保持体取付けの他の実施の形態を示す正面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【符号の説明】
10…装置本体、11…一側面板、12…他側面板、13…周面板、14…第1通気部、15…第2通気部、16…第1取付部、17…第2取付部、18…第3取付部、20…送風機、30…第1薬剤保持体、31…保持本体、32…筒体、40…第2薬剤保持体、41…保持本体、42…筒体、50…第3薬剤保持体、51…保持本体、52…筒体、70…内側L字状片、71…外側L字状片、72…係り止め片。

Claims (2)

  1. 送風機20を設けた装置本体10と、この装置本体10に取付けた複数の薬剤保持体を備え、
    前記送風機20を駆動することで薬剤保持体に空気が流通して保持した薬剤を気中に放散するようにした送風式薬剤放散装置において、
    前記装置本体10は、送風機20を駆動することで空気がそれぞれ流通する第1通気部14と第2通気部15を有し、かつこの第1通気部14を形成した面に、複数の取付部を有し、
    前記各薬剤保持体は、薬剤を保持した保持本体を筒体で被覆した形状で、
    その各筒体に、前記各取付部に係脱自在な被取付部がそれぞれ設けてあることを特徴とする送風式薬剤放散装置。
  2. 送風機20を設けた装置本体10と、この装置本体10に取付けた複数の薬剤保持体を備え、
    前記送風機20を駆動することで薬剤保持体に空気がそれぞれ流通して保持した薬剤を気中に放散するようにした送風式薬剤放散装置において、
    前記装置本体10は、送風機20を駆動することで空気が流通する第1通気部14と第2通気部15を有し、かつこの第1通気部14を形成した面に、複数の取付部を有し、
    前記各薬剤保持体は、容器本体の中空室に薬剤を設けた形状で、
    その各容器本体に、前記各取付部に係脱自在な被取付部がそれぞれ設けてあることを特徴とする送風式薬剤放散装置。
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