JP4238102B2 - 机の脚体用の枠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、机における側面視ロ字状の脚体用の枠装置の構造に関するものである。
従来から、この種の脚体用の枠装置は、例えば、特許文献1等に開示されているように、アルミ押出材からなる上下の水平部材と一対の縦部材とを4つのコーナ継手にて連結することによりロ字状の枠体に形成することが開示されている。そして、縦部材及び横部材は共に中空部を有し、両端に軸線方向に対して45度の突当端面をもつ。この突当端面同士を密に接続するコーナ継手には、前記縦部材及び横部部材の中空部にそれぞれ嵌入するブロック状の第1挿入腕及び第2挿入腕を一体に有する。
第1挿入腕及び第2挿入腕は、ブロック状の厚さ内を幅方向に貫通する欠肉部と該欠肉部に対応して設けられた弾性係合部とを有し、前記対応する突当端面から内部に嵌入されることにより、前記弾性係合部が前記縦部材及び横部材に設けられた対応する係止孔と係合するように構成されているものであった。
また、特許文献2に開示されたように、縦横の分割枠体には、断面形状が中空の角形で一側面にパネル板に対応した開口部が設けられ、中空部内の中央部に長手方向に沿って仕切り部が設けられ、中空部内のコーナ部の少なくとも外側に取付け用ネジ孔部が設けられている。前記縦横の分割枠体の長手方向端部を繋ぐ連結部材は、前記分割枠体の長手方向端部を塞ぐ平面体が直角に接して設けられ、この平面体の中央にパネル板のコーナ部が入る切欠きと、カバーを係止する係止部とが設けられている。連結部材の平面体から前記取付け用ネジ孔部に向けてネジにて締結する。縦横の分割枠体の端部開口の間に生じる隙間を被覆するカバー体には、前記連結部材の係止部に係止する係止爪を備えたものであった。
特開2002−138768号公報 特開平2001−49793号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示の枠装置では、前記第1挿入腕及び第2挿入腕にそれぞれ設けられた弾性係合部を、前記縦部材及び横部材に設けられた係止孔と係合するだけであるから、コーナ継手と縦部材及び横部材と連結強度がそれほど高くなく、且つガタつき易いという問題があった。また、前記係止孔が縦部材及び横部材の外周面に露出するから、机の脚体等に適用した場合、意匠の外観が悪くなるという問題もあった。
他方、前記引用文献2の構成では、縦横の分割枠体の端部開口において、連結部材の平面体から前記取付け用ネジ孔部に向けてネジにて締結するから、連結強度は高いものの、連結部材の外周角部を別体のカバー体にて覆って係止するのであるから、部品点数が多くなると共に、カバー体の紛失もし易くなるという問題があった。
本発明は、これらの問題を解消することを技術的課題とするものである。
前記の技術的課題を達成するため、請求項1に記載の発明の机の脚体用の枠装置は、机の脚体等のロ字状の枠体を構成する一対の縦部材及び上下一対の水平部材が、共に断面中空筒部を有し、且つ長手方向の両側面が突き合わせ端面に形成され、前記縦部材における断面中空筒部内には、ネジ螺着用の断面筒状または断面Ω状のリブ部が形成されており、前記各縦部材と水平部材との突き合わせ端面同士を密に接続可能に連結するコーナ固定ブロック体は、前記縦部材における断面中空筒部に嵌入する縦アームと前記水平部材における断面中空筒部に嵌入する横アームとがコーナ基部から一体的に形成され、前記コーナ基部から前記縦アームの先端まで軸線に沿って貫通するネジ挿通孔が形成され、前記ネジ挿通孔を有する前記縦アームを、前記リブ部を有する前記縦部材における断面中空筒部内に嵌入し、前記コーナ基部から挿入したボルトまたはネジにて前記リブ部に螺合し、前記リブ部を有しない断面中空筒部に嵌入した前記横アームには、前記枠体の下面側及び上面側から固定し得るネジに対する複数の雌ねじ部が形成され、前記横アームに形成されたアジャスタ取付け用の雌ねじ部を介して、アジャスタを前記下側の水平部材の下面側に取付けするように構成したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の枠装置において、前記縦アームと横アームとの付け根部の表裏両側面には、前記突き合わせ端面のほぼ全面に当接する鍔片が一体的に形成されているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の枠装置において、前記コーナ固定ブロック体におけるコーナ基部は前記縦部材と水平部材と突き合わせ外角部に当接するように形成されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の枠装置において、前記縦部材の断面中空筒部に、前記リブ部を形成し、前記コーナ固定ブロック体の縦部材の先端まで軸線に沿って貫通するネジ挿通孔が形成されているものである。
以上のように、請求項1の発明によれば、コーナ固定ブロック体は、前記縦部材における断面中空筒部に嵌入する縦アームと前記水平部材における断面中空筒部に嵌入する横アームとがコーナ基部から一体的に形成されているから、1つの部品をロ字状の枠体の四隅のコーナ部の連結に共通して利用でき、且つコーナ基部と一体形状であるので、取り扱いが容易になり、部品の共通化と取付け作業の向上が図れるという効果を奏する。
そして、リブ部を有する前記縦部材における断面中空筒部内に縦アームを嵌入し、前記コーナ基部から挿入したボルトまたはネジにて前記リブ部に螺合する一方、前記リブ部を有しない断面中空筒部に嵌入した前記横アームには、前記枠体の下面側及び上面側から固定し得るネジに対する複数の雌ねじ部が形成されるから、枠体の連結強度が強固になると共に、ネジ止めした箇所が枠体の外に露出する箇所が少なく、意匠の外観が優れているという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、前記縦アームと横アームとの付け根部の表裏両側面には、前記縦部材及び水平部材の突き合わせ端面のほぼ全面に当接する鍔片が一体的に形成されているものであるから、前記縦部材及び水平部材の複雑な断面形状であってもその突き合わせ面の始末を容易にし、ロ字状の枠体の正面から見たときの意匠の美観が向上するという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、縦部材と横部材との連結箇所の隙間をコーナ基部と前記鍔片と共に一体的に塞ぐことができて、ロ字状の枠体の角部の意匠の美観が一層向上するという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、机の脚体に適用した実施例図面を参照しながら説明する。
図1〜図9は第1実施例を示し、図1(a)は第1実施例の机1の全体平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。図2は図1(a)のII−II線矢視の一部切欠き要部拡大正面図、図3は図1(a)の III−III 線矢視の一部切欠き要部拡大側断面図、図4は連結手段の各部品の斜視図、図5は枠装置としての脚体のコーナ連結部分を示す要部断面図である。
第1実施例における机1は、平面視略矩形状の机天板2と側面視で「ロ」字状の一対の脚体3と、各脚体3と机天板2とを連結するための連結手段Aとからなる。机天板2は木製である。
本発明の枠装置の一例としての脚体3は、同じ中空断面形状の一対の縦部材(支柱部材)3a,3aと、別の同じ中空断面形状の上端及び下端の水平部材3b,3bと、これら縦部材3aと水平部材3bとのコーナ部を連結する(繋ぐ)ためのコーナ固定ブロック体としての継手部材4とを有し、縦部材3a及び水平部材3bはアルミ押出材であり、図7に示す継手部材4はアルミ製ダイキャストにて一体的に形成されたブロック状のものである。
まず、縦部材3a及び水平部材3bの構成について説明すると、図6(a)は縦部材3aの断面を示し、各縦部材3aは略矩形状の断面中空筒部40を有し、その外周部材41の寸法W1は、内周部材42の幅寸法W2より若干大きいように形成されている。また、前記断面中空筒部40の幅寸法は前記内周部材42の幅寸法W2よりも小さく形成され、幅方向の中心線を挟んで対称形状である。そして、前記断面中空部40の内部には、雄ねじ51、52が螺着できる断面Ω状または筒状のリブ部40a,40bが一体的に形成されている。
図6(b)は水平部材3bの断面を示し、各水平部材3bは略T字状の断面中空筒部43を有し、その外周部材44の寸法W1は、内周部材45の幅寸法W2より若干大きいように形成されている。前記縦部材3a及び水平部材3bの長手方向の両端面は長手軸線に対して45度の角度で切断した突き合わせ端面32、33が形成されている(図3参照)。
他方、継手部材4は、図3、図5及び図7〜図10に示すように、前記縦部材3aにおける断面中空筒部40にきっちりと嵌入する縦アーム46と、水平部材3bにおける断面中空筒部43にきっちりと嵌入する横アーム47と、両アーム46、47の付け根部となるコーナ基部49とが一体的に形成されている。縦アーム46には継手部材4の外角面側(コーナ基部49の外角面側)から雄ねじ51、52が挿通可能なネジ挿通孔56、57が穿設形成されている(図8(b)、図10(a)及び図10(b)参照)。
他方、横アーム47は、断面略T字状に形成され、前記略T字状の断面中空筒部43に嵌まる。また、横アーム47の断面形状には、軽量化のために部分的に凹所が形成されている。
そして、横アーム47の上下面側(図8(a)及び図10(b)において上下面側)には、水平部材3bの内周部材45側または外周部材44側から雄ねじ53、54をネジ締着できる雌ねじ部58a,58b、59aが形成されている。横アーム47の上部側フランジ部分47aには、後述する台座体6に対する皿ネジ10及び連結体5に対するボルト11、11を締結するための雌ねじ部59a,59bが形成されている(図8(a)、図8(b)、図10(a)、図10(b)及び図10(c)参照)。なお、下端水平部材3bに継手部材4の横アーム47を嵌挿したときには、アジャスタボルト55を取付けるための雌ねじ部59cが形成されている(図8(a)、図8(b)、図10(a)及び図10(b)参照)。
そして、前記コーナ基部49の表裏側面から両アーム46、47の付け根部の表裏側面にわたって、45度の角度で鍔片48が一体的に突出形成されている(図8(a)、図8(b)、図9(a)及び図9(b)参照)。
脚体3を形成する組立順序としては、まず、各縦部材3aの上下の突き合わせ端面32、33側(開口側)から継手部材4の縦アーム46を断面中空筒部40内に嵌挿し、前記鍔片48の片面を縦部材3aの上下の突き合わせ端面32、33に密に当接させる。次いで、コーナ基部49の外角側からネジ挿通孔56、57に雄ねじ51、52を挿通し、縦部材3aにおけるリブ部40a,40bに螺着して固定する。次いで、各継手部材4の横アーム47を上下の水平部材3bの断面中空筒部43内にそれぞれ嵌挿し、その突き合わせ端面32、33と前記鍔片48の他面とを密に当接させた状態で、上端の水平部材3bの内周側面に穿設された孔を介して複数の雄ねじ54を横アーム47の雌ねじ部58bに螺着固定する一方、下端水平部材3bの箇所では、その外周側面から、前記横アーム47の2つの雌ねじ部58a及び1つの雌ねじ部59aに雄ねじ53を締着固定するのである。
このようにして、一対の縦部材3aと上下水平部材3bとのコーナ部を継手部材4で連結し、脚体3を正面視でロの字状に形成する。
なお、脚体3と机天板2とを連結するための連結手段Aは、所定高さH1の連結体5と、所定高さH2の台座体6と、机天板2の下面に固定する固定用ブロック体7と、一対のサポートピン9,9と複数のボルト等から構成されている。アルミダイキャスト製の台座体6は、図11(a)及び図11(b)に示すように、平面視略四角状の偏平状であって、台座体6の中央部には前記脚体3における上端水平部材3b等に螺着する皿ネジ(皿ビス)10のための座ぐり孔6bが形成されており、その四方外周には、後述する連結体5を上方から止着(固定)するための六角穴付きボルト11の挿通孔6bが穿設され、台座体6の上面には、前記各挿通孔6bの外周ボス部6が上向きに突出するように形成され、さらに、台座体6の下面には、一対の位置決めダボ6cが一体的に突設形成されている。
アルミダイキャスト製の固定用ブロック体7は、図3、図4及び図12に示すように、平面視略矩形状の本体7aとその上端に一体的に連設された取付け板部7bとからなる。取付け板部7bの上面には、机天板2の下面に形成された位置決め凹所12に嵌入できる一対の位置決め用ボス7cが形成されている。
前記本体7aには、その下部側に下向きに開放された大径孔13aが穿設されており、この大径孔13aの上端に連通して小径のボルト取付け孔13bが上面にまで貫通形成されている。前記大径孔13aから上向きに挿入した固定用ボルト20の雄ねじ部はボルト取付け孔13bを貫通して上向きに突出し、机天板2の下面に予め埋め込まれた筒ネジ(鬼目ナット)35に螺着する。また、本体7aの外側の一対の対向する縦側面には後述する一対のサポートピン9、9の截頭円錐状の各頭部9aが当接し得る截頭円錐状の当接部14、14が前記大径13aに連通するように凹み形成されている。
アルミダイキャスト製の連結体5は、図2〜図4、図13及び図14に示すように、基部5aと、該基部5aから上面が水平に延びるアーム部5bとからなる。前記基部5aの上面には、前記固定用ブロック体7の取付け板部7bが嵌まる凹所15と、これに連通し、前記本体7aが嵌入可能な四角状の取付け凹所16とが形成されており、さらに、前記一対のサポートピン9、9がそれぞれ水平方向に嵌入可能な横孔17、17が前記取付け凹所16に連通するように穿設形成されている。なお、前記取付け凹所16は基部5aを上下に貫通するように形成されていても良い。また、各横孔17の外周には、前記各サポートピン9の横向き円柱状の胴部9bの外周にて軸線方向に延びるように形成された突条9cが嵌まるような回止め溝18が複数箇所に形成されている。なお、前記一方のサポートピン9の円柱状の胴部9bの中心線に沿った貫通孔9cに締着ボルト(六角穴付きボルト)8の軸部及び頭部を回動自在に支持させる。他方のサポートピン9の円柱状の胴部9b及び截頭円錐状の頭部9aの中心線に沿って前記締着ボルト8の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成されている(図3参照)。
前記凹所15の底面から各横孔17の軸線17aまでの高さ方向の寸法H3(図14(a)及び図14(b)参照)は、前記固定用ブロック体7の取付け板部7b下面から当接部14の軸線14aまでの高さ方向の寸法H4(図12(b)及び図14(c)参照)よりも若干大きく設定されている。
また、前記基部5aには、前記凹所15よりも外周寄り部位に上下に貫通する4個のボルト孔19が前記取付け凹所16の縦方向中心軸線16aを点対称とするように形成されている(図13(a)参照)。
前記連結体5におけるアーム部5bの上面は基部5aの上面と同一平面上にあり、またアーム部5bの下面は前記基部5aに近い側の上下寸法が大きく、先端(自由端)に行くに従って上下高さ寸法が小さくなるように正面視で略三角形状に形成されている(図2、図14(a)参照)。そして、アーム部5bの先端寄り部位には、机天板2の下面に固定するボルト21の軸部が挿通できる軸孔22が上下に貫通するように穿設されている(図14(a)参照)。後述する横ビーム材23を使用しないとき、机天板2の下面と脚体3の内側とで囲まれる下肢領域空間をより広くするため前述のように、アーム部5bの先端寄り部位の高さ寸法が小さく形成されている。
なお、図1及び図2の実施例では、机1の左右両側に相対峙して配置される一対の脚体3、3の上部間を連結するため、横ビーム材23の長手方向の端部を前記各連結体5のアーム部5bとその下方に配置する補助アーム体24とで挟持固定する。その場合、図17に示すように、アルミ押出材である横ビーム材23の断面は、上下方向に複数の突条部分23a〜23bを有し、且つ複数の断面中空部23c〜23dが形成された長手方向軸線回りで点対称形状をなす。この横ビーム材23の端部を前記アーム部5bと補助アーム体24とできっちりと挟持するために、前記アーム部5bの下面及び補助アーム体24の上面に前記突条部分23a〜23bの外周に対応する嵌合溝25、26が形成されている。また、前記アーム部5bと補助アーム体24とを挟持固定するためのボルト27の軸部が上下に挿通する軸孔28がアーム部5b及び補助アーム体24の幅方向の両側に穿設されており、且つ補助アーム体24の下部側に雌ねじ部29が形成されている(図17参照)。なお、アーム部5bの幅方向の下面及び補助アーム体24の幅方向の上面に突出形成されているボス部30、31は、前記横ビーム材23の端部に穿設された位置決め用の孔に嵌合して位置決めするためのものである。補助アーム体24側から前記アーム部5bを介して机天板2の下面側に埋め込まれた鬼目ナット36に締着固定する場合のボルト21の長さは前記アーム部5bだけの場合よりも長い(図2及び図18参照)。
上記の構成において、前記予め組立られたロ字状の脚体3に対して机天板2を固定するには、固定用ブロック体7の下面側から大径孔13a及びボルト取付け孔13bを介して固定用ボルト20を嵌挿し、机天板2の下面の所定位置の鬼目ナット35の箇所に所定の向きで締着固定する。所定の向きとは、固定用ブロック体7における対向する一対の截頭円錐状の当接部14、14の軸線と連結体5の基部5aにおける一対の横孔17の軸線とが平行状になる向きである。そのために、机天板2の下面の所定位置には、固定用ブロック体7における取付け板7bの上面の2つの位置決め用ボス7cが嵌まる位置決め凹所12が凹み形成されている。
次に、図5のように、上端水平部材3bの上面の所定位置に台座体6のダボ6cを嵌合させ、台座体6の上面から皿ネジ(皿ビス)10にて前記上端水平部材3b及び継手部材4に取付け固定する。次いで、連結体5におけるアーム部5bが前記上端水平部材3bの上面の幅方向に向かうようにして、基部5aの下面の凹所を前記台座体6の上面の4つの位置決め用ボス7cに嵌め入れる。その状態で、前記基部5aの上面から複数本(実施例では4本)のボルト11をボルト孔19に挿通して、台座体6 及び前記上端水平部材3bの上面側を貫通して継手部材4の横アーム47の雌ねじ部59bに螺着固定する(図2、図3及び図18参照)。
次いで、机天板2の下面の固定用ブロック体7における矩形状の本体7aを前記基部5aにおける取付け凹所16に上方から嵌入する。その後、基部5aの一対の縦側面における横孔17、17にサポートピン9、9を頭部9aから嵌め入れ、ついで一方のサポートピン9の外から横方向に締着ボルト8を差込み、他方のサポートピン9の雌ねじ部に螺合し、締着する(図3参照)。
この場合、前述したように、横孔17の外周には、前記各サポートピン9の横向き円柱状の胴部9bの外周にて軸線方向に延びるように形成された突条9cが嵌まるような回止め溝18が複数箇所に形成されているから、締着ボルト8の観点に拘らず、一対のサポートピン9、9は回転することなく、両者間の距離が縮まり、各サポートピン9の截頭円錐状の頭部9aが前記基部5aにおける横孔17の截頭円錐状の当接部14に当接する。そのとき、前記凹所15の底面から各横孔17の軸線17aまでの高さ方向の寸法H3(図14(a)及び図14(b)参照)が、前記固定用ブロック体7の取付け板部7b下面から当接部14の軸線14aまでの高さ方向の寸法H4(図12(b)及び図14(c)参照)よりも若干大きく設定されているので、一対のサポートピン9、9の頭部9a、9aの距離が縮まるにつれて、前記固定用ブロック体7の本体7aを基部5aの下方に引き込む。従って、机天板2の下面が連結体5の基部5aの上面に強く圧接されるようになり、机天板2は連結体5に対して強固に固定できるのである。
横ビーム材23をアーム部5bに固定するには、前記固定用ブロック体7の本体7aを基部5aに嵌め入れるに先立ち、前記アーム部5bの下面の嵌合溝25と補助アーム体24の上面の嵌合溝26との間に横ビーム材23の端部を嵌め入れ、前記アーム部5bの上面から2つの軸孔28にボルト27を挿入し、補助アーム体24における雌ねじ部29に締着(締結)するのである。
また、横ビーム材23を連結した場合には、図2に示すように、補助アーム体24の下面側からアーム部25を貫通させて机天板2の下面の鬼目ナット36にボルト21を締着(締結)する。他方、横ビーム材23を連結しない場合には、図18に示すように、アーム部25下面側から貫通させて机天板2の下面の鬼目ナット36にボルト21を締着(締結)するのである。
なお、図19(a)及び図19(b)に示すように、平面視略L字状の机天板60の下面両端部を、前記と同じロ字状の一対の脚体3、3にて支持し、机天板60の奥側コーナ部の下面を支柱状の補助脚体61とその上面に固定する連結体64とで支持する。その場合の脚体3と机天板20との連結手段Aは前記実施例と同じである。
(a)は本発明の実施の形態による事務用机の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 図1のII−II線矢視一部切欠き拡大正面図である。 図1の III−III 線矢視一部切欠き拡大断面図である。 本発明の連結手段の各部品の斜視図である。 脚体のコーナ部の一部切欠き拡大断面図である。 (a)は縦部材の断面図、(b)は水平部材の断面図である。 コーナ固定ブロック体としての継手部材の斜視図である。 (a)は継手部材の上面図、(b)は継手部材の正面図である。 (a)は継手部材の左側面図、(b)は継手部材の右側面図、(c)は図8(a)のIXc-IXc 線矢視断面図、(d)は図8(a)のIXd-IXd 線矢視断面図である。 (a)は図8(a)のXa-Xa 線矢視断面図、(b)は図8(b)のXb-Xb 線矢視断面図、(c)は図8(a)のXc-Xc 線矢視断面図である。 (a)は台座体の下面図、(b)はXIb −XIb 線矢視断面図である。 (a)は固定用ブロック体の平面図、(b)は図12(a)のXIIb−VIb 線一部切欠き側面図、(c)は正面図である。 (a)は連結体の平面図、(b)は図13(a)の左側面図、(c)は図13(a)のXIIIc −XIIIc 線断面図、(d)は図13(a)のXIIId −XIIId 線断面図である。 (a)は図13(a)の XIVa −XIVa線断面図、(b)は図13(a)のXIVb−XIVb線断面図、(c)は図13(a)のXIVc−XIVc線断面図である。 (a)は補助アーム体の平面図、(b)は正面図、(c)は下面図である。 (a)は図15(a)のXVIa-XVIa 線矢視断面図、(b)は図1(a)のXVIb-XVIb 線矢視一部切欠き側面図である。 図4のXVII−XVII視拡大断面図である。 横ビーム部材を連結しない実施例の一部切欠き正面図である。 (a)は平面視L字状の机天板に適用した場合の平面図、(b)は右側面図である。
符号の説明
1 机
2 机天板
3 脚体
3a 縦部材
3b 水平部材
4 コーナブロック体としての継手部材
5 連結体
5a 基部
5b アーム部
6 台座体
7 固定用ブロック体
8 締着ボルト
9、9 一対のサポートピン
10 皿ネジ
11、21、27 ボルト
13a 大径孔
13b ボルト取付け孔
14 当接部
15 凹所
16 取付け凹所
17 横孔
19 ボルト孔
20 固定用ボルト
23 横ビーム部材
24 補助アーム体
32、33 突き合わせ端面
40、43 断面中空筒部
40a,40b 断面筒状またはΩ状のネジ螺着部を有するリブ部
41、44 外周部材
42、45 内周部材
46 縦アーム
47 横アーム
48 鍔片
49 コーナ基部

Claims (4)

  1. 机の脚体等のロ字状の枠体を構成する一対の縦部材及び上下一対の水平部材が、共に断面中空筒部を有し、且つ長手方向の両側面が突き合わせ端面に形成され、
    前記縦部材における断面中空筒部内には、ネジ螺着用の断面筒状または断面Ω状のリブ部が形成されており、
    前記各縦部材と水平部材との突き合わせ端面同士を密に接続可能に連結するコーナ固定ブロック体は、前記縦部材における断面中空筒部に嵌入する縦アームと前記水平部材における断面中空筒部に嵌入する横アームとがコーナ基部から一体的に形成され、
    前記コーナ基部から前記縦アームの先端まで軸線に沿って貫通するネジ挿通孔が形成され、
    前記ネジ挿通孔を有する前記縦アームを、前記リブ部を有する前記縦部材における断面中空筒部内に嵌入し、
    前記コーナ基部から挿入したボルトまたはネジにて前記リブ部に螺合し、
    前記リブ部を有しない断面中空筒部に嵌入した前記横アームには、前記枠体の下面側及び上面側から固定し得るネジに対する複数の雌ねじ部が形成され
    前記横アームに形成されたアジャスタ取付け用の雌ねじ部を介して、アジャスタを前記下側の水平部材の下面側に取付けするように構成したことを特徴とする机の脚体用の枠装置。
  2. 前記縦アームと横アームとの付け根部の表裏両側面には、前記突き合わせ端面のほぼ全面に当接する鍔片が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の机の脚体用の枠装置。
  3. 前記コーナ固定ブロック体におけるコーナ基部は前記縦部材と水平部材と突き合わせ外角部に当接するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の机の脚体用の枠装置。
  4. 前記縦部材の断面中空筒部に、前記リブ部を形成し、前記コーナ固定ブロック体の縦部材の先端まで軸線に沿って貫通するネジ挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の机の脚体用の枠装置。
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