JP4234066B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
現在、遊技場に設置されるパチンコ機は、ガイドレール枠が取り付けられた遊技盤と、図柄可変表示装置や制御回路基板が組み付けられた裏機構板と称される支持体とが一体的に組み付けられてユニット化された遊技盤ユニットが、パチンコ機を構成する基体となる本体基部の枠状の取付部に着脱自在に取り付けられている。近年では、本体基部を複数種類の機種に対応可能な共通部品として遊技場に据え置きにして、遊技盤と裏機構板とのいずれか1つまたは両方(遊技盤ユニット)を新たなものに交換することでパチンコ機の機種交換を行うことがある。
しかしながら、裏機構板と遊技盤とは一体的に組み付けられてユニット化されており、遊技盤ユニットとして裏機構板と遊技盤との両方を交換する場合に限らず、裏機構板と遊技盤とのいずれか1つを交換する場合にも、遊技盤ユニットを本体基部から取り外してから裏機構板と遊技盤とのいずれか1つを新たなものに交換する必要があり、交換作業に手間がかかるものであった。このため、裏機構板と遊技盤とをそれぞれ個別に本体基部に着脱自在に取り付ける方法が考えられるが、この方法では、裏機構板と遊技盤とを両方交換する場合には、本体枠から取り外した裏機構板と遊技盤とは、バラバラになっており、本体枠から取り外した裏機構板と遊技盤とを工場等に搬送して再使用する際に、それぞれ個別に搬送する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、裏機構板と遊技盤とを本体基部から取り外す際に、状況に応じて、一体化して取り外すか個別に取り外すかを選択することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の前記遊技領域を有する前面側とは逆側となる裏面に設けられ、遊技中の電気的制御に用いられる制御装置を支持する支持部及び前記遊技球が流下する球通路の少なくとも一方を有する裏機構板と、前記裏機構板と前記遊技盤とが取り付けられる本体基部と、前記遊技盤の前面と同じ方向を向く前記本体基部の前面側から前記裏機構板を前記本体基部に着脱自在に固定する第1固定部と、前記本体基部の前面側から前記遊技盤を前記本体基部に着脱自在に固定する第2固定部と、を備え、前記裏機構板と前記遊技盤とを前記本体基部に固定した状態でも、前記第1固定部による固定と前記第2固定部による固定とのいずれも解除可能な遊技機において、前記裏機構板には第1挿通孔が、前記遊技盤には前記裏機構板及び前記遊技盤を前記本体基部に固定したときに前記第1挿通孔に連通する第2挿通孔がそれぞれ形成され、前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔に挿通可能な挿通部、前記挿通部を前記第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通したときに挿通した方向とは逆方向への前記挿通部の挿通を不能とする係止部、前記係止部との間に前記裏機構板及び遊技盤を挟み込む把手部を有し、前記裏機構板と前記遊技盤とを一体化する一体化手段を備えたことを特徴とする。
なお、前記一体化手段による前記裏機構板と前記遊技盤との一体化が解除されたか否かを検知する検知部を備えることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤と、遊技盤の裏面に設けられ、遊技中の電気的制御に用いられる制御装置を支持する支持部及び遊技球が流下する球通路の少なくとも一方を有する裏機構板と、遊技盤と裏機構板とが前面側から着脱自在に取り付けられる本体基部と、裏機構板を本体基部に着脱自在に固定する第1固定部と、遊技盤を本体基部に着脱自在に固定する第2固定部と、を備え、裏機構板には第1挿通孔が、遊技盤には裏機構板及び遊技盤を本体基部に固定したときに第1挿通孔に連通する第2挿通孔がそれぞれ形成され、第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通可能な挿通部、挿通部を第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通したときに挿通した方向とは逆方向への挿通部の挿通を不能とする係止部を有し、裏機構板と遊技盤とを一体化する一体化手段を備えたから、一体化手段の挿通部を第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通すると、係止部により挿通部は挿通した方向とは逆方向への挿通が不能とされ、これにより、裏機構板と遊技盤とを一体化することができるため、第1固定部及び第2固定部により本体基部に固定された裏機構板と遊技盤とを一体化してから、第1固定部及び第2固定部による裏機構板及び遊技盤の固定を解除すると、裏機構板と遊技盤とを一体化した状態で本体基部から取り外すことができ、裏機構板と遊技盤とを両方交換することにより遊技機の機種変更を行う場合には、交換作業の作業性を向上することができる。さらには、一体化手段の挿通部を第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通しない場合には、裏機構板と遊技盤とをそれぞれ個別に本体基部から取り外すことができるから、裏機構板と遊技盤とを本体基部から取り外す際に、状況に応じて、一体化して取り外すか個別に取り外すかを選択することができる。
また、一体化手段による裏機構板と遊技盤との一体化が解除されたか否かを検知する検知部を備えたから、検知部により、一体化手段による裏機構板と遊技盤との一体化が解除されたか否かを検知することができ、裏機構板と遊技盤とを一体化して本体基部から取り外した後に、裏機構板と遊技盤との一体化を解除し、裏機構板や遊技盤を不正に交換した場合には、検知部による検知により、その不正行為を早期に発見することができる。
図1に示すように、遊技機の1実施例であるパチンコ機(遊技機)2は、本体枠(本体基部)3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に取り付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、予め定められた入賞口へパチンコ球7を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が設けられている。図柄可変表示装置9の周りには、始動入賞口10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。また、遊技盤4の略中央には、センター役物14が設けられており、センター役物14に形成された開口14aを介して、図柄可変表示装置9を視認することができる。遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して球発射装置へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を打ち出す。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10,11及びアタッカ12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造体は公知であるので説明は省略する。
前面扉5は、本体枠3の前面に開閉自在に取り付けられており、前面の上側端部には、遊技の際に点灯及び消灯させることにより演出効果を出すランプ15が設けられている。前面扉5の内側には、可視可能なガラスが取り付けられている。なお、前面扉5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、ガラスを通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していくパチンコ球7を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。また、前面扉5の前面には、後述する遊技盤係止部材16の係止部16bと裏セット板係止部材17の係止部17bとが前面側から視認することができないように遮蔽するための装飾部5aが設けられている。
図2に示すように、遊技盤4と裏セット板(裏機構板)18とは、本体枠3の係止部3aに着脱自在に固定されている。係止部3aは、遊技盤4及び裏セット板18を収容するために、本体枠3の前面よりも裏面側に1段凹んで形成されている。係止部3aの四隅には、遊技盤4を係止するための遊技盤係止部材16が設けられ、係止部3aの遊技盤係止部材16よりも内側の四隅には、裏セット板18を係止するための裏セット板係止部材17が設けられている。遊技盤係止部材16は、軸部16aと、軸部16aの先端部に回動自在に取り付けられた係止部16bとを備える。裏セット板係止部材17は、軸部17aと、軸部17aの先端部に回動自在に取り付けられた係止部17bとを備える。なお、遊技盤係止部材16は、後述する裏セット板18の係止部材挿通孔18d及び遊技盤4の係止部材係止孔4bを挿通して、遊技盤4を係止するため、軸部16aは、裏セット板18を本体枠3の係止部3aに係止した後に遊技盤4を係止部3aに取り付けたときに、係止部16bが係止部材係止孔4bから突出するような長さで形成されている。
図2及び図3に示すように、一体化レバー(一体化手段)20は、遊技盤4と裏セット板18とを一体化するものであり、把手となる略板状の把手部20aと、把手部20aの図3における右側面の上側端部及び下側端部それぞれに形成された略板状の突出部20bと、突出部20bの図3における右側面の上側端部及び下側端部それぞれに形成された薄板状の上突出片20c及び下突出片20dとを備える。また、上突出片20c及び下突出片20dは、弾性変形する樹脂製等の部材から構成されている。上突出片20cの図3における上面には、右側端に向けて上下方向の肉厚が薄くなる断面が略三角形状の上爪部(係止部)20eが、下突出片20dの図3における下面には、右側端に向けて上下方向の肉厚が薄くなる断面が略三角形状の下爪部(係止部)20fが、それぞれ突出して形成されている。本実施形態では、裏セット板18のレバー保持孔(第1挿通孔)18f及び遊技盤4のレバー挿通孔(第2挿通孔)4dに挿通可能な挿通部は、突出部20b、上突出片20c及び下突出片20dから構成される。なお、突出部20bを遊技盤4のレバー挿通孔4d及び裏セット板18のレバー保持孔18fに挿通したときに挿通した方向(図3中A方向)とは逆方向(図3中B方向)への突出部20b、上突出片20c及び下突出片20dの挿通を不能とする係止部は、上記したような上爪部20e及び下爪部20fに限定されることなく、鏃状の鏃部などから構成してもよく、適宜変更されるものである。
裏セット板(裏機構板)18は、図柄可変表示装置9、主制御回路基板(制御装置)31及び副制御回路基板(制御装置)32(図6参照)を支持する略板状の本体部(支持部)18aを備え、本体部18aの前面には複数の突出片18bが立設されており、これら突出片18bにより球通路18cが形成されている。遊技を行った際に各入賞口10、11、アタッカ12及びアウト口13に入ったパチンコ球7は、突出片18bにより形成された球通路18cを通過して所定の受け部に誘導される。本体部18aの四隅には、遊技盤係止部材16を挿通するための係止部材挿通孔18dが形成されている。本体部18aの係止部材挿通孔18dよりも内側の四隅には、裏セット板係止部材17を挿通し、挿通した裏セット板係止部材17を係止するための係止部材係止孔18eが形成されている。本体部18aの右側端部の上側端部及び下側端部には、一体化レバー20の上突出片20c、下突出片20d、上爪部20e及び下爪部20fを挿通して、挿通した一体化レバー20を抜き出し不能に保持するためのレバー保持孔(第1挿通孔)18fが形成されている。本体部18aの後面には、レバー保持孔18fを挿通した一体化レバー20の上爪部20e及び下爪部20fを外部から接触不能に防護するための防護キャップ(検知部)30がワンウェイネジ等でカシメられている。防御キャップ30は、直方体状に形成され、六面のうちの一面には、上爪部20e及び下爪部20fを収容するための凹状の収容凹部30aが形成されている。防御キャップ30は、2個設けられている。本実施形態では、裏セット板18を本体枠3に着脱自在に固定する第1固定部は、裏セット板係止部材17と係止部材係止孔18eとから構成される。なお、防御キャップ30は、直方体状に限定されることなく、円柱状でもよく、適宜変更されるものである。
図2に示すように、遊技盤4の四隅には、遊技盤係止部材16を挿通し、挿通した遊技盤係止部材16を係止するための係止部材係止孔4bが形成されている。遊技盤4の係止部材係止孔4bよりも内側の四隅には、裏セット板18の係止部材挿通孔18d及び裏セット板係止部材17の係止部17bを露呈するための露呈孔4cが形成されている。遊技盤4の右側端部の上側端部及び下側端部には、一体化レバー20の突出部20b、上突出片20c、下突出片20d、上爪部20e及び下爪部20fを挿通するためのレバー挿通孔(第2挿通孔)4dが形成されている。遊技盤4の前面には、外レール26、第1内レール27、第2内レール28が取り付けられている。外レール26と第1内レール27との間は、打ち出されたパチンコ球7を遊技領域4aに向けて誘導するためのガイド部となる。外レール26、第1内レール27及び第2内レール28は、例えばポリアセタール等の摺動性、耐摩耗性に優れた樹脂材から形成されている。本実施形態では、遊技盤4を本体枠3に着脱自在に固定する第2固定部は、遊技盤係止部材16と係止部材係止孔4bとから構成される。
遊技盤係止部材16及び裏セット板係止部材17は同じ構造の部材により構成されているため、本体枠3に裏セット板18を係止するための裏セット板係止部材17のみを例に説明し、遊技盤係止部材16の説明は簡略化する。図4に示すように、裏セット板18の係止部材係止孔18eは、裏セット板係止部材17が挿通可能な大きさで、裏セット板係止部材17の係止部17bと係止可能となるように形成されている。係止部17bは、軸部17aに回動自在に軸支されており、裏セット板18が取り付けられていない状態では、係止部17bは長手方向が垂直に向けられた係止解除位置にセットされている。裏セット板18を本体枠3の係止部3aに取り付けると、裏セット板係止部材17が裏セット板18の係止部材係止孔18eに挿通され、係止部17bが回転自在となるように係止部材係止孔18eから突出する。
図5に示すように、係止部17bが係止部材係止孔18eから突出した状態でその長手方向が水平となるように90度回転されると、裏セット板係止部材17は係止位置にセットされる。係止位置への回動によって、係止部17bが係止部材係止孔18eから挿脱不能となり、裏セット板18を係止する。これにより、本体枠3と裏セット板18とは係止され、裏セット板が本体枠3に固定される。
図6に示すように、主制御回路基板31と副制御回路基板32とは電気的に接続されている。副制御回路基板32には、図柄可変表示装置9の可変表示制御を行うための演出プログラムが記憶されたプログラムROM及び、図柄可変表示装置9で表示する画像データ、音声データ、ランプ15の点灯及び消灯を行うためのランプデータ等が記憶されているデータROMが設けられている。主制御回路基板31は、遊技中の電気的制御を行うものであり、副制御回路基板32に所定の遊技状態となるように実行させる。例えば、始動入賞口10に設けられている入賞球検知センサ(図示せず)によりパチンコ球7の入賞が検知されると、主制御回路基板31にスタート信号が入力される。主制御回路基板31は、スタート信号が入力されたことに応じてハズレ又は当たりを決定する抽選を行い、抽選結果に応じた命令信号を副制御回路基板32に出力する。副制御回路基板32は、入力された命令信号に応じてプログラムROM及びデータROMから演出プログラム及び各種データを読み込み、読み込んだ演出プログラム及び各種データに応じて図柄可変表示装置9やランプ15(図1参照)等の駆動を制御する。
上記のように構成されたパチンコ機2の作用について説明する。パチンコ機2の機種交換を行う際に、遊技盤4と裏セット板18とを両方新たなものに交換する場合には、図7及び図8に示すように、先ず、一体化レバー20の突出部20b、上突出片20c、下突出片20d、上爪部20e及び下爪部20fを、遊技盤4の前面側から図7中A方向に、レバー挿通孔4d、裏セット板18のレバー保持孔18fの順に挿通する。このとき、図7(A)に示すように、上突出片20cが図7(A)における下側方向に、下突出片20dが図7(A)における上側方向にそれぞれ変形する。上突出片20c及び下突出片20dは、弾性変形する部材から構成されており、図7(B)に示すように、上爪部20e及び下爪部20fがレバー保持孔18fを挿通されると、上突出片20cが図7(B)における上側方向に、下突出片20dが図7(B)における下側方向にそれぞれ変形して元の形状に戻り、上爪部20e及び下爪部20fの図7(B)における左側面が、裏セット板18の本体部18aの後面に当接して、一体化レバー20がレバー保持孔18fから抜き出し不能となる。すなわち、突出部20b、上突出片20c及び下突出片20dは、上爪部20e及び下爪部20fがレバー保持孔18fを挿通されると、図7中A方向とは逆方向の図7中B方向への挿通が不能となる。これにより、図8に示すように、遊技盤4と裏セット板18とが一体化された状態となる。このとき、レバー保持孔18fを挿通した一体化レバー20の上爪部20e及び下爪部20fは、防護キャップ30により外部から接触不能に防護される。
そして、本体枠3と遊技盤4との係止を解除する。本体枠3と遊技盤4との係止を解除するには、遊技盤係止部材16の係止部16bを係止位置から係止解除位置に回動する。係止部16bを係止位置から係止解除位置に回動すると、本体枠3と遊技盤4との係止が解除される。次に、本体枠3と裏セット板18との係止を解除する。本体枠3と裏セット板18との係止を解除するには、裏セット板係止部材17の係止部17bを係止位置(図5参照)から係止解除位置(図4参照)に回動する。このとき、係止部17bは遊技盤4の露呈孔4cにより回動自在に露呈されるから、係止部17bを回動することができる。係止部17bを係止位置から係止解除位置に回動すると、本体枠3と裏セット板18との係止が解除される。そして、一体化レバー20により一体化された遊技盤4と裏セット板18とを、本体枠3の前面側から取り外す。一体化レバー20の把手部20aの図7(B)における右側面と遊技盤4の前面との間には、作業者が指を入れることができる程度の隙間があり、作業者は、この隙間に指を差し込み、把手部20aを掴んで遊技盤4と裏セット板18とを取り外す。これにより、容易に遊技盤4と裏セット板18とを本体枠3から取り外すことができ、さらには、本体枠3から取り外した遊技盤4と裏セット板18とを搬送する際にも、把手部20aを掴むだけで容易に搬送することができる。そして、新たな遊技盤4及び裏セット板18を、上述したように本体枠3に固定する。
また、パチンコ機2の機種交換を行う際に、遊技盤4のみを新たなものに交換する場合には、一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化を行わずに、上述したように、本体枠3と遊技盤4との係止を解除して、遊技盤4のみを本体枠3から取り外す。そして、新たな遊技盤4を本体枠3に固定する。
このように、遊技盤4と裏セット板18とを両方新たなものに交換することによりパチンコ機2の機種交換を行う場合には、一体化レバー20により遊技盤4と裏セット板18とを一体化し、遊技盤4と裏セット板18とを一体化した状態で本体枠3から取り外すことができるから、作業者の手間を低減することができるともに、作業性を向上することができる。また、遊技盤4のみを両方新たなものに交換することによりパチンコ機2の機種交換を行う場合には、一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化を行わないことにより、遊技盤4のみを本体枠3から取り外すことができるから、新たなものに交換しない裏セット板18を本体枠3に固定したままにすることができ、作業者の手間を低減することができるともに、作業性を向上することができる。すなわち、状況に応じて、遊技盤4と裏セット板18とを一体化して取り外すか個別に取り外すかを選択することができる。さらに、裏セット板18のレバー保持孔18fを挿通した一体化レバー20の上爪部20e及び下爪部20fは、防護キャップ30により外部から接触不能に防護されており、遊技盤4と裏セット板18との一体化を解除するために、上爪部20e及び下爪部20fを変形させるには、防護キャップ30を裏セット板18の本体部18aの後面から取り外す必要があるが、防護キャップ30を本体部18aの後面から取り外すと、その痕跡が残るため、一体化した遊技盤4と裏セット板18とを搬送するとき等に、裏セット板18や遊技盤4が不正に交換された場合にも、不正行為を早期に発見することができる。
なお、上記実施形態では、遊技盤4と裏セット板18とを一体化する一体化レバー20を1個設ける構成にしたが、一体化レバー20の個数は適宜変更されるものである。
また、上記実施形態では、一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化が解除されたか否かを検知する検知部を、防護キャップ30から構成したが、これに限定されることなく、一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化が解除されたか否かを検知することができればよく、例えば、レバー保持孔18fに挿通した一体化レバー20の上爪部20e及び下爪部20fと裏セット板18とに亘って貼り付けるシールから構成してもよい。この場合には、遊技盤4と裏セット板18との一体化を解除するために上爪部20e及び下爪部20fを変形させるには、シールを破損させる必要があり、この破損により一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化が解除されたことを検知することができる。
さらに、上記実施形態では、通常時(パチンコ機2を遊技場に設置して、遊技場で稼働させている状態)には、一体化レバー20による遊技盤4と裏セット板18との一体化を行わずに、遊技盤4と裏セット板18とを本体枠3の前面側から取り外すときに、一体化レバー20をレバー挿通孔4d、裏セット板18のレバー保持孔18fの順に挿通して、遊技盤4と裏セット板18とを一体化したが、これに限定されることなく、通常時にも、一体化レバー20により遊技盤4と裏セット板18とを一体化するようにしてもよい。
図9及び図10に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。図9に示すように、この実施形態では、遊技盤4の前面の右側端部には、一体化レバー20の把手部20aを収容するための凹状の収容凹部4eが形成されており、この収容凹部4eの上側端部及び下側端部にレバー挿通孔(第2挿通孔)4dが形成されている。収容凹部4eは、その幅方向(図9中C方向)において、一体化レバー20の幅方向(図9中C方向)の長さよりも長い幅形状で形成されている。把手部20aの突出部20bが設けられた面とは反対側の面の略中心部には、凸状のつまみ20gが形成されている。
図10に示すように、収容凹部4eは、一体化レバー20の突出部20b、上突出片20c、下突出片20d、上爪部20e及び下爪部20fを、レバー挿通孔4d及びレバー保持孔18fに挿通して、遊技盤4と裏セット板18とを一体化したときに、把手部20a及びつまみ20gが遊技盤4の前面から突出しないような深さで形成されている。これにより、一体化レバー20により遊技盤4と裏セット板18とを一体化したときに、把手部20a及びつまみ20gが遊技盤4の前面から突出することがなくなるから、通常時(パチンコ機2を遊技場に設置して、遊技場で稼働させている状態)に一体化レバー20により遊技盤4と裏セット板18とを一体化した場合にも、一体化レバー20が邪魔になることがない。また、作業者が、一体化した遊技盤4と裏セット板18とを本体枠3から取り外すために、一体化レバー20の把手部20aを掴むときにも、つまみ20gを掴んで一体化レバー20を前面側に移動させ、収容凹部4eにより形成された遊技盤4の図10中C方向の両内壁面と、把手部20aの図10中C方向の両側面との間の空間に指を入れることにより、容易に把手部20aを掴むことができる。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 本体枠と遊技盤と裏セット板と一体化レバーとを示す分解斜視図である。 本体枠と裏セット板と裏セット板係止ネジとを示す側面断面図である。 本体枠と遊技盤と裏セット板と遊技盤係止ネジとを示す正面図である。 遊技盤と裏セット板との構成を分解した状態の概略を示す側面断面図である。 一体化レバーを裏セット板に取り付けた状態の遊技盤と裏セット板と一体化レバーと防護キャップとを示す側面断面図である。 遊技盤と裏セット板と一体化レバーと防護キャップとを示す側面断面図である。 一体化レバーを裏セット板に取り付けた状態の遊技盤と裏セット板と一体化レバーと防護キャップとを示す斜視図である。 遊技盤の前面に一体化レバーの把手部を収容する収容凹部を形成した実施形態の遊技盤と裏セット板と一体化レバーとを示す分解斜視図である。 一体化レバーを裏セット板に取り付けた状態の遊技盤と裏セット板と一体化レバーとを示す側面断面図である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
3 本体枠(本体基部)
4 遊技盤
4a 遊技領域
4b 係止部材係止孔
4c 露呈孔
4d レバー挿通孔(第2挿通孔)
7 パチンコ球
18 裏セット板(裏機構板)
18a 本体部(支持部)
18b 突出片
18c 球通路
18d 係止部材挿通孔
18e 係止部材係止孔
18f レバー保持孔(第1挿通孔)
20 一体化レバー(一体化手段)
20a 把手部
20b 突出部
20c 上突出片
20d 下突出片
20e 上爪部(係止部)
20f 下爪部(係止部)
30 防護キャップ(検知部)
31 主制御回路基板(制御装置)
32 副制御回路基板(制御装置)

Claims (2)

  1. 遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の前記遊技領域を有する前面側とは逆側となる裏面に設けられ、遊技中の電気的制御に用いられる制御装置を支持する支持部及び前記遊技球が流下する球通路の少なくとも一方を有する裏機構板と、前記裏機構板と前記遊技盤とが取り付けられる本体基部と、前記遊技盤の前面と同じ方向を向く前記本体基部の前面側から前記裏機構板を前記本体基部に着脱自在に固定する第1固定部と、前記本体基部の前面側から前記遊技盤を前記本体基部に着脱自在に固定する第2固定部と、を備え、前記裏機構板と前記遊技盤とを前記本体基部に固定した状態でも、前記第1固定部による固定と前記第2固定部による固定とのいずれも解除可能な遊技機において、
    前記裏機構板には第1挿通孔が、前記遊技盤には前記裏機構板及び前記遊技盤を前記本体基部に固定したときに前記第1挿通孔に連通する第2挿通孔がそれぞれ形成され、
    前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔に挿通可能な挿通部、前記挿通部を前記第1挿通孔及び第2挿通孔に挿通したときに挿通した方向とは逆方向への前記挿通部の挿通を不能とする係止部、前記係止部との間に前記裏機構板及び遊技盤を挟み込む把手部を有し、前記裏機構板と前記遊技盤とを一体化する一体化手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記一体化手段による前記裏機構板と前記遊技盤との一体化が解除されたか否かを検知する検知部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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