JP4065814B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用される弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機は、パチンコ球等の遊技媒体に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。弾球遊技機は、遊技盤や遊技盤を装着させる本体枠に、遊技媒体の供給に基づいて作動させる各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、予め定められた入賞口への入賞等の所定条件の達成に基づいて所定の識別情報(図柄)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示手段を内蔵し、所定条件を満たしたときに識別情報を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示手段を作動させるものが主流となっている。
【0003】
一般に本体枠には球発射装置や賞球受け皿が設けられ、この本体枠に遊技盤が組み付けられる。遊技盤には、各種入賞口や入賞球装置、障害釘などが設けられた遊技領域があり、球発射装置で打ち出されたパチンコ球をこの遊技領域で流下させることによってゲームが行われる。遊技盤の背後には、入賞口やアウト穴に入ったパチンコ球を所定の経路で回収するための球通路板や、入賞球装置または液晶パネルを駆動するための制御回路装置などを有する裏機構ユニットが設けられている。そして、裏機構ユニットの保守・点検を簡便に行うことができるように、本体枠は外枠と称する取り付け枠の1側部に対してヒンジ止めされ、遊技盤を保持したまま本体枠を回動させることができるようになっている。また、遊技盤の遊技領域は、ガラス板や透明な強化プラスチックプレート製の透明板で覆われ、遊技の過程をプレイヤが透視できるようになっている。透明板はガラス枠と称される本体枠に軸支されている枠体で保持され、このガラス枠は遊技盤面上での球詰まりに簡単に対処できるように開閉式になっている。
【0004】
最近の遊技機の内部に配設されている制御回路装置は、基板上に設けられたCPU(central processing unit)が、制御プログラムに従って電子制御を行うものが一般的である。制御プログラムは、マスクROM(read only memory)のような基板上に装着されたICチップにデータとして記憶されており、CPUは、遊技状態に応じてICチップから制御プログラムのデータを逐次読み出して実行することによって制御を行っている。
【0005】
ところで、遊技場でパチンコ遊技機の入替を行うときには、取り付け枠を含む本体枠ごと取り外して交換することが通常である。しかし、パチンコ遊技機を構成する部品には、そのまま流用可能なものも含まれているのが実情で、機種入替時のコストアップの大きな原因となっている。このため、流用可能な部品を遊技場に据え置きにし、新たに変更になる部品のみを交換することが現在検討されている。この場合、本体枠、遊技の際の基本動作を行うパチンコ球発射装置や払い出し装置、演出効果を行うランプやスピーカを遊技場に据え置きにし、遊技盤、図柄可変表示装置、制御回路装置などを交換することが一般的に考えられる。このため、遊技盤は、本体枠に着脱可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技盤は本体枠に着脱可能なため、遊技盤を不正に取り外し、各種入賞口や入賞球装置、障害釘などが改変された不正な遊技盤に取り替えられることがあった。また、遊技盤を取り外すと制御回路装置が露呈されるため、遊技盤を不正に取り外し、本体枠内部または遊技盤ユニットの裏機構盤に取り付けられた制御回路装置の制御プログラムが不正に改変されてしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、遊技盤の不正な取り外しを確実に防止することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技領域を備える遊技盤と、前記遊技盤を着脱可能に支持する支持部材と、前面側から前記支持部材が着脱可能に取り付けられる本体基部とを有する弾球遊技機において、前記本体基部に形成された第1貫通孔と、前記遊技盤と前記支持部材との少なくともいずれか一方に形成され、前記第1貫通孔の前方に位置する第2貫通孔と、前記第1貫通孔と第2貫通孔とに挿通する挿通部材とを備え、
前記挿通部材は、操作つまみと、前記操作つまみから延びる軸と、前記操作つまみと前記軸の基端とを連結するとともに前記軸よりも径が細い切断部と、前記軸の周面に形成された第1係止突起と、前記軸の周面でかつ前記第1係止突起よりも前記軸の基端側に形成された第2係止突起と、前記軸の周面でかつ前記第2係止突起よりも前記軸の基端側に形成された回転防止突起とを備え、前記第1係止突起と係合して前記挿通部材を手前側に抜き取り不能にする第1係合爪を前記第1貫通孔に設け、前記第2係止突起と係合して前記挿通部材を手前側に抜き取り不能にする第2係合爪及び前記回転防止突起を固定して前記挿通部材を回転不能にする固定部を前記第2貫通孔に設けて、前記挿通部材の軸を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通すると、前記第1係止爪の先端が前記第1係止突起の後端に係合するとともに前記第2係止爪の先端が前記第2係止突起の後端に係合して前記挿通部材が抜き取り不能になり、この状態で、前記遊技盤又は前記支持部材の前方に突出している前記操作つまみに前記軸周り方向への負荷をかけると前記操作部材が前記切断部で断して前記操作つまみと前記軸とが分離し、前記遊技盤又は前記支持部材を前方に引き出し可能となるものである。
【0009】
なお、前記挿通部材を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通した状態で前記挿通部材の先端と対峙する発光体を前記本体基部に設けることが好ましい。また、前記挿通部材は透光可能な部材からなり、前記支持部材は、前記遊技盤の遊技領域を視認可能な窓扉部を支持し、前記操作つまみを切断する前の前記挿通部材を介して通過た光を前記窓扉部の外部から視認可能にするとともに、前記操作つまみを切断した後の前記切断部の切断面で出射される光を前記窓扉部の外部から視認可能にする光視認部を設けることが好ましい。さらに、前記挿通部材を介して通過された光を光視認部に導くための導光部材を窓扉部に取り付け、この導光部材を一方の先端が前記挿通部材の前側端部に近接するように形成することが好ましい。
【0010】
また、前記遊技盤の裏面に着脱可能に取り付けられ、制御装置を支持する裏機構盤を備え、この裏機構盤に前記挿通部材を挿通可能とする裏機構盤貫通孔を設けることが好ましい。さらに、前記遊技盤の遊技領域側の表面に着脱可能に取り付けられ、遊技球を遊技領域へ案内するレールが前面に取り付けられた枠状の遊技球案内部材を備え、この遊技球案内部材に前記挿通部材を挿通可能とする案内部材貫通孔を設けることが好ましい。また、前記第1係止突起、前記第2係止突起、前記回転防止突起をそれぞれ前記軸対象に一対設け、前記第1係止突起と前記第2係止突起との前記軸周りの相対的な位置を同一にするとともに、前記第1係止突起及び前記第2係止突起と前記回転防止突起とを前記軸周りに90°間隔にし、前記第2貫通孔を略十字形状に形成して、前記挿通部材を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通すると前記回転防止突起が前記第2貫通孔の内壁に当接して前記挿通部材が回転不能になることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、弾球遊技機の1実施例であるパチンコ機2は、本体基部としての本体枠3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面にはガラス枠5が開閉自在に取り付けられている。遊技盤4には、図柄可変表示装置7、始動口8、通常入賞口9、通過入賞口10、アタッカ11などの所定入賞口及びアウト口12が設けられている遊技領域4aが形成されている。また、図示は省略してあるが、遊技盤4にはその他複数の障害釘や風車などが適宜箇所に設けられている。
【0012】
本体枠3には、パチンコ球発射装置、賞球払い出し装置、電源回路、ランプ、スピーカーなどの異機種でも使用できる共通部品が組み付けられている。
【0013】
遊技媒体として用いられるパチンコ球を操作ハンドルHの操作による入力に基づいてパチンコ球発射装置によって一個ずつ遊技盤4の遊技領域に打ち出されると、始動口8、通常入賞口9、通過入賞口10、アウト口12のいずれかに入る。始動口8にパチンコ球が入ったときには図柄表示装置7が作動され、表示されている図柄の可変表示が所定時間行われて当たり判定や演出処理が行われる。そして、図柄の可変表示が停止されたときに入賞有効位置上に所定の図柄の組み合わせが得られると当たりとなり、遊技者にとって通常よりも有利となる遊技状態へと所定期間内移行される。
【0014】
当たりが得られるときに生じる有利な遊技状態とは例えば開閉可能な扉部材を備えたアタッカ11を1回につき所定時間又はパチンコ球が所定個数入賞するまで閉口状態から開口状態にし、これが所定回数繰り返される。始動口8、通常入賞口9又はアタッカ11にパチンコ球が入賞すると所定個数の景品球となる賞球払い出しが行われる。始動口8、通常入賞口9又はアタッカ11にパチンコ球が入賞しなかった場合は、未入賞のパチンコ球としてアウト口12に入ってハズレ球として回収される。前記景品球は払い出し口13から受皿14に所定入賞口毎の入賞に応じて払い出される。
【0015】
図2に示すように、ガラス枠5は、本体枠3の前面に開閉自在に取り付けられている。ガラス枠5の内側には、可視可能なガラス15が着脱自在で交換可能に取り付けられている。ガラス15は軸部Jを中心に回転自在となっており、ガラス枠5の中央部に形成された開口5aに対して開閉するように設けられ、ガラス固定部材19によって固定される。なお、本実施形態におけるガラス枠5は、図示しない電飾やスピーカーなどの装置を取り付けることが可能となるような構造になっている。
【0016】
図3に示すように、ガラス枠5は、遊技盤4を支持する支持部材としての支持枠16に開閉自在に取り付けられている。遊技盤ユニット6は支持枠16の遊技盤ユニット取付部16aに交換可能に取り付けられており、支持枠16は本体枠3の支持枠取付部3aに交換可能に取り付けられている。本体枠3の上下端部には支持枠固定部材17が設けられている。支持枠16の遊技盤ユニット取付部16a内の上下端部には、遊技盤ユニット固定部材18が設けられており、さらに、固定部材取付孔16bが上下に形成されている。なお、支持枠固定部材17と遊技盤ユニット固定部材18とには、それぞれ回動可能な係止部17a,18aが軸支されている。また、遊技盤4の右側上下端部には固定部材挿通孔4b(図6参照)が形成されている。固定部材挿通孔4bは遊技盤ユニット固定部材18を挿通させることのできる位置に設けられている。さらに、後述する遊技領域規制枠21の枠本体25に形成される固定部材取付孔25c(図5参照)は、遊技盤ユニット固定部材18の係止部18aを係止させることができる位置に設けられている。
【0017】
支持枠固定部材17及び遊技盤ユニット固定部材18は同じ構造の部材であるため、本体枠3に支持枠16を取り付ける場合の支持枠固定部材17を例に説明する。図4に示すように、固定部材取付孔16bは支持枠固定部材17が挿通可能な大きさで、支持枠固定部材17の係止部17aと係止可能となるように形成されている。係止部17aは支持枠固定部材17に回転自在に軸支されており、支持枠16が取り付けられていない状態では図に示すように係止部17aが長手方向が垂直に向けられた取り外し位置にセットされている。支持枠16が本体枠3の支持枠取付部3aに取り付けられると、支持枠固定部材17が固定部材取付孔16bに挿通され、係止部17aが回転自在となるように固定部材取付孔16bから突出する。
【0018】
図5に示すように、係止部17aが固定部材取付孔16bから突出した状態でその長手方向が水平となるように90度回転されると、支持枠固定部材17は固定位置にセットされる。固定位置への回動によって、係止部17aが固定部材取付孔16bから挿脱不能となり、支持枠16を係止する。これにより、支持枠16が本体枠3に固定される。
【0019】
図6に示すように、遊技盤ユニット6は、遊技盤4、裏機構盤としての支持体20及び遊技球案内部材としての遊技領域規制枠21から構成されており、遊技盤4を支持体20と遊技領域規制枠21とで挟持する構成となっている。遊技領域規制枠21は、枠本体25に、外レール26、第1内レール27、第2内レール28から構成されている。このうち、枠本体25、外レール26、第1内レール27及び第2内レール28は例えばポリアセタール等の摺動性、耐摩耗性に優れた樹脂材から形成されている。なお、第1内レール27と外リール26との間は、打ち出された遊技球を遊技領域4aに向けて誘導するためのガイド部25aとなる。また、枠本体25の中央には、遊技における遊技球の移動を規制(形成)するための開口25bが形成され、その下方に入賞口に入賞しなかった遊技球を所定の受け部に導くためのアウト口31の前面装飾31aが形成される。第1内レール27及び第2内レール28の側壁面27a,28aは開口25bに面しており、遊技領域4aを規制するための壁面となる。なお、外レール26、第1内レール27及び第2内レール28は、それぞれ図示しないビス等により枠本体25に組み付け固定される。
【0020】
図7に示すように、遊技盤4の略中央には開口4cが形成され、この開口4cにセンター役物33が組み付けられる。なお、遊技盤ユニット6を支持枠16に組み付けると、センター役物33に形成された開口33aを介して、支持体20に組み付けられた図柄可変表示装置7が視認できるようになっている。
【0021】
図7に示すように、遊技盤4の後面には遊技を行う際に作動が行われる各種装置を制御するためのメインプログラムや図柄可変表示装置7の可変表示制御を行うための演出プログラムが記憶されたプログラムROM(情報記憶媒体)36及び、図柄可変表示装置7で表示する画像データ、音声データ、メインプログラム等に基づいて行われる処理状況に応じて各種装置を作動させるためのデータ等が記憶されているデータROM(情報記憶媒体)37、メモリコントローラが組み付けられた回路基板38が設けられている。この回路基板38にはコネクタ39が設けられており、支持体20に組み付けられた主制御回路装置(基板)40に連接させるためのコネクタ41が嵌め込まれる。これにより、主制御回路基板40と回路基板38とがケーブル42、43を介して電気的に接続される。なお、本実施形態では回路基板に組み付ける情報記憶媒体としてROMを挙げたが、これに限定する必要はなく、RAM(Random Access Memory)を組み付けてもよい。この場合、組み付け作業時にプログラムやデータ等を記憶させるようにしたり、機種替えの際に又は弾球遊技機の起動時にプログラムやデータをインストールするようにする。なお、インストールはパチンコ店等のホールコンピュータと接続させ、ホールコンピュータに記憶されたプログラムやデータを用いて行うようにすると好適である。
【0022】
図6及び図7に示すように、支持体20には図柄可変表示装置7の他に、主制御回路装置40や副制御回路装置44が組み付けられる。この支持体20の前面には複数のリブ20aが設けられ、これらリブ20aにより球通路20bが形成される。遊技を行った際に各入賞口及びアウト口に入った遊技球は、リブ20aにより形成された球通路20bを通過して所定の受け部に誘導される。この支持体20の上下4箇所にはボス45が形成されており、このボス45には後述する遊技領域規制枠21に設けられた係止つまみ47を挿通させるための開口46が形成されている。このボス45は、遊技盤4に形成された位置決め開口4dに後面側から挿通されることで、遊技盤4と支持体20との位置決めが行われる。図6に示すように、支持体20の左側上部には、切欠き20cが形成されており、後述するセキュリティーキー50挿通時には、セキュリティーキー50はこの切欠き20cを通過する。なお、支持体20に、切欠き20cを形成する代わりに、セキュリティーキー50を挿通可能にする挿通開口を形成してもよい。
【0023】
枠本体25の後面の上端部及び下端部のそれぞれ2箇所計4箇所にはボス(図示せず)が形成され、このボスにロック機構である回動自在な係止つまみ47が取り付けられる。このボスは遊技盤4に形成された位置決め開口4dに挿通されることで、枠本体25と遊技盤4との位置決め係合される。また、係止つまみ47は支持体20に形成されたボス45の開口46に挿通された後に、開口46に対して水平位置から垂直位置へと回動させることで、遊技盤4を挟持した状態で遊技領域規制枠21と支持体20との係合を行うことが可能となる。なお、ロック機構の構造及び個数は遊技盤ユニットの構成等を考慮して、適宜設定することが可能である。また、枠本体25の右側の上下端部には固定部材取付孔25cが形成されている。固定部材取付孔25cは遊技盤ユニット固定部材18の係止部18aを挿通させることのできる位置に設けられている。
【0024】
図8〜図11に示すように、セキュリティーキー50は、本体枠3と遊技盤ユニット6との封印処理を行うために設けられている。このセキュリティーキー50は、円柱形状の軸51に係合部52、切断部(分離部)53、ストッパ部54、操作つまみ部(前側端部)55が設けられたものであり、透光性の樹脂で形成されている。係合部52には、テーパ状の第1係止突起52aと第2係止突起52bと回転防止突起52cとが設けられている。第1係止突起52aは、軸51の操作つまみ部55と反対側の端部に、第2係止突起52bは、軸51の略中央部に、それぞれ一対のテーパ状の突起となるように設けられており、回転防止突起52cは、第1,第2係止突起52a,52bに対して90°回転した位置に一対のテーパ状の突起となるように設けられている。切断部53は、係合後のセキュリティーキー50に外部から力が加えられたときに、切断される分離部位であり、軸51に比べて細径に形成されている。操作つまみ部55は、後述するキーロックケース61及びキーシリンダー62に挿通させたり、上記したセキュリティーキー50に外部から力を加えるときのつまみである。
【0025】
操作つまみ部55には、セキュリティー管理番号等の識別情報を記載したインサートプレート56が埋設されている。なお、操作つまみ部55には、インサートプレート56を埋設する代わりに、同様のセキュリティー管理番号等の識別情報を記憶させたICチップ等のデータ記憶媒体と該識別情報を読み取り装置を介して読み取り可能とするアンテナ等を埋設させてもよい。この場合、専用の読み取り装置で容易かつ短時間に、ICチップに記憶された識別情報をアンテナを介して読み取ることができ、識別情報のチェックを行うことでセキュリティーキー50の監視を読み取り装置を介して行うことができる。また、識別情報としては、パチンコ機2またはセキュリティーキー50の識別等を特定できるとともに、容易に解読できないものであれば不正にセキュリティーキー50に接触するのを防止するのに好適であり、セキュリティー管理番号を暗号化して用いるとよい。
【0026】
枠本体25のキー受け部25d(図6参照)には、セキュリティーキー50を挿通するための開口25eが形成されており、セキュリティーキー50を開口25eに挿通後、キー受け部25dは、セキュリティーキー50のストッパ部54に接触して、セキュリティーキー50の挿通方向のストッパとして機能する。
【0027】
遊技盤4には、キーロックケース61を取り付けるための取付孔4eと、キーロックケース61をビス締め固定するためのビス締め孔4fとが形成されている(図6参照)。ビス締め孔4fは、上下に2個形成されている。本体枠3の支持枠取付部3aには、キーシリンダー62を取り付けるための取付孔3bと、キーシリンダー62をビス締め固定するためのビス締め孔3cとが形成されている(図3参照)。ビス締め孔3cは、上下に2個設けられている。
【0028】
図9及び図10に示すように、キーロックケース61は、略円筒状の本体部65と、遊技盤4への取り付け用の取り付け鍔部66とからなり、本体部65にはセキュリティーキー50挿通用の挿通開口65aが形成されている。挿通開口65aは、略十字形状で形成されており、略十字形状の上下はセキュリティーキー50に設けられた係合部52の第1,第2係止突起52a,52b挿通用として、略十字形状の左右は回転防止突起52c挿通用としての開口である。本体部65内部には、セキュリティーキー50挿通時に、セキュリティーキー50の第2係止突起52bと係合する係止爪65bが上下に、回転防止突起52cを挿通方向にガイドするとともにその回転を防止する固定部としての回転防止凹部65cが左右にそれぞれ設けられている。図12に示すように、セキュリティーキー50の係合部52がキーロックケース61の本体部65内部に挿入されると、第2係止突起52bが係止爪65bと係合し、回転防止突起52cが回転防止凹部65cにより挿通方向にガイドされるとともにその回転が防止され、位置決めされる。
【0029】
キーロックケース61は、弾性変形可能な樹脂により成形されており、係止爪65bは、図10に示すように、セキュリティーキー50挿通時に、第2係止突起52bと当接することによって先端側の口径が拡大するように弾性変形する形状に形成されている。取り付け鍔部66は、上下に2個設けられており、ビス締め用のビス締め孔66aがそれぞれ設けられている。キーロックケース61の本体部65を遊技盤4に形成された取付孔4e(図6参照)に挿入し、ビス締め孔66aとビス締め孔4fとをビス68によりビス締め固定することにより、キーロックケース61が遊技盤4に固定される。
【0030】
図9及び図10に示すように、キーシリンダー62は、略円筒状の本体部71と、本体枠3の支持枠取付部3aへの取り付け用の取り付け鍔部72とからなり、本体部71にはセキュリティーキー50挿通用の挿通開口71aが形成されている。挿通開口71aは、略十字形状で形成されており、略十字形状の上下はセキュリティーキー50に設けられた係合部52の第1係止突起52a挿通用として、略十字形状の左右はセキュリティーキー50を90°回転させた状態(図16参照)のときの第1係止突起52aの挿通用としての開口である。本体部71内部には、セキュリティーキー50挿通時に、第1係止突起52aと係合する係止爪71bが上下にそれぞれ設けられている。図13に示すように、セキュリティーキー50の係合部52が、本体枠3の支持枠取付部3aに取り付けられたキーシリンダー62の本体部71内部に挿入されると、第1係止突起52aが係止爪71bと係合する。
【0031】
キーシリンダー62は、弾性変形可能な樹脂により成形されており、係止爪71bは、図10に示すように、セキュリティーキー50挿通時に、第1係止突起52aと当接することによって先端側の口径が拡大するように弾性変形する形状に形成されている。取り付け鍔部72は、上下に2個設けられており、ビス締め用のビス締め孔72aがそれぞれ設けられている。キーシリンダー62を本体枠3の支持枠取付部3aに形成された取付孔3b(図3参照)に挿入し、ビス締め孔72aとビス締め孔3cとをビス68によりビス締め固定することにより、キーシリンダー62が本体枠3の支持枠取付部3aに固定される。
【0032】
図11に示すように、キーシリンダー62には、セキュリティー基板75が図示しないビス等により取り付けられている。このセキュリティー基板75には、発光装置としてのLED76が設けられており、LED76は図示しないケーブル等により副制御回路装置42に接続され、副制御回路装置42により点灯制御される。セキュリティーキー50挿入後、LED76からの表示光は、透光性の樹脂で形成されたセキュリティーキー50の内部を通過し、操作つまみ部55側から出射され、ガラス枠5に設けられ、光を導くための導光部材としてのレンズ78(図1及び図8参照)を介して視認可能となる。なお、レンズとしては、導光性のものであればよい。
【0033】
上記のように構成されたパチンコ機の作用について説明する。パチンコ機2を組み立てるにあたって、遊技領域規制枠21の枠本体25のキー受け部25dに形成された開口25eにセキュリティーキー50を挿入する。開口25eに挿入されたセキュリティーキー50は、遊技盤4に取り付けられたキーロックケース61に挿入される。図12に示すように、係合部52がキーロックケース61の本体部65内部に挿入されると、第2係止突起52bが係止爪65bと係合し、回転防止突起52cが回転防止凹部65cにより挿通方向にガイドされるとともにその回転が防止され、位置決めされる。そして、セキュリティーキー50が挿入された遊技盤ユニット6を支持枠16に組み付け、支持枠16を本体枠3に組み付ける。
【0034】
図13に示すように、遊技盤ユニット6が組み付けられた支持枠16が本体枠3に組み付けられ、セキュリティーキー50の係合部52が、本体枠3の支持枠取付部3aに取り付けられたキーシリンダー62の本体部71内部に挿入されると、第1係止突起52aが係止爪71bと係合する。これにより、セキュリティーキー50は、故意に破壊(切断)しない限り脱不可状態となるため、遊技盤ユニット6と本体枠3との封印処理が行われた状態となる。
【0035】
パチンコ機2の機種交換を行うにあたって、遊技盤4を含む遊技盤ユニット6を交換する場合には、遊技盤ユニット固定部材18の係止部18aを固定位置から90°回転させ、開放位置にするとともに、セキュリティーキー50による遊技盤ユニット6と本体枠3との封印処理を解く必要がある。先ず、セキュリティーキー50の操作つまみ部55を掴んで回転させて切断部55に負荷を与える。図14に示すように、操作つまみ部55を回転させて負荷を与え続けると切断部53がねじれた後に切断され、セキュリティーキー50は、係合部52側の第1キー50aと、操作つまみ部55側の第2キー50bとに分離される。これにより、セキュリティーキー50が脱離可能な状態となり、遊技盤ユニット6と本体枠3との封印処理が解かれた状態となり、遊技盤ユニット6を取り外すことができるようになる。
【0036】
そして、図15に示すように、セキュリティーキー50を切断させた後に、遊技盤ユニット6を取り外す。このとき、切断されたセキュリティーキー50の第1キー50aは、キーシリンダー62の本体部71内部に残されている。遊技盤ユニット6を取り外すと、遊技盤4に取り付けられたキーロックケース61も一緒に取り外され、第1キー50aは、回転防止凹部65cによる回転防止が解かれ、回転可能となる。そこで、図16に示すように、第1キー50aを90°回転させて、第1係止突起52aと係止爪71bとの係合を解く。この状態のまま、図17に示すように、第1キー50aをキーシリンダー62から抜き取る。そして、新たな機種に対応した新たな遊技盤ユニット6を取り付けるとともに、新たなセキュリティーキー50により、新たな遊技盤ユニット6と本体枠3との封印処理を行う。
【0037】
このように、遊技盤ユニット6を正規に交換するためには、新たなセキュリティーキー50が必要となる。したがって、遊技盤ユニット6を不正に取り替える等の不正行為(セキュリティーキー50の切断)が行われた場合には、セキュリティーキー50を新たなものに交換することができず、切断部53で切断されたセキュリティーキー50がキーシリンダー62の本体部71内部に残されたままの状態となる。セキュリティーキー50は、透光性の樹脂で形成されており、切断された場合、その切断面は白化等により歪んで汚れたものとなる。このため、切断部53の切断面で、LED76から発光されセキュリティーキー50を通過する光の拡散等が発生し、レンズ78により視認するセキュリティーキー50から出射される光が、通常時(セキュリティーキー50が切断されていない状態)とは異なったものとなる。この光の視認具合により、遊技盤ユニット6を不正に取り替える等の不正行為(セキュリティーキー50の切断)の有無を把握することができる。
【0038】
なお、上記実施形態では、ガラス枠5にLED76の点灯を視認可能にする透光性のレンズ78を取り付けたが、LED76の点灯を視認可能にできればよく、例えば、LED76の点灯エリア部を、LED76の発光を通す無色透明な樹脂から形成してもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、遊技盤4にキーロックケース61を、本体枠3の支持枠取付部3aにキーシリンダー62を取り付けたが、遊技盤4にキーロックケース61の形状のものを、支持枠取付部3aにキーシリンダー62の形状のものをそれぞれ形成してもよい。
【0040】
図18に別の実施形態を示す。なお、上記実施形態のものと同一の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。この実施形態では、セキュリティーキー80は、非透光性の樹脂で形成されている。セキュリティーキー80の軸51内部には、透光孔81が穿通されており、この透光孔51は、第1係止突起52a側の先端からストッパ部54までの範囲で形成されている。
【0041】
図19に示すように、セキュリティーキー50の操作つまみ部55を回転させて切断部53を切断させ、操作つまみ部55と係合部52とを分離すると、LED76からの表示光は、セキュリティーキー80の透光孔81を通過し、ガラス枠5に設けられたレンズ78により視認可能となる。
【0042】
このように、セキュリティーキー50により遊技盤ユニット6と本体枠3との封印処理が行われている場合には、LED76からの表示光は、非透光性のセキュリティーキー80により遮断され、ガラス枠5に設けられた透光性のレンズ78により視認することができないが、遊技盤ユニット6を不正に取り替える等の不正行為(セキュリティーキー80の切断)が行われた場合には、LED76からの表示光は、セキュリティーキー80の透光孔81を通過し、ガラス枠5に設けられたレンズ78により視認可能となる。これにより、不正行為の有無を把握することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の弾球遊技機によれば、遊技盤や支持部材等を新たなものまたは不正なものに取り替える場合には、脱不可状態の挿通部材を取り除く必要があり、この挿通部材を取り除いた場合には、出射される光が漏れる状態または発光具合が通常時とは異った状態となるため、この光を監視すれば取り替え行為の状況を容易かつ的確に理解でき、不正行為の有無を把握可能となる。また、挿通部材に分離部を設け、分離後の第1及び第2係止部を有する挿通部材を第1及び第2貫通孔の部分に残したので、容易に遊技盤や支持部材等を取り替えることができなくなるため、不正行為の防止及び抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパチンコ機の外観斜視図である。
【図2】ガラス枠を開放した状態を示す斜視図である。
【図3】本体枠に遊技盤を取り付ける状態を示す斜視図である。
【図4】支持枠固定部材が取り付け位置にセットされた状態を示す正面図である。
【図5】支持枠固定部材が固定位置にセットされた状態を示す正面図である。
【図6】遊技盤ユニットの構成を分解して示す斜視図である。
【図7】遊技盤と支持体との構成を分解した状態の概略を示す断面図である。
【図8】ガラス枠及びレンズと、セキュリティーキー及びこのセキュリティーキーが挿入されるキーロックケース、キーシリンダーとの位置関係を示す断面図である。
【図9】セキュリティーキーと、キーロックケースと、キーシリンダーとを示す斜視図である。
【図10】セキュリティーキー及びこのセキュリティーキーが挿入される遊技領域規制枠の枠本体、遊技盤及び本体枠の支持枠取付部を示す斜視図である。
【図11】セキュリティーキーを遊技領域規制枠の枠本体からキーロックケースに挿入する場合の、セキュリティーキー及びその近傍の構成を示す断面図である。
【図12】セキュリティーキーが挿入された遊技盤ユニットを本体枠に組み付ける場合の、セキュリティーキー及び本体枠の支持枠取付部の構成を示す断面図である。
【図13】セキュリティーキーにより封印処理されたパチンコ機の、セキュリティーキー及びその近傍を示す断面図である。
【図14】セキュリティーキーによる封印処理を解いた場合の、セキュリティーキー及びその近傍を示す断面図である。
【図15】遊技盤ユニットを本体枠から取り外した場合のセキュリティーキーの状態及びその近傍を示す断面図である。
【図16】セキュリティーキーを90°回転させ、抜き取ることができる状態にした場合のセキュリティーキー及びキーシリンダーを示す断面図である。
【図17】キーシリンダーからセキュリティーキーを抜いた場合の状態を示す断面図である。
【図18】本発明の別の実施形態を示すセキュリティーキーを遊技領域規制枠の枠本体からキーロックケースに挿入する場合の、セキュリティーキー及びその近傍の構成を示す断面図である。
【図19】図18に示す実施形態のセキュリティーキーによる封印処理を解いた場合の、セキュリティーキー及びその近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機
3 本体枠
3a 支持枠枠取付部
4 遊技盤
4a 固定部材取付孔
5 ガラス枠
6 遊技盤ユニット
16 支持枠
16a 遊技盤ユニット取付部
16b 固定部材取付孔
17 支持枠固定部材
18 遊技盤ユニット固定部材
20 支持体
21 遊技領域規制枠
25 枠本体
25d キー受け部
25e 開口
50,80 セキュリティーキー
50a 第1キー
50b 第2キー
51 軸
52 係合部
52a 第1係止突起
52b 第2係止突起
52c 回転防止突起
53 切断部
54 ストッパ部
55 操作つまみ部
61 キーロックケース
62 キーシリンダー
65 本体部
65a 挿入開口
65b 係止爪
65c 回転防止凹部
65d ビス締め孔
66 取り付け鍔部
66a ビス締め孔
71 本体部
71a 挿入開口
71b 係止爪
72 取り付け鍔部
72a ビス締め孔
75 セキュリティー基板
76 LED
78 レンズ
81 透光孔

Claims (7)

  1. 遊技領域を備える遊技盤と、前記遊技盤を着脱可能に支持する支持部材と、前面側から前記支持部材が着脱可能に取り付けられる本体基部とを有する弾球遊技機において、
    前記本体基部に形成された第1貫通孔と、
    前記遊技盤と前記支持部材との少なくともいずれか一方に形成され、前記第1貫通孔の前方に位置する第2貫通孔と、
    前記第1貫通孔と第2貫通孔とに挿通する挿通部材とを備え、
    前記挿通部材は、
    操作つまみと、
    前記操作つまみから延びる軸と、
    前記操作つまみと前記軸の基端とを連結するとともに前記軸よりも径が細い切断部と、
    前記軸の周面に形成された第1係止突起と、
    前記軸の周面でかつ前記第1係止突起よりも前記軸の基端側に形成された第2係止突起と、
    前記軸の周面でかつ前記第2係止突起よりも前記軸の基端側に形成された回転防止突起とを備え、
    前記第1係止突起と係合して前記挿通部材を手前側に抜き取り不能にする第1係合爪を前記第1貫通孔に設け、
    前記第2係止突起と係合して前記挿通部材を手前側に抜き取り不能にする第2係合爪及び前記回転防止突起を固定して前記挿通部材を回転不能にする固定部を前記第2貫通孔に設けて、
    前記挿通部材の軸を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通すると、前記第1係止爪の先端が前記第1係止突起の後端に係合するとともに前記第2係止爪の先端が前記第2係止突起の後端に係合して前記挿通部材が抜き取り不能になり、この状態で、前記遊技盤又は前記支持部材の前方に突出している前記操作つまみに前記軸周り方向への負荷をかけると前記操作部材が前記切断部で断して前記操作つまみと前記軸とが分離し、前記遊技盤又は前記支持部材を前方に引き出し可能となることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記挿通部材を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通した状態で前記挿通部材の先端と対峙する発光体を前記本体基部に設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記挿通部材は透光可能な部材からなり、前記支持部材は、前記遊技盤の遊技領域を視認可能な窓扉部を支持し、前記操作つまみを切断する前の前記挿通部材を介して通過た光を前記窓扉部の外部から視認可能にするとともに、前記操作つまみを切断した後の前記切断部の切断面で出射される光を前記窓扉部の外部から視認可能にする光視認部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
  4. 前記挿通部材を介して通過された光を光視認部に導くための導光部材を窓扉部に取り付け、この導光部材を一方の先端が前記挿通部材の前側端部に近接するように形成したことを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 前記遊技盤の裏面に着脱可能に取り付けられ、制御装置を支持する裏機構盤を備え、この裏機構盤に前記挿通部材を挿通可能とする裏機構盤貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の弾球遊技機。
  6. 前記遊技盤の遊技領域側の表面に着脱可能に取り付けられ、遊技球を遊技領域へ案内するレールが前面に取り付けられた枠状の遊技球案内部材を備え、この遊技球案内部材に前記挿通部材を挿通可能とする案内部材貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の弾球遊技機。
  7. 前記第1係止突起、前記第2係止突起、前記回転防止突起をそれぞれ前記軸対象に一対設け、前記第1係止突起と前記第2係止突起との前記軸周りの相対的な位置を同一にするとともに、前記第1係止突起及び前記第2係止突起と前記回転防止突起とを前記軸周りに90°間隔にし、
    前記第2貫通孔を略十字形状に形成して、
    前記挿通部材を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿通すると前記回転防止突起が前記第2貫通孔の内壁に当接して前記挿通部材が回転不能になることを特徴とする請求項1ないし6いずれか1つ記載の弾球遊技機。
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