JP4385376B2 - 遊技盤ユニット及び固定部、並びに弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤ユニット及び固定部、並びにパチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
現在、遊技場に設置されるパチンコ機は、図柄可変表示装置や制御回路基板が組み付けられた裏セット板と称される支持体、遊技盤及びガイドレール枠を備えた遊技盤ユニットを本体枠に取り付けており、この遊技盤ユニットは、ガイドレール枠を遊技盤の前面に取り付け、裏セット板を遊技盤の後面に取り付けた構成となっている。近年では、本体枠を複数の機種で共通部品として使用し、遊技盤ユニットを新たなものに交換することでパチンコ機の機種交換を行うことがある。そのため、遊技盤ユニットを作り置きして倉庫に保管しておき、機種交換を行う場合には、倉庫に保管した遊技盤ユニットを機種交換を行う場所に搬送して、パチンコ機の本体枠から遊技盤ユニットを取り外し、新たな遊技盤ユニットを本体枠に取り付けている。
しかしながら、遊技盤ユニットの遊技盤の前面には釘やガイドレール枠などの構造物が取り付けられ、遊技盤の後面には裏セット板が取り付けられており、遊技盤ユニットを倉庫に保管するには、遊技盤ユニットを1個ずつ個別に梱包して保管する必要があり、その保管スペースが大きなものとなり、さらには、梱包の手間もかかっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、保管スペースを小さくすることができる遊技盤ユニット及び固定部、並びに弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技盤ユニットは、遊技盤と、前記遊技盤の前面側に突出して設けられ、遊技球の入賞口を形成する入賞役物やセンター役物を含む複数の構造物とを備えた遊技盤ユニットにおいて、前記遊技盤の後面側に突出して設けられた突出部と、前記遊技盤の前面に設けられ、他の遊技盤の前記突出部と係合して当該突出部を位置決めする係合部とを備え、前記複数の構造物のうちの前記遊技盤の前面から最も突出した構造物の突出長さをL1とし、前記遊技盤の前記係合部に前記他の遊技盤の前記突出部を係合したときの前記遊技盤の前面と前記他の遊技盤の後面との距離をL2としたときに、L1<L2の関係を満たすように前記突出部及び前記係合部は形成され、前記突出部に設けられ、前記遊技盤の前記係合部に前記他の遊技盤の前記突出部を係合したときに、前記遊技盤の突出部と前記他の遊技盤の突出部とを固定する固定部を備え、前記固定部は、板状に形成され、一方の端部側に前記突出部に軸支される軸支部が設けられた本体板と、前記突出部に設けられた雌ネジと螺合可能な雄ネジと、前記本体板の他方の端部側に貫通して設けられ、短手方向が前記雄ネジの頭部の径よりも小さい長孔状に形成された雄ネジ挿通孔と、前記雄ネジ挿通孔の周囲に枠状に且つ前記雄ネジの軸心方向の全長よりも低く立設され、前記雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第1対向壁及び第2対向壁、前記雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第3対向壁及び第4対向壁を有するネジ周壁部と、前記ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆うとともに、前記雄ネジの頭部の径よりも小さく且つ前記雄ネジを螺着操作する操作工具が挿通可能な長孔状の操作孔が設けられ、前記操作孔が前記雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が前記雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成された収納蓋部と、を有することを特徴とする。
なお、前記遊技盤の後面側に突出して設けられ、遊技を行う際の駆動を制御する制御装置及び前記制御装置を保持する保持部を備え、前記制御装置と前記保持部とのうちの前記遊技盤の後面から最も突出した一方の突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2の関係を満たすように前記突出部及び前記係合部は形成されていることが好ましい。
また、本発明の固定部は、一の板状部材と、他の板状部材とを固定する固定部であって、板状に形成され、一方の端部側に前記一の板状部材に軸支される軸支部が設けられた本体板と、前記他の板状部材に設けられた雌ネジと螺合可能な雄ネジと、前記本体板の他方の端部側に貫通して設けられ、短手方向が前記雄ネジの頭部の径よりも小さい長孔状に形成された雄ネジ挿通孔と、前記雄ネジ挿通孔の周囲に枠状に且つ前記雄ネジの軸心方向の全長よりも低く立設され、前記雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第1対向壁及び第2対向壁、前記雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第3対向壁及び第4対向壁を有するネジ周壁部と、前記ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆うとともに、前記雄ネジの頭部の径よりも小さく且つ前記雄ネジを螺着操作する操作工具が挿通可能な長孔状の操作孔が設けられ、前記操作孔が前記雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が前記雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成された収納蓋部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の弾球遊技機は、上記遊技盤ユニットを備えたことを特徴とする。
本発明の遊技盤ユニットによれば、遊技盤と、遊技盤の前面側に突出して設けられ、遊技球の入賞口を形成する入賞役物やセンター役物を含む複数の構造物と、遊技盤の後面側に突出して設けられた突出部と、遊技盤の前面に設けられ、他の遊技盤の突出部と係合して当該突出部を位置決めする係合部とを備え、複数の構造物のうちの遊技盤の前面から最も突出した構造物の突出長さをL1とし、遊技盤の係合部に他の遊技盤の突出部を係合したときの遊技盤の前面と他の遊技盤の後面との距離をL2としたときに、L1<L2の関係を満たすように突出部及び係合部は形成されているから、遊技盤の係合部に他の遊技盤の突出部を係合することにより、突出部を位置決めすることができ、さらには、遊技盤の後面に、他の遊技盤の前面側に突出して設けられた構造物が接触することなく、2個の遊技盤ユニットを係合することができるため、複数の遊技盤ユニットを梱包して保管するときに、1個ずつ個別に遊技盤ユニットを保管する場合に比べて、梱包の手間を低減することができるとともに、保管するために必要な保管スペースを小さくすることができる。
また、遊技盤の後面側に突出して設けられ、遊技を行う際の駆動を制御する制御装置及び前記制御装置を保持する保持部を備え、制御装置と保持部とのうちの遊技盤の後面から最も突出した一方の突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2の関係を満たすように突出部及び係合部は形成されているから、遊技盤の後面側に、制御装置及び制御装置を保持する保持部を設けた場合にも、遊技盤の後面側に突出して設けられた制御装置及び保持部に、他の遊技盤の前面側に突出して設けられた構造物が接触することなく、2個の遊技盤ユニットを係合することができる。
さらに、突出部に設けられ、遊技盤の係合部に他の遊技盤の突出部を係合したときに、遊技盤の突出部と他の遊技盤の突出部とを固定する固定部を備えたから、固定部で突出部同士を固定することにより、係合した2個の遊技盤ユニットを固定することができ、搬送する際に、2個の遊技盤ユニットがバラバラになることがなく、容易に搬送することができる。
また、固定部は、板状に形成され、一方の端部側に前記突出部に軸支される軸支部が設けられた本体板と、突出部に設けられた雌ネジと螺合可能な雄ネジと、本体板の他方の端部側に貫通して設けられ、短手方向が雄ネジの頭部の径よりも小さい長孔状に形成された雄ネジ挿通孔と、雄ネジ挿通孔の周囲に枠状に且つ雄ネジの軸心方向の全長よりも低く立設され、雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第1対向壁及び第2対向壁、雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第3対向壁及び第4対向壁を有するネジ周壁部と、ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆うとともに、雄ネジの頭部の径よりも小さく且つ雄ネジを螺着操作する操作工具が挿通可能な長孔状の操作孔が設けられ、操作孔が雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成された収納蓋部と、を有するから、雄ネジ挿通孔の長手方向において雄ネジを挿通する位置を移動することができ、2個の遊技盤ユニットを固定するときに、突出部に設けられた雌ネジの位置が、基準となる位置からずれた場合にも、雄ネジを挿通する位置を移動することにより、確実に突出部同士を固定することができる。
さらに、ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆う収納蓋部を設けたから、雄ネジを常に本体板とネジ周壁部とで形成された空間に収納することができ、固定作業を行う際に、雄ネジを用意する必要がなく、作業性を向上することができる。また、遊技盤ユニットを弾球遊技機に装着していないときには、雄ネジを突出部に設けられた雌ネジに螺合することにより、固定部がふらふらして邪魔になることがない。さらに、ネジ周壁部の第1対向壁及び第2対向壁は、雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向するから、雄ネジと雌ネジとの螺合を解除し、雄ネジがどの部材にも螺合していない状態で雄ネジが倒れた場合にも、雄ネジの頭部はすぐに第1対向壁または第2対向壁に当接し、さらには、第3対向壁及び第4対向壁は雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向し、収納蓋部の長孔状の操作孔は、雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成されているから、雄ネジは常に納蓋部の操作孔から視認可能となっており、雄ネジを螺着操作する操作工具を操作孔に挿通して雄ネジを操作するときに、容易にその操作を行うことができる。
また、本発明の弾球遊技機によれば、上記遊技盤ユニットを備えたから、弾球遊技機に組み込むための遊技盤ユニットを複数個作り置きして保管するときに、1個ずつ個別に遊技盤ユニットを保管する場合に比べて、保管するために必要な保管スペースを小さくすることができるため、遊技盤ユニットの保管に係わる保管コストを低くすることができ、これにより、弾球遊技機のコストを低くすることができる。さらに、複数の構造物のうちの遊技盤の前面から最も突出した構造物の突出長さをL1とし、遊技盤の係合部に他の遊技盤の突出部を係合したときの遊技盤の前面と他の遊技盤の後面との距離をL2としたときに、L1<L2の関係を満たすように突出部及び係合部は形成されているから、弾球遊技機に組み込んだ遊技盤の前面側から不正な異物(例えば、針金等)が挿入されることを防止することができ、遊技盤の前面側から針金を挿入して制御装置を不正に改変するという不正行為を確実に防止することができる。
図1に示すように、弾球遊技機の1実施例であるパチンコ機2は、本体枠3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に取り付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球(遊技球)7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、予め定められた入賞口へパチンコ球7を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が設けられている。図柄可変表示装置9の周りには、始動入賞役物(入賞役物)10、通常入賞役物(入賞役物)11、アタッカ(構造物)12、アウト口13等が設けられており、始動入賞役物10、通常入賞役物11、アタッカ12は、遊技盤4の前面側に突出して設けられている。始動入賞役物10には、始動入賞口(入賞口)10aが、通常入賞役物11には通常入賞口(入賞口)11aがそれぞれ形成されている。また、遊技盤4の略中央には、センター役物(構造物)14が前面側に突出して設けられており、センター役物14に形成された開口14aを介して、後述する支持体17に組み付けられた図柄可変表示装置9を視認することができる。
遊技者は供給皿6にパチンコ球7を投入して遊技を開始する。投入されたパチンコ球7は供給皿6内に設けられた誘導路を経て球発射装置に導かれる。遊技者は、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置の駆動を制御することで、パチンコ球7を1個ずつ遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けて打ち出すことができる。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10a, 11a及びアタッカ12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。また、本実施形態では、遊技盤4の前面に設けられた始動入賞役物10やセンター役物14等の複数の構造物のうち、センター役物14が最も突出している。
図2に示すように、前面扉5は、本体枠3の前面に開閉自在に取り付けられている。前面扉5の内側には、可視可能なガラスが取り付けられている。なお、前面扉5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、ガラスを通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していくパチンコ球7を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
図3に示すように、遊技盤ユニット15は、本体枠3の遊技盤ユニット係止部3aに交換可能に係止されている。遊技盤ユニット係止部3aの右側端部の上側端部及び下側端部には、遊技盤ユニット15を係止するための遊技盤ユニット係止部材16が設けられている。なお、遊技盤ユニット係止部材16には、回動可能な係止部16aが軸支されている。
図4に示すように、遊技盤ユニット15は、遊技盤4、支持体(保持部)17及びガイドレール枠(構造物)18を備え、支持体17とガイドレール枠18とは、詳しくは後述するように、遊技盤4を挟持した状態で係止されている。
遊技盤4の右側端部の上側端部及び下側端部には、遊技盤ユニット係止部材16(図3参照)を挿通するための係止部材挿通孔4bが形成されている。遊技盤4の四隅には、後述するボス23を挿通するための位置決め開口4cが形成されている。遊技盤4の前面の右側端部及び左側端部には、それぞれ後述する係止板(突出部)19の左爪部19d及び右爪部19eを係止するための長状の係止凹部(係合部)4dが形成されている。係止凹部4dは、断面が略T字状に形成されている(図10参照)。
遊技盤4の後面の左側端部及び右側端部には、それぞれ他の遊技盤4の係止凹部4dに挿入するための係止板(突出部)19が取り付けられている。係止板19は、板状の本体部19aと、本体部19aの図4における後面の左側端部及び右側端部それぞれに形成された薄板状の左突出片19b及び右突出片19cとを備える。左突出片19bの図4における左側面には、後端に向けて左右方向の肉厚が薄くなる断面が略三角形状の左爪部19dが、右突出片19cの図4における右側面には、後端に向けて左右方向の肉厚が薄くなる断面が略三角形状の右爪部19eが、それぞれ突出して形成されている。なお、係止板19は、弾性変形する部材から構成され、左爪部19d及び右爪部19eは、左突出片19b及び右突出片19cの図4における上下方向の全長に亘って形成されている。
図4における左側の係止板19の本体部19aの左側面と、図4における右側の係止板19の本体部19aの右側面とには、円柱状の第1取付部19f、第2取付部19gがそれぞれ形成されている。第1取付部19fには、後述するピン21を取り付けるための取付孔19hが形成され、第2取付部19gには、後述するネジ22と螺合する雌ネジ19iが形成されている。第1,第2取付部19f, 19gには、他の遊技盤4に取り付けられた係止板19を固定するための固定ユニット(固定部)20が、ピン21及びネジ(雄ネジ)22により取り付けられている。遊技盤4の前面に設けられた始動入賞役物10等の構造物のうち、最も突出しているセンター役物14の突出長さをL1(図10参照)とし、第2の遊技盤4(図11中の下段のもの)に取り付けられた係止板19を第1の遊技盤4(図11中の上段のもの)の係止凹部4dに係止したときに、第1の遊技盤4の前面と第2の遊技盤4の後面との距離をL2(図11参照)とし、遊技盤4の後面側に支持体17よりも突出して設けられた後述する主制御回路装置(制御装置)31の遊技盤4の後面からの突出長さをL3(図10参照)としたときに、(L1+L3)<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19は形成されている。
支持体17は略板状に形成されており、支持体17の前面には複数のリブ17aが設けられ、これらリブ17aにより球通路17bが形成される。遊技を行った際に各入賞口10a, 11a、アタッカ12及びアウト口13に入ったパチンコ球7は、リブ17aにより形成された球通路17bを通過して所定の受け部に誘導される。支持体17の上下4箇所にはボス23が形成されており、このボス23には後述するガイドレール枠18に設けられた係止つまみ35を挿通させるための開口24が形成されている。このボス23を、遊技盤4に形成された位置決め開口4cに後面側から挿通させることで、遊技盤4と支持体17との位置決めが行われる。支持体17の後面には、図柄可変表示装置9の他に、主制御回路装置(制御装置)31(図5参照)や副制御回路装置(制御装置)32(図5参照)が組み付けられる。
ガイドレール枠18は、板状に形成され前面の外周にリブが形成された枠本体25に、外レール26、第1内レール27、第2内レール28が取り付けられた構成となっている。枠本体25、外レール26、第1内レール27及び第2内レール28は例えばポリアセタール等の摺動性、耐摩耗性に優れた樹脂材から形成されている。なお、外レール26と第1内レール27との間は、打ち出されたパチンコ球7を遊技領域4aに向けて誘導するためのガイド部25aとなる。また、枠本体25の中央には、遊技におけるパチンコ球7の移動を規制(形成)するための開口25bが形成され、その下方に各入賞口10a, 11a及びアタッカ12のいずれにも入賞しなかったパチンコ球7を所定の受け部に導くためのアウト口29の前面装飾29aが形成されている。なお、外レール26、第1内レール27及び第2内レール28は、それぞれ図示しないネジ等により枠本体25に組み付け固定される。また、ガイドレール枠18は、遊技盤4の前面からの突出長さがセンター役物14よりも短くなるように形成されている。
図5に示すように、主制御回路装置31と副制御回路装置32とは、支持体17の後面に突出して組み付けられており、主制御回路装置31は、副制御回路装置32よりも支持体17の後面から突出している。すなわち、支持体17を遊技盤4の後面に取り付けたときに、主制御回路装置31が最も遊技盤4の後面から突出することとなる。主制御回路装置31と副制御回路装置32とは電気的に接続されている。副制御回路装置32には、図柄可変表示装置9の可変表示制御を行うための演出プログラムが記憶されたプログラムROM及び、図柄可変表示装置9で表示する画像データ、音声データ、ランプ(図示せず)の点灯及び消灯を行うためのランプデータ等が記憶されているデータROMが設けられている。主制御回路装置31は、遊技中の電気的制御を行うものであり、副制御回路装置32に所定の遊技状態となるように実行させる。例えば、始動入賞口10に設けられている入賞球検知センサ(図示せず)によりパチンコ球7の入賞が検知されると、主制御回路装置31にスタート信号が入力される。主制御回路装置31は、スタート信号が入力されたことに応じてハズレ又は当たりを決定する抽選を行い、抽選結果に応じた命令信号を副制御回路装置32に出力する。副制御回路装置32は、入力された命令信号に応じてプログラムROM及びデータROMから演出プログラム及び各種データを読み込み、読み込んだ演出プログラム及び各種データに応じて図柄可変表示装置9やランプ等の駆動を制御する。
図4に示すように、枠本体25の後面の上端部及び下端部のそれぞれ2箇所計4箇所にはボス(図示せず)が形成され、このボスにロック機構である回動自在な係止つまみ35が取り付けられる。このボスを遊技盤4に形成された位置決め開口4cに挿通させることで、枠本体25と遊技盤4との位置決めが行われる。また、係止つまみ35は支持体17に形成されたボス23の開口24に挿通された後に、開口24に対して水平位置から垂直位置へと回動させることで、遊技盤4を挟持した状態でガイドレール枠18と支持体17との係合を行うことが可能となる。なお、ロック機構の構造及び個数は遊技盤ユニット15の構成等を考慮して、適宜設定することが可能である。また、枠本体25の右側端部の上側端部及び下側端部には、それぞれ係止部材取付孔25cが形成されている。係止部材取付孔25cは遊技盤ユニット係止部材16の係止部16aを挿通させることのできる位置に設けられている。
図6に示すように、枠本体25の係止部材取付孔25cは、遊技盤ユニット係止部材16が挿通可能な大きさで、遊技盤ユニット係止部材16の係止部16aと係止可能となるように形成されている。係止部16aは、遊技盤ユニット係止部材16に回転自在に軸支されており、遊技盤ユニット15が取り付けられていない状態では、係止部16aは長手方向が垂直に向けられた係止解除位置にセットされている。遊技盤ユニット15が本体枠3の遊技盤ユニット係止部3aに取り付けられると、遊技盤ユニット係止部材16が係止部材取付孔25cに挿通され、係止部16aが回転自在となるように係止部材取付孔25cから突出する。
図7に示すように、係止部16aが係止部材取付孔25cから突出した状態でその長手方向が水平となるように90度回転されると、遊技盤ユニット係止部材16は係止位置にセットされる。係止位置への回動によって、係止部16aが係止部材取付孔25cから挿脱不能となり、遊技盤ユニット15を係止する。これにより、遊技盤ユニット15が本体枠3に係止される。
図8及び図9に示すように、固定ユニット20は、板状の固定板(本体板)20a、固定板20aの図8における前面の右側端部に枠状に立設され、ネジ22を収納するためのネジ周壁部20b、ネジ周壁部20bの開口側の先端面に取り付けられる板状の蓋部(収納蓋部)20c、固定ユニット20を係止板19に固定するためのネジ(雄ネジ)22を備え、固定板20aの図8における左側端部に形成されたピン挿通孔(軸支部)20dに挿通されたピン21により係止板19に軸着される。ピン挿通孔20dは、ピン21の軸部の径よりも僅かに大きな径で形成されており、これにより、固定ユニット20は、ピン挿通孔20dに挿通したピン21を中心に回動自在となる。なお、図9(A)は正面図、図9(B)は上側面断面図、図9(C)は右側面断面図である。
固定板20aの図9(B)における右側端部には、ネジ22の軸部を挿通するための長孔状のネジ挿通孔(雄ネジ挿通孔)20eが形成されている。ネジ挿通孔20eは、長手方向が図9(B)における左右方向になるように、且つ図9(C)における上下方向である短手方向の長さM1がネジ22の頭部の径D1よりも小さく形成されている。ネジ周壁部20bは、ネジ挿通孔20eを囲むように、且つネジ22の軸心方向の全長M2よりも低い同一高さの4つの部材によって立設されており、ネジ挿通孔20eの短手方向(図9(C)中の上下方向)においてネジ22の頭部の径D1よりも僅かに大きい間隔M3(例えば、D1の1.2倍)で互いに対向するように形成された第1対向壁20f及び第2対向壁20g、ネジ挿通孔20eの長手方向(図9(B)中の左右方向)においてこの長手方向の長さM4よりも僅かに大きい間隔M5(例えば、M4の1.2倍)で互いに対向するように形成された第3対向壁20h及び第4対向壁20i、固定板20aの図9(C)における第1対向壁20fの上方及び第2対向壁20gの下方に形成された上対向壁20j及び下対向壁20kを備える。第3対向壁20h及び第4対向壁20iは、上対向壁20j及び下対向壁20kの配置間隔M6と同じ長さに形成され枠状に繋がって一体化するように形成されている。また、第3対向壁20hと第4対向壁20iとの間隔M5は、ネジ22の軸心方向の全長M2より短く形成されている。ネジ22の軸部をネジ挿通孔20eに挿通した状態で、蓋部20cをネジ周壁部20bの開口側の先端面を覆うように取り付けると、ネジ22は取り出し不能となる。
蓋部20cは、板状に形成され、ネジ22をドライバ等の操作工具を用いてネジ締めするときに、ドライバを挿通するための長孔状のドライバ挿通孔(操作孔)20lが形成されている。ドライバ挿通孔20lは、その長手方向(図9(B)中の左右方向)がネジ挿通孔20eの長手方向と同一方向に形成されている。ドライバ挿通孔20lは、短手方向(図9(C)中の上下方向)の長さM7がネジ22の頭部の径D1よりも小さく、且つドライバを挿通可能な大きさで、長手方向(図9(B)中の左右方向)の長さM8がネジ挿通孔20eの長手方向の長さM4と略同一となるように形成されている。これにより、ネジ22は、常にネジ周壁部20bを固定板20aと蓋部20cとで挟んで形成された収納空間20mに収納された状態となるから、固定ユニット20を取り付けるときに、取り付け用の別のネジを用意する必要がなく、作業性を向上することができる。
上記のように構成されたパチンコ機2及び遊技盤ユニット15の作用について説明する。遊技盤ユニット15を製造する場合には、図10に示すように、ピン21を固定ユニット20の固定板20aのピン挿通孔20dを介して、係止板19の第1取付部19fの取付孔19hに取り付けて、固定ユニット20を左右の係止板19それぞれに軸着する。そして、図11に示すように、第1の遊技盤4の前面と、第2の遊技盤4の後面とが対面するように、第1の遊技盤ユニット15の上に第2の遊技盤ユニット15を載せる。そして、第2の遊技盤ユニット15を下側方向に押すと、左突出片19bが図11中右側方向に、右突出片19cが図11中左側方向にそれぞれ変形して係止凹部4dに挿入される。左突出片19b及び右突出片19cが係止凹部4dに挿入されると、左突出片19bが図11中左側方向に、右突出片19cが図11中右側方向にそれぞれ変形して元の形状に戻る。これにより、左爪部19d及び右爪部19eが係止凹部4dにより係止され、係止板19が第1の遊技盤4に係止された状態となる。なお、第1の遊技盤4とは、図11において下段のものを示し、第2の遊技盤4とは図11において上段のものを示す。また、第1の遊技盤ユニット15とは、図11において下段のものを示し、第2の遊技盤ユニット15とは、図11において上段のものを示す。
次に、第2の遊技盤ユニット15の左右それぞれの係止板19に軸着された固定ユニット20のネジ22を、ドライバにより第1の遊技盤ユニット15の雌ネジ19iに螺合する。これにより、第1の遊技盤ユニット15の係止板19と、第2の遊技盤ユニット15の係止板19とが固定され、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15とが固定された状態となる。このように2個の遊技盤ユニット15を一体的に固定した状態で梱包して、倉庫等の保管場所に保管する。なお、固定する遊技盤ユニット15の個数は、2個に限定されることなく、適宜変更されるものである。
遊技盤4の前面に設けられたセンター役物14の突出長さをL1(図10参照)とし、第2の遊技盤4に取り付けられた係止板19を第1の遊技盤4の係止凹部4dに係止したときに、第1の遊技盤4の前面と第2の遊技盤4の後面との距離をL2(図11参照)とし、遊技盤4の後面側に設けられた主制御回路装置31の遊技盤4の後面からの突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19は形成されており、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15とを係止したときに、第1の遊技盤ユニット15の遊技盤4の前面に設けられたセンター役物14と、第2の遊技盤ユニット15の主制御回路装置31とが接触することがない。
倉庫に保管した遊技盤ユニット15を、本体枠3に組み付けてパチンコ機2を製造する場合には、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15との固定を解除する必要がある。この場合には、先ず、ネジ22と、第1の遊技盤ユニット15の雌ネジ19iとの螺合を解除する。次に、第2の遊技盤ユニット15の係止板19の左突出片19bを図11中左側方向に、右突出片19cを図11中右側方向にそれぞれ押して、左突出片19b及び右突出片19cを変形させる。これにより、係止凹部4dによる左爪部19d及び右爪部19eの係止が解除され、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15との固定が解除される。そして、図12に示すように、遊技盤ユニット15を本体枠3に組み付けるときに、固定ユニット20が邪魔にならないように、固定ユニット20を、ピン21を中心に180°回転させ、ネジ22を、第2取付部19gの雌ネジ19iに螺合する。これにより、固定ユニット20は、係止板19に固定され、遊技盤ユニット15を本体枠3に組み付けるときに、ふらふらして邪魔になることがない。
このように、固定ユニット20により複数の遊技盤ユニット15を一体的に固定することができるため、複数の遊技盤ユニット15を倉庫に保管するときに、複数の遊技盤ユニット15を1個ずつ個別に梱包して保管する場合に比べて、梱包の手間を低減することができるとともに、その保管スペースを小さくすることができる。
また、遊技盤4の前面に設けられたセンター役物14の突出長さをL1とし、第2の遊技盤4に取り付けられた係止板19を第1の遊技盤4の係止凹部4dに係止したときに、第1の遊技盤4の前面と第2の遊技盤4の後面との距離をL2とし、遊技盤4の後面側に設けられた主制御回路装置31の遊技盤4の後面からの突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19を形成したから、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15とを固定したときに、第1の遊技盤ユニット15のセンター役物14と、第2の遊技盤ユニット15の主制御回路装置31とが接触することがないため、遊技盤4の後面に主制御回路装置31を設けた場合にも、本発明は有効である。
さらに、固定ユニット20の固定部20bのネジ挿通孔20eと、蓋部20cのドライバ挿通孔20lとは長孔状に形成されているから、第2の遊技盤ユニット15の係止爪部19aを、第1の遊技盤ユニット15の遊技盤4の係止凹部4dに係止するときに、図11中の高さ方向の位置にバラツキが生じた場合にも、そのバラツキの分だけ、ネジ22のネジ締め位置をずらすことにより、第1の遊技盤ユニット15と第2の遊技盤ユニット15とを確実に固定することができる。
また、第1対向壁20fと第2対向壁20gとの間隔M3は、ネジ挿通孔20eの短手方向(図9(C)中の上下方向)においてネジ22の頭部の径D1の1.2倍で形成され、第3対向壁20hと第4対向壁20iとの間隔M5は、ネジ22の軸心方向の全長M2より短く形成されているから、ネジ22は常に蓋部20cのドライバ挿通孔20lから視認可能となっており、ドライバをドライバ挿通孔20lに挿通してネジ22を操作するときに、容易にその操作を行うことができる。
さらに、第2の遊技盤4に取り付けられた係止板19を第1の遊技盤4の係止凹部4dに係止したときに、第1の遊技盤4の前面と第2の遊技盤4の後面との距離をL2とし、遊技盤4の後面側に設けられた主制御回路装置31の遊技盤4の後面からの突出長さをL3としたときに、L3<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19は形成されているから、遊技盤4の前面側からの不正な異物(例えば、針金等)の挿入を防止することができ、遊技盤4の前面側から本体枠3と遊技盤4との間の隙間から針金を挿入して主制御回路装置31や副制御回路装置32を不正に改変するという不正行為を防止することができる。
なお、本実施形態では、遊技盤4の後面側に支持体17、主制御回路装置31、副制御回路装置32を設け、遊技盤4の前面に設けられたセンター役物14の突出長さをL1とし、第2の遊技盤4に取り付けられた係止板19を第1の遊技盤4の係止凹部4dに係止したときに、第1の遊技盤4の前面と第2の遊技盤4の後面との距離をL2とし、遊技盤4の後面側に設けられた主制御回路装置31の遊技盤4の後面からの突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19を形成したが、遊技盤4の後面に支持体17、主制御回路装置31、副制御回路装置32を設けない場合には、L1<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19を形成することにより、本発明を実施することができ、この場合には、遊技盤4の後面に支持体17、主制御回路装置31、副制御回路装置32を設けた場合に比べて、係止板19の長さを短くすることができる。
また、本実施形態では、遊技盤4に係止板19を取り付けたが、この係止板19を着脱自在に遊技盤4に取り付けてもよく、この場合には、遊技盤ユニット15を倉庫に保管する場合のみ遊技盤4に係止板19を取り付け、遊技盤ユニット15を本体枠3に組み付ける場合には、遊技盤4から係止板19を取り外す。これにより、遊技盤ユニット15毎に係止板19及び固定ユニット20を設ける必要がなくなり、遊技盤ユニット15毎に係止板19及び固定ユニット20を設けるものに比べて、パチンコ機2の製造コストを下げることができる。
さらに、遊技盤ユニット15を構成する部材として、遊技盤4の後面にパチンコ球7を貯留するための貯留タンクを設けた場合にも、本発明は実施可能であり、貯留タンクが主制御回路装置31よりも遊技盤4の後面から突出している場合には、貯留タンクの遊技盤4の後面からの突出長さをL4としたときに、(L1+L4)<L2となるように、係止凹部4d及び係止板19を形成する。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 前面扉を開けた状態のパチンコ機を示す斜視図である。 本体枠と遊技盤ユニットとを示す分解斜視図である。 遊技盤と支持体とガイドレール枠とを示す分解斜視図である。 遊技盤と支持体との構成を分解した状態の概略を示す断面図である。 遊技盤ユニット係止部材が係止解除位置にセットされた状態を示す正面図である。 遊技盤ユニット係止部材が係止位置にセットされた状態を示す正面図である。 固定ユニットを示す分解斜視図である。 固定ユニットを示す正面図, 上側面断面図, 右側面断面図である。 遊技盤ユニットを示す下側面断面図である。 遊技盤ユニットを2個重ねた状態の下側面断面図である。 本体枠に組み付ける際の遊技盤ユニットを示す下側面断面図である。
符号の説明
2 パチンコ機(弾球遊技機)
3 本体枠
4 遊技盤
4a 遊技領域
4d 係止凹部(係合部)
7 パチンコ球(遊技球)
10 始動入賞役物(入賞役物)
10a 始動入賞口(入賞口)
11 通常入賞役物(入賞役物)
11a 通常入賞口(入賞口)
12 アタッカ(構造物)
14 センター役物(構造物)
15 遊技盤ユニット
17 支持体(保持部)
18 ガイドレール枠(構造物)
19 係止板(突出部)
19i 雌ネジ
20 固定ユニット(固定部)
20a 固定板(本体板)
20b ネジ周壁部
20c 蓋部(収納蓋部)
20d ピン挿通孔(軸支部)
20e ネジ挿通孔(雄ネジ挿通孔)
20f 第1対向壁
20g 第2対向壁
20h 第3対向壁
20i 第4対向壁
20l ドライバ挿通孔(操作孔)
21 ピン
22 ネジ(雄ネジ)
31 主制御回路装置(制御装置)
32 副制御回路装置(制御装置)

Claims (4)

  1. 遊技盤と、前記遊技盤の前面側に突出して設けられ、遊技球の入賞口を形成する入賞役物やセンター役物を含む複数の構造物とを備えた遊技盤ユニットにおいて、
    前記遊技盤の後面側に突出して設けられた突出部と、
    前記遊技盤の前面に設けられ、他の遊技盤の前記突出部と係合して当該突出部を位置決めする係合部とを備え、
    前記複数の構造物のうちの前記遊技盤の前面から最も突出した構造物の突出長さをL1とし、前記遊技盤の前記係合部に前記他の遊技盤の前記突出部を係合したときの前記遊技盤の前面と前記他の遊技盤の後面との距離をL2としたときに、L1<L2の関係を満たすように前記突出部及び前記係合部は形成され
    前記突出部に設けられ、前記遊技盤の前記係合部に前記他の遊技盤の前記突出部を係合したときに、前記遊技盤の突出部と前記他の遊技盤の突出部とを固定する固定部を備え、
    前記固定部は、
    板状に形成され、一方の端部側に前記突出部に軸支される軸支部が設けられた本体板と、
    前記突出部に設けられた雌ネジと螺合可能な雄ネジと、
    前記本体板の他方の端部側に貫通して設けられ、短手方向が前記雄ネジの頭部の径よりも小さい長孔状に形成された雄ネジ挿通孔と、
    前記雄ネジ挿通孔の周囲に枠状に且つ前記雄ネジの軸心方向の全長よりも低く立設され、前記雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第1対向壁及び第2対向壁、前記雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第3対向壁及び第4対向壁を有するネジ周壁部と、
    前記ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆うとともに、前記雄ネジの頭部の径よりも小さく且つ前記雄ネジを螺着操作する操作工具が挿通可能な長孔状の操作孔が設けられ、前記操作孔が前記雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が前記雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成された収納蓋部と、を有することを特徴とする遊技盤ユニット。
  2. 前記遊技盤の後面側に突出して設けられ、遊技を行う際の駆動を制御する制御装置及び前記制御装置を保持する保持部を備え、
    前記制御装置と前記保持部とのうちの前記遊技盤の後面から最も突出した一方の突出長さをL3としたときに、(L1+L3)<L2の関係を満たすように前記突出部及び前記係合部は形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技盤ユニット。
  3. 一の板状部材と、他の板状部材とを固定する固定部であって、
    板状に形成され、一方の端部側に前記一の板状部材に軸支される軸支部が設けられた本体板と、
    前記他の板状部材に設けられた雌ネジと螺合可能な雄ネジと、
    前記本体板の他方の端部側に貫通して設けられ、短手方向が前記雄ネジの頭部の径よりも小さい長孔状に形成された雄ネジ挿通孔と、
    前記雄ネジ挿通孔の周囲に枠状に且つ前記雄ネジの軸心方向の全長よりも低く立設され、前記雄ネジの頭部の径よりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第1対向壁及び第2対向壁、前記雄ネジ挿通孔の長手方向の長さよりも僅かに大きい間隔で互いに対向する第3対向壁及び第4対向壁を有するネジ周壁部と、
    前記ネジ周壁部の立設によって形成された開口を覆うとともに、前記雄ネジの頭部の径よりも小さく且つ前記雄ネジを螺着操作する操作工具が挿通可能な長孔状の操作孔が設けられ、前記操作孔が前記雄ネジ挿通孔と対峙するとともに、その長手方向が前記雄ネジ挿通孔の長手方向と同一方向に形成された収納蓋部と、を有することを特徴とする固定部。
  4. 請求項1または2記載の遊技盤ユニットを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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