JP4778973B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、球受皿を構成する球皿カバーを、パチンコ遊技機の前面の扉体に着脱自在に取り付けられるようにしたパチンコ遊技機に関するものである。
一般に、パチンコ遊技機の前面下部には、打球発射位置へ供給される遊技球であるパチンコ球を貯留する上部球受皿や、該上部球受皿から球抜操作により排出されたパチンコ球および上部球受皿から溢れる余剰のパチンコ球を貯留する下部球受皿が設けられる。これら上部球受皿や下部球受皿といった球受皿は、皿部と球皿カバーとが分離されており、これらを組み合わせて構成されている。例えば特許文献1に示す上部球受皿は、主として皿部と球皿カバーとこれらを取り付ける裏板とから構成され、裏板の後側から球皿カバーにネジを螺締して一体に組み立てられる。そして、この上部球受皿は、パチンコ遊技機の下部前面にその一側を軸着するようにして開閉自在に装着される。
特開平9−192320号公報(段落0015、0028、図3)
ところで、遊技盤中央に可変表示装置を備えたパチンコ遊技機にあっては、遊技の演出効果を高めるために演出ボタンやチャンスボタンと呼ばれる押しボタン等の付属部品を設けたものがある。この付属部品である押しボタンは、遊技中に遊技者が手で押し易いようにするため、球受皿に組み込まれることが多い。そして、遊技中には遊技者が遊技に熱中する余り、その遊技状態によって頻繁にしかも叩くように押すことから、押しボタンが故障したり破損する可能性が高い。このため、定期的な修理や交換等の保守管理を必要とされる。しかしながら、前記押しボタンを修理、交換するためには、その都度、ドライバーといった工具を用いて多くのビスを取り外したり取り付けたりして球皿カバーを脱着しなければならず、その保守作業は面倒であって多くの手間と時間が掛かり、作業性が悪いという課題が有った。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、ドライバーといった工具を使用することなく、球皿カバーをワンタッチ式に脱着できるようにして、押しボタン等の付属部品の保守作業の作業性を向上するようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機は、内枠の前面に開閉自在に設けられる扉体と、前記扉体の前面に装着される球受皿とを備え、前記球受皿は遊技球を貯留する皿部と該皿部の前面を覆う球皿カバーとを有すると共にこれらが分離可能に設けられているパチンコ遊技機であって、前記球皿カバーの内周面に後端面を取付面とした支持突部を設けると共に該支持突部の取付面に該取付面と平行な面内で自在に回動する係止部材を軸着し、前記扉体には前記係止部材が挿通し得る係止孔を開設し、前記係止部材は前記係止孔に挿通され前記扉体の後側で回動したとき該係止孔の周縁から食み出るように形成され、前記扉体の前側から前記係止孔へ前記係止部材を挿通すると共に該扉体の後側で該係止部材を回動して該係止部材を該係止孔に係止させることにより、前記球皿カバーが前記扉体に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする。
この際、前記係止部材の基端面と、前記基端面と対向位置する前記扉体の後面に、前記係止部材を回動させることにより互いに係脱自在に係合する凸部または凹部を設けてなり、前記扉体の後面に設けられた前記凸部または凹部は、前記係止孔に挿通して回動した前記係止部材が該係止孔と十文字状に交差する位置に設けられていることが好ましい。
また、前記係止部材の基端面の凸部または凹部と対向位置する前記支持突部の取付面に、前記係止部材を回動させることにより互いに係脱自在に係合する凸部または凹部を設けてなり、前記支持突部の取付面に設けられた前記凸部または凹部は、前記球皿カバーを前記扉体前面の取付部位に配置するとき、前記係止部材が前記扉体の係止孔にそのまま挿通できるように該係止孔と同じ向きとなる位置に設けられていることが好ましい。
本発明に係るパチンコ遊技機では、扉体に開設された係止孔にその前側から係止部材を挿通して回転するというワンタッチ式の簡単な操作により球受皿の球皿カバーが扉体の前面に取り付けまたは取り外しできるようになる。よって、球受皿に組み込まれる押しボタン等の付属部品の保守作業が簡単になり、手間や多くの時間も掛からず、これら保守作業の作業性の向上が図られるという効果を有する。
また、球皿カバーは扉体に取り付けられることから、球受皿を構成する皿部に球皿カバーのための取付部を設ける必要がなくなる。よって、皿部に球皿カバーのための取付部を設けることにより、押しボタン等の付属部品の設置スペースが圧迫され狭くなる危険性が少なく、付属部品の設置に苦慮することがなくなる。更に、前記のように皿部に球皿カバーのための取付部を設ける必要性がないことから、皿部の形状が簡素化されその設計・製作が容易になる。
更に、本発明に係るパチンコ遊技機では、係止部材の基端面と扉体の後面に設けられた凸部と凹部を嵌合させるようにしたので、係止部材が係止孔と十文字状に交差し、外れることなくしっかりと保持される。しかも、目で見なくても手探りで凹部と凸部との嵌合ができ、パチンコホールといったパチンコ遊技機が列設される狭い場所でも、透明板保持枠を大きく開けることなく保守作業ができ至便である。
更にまた、本発明に係るパチンコ遊技機では、係止部材の基端面と支持突部の取付面に設けられた凸部と凹部が係合した状態で、係止部材がしっかりと保持される。そして、球皿カバーを扉体前面の取付部位に配置するとき、係止部材が係止孔と同じ向きを向くことから、該係止部材が扉体の係止孔にそのまま挿通できるようになる。よって、球皿カバーの取り付けが容易になるばかりか、扉体の前面に球皿カバーを取り付ける際に、係止部材が扉体の前面に当たって該係止部材が破損するといった危険性もほとんどない。
以下、本発明のパチンコ遊技機の実施形態を図面に従って説明する。このパチンコ遊技機は、プリペイドカードを使用して遊技をするタイプのもので、パチンコ遊技機間にカード式球貸装置(図示せず。)が配設される。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の外観斜視図、図2は後側から見た透明板保持枠の斜視図、また、図3は球皿カバーと操作パネルを分解して示す前から見た透明板保持枠の斜視図である。先ず、パチンコ遊技機Pの構成を説明する。縦長長方形状に枠組みされた外枠1の前面に、該外枠1の一側に設けたヒンジ機構2を介して内枠3が開閉自在に軸着される。該内枠3には、図柄を変動表示する可変表示装置4や遊技球の入賞により該可変表示装置4を作動させる始動入賞口5等の盤面部品が装着された遊技盤6が配設されている。内枠3の前面に、扉体としての透明板保持枠7とその下方に位置して同じく扉体としての前板8とが、内枠3の一側に設けたヒンジ機構9により其々独立して開閉自在に軸支される。
前記透明板保持枠7の中央に、遊技盤6の前面が臨む略円形状の開口7aが形成される。該開口7aを囲うようにしてその前面に装飾部材10が設けられ、装飾効果を高めるようにしている。前記開口7aにガラス製または合成樹脂製の透明板11が嵌め込まれ、前記遊技盤6前面の遊技部が該透明板11を通して視認できるようになっている。そして、透明板保持枠7の前面下部に、球受皿としての上部球受皿12が装着される。また、前板8の前面に球受皿としての下部球受皿13が装着され、この下部球受皿13の一側方に操作ハンドル14が設けられる。
前記上部球受皿12は、透明板保持枠7の前面に例えばビス締めにより固着され遊技球を貯留する皿部15と、該皿部15の前面を覆うようにして透明板保持枠7の前面に着脱自在に取り付けられる球皿カバー16とを有し、これらは分離可能に設けられる。また、皿部15の上面一側すなわち操作ハンドル14側に、後記する付属部品としての演出ボタン23や球貸操作板24を備えた付属部品としての操作パネル17が配置される。該操作パネル17は、球皿カバー16の上端内縁と透明板保持枠7の前面との間で挟まれ、前端縁が球皿カバー16の上端縁に掛かり、透明板保持枠7から球皿カバー16を取り外さない限り取り外せないようになっている。
前記皿部15には、底壁18aの後端側を残してその周縁に、その周囲を囲うようにして立壁18bが立設されている。底壁18aの上面は操作ハンドル14側へ緩やかに下傾し、その下流側に遊技球を一列に整列させて流下させる整流部19が設けられる。そして、その流下端であって透明板保持枠7の後面に、遊技球を一個ずつ打球発射位置(図示せず。)に供給する打球供給装置20が設けられている。透明板保持枠7に、皿部15と連通する球排出口21が開設される。図示は省略するが、該球排出口21はパチンコ遊技機Pの裏側に配置される球払出装置と球払出樋を介して連通している。
そこで、例えば、遊技するために貸し出されたり入賞球の発生により払い出される遊技球としての貸球または賞球は、前記球払出装置から球払出樋に排出され、前記球排出口21を介して皿部15に貯留される。貯留された遊技球は、下流側へ流下すると共に打球供給装置20を介して打球発射位置へ供給される。球皿カバー16の内側でありかつ操作パネル17の下方に位置して透明板保持枠7の前面に、皿部15に貯留された遊技球を球抜きするための球抜装置22が配置される。該球抜装置22には、その一側に前側から押動することにより水平面内で回動する回動レバー22aが設けられる。該回動レバー22aは、スプリング等の適宜付勢手段により前方へ付勢され、常態では前側を向いて停止している。そして、該回動レバー22aを押すことにより、前記皿部15における整流部19の底面の一部が開口して球抜きできるようになっている。
前記操作パネル17には、その上面に押しボタン式の演出ボタン23と球貸操作板24とが取り付けられる。演出ボタン23は、操作パネル17に開設された取付孔25に該操作パネル17の表側から嵌入し、該操作パネル17の裏側にて演出ボタン23の外周面に環状の固定具26を嵌めて係合することにより固定される。球貸操作板24は、球貸ボタン27と返却ボタン28と残高表示部29とを備えたプリント配線板30からなる。前記プリント配線板30は前記カード式球貸装置に電気的に接続され、球貸ボタン27を押すことにより所定数の遊技球が球排出口21を介して皿部15に排出され、返却ボタン28を押すことによりカード式球貸装置に挿入されたプリペイドカードの返却が行なわれる。また、プリペイドカードの残り度数は、残高表示部29に数値で表示されるようになっている。
次に、球皿カバーについて説明する。図4は後側から見た球皿カバーの斜視図、図5は球皿カバーの平面図、図6は底面側から見た係止部材の斜視図である。球皿カバー16は、前面が前側へ膨出した湾曲状に形成され、上面が開放すると共にその上端縁に内側へ屈曲するリブ片31が周設される。また、球皿カバー16の後面も開放される。透明板保持枠7の前面に取り付けられる関係上、球皿カバー16の後端縁はほぼ一直線上に形成される。球皿カバー16の内周壁面であって特に上端縁のリブ片31の下方に、少しの隙間を離して複数の補強リブ32が列設されている。この隙間に、前記操作パネル17の前端縁が嵌まり込むことになる。そして、球皿カバー16の同じく内周壁面の両側寄りと中央下部の3個所に、それぞれ後方へ向かって延びる支持突部33が設けられている。
前記各支持突部33は前後方向から見た断面が略長方形状に形成され、それぞれ後端面を取付面33aとしている。各支持突部33の取付面33aには、その中央に後方へ突出しかつ後端面に螺子孔34を有する支軸35が設けられる。また、該支軸35の両側に該支軸35から等間隔に位置して、取付面33aを一部高くした座部33b,33bが突設され、これら座部33b,33bの後面である取付面33aに半球状に窪んだ凹部36が設けられる。各支軸35に、球皿カバー16を透明板保持枠7の前面に取り付けるための係止部材37が軸着される。係止部材37は、両端面が開放して前記支軸35に遊嵌する短筒37aを有する。該短筒37aはその軸方向の長さが支軸35とほぼ同じ寸法に設定される。また、その外周面には、一対の指掛片37b,37bが短筒37aの中心線を含む面内に位置しかつ短筒37aの両側に対応位置して突設される。各指掛片37bは、短筒37aの先端側から外側へ突出し、指先で摘み易くなっている。両指掛片37b,37bの基端縁に、支持突部33の取付面33aと平行に位置する基端板37c,37cが設けられ、各基端板37cの外面(基端面)37dに前記凹部36に嵌脱自在に嵌合し得る半球状の凸部38が設けられる。
そして、短筒37aに支軸35を挿通し、該支軸35の後端面に設けられた螺子孔34にワッシャ39を介して螺子40を螺締することにより、支持突部33の取付面33aに係止部材37が軸着される。該係止部材37は取付面33aと平行な面内で自在に回動することになるが、両凸部38が両凹部36に嵌合したときは係止部材37が停止し、その状態では該係止部材37がしっかりと保持される。すなわち、この状態で各係止部材37を後側から見た場合、各係止部材37は各支持突部33の取付面33aの外周縁輪郭内に納まり、その外側へ食み出ることはない。
また、球皿カバー16における両側寄りの支持突部33(331),33(331)は、共に後側から見た取付面33aが縦長となるように配置される。一方、中央下部の支持突部33(332)にあっては、後側から見た取付面33aが横長となるように配置される。これは、これら支持突部33と対応位置して前記透明板保持枠7の下部に開設され、各係止部材37を挿通して係止する係止孔41の向きと一致させるためである。すなわち、透明板保持枠7の両側寄りの係止孔41(411),41(411)は縦長に形成され、中央下部の係止孔41(412)は横長に形成されている。詳しくは、各係止孔41の中央部は、係止部材37の短筒37aに合わせて係止孔41の短手方向の幅よりも少し長い直径を有する円形状に形成される。
図7(イ)に示すように、短筒37a、指掛片37bを含め係止部材37をその軸方向から投影した投影形状aは、前記係止孔41の形状より一回り小さく形成されている。これにより、各支持突部33の取付面33aに設けられた両凹部36,36に、基端板37c,37cの外面37dに設けられた両凸部38,38が嵌合した状態では、各係止部材37がいずれも透明板保持枠7の各係止孔41の向きと一致する。よって、各係止部材37の向きをいちいち調節しなくても、透明板保持枠7における前面下部の所定位置に前記球皿カバー16を配置するのみで、各係止部材37がそのまま各係止孔41に挿通され、その後側に位置するようになる。
透明板保持枠7の後面であって、前記各係止孔41の中央部の両側に対向位置して凹部42,42が設けられている。前記各係止孔41に挿通されその後側に突出した各係止部材37を回動させ、各係止部材37が各係止孔41に対して十文字状に交差する位置に来たとき、各係止部材37の両凸部38,38が両凹部42,42に嵌脱自在に嵌合し、各係止部材37がその状態でしっかりと保持される。
球皿カバー16の一側(操作ハンドル側)の外側面に、球抜用の操作ボタン43が装着される。該操作ボタン43は前後方向へ摺動し出没自在に設けられ、その後面に後方へ突出する操作杆44が設けられる。該操作杆44の後端は、前記球抜装置22の回動レバー22aと対向位置しており、操作ボタン43を前側から押動することによって、操作杆44の後端が後方へ移動して回動レバー22aをその付勢に抗して後方へ回動させる。これにより、整流部19における底面の一部が開放されて、皿部15に貯留された遊技球の球抜きが行なわれる。球抜きが終わった後に操作ボタン43から指を離せば、該操作ボタン43はその付勢により元の位置に復帰することになる。
本発明に係るパチンコ遊技機Pは上記構成からなり、次にその作用について説明する。例えば、操作パネル17の演出ボタン23が破損して新しいものと交換する場合は、透明板保持枠7を開放して該透明板保持枠7の裏側に手を差込む。そして、透明板保持枠7の裏面に設けられた各係止部材37を回動させ、両凹部42から両突部38を外し、図7(イ)(ロ)の実線に示すように各係止部材37を各係合孔41から抜くことができるように向きを一致させておく。この状態で、球皿カバー16をそのまま前側へ引けば、各係止部材37が各係止孔41から抜けて球皿カバー16が外せ、同時に操作パネル17も開放されて取り外せるようになる。そこで、操作パネル17から演出ボタン23を外して新しいものと交換する。
新しい演出ボタン23に交換した操作パネル17は、透明板保持枠7の下部前面に球皿カバー16を取り付けるときに、該透明板保持枠7と球皿カバー16との間で挟むようにして固定する。球皿カバー16を透明板保持枠7の下部前面に取り付けるには、まず、各係止部材37の凸部38を各支持突部33における取付面33aの凹部36に嵌合させておく。これによって、各係止部材37が、透明板保持枠7の各係止孔41にそのまま挿通し得る向きに配置され、かつ、ガタつくことなく保持される。
そして、透明板保持枠7の前面下部における所定位置に球皿カバー16を配置する。この状態では、各係止部材37と各係止孔41とが前後方向で一致することとなり、そのまま球皿カバー16を透明板保持枠7側へ押すことにより、図7実線に示すように各係止部材37が各係止孔41に挿通され、その後側に位置する。この際、支持突部33に設けられた座部33b,33bの取付面33aと透明板保持枠7の後面とがほぼ面一になるようになっている。これにより、支持突部33の凹部36と透明板保持枠7の後面の凹部42,42とが同一面内に位置することになり、回動する各係止部材37の凸部38が前記いずれの凹部36,42にも確実に嵌脱できるようになっている。また、球皿カバー16を取り付ける際には、前記操作パネル17も同時に取り付けるようにする。
更に、支持突部33の凹部36から凸部38を外した状態で、図7(イ)(ロ)二点鎖線に示すように係止部材37を透明板保持枠7の後面に沿って回動させ、凸部38を透明板保持枠7の後面の凹部42に嵌合させる。これにより、各係止部材37が、各係止孔41に十文字状に交差するように位置して固定され、球皿カバー16が透明板保持枠7の前面下部にワンタッチ式の操作により取り付けられることになる。係止部材37の位置は、凸部38と凹部36,42との嵌合によって決められるので、目で見ることなく手探りでもできることになり、パチンコホールといったパチンコ遊技機Pが列設される狭い場所でも、透明板保持枠7を大きく開けることなく保守作業ができ至便である。
このように、本発明に係るパチンコ遊技機Pでは、透明板保持枠7に開設された係止孔41に、その前側から係止部材37を挿通して回動するというワンタッチ式の簡単な操作により、上部球受皿12の球皿カバー16が透明板保持枠7の前面に取り付けまたは取り外しできるようになる。よって、上部球受皿12に組み込まれる演出ボタン23等の付属部品の保守作業が簡単になり、手間や多くの時間も掛からず、これら保守作業の作業性の向上が図られる。この場合、付属部品には、操作パネル17を始め該操作パネル17に備えられる球貸ボタン27,返却ボタン28,プリント配線板30が含まれる。
また、本発明に係るパチンコ遊技機Pにあっては、係止部材37の基端面と支持突部33の取付面33aに設けられた凸部38と凹部36が係合した状態では、係止部材37がしっかりと保持される。そして、球皿カバー16を透明板保持枠7の前面の取付部位に配置するとき、係止部材37が係止孔41と同じ向きを向くことから、該係止部材37が透明板保持枠7の係止孔41にそのまま挿通できるようになる。よって、球皿カバー16の取り付けが容易になるばかりか、透明板保持枠7の前面に球皿カバー16を取り付ける際に、係止部材37が透明板保持枠7の前面に当たって該係止部材37が破損するといった危険性もほとんどない。
本発明にあっては、係止部材37の基端板37cの外面37dに凸部38を設け、支持突部33の取付面33aと透明板保持枠7の後面とにそれぞれ凹部36,42を設けるようにした。これに対し、逆に、係止部材37の基端板37cの外面37dに凹部を設け、支持突部33の取付面33aと透明板保持枠7の後面とにそれぞれ凸部を設けるようにしても良い。また、扉体としての透明板保持枠4に上部球受皿12を取り付けるようにした構成を示したが、扉体は透明板保持枠4に限られるものではない。例えば、他の扉体として、透明板保持枠4の下方に位置し内枠3に設けられた前板5が有る。また、図示は省略するが、内枠3のほぼ前面全体を覆う透明板保持枠が有る。
本発明に係るパチンコ遊技機の外観斜視図。 後側から見た透明板保持枠の斜視図。 球皿カバーと操作パネルを分解して示す前から見た透明板保持枠の斜視図。 後側から見た球皿カバーの斜視図。 球皿カバーの平面図。 底面側から見た係止部材の斜視図。 (イ)は係止孔に係止部材を挿通した状態の背面図、(ロ)は同側面断面図。 球皿カバーを取り付け後側から見た透明板保持枠の斜視図。
符号の説明
3 内枠
7 扉体(透明板保持枠)
12 球受皿(上部球受皿)
15 皿部
16 球皿カバー
33 支持突部
33a 取付面
36 凹部
37 係止部材
37d 外面(基端面)
38 凸部
42 凹部
P パチンコ遊技機

Claims (1)

  1. 内枠の前面に開閉自在に設けられる扉体と該扉体の前面に装着される球受皿とを備え、前記球受皿は遊技球を貯留する皿部と該皿部の前面を覆う球皿カバーとを有すると共にこれらが分離可能に設けられ、前記球皿カバーの内周面に後端面を取付面とした支持突部を設けると共に該支持突部の取付面に該取付面と平行な面内で自在に回動する係止部材を軸着し、前記扉体には前記係止部材が挿通し得る係止孔を開設し、前記係止部材は前記係止孔に挿通され前記扉体の後側で回動したとき該係止孔の周縁から食み出るように形成され、前記扉体の前側から前記係止孔へ前記係止部材を挿通すると共に該扉体の後側で該係止部材を回動して該係止部材を該係止孔に係止させることにより、前記球皿カバーが前記扉体に着脱自在に取り付けられるようにし、
    前記係止部材の基端面と、前記基端面と対向位置する前記扉体の後面に、前記係止部材を回動させることにより互いに係脱自在に係合する凸部または凹部を設けてなり、前記扉体の後面に設けられた前記凸部または凹部は、前記係止孔に挿通して回動した前記係止部材が該係止孔と十文字状に交差する位置に設けられているパチンコ遊技機であって、
    前記係止部材の基端面の凸部または凹部と対向位置する前記支持突部の取付面に、前記係止部材を前記取付面と平行な面内で自在に回動させることにより前記係止部材の凸部または凹部と互いに係脱自在に係合する凸部または凹部を設け、
    前記支持突部の取付面に設けられた前記凸部または凹部前記係止部材の凸部または凹部と係合させて前記球皿カバーを前記扉体前面の取付部位に配置するとき、前記係止部材はその向きが前記扉体の係止孔の向きと一致し該係止孔にそのまま挿通できるように位置していることを特徴とするパチンコ遊技機。
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