JP4232825B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁を有するエンジンと、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバータを有する自動変速機とを搭載する車両の制御装置に関する。
近年では、一般的に、トルクコンバータを備えるタイプの自動変速機では、トルクコンバータに、その入力側(ポンプ側)と出力側(タービン側)とを直結させるためのロックアップクラッチを設けている。
このロックアップクラッチは、係合させることによりトルクコンバータの入力側(ポンプ側)と出力側(タービン側)とを直結する状態とされ、また、解放させることによりトルクコンバータの入力側と出力側とを切り離す状態とされるが、さらに、係合状態と解放状態との中間の半係合状態にすることによりトルクコンバータを滑らせるスリップ制御が行われることがある。
このスリップ制御は、所定の条件(例えば車速とアクセル開度とにより定められた条件)が成立したときに開始されるが、トルクコンバータのポンプ回転速度(エンジン回転速度に対応)とタービン回転速度との回転差に応じて、ロックアップクラッチの係合力が所定の状態になるようにフィードバック制御することによって、トルクコンバータの動力伝達状態を管理するようになっている。
このスリップ制御の利用例について簡単に説明する。
一般的に、車両が減速状態にあるときに、燃費向上を図るために、フューエルカットつまり燃料噴射弁による燃料供給を停止させるようにしている。このフューエルカットは、エンジン回転速度が所定の閾値以下まで低下すると解除される。
このような車両減速時において、トルクコンバータのロックアップクラッチを解放状態にしていると、トルクコンバータの出力側から入力側へのトルク(回転動力)伝達ロスがあってエンジンブレーキの効きが弱いので、従来、ロックアップクラッチを係合状態にして、車両減速時のエンジンブレーキの効きを強くするようにしていた。
この場合、車両減速に伴いフューエルカットを開始すると、エンジンブレーキの効きが強くなっている関係より、エンジン回転速度や車速が急激に低下することになって、比較的短時間でフューエルカット解除用の閾値に到達することになるために、燃費向上の効果が薄くなる。
これに対し、フューエルカット時間を延ばすために、フューエルカット解除用の閾値を可及的に低く設定すればよいのであるが、あまり低く設定し過ぎると、エンジンがストールしやすくなるので、好ましくない。
そこで、フューエルカット中に、エンジン回転速度の低下を緩やかにし、フューエルカット解除用の閾値とされるエンジン回転速度に低下するまでに要する時間を長くするために、ロックアップクラッチをスリップ制御することが提案されている(例えば特許文献1〜3参照。)。
本願出願人は、フューエルカット時間をさらに引き延ばすために、スリップ制御の実行中に、フューエルカット解除用の閾値より少し高く設定したエンジン回転速度(コーストダウン用の閾値)で自動変速機をダウンシフトさせるコーストダウン制御を行うことを提案している(例えば特許文献4,5参照。)。
但し、前記コーストダウン制御では、予め特定している下限の変速段からさらにダウンシフトする必要があると判定したときに、ダウンシフトを禁止してフューエルカットおよびスリップ制御を中止するようにしている。
このコーストダウン制御におけるダウンシフトの下限となる変速段は、エンジンブレーキの効きが強くなりすぎないように、比較的高速段を選定するようになっている。要するに、フューエルカットおよびスリップ制御を実行しているときには、コーストダウンを制限するようになっている。
このように、ロックアップクラッチのスリップ制御によるエンジン回転速度の低下を緩やかにすることに加えて、コーストダウン用の閾値をフューエルカット解除用の閾値より高く設定することでダウンシフト後もフューエルカットを解除させないようにしているから、フューエルカット時間を可及的に長くすることができて、燃費向上を図るうえで有利となる。
特開平6−174074号公報 特開平6−193491号公報 特開2005−9510号公報 特開2003−074695号公報 特開2000−154742号公報
上記従来例では、車両の減速時にフューエルカット時間を可及的に長期化させるようにしているものの、次のような点で改良の余地がある。
例えば車両が平坦路ではなく降坂路を走行している場合、降り勾配角が大きくなればなる程、前記車両減速時の減速度が小さくなるが、このような場合にはコーストダウンによって予め特定されている下限変速段に到達すると、フューエルカットおよびスリップ制御を中止することになるために、それ以降、燃料供給が再開されることに伴い減速感が無くなる現象が発生するとともに、燃費向上の機会が無くなることが懸念される。
なお、特許文献1〜3には、降坂路でフューエルカットおよびスリップ制御の実行中にエンジンブレーキを適度とするための技術が開示されているが、いずれにも、本発明の技術思想はみられない。
本発明は、燃料噴射弁を有するエンジンと、ロックアップクラッチ付のトルクコンバータを有する自動変速機とを搭載する車両の制御装置において、燃費性能を可及的に向上させるようにしながらも、適度な減速を可能として良好なドライバビリティを確保することを目的としている。
本発明は、燃料噴射弁を有するエンジンと、ロックアップクラッチ付のトルクコンバータを有する自動変速機とを搭載する車両の制御装置であって、車両減速時に前記燃料噴射弁による燃料供給を停止させて、フューエルカット後にエンジン回転速度が所定の閾値に低下するとフューエルカットを解除して前記燃料噴射弁による燃料供給を再開させるフューエルカット管理手段と、前記フューエルカットを実行したときに前記ロックアップクラッチをスリップ制御してエンジン回転速度の低下を緩やかにする第1フューエルカット長期化手段と、前記フューエルカットおよびスリップ制御の実行中にエンジン回転速度が、前記フューエルカット解除用の閾値よりも所定量だけ高く設定されたコーストダウン用の閾値にまで低下したときに、車両走行路が、仮にダウンシフトした場合にエンジンを被駆動状態にすることが可能な降り勾配であるか否かを判定し、可能であればダウンシフトを許可する第2フューエルカット長期化手段とを含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、平坦路に比べて減速度が小さくなる降坂路を走行中に車両を減速する際、降り勾配角が大きいほど、コーストダウンつまりエンジン回転速度の低下に伴うダウンシフトを低速段まで制限されずに行うことが可能になる。
この場合、降坂路ゆえに平坦路と異なり、低速段までダウンシフトしても、エンジンブレーキが効きすぎることがなく、しかも、エンジン回転速度の低下速度が速くならずに済んで、フューエルカットが解除されるまでの時間が引き延ばされることになる。
したがって、従来例のようにエンジンブレーキの効きが弱すぎてブレーキ操作が必要になるといったことがなく、また、エンジンブレーキが効きすぎてノーダダイブするといった現象の発生も回避できて、適度な減速力を確保できるようになり、しかも、フューエルカット時間が可及的に長期化されるようになる。
好ましくは、前記第2フューエルカット長期化手段は、前記判定結果が不可能であれば、ダウンシフトを禁止するとともに、前記フューエルカットおよびスリップ制御を中止する。
この構成によれば、比較的降り勾配が小さい場合に、ダウンシフトを禁止するとともに、前記フューエルカットおよびスリップ制御を中止するようになるから、エンジンブレーキを必要以上に効かせることを回避して、次に加速する必要が生じてもレスポンスよく対応できるようにスタンバイできるようになる。
コーストダウンの下限の変速段を、車両走行状態に応じて変更したり、固定したりすることが可能になっている。これにより、従来例のように下限の変速段を一義的に固定する場合に比べて、車両走行状態に応じてフューエルカット時間の長期化と良好な減速感とを両立するうえで有利となる。
本発明によれば、車両減速時におけるフューエルカット時間を可及的に長期化して燃費性能を可及的に向上することが可能になるうえ、適度な減速を可能として良好なドライバビリティを確保することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1から図8に本発明の一実施形態を示している。
まず、本発明の特徴部分の説明に先立ち、本発明の特徴を適用する対象となる概要について説明する。
図1は、本発明の対象となる車両のパワートレーンを示す概略構成図、図2は、図1の自動変速機の一例を示すスケルトン図、図3は、図1および図2の変速機構部を模式的に示す斜視図である。
図中、1はエンジン、2は自動変速機、3はエンジン制御装置、4はトランスミッション制御装置である。
エンジン1は、外部から吸入する空気と燃料噴射弁5から噴射される燃料とを適宜の比率で混合した混合気を燃焼させることにより、回転動力を発生するものである。この燃料噴射弁5は、エンジン制御装置3により制御される。
自動変速機2は、主として、トルクコンバータ20、変速機構部30、油圧制御装置40、オイルポンプ60を含んで構成されており、前進8段、後進1段の変速が可能になっている。
トルクコンバータ20は、エンジン1に回転連結されるもので、ポンプインペラ21、タービンランナ22、ステータ23、ワンウェイクラッチ24、ステータシャフト25、ロックアップクラッチ26を含む。
ワンウェイクラッチ24は、ステータ23を変速機構部30の自動変速機2のケース2aに一方向の回転のみ許容して支承するものである。ステータシャフト25は、ワンウェイクラッチ24のインナレースを自動変速機のケースに固定するものである。
ロックアップクラッチ26は、トルクコンバータ20のポンプインペラ21とタービンランナ22とを直結可能とするものであり、必要に応じて、ポンプインペラ21(入力側)とタービンランナ22(出力側)とを直結する係合状態と、ポンプインペラ21とタービンランナ22とを切り離す解放状態と、係合状態と解放状態との中間の半係合状態とにされる。
このロックアップクラッチ26の係合力制御は、ロックアップコントロールバルブ27でポンプインペラ21(入力側)とタービンランナ22(出力側)とに対する作動油圧をコントロールすることによって行われる。
変速機構部30は、トルクコンバータ20から入力軸9に入力される回転動力を変速して出力軸10に出力するもので、図2および図3に示すように、フロントプラネタリ31と、リアプラネタリ32と、中間ドラム33と、第1〜第4クラッチC1〜C4と、第1,第2ブレーキB1,B2とを含む構成である。
フロントプラネタリ31は、ダブルピニオンタイプと呼ばれる歯車式遊星機構とされており、第1サンギアS1と、第1リングギアR1と、複数個のインナーピニオンギアP1と、複数個のアウターピニオンギアP2と、第1キャリアCA1とを含む構成である。
なお、第1サンギアS1は、自動変速機2のケース2aに固定されて回転不可能とされ、第1リングギアR1は、中間ドラム33に第3クラッチC3を介して一体回転可能な状態または相対回転可能な状態に支持され、第1リングギアR1の内径側に第1サンギアS1が同心状に挿入されている。
複数個のインナーピニオンギアP1および複数個のアウターピニオンギアP2は、第1サンギアS1と第1リングギアR1との対向環状空間の円周数ヶ所に介装されており、複数個のインナーピニオンギアP1は第1サンギアS1に噛合され、また、複数個のアウターピニオンギアP2はインナーピニオンギアP1と第1リングギアR1とに噛合されている。
第1キャリアCA1は、両ピニオンギアP1,P2を回転可能に支持するもので、この第1キャリアCA1の中心軸部が入力軸9に一体的に連結され、第1キャリアCA1において両ピニオンギアP1,P2を支持する各支持軸部が第4クラッチC4を介して中間ドラム33に一体回転可能な状態または相対回転可能な状態に支持されている。
また、中間ドラム33は、第1リングギアR1の外径側に回転可能に配置されており、第1ブレーキB1を介して自動変速機2のケース2aに回転不可能な状態または相対回転可能な状態に支持されている。
リアプラネタリ32は、ラビニオタイプと呼ばれる歯車式遊星機構とされており、大径の第2サンギアS2と、小径の第3サンギアS3と、第2リングギアR2と、複数個のショートピニオンギアP3と、複数個のロングピニオンギアP4と、第2キャリアCA2とを含む構成である。
なお、第2サンギアS2は、中間ドラム33に連結され、第3サンギアS3は、第1クラッチC1を介してフロントプラネタリ31の第1リングギアR1に一体回転可能または相対回転可能に連結され、第2リングギアR2は、出力軸10に一体に連結されている。
また、複数個のショートピニオンギアP3は、第3サンギアS3に噛合され、複数個のロングピニオンギアP4は、第2サンギアS2および第2リングギアR2に噛合するとともにショートピニオンギアP3を介して第3サンギアS3に噛合されている。
さらに、第2キャリヤCA2は、複数個のショートピニオンギアP3および複数個のロングピニオンギアP4を回転可能に支持するもので、その中心軸部が第2クラッチC2を介して入力軸9に連結され、この第2キャリアCA2において各ピニオンギアP3,P4を支持する各支持軸部が、第2ブレーキB2およびワンウェイクラッチF1を介して自動変速機2のケース2aに支持されている。
そして、第1〜第4クラッチC1〜C4および第1,第2ブレーキB1,B2は、オイルの粘性を利用した湿式多板摩擦係合装置とされている。
第1クラッチC1は、リアプラネタリ32の第3サンギアS3をフロントプラネタリ31の第1リングギアR1に対して一体回転可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
第2クラッチC2は、リアプラネタリ32の第2キャリヤCA2を入力軸9に対して一体回転可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
第3クラッチC3は、フロントプラネタリ31の第1リングギアR1を中間ドラム33に対して一体回転可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
第4クラッチC4は、フロントプラネタリ31の第1キャリアCA1を中間ドラム33に対して一体回転可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
第1ブレーキB1は、中間ドラム33を自動変速機2のケース2aに対して一体化して回転不可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
第2ブレーキB2は、リアプラネタリ32の第2キャリアCA2を自動変速機2のケース2aに対して一体化して回転不可能な係合状態または相対回転可能な解放状態とするものである。
ワンウェイクラッチF1は、リアプラネタリ32の第2キャリアCA2の一方向のみの回転を許容するものである。
油圧制御装置40は、変速機構部30の変速動作を制御するもので、図4に示すように、主として、圧力制御弁41、マニュアルバルブ42、複数のリニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1、B2コントロールバルブ44、フェールセーフバルブとしてのカットオフバルブ45,46,47、切換弁48,49等を含む構成になっている。
圧力制御弁41は、オイルポンプ60からの油圧を所定のライン圧に制御してマニュアルバルブ42のポートPLに供給するものである。
マニュアルバルブ42は、運転者によるシフトレバーの操作に対応したニュートラルレンジN、前進走行レンジDまたは後進走行レンジRを確保するために、適宜、ポートDからリニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1に、またポートRからB2コントロールバルブ44にそれぞれ作動油圧を供給するものである。
複数のリニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1は、変速機構部30における第1〜第4クラッチC1〜C4ならびに第1ブレーキB1を個別に駆動するもので、その基本構成は公知の構成とされるので、ここでは詳細な図示や説明を割愛する。
なお、リニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1の符号の意味は、それぞれ対応する各油圧式係合要素(第1〜第4クラッチC1〜C4ならびに第1ブレーキB1)を示す参照符号をSLの後に付加して表示している。
この各リニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1のソレノイド(符号省略)が、トランスミッション制御装置4から供給される制御信号(制御電流)に応じて作動して、図示していない弁体を圧縮バネのバネ力とバランスする位置まで移動させ、必要なポートを開閉、または開度を増減調整する。
B2コントロールバルブ44は、第2ブレーキB2を駆動するものである。
第1のカットオフバルブ45は、第1クラッチC1とリニアソレノイドバルブSLC1との間に介装されており、二つの入力ポートに共に油圧が供給されたときにリニアソレノイドバルブSLC1から出力ポートを経由して第1クラッチC1へ供給する油圧を遮断して、ドレンポートから自動変速機2のケース2a内に排出するフェールセーフバルブとして構成されている。
第2のカットオフバルブ46は、第4クラッチC4とリニアソレノイドバルブSLC4との間に介装されており、単一の入力ポートにリニアソレノイドバルブSLC3から油圧が供給されたときにリニアソレノイドバルブSLC4から出力ポートを経由して第4クラッチC4へ供給する油圧を遮断して、ドレンポートから自動変速機2のケース2a内に排出するフェールセーフバルブとして構成されている。
第3のカットオフバルブ47は、第1ブレーキB1とリニアソレノイドバルブSLB1との間に介装されており、二つの入力ポートのいずれか一方にリニアソレノイドバルブSLC3またはSLC4から油圧が供給されたときにリニアソレノイドバルブSLB1から出力ポートを経由して第1ブレーキB1へ供給する油圧を遮断して、ドレンポートから自動変速機2のケース2a内に排出するフェールセーフバルブとして構成されている。
切換弁48,49は、リニアソレノイドバルブSLB1と第1カットオフバルブ45の一方入力ポートとの間に直列に配置されている。
第1切換弁48の二つの入力ポートには、リニアソレノイドバルブSLB1の油圧配管とリニアソレノイドバルブSLC4の油圧配管とが並列に接続されている。また、第2切換弁49の二つの入力ポートには、第1切換弁48の出力配管とリニアソレノイドバルブSLC3の油圧配管とが並列に接続されている。これら第1、第2切換弁48,49は、そのいずれか一方の入力ポートに油圧が供給されたときに、当該供給された油圧を出力ポートから出力するものである。
エンジン制御装置3およびトランスミッション制御装置4は、一般的に公知のECU(Electronic Control Unit)とされ、共に略同様のハードウエア構成になっている。この実施形態では、トランスミッション制御装置4の具体構成を、図5に示して以下で説明する。
トランスミッション制御装置4は、油圧制御装置40を制御することにより変速機構部30における適宜の変速段つまり動力伝達経路を成立させるものである。
つまり、トランスミッション制御装置4は、図5に示すように、中央処理装置(CPU)51と、読出し専用メモリ(ROM)52と、ランダムアクセスメモリ(RAM)53と、バックアップRAM54と、入力インタフェース55と、出力インタフェース56とを双方向性バス57によって相互に接続した構成になっている。
CPU51は、ROM52に記憶された各種制御プログラムや制御マップに基づいて演算処理を実行する。ROM52には、変速機構部30の変速動作を制御するための各種制御プログラムが記憶されている。RAM53は、CPU51での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリである。バックアップRAM54は、各種の保存すべきデータを記憶する不揮発性のメモリである。
入力インタフェース55には、少なくとも、エンジン回転速度センサ91、入力軸回転数センサ92、出力軸回転数センサ93、レンジ位置センサ94、アクセル開度センサ95、Gセンサ96等が接続されている。また、出力インタフェース56には、少なくとも、油圧制御装置40の構成要素(圧力制御弁41、マニュアルバルブ42、リニアソレノイドバルブSLC1,SLC2,SLC3,SLC4,SLB1、B2コントロールバルブ44)や、ロックアップクラッチ26の油圧制御用のロックアップコントロールバルブ27が接続されている。
なお、エンジン回転速度センサ91は、エンジン1の回転が伝達されるトルクコンバータ20のポンプインペラ21の回転速度をエンジン回転速度として検出するものである。入力軸回転数センサ92は、入力軸9の回転数を検出するものである。出力軸回転数センサ93は、出力軸10の回転数を検出するものである。レンジ位置センサ94は、マニュアルバルブ42がドライブレンジD、ニュートラルレンジNにシフトされているときに検出信号を送出するものである。アクセル開度センサ95は、アクセルペダルの踏み込み量を検出するものである。Gセンサ96は、車両の前後左右の加速度を検出するものである。
なお、トランスミッション制御装置4は、エンジン制御装置3との間で送受信可能に接続されており、必要に応じてエンジン制御装置3からエンジン制御に関するいろいろな情報を取得するようになっている。
ここで、上述した変速機構部30における各変速段を成立させる条件について、図6および図7に示している。
図6は、第1〜第4クラッチC1〜C4、第1,第2ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチF1における係合状態または解放状態と各変速段との関係を示す係合表である。この係合表において、○印は「係合状態」、×印は「解放状態」、◎印は「エンジンブレーキ時に係合状態」、△印は「駆動時のみ係合状態」を示す。
図7は、第1〜第4クラッチC1〜C4、第1,第2ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチF1の係合により成立される変速段(第1速段〜第8速段、後進段)と、そのときの前後二つのプラネタリ31,32における各構成要素の回転数比との関係を示す速度線図である。
この図7において、各縦軸方向は二つのプラネタリ31,32における各構成要素の速度比であり、各縦軸の間隔は、各要素のギア比に応じて設定される。また、第1〜第4クラッチC1〜C4、第1,第2ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチF1が係合される点に、C1〜C4、B1、B2、F1を記入している。
さらに、図7に記載している入力1〜入力4とは、入力軸9からの回転動力の入力位置を示し、また、図7に記載している出力とは、出力軸10に出力させる回転動力の出力位置を示している。
次に、本発明の特徴を適用した部分について、図8を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、ドライブレンジDで走行している車両の減速に伴いフューエルカットおよびロックアップクラッチ26のスリップ制御を行っている状況において、コーストダウンが必要になったときに、車両の走行路が所定以上の降り勾配であるときのみ、予め特定される下限の変速段に関係なく、ダウンシフトを許可し、フューエルカットならびにスリップ制御を継続させるように工夫している。
なお、前記下限の変速段については、実験等によって経験的に特定されるが、例えば各変速段毎に平坦路で車両減速してフューエルカットおよびスリップ制御を行い、そのときの減速度を調べることによって決定される。
この実施形態のように自動変速機2を前進8段変速としている場合であれば、前記下限の変速段を、例えば第5速段(5th)とすることができるが、変速可能な段数や各変速段の変速比等に応じて任意とすることができる。
以下、具体的に、本発明の特徴を適用したトランスミッション制御装置4による処理について、図8に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
図8に示すフローチャートは、フューエルカットおよびスリップ制御に関するサブルーチンであり、フューエルカットおよびスリップ制御を、例えば上述した下限の変速段(例えば第5速段)においてのみ実行する際に、エントリーされる。
なお、例えばアクセルペダルの開度つまりアクセル開度を全閉状態にして車両を減速させたときに、フューエルカットを実行するとともに、それに伴いロックアップクラッチ26をスリップ制御するための処理については、従来例で提示した特許文献4等に開示されているように公知であるので、ここでの詳細な説明は割愛する。
なお、前記フューエルカットの実行や解除は、トランスミッション制御装置4からエンジン制御装置3に指令を送信することで、エンジン制御装置3によって処理するようになっている。したがって、エンジン制御装置3およびトランスミッション制御装置4が本発明の請求項に記載のフューエルカット管理手段として機能する。また、上記フューエルカット中のスリップ制御は、トランスミッション制御装置4が処理するので、このトランスミッション制御装置4が本発明の請求項に記載の第1フューエルカット長期化手段として機能する。
さらに、以下で説明する図8のフローチャートの各ステップによる処理が、本発明の請求項に記載の第2フューエルカット長期化手段に相当している。したがって、図8のフローチャートを管理するトランスミッション制御装置4が、本発明の請求項に記載の第2フューエルカット長期化手段としても機能するのである。これらのことから、本発明に係る車両の制御装置は、エンジン制御装置3とトランスミッション制御装置4との両方を含んで構成されている。
すなわち、図8のフローチャートにエントリーされると、ステップS1において、Gセンサ96からの出力に基づき現在の車両の減速度Gを検出し、この検出した減速度Gが所定の規定値G0未満か否かを判定する。
このステップS1では、要するに、車両の走行路が、平坦路(僅かな降り勾配も含む)や登坂路であるのか、あるいは所定以上の勾配を有する降坂路であるのかを判定しているのである。そのために、前記規定値G0については、予め実験により前記エントリー時と同一条件で平坦路を走行しているときの減速度を調べることによって得た経験値に、僅かな勾配角θの降坂路も含ませるように適宜のマージンを加算した値とする。
ここで、前記ステップS1で否定判定した場合には、平坦路(僅かな降り勾配も含む)や登坂路であると認識して、下記ステップS2〜S4に移行するが、前記ステップS1で肯定判定した場合には、所定以上大きな勾配角θの降坂路であると認識して、下記ステップS5〜S8に移行する。
先に、前記ステップS2〜S4の流れを説明する。ステップS2では、前記ステップS1においてGセンサ96で検出した減速度Gが、所定の規定範囲内か否かを判定する。このステップS2では、要するに、平坦路(僅かな降り勾配も含む)であるのか、あるいは登坂路であるのかを調べているのである。前記規定範囲は、前記事項を考慮した実験によって得た経験値に設定される。
ここで、減速度Gが規定範囲内の場合には、平坦路(僅かな降り勾配も含む)であると認識されるので、前記ステップS2で肯定判定して、ステップS3に移行する。
このステップS3では、フューエルカットおよびスリップ制御を継続することを決定し、このフローチャートを抜けて、フューエルカットおよびスリップ制御に関するメインルーチンに戻って、フューエルカットおよびスリップ制御を継続させるように対処する。
しかし、減速度Gが規定範囲外の場合には、登坂路であると認識されるので、前記ステップS2で否定判定して、ステップS4に移行する。
このステップS4では、フューエルカットおよびスリップ制御を継続しないことを決定し、このフローチャートを抜けて、フューエルカットおよびスリップ制御に関するメインルーチンに戻って、フューエルカットおよびスリップ制御を中止させるように対処する。
次に、前記ステップS5〜S8の流れを説明する。ステップS5では、現在走行している降坂路の勾配角θを推定するとともに、その推定結果を例えばRAM53に保存する。
この勾配角θの推定は、例えば前記ステップS1においてGセンサ96で検出した減速度Gを、減速度と降り勾配とを関係付けた基準マップに照合する手法等によって行うことが可能である。この基準マップは、前記事項を考慮した実験を行うことによって作成される。
この後、続くステップS6において、コーストダウンが必要か否かを判定する。このステップS6では、要するに、現在のエンジン回転速度がコーストダウン用の閾値Xにまで低下したか否かを判定する。
このコーストダウン用の閾値Xは、フューエルカット解除用の閾値(エンジン回転速度)よりも高く設定されるが、任意である。このフューエルカット解除用の閾値は、エンジン1がストールしない程度のエンジン回転速度に設定される。
ここで、コーストダウン用の閾値Xにまで低下していない場合、前記ステップS6で否定判定して、前記ステップS1に戻るが、コーストダウン用の閾値Xにまで低下した場合、前記ステップS6で肯定判定して、続くステップS7に移行する。
このステップS7では、前記ステップS5において保存した勾配角θを読み出し、この読み出した勾配角θが、所定の規定値Y以上であるか否かを判定する。このステップS7では、要するに、仮にダウンシフトした場合にエンジン1を被駆動状態にすることが可能な降り勾配であるか否かを判定しているのである。前記規定値Yは、前記事項を考慮した実験によって得た経験値に設定される。
なお、エンジン1の被駆動状態とは、当業者において一般的に知られているように、車輪の回転動力でエンジン1が駆動されるような、エンジンブレーキが効く状態のことである。
ここで、勾配角θが規定値Y未満の場合、つまり比較的小さい降り勾配の場合、前記ステップS7で否定判定して、ダウンシフトを禁止するとともに、このフローチャートを抜けて、フューエルカットおよびスリップ制御に関するメインルーチンに戻ってフューエルカットおよびスリップ制御を中止させるように対処する。
この対処により、エンジンブレーキを必要以上に効かせることを回避して、次に加速する必要が生じてもレスポンスよく対応できるようにスタンバイできるようになる。
一方、勾配角θが規定値Y以上の場合、つまり所定以上大きい降り勾配の場合、前記ステップS7で肯定判定して、続くステップS8において、現在選択されている変速段からダウンシフトさせるよう油圧制御装置40を駆動する。これにより、適度なエンジンブレーキが継続的に確保できるようになるとともに、フューエルカットが延長されるようになる。
この後、前記ステップS1に戻り、上述した処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明の特徴を適用した実施形態によれば、フューエルカットおよびスリップ制御の実行中においてコーストダウンを行う必要があると判定したときに、走行路が比較的大きな降坂路(所定以上の降り勾配)であればコーストダウンを許可してフューエルカットおよびスリップ制御を継続させるようにする一方で、比較的小さな降坂路(所定未満の降り勾配)であればコーストダウンを禁止してフューエルカットおよびスリップ制御を終了させるようにしている。
これにより、前記比較的大きな降坂路の場合、フューエルカットおよびスリップ制御を下限の変速段よりも低い変速段までダウンシフトするから、適度なエンジンブレーキ(減速力)を継続的に確保しながら、フューエルカットを可及的に長期にわたって延長させることが可能になる。したがって、燃費性能を改善することが可能になるとともに、適度な減速を可能として良好なドライバビリティを確保することが可能になる。
しかも、比較的小さな降坂路の場合、エンジンブレーキを必要以上に効かせることを回避して、次に加速する必要が生じてもレスポンスよく対応できるようにスタンバイできるようになる。
ところで、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではなく、いろいろな応用や変形が考えられる。
上記実施形態では、変速機構部30について、少なくとも二つの歯車式遊星機構とした例を挙げているが、その他の複数の歯車を用いる歯車機構やベルト式無段変速機等に変更できる。また、変速機構部30を前進8段、後進1段に設定した例を挙げているが、変速可能な段数については特に限定されない。
本発明の使用対象となる車両のパワートレーンを示す概略構成図である。 図1の自動変速機のスケルトン図である。 図2の自動変速機の変速機構部を模式的に示す斜視図である。 図1の自動変速機の油圧制御装置の構成を示す図である。 図1のトランスミッション制御装置の構成を示す図である。 図2の変速機構部における各クラッチおよび各ブレーキの変速段毎の係合表である。 図2の両プラネタリにおける各構成要素の回転数比を変速段毎に示す速度線図である。 本発明の特徴を適用した実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 エンジン制御装置
4 トランスミッション制御装置
5 燃料噴射弁
9 入力軸
10 出力軸
20 トルクコンバータ
26 ロックアップクラッチ
27 ロックアップコントロールバルブ
30 変速機構部
40 油圧制御装置
91 エンジン回転速度センサ
92 入力軸回転数センサ
93 出力軸回転数センサ
94 レンジ位置センサ
95 アクセル開度センサ
96 Gセンサ

Claims (2)

  1. 燃料噴射弁を有するエンジンと、ロックアップクラッチ付のトルクコンバータを有する自動変速機とを搭載する車両の制御装置であって、
    車両減速時に前記燃料噴射弁による燃料供給を停止させて、フューエルカット後にエンジン回転速度が所定の閾値に低下するとフューエルカットを解除して前記燃料噴射弁による燃料供給を再開させるフューエルカット管理手段と、
    前記フューエルカットを実行したときに前記ロックアップクラッチをスリップ制御してエンジン回転速度の低下を緩やかにする第1フューエルカット長期化手段と、
    前記フューエルカットおよびスリップ制御の実行中にエンジン回転速度が、前記フューエルカット解除用の閾値よりも所定量だけ高く設定されたコーストダウン用の閾値にまで低下したときに、車両走行路が、仮にダウンシフトした場合にエンジンを被駆動状態にすることが可能な降り勾配であるか否かを判定し、可能であればダウンシフトを許可する第2フューエルカット長期化手段とを含む、ことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第2フューエルカット長期化手段は、前記判定結果が不可能であれば、ダウンシフトを禁止するとともに、前記フューエルカットおよびスリップ制御を中止する、ことを特徴とする車両の制御装置。
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