JP4230028B2 - 船外機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、船外機は、船体に固定されたブラケットで推進ユニットが上下回動可能に支持されて、この推進ユニットの上内部に配置されたエンジンからほぼ垂直下方に延在するドライブシャフト下端のピニオンと、推進ユニットの下後部に配置されたプロペラからほぼ水平前方に延在するプロペラシャフト前端のべベルギヤ(ドリブンギヤ)とが噛合されて、エンジンからドライブシャフト、ピニオン、べベルギヤ、プロペラシャフトを介してプロペラを回転させるようになっている。
【0003】
上記のような船外機において、4馬力程度のものでは、25Km/h程度でプロペラ効率がピークとなるように設定されている。
【0004】
ところで、外国の一部では、木造船に船外機を取付けて、10Km/h程度で航走するという使い方を日常的にするところがある。このような場合、船外機は、一般にプレーニング艇用に設計されているため、10Km/h程度ではプロペラ効率が悪くて、充分な推進力が得られない。そこで、上記べベルギヤを、ピニオンに対して減速率が大きくなるように(例えば従来の2:1から6:1)大径に形成するとともにプロペラも大径に形成して、プロペラをゆっくりと回転させることにより、低速航走時のプロペラ効率を向上させるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この大径のべベルギヤを収納する推進ユニットのロアケーシングのべベルギヤ収納部は、プロペラのボス部に対して極端に大径となるので、このべベルギヤ収納部の後端開口を閉じるとともにプロペラシャフトを支持するキャップの後端とプロペラのボス部との間に大きな段差が生じて渦が発生しやすくなり、プロペラに水が流れにくくなって、プロペラの推進力が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、ロアケーシングのべベルギヤ収納部が大径となっても、プロペラの推進力が低下しないようにした船外機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、船体に固定されたブラケットで推進ユニットが上下回動可能に支持されて、この推進ユニットの上内部に配置されたエンジンからほぼ垂直下方に延在するドライブシャフト下端のピニオンと、推進ユニットの下後部に配置されたプロペラからほぼ水平前方に延在するプロペラシャフト前端のべベルギヤとが噛合されてなる船外機において、上記べベルギヤは、ピニオンに対して減速率が大きくなるように大径に形成されて、この大径のべベルギヤを収納する推進ユニットのロアケーシングのべベルギヤ収納部の後端開口を閉じるとともにプロペラシャフトを支持するキャップは、後端開口の周縁部に複数本のボルトで固定され、この後端開口の付近からプロペラのボス部の付近に向かって、キャップの外周面がほぼ逆円錐状に形成されて、このキャップの後端部の外径とプロペラのボス部の外径とがほぼ同径となって、キャップの外周面とボス部の外周面とが滑らかに連なることを特徴とする船外機を提供するものである。
【0008】
本発明によれば、推進ユニットのプロペラシャフトのべベルギヤを、ドライブシャフトのピニオンに対して減速率が大きくなるように大径に形成し、この大径のべベルギヤを収納する推進ユニットのロアケーシングのべベルギヤ収納部の後端開口を閉じるキャップを、後端開口の付近からプロペラのボス部の付近に向かって、キャップの外周面をほぼ逆円錐状に形成して、このキャップの後端部の外径とプロペラのボス部の外径とをほぼ同径とし、キャップの外周面とボス部の外周面とが滑らかに連なるようにすることにより、べベルギヤ収納部がプロペラのボス部に対して極端に大径となっても、キャップの後端とプロペラのボス部との間に大きな段差が生じることなくほぼ逆円錐状で連続するので渦が発生しにくくなり、プロペラに水が流れやすくなって、プロペラの推進力が低下しなくなる。
【0009】
請求項2のように、上記キャップ内には、前進用と後進用のいずれか一方のべベルギヤの軸部がベアリングで支持され、上記ロアケーシング内には、他方のべベルギヤの軸部がベアリングで支持されて、クラッチの切り替えでいずれか一方のべベルギヤでプロペラシャフトを駆動するようになっており、上記各べベルギヤの少なくとも軸部には肉抜き部が形成されている構成とすれば、各べベルギヤが大径になるに伴ってこの軸部を支持するベアリングも大径になることから、少なくとも軸部に肉抜き部を形成することにより、各べベルギヤを軽量化できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は船外機1の側面図、図2は船外機1の正面図、図3は船外機1の平面図である。
【0011】
小型船舶の船体1の船尾部には、通常はトランサムボードがあって、このトランサムボードに船外機2のクランプブラケットを上方から挟み込んで固定するものであるが、本実施形態の船体1は、トランサムボードである船尾板1aはあるが、この船尾板1aの上部は蓋1bで覆われていて、トランサムボードとして使用できないタイプの小型船舶である。なお、後述する船外機2の推進ユニット3自体の構造は、トランサムボードに船外機2のクランプブラケットを上方から挟み込んで固定するタイプの小型船舶にも適用することができる。
【0012】
本実施形態の船体1においては、従来のクランプブラケットに代えて、逆L字状のブラケット4を用いる。このブラケット4は、図4に平面図、図5に側面断面図、図6に正面図を示すように、上記蓋1bの上面に当てがわれる水平部4aと船尾板1aの後面に当てがわれる垂直部4bとで構成されて、水平部4aは5個のボルト用穴4cで蓋1bにボルト固定されると共に、垂直部4bは3個のボルト用穴4dで船尾板1aにボルト固定される。
【0013】
この水平部4aの上面と垂直部4bの後面とにまたがって左右一対の円弧状立ち上がり部4eが形成され、この各立ち上がり部4eの間に上記推進ユニット3のスイベル3aが嵌め合わされて、各立ち上がり部4eの貫通穴とスイベル3aの貫通穴とにピン状の水平軸5を貫通させることにより、ブラケット4で推進ユニット3が上下回動可能に支持されるようになる。
【0014】
上記水平軸5には、図2に示すように、一端部にU字状に折り曲げた取っ手部5aを一体形成すると共に、他端部に自重で下方に立下り可能な爪5bをピン結合して、取っ手部5aを外方(図2の矢印a参照)に力を込めて引っ張ることにより、各立ち上がり部4eの貫通穴とスイベル3aの貫通穴とから水平軸5を引き抜いて、船体1にボルト固定されたブラケット4から推進ユニット3のみを簡単に取り外して倉庫などに持ち運びできるようになる。
【0015】
また、上記ブラケット4には、図5に示すように、各立ち上がり部4eの内面にL字状の凹部4fが形成され、この凹部4fは、推進ユニット3を約70度程度までチルトさせた時に(二点鎖線参照c)、スイベル3aの先端を当て止めるストッパーになると共に、取り外した推進ユニット3を再びブラケット4に取り付ける時に、上記チルト状態でスイベル3aの先端を当て止めると、各立ち上がり部4eの貫通穴とスイベル3aの貫通穴とを一致させる位置決めも兼ねている。
【0016】
そして、この位置決め状態で上記爪5bを水平軸5の方向に揺動させて、一方の立ち上がり部4eの貫通穴とスイベル3aの貫通穴とに、爪5bから水平軸5を内方(図2の矢印b参照)に貫通させると、他方の立ち上がり部4eの貫通穴から抜けでた爪5bが自重で下方に立下って、水平軸5が外方へ不用意に抜け落ちないよう保持するようになる。このようにして、船体1にボルト固定されたブラケット4に推進ユニット3を簡単に取り付けることができる。
【0017】
図7は、図1のA側に相当する推進ユニット3のほぼ上半分の側面断面図、図8は、図1のB側に相当する推進ユニット3のほぼ下半分の側面断面図である。
【0018】
上記推進ユニット3は、アッパーケーシング8Aと、このアッパーケーシング8Aから下方に延在するロアケーシング8Bとを備え、アッパーケーシング8A内にはエンジン9等が収納されると共に、左側面には前方に突出するバー状の操舵ハンドル10が取付けられ、右側面には、推進力を前進、中立、後進に切り替えるシフトレバー11(図3参照)が取付けられている。
【0019】
上記アッパーケーシング8A内のエンジン9で駆動されるドライブシャフト15は、ロアケーシング8B内をほぼ垂直下方に延在して、ロアケーシング8Bの下部に形成されたべベルギヤ収納部8aの上部に位置するドライブシャフト15の下端には、ピニオン(小径のべベルギヤ)16が固定されている。
【0020】
上記べベルギヤ収納部8a内は、上記ピニオン16に対して減速率が大きくなる(例えば1:6)ように設定した大径のべベルギヤ19A,19Bを収納するために大径に形成されている。
【0021】
このべベルギヤ収納部8aの後端開口8cはキャップ20で水密に閉じらられて、このキャップ20は、後端開口8cの周縁部に複数本のボルト21で固定される。
【0022】
このキャップ20の中心穴20aにはプロペラシャフト22が前後方向に貫通され、このプロペラシャフト22の中間部は小径のベアリング23を介して中心穴20aで支持されると共に、この中心穴20aにはプロペラシャフト22との間を水密にシールするシール材24が介設されている。
【0023】
上記キャップ20の中心穴20aからほぼ水平後方に延在するプロペラシャフト22の後端側には、大径に設定されたプロペラ25のボス部25aが嵌合されて、ボルト26により一体的に固定されている。このプロペラ25の上方には、プロペラ25の外周に近接するようにロアケーシング8Bから後方に突出するキャビティーションプレート8dが形成されている。なお、ロアケーシング8Bの後部には排気通路8hが形成されると共に、キャビティーションプレート8dの後端下部に位置して排気通路8hの出口8iが形成されている。
【0024】
そして、上記キャップ20は、ロアケーシング8Bのべベルギヤ収納部8aの後端開口8cの付近からプロペラ25のボス部25aの付近に向かって、ほぼ逆円錐状(後窄まりのコーン状)に形成されていて、このキャップ20の後端部の外径D1とプロペラ25のボス部25aの外径D2とをほぼ同径とし、キャップ20の外周面とボス部25aの外周面とが滑らかに連なるようにしている。
【0025】
上記キャップ20の中心穴20aからほぼ水平前方に延在するプロペラシャフト22の前端側は、上記べベルギヤ収納部8a内に収納される大径のべベルギヤ19A,19Bの中心穴にそれぞれ嵌合されて、このべベルギヤ19A,19Bの内、前進用べベルギヤ19Aは、その軸部19aが大径のベアリング18Aを介してべベルギヤ収納部8a内の凹部8eで支持されると共に、後進用べベルギヤ19Bは、その軸部19bが大径のベアリング18Bを介してキャップ20内の凹部20bで支持されている。
【0026】
この各べベルギヤ19A,19Bは、その上部が上記ピニオン16に同時に噛合して、このピニオン16の回転により、同時に逆回りに回転されるようになる。即ち、前進用べベルギヤ19Aは、プロペラ25を前進方向に回転させるように正回転され、後進用べベルギヤ19Bはプロペラ25を後進方向に回転させるように逆回転される。上記各べベルギヤ19A,19Bの軸部19a,19bには、肉抜き部19eがそれぞれ形成されている。なお、この肉抜き部19eは、各べベルギヤ19A,19Bの周壁部に形成することも可能である。
【0027】
上記プロペラシャフト22の前端側には、前端面に開口する中心穴22aが形成され、この中心穴22aには、前後のべベルギヤ19A,19Bの間に位置して軸直交方向に貫通する貫通穴22bが形成されて、この貫通穴22bよりも前側の中心穴22aにクラッチロッド27が前後動可能に嵌合され、このクラッチロッド27の後端に固定したクラッチ板28が貫通穴22bから外方に突出している。
【0028】
このクラッチ板28の前面と後面にはクラッチ爪28a,28bがそれぞれ形成されると共に、この各クラッチ爪28a,28bにそれぞれ対向する前後のべベルギヤ19A,19Bには、クラッチ板28の前後動で各クラッチ爪28a,28bが交互に係合可能なクラッチ凹部19c,19dがそれぞれ形成されている。
【0029】
上記プロペラシャフト22の貫通穴22bよりも後側の中心穴22aにはコイルスプリング29が挿入されて、このコイルスプリング29によってクラッチロッド27が前動方向に付勢されている。
【0030】
このクラッチロッド27の前端に対応するべベルギヤ収納部8aの前部には上下動可能な傾斜カム30が設けられ、この傾斜カム30は、上記シフトレバー11の前進、中立、後進の切り替え操作にシフトロッド31を介して連動するようになる。
【0031】
そして、上記シフトレバー11の中立の切り替え操作位置では(図8の状態)、傾斜カム30によりクラッチロッド27がコイルスプリング29の付勢力に抗して前動しないように保持されて、クラッチ板28の各クラッチ爪28a,28bは、前後のべベルギヤ19A,19Bのいずれのクラッチ凹部19c,19dにも係合しないようになる。
【0032】
この中立位置からシフトレバー22を前進に切り替え操作すると、シフトロッド31とともに傾斜カム30が上動されるので、傾斜カム30の谷部分によりクラッチロッド27がコイルスプリング29の付勢力で前動するので、クラッチ板28の前面のクラッチ爪28aが前進用べベルギヤ19Aのクラッチ凹部19cに係合し、前進用べベルギヤ19Aの正回転に連動してプロペラシャフト22が正回転し、プロペラ25が前進方向に回転されるようになる。
【0033】
また、上記中立位置からシフトレバー22を後進に切り替え操作すると、シフトロッド31とともに傾斜カム30が下動されるので、傾斜カム30の山部分によりクラッチロッド27がコイルスプリング29の付勢力に抗して後動するので、クラッチ板28の後面のクラッチ爪28bが後進用べベルギヤ19Bのクラッチ凹部19dに係合し、後進用べベルギヤ19Bの逆回転に連動してプロペラシャフト22が逆回転し、プロペラ25が後進方向に回転されるようになる。
【0034】
上記のように構成した船外機において、推進ユニット3のプロペラシャフト22の各べベルギヤ19A,19Bは、ドライブシャフト15のピニオン16に対して減速率が大きくなるように大径に形成し、この大径の各べベルギヤ19A,19Bを収納する推進ユニット3のロアケーシング8Bのべベルギヤ収納部8aの後端開口8cを閉じるキャップ20を、ほぼ逆円錐状に形成して、このキャップ20の後端部の外径D1とプロペラ25のボス部25aの外径D2とをほぼ同径とし、キャップ20の外周面とボス部25aの外周面とが滑らかに連なるようにすることにより、べベルギヤ収納部8aがプロペラ25のボス部25aに対して極端に大径となっても、キャップ20の後端とプロペラ25のボス部25aとの間に大きな段差が生じることなくほぼ逆円錐状で連続するので渦が発生しにくくなり、プロペラ25に水が流れやすくなって、プロペラ25の推進力が低下しなくなる。
【0035】
また、上記各べベルギヤ19A,19Bの軸部19a,19bには肉抜き部19eをそれぞれ形成しているので、各べベルギヤ19A,19Bを軽量化できるようになる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の船外機は、推進ユニットのプロペラシャフトのべベルギヤを、ドライブシャフトのピニオンに対して減速率が大きくなるように大径に形成し、この大径のべベルギヤを収納する推進ユニットのロアケーシングのべベルギヤ収納部の後端開口を閉じるキャップを、ほぼ逆円錐状に形成して、このキャップの後端部の外径とプロペラのボス部の外径とをほぼ同径とし、キャップの外周面とボス部の外周面とが滑らかに連なるようにしたから、べベルギヤ収納部がプロペラのボス部に対して極端に大径となっても、キャップの後端とプロペラのボス部との間に大きな段差が生じることなくほぼ逆円錐状で連続するので渦が発生しにくくなり、プロペラに水が流れやすくなって、プロペラの推進力が低下しなくなる。
【0037】
また、請求項2のように、前進用と後進用のべベルギヤの軸部に肉抜き部を形成すれば、各べベルギヤが大径になるに伴ってこの軸部を支持するベアリングも大径になることから、少なくとも軸部に肉抜き部を形成することにより、各べベルギヤを軽量化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の船外機の側面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 ブラケットの平面図である。
【図5】 図4の側面断面図である。
【図6】 図4の正面図である。
【図7】 図1のA側に相当する推進ユニットのほぼ上半分の側面断面図である。
【図8】 図1のB側に相当する推進ユニットのほぼ下半分の側面断面図である。
【符号の説明】
1 船体
2 船外機
3 推進ユニット
4 ブラケット
8B ロアケーシング
8a べベルギヤ収納部
8b 円錐状砲弾部
8c 後端開口
9 エンジン
15 ドライブシャフト
16 ピニオン
18A,18B ベアリング
19A,19B べベルギヤ
19a,19b 軸部
19e 肉抜き部
20 キャップ
22 プロペラシャフト
25 プロペラ
25a ボス部
D1,D2 外径
Claims (2)
- 船体に固定されたブラケットで推進ユニットが上下回動可能に支持されて、この推進ユニットの上内部に配置されたエンジンからほぼ垂直下方に延在するドライブシャフト下端のピニオンと、推進ユニットの下後部に配置されたプロペラからほぼ水平前方に延在するプロペラシャフト前端のべベルギヤとが噛合されてなる船外機において、
上記べベルギヤは、ピニオンに対して減速率が大きくなるように大径に形成されて、この大径のべベルギヤを収納する推進ユニットのロアケーシングのべベルギヤ収納部の後端開口を閉じるとともにプロペラシャフトを支持するキャップは、後端開口の周縁部に複数本のボルトで固定され、この後端開口の付近からプロペラのボス部の付近に向かって、キャップの外周面がほぼ逆円錐状に形成されて、このキャップの後端部の外径とプロペラのボス部の外径とがほぼ同径となって、キャップの外周面とボス部の外周面とが滑らかに連なることを特徴とする船外機。 - 上記キャップ内には、前進用と後進用のいずれか一方のべベルギヤの軸部がベアリングで支持され、上記ロアケーシング内には、他方のべベルギヤの軸部がベアリングで支持されて、クラッチの切り替えでいずれか一方のべベルギヤでプロペラシャフトを駆動するようになっており、上記各べベルギヤの少なくとも軸部には肉抜き部が形成されている請求項1に記載の船外機。
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JP34161098A Expired - Lifetime JP4230028B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 船外機 |
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- 1998-12-01 JP JP34161098A patent/JP4230028B2/ja not_active Expired - Lifetime
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