JP4229071B2 - 静電容量式センサおよび乗員検知システム - Google Patents

静電容量式センサおよび乗員検知システム Download PDF

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本発明は車両のシートに埋設される静電容量式センサ、および静電容量式センサの出力からシートの乗員状態を判別する乗員検知システムに関する。
乗員検知システムは、静電容量式センサと乗員検知ECU(電子制御ユニット)とを備えている。このうち、静電容量式センサは、電極に発生させた微弱電界の乱れを、電流あるいは電圧として出力するものである(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、シートが空席の場合、静電容量式センサの一対の電極間には、ちょうど空気が介挿されることになる。また、シートにCRS(Child Restraint System、年少者拘束システム)が搭載されている場合、静電容量式センサの一対の電極間には、CRSが介挿されることになる。また、シートに乗員が搭乗している場合、静電容量式センサの一対の電極間には、乗員の人体が介挿されることになる。
ここで、空気の比誘電率は、約1である。また、材質にも依るがCRSの比誘電率は、約2〜5である。また、人体の比誘電率は、約50である。このように、空気、CRS、人体の比誘電率は、それぞれ異なる。したがって、介挿物の種類により、静電容量式センサの一対の電極間の静電容量も異なる。
この静電容量の差異に基づき、乗員検知ECUは、乗員判別を行っている。すなわち、乗員検知ECUは、シートが空席か、シートにCRSが搭載されているか、シートに大人が着座しているか、を判別している。エアバッグECUは、乗員検知ECUの判別結果に基づき、袋体の展開許可/禁止を決定する。具体的には、シートが空席の場合およびシートにCRSが装着されている場合は、袋体を展開禁止状態とする。一方、シートに大人が着座している場合は、袋体を展開許可状態とする。
特開平11−271463号公報
ところで、静電容量式センサにおける乗員着座時の静電容量成分には、乗員が着座することにより発生する成分と、空席時から存在する成分とがある。以下、図面を参照しつつ説明する。図16は、従来の静電容量式センサの回路構成を模式的に示している。図15において、Cbは、乗員が着座することにより発生する電極120−人体−車両GND(接地)間容量であり、Coは、空席時から存在する電極120−車両GND間容量(空席容量)である。電流検出回路131は、Cb,Co両成分の総和として静電容量を検出する。これらのうち、乗員検知用電極−車両GND間容量(空席容量)Coは検出容量全体の中で比較的大きな比率を有しており、空席容量のばらつきは、検出容量ばらつきに直結し、乗員判別性能を悪化させる大きな原因となる。また、静電容量式センサの検出容量ばらつきを車両毎に調整することは、作業負担が大きいという問題がある。
本発明の静電容量式センサおよび乗員検知システムは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、検出容量の精度を悪化させる空席時の容量を低減して、乗員検知性能を向上させることができる静電容量式センサおよび乗員検知システムを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の静電容量式センサは、車両のシートの座面部および背もたれ部のうち少なくとも一方に埋設される乗員検出用電極と、車両接地に導通するシートフレームと前記乗員検出用電極との間にてその乗員検出用電極に対向配置された空席容量低減電極と、前記乗員検出用電極と前記空席容量低減電極との間に接続された電流検出回路と、前記空席容量低減電極および前記電流検出回路と車両接地との間に接続された駆動回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の静電容量式センサによれば、空席容量低減電極および電流検出回路と車両接地との間に接続された駆動回路が電圧を発生すると乗員検出用電極が駆動される。これにより、乗員検出用電極−人体−車両接地間に静電容量が発生し、このとき、駆動回路と乗員検出用電極との間を流れる電流が電流検出回路によって検出される。一方、空席容量低減電極は、駆動回路によって乗員検出用電極と同電位に駆動される。これにより、乗員検出用電極−空席容量低減電極間には静電容量が発生せず、空席容量低減電極−車両接地間に静電容量が発生する。つまり、乗員着席時に人体を介して発生する静電容量は電流検出回路によって確実に検出されるが、空席時から存在している静電容量は電流検出回路によって検出されない。よって、車両シートのサイズや材質等に起因する空席時の検出容量のばらつきが低減されるので、静電容量式センサによる検出容量に基づいて乗員判別を高精度に行うことができる。
(2)上記課題を解決するため、本発明の静電容量式センサは、車両のシートの座面部および背もたれ部のうち少なくとも一方に埋設される乗員検出用電極と、車両接地に導通するシートフレームと前記乗員検出用電極との間にてその乗員検出用電極に対向配置された空席容量低減電極と、前記乗員検出用電極と前記空席容量低減電極との間に接続された駆動回路と、前記空席容量低減電極および前記駆動回路と車両接地との間に接続された電流検出回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の静電容量式センサによれば、乗員検出用電極と空席容量低減電極との間に接続された駆動回路が電圧を発生すると乗員検出用電極が駆動される。これにより、乗員検出用電極−人体−車両接地間に静電容量が発生し、このとき、駆動回路と車両接地との間を流れる電流が電流検出回路によって検出される。一方、空席容量低減電極は、車両接地と同電位となる。このため、空席容量低減電極−車両接地間には静電容量は発生しない。また、乗員検出用電極−空席容量低減電極間には静電容量が発生するが、これによって流れる電流は電流検出回路を通らないため検出されない。つまり、乗員着席時に人体を介して発生する静電容量は電流検出回路によって確実に検出されるが、空席時から存在している静電容量は電流検出回路によって検出されない。よって、車両シートのサイズや材質等に起因する空席時の検出容量のばらつきが低減されるので、静電容量式センサによる検出容量に基づいて乗員判別を高精度に行うことができる。
(3)好ましくは、上記(1)又は(2)の構成において、前記電流検出回路は、接続される二つの電極間をオペアンプによって同電位且つ絶縁状態とするように構成されたことを特徴とする。本構成によると、例えば、乗員検出用電極と空席容量低減電極との間に電流検出回路が接続される構成では、これらの両電極を確実に同電位且つ絶縁状態(仮想短絡状態)とすることにより、測定対象に流れる電流そのものを簡単な構成で高精度に検出することができる。
(4)好ましくは、上記(1)乃至(3)のいずれかの構成において、前記乗員検出用電極と前記電流検出回路又は前記駆動回路とを結ぶ信号線、および前記車両接地と前記駆動回路又は前記電流検出回路とを結ぶ信号線の少なくとも一部をシールド線により構成すると共に、そのシールド線のシールド部を前記空席容量低減電極と同電位としたことを特徴とする。本構成によると、乗員検出用電極と電流検出回路又は駆動回路とを結ぶ信号線、および車両接地と駆動回路又は電流検出回路とを結ぶ信号線の少なくとも一部をシールド線により構成することによってノイズの影響を少なくすることができる。また、シールド線のシールド部を空席容量低減電極と同電位としたので、シールド線において発生する信号線−シールド部間の静電容量が低減され、空席時検出容量のばらつきをより一層低減することができる。
(5)好ましくは、上記(4)の構成において、前記空席容量低減電極と前記電流検出回路および駆動回路とを前記シールド線シールド部を介して接続したことを特徴とする。本構成によると、空席容量低減電極と電流検出回路および駆動回路とを接続する導線を別途設ける必要が無くなり、構成の簡単化及びコスト低減を図ることができる。
(6)好ましくは、上記(1)乃至(5)のいずれかの構成において、絶縁体シートの一面に前記乗員検出用電極が、他面に前記空席容量低減電極が設けられたシート形体をもつことを特徴とする。本構成によると、乗員検出用電極と空席容量低減電極とが絶縁体を挟んで対向する構成を簡単に実現できると共に、乗員検出用電極および空席容量低減電極の車両シートへの取り付けが容易となる。
(7)好ましくは、上記(6)の構成において、前記乗員検出用電極および前記空席容量低減電極の表面が絶縁体によってコーティングされたことを特徴とする。本構成によると、乗員検出用電極および空席容量低減電極の表面が絶縁体によってコーティングされることにより、車両シートに滲みこんだ水分が電極に接触したり異物によって電極が傷付くこと等を防止できる。
(8)好ましくは、上記(1)乃至(7)のいずれかの構成において、前記乗員検出電極の面積を前記空席容量低減電極の面積よりも相対的に大きくしたことを特徴とする。本構成によると、乗員検出電極の面積が空席容量低減電極の面積よりも相対的に大きいので、空席時と着席時との検出容量差が大きくなり、静電容量式センサを用いた乗員検出感度が向上する。また、検出感度の向上によって、例えば、空席時とチャイルドシート装着時との判別も可能となる。
(9)好ましくは、上記(1)乃至(7)のいずれかの構成において、前記空席容量低減電極の面積を前記乗員検出電極の面積よりも相対的に大きくしたことを特徴とする。本構成によると、空席容量低減電極の面積が乗員検出電極の面積よりも相対的に大きいので、乗員検出電極−シートフレーム間に発生する静電容量が低減され、空席時検出容量のばらつきを、より一層低減することができる。
(10)上記課題を解決するため、本発明の乗員検知システムは、(1)乃至(9)のいずれかに記載の静電容量式センサと、その静電容量式センサの出力に基づいて前記車両のシートにおける乗員を判別する乗員検知ECUとを備えてなることを特徴とする。本構成によると、静電容量式センサにおいて車両シートのサイズや材質等に起因する空席時の検出容量のばらつきが低減されるので、その検出容量に基づいて乗員判別を高精度に行うことができる。
(11)好ましくは、上記(10)の構成において、前記乗員検知ECUは、ベルトバックル・スイッチからの出力に基づいてシートベルト非装着を検出した場合、空席且つCRS非装着であると判別することを特徴とする。本構成によると、ベルトバックル・スイッチからの出力を利用することにより、静電容量式センサからの出力のみでは判別の困難な空席且つCRS非装着を判別することができる。よって、例えば、空席且つCRS非装着が判別された場合に、エアバッグ展開禁止状態を示すエアバッグOFFランプを消灯させておくことにより、不要なランプ点灯による煩わしさを低減することができる。
本発明によると、静電容量式センサにおいて車両シートのサイズや材質等に起因する空席時の検出容量のばらつきが低減されるので、乗員検知システムは静電容量式センサからの検出容量に基づいて乗員判別を高精度に行うことができる。
以下、本発明の静電容量式センサの各実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態における静電容量式センサ10の全体構成を示す模式図であり、図2は、静電容量式センサ10のセンシング部である電極ユニット1の搭載位置を示す助手席9の模式図である。
本実施形態の静電容量式センサ10は、図1に示すように、車両のシートである助手席9の座面部および背もたれ部のうち少なくとも一方(図では座面部)に埋設される乗員検出用電極20と、車両GND(接地)に導通するシートフレーム26と乗員検出用電極20との間にてその乗員検出用電極20に対向配置された空席容量低減電極21と、乗員検出用電極20と空席容量低減電極21との間に接続された電流検出回路31と、空席容量低減電極21および電流検出回路31と車両GNDとの間に接続された駆動回路32とを備えたことを特徴とする。また、静電容量式センサ10と乗員検知ECU3とによって、本実施形態の乗員検知システムが構成される。
ここで、静電容量式センサ10が搭載される助手席9は、図2に示すように、車両ボディに固定された座面部および座面部後端にて前後に回動可能に軸支された背面部とからなる金属製のシートフレーム26と、シートフレーム26の座面部および背面部にそれぞれ取り付けられた発砲樹脂等からなるクッション材91と、クッション材91の表面を覆う表皮材90とから構成される。シートフレーム26は、助手席9の骨格を形成している。そして、乗員検出用電極20および空席容量低減電極21を備えたシート形体の電極ユニット1は、助手席9の座面部の表皮材90とクッション材91との間に介装される。
乗員検知ECU3は、車両フロアに設置され、シールドワイヤ24を介して電極ユニット1と接続されている。乗員検知ECU3は、静電容量式センサ10の一部を構成する電流検出回路31、駆動回路32、および図示しないA/D(アナログ/デジタル)コンバータを含むCPU、通信I/F(インターフェイス)等を備えている。CPUは、静電容量式センサ10より出力される検出容量をA/D変換した値に基づいて、助手席9が空席か、CRSが搭載されているか、大人が着座しているか、を判別する。そして、CPUは、乗員判別結果を通信I/Fを介して図示しないエアバッグECUへ送信し、エアバッグECUは、乗員検知ECU3の判別結果に基づき、袋体の展開許可/禁止を決定する。
図3は、電極ユニット1の模式上面図を、図4は、図2のA−A線断面図を示している。これらの図に示すように、電極ユニット1は、乗員検出用電極20と、空席容量低減電極21と、ベースフィルム22と、シールドワイヤ接続コネクタ23と、シールドワイヤ24と、外部接続コネクタ25とを備えたシート形体のユニット部材である。
尚、説明の便宜上、図4においては、フィルム部材22、乗員検出用電極20、空席容量低減電極21の上下方向幅を誇張して示す。また、図4においては、乗員検出用電極20の銀電極部、空席容量低減電極21の銀電極部、フィルム部材22を、各々省略して示す。
ベースフィルム22は、上面に乗員検出用電極20が、下面に空席容量低減電極21が形成される絶縁性の基材である。ベースフィルム22は、電気的絶縁性材料であるPET(ポリエチレンテレフタレート)製であって、矩形状を呈している。尚、ベースフィルム22上面には、乗員検出用電極20の周囲にシートの被水を検知するための被水検知用電極202が形成されているが、本明細書では詳細な説明を省略する。
乗員検出用電極20は、カーボン電極部200と銀電極部201とを備えている。乗員検出用電極20は、ベースフィルム22の上面に形成されている。また、乗員検出用電極20は、ベースフィルム22の略中央に配置されている。カーボン電極部200は、矩形状を呈している。銀電極部201は、矩形枠状を呈している。銀電極部201は、カーボン電極部200外縁の若干内周側に、配線されている。
空席容量低減電極21は、カーボン電極部210と銀電極部211とを備えている。空席容量低減電極21は、ベースフィルム22の下面に乗員検出用電極20と対向するように形成されている。従って、乗員検出用電極20と空席容量低減電極21とは、ベースフィルム22を介して絶縁されている。カーボン電極部210は、矩形状を呈している。銀電極部211は、矩形枠状を呈している。銀電極部211は、カーボン電極部210外縁の若干内周側に、配線されている。
シールドワイヤ接続コネクタ23および外部接続コネクタ25は、助手席9の裏側に配置されている。乗員検出用電極20及び空席容量低減電極21は、助手席9のクッション材91に穿設された連通孔(図略)を介して、シールドワイヤ接続コネクタ23に結線されている。シールドワイヤ接続コネクタ23と外部接続コネクタ25との間は、シールドワイヤ24により連結されている。外部接続コネクタ25には、乗員検知ECU3が接続されている。
次に、本実施形態の静電容量式センサ10において静電容量を検出する際の各部の作用について図1を参照しつつ説明する。乗員着座時においては、表皮材90の上に乗員の人体が搭載されている。このため、乗員検出用電極20と、シートフレーム26との間には、人体が介在していることになる。駆動回路32が、高周波低電圧を発生すると乗員検出用電極20が低電位に駆動される。これにより、乗員検出用電極20−人体−車両GND間に静電容量Cbが発生し、このとき、駆動回路32と乗員検出用電極20との間を流れる電流が電流検出回路31によって検出される。一方、空席容量低減電極21は、駆動回路32によって乗員検出用電極20と同電位(低電位)に駆動される。これにより、乗員検出用電極20−空席容量低減電極21間には静電容量が発生せず、空席容量低減電極21−車両GND間に静電容量Coが発生する。つまり、乗員着席時に人体を介して発生する静電容量Cbは電流検出回路31によって確実に検出されるが、空席時から存在している静電容量Coは電流検出回路31によって検出されない。
上述したことから明らかなように、本実施形態によれば、車両シートのサイズや材質等に起因する空席時に検出される静電容量のばらつきが低減されるので、乗員検知ECU3のCPUは、静電容量式センサ10による検出容量に基づいて乗員判別を高精度に行うことができる。また、異なる車種の車両に乗員検知システムを搭載する場合に、静電容量式センサ10における空席時の検出容量を調整する等の作業が不要となる。
また、乗員検出用電極20と電流検出回路31とを結ぶ信号線、および車両GNDと駆動回路32とを結ぶ信号線の一部をシールド線24により構成したので、ノイズの影響を少なくすることができる。
また、絶縁体シートであるベースフィルム22の一面(上面)に乗員検出用電極20が、他面(下面)に空席容量低減電極21が設けられたシート形体をもつので、乗員検出用電極20と空席容量低減電極21とが絶縁体を挟んで対向する構成を簡単に実現できると共に、乗員検出用電極20および空席容量低減電極21の車両シートへの取り付けが容易となる。
<第二実施形態>
本実施形態は、図5に示すように、乗員検出用電極20と空席容量低減電極21との間に駆動回路32が接続され、且つ空席容量低減電極21および駆動回路32と車体GNDとの間に電流検出回路31が接続されたことを特徴とする。
以下、本実施形態の静電容量式センサ10において静電容量を検出する際の各部の作用について図5を参照しつつ説明する。乗員検出用電極20と空席容量低減電極21との間に接続された駆動回路32が高周波低電圧を発生すると、乗員検出用電極20が高電位に駆動される。これにより、乗員検出用電極20−人体−車両GND間に静電容量Cbが発生し、このとき、駆動回路32と車両GNDとの間を流れる電流が電流検出回路31によって検出される。一方、空席容量低減電極21は、車両GNDと同電位(低電位)となる。このため、空席容量低減電極21−車両GND間には静電容量は発生しない。また、乗員検出用電極20−空席容量低減電極21間には静電容量Coが発生するが、これによって流れる電流は電流検出回路31を通らないため検出されない。つまり、乗員着席時に人体を介して発生する静電容量は電流検出回路31によって確実に検出されるが、空席時から存在している静電容量は電流検出回路31によって検出されない。
よって、本実施形態によれば、第一実施形態と同様の車両シートのサイズや材質等に起因する空席時に検出される静電容量のばらつきが低減されるという効果が奏される。
<第三実施形態>
本実施形態は、前記第一実施形態又は第二実施形態の構成において、図6に示すように、電流検出回路31が、接続される二つの電極間をオペアンプによって同電位且つ絶縁状態とするように構成されたことを特徴とする。本構成によると、例えば、乗員検出用電極20と空席容量低減電極21との間に電流検出回路31が接続される構成(第一実施形態)では、これらの両電極をオペアンプによって確実に同電位且つ絶縁状態(仮想短絡状態)とし、抵抗Rによる電圧降下Vを電圧計で検出することにより、V=i・Rの関係から、測定対象である人体に流れる電流iそのものを簡単な構成で高精度に検出することができる。
<第四実施形態>
本実施形態は、前記第一実施形態又は第二実施形態の構成において、乗員検出用電極と電流検出回路又は駆動回路とを結ぶ信号線、および車両接地と駆動回路又は電流検出回路とを結ぶ信号線の少なくとも一部をシールド線により構成すると共に、そのシールド線のシールド部を前記空席容量低減電極と同電位としたことを特徴とする。
具体的には、第一実施形態において、図7に示すように、乗員検出用電極20と電流検出回路31とを結ぶ信号線、および車両GNDと駆動回路32とを結ぶ信号線の一部がシールド線24により構成されると共に、そのシールド線24のシールド部が空席容量低減電極21と同電位となるように接続されている。また、第二実施形態において、図8に示すように、乗員検出用電極20と駆動回路31とを結ぶ信号線、および車両GNDと電流検出回路31とを結ぶ信号線の一部がシールド線24により構成されると共に、そのシールド線24のシールド部が空席容量低減電極21と同電位となるように接続されている。本構成によると、信号線の少なくとも一部をシールド線24により構成することによってノイズの影響を少なくすることができるのに加え、シールド線24のシールド部を空席容量低減電極21と同電位とすることによって、シールド線24において発生する信号線−シールド部間の静電容量Co’が低減され、空席容量のばらつきをより一層低減することができる。
<第五実施形態>
本実施形態は、前記第四実施形態の構成において、図9に示すように、空席容量低減電極21と電流検出回路31および駆動回路32とをシールド線24シールド部を介して接続したことを特徴とする。本構成によると、空席容量低減電極21と電流検出回路31および駆動回路32とを接続する導線を別途設ける必要が無くなり、構成の簡単化及びコスト低減を図ることができる。
<第六実施形態>
本実施形態は、前記第一実施形態又は第二実施形態の構成において、図10に示すように、乗員検出用電極20および空席容量低減電極21の表面が絶縁体としての樹脂フィルム221によってコーティングされたことを特徴とする。本構成によると、ベースフィルム22に粘着剤223を介して樹脂フィルム221が貼り合わせられることにより、乗員検出用電極20および空席容量低減電極21の表面が絶縁体によってコーティングされているので、助手席9(車両シート)に滲みこんだ水分が電極20,21に接触したり異物によって電極20,21が傷付くこと等を防止できる。
<第七実施形態>
本実施形態は、前記第六実施形態の構成において、図11に示すように、乗員検出電極20の面積を空席容量低減電極21の面積よりも相対的に大きくしたことを特徴とする。尚、図12は、本実施形態における静電容量式センサ10の全体構成を示す模式図である。本構成によると、乗員検出電極20の面積を空席容量低減電極21の面積よりも相対的に大きく形成することにより、空席時と着席時との検出容量差が大きくなり乗員検出感度が向上する。また、検出感度の向上によって、例えば、空席時とCRS装着時との判別も可能となる。
<第八実施形態>
本実施形態は、前記第六実施形態の構成において、図13に示すように、空席容量低減電極21の面積を乗員検出電極20の面積よりも相対的に大きくしたことを特徴とする。本構成によると、空席容量低減電極21の面積を乗員検出電極20の面積よりも相対的に大きく形成することにより、乗員検出電極20−シートフレーム26間に発生する静電容量Coが低減され、空席容量のばらつきを、より一層低減することができる。
<その他>
以上、本発明の静電容量式センサおよび乗員検知システムの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、前記第一実施形態又は第二実施形態の構成において、乗員検知ECU3が、ベルトバックル・スイッチからの出力に基づいてシートベルト非装着を検出した場合、空席且つCRS非装着であると判別するように構成してもよい。本構成によると、ベルトバックル・スイッチからの出力を利用することにより、検出容量のみでは判別の困難な空席且つCRS非装着を判別することができる。よって、例えば、空席且つCRS非装着が判別された場合に、エアバッグ展開禁止状態を示すエアバッグOFFランプを消灯させておくことにより、不要な警告ランプの点灯による煩わしさを低減することができる。
以下、上記各実施形態の静電容量式センサ10について行った各実験結果について、図面を参照しつつ説明する。第一実験は、前記第一実施形態および第二実施形態の構成において、空席時の検出容量が従来構成よりも低減されていることを検証したものである。本実験では、比較例、第一実施形態、第二実施形態について、各条件下で静電容量の検出を行った。比較例としては、図16に示す従来構成の静電容量式センサを用いた。測定条件は、空席、CRS装着、防寒着3枚、防寒着2枚、防寒着1枚、AF05(AF05体格、米国小柄女性)である。図14は、第一実験結果を示すグラフである。空席時の検出容量は、第一実施形態、第二実施形態とも、比較例に対して約二分の一に低減されることが検証された。また、空席以外の各条件においても、第一実施形態、第二実施形態は、比較例に対して空席容量が減少した分だけ検出容量が低減されることが検証された。
第二実験では、第一実施形態、第二実施形態について、乗員検出電極20と空席容量低減電極21との面積比(以下、上下電極面積比と称する)を、1:1,2:1,1:2にそれぞれ設定し、各シート条件下で検出容量を測定した。比較例としては、第一実験と同様に、図16に示す従来構成の静電容量式センサを用いた。測定条件は、空席、CRS装着、AM50(AM50体格、米国標準男性)である。図15は、第二の実験結果を示すグラフである。上下電極面積比2:1では、測定条件の違いによる検出容量差が大きく、乗員判別感度が高いことが検証された。一方、上下電極面積比1:2では、空席容量が最も小さくなっており、空席容量のばらつきがより効果的に低減されることが検証された。
第一実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 電極ユニットの搭載位置を示す助手席の模式図である。 電極ユニットの模式上面図である。 図3のA−A線断面図である。 第二実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第三実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第一実施形態に基づく第四実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第二実施形態に基づく第四実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第五実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第六実施形態における電極ユニットの断面図である。 第七実施形態における電極ユニットの断面図である。 第七実施形態における静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。 第八実施形態における電極ユニットの断面図である。 第一実験の結果を示すグラフである。 第二実験の結果を示すグラフである。 従来の静電容量式センサの全体構成を示す模式図である。
符号の説明
1:電極ユニット、20:乗員検出用電極、200:カーボン電極部、201:銀電極部、21:空席容量低減電極、210:カーボン電極部、211:銀電極部、22:ベースフィルム、221:樹脂フィルム、223:粘着剤、23:シールドワイヤ接続コネクタ、24:シールドワイヤ、25:外部接続コネクタ、26:シートフレーム、3:乗員検知ECU、31:電流検出回路、32:駆動回路、9:助手席(車両シート)、90:表皮材、91:クッション材、10:静電容量式センサ。

Claims (11)

  1. 車両のシートの座面部および背もたれ部のうち少なくとも一方に埋設される乗員検出用電極と、
    車両接地に導通するシートフレームと前記乗員検出用電極との間にてその乗員検出用電極に対向配置された空席容量低減電極と、
    前記乗員検出用電極と前記空席容量低減電極との間に接続された電流検出回路と、
    前記空席容量低減電極および前記電流検出回路と車両接地との間に接続された駆動回路と
    を備えたことを特徴とする静電容量式センサ。
  2. 車両のシートの座面部および背もたれ部のうち少なくとも一方に埋設される乗員検出用電極と、
    車両接地に導通するシートフレームと前記乗員検出用電極との間にてその乗員検出用電極に対向配置された空席容量低減電極と、
    前記乗員検出用電極と前記空席容量低減電極との間に接続された駆動回路と、
    前記空席容量低減電極および前記駆動回路と車両接地との間に接続された電流検出回路と
    を備えたことを特徴とする静電容量式センサ。
  3. 前記電流検出回路は、接続される二つの電極間をオペアンプによって同電位且つ絶縁状態とするように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の静電容量式センサ。
  4. 前記乗員検出用電極と前記電流検出回路又は前記駆動回路とを結ぶ信号線、および前記車両接地と前記駆動回路又は前記電流検出回路とを結ぶ信号線の少なくとも一部をシールド線により構成すると共に、そのシールド線のシールド部を前記空席容量低減電極と同電位としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  5. 前記空席容量低減電極と前記電流検出回路および駆動回路とを前記シールド線シールド部を介して接続したことを特徴とする請求項4に記載の静電容量式センサ。
  6. 絶縁体シートの一面に前記乗員検出用電極が、他面に前記空席容量低減電極が設けられたシート形体をもつことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  7. 前記乗員検出用電極および前記空席容量低減電極の表面が絶縁体によってコーティングされたことを特徴とする請求項6に記載の静電容量式センサ。
  8. 前記空席容量低減電極の面積を前記乗員検出電極の面積よりも相対的に小さくしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  9. 前記空席容量低減電極の面積を前記乗員検出電極の面積よりも相対的に大きくしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の静電容量式センサと、
    その静電容量式センサの出力に基づいて前記車両のシートにおける乗員を判別する乗員検知ECUと
    を備えてなる乗員検知システム。
  11. 前記乗員検知ECUは、ベルトバックル・スイッチからの出力に基づいてシートベルト非装着を検出した場合、空席且つCRS非装着であると判別することを特徴とする請求項10に記載の静電容量式センサ。
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