JP4227724B2 - 運転操作切換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は運転操作切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9乃至図11は小型油圧ショベルの一例であり、この小型油圧ショベルは、左右に無端状のクローラシュー1が装着された下部走行体2と、該下部走行体2の上部に旋回可能に設けた上部旋回体3とを備えている。
【0003】
下部走行体2の前部には、排土板4が昇降可能に取り付けられ、上部旋回体3の前端寄り部分には、アタッチメント5が取り付けられている。
【0004】
上記のアタッチメント5は、上部旋回体3の前端部に設けたブラケット6と、基端部がブラケット6に枢支され且つブーム起伏用シリンダ7により起伏し得るブーム8と、基端部がブーム8の先端部に枢支され且つアーム回動用シリンダ9により回動し得るアーム10と、該アーム10の先端部に枢支され且つバケット回動用シリンダ11により回動し得るバケット12とで構成されている。
【0005】
上部旋回体3の前部には、ブーム起伏用シリンダ7、アーム回動用シリンダ9、バケット回動用シリンダ11や、クローラシュー1を周回させ得る左右の走行用油圧モータ13、下部走行体2に対して上部旋回体3を旋回させ得る旋回用油圧モータ、及び排土板4を昇降させ得る排土板昇降用シリンダなどを制御するための操作スタンド14が設置され、上部旋回体3の後部には、座席15が設置されている。
【0006】
一般に、国内での使用を前提としている小型油圧ショベルでは、操作スタンド14の一側(右側)寄り部分の操作手段56によって、ブーム起伏用シリンダ7へ圧油を付与し得るブーム起伏用制御弁54、及びバケット回動用シリンダ11へ圧油を付与し得るバケット回動用制御弁55で切り換え、操作スタンド14の他側(左側)寄り部分の操作手段59によって、アーム回動用シリンダ9に圧油を付与し得るアーム回動用制御弁57、及び旋回用油圧モータに圧油を付与する旋回用制御弁58を切り換える操作パターン(Aパターン)が採用されることが多い。
【0007】
これらのバケット回動用制御弁55、ブーム起伏用制御弁54、旋回用制御弁58、及びアーム回動用制御弁57は、運転席の一側から他側へ並べて配置されている。
【0008】
一側の操作手段56は、上部旋回体3の前後方向に延び且つ周方向へ回動可能なシャフト60と、該シャフト60の前端部に固着した傾動部材61と、該傾動部材61前面に設けた一対のブラケット62,62と、該ブラケット62,62間に前後へ傾動し得るように嵌装した傾動部材63と、基端部が傾動部材63に固着され且つ上方へ向かって延びる操作レバー64とで構成されている。
【0009】
傾動部材63とブーム起伏用制御弁54のスプール65は、上下両端部に球面継手を有するロッド66により連結されている。
【0010】
傾動部材61の一側のブラケット62とバケット回動用制御弁55のスプール67は、上下両端部に球面継手を有するロッド68により連結されている。
【0011】
この操作手段56では、操作レバー64を前方あるいは後方へ傾動させると、その変位が、傾動部材63、及びロッド66を介してブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達され、操作レバー64を右方あるいは左方へ傾動させると、その変位が、傾動部材61、ブラケット62、及びロッド68を介してバケット回動用制御弁55のスプール67に伝達される。
【0012】
他側の操作手段59は、上部旋回体3の前後方向に延び且つ周方向へ回動可能なシャフト69と、該シャフト69の前端部に固着した傾動部材70と、該傾動部材70前面に設けた一対のブラケット71,71と、該ブラケット71,71間に前後へ傾動し得るように嵌装した傾動部材72と、基端部が傾動部材72に固着され且つ上方へ向かって延びる操作レバー73とで構成されている。
【0013】
傾動部材72とアーム回動用制御弁57のスプール74は、上下両端部に球面継手を有するロッド75により連結されている。
【0014】
傾動部材70の一側のブラケット71と旋回用制御弁58のスプール76は、上下両端部に球面継手を有するロッド77により連結されている。
【0015】
この操作手段59では、操作レバー73を前方あるいは後方へ傾動させると、その変位が、傾動部材72、及びロッド75を介してアーム回動用制御弁57のスプール74に伝達され、操作レバー73を右方あるいは左方へ傾動させると、その変位が、傾動部材70、ブラケット71、及びロッド77を介して旋回用制御弁58のスプール76に伝達される。
【0016】
更に、操作スタンド14には、一側及び他側の走行用油圧モータ13へ圧油を供給し得る走行用制御弁を切り換える操作レバー50,51が、先に述べた操作レバー64,67の間に位置するように、また、排土板昇降用シリンダへ圧油を供給し得る排土板昇降用制御弁を切り換える操作レバー52と、エンジンの回転数を調整するための操作レバー53が、操作レバー64,67の外方に位置するように設けられている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
先に述べた操作パターン(Aパターン)を、海外の慣習に対応するような操作パターン(Fパターン)、すなわち、一側の操作レバー64の前後方向への傾動がアーム回動用制御弁57のスプール74に伝達され且つ操作レバー64の左右方向への傾動がバケット回動用制御弁55のスプール74に伝達されるようにし、また、他側の操作レバー73の前後方向への傾動がブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達され且つ操作レバー73の左右方向への傾動が旋回用制御弁58のスプール76に伝達されるように変更する場合には、ロッド66,75に代えて、操作レバー64の変位をアーム回動用制御弁57のスプール74に伝達するためのリンク機構、及び操作レバー73の変位をブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達するためのリンク機構を、操作スタンド14内部に設ける必要がある。
【0018】
しかしながら、小型油圧ショベルでは、操作スタンド14が小さく、操作手段56,59と各制御弁54,55,57,58の上下間隔が狭いので、ロッド66,75に代わるリンク機構を操作スタンド14内部に設置することは困難である。
【0019】
これとは別途に、ブーム起伏用制御弁54とアーム回動用シリンダ9の間で給排油が行なわれ且つアーム回動用制御弁57とブーム起伏用シリンダ7の間で給排油が行なわれるように、配管の接続を振り替えることも考えられる。
【0020】
ところが、国内での使用を前提にした小型油圧ショベルでは、上部旋回体3に搭載している2基の油圧ポンプ(図示せず)のうちの一方のものを、ブーム起伏用制御弁54、バケット回動用制御弁55、並びに一側のクローラシュー1を周回させる走行用油圧モータ13の走行用制御弁の圧油源に割り当て、また、他方のものを、アーム回動用制御弁57、旋回用制御弁58、並びに他側のクローラシュー1を周回させる走行用油圧モータ13の走行用制御弁の圧油源に割り当てて、通常作業で行なわれることが多い上部旋回体3とブーム8との同時操作に対応できるようにしている。
【0021】
このため、上述したような配管の接続の振り替えを実施した場合、操作レバー73を斜め前方あるいは斜め後方へ傾動させて、ロッド75,77の双方を押し引きし、ブーム8を起伏させながら上部旋回体3を旋回させようとすると、同一の油圧ポンプが、ブーム起伏用シリンダ7と旋回用油圧モータの圧油源になることに起因して、ブーム8並びに上部旋回体3が円滑に作動しなくなる。
【0022】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、操作パターンを容易に変更可能な運転操作切換装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の運転操作切換装置では、周方向に回動可能な内側軸と、該内側軸の長手方向中間部分に回動可能に外嵌する外側軸と、内側軸の一端部及び外側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した操作手段用揺動部材と、外側軸の一端部及び内側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した制御弁用揺動部材とを備え、内側軸一端部の操作手段用揺動部材を、内側軸の一側方に配置されている第1の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸他端部の操作手段用揺動部材を、第1の操作手段に並んで配置されている第2の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸一端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第1の操作手段に対向配置されている第1の制御弁のスプールに連結し、内側軸他端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第2の操作手段に対向配置されている第2の制御弁のスプールに連結している。
【0024】
本発明の請求項2に記載の運転操作切換装置では、周方向に回動可能な内側軸と、該内側軸の長手方向中間部分に回動可能に外嵌する外側軸と、内側軸の一端部及び外側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した操作手段用揺動部材と、外側軸の一端部及び内側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した制御弁用揺動部材とを備え、内側軸一端部の操作手段用揺動部材を、内側軸の一側方に配置されている第1の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸他端部の操作手段用揺動部材を、第1の操作手段に並んで配置されている第2の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸一端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第1の操作手段に対向配置されているブーム起伏用制御弁のスプールに連結し、内側軸他端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第2の操作手段に対向配置されているアーム回動用制御弁のスプールに連結している。
【0025】
本発明の請求項1に記載の運転操作切換装置においては、第1の操作手段の傾動部材の変位を、内側軸一端部の操作手段用揺動部材、内側軸、及び内側軸他端部の制御弁用揺動部材によって、第2の操作手段に対向配置した第2の制御弁のスプールに伝達し、また、第2の操作手段の傾動部材の変位を、外側軸他端部の操作手段用揺動部材、外側軸、及び外側軸一端部の制御弁用揺動部材によって、第1の操作手段に対向配置した第1の制御弁のスプールに伝達する。
【0026】
本発明の請求項2に記載の運転操作切換装置においては、第1の操作手段の傾動部材の変位を、内側軸一端部の操作手段用揺動部材、内側軸、及び内側軸他端部の制御弁用揺動部材によって、第2の操作手段に対向配置したアーム回動用制御弁のスプールに伝達し、また、第2の操作手段の傾動部材の変位を、外側軸他端部の操作手段用揺動部材、外側軸、及び外側軸一端部の制御弁用揺動部材によって、第1の操作手段に対向配置したブーム起伏用制御弁のスプールに伝達する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0028】
図1乃至図8は本発明の運転操作切換装置の実施の形態の一例であり、図中、図9乃至図11と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0029】
この運転操作切換装置は、両操作手段56,59の下方に位置し且つバケット回動用制御弁55、ブーム起伏用制御弁54、旋回用制御弁58、並びにアーム回動用制御弁57の上方に位置するように配置した運転席幅方向へ水平に延びる内側軸78と、該内側軸78の長手方向中間部分に周方向へ回動可能に外嵌する筒状の外側軸79と、内側軸78に付帯する揺動部材80,81と、外側軸79に付帯する揺動部材82,83とを備えている。
【0030】
内側軸78の一端寄り部分及び他端寄り部分は、ブラケット84を介して操作スタンド14(図9及び図10参照)に取り付けた軸受85に枢支されており、外側軸79の長手方向の寸法は、上記の軸受85の間隔に応じて設定されている。
【0031】
内側軸78に付帯の一方の揺動部材80は、内側軸78一端部に外嵌したボス部材86にその径方向へ突出するように固着され、他方の揺動部材81は、内側軸78他端部に外嵌したボス部材87に前記の揺動部材80と同方向に突出するように固着されている。
【0032】
ボス部材86,87は、当該ボス部材86,87と内側軸78を径方向に貫通するスプリングピン88,89によって、内側軸78に対する径方向、及び軸線方向への相対変位が拘束されている。
【0033】
外側軸79に付帯する一方の揺動部材82は、外側軸79一端部にその径方向へ突出するように固着され、他方の揺動部材83は、外側軸79他端部に前記の揺動部材82と同方向に突出するように固着されている。
【0034】
操作手段56の傾動部材63と内側軸78に付帯する一方の揺動部材80は、上下両端部に球面継手を有するロッド90によって連結され、内側軸78に付帯する他方の揺動部材81とアーム回動用制御弁57のスプール74は、上下両端部に球面継手を有するロッド91によって連結されている。
【0035】
操作手段56の傾動部材61の一側のブラケット62とバケット回動用制御弁55のスプール67は、上下両端部に球面継手を有するロッド68により連結されている。
【0036】
操作手段59の傾動部材72と外側軸79に付帯する他方の揺動部材83は、上下両端部に球面継手を有するロッド92によって連結され、外側軸79に付帯する一方の揺動部材82とブーム起伏用制御弁54のスプール65は、上下両端部に球面継手を有するロッド93によって連結されている。
【0037】
操作手段59の傾動部材70の一側のブラケット71と旋回用制御弁58のスプール76は、上下両端部に球面継手を有するロッド77により連結されている。
【0038】
図1乃至図8に示す運転操作切換装置では、一側の操作手段56の操作レバー64を前方あるいは後方へ傾動させると、その変位が、傾動部材63からロッド90、揺動部材80、内側軸78、揺動部材81、ロッド91を経てアーム回動用制御弁57のスプール74に伝達され、アーム10(図9及び図10参照)が回動する。
【0039】
また、操作レバー64を右方あるいは左方へ傾動させると、その変位が、傾動部材61、ブラケット62、ロッド68を経てバケット回動用制御弁55のスプール67に伝達され、バケット12(図9及び図10参照)が回動する。
【0040】
更に、他側の操作手段59の操作レバー73を前方あるいは後方へ傾動させると、その変位が、傾動部材72、ロッド92、揺動部材83、外側軸79、揺動部材82、ロッド93を経てブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達され、ブーム8(図9及び図10参照)が起伏する。
【0041】
また、操作レバー73を右方あるいは左方へ傾動させると、その変位が、傾動部材70、ブラケット71、ロッド77を経て旋回用制御弁58のスプール76に伝達され、上部旋回体3(図9及び図10)が旋回する。
【0042】
このように、図1乃至図8に示す運転操作切換装置においては、操作手段56の傾動部材63の変位を、内側軸78一端部の揺動部材80、内側軸78、及び内側軸78他端部の揺動部材81によって、アーム回動用制御弁57のスプール74に伝達し、また、操作手段59の傾動部材72の変位を、外側軸79他端部の揺動部材83、外側軸79、及び外側軸79一端部の揺動部材82によって、ブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達するので、国内での使用を前提とした図11に示すような操作パターン(Aパターン)を、先に述べた海外の慣習に対応するような操作パターン(Fパターン)に変更することができる。
【0043】
これに加えて、一側の操作手段56の変位を他側のアーム回動用制御弁57のスプール74へ伝達する手段に、運転席幅方向へ延びる内側軸78を用い、また、他側の操作手段59の変位を一側のブーム起伏用制御弁54のスプール65に伝達する手段に、内側軸78に周方向へ回動可能に外嵌する外側軸79を用いているので、既設の操作スタンド14(図9及び図10参照)内部の操作手段56,59と各制御弁54,55,57,58との間に、この運転操作切換装置を装備することができ、国内向けのものと海外向けのものとで操作スタンド14の基本設計を共用できる。
【0044】
更に、操作レバー73を斜め前方あるいは斜め後方へ傾動させて、ロッド75,77の双方を押し引きし、ブーム8を起伏させながら上部旋回体3を旋回させようとする際には、ブーム起伏用シリンダ7と旋回用の油圧モータのそれぞれに別の油圧ポンプから圧油が付与されるので、ブーム8並びに上部旋回体3が円滑に作動する。
【0045】
なお、本発明の運転操作切換装置は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明を小型油圧ショベル以外の他の種類の作業機に適用すること、ブーム起伏操作及びアーム回動操作以外の他の作動の操作の切り換えに適用すること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の運転操作切換装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0047】
(1)第1の操作手段の傾動部材の変位を、内側軸一端部の操作手段用揺動部材、内側軸、及び内側軸他端部の制御弁用揺動部材によって、第2の操作手段に対向配置した第2の制御弁(アーム回動用制御弁)のスプールに伝達し、また、第2の操作手段の傾動部材の変位を、外側軸他端部の操作手段用揺動部材、外側軸、及び外側軸一端部の制御弁用揺動部材によって、第1の操作手段に対向配置した第1の制御弁(ブーム起伏用制御弁)のスプールに伝達するので、操作パターンを容易に変更することができる。
【0048】
(2)第1の操作手段の変位を第2の制御弁(アーム回動用制御弁)のスプールへ伝達する手段に、運転席幅方向へ延びる内側軸を用い、第2の操作手段の変位を第1の制御弁(ブーム起伏用制御弁)のスプールに伝達する手段に、内側軸に周方向へ回動可能に外嵌する外側軸を用いているので、既設の操作スタンド内部の操作手段と各制御弁との間に、この運転操作切換装置を装備することができ、国内向けのものと海外向けのものとで操作スタンドの基本設計を共用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転操作切換装置の実施の形態の一例を適用した操作機構を示す斜視図である。
【図2】図1における運転操作切換装置の主要部分の斜視図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【図5】図2のV−V矢視図である。
【図6】図2のVI−VI矢視図である。
【図7】図2のVII−VII矢視図である。
【図8】図2のVIII−VIII矢視図である。
【図9】小型油圧ショベルの一例を示す側面図である。
【図10】図9における上部旋回体及び操作スタンドの正面図である。
【図11】小型油圧ショベルの操作機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
54 ブーム起伏用制御弁
56 操作手段(第1の操作手段)
57 アーム回動用制御弁
59 操作手段(第2の操作手段)
63,72 傾動部材
65,74 スプール
78 内側軸
79 外側軸
80,83 揺動部材(操作手段用揺動部材)
81,82 揺動部材(制御弁用揺動部材)

Claims (2)

  1. 周方向に回動可能な内側軸と、該内側軸の長手方向中間部分に回動可能に外嵌する外側軸と、内側軸の一端部及び外側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した操作手段用揺動部材と、外側軸の一端部及び内側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した制御弁用揺動部材とを備え、内側軸一端部の操作手段用揺動部材を、内側軸の一側方に配置されている第1の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸他端部の操作手段用揺動部材を、第1の操作手段に並んで配置されている第2の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸一端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第1の操作手段に対向配置されている第1の制御弁のスプールに連結し、内側軸他端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第2の操作手段に対向配置されている第2の制御弁のスプールに連結したことを特徴とする運転操作切換装置。
  2. 周方向に回動可能な内側軸と、該内側軸の長手方向中間部分に回動可能に外嵌する外側軸と、内側軸の一端部及び外側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した操作手段用揺動部材と、外側軸の一端部及び内側軸の他端部のそれぞれに対してその径方向へ突出するように固着した制御弁用揺動部材とを備え、内側軸一端部の操作手段用揺動部材を、内側軸の一側方に配置されている第1の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸他端部の操作手段用揺動部材を、第1の操作手段に並んで配置されている第2の操作手段の傾動部材に連結し、外側軸一端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第1の操作手段に対向配置されているブーム起伏用制御弁のスプールに連結し、内側軸他端部の制御弁用揺動部材を、内側軸を隔てて第2の操作手段に対向配置されているアーム回動用制御弁のスプールに連結したことを特徴とする運転操作切換装置。
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