JP2003278706A - 作業車の駆動制御装置 - Google Patents

作業車の駆動制御装置

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JP2003278706A JP2002082555A JP2002082555A JP2003278706A JP 2003278706 A JP2003278706 A JP 2003278706A JP 2002082555 A JP2002082555 A JP 2002082555A JP 2002082555 A JP2002082555 A JP 2002082555A JP 2003278706 A JP2003278706 A JP 2003278706A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回台の旋回動とブーム又はアームの動作が
同時に行なわれる場合、ブーム又はアームの負荷圧の影
響を受けて旋回台の旋回速度の低下を防止する。 【解決手段】 駆動制御装置40は、旋回モータ12、
ブームシリンダ31及びアームシリンダ33の駆動を制
御する旋回駆動制御バルブ41、ブーム駆動制御バルブ
51及びアーム駆動制御バルブ61を有する。これらの
駆動制御バルブとアクチュエータ12、31、33との
間に第1油路42、第2油路52及び第3油路62を繋
ぎ、これらの油路42、52、62に第1圧力補償バル
ブ47、第2圧力補償バルブ57及び第3圧力補償バル
ブ67を設ける。第1油路42に第1パイロット油路4
4を繋ぎ、リリーフ圧よりも低い所定の許容最高負荷圧
が作用すると第1パイロット油路44を第1圧力補償バ
ルブ47に連通させるパイロット圧切替弁80を第1パ
イロット油路44に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、作業車の駆動制御装置
に関し、さらに詳細には、走行可能な走行体に旋回動可
能に設けられた旋回台と、旋回台に起伏動可能に設けら
れたブームと、ブームの先端部に屈伸動可能に設けられ
たアームの駆動を制御する作業車の駆動制御装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】このように構成された作業車は、地盤を
掘削したり掘削した土等を移動させる場合に使用される
ことが多く、アームの先端部に揺動可能に枢結されたバ
ケットを有して構成されたものがある。 【0003】このような作業車の旋回台には運転キャビ
ンが配設され、運転キャビン内には作業者が椅子に座っ
たままでブーム、アーム及びバケットの駆動操作が可能
な操作装置が配設されている。操作装置は、旋回台を旋
回動作させるとともにアームを屈伸動作させる第1操作
レバーと、ブームを起伏動作させるとともにバケットを
揺動作させる第2操作レバーとを備え、第1操作レバー
及び第2操作レバーは前後左右方向に傾動可能に構成さ
れている。第1操作レバーはこれが前後方向前側に傾動
操作されるとアームが上方へ屈伸動作し、第1操作レバ
ーが前後方向後側に傾動操作されるとアームが下方へ屈
伸動作し、第1操作レバーが左右方向左側に傾動操作さ
れると旋回台が左旋回動作し、第1操作レバーが左右方
向右側に傾動操作されると旋回台が右旋回動作するよう
に構成されている。 【0004】また、第1操作レバー及び第2操作レバー
は斜め方向に傾動操作が可能であり、例えば、第1操作
レバーが右斜め方向前側に傾動操作されると、旋回台が
右旋回動作するとともにアームが上方へ屈伸動作するよ
うに、操作装置はいわゆる複合動作を可能にするように
構成されている。 【0005】ここで、操作装置による操作に応じて旋回
台、ブーム及びアームの駆動を制御する駆動制御装置に
ついて図3を使用して説明する。図3は駆動制御装置の
構成を示し、同図に示すように、駆動制御装置は、旋回
台を旋回動させる旋回モータ12と、ブームを起伏動さ
せるブームシリンダ31と、アームを屈伸動させるアー
ムシリンダ33と、可変容量型の油圧ポンプPと、旋回
モータ12、ブームシリンダ31及びアームシリンダ3
3のそれぞれに対応して設けられ、油圧ポンプPから供
給される油の給排制御を行なう旋回駆動制御バルブ4
1、ブーム駆動制御バルブ51及びアーム駆動制御バル
ブ61を有している。 【0006】旋回駆動制御バルブ41、ブーム駆動制御
バルブ51及びアーム駆動制御バルブ61はポンプ圧油
路70を介して油圧ポンプPに繋がっている。旋回駆動
制御バルブ41は作動油圧を供給する第1油路42を介
して旋回モータ12に選択的に繋がり、ブーム駆動制御
バルブ51は第2油路52を介してブームシリンダ31
のボトム室31a及びロッド室31bに選択的に繋が
り、アーム駆動制御バルブ61は第3油路62を介して
アームシリンダ33のボトム室33a及びロッド室33
bに選択的に繋がるように構成されている。第1油路4
2、第2油路52及び第3油路62のそれぞれには第1
パイロット油路44、第2パイロット油路54、第3パ
イロット油路64が連通し、これらのパイロット油路4
4、54、64は3つのシャトル弁45、55、65を
介してレギュレータバルブRに繋がっている。レギュレ
ータバルブRには3つのシャトル弁45、55、65に
より選択されてこれらパイロット油路44、54、64
内の油圧のうち最も油圧の高い油圧(以下、「最高負荷
圧」と記す。)がパイロット圧としてレギュレータパイ
ロット油路71を介して作用している。レギュレータバ
ルブRは、ポンプ圧油路70内のポンプ圧と前述した最
高負荷圧との差圧が所定の一定値になるように最高負荷
圧の大きさに応じて油圧ポンプPの斜板Sに接続された
容量シリンダ72を伸縮動させて斜板Sの傾きを変えて
油圧ポンプPの容量を変化させるように構成されてい
る。 【0007】また、第1油路42、第2油路52及び第
3油路62のそれぞれには第1圧力補償バルブ47、第
2圧力補償バルブ57及び第3圧力補償バルブ67が設
けられ、これらの圧力補償バルブ47、57、67には
前述した最高負荷圧がレギュレータパイロット油路71
から分岐した圧力補償パイロット油路79を介してパイ
ロット圧として作用する。これらの圧力補償バルブ4
7、57、67は移動可能に設けられたスプール弁を備
え、このスプール弁の一方側に圧力補償バルブに流入す
る油圧が作用し、スプール弁の他方側に圧力補償バルブ
47、57、67内に設けられたばね74のばね圧とパ
イロット圧が作用して、これらの油圧の押し合いにより
スプール弁が移動して第1油路42、第2油路52及び
第3油路62を連通及び遮断するように構成されてい
る。 【0008】このように構成された駆動制御装置によれ
ば、旋回モータ12、ブームシリンダ31及びアームシ
リンダ33(以下、これらをまとめて「アクチュエー
タ」と記す。)の少なくともいずれかに負荷が作用する
と、作用した負荷のうち最も大きな負荷が作用したアク
チュエータが駆動できるように、油圧ポンプPから油が
必要流量だけ吐出し、またこの最も大きな負荷に対応し
た最高負荷圧がパイロット圧として旋回駆動制御バルブ
41、ブーム駆動制御バルブ51及びアーム駆動制御バ
ルブ61のそれぞれに作用する。このため、操作装置が
操作されてアクチュエータが複合動作している状態、例
えば、旋回台が旋回動作し及びブームが起仰動作してい
る状態で、ブームに大きな負荷が作用すると、油圧ポン
プPの容量が増加されて、大きな負荷に抗してブームシ
リンダ31が駆動できるように油圧ポンプPから油が必
要流量だけ更に吐出する。 【0009】また、油圧ポンプPから吐出された油は、
第2圧力補償制御バルブ57よりも上流側の第2油路5
2′内の油圧を昇圧させて、第2圧力補償制御バルブ5
7内のスプール弁を開弁方向に移動させ、第2圧力補償
制御バルブ57を開弁状態にする。このため、第2油路
52′は連通状態となり、昇圧された油がブーム駆動制
御バルブ51を介してブームシリンダ31のボトム室3
1aに供給され、ブームシリンダ31は負荷に抗して伸
長動する。一方、油圧ポンプPから吐出された油は、第
1圧力補償制御バルブ47よりも上流側の第1油路4
2′内の油圧を昇圧させて、第1圧力補償制御バルブ4
7内のスプール弁を開弁方向に移動させ、第1圧力補償
制御バルブ47を開弁状態にする。このため、第1油路
42′は連通状態となり、昇圧された油が旋回駆動制御
バルブ41を介して旋回モータ12に供給されて旋回モ
ータ12が回転し、旋回台が旋回動作する。 【0010】このように油圧ポンプPから吐出した油
は、第1圧力補償制御バルブ47及び第2圧力補償制御
バルブ57に供給されるが、仮にブームシリンダ31に
繋がる第2油路52に第2圧力補償制御バルブ57が配
設されていない場合を想定すると、ブームシリンダ31
に作用する負荷が第1圧力補償制御バルブ47を開弁さ
せる最高負荷圧よりも小さいときには、油圧ポンプPか
ら吐出した油の殆どがブーム駆動制御バルブ51に流入
しようとする。その結果、第1圧力補償制御バルブ47
よりも上流側の第1油路42′の油の昇圧速度が遅くな
って第1圧力補償制御バルブ47の開口面積は大きくな
らず、その結果、旋回モータ12の回転速度が遅くな
る。そこで、第2油路52に第2圧力補償制御バルブ5
7を設け、第2圧力補償制御バルブ57よりも上流側の
第2油路52′内の油圧を最高負荷圧を越えた所定圧に
維持して、第1圧力補償制御バルブ47に流入しようと
する油の油圧を昇圧可能にし、第1圧力補償制御バルブ
47を大きな開口面積で開弁させるようにしている。こ
のため、最高負荷圧を越えた所定圧の油圧を旋回モータ
12に供給することができ、旋回モータ12の回転速度
の低下を防止している。なお、前述した理由に準じて旋
回モータ12に繋がる第1油路42とアームシリンダ3
3に繋がる第3油路62に第2圧力補償制御バルブ57
と同一機能の第1圧力補償制御バルブ47及び第3圧力
補償制御バルブ67が設けられている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1圧
力補償制御バルブ47は最高負荷圧がパイロット圧とし
て作用するように構成されているので、旋回台を旋回動
させるとともにブームを起伏動させる場合、ブームに大
きな負荷が作用してリリーフ圧よりも所定の低圧の許容
最高負荷圧が第1圧力補償制御バルブ47に作用する
と、第1圧力補償バルブ47よりも下流側の第1油路4
2の油圧は、第1圧力補償バルブ47によりリリーフ圧
よりも小さく、且つ許容最高負荷圧と第1圧力補償バル
ブ47のばね74のばね圧の合計圧よりも僅かに大きな
油圧にされる。その結果、第1圧力補償制御バルブ47
のスプール弁は押し合いへし合いの状態となって第1圧
力補償制御バルブ47は僅かに開弁した状態になる。こ
のため、旋回モータ12への油の供給量が低下して、旋
回台の旋回速度が遅くなるという問題が生じる。 【0012】なお、旋回台が旋回動しているときにアー
ムを屈伸動させる場合、アームに大きな負荷が作用する
と、前述したブームに大きな負荷が作用した場合と同様
に、旋回台の旋回速度が遅くなるという問題が生じる。 【0013】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、旋回台の旋回動とブームの起伏動又はアー
ムの屈伸動の複合動作が行なわれる場合において、ブー
ム又はアームに作用する負荷圧の影響を受けて旋回台の
旋回速度が遅くならないように構成された作業車の駆動
制御装置を提供することを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の作業車の駆動制御装置は、車体(例えば、実
施形態における走行台車7)に旋回動自在に設けられた
旋回台と、旋回台を旋回動させる旋回モータと、旋回台
に起伏動自在に設けられたブームと、ブームを起伏動さ
せるブームシリンダと、ブームの先端部に上下に屈伸動
自在に設けられたアームと、アームを屈伸動させるアー
ムシリンダとを有してなる作業車(例えば、実施形態に
おけるバックホー1)の駆動制御装置であって、可変容
量型の油圧ポンプと、旋回モータ、ブームシリンダ及び
アームシリンダのそれぞれに対応して設けられ、油圧ポ
ンプから供給される油の給排制御を行なう旋回駆動制御
バルブ、ブーム駆動制御バルブ及びアーム駆動制御バル
ブと、油圧ポンプと旋回駆動制御バルブ、ブーム駆動制
御バルブ及びアーム駆動制御バルブとを繋ぐポンプ圧油
路と、旋回駆動制御バルブと旋回モータとを繋いで作動
油圧を供給する第1油路と、ブーム駆動制御バルブとブ
ームシリンダのロッド室若しくはボトム室とを繋ぐ第2
油路と、アーム駆動制御バルブとアームシリンダのボト
ム室若しくはロッド室とを繋ぐ第3油路と、第1油路、
第2油路及び第3油路のそれぞれに繋がった第1パイロ
ット油路、第2パイロット油路及び第3パイロット油路
と、これら第1パイロット油路、第2パイロット油路及
び第3パイロット油路に連通し、これらのパイロット油
路内の油圧のうち最も油圧の高い最高負荷圧に応じて油
圧ポンプの容量を変化させて油圧ポンプから供給される
油の供給量を調整して、ポンプ圧油路の油圧と最高負荷
圧との圧力差を所定の一定値にする油供給量調整手段
(例えば、実施形態における容量シリンダ72、レギュ
レータバルブR)と、第1油路、第2油路及び第3油路
のそれぞれに設けられ、第1パイロット油路、第2パイ
ロット油路及び第3パイロット油路の油圧のうち最も油
圧の高い最高負荷圧をパイロット圧として受けて、旋回
モータ、ブームシリンダ及びアームシリンダに供給され
る油を最高負荷圧を越えた所定圧にする第1圧力補償バ
ルブ、第2圧力補償バルブ及び第3圧力補償バルブと、
ポンプ圧油路に設けられ、ポンプ圧油路の油圧が所定の
リリーフ圧を超えないようにするリリーフバルブ(例え
ば、実施形態におけるリリーフ弁77)とを有し、第1
パイロット油路に設けられ、リリーフ圧よりも所定の低
圧の許容最高負荷圧を最高負荷圧として受けたときに、
第1パイロット油路を第1圧力補償バルブに連通させる
パイロット油路連通手段(例えば、実施形態におけるパ
イロット圧切替弁80)を備え、第1圧力補償バルブ
は、パイロット油路連通手段により第1パイロット油路
を介して旋回モータに作用している作動油圧を受ける
と、旋回駆動制御バルブから旋回モータに供給される油
の油圧を作動油圧を越えた所定の油圧に設定するように
構成される。 【0015】上記構成の駆動制御装置によれば、第1パ
イロット油路にこれと第1圧力補償バルブとを連通させ
るパイロット油路連通手段を設けることで、旋回台が旋
回動しているときに、ブーム又はアームに大きな負荷が
作用すると、この大きな負荷に対応する許容最高負荷圧
がパイロット油路連通手段に作用し、パイロット油路連
通手段は第1圧力補償バルブへの許容最高負荷圧の作用
を遮断し、第1パイロット油路を第1圧力補償バルブに
連通させる。このため、第1圧力補償バルブは、油圧ポ
ンプから第1圧力補償バルブに供給されて昇圧した作動
油圧により開口面積が大きい状態で開弁する。その結
果、旋回モータに作動油圧を越えた所定圧の作動油が油
量の多い状態で供給され、旋回モータが所望の回転速度
で回転して、旋回台の回転速度が低下する事態を未然に
防止することができる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1及び図2に基づいて説明する。本実施の形態は
地盤を掘削したり掘削した土等を移動させる際に使用さ
れるバックホーの態様を示す。先ず本発明に係わる駆動
制御装置を説明する前に、この駆動制御装置を搭載した
バックホーについて説明する。バックホー1は、図1に
示すように、左右一対の履帯3を有した走行装置5を備
えた走行台車7と、走行台車7上に旋回可能に設けられ
た旋回台11と、旋回台11の前部に枢結されたパワー
ショベル装置20と、旋回台11の上部に設けられたオ
ペレータキャビン15とを有して構成されている。 【0017】旋回台11は旋回台11に取り付けられた
図2に示す旋回モータ12により旋回駆動可能である。
パワーショベル装置20は、旋回台11の前端下部に基
端部が枢結されて上下に揺動自在なブーム25と、この
ブーム25の先端に枢結されて上下に揺動自在なアーム
27と、アーム27の先端に上下に揺動自在に枢結され
たバケット29とを有して構成されている。ブーム25
は旋回台11の前端下部とブーム25の下面間に枢結さ
れたブームシリンダ31により起伏動可能であり、アー
ム27はブーム25の上面とアーム27の基部間に枢結
されたアームシリンダ33により屈伸動可能であり、バ
ケット29はアーム27の上面とバケット29の基部間
に枢結されたバケットシリンダ35により上下に揺動可
能である。 【0018】オペレータキャビン15内には、パワーシ
ョベル装置20側に図示しない作業者が向いて座るオペ
レータシート17が設けられている。オペレータキャビ
ン15内の底板16であってオペレータシート17より
も前後方向前側(パワーショベル装置20側)の端部に
は左右の履帯3の駆動を操作する一対の走行操作レバー
19が設けられている。オペレータシート17の左右に
はパワーショベル装置20の駆動を操作する操作装置2
1が配設されている。操作装置21は左操作レバー21
aと右操作レバー21bとを有し、これらの操作レバー
21a、21bは前後左右に傾動可能に構成されてい
る。 【0019】左操作レバー21aはこれが前後方向前側
に傾動操作されるとアーム27が上方へ屈伸動作し、左
操作レバー21aが前後方向後側に傾動操作されるとア
ーム27が下方へ屈伸動作し、左操作レバー21aが左
右方向左側に傾動操作されると旋回台11が左旋回動作
し、左操作レバー21aが左右方向右側に傾動操作され
ると旋回台11が右旋回動作するように構成されてい
る。一方、右操作レバー21bはこれが前後方向前側に
傾動操作されるとブーム25が倒伏動作し、右操作レバ
ー21bが前後方向後側に傾動操作されるとブーム25
が起仰動作し、右操作レバー21bが左右方向左側に傾
動操作されるとバケット29が掘削動作し、右操作レバ
ー21bが左右方向右側に傾動操作されるとバケット2
9が排土動作するように構成されている。 【0020】また、操作装置21は、左操作レバー21
a及び右操作レバー21bを斜め方向に傾動操作可能に
構成され、例えば、左操作レバー21aが右斜め前側に
傾動操作されると、旋回台11が右旋回動作するととも
にアーム27が上方へ屈伸動作するように構成されてい
る。 【0021】前述したパワーショベル装置20は、操作
装置21からの操作信号に応じてその作動を制御する駆
動制御装置に接続されている。駆動制御装置40は、図
2に示すように、旋回モータ12と、ブームシリンダ3
1と、アームシリンダ33と、斜板Sの傾斜を変えて容
量を変える可変容量型の油圧ポンプPと、旋回モータ1
2、ブームシリンダ31及びアームシリンダ33のそれ
ぞれに対応して設けられ、油圧ポンプPから供給される
作動油の給排制御を行なう旋回駆動制御バルブ41、ブ
ーム駆動制御バルブ51及びアーム駆動制御バルブ61
とを有して構成されている。 【0022】旋回駆動制御バルブ41、ブーム駆動制御
バルブ51及びアーム駆動制御バルブ61は、7ポート
3位置の方向切替弁であり、ポンプ圧油路70を介して
油圧ポンプPにそれぞれが繋がっている。旋回駆動制御
バルブ41は作動油圧を供給する第1油路42に繋が
り、第1油路42は旋回モータ12と旋回駆動制御バル
ブ41間に連通した一対の旋回連通油路43、43′に
選択的に繋がっている。ブーム駆動制御バルブ51は作
動油圧を供給する第2油路52に繋がり、第2油路52
はブームシリンダ31のボトム室31a及びロッド室3
1b間に連通した一対のブーム連通油路53、53′に
選択的に繋がっている。アーム駆動制御バルブ61は作
動油圧を供給する第3油路62に繋がり、第3油路62
はアームシリンダ33のボトム室33a及びロッド室3
3b間に連通した一対のアーム連通油路63、63′に
選択的に繋がっている。 【0023】第1油路42、第2油路52及び第3油路
62のそれぞれには第1パイロット油路44、第2パイ
ロット油路54、第3パイロット油路64が連通してい
る。第1パイロット油路44は第1シャトル弁45及び
第1連通パイロット油路46を介して第3パイロット油
路64に繋がった第3シャトル弁65に繋がり、第2パ
イロット油路54は第2シャトル弁55及び第2連通パ
イロット油路56を介して第1シャトル弁45に繋が
り、第3パイロット油路64は第3シャトル弁65及び
第3連通パイロット油路66に繋がっている。第3連通
パイロット油路66は油圧ポンプPの斜板Sの傾きを制
御するレギュレータバルブRに繋がるレギュレータパイ
ロット油路71に繋がっている。 【0024】第1シャトル弁45、第2シャトル弁55
及び第3シャトル弁65はこれに作用する油圧のうち高
い方の油圧を連通パイロット油路46、56、66に導
くように構成されている。このため、レギュレータバル
ブRには3つのシャトル弁45、55、65により選択
された3つのパイロット油路44、54、64内の油圧
のうち最も油圧の高い油圧(以下、「最高負荷圧」と記
す。)がパイロット圧として作用することになる。レギ
ュレータバルブRは、ポンプ圧油路70内のポンプ圧と
前述した最高負荷圧との差圧が所定の一定値になるよう
に最高負荷圧の大きさに応じて油圧ポンプPの斜板Sに
接続された容量シリンダ72の伸縮動を制御して斜板S
の傾きを変えて油圧ポンプPの容量を変化させる。な
お。油圧ポンプPの回転数は一定であり、斜板Sの傾き
を変えることで油圧ポンプPから吐出する油量が変化す
る。 【0025】第1油路42、第2油路52及び第3油路
62のそれぞれには第1圧力補償バルブ47、第2圧力
補償バルブ57及び第3圧力補償バルブ67が設けられ
ている。これらの圧力補償バルブ47、57、67は絞
り73を内蔵した2ポート2位置のシャットオフ弁であ
り、内部に形成された開口部(図示せず)を開口させ及
び閉塞させるため移動可能に配設された図示しないスプ
ール弁を備えている。これらの圧力補償バルブ47、5
7、67は、油圧ポンプPから供給される作動油の作動
油圧がスプール弁の一方の端部に作用し、圧力補償バル
ブ47、57、67内に設けられたばね74のばね圧と
最高負荷圧との合計圧がスプール弁の他方の端部に作用
して、作動油圧が合計圧よりも大きいときにスプール弁
が移動して開口部を開口させて油路42、52、62を
連通し、作動油圧が合計圧よりも小さいときにスプール
弁が移動して開口部を閉じて油路42、52、62を遮
断するように構成されている。なお、開口部は所定の面
積を有しているので、作動油圧と合計圧との圧力差が所
定値を越えている状態のときに、開口部の全てが開口
し、及び開口部の全てが閉じた状態になる。 【0026】第1圧力補償バルブ47には圧力補償パイ
ロット油路79が繋がっており、この圧力補償パイロッ
ト油路79及び第1パイロット油路44にはこれらの油
路に跨ったパイロット圧切替弁80が設けられている。
このパイロット圧切替弁80は、4ポート2位置の方向
切替弁であり、圧力補償パイロット油路79からリリー
フ圧よりも所定の低圧の許容最高負荷圧を受けると、第
1パイロット油路44を第1圧力補償バルブ47に連通
させ、また許容最高負荷圧よりも小さい最高負荷圧を受
けると、この最高負荷圧が第1圧力補償バルブ47に作
用するように第1圧力補償バルブ47に繋がる圧力補償
パイロット油路79を連通させる機能を有している。圧
力補償パイロット油路79から分岐してパイロット圧切
替弁80に繋がる分岐パイロット油路81には絞り弁8
4が設けられている。 【0027】第2圧力補償バルブ57及び第3圧力補償
バルブ67には圧力補償パイロット油路79が繋がり、
前述した最高負荷圧が圧力補償パイロット油路79を介
して第2圧力補償バルブ57及び第3圧力補償バルブ6
7に作用する。これらの圧力補償バルブ47、57、6
7にはタンクTに連通する排出油路75が繋がり、排出
油路75とポンプ圧油路70との間にはリリーフ油路8
6が繋がり、リリーフ油路86にポンプ圧油路70の油
圧が所定のリリーフ圧を超えないようにするリリーフ弁
77が設けられている。 【0028】次に、駆動制御装置40の作動について、
旋回モータ12を回転駆動させる場合について説明す
る。なお、油圧ポンプPは図示しないエンジンからの駆
動力を受けて回転駆動可能な状態になっていると設定す
る。先ず、旋回台11が旋回動するように図1に示す左
操作レバー21aが操作されると、油圧ポンプPから吐
出した作動油は、図2に示すように、ポンプ圧油路70
を通って旋回駆動制御バルブ41に供給される。旋回駆
動制御バルブ41に供給された作動油は第1油路42及
び一方の旋回連通油路43を通って旋回モータ12に供
給される。更に詳細には、旋回モータ12に作動油が供
給されるように旋回駆動制御バルブ41が作動すれば、
油圧ポンプPから吐出した作動油は旋回駆動制御バルブ
41を介して第1圧力補償バルブ47に供給される。第
1圧力補償バルブ47に供給される作動油が第1圧力補
償バルブ47に作用するパイロット圧とばね圧の合計圧
よりも大きくなると、第1圧力補償バルブ47が開弁
し、その結果、油圧ポンプPからの作動油が第1油路4
2及び一方の旋回連通油路43を通って旋回モータ12
に供給される。また、旋回モータ12に繋がった他の旋
回連通油路43′内の作動油は旋回駆動制御バルブ41
及び排出油路75を通ってタンクTに排出されて旋回モ
ータ12が回転駆動する。 【0029】ここで、旋回モータ12に作動油を供給す
る第1油路42の油圧は第1パイロット油路44に伝わ
り、第1シャトル弁45及び第3シャトル弁65を介し
てこの油圧(以下、「最高負荷圧」と記す。)がレギュ
レータパイロット油路71を介してレギュレータバルブ
Rにパイロット圧として作用する。また、レギュレータ
バルブRにはポンプ圧油路70内の油圧がポンプ圧パイ
ロット油路76を介してパイロット圧として作用する。 【0030】このため、レギュレータバルブRはポンプ
圧油路70内の油圧が最高負荷圧及びレギュレータバル
ブRのばね87のばね圧の合計圧を越えた油圧になるよ
うに容量シリンダ72を伸縮動させる。その結果、旋回
モータ12に作用する負荷に抗して旋回モータ12が回
転駆動できる必要流量が油圧ポンプPから吐出される。 【0031】ここで、図1に示すブーム25に図2に示
すリリーフ弁77が開弁するリリーフ圧よりも低圧の所
定の許容最高負荷圧に対応した負荷(以下、「許容最高
負荷」と記す。)が作用している状態で起仰動している
と想定し、この状態で図1に示す旋回台11を旋回動さ
せる場合について考慮する。図1に示すブーム25に許
容最高負荷が作用すると、レギュレータバルブRには最
高負荷圧となる許容最高負荷圧が作用し、レギュレータ
バルブRは容量シリンダ72を伸縮動させて油圧ポンプ
Pの斜板Sの傾きを変化させる。その結果、許容最高負
荷圧に抗してブームシリンダ31が伸縮動できるように
油圧ポンプPから作動油が必要な流量だけ更に吐出され
る。 【0032】ここで、図3に示すように、第1圧力補償
バルブ47に圧力補償パイロット油路79が直接に繋が
っている場合を想定すると、この第1圧力補償バルブ4
7に許容最高負荷圧が最高負荷圧として作用することに
なる。この許容最高負荷圧はリリーフ圧に近い油圧であ
り、第1圧力補償バルブ47よりも下流側の第1油路4
2の油圧はリリーフ圧を越えることはなく、第1圧力補
償バルブ47により旋回駆動制御バルブ41に作用する
油圧は許容最高負荷圧とばね圧の合計圧よりも僅かに越
えた油圧となり、第1圧力補償バルブ47内のスプール
弁(図示せず)は押し合いへし合いの状態となって第1
圧力補償バルブ47は僅かに開弁した状態になる。その
結果、旋回モータ12への作動油の供給量が低下し、旋
回モータ12の旋回速度が低下することになる。 【0033】しかしながら、本発明に係わる駆動制御装
置40では、図2に示すように、パイロット圧切替弁8
0に許容最高負荷圧が作用すると、パイロット圧切替弁
80は第1パイロット油路44を第1圧力補償バルブに
連通させる。このため、旋回連通油路43の油圧(旋回
負荷圧)が第1パイロット油路44を介して第1圧力補
償バルブに作用することになる。 【0034】一方、第1圧力補償バルブ47の下流側に
繋がる第1油路42の油圧はリリーフ圧近傍まで昇圧可
能であるので、第1圧力補償バルブ47から旋回駆動制
御バルブ41に供給される作動油の油圧は旋回負荷圧と
ばね74のばね圧の合計圧よりも大きくなる。このた
め、第1圧力補償バルブ47のスプール弁(図示せず)
は押し切られた状態となって略最大の状態で開口し、旋
回連通油路43への作動油の供給量を多くすることがで
きる。その結果、旋回モータ12に作用する作動油圧を
迅速に所望油圧まで昇圧させることができ、図1に示す
旋回台11の旋回速度が低下する事態を未然に防止する
ことができる。なお、分岐パイロット油路81に設けら
れた絞り弁84により許容最高負荷圧がパイロット圧切
替弁80に急激に作用することはなく、パイロット圧切
替弁80には徐々に昇圧するパイロット圧が作用し、時
間差を有して許容最高負荷圧がパイロット圧切替弁80
に作用する。このため、パイロット圧切替弁80は徐々
に切り替わり、旋回負荷圧が急激に第1圧力補償バルブ
47に作用して旋回モータ12の回転速度が急変する事
態を防止している。 【0035】なお、前述した実施の形態では、旋回台1
1が旋回動するとともにブーム25が起仰動する場合に
ついて説明したが、アーム27が屈伸動する場合も、ブ
ーム25が起仰動する場合と同様の効果を得ることがで
きる。 【0036】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動御装
置によれば、第1パイロット油路にこれと第1圧力補償
バルブとを連通させるパイロット油路連通手段を設ける
ことで、旋回台が旋回動しているときに、ブーム又はア
ームに大きな負荷が作用すると、この大きな負荷に対応
する許容最高負荷圧がパイロット油路連通手段に作用
し、パイロット油路連通手段は第1圧力補償バルブへの
許容最高負荷圧の作用を遮断し、第1パイロット油路を
第1圧力補償バルブに連通させる。このため、第1圧力
補償バルブは、油圧ポンプから第1圧力補償バルブに供
給されて昇圧した作動油圧により開口面積が大きい状態
で開弁する。その結果、旋回モータに作動油圧を越えた
所定圧の作動油が油量の多い状態で供給され、旋回モー
タが所望の回転速度で回転して、旋回台の回転速度が低
下する事態を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る駆動制御装置を搭載したバックホ
ーの斜視図を示す。 【図2】本発明に係る駆動制御装置の油圧回路図を示
す。 【図3】従来の駆動制御装置の油圧回路図を示す。 【符号の説明】 1 バックホー(作業車) 7 走行台車(車体) 11 旋回台 12 旋回モータ 25 ブーム 27 アーム 31 ブームシリンダ 31a、33a ボトム室 31b、33b ロッド室 33 アームシリンダ 40 駆動制御装置 41 旋回駆動制御バルブ 42 第1油路 44 第1パイロット油路 47 第1圧力補償バルブ 51 ブーム駆動制御バルブ 52 第2油路 54 第2パイロット油路 57 第2圧力補償バルブ 61 アーム駆動制御バルブ 62 第3油路 64 第3パイロット油路 67 第3圧力補償バルブ 70 ポンプ圧油路 72 容量シリンダ(油供給量調整手段) 77 リリーフ弁(リリーフバルブ) 80 パイロット圧切替弁(パイロット油路連通手段) P 油圧ポンプ R レギュレータバルブ(油供給量調整手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 AB03 BA02 BB02 CA03 DA03 DB02 3H089 AA27 AA74 BB15 BB19 CC01 CC08 CC11 DA03 DB03 DB14 DB47 DB49 DB55 DB63 DB75 EE03 EE14 EE15 EE23 FF07 FF16 GG02 JJ02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体に旋回動自在に設けられた旋回台
    と、前記旋回台を旋回動させる旋回モータと、前記旋回
    台に起伏動自在に設けられたブームと、前記ブームを起
    伏動させるブームシリンダと、前記ブームの先端部に上
    下に屈伸動自在に設けられたアームと、前記アームを屈
    伸動させるアームシリンダとを有してなる作業車の駆動
    制御装置であって、 可変容量型の油圧ポンプと、前記旋回モータ、前記ブー
    ムシリンダ及び前記アームシリンダのそれぞれに対応し
    て設けられ、前記油圧ポンプから供給される油の給排制
    御を行なう旋回駆動制御バルブ、ブーム駆動制御バルブ
    及びアーム駆動制御バルブと、前記油圧ポンプと旋回駆
    動制御バルブ、ブーム駆動制御バルブ及びアーム駆動制
    御バルブとを繋ぐポンプ圧油路と、前記旋回駆動制御バ
    ルブと前記旋回モータとを繋いで作動油圧を供給する第
    1油路と、前記ブーム駆動制御バルブと前記ブームシリ
    ンダのロッド室若しくはボトム室とを繋ぐ第2油路と、
    前記アーム駆動制御バルブと前記アームシリンダのボト
    ム室若しくはロッド室とを繋ぐ第3油路と、前記第1油
    路、前記第2油路及び前記第3油路のそれぞれに繋がっ
    た第1パイロット油路、第2パイロット油路及び第3パ
    イロット油路と、これら前記第1パイロット油路、前記
    第2パイロット油路及び前記第3パイロット油路に連通
    し、これらのパイロット油路内の油圧のうち最も油圧の
    高い最高負荷圧に応じて前記油圧ポンプの容量を変化さ
    せて前記油圧ポンプから供給される油の供給量を調整し
    て、前記ポンプ圧油路の油圧と前記最高負荷圧との圧力
    差を所定の一定値にする油供給量調整手段と、前記第1
    油路、前記第2油路及び前記第3油路のそれぞれに設け
    られ、前記第1パイロット油路、前記第2パイロット油
    路及び前記第3パイロット油路の油圧のうち最も油圧の
    高い最高負荷圧をパイロット圧として受けて、前記旋回
    モータ、前記ブームシリンダ及び前記アームシリンダに
    供給される油を前記最高負荷圧を越えた所定圧にする第
    1圧力補償バルブ、第2圧力補償バルブ及び第3圧力補
    償バルブと、前記ポンプ圧油路に設けられ、前記ポンプ
    圧油路の油圧が所定のリリーフ圧を超えないようにする
    リリーフバルブとを有し、 前記第1パイロット油路に設けられ、前記リリーフ圧よ
    りも所定の低圧の許容最高負荷圧を前記最高負荷圧とし
    て受けたときに、前記第1パイロット油路を前記第1圧
    力補償バルブに連通させるパイロット油路連通手段を備
    え、 前記第1圧力補償バルブは、前記パイロット油路連通手
    段により前記第1パイロット油路を介して前記旋回モー
    タに作用している作動油圧を受けると、前記旋回駆動制
    御バルブから前記旋回モータに供給される油の油圧を前
    記作動油圧を越えた所定の油圧に設定するように構成さ
    れていることを特徴とする作業車の駆動制御装置。
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