JP4227038B2 - 磁性体検知装置 - Google Patents

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Description

この発明は紙葉類等の印刷に使用するインキに含まれる微量の磁性体を非接触で検知する磁性体検知装置に関する。
例えば、紙葉類の印刷に使用する印刷インキに含まれる磁性体を検知することにより、紙葉類を識別する方法は広く知られている。従来、この紙葉類の印刷に使用された印刷インキに含まれる磁性体の検知には、S字形のコアの中央部に1次コイルを巻装し、微小な間隙に設定した2箇所の開口部側のそれぞれに2次コイルを巻装して、一方の開口部上に紙葉類を通過させて2つの2次コイルによる誘起電圧の差を出力する差動コイル形トランス方式や、コイルを設けた環状のコアの一部に微小な間隙を設けて、その間隙を通過する際の環状コアの誘起電圧の変化を検知する方式などがある。
また、特許文献1に開示された磁性体検知装置は、長手方向両端部にそれぞれコイルが巻回された一対のI字型コアを備え、これらのコアは一端同士が間隙をもって対向した状態で配置されている。一対のコアの対向側端部に設けられたコイル同士、および一対のコアの反対側端部に設けられらコイル同士を直列に接続して、2つのコイルが形成されている。そして、これらのコイルの誘起電圧の差を検出して、コア間を通過する磁性体を検出している。
特開2002−42203号公報
上述した特許文献1に開示された磁性体検知装置によれば、コアと磁性体との距離が変化しても検知信号の変動が少なく、磁性体の量に比例した検出信号が得られる。従って、安定した磁性体検知が可能となる。
しかしながら、上記構成の磁性体検知装置では、一対のコアを対向させて、検知コイル、ダミーコイルとし、これらコイルの誘起電圧の変化をブリッジ回路により検出している。そのため、複数対のコアを並べて紙葉類の広い範囲における磁性体の分布状態を検知する場合、コア対ごとにブリッジ回路を構成してそれぞれを付勢するとともに、ブリッジ出力を最小にするようにバランス調整している。従って、複数のコア対を近接して設置すると、隣接コア対間で干渉が生じ、正確な磁性体信号を検出することが困難となる。その結果、隣接設置するコア対間の最小間隔に制約があり、検出精度を上げることが難しい。
そこで、この発明の目的は、複数のコアを近接して配置した場合でも隣接コア間の干渉が無く、磁性体分布を高い精度で検知することが可能な磁性体検知装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係る磁性体検知装置は、一方の各端部を被検知媒体が通過する搬送路を介して所定間隙を持って相対向させた一対のコアと、前記一対のコアの相対向する各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第1コイルと、前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第2コイルと、前記一対のコアに巻装された各コイルを直列に接続してなる第3コイルと、前記第3コイルを交流付勢したときの前記第1コイルからの検出信号と前記第2コイルからの検出信号との差を求めることにより被検出媒体の磁性体の量を求める信号処理回路と、を備えたことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る磁性体検知装置は、一方の各端部を被検知媒体が通過する搬送路を介して所定間隙を持って相対向させた一対のコアと、前記一対のコアの相対向する各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第1コイルと、前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第2コイルと、前記一対のコアに巻装された各コイルを直列に接続してなる第3コイルと、前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部側をそれぞれ囲繞しているとともに磁性体で形成された磁気カバーと、前記第3コイルを交流付勢したときの前記第1コイルからの検出信号と前記第2コイルからの検出信号との差を求めることにより被検知媒体の磁性体の量を求める信号処理回路と、を具備したことを特徴としている。
この発明によれば、複数のコアを近接して配置した場合でも隣接コア間の干渉が無く、磁性体分布を高い精度で検知することが可能な磁性体検知装置を提供することができる。
以下図面を参照しながら、この発明の実施の形態に係る磁性体検知装置について詳細に説明する。
図1および図2に示すように、この発明の第1の実施形態に係る磁性体検知装置は、例えば、印刷物などの紙葉類の印刷に使用する印刷インキに含まれる微量の磁性体を非接触で検知する磁性体検知装置として構成されている。磁性体検知装置は検知部1を備え、この検知部1は、一対のコア2、3、コイル4a、4b、コイル5a、5bおよび磁気カバー8、9を有している。被検知媒体として、例えば、磁性体粉末を含有した印刷インキで印刷された印刷物、有価証券などの紙葉類10は、図示しない搬送機構により、搬送路Mを通り移動方向Eに沿って搬送されるものとする。
コア2、3は、例えば、軟磁性体のアモルファス箔を積層して構成され、長さL、幅b、厚さtの矩形板状に形成されている。コア2、3は、一端部同士が搬送路Mを挟んで対向した状態で、つまり、紙葉類10が通過するための間隙Gを持って対向した状態で配設されている。コア2、3は、それぞれ紙葉類10の表面と直交する方向に沿って、ここでは、鉛直方向に沿って配置されている。同時に、コア2、3は、その幅方向bが紙葉類10の移動方向Eと直交し、かつ紙葉類の表面と平行に位置するように配設されている。これにより、一対のコア2、3は、互いに平行に整列している。
コア2、3の対向部2a、3aには、それぞれコイル4a、4bが巻装されているとともに、対向部と反対側のコア他端部2b、3bには、それぞれコイル5a、5bが巻装されている。また、コア2、3の長手方向中間部には、それぞれコイル6、7が巻装されている。対向部2a、3aのコイル4a、4bは直列に接続され第1コイル100を構成し、他端部2b、3b側のコイル5a、5bは直列に接続され第2コイル200を構成している。中間部のコイル6、7は直列に接続され第3コイル300を構成している。
磁気カバー8、9は、磁性体によって構成され、少なくともコア2、3の開放側の端部、コイル5a、5b、およびコイル6、7をそれぞれ包囲して設けられている。これにより、磁気カバー8、9は、外部からの磁力線の影響を防止している。
第1コイル100を付勢した際にコイル4a、4bに発生する磁力線は、コア2、3が相対向する間隙Gでは、例えば、図示矢印Aで示すように、紙葉類10を横切る方向に一致させている。第2コイル200および第3コイル300においても同様に、コイル5a、6では図示矢印B1、B2、コイル5b、7では図示矢印C1、C2の方向に一致させている。第3コイル300を付勢することにより、矢印A、矢印C1、磁気カバー9を通って図示矢印D1、さらに磁気カバー8を通って矢印B1の経路と、矢印A、矢印C2、磁気カバー9、図示矢印D2、磁気カバー8を通って矢印B2の経路で磁力線が通る環状磁路を形成する。
コア2、3の対向間隙G内に磁気インキで印刷された紙葉類10が挿入されると、間隙G内の磁力線の分布が変化する。そのため、第1コイル100および第2コイル200の誘起電圧が変化する。ただし、磁力線D1、D2の磁路の間隙は、コア2、3間の間隙Gよりも広く、磁束の漏洩が大きい。そのため、環状磁束の磁力線D1、D2の量が減少し、紙葉類10による磁力線への変化は少なく、第2コイル200の誘起電圧変化も小さい。したがって、紙葉類10の磁気インキ内の磁性粉は、コア2、3の対向部2a,3aの間隙G内にある部分が第1コイル100によって検知される。
紙葉類10が矢印Eの方向に移動すると、この移動方向Eに沿って分布する磁気インキは、対向部2a、3aの間隙G内で磁気インキ量の変化に伴う第1コイル100の誘起電圧変化として検知される。
一方、検知部1の周囲温度が変化すると、コア2およびコア3の透磁率が変化し、第1コイル100および第2コイル200の誘起電圧が変化する。第1コイル100および第2コイル200の周囲温度は概略同一であることから、温度変化による誘起電圧変化の増減も同じとなる。したがって、第1コイル100と第2コイル200との誘起電圧の差を取れば、温度による誘起電圧の変化分は消去され、磁性体による誘起電圧の変化分のみを取出すことができる。
次に、コア2、3の対向部2a、3aの間隙G内で紙葉類10の位置変動による影響について述べる。紙葉類10が間隙Gの中間にある場合、コイル4aとコイル4bの誘起電圧の変化量は同じであるが、紙葉類10がコア2の対向部2aに近づくと、コイル4aの誘起電圧は増大し、コイル4bの誘起電圧は減少する。また、紙葉類10がコア3の対向部3aに近づくと、コイル4bの誘起電圧は増大し、コイル4aの誘起電圧は減少する。
しかし、第1コイル100はコイル4aとコイル4bとを直列に接続しているために、2つのコイル4a、4bの誘起電圧の増加量と減少量とが打ち消し合い、結果として変化量は小さくなる。したがって、紙葉類10がコア2、3の対向部2a、3aの間隙G内で揺動しても、検知信号への影響は小さい。
以上、検知部1の構成とその動作について述べたが、磁路内での磁力線の方向A、D1、D2およびB1、B2とC1、C2が反対であっても、また、磁力線A、D1、D2の向きに対して磁力線B1、B2とC1、C2の両方あるいは片方が反対の向きであっても、上述した実施形態と同様の効果は維持される。
また、コア2、3は、アモルファス箔以外の磁性材料で構成することも可能であるが、アモルファス箔のような高透磁率の材料を用いることにより、磁力線の広がりを小さくできるため、コア対向部2a、3aの間隙Gを大きく取ることができる。
コア対向部2a,3aの間隙G内における磁性体の検知感度を妨げないためには、コア2、3と磁気カバー8、9との間隙wを間隙G以上とすること、また、コア2、3の対向部2a、3aと磁気カバー8、9の端部との間隔Qを間隙G以上とすること、更に、上下の磁気カバー8、9の端部間の間隔kを間隙G以上とすることが好ましい。
図2に示すように、コア2、3の横幅(長手方向の幅)bは、厚さtの2倍以上の大きさに設定されている。これにより、紙葉類10の移動方向Eと直行する方向に一定の幅を持たせ、厚さtを薄くして磁力線の厚みを小さくし、磁性体の移動方向分布の変化を精度よく検知するものである。
コイル4a、4bは、コア対向部2a、3aに近い位置に巻装されている。これにより、コア対向部2a、3aの間隙G内の磁力線の変動を感度よく検知することができる。コア対向部2a、3aとコア他端部2b、3bとの間隙、すなわち、コア2、3の長さLは間隙G以上にすることがコア他端部2b、3bの影響を小さくできるため好ましい。
磁性体検知装置は、検知部1の信号を処理する信号処理回路を備えている。図3に示すように、信号処理回路は、第3コイル300を付勢するための信号を発生する発振回路15を備え、この発振回路は第2調整手段として機能する位相設定回路22を介して位相同期検波回路21に接続されている。第2コイル200は、アンプ16、第1調整手段として機能する位相調整回路17および振幅調整回路18を介して差動アンプ20の一方の入力端に接続されている。第1コイル100は、アンプ19を介して差動アンプ20の他方の入力端に接続されている。そして、差動アンプ20の出力端は位相同期検波回路21、低域通過用のフィルタ回路23を通して回路出力24に接続されている。
発振回路15により第3コイル300を交流付勢すると、コア2、3を介して第1コイル100および第2コイル200に誘起電圧が生じる。コア対向部2a、3a間の間隙Gに紙葉類10等が無い状態において以下の調整を行う。まず、第1コイル100の検出信号をアンプ19で増幅し差動アンプ20の一方の入力とする。また、第2コイル200の検出信号をアンプ16で増幅した後、位相調整回路17により第1コイル100の増幅信号であるアンプ19の出力信号に位相を合わせ、更に振幅調整回路18でアンプ19の出力信号に振幅をあわせて差動アンプ20の他方の入力とする。両端子の入力信号は同相、同振幅のため差動アンプ20の出力信号はほぼゼロとなる。
上記のような調整後、コア2、3の対向部2a、3a間の間隙Gに磁性インク等の磁性体が挿入されると、第1コイル100の誘起電圧が増加する。そのため、差動アンプ20の出力信号は変化して交流波形を出力する。平滑手段として機能する位相同期検波回路21は、位相設定回路22で設定された位相のもとで、差動アンプ20の出力信号を検波、整流する。
位相設定回路22は、発振回路15の入力波形に対して設定された位相だけずれた信号を位相同期検波回路21に送るもので、その設定位相は、例えば、検知部1内に被検知媒体が置かれたときに、付勢交流信号の位相を磁性体による信号に対して位相同期検波回路21の出力信号が最大となるように設定する。なお、この位相設定においては、検知信号に対して有害となる雑音成分信号が最小になるようにしてもよい。フィルタ回路23は、位相同期検波回路21で検波、整流された交流検波信号を平滑化して直流信号とする。なお、このフィルタ回路23には、出力信号の電圧レベルを変える機能を持たせてもよい。
以上のように構成された磁性体検知装置によれば、コアの一端を対向させ、対向部と反対側の端部それぞれに設けたコイルを直列に接続しているため、間隙内での磁性体の位置によるコイルの誘起電圧値の変動は小さく非接触での検知が可能となる。また、コアを対向させた間隙部は磁性体に感応して検出信号を出力するが、反対側の端部は磁性体から距離が離れるためほとんど感応しない。従って、それぞれのコイル同士の誘起電圧差をとることにより温度による変動が相殺され、磁性体の量に比例した信号を得ることが出来る。また、コアの形状が単純なため、コアの製作が容易となり、装置への組み込みも単純な構成にする事が出来、制作費も安くする事ができる。
次に、図4を参照して、他の実施形態に係る検知部1の信号処理回路について説明する。なお、前述した実施形態と同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。この信号処理回路は、前述した信号処理回路に機能構成ブロックを付加したものである。
第2コイルのアンプ16は、位相調整回路17a、振幅調整回路18aを介して差動アンプ20の一方の入力端に接続されている。位相調整回路17aは、電圧信号を制御入力として入力信号の位相を調整するものでフォトカプラによる可変抵抗器とキャパシタおよびオペアンプ等で構成されている。振幅調整回路18aは、電圧信号を制御入力としてアンプの増幅度を変えて入力信号の振幅を調整するもので、フォトカプラによる可変抵抗器と固定抵抗器およびオペアンプ等で構成されている。
振幅調整回路18aと回路出力24との間に接続されたローパスフィルタ28は、温度ドリフトのような周期の遅い周波数を出力する。発振回路15に対して位相設定回路22と並列に接続された他の位相設定回路25は、位相設定回路22の位相設定値より90度位相をずらしてある。位相設定回路25は位相検波回路26を介して差動アンプ20の出力側に接続されている。この位相検波回路26は、差動アンプ20の出力信号から磁性体に対して最小の感度の信号を検出する。
位相検波回路26はローパスフィルタ27を介して位相調整回路17aに接続されている。ローパスフィルタ27は、ローパスフィルタ28と同様に周期の遅い周波数を出力する。位相調整回路17a、振幅調整回路18aに対して、磁性体に最大感度を持つ位相検波信号と90度位相をずらした位相検波信号をフィードバックすることにより、差動アンプ20の出力は低い周波数に対してゼロになるように作用する。これにより、回路出力24が温度変化等によって遅い周期で変動することを補償する。
前記信号処理回路において、差動アンプ20の出力波形を図5(a)に示す波形とする。この出力波形が検知した磁性体によるものとすると、図5(b)に示す位相設定回路22の出力波形(φ=0)と同位相となる。従って、位相同期検波回路21の出力波形は図5(c)に示す波形となり、フィルタ回路23の出力はV01の直流電圧となる。
一方、図5(d)に示す位相設定回路25の出力波形は、図5(b)に示す位相設定回路22の出力波形より−90度位相(φ=−90)をずらして設定する。そのため、図5(a)に示す差動アンプ20の出力波形に対して、位相検波回路26の出力波形は図5(e)に示す波形となり、ローパスフィルタ27の出力V901は0Vとなる。
図5(a)に示す差動アンプ20の出力波形が持続して出力されると、フィルタ回路23の出力信号は、ローパスフィルタ28を介して、低い反応速度で振幅調整回路18aに帰還され、その結果、差動アンプ20の出力がゼロになるように作用する。
しかし、図6(a)に示すように、差動アンプ20の出力波形が、図6(b)に示す位相設定回路22の出力波形(φ=0)と位相がずれた場合、位相同期検波回路21の出力波形は図6(c)に示す波形となり、フィルタ回路23の出力はV02(<V01)の直流電圧となる。図6(d)に示す位相設定回路25の出力波形は、図6(b)に示す位相設定回路22の出力波形より−90度位相をずらして設定される(φ=−90)。従って、図6(a)に示す差動アンプ20の出力波形に対して、位相検波回路26の出力波形は図6(e)に示す波形となり、ローパスフィルタ27の出力は直流電圧V902となる。
ローパスフィルタ28の出力を振幅調整回路18aに帰還してフィルタ回路23の出力電圧がゼロとなっても、差動アンプ20の出力は0Vにならず、90度位相がずれた成分の交流波形が残る。そのため、位相検波回路26の出力をローパスフィルタ27を介して位相調整回路17aに帰還し、φ=−90成分の信号を0Vにするように作用させる。
以上のように、φ=0、φ=−90の信号を低い周期のフィルタを介して帰還することにより、温度ドリフトのような周期の遅い信号変化を打ち消して、早い周期の信号のみ検出する。このような動作により小さな信号を検出する際、ドリフトによる信号を打ち消して周期の早い信号のみを選択増幅させることができる。そのため、差動アンプ20の出力を飽和させること無く高い増幅率で作動させることができる。
次に、この発明の第2の実施形態に係る磁性体検出装置ついて説明する。
図7および図8に示すように、本実施形態に係る磁性体検知装置は、図1に示した検知部1を、その各コアの相対向する端部を結ぶ線がほぼ平行になるように、紙葉類10の幅方向に複数個(本例では7個)並設して構成されている。各検知部1の構成は前述した実施形態と同一であり、同一の部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
磁気カバー8は7つのコア2のコイル5aおよび6を包囲するように設けられている。また、磁気カバー9は7つのコア3のコイル5bおよび7を包囲するように設けられている。コア2、3と磁気カバー8、9との間には、コアを支持する支持具11、12、13、14が設けられている。これらの支持具は非磁性体で形成されている。支持具11、12、13、14は、それぞれ複数の凸部を有し、これらの凸部によりコア2、3を両側から挟持することによりコアを支持している。支持具11、12、13、14の凸部とコア2、3との間に樹脂などを充填して固定してもよい。
隣合う検知部1間の間隔、特に、隣合うコア2間の間隔pおよび隣合うコア3間の間隔pは、隣接する検知部1同士の干渉を小さくするため、コア2、3の対向部2a、3aの間隙Gに対し、同じかそれ以上に設定されていることが好ましい。
図9に示すように、磁性体検知装置の信号処理回路は、n対のコアに券回したのコイル6、7をそれぞれ直列に接続した第3コイル300−1、300−2、…、300−n−1、300−nを直列に接続して付勢する。信号処理回路は、図2に示した信号処理回路の実線で囲んだ回路部50と同じ構成の回路部50−1、50−2、…、50−n−1、50−nを各コア対に対応して設け、位相設定回路22の出力55を回路部50−1、50−2、…、50−n−1、50−nの各位相同期検波回路21に接続して構成されている。このように構成することにより、コア対ごとに検知信号を得ることができる。
上記第2の実施形態によれば、紙葉類10の幅方向(移動方向Eと直交方向)のほぼ全面にわたって磁性体を検知することができるとともに、検知場所の特定が可能となる。また、コアを複数対並設し複数の第3コイルを直列に接続して交流付勢することにより、各コアから生じる磁界が同相となる。そのため、複数の検知部1を接近して配置した場合でも、隣接コア間の干渉が小さい。従って、各コアの第1コイル、第2コイルに誘起される検出信号についても、隣接コア間における干渉の影響が小さく、高い精度で磁性体検知を行うことができる。その結果、磁性体検知装置全体の小型化を図ることが可能となる。
次に、この発明の第3の実施形態に係る磁性体検出装置ついて説明する。
図10および図11に示すように、本実施形態に係る磁性体検知装置によれば、共通のコアにより複数の検知部1を構成している。すなわち、磁性体検知装置は、2枚の細長い矩形板状のコア62、63を備え、各コアは被検知媒体である紙葉類10の幅とほぼ等しい長さを有している。2枚のコア62、63は、その長辺が紙葉類10の表面と平行に位置するように設けられているとともに、紙葉類10の搬送路を挟んで対向して配設されている。
コア62の搬送路側に位置した長辺部には複数の凸部が一体的に形成されコア対向部2aを構成している。コア対向部2aはコア62の長手方向に沿って所定の間隔を置いて設けられている。コア62の反対側の長辺部には複数の凸部が一体的に形成されコア他端部2bを構成している。コア他端部2bはコア62の長手方向に沿って所定の間隔を置いて設けられ、それそれコア対向部2aと整列している。
同様に、コア63の搬送路側に位置した長辺部には複数の凸部が一体的に形成されコア対向部3aを構成している。コア対向部3aはコア62の長手方向に沿って所定の間隔を置いて設けられている。また、コア対向部3aはコア62側のコア対向部2aと間隙Gを置いて対向している。コア63の反対側の長辺部には複数の凸部が一体的に形成されコア他端部3bを構成している。コア他端部3bはコア63の長手方向に沿って所定の間隔を置いて設けられ、それそれコア対向部3aと整列している。
コア62の各コア対向部2aにはコイル4aが巻回され、各コア他端部2bにはコイル5aが巻回されている。コア62の中間部には共通のコイル6が巻回され、コイル4a、5a間に位置している。コア63の各コア対向部3aにはコイル4bが巻回され、各コア他端部3bにはコイル5bが巻回されている。コア63の中間部には共通のコイル7が巻回され、コイル4b、5b間に位置している。
隣合うコア対向部2a間の間隔pおよび隣合うコア対向部3a間の間隔pは、隣接する検知部1同士の干渉を小さくするため、コア対向部2a、3aの間隙Gに対し、同じかそれ以上に設定されていることが好ましい。
磁気カバー8は複数のコイル5aおよび6を包囲するように設けられている。また、磁気カバー9は複数のコイル5bおよび7を包囲するように設けられている。コア62、63と磁気カバー8、9との間には、コアを支持する支持具11、12、13、14が設けられている。これらの支持具は非磁性体で形成されている。支持具11、12、13、14は、は、それぞれ複数の凸部を有し、これらの凸部によりコア2、3を両側から挟持することによりコアを支持している。支持具11、12、13、14の凸部とコア2、3との間に樹脂などを充填して固定してもよい。
各検知部の構成は前述した実施形態と同一であり、同一の部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12に示すように、磁性体検知装置の信号処理回路は、2つのコイル6、7を直列に接続した共通の第3コイル300を構成し、この第3コイルを交流付勢する。信号処理回路は、図2に示した信号処理回路の実線で囲んだ回路部50と同じ構成の回路部50−1、50−2、…、50−n−1、50−nを各組の検知部に対応して設け、位相設定回路22の出力55を回路部50−1、50−2、…、50−n−1、50−nの各位相同期検波回路21に接続して構成されている。このように構成することにより、検知部ごとに検知信号を得ることができる。
上記のように構成された第3の実施形態によれば、前述した第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。更に、第3の実施形態によれば、共通のコア62、63および共通のコイル6、7を用いて複数の検知部を構成しているため、装置の組立が容易であるとともに、複数の検知部におけるコア対向部2a、3a間の間隙Gを同時に調整することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、検知部を構成した各コアの形状は板状に限定されることなく、棒状等、他の形状としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る磁性体検知装置を概略的に示す断面図。 前記磁性体検知装置の検知部を構成したコアの外形を示す斜視図。 前記検知部の信号処理回路を概略的に示すブロック図。 前記検知部の信号処理回路の他の実施形態を概略的に示すブロック図。 前記図4に示した信号処理回路における信号波形をそれぞれ示す図。 前記図4に示した信号処理回路における信号波形をそれぞれ示す図。 本発明の第2の実施形態に係る磁性体検知装置の構成を一部省略して模式的に示す正面図。 図7における線F−Fに沿った前記磁性体検知装置の断面図。 前記第2の実施形態に係る磁性体検知装置の信号処理回路を概略的に示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る磁性体検知装置の構成を一部省略して模式的に示す正面図。 図10における線H−Hに沿った前記磁性体検知装置の断面図。 前記第3の実施形態に係る磁性体検知装置の信号処理回路を概略的に示すブロック図。
符号の説明
1…検知部、 2、3、62、63……コア、
4a、4b、5a、5b、6、7…コイル、 8、9…磁気カバー、
10…紙葉類(印刷物)、 15…発振回路、 16、19…アンプ、
20…差動アンプ、 21、26…位相同期検波回路、
22、25…位相設定回路、 23…フィルタ回路、
24、27…ローパスフィルタ、 100…第1コイル、
200…第2コイル、 300…第3コイル

Claims (10)

  1. 一方の各端部を被検知媒体が通過する搬送路を介して所定間隙を持って相対向させた一対のコアと、
    前記一対のコアの相対向する各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第1コイルと、
    前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第2コイルと、
    前記一対のコアに巻装された各コイルを直列に接続してなる第3コイルと、
    前記第3コイルを交流付勢したときの前記第1コイルからの検出信号と前記第2コイルからの検出信号との差を求めることにより被検出媒体の磁性体の量を求める信号処理回路と、
    を具備した磁性体検知装置。
  2. 一方の各端部を被検知媒体が通過する搬送路を介して所定間隙を持って相対向させた一対のコアと、
    前記一対のコアの相対向する各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第1コイルと、
    前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部にそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第2コイルと、
    前記一対のコアに巻装された各コイルを直列に接続してなる第3コイルと、
    前記一対のコアの相対向する各端部とは反対側の各端部側をそれぞれ囲繞しているとともに磁性体で形成された磁気カバーと、
    前記第3コイルを交流付勢したときの前記第1コイルからの検出信号と前記第2コイルからの検出信号との差を求めることにより被検知媒体の磁性体の量を求める信号処理回路と、
    を具備した磁性体検知装置。
  3. 前記各コアはアモルファス箔を積層して形成されている請求項1又は2に記載の磁性体検知装置
  4. 前記コアと前記磁気カバーとの間隔は、前記一対のコアの相対向する端部間の間隙よりも大きく設定されている請求項に記載の磁性体検知装置。
  5. 前記一対のコアの相対向する端部と前記磁気カバーの開口端との間隔は、前記一対のコアの相対向する端部間の間隙よりも大きく設定されている請求項に記載の磁性体検知装置。
  6. 請求項1又は2に記載の磁性体検知装置を、その各コアの相対向する端部を結ぶ線がほぼ平行になるように複数個並設し、複数の第3コイルを直列に接続して交流付勢してなる磁性体検知装置。
  7. それぞれ対向した一対の長辺部と、各長辺部に隙間おいて並んで設けられた複数の凸部とを有し、一方の各長辺部に設けられた凸部を被検知媒体が通過する搬送路を介して所定間隙を持って相対向させて配設された一対の板状のコアと、
    前記一対のコアの相対向するそれぞれの組の凸部にそれぞれ巻装された各コイルを各組ごとに直列に接続してなる複数の第1コイルと、
    前記一対のコアの相対向する凸部とは反対側に位置したそれぞれの組の凸部にそれぞれ巻装された各コイルを各組ごとに直列に接続してなる複数の第2コイルと、
    前記一対のコアにそれぞれ巻装された各コイルを直列に接続してなる第3コイルと、
    前記各コアの相対向する長辺部とは反対側の長辺部側を包囲する磁性体で形成された一対の磁気カバーと、
    前記第3コイルを交流付勢したときの前記第1コイルからの複数の検出信号と前記第2コイルからの複数の検出信号との差をそれぞれ求めることにより被検知媒体の磁性体の量を求める信号処理回路と、
    を具備した磁性体検知装置。
  8. 前記信号処理回路は、前記第1コイルあるいは第2コイルの検出信号の位相および振幅を調整する第1調整手段と、前記第2コイルあるいは第1コイルの位相および振幅に合わせて差信号を得る手段と、前記第3コイルを付勢する交流信号の位相を調整する第2調整手段と、前記第2調整手段の出力を基準波形として前記差信号を位相検波して平滑する平滑手段と、を備えている請求項1又は2に記載の磁性体検知装置。
  9. 前記信号処理回路は、前記差信号から磁性体の検出信号を最大に検出する位相に設定した第1位相検波回路と、前記磁性体の検出信号を最大にする位相から90度ずれた位相に設定した第2位相検波回路と、前記第1位相検波回路の出力信号により第1検出信号あるいは第2検出信号の振幅を調整する手段と、前記第2位相検波回路の出力信号により前記第1検出信号あるいは第2検出信号の位相を調整する手段と、を有している請求項8に記載の磁性体検知装置。
  10. 前記信号処理回路は、前記各組の第1および第2コイルごとに設けられた複数の回路部を備え、各回路部は、前記第1コイルあるいは第2コイルの検出信号の位相および振幅を調整する第1調整手段と、前記第2コイルあるいは第1コイルの位相および振幅に合わせて差信号を得る手段と、前記第3コイルを付勢する交流信号の位相を調整する第2調整手段と、前記第2調整手段の出力を基準波形として前記差信号を位相検波して平滑する平滑手段と、を備えている請求項6又は7に記載の磁性体検知装置。
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