JP6445210B1 - 差動型磁気ヘッド - Google Patents

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【課題】温度による検出誤差の発生を防止できる差動型磁気ヘッドを提供する。【解決手段】コア2は、バイアス用コイルC1が巻装されるバイアス用コア部3と、検出用コイルC2が巻装される検出用コア部4と、キャンセル用コイルC3が巻装されるキャンセル用コア部5とを備え、バイアス用コア部3の一端部3aは、検出用コア部4の一端部4a及びキャンセル用コア部5の一端部5aと磁気的に結合され、バイアス用コア部3の他端部3bは、検出用磁気ギャップG1及びキャンセル用磁気ギャップG2を兼ねる同一の兼用磁気ギャップGを介して検出用コア部4の他端部4a及びキャンセル用コア部5の他端部5bと対向し、検出用コア部4の他端部4bは、紙葉類搬送路Fに近接して配置され、キャンセル用コア部5の他端部5bは、検出用コア部4の他端部4bよりも紙葉類搬送路Fから離間して配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、紙幣などの紙葉類の磁気検出に使用される差動型磁気ヘッドに関する。
紙幣などの紙葉類の磁気検出に使用される磁気ヘッドとしては、検出用磁気ギャップ及びキャンセル用磁気ギャップを有するコアと、コアに巻装され、且つ交流励磁されるバイアス用コイルと、コアに巻装され、検出用磁気ギャップを介してバイアス用コイルの発生磁束を検出する検出用コイルと、コアに巻装され、キャンセル用磁気ギャップを介してバイアス用コイルの発生磁束を検出するキャンセル用コイルと、を備える差動型磁気ヘッドが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
この種の差動型磁気ヘッドによれば、検出用コイル及びキャンセル用コイルの検出信号を差動アンプなどの差分回路を介して出力することで、温度ドリフトなどの誤差を抑制しつつ、検出用磁気ギャップに沿って搬送される紙葉類の磁気特性(磁気インク、メタルスレッドなど)を検出できる。
特開昭57−12863号公報 特開2002−277441号公報 特開2011−75438号公報
しかしながら、従来の差動型磁気ヘッドでは、検出用磁気ギャップの位置とキャンセル用磁気ギャップの位置とが大きく離間しているので、検出用磁気ギャップの位置とキャンセル用磁気ギャップの位置との間に温度差が発生し、該温度差に起因した検出誤差が発生する虞があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、検出用磁気ギャップ及びキャンセル用磁気ギャップを有するコアと、前記コアに巻装され、且つ交流励磁されるバイアス用コイルと、前記コアに巻装され、前記検出用磁気ギャップを介して前記バイアス用コイルの発生磁束を検出する検出用コイルと、前記コアに巻装され、前記キャンセル用磁気ギャップを介して前記バイアス用コイルの発生磁束を検出するキャンセル用コイルと、を備え、紙葉類の磁気検出に使用される差動型磁気ヘッドであって、前記コアは、前記バイアス用コイルが巻装されるバイアス用コア部と、前記検出用コイルが巻装される検出用コア部と、前記キャンセル用コイルが巻装されるキャンセル用コア部と、を備え、前記バイアス用コア部の一端部は、前記検出用コア部の一端部及び前記キャンセル用コア部の一端部と磁気的に結合される一方、前記バイアス用コア部の他端部は、前記検出用磁気ギャップ及び前記キャンセル用磁気ギャップを兼ねる同一の兼用磁気ギャップを介して前記検出用コア部の他端部及び前記キャンセル用コア部の他端部と対向し、前記検出用コア部の他端部は、紙葉類搬送路に近接して配置され、前記キャンセル用コア部の他端部は、前記検出用コア部の他端部に近接し、且つ前記検出用コア部の他端部よりも紙葉類搬送路から離間して配置されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の差動型磁気ヘッドであって、前記キャンセル用コア部の他端部と前記検出用コア部の他端部とを、前記兼用磁気ギャップを介して前記バイアス用コア部の他端部に対向させつつ、紙葉類搬送路に対する遠近方向に重ね合わせて配置し、紙葉類搬送路から離間する前記兼用磁気ギャップの一端側にキャンセル用漏れ磁束を発生させ、紙葉類搬送路に近接する前記兼用磁気ギャップの他端側に検出用漏れ磁束を発生させることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の差動型磁気ヘッドであって、紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれに前記検出用コイルが巻装される複数の前記検出用コア部と、紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれに前記キャンセル用コイルが巻装される複数の前記キャンセル用コア部と、紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に延出し、一つの前記バイアス用コイルが巻装される一つの前記バイアス用コア部と、を備え、前記バイアス用コア部の一端部は、複数の前記検出用コア部の一端部及び複数の前記キャンセル用コア部の一端部と磁気的に結合される一方、前記バイアス用コア部の他端部は、前記兼用磁気ギャップを介して複数の前記検出用コア部の他端部及び複数の前記キャンセル用コア部の他端部と対向することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一つの兼用磁気ギャップが検出用磁気ギャップ及びキャンセル用磁気ギャップを兼ねることにより、検出用磁気ギャップの位置とキャンセル用磁気ギャップの位置との間の温度差に起因した検出誤差の発生を防止できる。また、検出用コア部の他端部及びキャンセル用コア部の他端部は、紙葉類搬送路に対する距離が相違する状態で近接するとともに、兼用磁気ギャップを介してバイアス用コア部の他端部と対向するので、一つの兼用磁気ギャップが検出用磁気ギャップ及びキャンセル用磁気ギャップを兼ねたとしても、検出用コイル及びキャンセル用コイルから精度の高い差動信号を出力できる。
また、請求項2の発明によれば、キャンセル用コア部の他端部と検出用コア部の他端部とを、兼用磁気ギャップを介してバイアス用コア部の他端部に対向させつつ、紙葉類搬送路に対する遠近方向に重ね合わせて配置し、紙葉類搬送路から離間する兼用磁気ギャップの一端側にキャンセル用漏れ磁束を発生させ、紙葉類搬送路に近接する兼用磁気ギャップの他端側に検出用漏れ磁束を発生させるので、検出用コイル及びキャンセル用コイルから精度の高い差動信号を出力しつつ、差動型磁気ヘッドの小型化が図れる。
また、請求項3の発明によれば、マルチチャンネルの差動型磁気ヘッドを構成するにあたり、バイアス用コア部及びバイアス用コイルをそれぞれ一つにできるので、部品点数の削減や構造の簡略化が可能になるだけでなく、チャンネル間の干渉も防止できる。
本発明の第1実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す4面図であり、(a)は差動型磁気ヘッドの正面図、(b)は差動型磁気ヘッドの左側面図、(c)は差動型磁気ヘッドの右側面図、(d)は差動型磁気ヘッドの平面図、(e)は差動型磁気ヘッドの底面図である。 本発明の第1実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す4面図であり、(a)は差動型磁気ヘッドの正面図、(b)は差動型磁気ヘッドの左側面図、(c)は差動型磁気ヘッドの右側面図、(d)は差動型磁気ヘッドの平面図、(e)は差動型磁気ヘッドの底面図である。 本発明の第2実施形態に係る差動型磁気ヘッドを示す分解斜視図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、1は紙葉類の磁気検出に使用される差動型磁気ヘッドであって、該差動型磁気ヘッド1は、検出用磁気ギャップG1及びキャンセル用磁気ギャップG2を有するコア2と、コア2に巻装され、且つ交流励磁されるバイアス用コイルC1と、コア2に巻装され、検出用磁気ギャップG1を介してバイアス用コイルC1の発生磁束を検出する検出用コイルC2と、コア2に巻装され、キャンセル用磁気ギャップG2を介してバイアス用コイルC1の発生磁束を検出するキャンセル用コイルC3と、を備える。
なお、差動型磁気ヘッド1による磁気検出の対象となる紙葉類は、紙幣に限定されるものではなく、偽造防止のために磁気インクやメタルスレッドが使用される商品券、金券、切符、チケット、小切手などが含まれる。
コア2は、バイアス用コイルC1が巻装されるバイアス用コア部3と、検出用コイルC2が巻装される検出用コア部4と、キャンセル用コイルC3が巻装されるキャンセル用コア部5と、を備える。バイアス用コア部3、検出用コア部4及びキャンセル用コア部5は、いずれも高透磁率部材(例えば、パーマロイ)を用いて形成されている。
バイアス用コア部3の一端部3aは、検出用コア部4の一端部4a及びキャンセル用コア部5の一端部5aと磁気的に結合されている。例えば、本実施形態のバイアス用コア部3及び検出用コア部4は、正面視でコ字形状を有する一方、キャンセル用コア部5は、正面視で直線形状を有しており、バイアス用コア部3及び検出用コア部4の一端部3a、4a間にキャンセル用コア部5の一端部5aを挟み込むことで、バイアス用コア部3、検出用コア部4及びキャンセル用コア部5の一端部3a、4a、5a同士を磁気的に結合している。
バイアス用コア部3の他端部3bは、検出用磁気ギャップG1及びキャンセル用磁気ギャップG2を兼ねる同一の兼用磁気ギャップGを介して検出用コア部4の他端部4b及びキャンセル用コア部5の他端部5bと対向している。ここで、検出用コア部4の他端部4bは、紙葉類搬送路Fに近接して配置され、キャンセル用コア部5の他端部5bは、検出用コア部4の他端部4bに近接し、且つ検出用コア部4の他端部4bよりも紙葉類搬送路Fから離間して配置される。なお、本実施形態の兼用磁気ギャップGは、平板形状の非磁性部材(例えば、非磁性ステンレス)を用いて形成されている。
このような差動型磁気ヘッド1によれば、一つの兼用磁気ギャップGが検出用磁気ギャップG1及びキャンセル用磁気ギャップG2を兼ねることにより、検出用磁気ギャップG1の位置とキャンセル用磁気ギャップG2の位置との間の温度差に起因した検出誤差の発生を防止できる。
また、検出用コア部4の他端部4b及びキャンセル用コア部5の他端部5bは、紙葉類搬送路Fに対する距離が相違する状態で近接するとともに、兼用磁気ギャップGを介してバイアス用コア部3の他端部3bと対向するので、一つの兼用磁気ギャップGが検出用磁気ギャップG1及びキャンセル用磁気ギャップG2を兼ねたとしても、検出用コイルC2及びキャンセル用コイルC3から精度の高い差動信号を出力できる。
具体的に説明すると、キャンセル用コア部5の他端部5bと検出用コア部4の他端部4bは、兼用磁気ギャップGを介してバイアス用コア部3の他端部3bと対向しつつ、紙葉類搬送路Fに対する遠近方向に重ね合わせて配置可能な形状を有する。これにより、紙葉類搬送路Fから離間する兼用磁気ギャップGの一端側には、キャンセル用漏れ磁束が発生し、紙葉類搬送路Fに近接する兼用磁気ギャップGの他端側には、検出用漏れ磁束が発生するので、検出用コイルC2及びキャンセル用コイルC3から精度の高い差動信号を出力できるだけでなく、差動型磁気ヘッド1の小型化が図れる。
なお、第1実施形態の差動型磁気ヘッド1は、バイアス用コア部3の背面部に沿って配置されるホルダ6と、検出用コア部4、キャンセル用コア部5及びバイアス用コア部3を貫通してホルダ6に螺合する複数のネジ7と、を用いて一体的に組み立てられるが、差動型磁気ヘッド1の組立構造は適宜変更することができる。
[第2実施形態]
つぎに、本発明の第2実施形態に係る差動型磁気ヘッド1Bについて、図4〜図7を参照して説明する。ただし、前記実施形態と共通の構成については、前記実施形態と同じ符号を用いることにより、前記実施形態の説明を援用する。
図4〜図6に示すように、第2実施形態の差動型磁気ヘッド1Bは、紙葉類の複数箇所を同時に磁気検出可能なマルチチャンネルタイプである点が前記実施形態と相違している。具体的に説明すると、本実施形態の差動型磁気ヘッド1Bは、紙葉類搬送路Fに沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれに検出用コイルC2が巻装される複数の検出用コア部4と、紙葉類搬送路Fに沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれにキャンセル用コイルC3が巻装される複数のキャンセル用コア部5と、紙葉類搬送路Fに沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に延出し、一つのバイアス用コイルC1Bが巻装される一つのバイアス用コア部3Bと、を備える。
バイアス用コア部3Bの一端部3Baは、複数の検出用コア部4の一端部4a及び複数のキャンセル用コア部5の一端部5aと磁気的に結合される一方、バイアス用コア部3Bの他端部3Bbは、兼用磁気ギャップGBを介して複数の検出用コア部4の他端部4b及び複数のキャンセル用コア部5の他端部5bと対向している。
このような第2実施形態によれば、マルチチャンネルタイプの差動型磁気ヘッド1Bを構成するにあたり、バイアス側を共通化し、バイアス用コア部3B及びバイアス用コイルC1Bをそれぞれ一つにできるので、部品点数の削減や構造の簡略化が可能になるだけでなく、チャンネル間の干渉も防止できる。また、チャンネル間の干渉を防止するためのスペースが不要となり、チャンネル間のスペースに起因する不感帯も無くすことができる。
なお、第2実施形態の差動型磁気ヘッド1Bは、バイアス用コア部3Bの背面部に沿って配置される一つのホルダ6Bと、検出用コア部4、キャンセル用コア部5及びバイアス用コア部3Bを貫通してホルダ6Bに螺合する複数のネジ7と、を用いて一体的に組み立てられるが、差動型磁気ヘッド1Bの組立構造は適宜変更することができる。
1、1B 差動型磁気ヘッド
2 コア
3、3B バイアス用コア部
3a、3Ba 一端部
3b、3Bb 他端部
4 検出用コア部
4a 一端部
4b 他端部
5 キャンセル用コア部
5a 一端部
5b 他端部
C1、C1B バイアス用コイル
C2 検出用コイル
C3 キャンセル用コイル
G、GB 兼用磁気ギャップ
G1 検出用磁気ギャップ
G2 キャンセル用磁気ギャップ

Claims (3)

  1. 検出用磁気ギャップ及びキャンセル用磁気ギャップを有するコアと、
    前記コアに巻装され、且つ交流励磁されるバイアス用コイルと、
    前記コアに巻装され、前記検出用磁気ギャップを介して前記バイアス用コイルの発生磁束を検出する検出用コイルと、
    前記コアに巻装され、前記キャンセル用磁気ギャップを介して前記バイアス用コイルの発生磁束を検出するキャンセル用コイルと、を備え、紙葉類の磁気検出に使用される差動型磁気ヘッドであって、
    前記コアは、
    前記バイアス用コイルが巻装されるバイアス用コア部と、
    前記検出用コイルが巻装される検出用コア部と、
    前記キャンセル用コイルが巻装されるキャンセル用コア部と、を備え、
    前記バイアス用コア部の一端部は、前記検出用コア部の一端部及び前記キャンセル用コア部の一端部と磁気的に結合される一方、前記バイアス用コア部の他端部は、前記検出用磁気ギャップ及び前記キャンセル用磁気ギャップを兼ねる同一の兼用磁気ギャップを介して前記検出用コア部の他端部及び前記キャンセル用コア部の他端部と対向し、
    前記検出用コア部の他端部は、紙葉類搬送路に近接して配置され、
    前記キャンセル用コア部の他端部は、前記検出用コア部の他端部に近接し、且つ前記検出用コア部の他端部よりも紙葉類搬送路から離間して配置されることを特徴とする差動型磁気ヘッド。
  2. 前記キャンセル用コア部の他端部と前記検出用コア部の他端部とを、前記兼用磁気ギャップを介して前記バイアス用コア部の他端部に対向させつつ、紙葉類搬送路に対する遠近方向に重ね合わせて配置し、紙葉類搬送路から離間する前記兼用磁気ギャップの一端側にキャンセル用漏れ磁束を発生させ、紙葉類搬送路に近接する前記兼用磁気ギャップの他端側に検出用漏れ磁束を発生させることを特徴とする請求項1に記載の差動型磁気ヘッド。
  3. 紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれに前記検出用コイルが巻装される複数の前記検出用コア部と、
    紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に並び、それぞれに前記キャンセル用コイルが巻装される複数の前記キャンセル用コア部と、
    紙葉類搬送路に沿い、且つ紙葉類搬送方向と直交する方向に延出し、一つの前記バイアス用コイルが巻装される一つの前記バイアス用コア部と、を備え、
    前記バイアス用コア部の一端部は、複数の前記検出用コア部の一端部及び複数の前記キャンセル用コア部の一端部と磁気的に結合される一方、前記バイアス用コア部の他端部は、前記兼用磁気ギャップを介して複数の前記検出用コア部の他端部及び複数の前記キャンセル用コア部の他端部と対向することを特徴とする請求項1又は2に記載の差動型磁気ヘッド。
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