JPH03191402A - 磁気検知器 - Google Patents

磁気検知器

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JPH03191402A
JPH03191402A JP1334350A JP33435089A JPH03191402A JP H03191402 A JPH03191402 A JP H03191402A JP 1334350 A JP1334350 A JP 1334350A JP 33435089 A JP33435089 A JP 33435089A JP H03191402 A JPH03191402 A JP H03191402A
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JP
Japan
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coil
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magnetic field
detecting
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Natsuhiko Sakairi
坂入 夏彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気検知器に関し、特に、磁性体または導電体
をガイドレーンとして走行する無人搬送車に使用される
ガイドレーン用の磁気検知器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、磁性体の存在を検知する磁気検知器の一つに、
交流磁場を発生する励起コイルと、それが作る磁場によ
って誘導電圧を生じる検知コイルから成る自己励磁型の
ものがある。これは、構造が簡単で設計の自由度も大き
いことから、従来広く利用されており、効果を上げてい
る。一つの利用分野として、この技術は種々の車両誘導
システム等に利用され役立っている。これらの誘導シス
テムでは、帯状の磁性体または金属等の導電体をガイド
レーンとして誘導すべき道に設けて、誘導されるべきも
の(車両等)に取付けられた検知器の信号からガイドレ
ーンの方向を知り、それに応じて操舵し、目的の場所に
誘導するものである。
従来、上記の用途に対して用いられている磁気検知器の
プロ・ツク図が第3図(a)に示される。また、そのコ
イル配置は第3図(b)に示されるとうりである。
第3図(b)において、励起コイル23は、発振器22
による交流電流により励起される。励起コイル23によ
る励起磁界103は、検知コイル24および25におい
て誘導電圧を発生させる。この誘導電圧は、それぞれ第
3図(a)における増幅回路26および27において増
幅され、整流回路28および29において整流された後
、差動回路30に入力されて、検知コイル24および2
5における誘導電圧の差電圧に対応する検知出力信号と
して出力される。検知コイル24および25は、励起コ
イル23に対して相互に対称的な位置に配置されている
ため、励起コイル23により発生する励起磁界103の
磁界分布に変化分4える外部要因の無い限り、差動回路
30から出力される検知出力信号は零に保持される。
このような状態において、空気より大きい比透磁率を有
する磁性体を検知コイル24に近接させると、励起磁界
103による磁界分布に変化が生し、各検知コイルを貫
く磁束も変化する。また、導電体が近接する場合におい
ても、導電体に生じる渦電流により、励起磁界103に
よる磁界分布に変化が生じる。この結果、各検知コイル
に発生する誘導電圧も変化することになる。
この場合において、磁性体または誘電体により作られて
いるガイドレーンの位置が、二つの検知コイル24およ
び25から対称的な位置(第3図(b)における中心線
104上の位置)にある場合には、励起磁界103によ
る磁界分布は対称の状態に保持されており、従って、二
つの検知コイル24および25における誘導電圧は等し
くなるため、差動回路30から出力される検知出力信号
は零となる。
しかしながら、磁性体または誘電体により作られたガイ
ドレーンが、一方の検知コイルに接近すると、励起磁界
103による磁界分布は非対称の状態に変化し、差動回
路30から出力される検知出力信号は、磁界分布の不平
衡の程度に応じて正または負の検知出力信号として出力
される。従って、この検知出力信号を制御信号として用
いることにより、誘導されるべき物(車両等)をガイド
レーンに沿って走行させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の磁気検知器においては、第3図(b)に
示されるように、励起コイル23に対して検知コイル2
4および25が近接して配置されているため、磁性体ま
たは誘電体の近接状態の有無に関せず、各検知コイルに
生じる誘導電圧は、かなり高いレベルにある。このよう
な状態において、磁性体または誘電体の被検知物を近接
させた場合、検知コイル24および25において生じる
誘導電圧の変化は相対的に極めて低いレベルにあるため
、増幅回路26,27 、整流回路28.29および差
動回路30等を含む回路における温度特性等によるレベ
ル変動により、被検知物の検知が極めて困難になる。こ
の対応策としては、被検知物が介在しない状態において
、二つの検知コイル24.25を、励起磁界103の磁
界分布に対応して、相互に平衡状態となる位置に固定し
、検知出力が最小となるように調整する必要がある。し
かしながら、上記の相互に平衡状態となる位置の近傍に
おいては、磁界分布における変化が大きいため、二つの
検知コイルの固定位置の調整が極めて困難であるという
欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気検出器は、磁性体または誘電体を含む被検
知物を被検知対象として、所定の発信器による交流電流
によって励起される励起コイルと、この励起コイルによ
り生じる磁界を介して。
それぞれ誘導電圧を発生する複数の検知コイルと、前記
複数の検知コイルにおける誘導電圧を増幅検波する回路
と、を有する磁気検知器において、前記励起コイルによ
り生じる磁界を介して誘起される所定の基準電圧を発生
する基準電圧検知コイルと、前記複数の検知コイルにお
ける誘起電圧に対応する検知出力と、前記基準電圧検知
コイルにおける基準電圧に対応する検知出力とに対応し
て、前記二つの検知出力の和または差を生成して出力す
る回路と、を備えて構成される6〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は、本発明の一実施例のブロック図、第2図は、前記実
施例におけるコイル配置を示す図である。第1図に示さ
れるように、本実施例は、発信器1と、励起コイル2と
、検知コイル3および4と、基準電圧検知コイル5と、
増幅回路6〜8と、可変抵抗9、抵抗11.12および
増幅器13を含む差動増幅回路14と、可変抵抗10、
抵抗15.16および増幅器17を含む差動増幅回路1
8と、整流回路19.20と、差動回路21と、を備え
て構成される。
第11図において、本発明の特徴とする点は、第2図に
示されるように、励起コイル2の中心線102上の位置
に、基準信号検知コイル5が設けらていることである。
発振器1による交流電流によって励起された励起コイル
2による励起磁界101を介して、検知コイル3および
4に誘導電圧が発生される作用は、前述の従来例の場合
と同様である。この誘導電圧は、それぞれ増幅回路6お
よび8において増幅され、それぞれ可変抵抗9および1
0の一方の入力端に入力される。
一方、基準電圧検知コイル5において発生される誘導電
圧は、基準電圧として増幅回路7において増幅され、そ
れぞれ可変抵抗9および10の他方の入力端に入力され
る。差動増幅回路14および18は、それぞれ可変抵抗
9および10の各両端に入力される電圧に対して、適当
な比率を乗じて差信号を出力する機能を有しており、差
動増幅回路14および18の出力は、それぞれ整流回路
19および20において整流され、差動回路21を介し
て検知出力信号として出力される。
第2図において、検知コイル3および4は、相互に励起
磁界101が平衡する位置付近に設けられており、基準
電圧検知コイル5は、前述のように励起コイル2の近傍
の中心線102上の位置に設けられている。この位置関
係により、基準電圧検知コイル5において発生される基
準の誘導電圧は、被検知物の有無に関せず常に略等しい
電圧が検知される。
本磁気検知器においては、初期調整の段階において、被
検知物が周辺に存在しない状態において、差動回路21
における検知出力信号を最小の状態となるように設定す
る必要があるが、この調整は2可変抵抗9および10を
調整することにより。
従来行われている各検知コイルの固定位W謂整という困
難な作業を行うことなしに、極めて容易に行うことがで
きる。
なお、上記の説明においては、二つの検知コイルにおけ
る検知電圧と基準電圧検知コイルにおける検知電圧とに
対応して、それぞれ適当な比率を乗じて相互の差信号を
取出しているが、本発明は、前記相互の差信号の取出し
という回路操作に限定されるものではなく、相互の和信
号を取出すことによっても、同様の効果が得られること
は明らかである。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明は、磁気検知器に
適用されて、励起コイルによる励起磁界内において、前
記励起コイルの近傍における励起磁界の平衡点に、所定
の基準電圧検知コイルを設けることにより、複数の検知
コイルの位置固定を極めて容易に行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路構成図、第2図は、
本発明において用いられるコイルの相対位置を示す図、
第3図(a)および(b)は、それぞれ、従来の磁気検
知器の回路構成図およびコイルの相対位置を示す図であ
る。 図において、1,22・・・・・・発振器、2,23・
・・・・・励起コイル、3.4,24.25・・・・・
・検知コイル、5・・・・・・基準電圧検知コイル、6
〜8 、26 、27・・・・・・増幅回路、9,10
・・・・・・可変抵抗、11,12,15.16抵抗、
13.17・・・・−・増幅器、14.18・・・・・
・差動増幅回路、19 、20 、28 、29・・・
・・・整流回路、21.30・・・・・・差動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  磁性体または誘電体を含む被検知物を被検知対象とし
    て、所定の発信器による交流電流によって励起される励
    起コイルと、この励起コイルにより生じる磁界を介して
    、それぞれ誘導電圧を発生する複数の検知コイルと、前
    記複数の検知コイルにおける誘導電圧を増幅検波する回
    路と、を有する磁気検知器において、 前記励起コイルにより生じる磁界を介して誘起される所
    定の基準電圧を発生する基準電圧検知コイルと、 前記複数の検知コイルにおける誘起電圧に対応する検知
    出力と、前記基準電圧検知コイルにおける基準電圧に対
    応する検知出力とに対応して、前記二つの検知出力の和
    または差を生成して出力する回路と、 を備えることを特徴とする磁気検知器。
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