JP2001330405A - 電磁誘導型変位検出装置 - Google Patents

電磁誘導型変位検出装置

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JP2001330405A
JP2001330405A JP2000147920A JP2000147920A JP2001330405A JP 2001330405 A JP2001330405 A JP 2001330405A JP 2000147920 A JP2000147920 A JP 2000147920A JP 2000147920 A JP2000147920 A JP 2000147920A JP 2001330405 A JP2001330405 A JP 2001330405A
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voltage dividing
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Akito Sugiura
明人 杉浦
Masaya Goto
雅哉 後藤
Norimitsu Amano
礼光 天野
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速応答可能な電磁誘導型変位検出装置を提供
する。 【解決手段】変位可能なコアを有した変圧器を利用した
電磁誘導型変位検出装置である。変圧器10の1次コイ
ル12に発振回路20により基本周波数を与える。1次
コイル10からの基本信号を平滑回路36、分圧回路3
5の順で信号処理し基準電圧を得、差動増幅器45に入
力する。又、2次コイル13と平滑回路26よりコア1
1の変位に応じた誘起電圧を取り出し、検出信号として
直接、差動増幅器45の負帰還回路に入力する。これに
より、コア11の変位信号が精度よく増幅される。又、
1次コイル側の構成は平滑回路36のコンデンサ33と
分圧回路35の抵抗41、31とでローパスフィルタが
生成されない構成である。これにより、基本周波数を上
げることができる。従って、基本周波数を上げるだけで
対象物の高速変位に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測定対象を変圧器の
コアと連動させ、そのコアの変位量を電磁誘導によって
検出する電磁誘導型変位検出装置に関する。特に、信号
処理において位相遅れと波形歪みを除去して高速・高精
度検出を可能にした電磁誘導型変位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、変圧器を用いた電磁誘導型変
位検出装置がある。それは変圧器のコアを変位可能と
し、そのコアの変位による変圧器の相互インダクタンス
変化を利用して、そのコアに連動した対象物の変位を検
出する検出装置である。例えば、本発明者開示の特開平
11−257908がある。図6にその構成回路図を示
す。 この電磁誘導型変位検出装置は、変圧器10、変
位可能なコア11、変圧器10の1次コイル12に基準
交流信号を与える発振回路20、1次コイル12側に設
けられた分圧回路31、ダイオード32とコンデンサ3
3からなる平滑回路36、及び2次コイル側に設けられ
たダイオード22とコンデンサ23からなる平滑回路2
6、分圧回路27そしてそれらの信号を増幅する差動増
幅器45及びローパスフィルタ65から構成される。上
記構成を簡略化してブロック回路図で示せば図7にな
る。
【0003】図6において、測定対象物に連動したコア
11が変位すると変圧器10の相互インダクタンスMが
変化する。相互インダクタンスMは次式で表される。
【数1】 M=M0 +k・M0 ・L(x)・・・・・・・・・・(1) M0 =μ0 1 2 1 2 ここで、M0 :コアがない時の相互インダクタンス k:比例係数 μ0 :透磁率 n1 :1次コイルの巻き数 n2 :2次コイルの巻き数 S1 :1次コイルの断面積 S2 :2次コイルの断面積 L(x):コアの侵入距離 である。
【0004】又、2次コイル側の起電力E2 、1次コイ
ルのそれをE1 とすれば2次コイルの起電力E2 は次式
で与えられる。
【数2】 E2 =(M/L1 )E1 ・・・・・・・・(2) ここで、M:上記相互インダクタンス L1 :1次コイルの自己インダクタンス
【0005】(1)、(2)式は、変圧器において相互
インダクタンスMはコアの侵入距離L(x)に比例し、
それに応じて2次コイル側の起電力が線形的に変化する
ことを示してしている。即ち、L(x)∝E2 となる。
この原理に基づいて、即ち2次コイルの起電力を測定し
て対象物の変位が検出される。上記のように、変位を相
互インダクタンスで検出する原理の他に、コアを非磁性
体で構成した変位検出装置も考えられる。この変位検出
装置では、相互インダクタンスを用いるのではなく、コ
アの中を流れる渦電流による減磁作用を用いている。即
ち、1次コイルと2次コイルの巻数が等しいとして、1
次コイルに印加する電圧−コアによる渦電流損失に相当
する電圧降下が2次コイルにより検出される。そして、
渦電流損失はコアがコイルの中に深く進入する程、大き
くなるので、2次コイルの出力電圧と1次コイルへの印
加電圧との差により、コアの変位量を検出することが可
能となる。
【0006】信号処理においては、発振回路20の電圧
変動、周波数変動および電気ノイズ等の影響を防ぐため
に分圧回路31,27と平滑回路26,36を用い、そ
れらの信号を差動増幅器45で増幅して検出している。
又、特開平11−257908では、上記平滑回路のダ
イオード22、32を同特性としている。更に、測定に
使用する基準電圧は測定に使用する基準信号から作成し
ている。これは、発振回路の変動、温度変化によるダイ
オード特性変化等の影響を極力低減させるためである。
即ち、上記構成は温度変化等の影響を受けない電磁誘導
型変位検出装置を実現するための構成である。
【0007】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、電磁誘導
型変位検出装置には高速応答性が求められる場合があ
る。その為には、従来構成では発振回路20の周波数を
上げる必要がある。しかしながら図7に示すように、上
記構成は1次コイル側から出力された基本信号が分圧回
路31、平滑回路36を経て差動増幅器45の入力端子
に入力され、2次コイル側から出力された検出信号は平
滑回路26、分圧回路27を経て差動増幅器45の入力
端子に入力されている。
【0008】この構成では、分圧回路31の後段に平滑
回路36が接続されているため、分圧回路31の抵抗成
分と平滑回路36のコンデンサ33でローパスフィルタ
が構成される。即ち、基本周波数が上がるとこのローパ
スフィルタでその一部がカットされる。即ち、基準電圧
が低下せられる。従って、回路定数の変更なしに高速応
答に対応することはできなかった。又、2次コイル側で
は平滑回路26と分圧回路27の出力(検出信号)が差
動増幅器45の非反転入力端子(+)に入力されてい
る。この接続は、対象物の変位(検出信号)が高速にな
るとコンデンサ成分と抵抗成分で位相遅れが生じ、ある
意味では波形歪が生じることになる。この位相遅れや波
形歪の為、正確に対象物の変位を検出できな場合があっ
た。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は分圧回路と平滑回路
の配置を換えることによってフィルタ成分を解消し、回
路定数の変更なしに高速応答可能な電磁誘導型変位検出
装置を提供することである。又、検出信号に対しては平
滑回路の出力を直接、差動増幅器の負帰還回路に接続し
て波形歪みを低減させ、高精度に変位を検出する電磁誘
導型変位検出装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の電磁誘導型変位検出装置は、変位可能な
コアを有する変圧器を用いた電磁誘導型変位検出装置で
あって、基本信号を1次コイルに与え2次コイルからそ
のコアの変位に応じた検出信号を取り出し、分圧回路、
平滑回路及び差動増幅器を用いて基準電圧と検出信号を
比較し、コアに連動した対象物の変位を検知する電磁誘
導型変位検出装置において、分圧回路を平滑回路の後段
に設けたことを特徴とする。尚、分圧回路の分圧比rは
0≦r≦1の何れかの数値である。
【0011】又、請求項2の電磁誘導型変位検出装置に
よれば、基準電圧は1次コイル側に設けられた平滑回路
によって基本信号を平滑して供給されることを特徴とす
る。又、請求項3の電磁誘導型変位検出装置によれば、
差動増幅器は負帰還型の差動増幅器であり、分圧回路は
1次コイル側にのみ設けられ、その分圧回路の出力が差
動増幅器の非反転入力端子に2次コイル側に接続された
平滑回路の出力が差動増幅器の反転入力端子に接続され
ることを特徴とする。又、請求項4の電磁誘導型変位検
出装置は分圧回路は、抵抗又はコンデンサで構成される
ことを特徴とする。
【0012】
【作用及び効果】本発明は、コアを磁性体で構成して、
コアの変位により1次コイルと2次コイルとの間の相互
インダクタンスが変化することを利用する型の変位検出
装置、コアを非磁性体で構成して、コアに生じる渦電流
による電力損失が変位に比例することを利用する型の変
位検出装置に応用することができる。請求項1の電磁誘
導型変位検出装置によれば、分圧回路は平滑回路の後段
に設けられている。逆に、分圧回路が平滑回路の前段に
設けられており、その分圧回路を抵抗で構成すれば、そ
の抵抗成分と平滑回路のコンデンサ成分でローパスフィ
ルタが形成される。従って、高速応答のために基本周波
数を上げればこのローパスフィルタによってその一部が
カットされ、基準電圧が低下する。即ち、回路定数の変
化なしに容易にその基本周波数を上げることはできな
い。従って、容易に高速応答に対応することはできな
い。
【0013】本発明の構成によれば、分圧回路は平滑回
路の後段に設けられているので、ローパスフィルタが形
成されることはない。即ち、回路定数の変更なしに発振
回路の基本周波数を上げることができる。即ち、容易に
高速応答に対応することができる。この分圧回路は例え
ば可変抵抗であり、出力レベルを調整する作用をする。
その分圧比rは0≦r≦1の何れかの数値である。例え
ば、分圧比r=1は分圧せずに平滑回路の出力を直接出
力することを意味する。即ち、平滑回路の出力を直接、
差動増幅器の入力端子に入力する場合も含む。又、分圧
比r=0は接地を意味する。
【0014】又、請求項2の電磁誘導型変位検出装置に
よれば、基準電圧は基本信号が1次コイル側に設けられ
た平滑回路によって平滑されて供給されている。又、こ
の基本信号は、変圧器の1次コイルを介して2次コイル
にも印加され次段の平滑回路で平滑化されている。よっ
て、例えば温度変化等の外部要因で基本信号が変化した
場合、基準電圧と2次コイル側に誘起され平滑化される
電圧が同等に変化する。この同等に変化した基準電圧と
検出信号が差動増幅器に入力されるので、その変化の影
響が相殺される。即ち、外乱に頑強な電磁誘導型変位検
出装置となる。
【0015】又、請求項3の電磁誘導型変位検出装置に
よれば、差動増幅器は負帰還型の差動増幅器であり、分
圧回路は1次コイル側にのみ設けられている。即ち、請
求項1における2次コイル側の分圧比r=1の場合であ
る。即ち、2次コイル側には接地に対する分圧回路が配
置されない場合である。1次コイル側では、基本信号が
平滑回路によって平滑され、そしてそれが分圧回路で分
圧されて基準電圧が生成される。よって、極めて安定し
たリファレンス電圧を差動増幅器の非反転入力端子に与
えることができる。又、2次コイル側では、直接、平滑
回路の出力が例えば抵抗を介して差動増幅器の反転入力
端子(負帰還回路)に入力される。従来のように、2次
コイル側に平滑回路と分圧回路があり、その出力を差動
増幅器の非反転入力端子に接続する場合、平滑回路のコ
ンデンサと分圧回路の抵抗値の大きさ及び入力する周波
数によっては検出信号に無視できない歪みが発生する場
合がある。本発明によれば、2次コイル側には平滑回路
のみが配置され、直接、その出力が差動増幅器の反転入
力端子(負帰還回路)に接続されている。よって、差動
増幅器は高速追従可能となり検出信号に歪を発生させる
ことはない。従って、精度よく変位を検出することがで
きる。
【0016】又、請求項4の電磁誘導型変位検出装置に
よれば、分圧回路は、抵抗又はコンデンサで構成され
る。分圧は任意の大きさの抵抗又はコンデンサの直列接
続の中間点で得られる。従って、容易に又安価に請求項
1乃至請求項3に記載の電磁誘導型変位検出装置を実現
することができる。尚、ここで抵抗及びコンデンサは固
定型と可変型の両者を含む。又、抵抗は精密抵抗も含
む。精密抵抗で構成すれば、温度変化に対してもより安
定して正確な変位を検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例
に限定されるものではない。 (実施例)図1に本発明の電磁誘導型変位検出装置を示
す。図は、ブロック回路図である。 本実施例の電磁誘
導型変位検出装置は、変圧器10、変圧器10の1次コ
イル側に基本信号を与える発振回路20、1次コイル側
から出力された基本信号を整流する平滑回路36、その
出力を分圧する分圧回路35、2次コイル側から出力さ
れた検出信号を整流する平滑回路26、両信号の差を増
幅する差動増幅器45及びローパスフィルタ65から構
成される。尚、この差動増幅器45は負帰還型とする。
【0018】図2にその詳細回路を示す。発明者開示の
特開平11−257908(図6、7)と異なる所は、
1次コイル12側の分圧回路31をそれと抵抗41で構
成される分圧回路35とし、平滑回路36との順序を入
れ替えたことである。又、図7において2次コイル13
側の分圧回路27の分圧比rを1、即ち分圧回路27を
取り除いたことである。そして、分圧回路35の出力を
差動増幅器45の非反転入力端子+に、平滑回路26の
出力を反転入力端子−に接続したことである。尚、検出
原理と各構成要素は従来例のそれと同等であるので省略
する。ここで、変位の測定対象は例えば図示しないエン
ジンバルブである。変圧器10のコア11がエンジンバ
ルブに連結されて、そのエンジンバルブの変位が検出さ
れる。
【0019】従来構成では、分圧回路35を構成する可
変抵抗31と平滑回路36のコンデンサ33とによって
ローパスフィルタが構成されていた。即ち、高速応答の
ために基本周波数を上げるとこのローパスフィルタでそ
の一部がカットされ、基準電圧が低下する。即ち、容易
に基本周波数を上げることができなかった。即ち、容易
に高速応答対応することができなかった。本実施例で
は、分圧回路35と平滑回路36の順序が前後して接続
されているのでローパスフィルタが形成されることはな
い。図3に、それによる応答性の改善を示す。Aが従来
の応答性であり、Bが本実施例のそれである。例えばゲ
イン−1dBで見れば、従来ではその周波数は周波数f
A であるが、本実施例では周波数fB となる。即ち、回
路定数の変更なく発振回路20の基本信号の周波数を上
げることができる。従って、発振回路20の基本周波数
を上げれば容易にエンジンバルブの高速変位に対応する
ことができる。
【0020】又、本実施例では2次コイル側の平滑回路
26の出力を抵抗24を介して、直接、差動増幅器45
の反転入力端子−、即ち負帰還回路に接続している。負
帰還回路は、差動増幅器45の両入力端子が常に同電位
になるようその出力電圧が制御される回路である。即
ち、精度よく高速に入力信号の変化に追従する回路であ
る。従来は、平滑回路36の出力(基準電圧)を反転入
力端子−に、分圧回路27の出力(検出電圧)を非反転
入力端子+に入力している(図6)。この構成では、エ
ンジンバルブの変位が高速になると、平滑回路26のコ
ンデンサ成分と分圧回路27の抵抗成分で位相遅れが生
じ差動増幅器45の出力波形に歪が生じる場合があっ
た。これは、図4のように平滑回路36の出力(基準電
圧)を抵抗41を介して反転入力端子−に、分圧回路2
7の出力(検出信号)を非反転入力端子+に接続する場
合も同様である。
【0021】図5にエンジンバルブの実変位に対する従
来回路の出力波形と本実施例によるそれとの比較を示
す。図5(a)が従来回路による比較であり、図5
(b)が本実施例の回路による比較である。図中、Cが
エンジンバルブの変位波形であり、Dが本実施例の回路
の出力波形である。図5(a)の従来回路では、エンジ
ンバルブの変位波形に対して出力波形に位相遅れや波形
歪が表れている。一方、図5(b)の本実施例の回路で
はエンジンバルブの波形Cと検出信号の出力波形Dがほ
ぼ一致している。これは、本実施例では2次コイル側の
検出信号が負帰還型の差動増幅器45の反転入力端子−
(負帰還回路)に接続されているため追従性がよく、正
確にエンジンバルブの動作に応答していることを意味し
ている。従って、本実施例の電磁誘導型変位検出装置に
よればエンジンバルブが高速に変位してもそれに忠実に
追従し、精度よくその変位を検出することができる。
【0022】(変形例)上記実施例は本発明の1実施例
であり、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実
施例では2次コイル側の分圧比rをr=1、即ち分圧回
路を取り除いて平滑回路26と差動増幅器45を直接接
続したが、両者の間に分圧器を挿入してもよい。即ち、
出力波形に歪が生じない程度にその分圧比rを調整して
もよい。
【0023】又、上記実施例では基準電圧は抵抗による
分圧回路35で分圧したが、コンデンサによる分圧でも
よい。任意容量のコンデンサを直列接続しその中間点か
ら基準電圧を取り出してもよい。
【0024】又、上記実施例では平滑回路はダイオード
とコンデンサを用いた半波整流方式で説明したが、それ
ぞれを複数用いた全波整流方式でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電磁誘導型変位検出装置
の構成ブロック図。
【図2】本発明の実施例に係る電磁誘導型変位検出装置
の回路図。
【図3】本発明の実施例に係る応答周波数の改善説明
図。
【図4】本発明の実施例に係る分圧回路の従来配置を示
す回路図。
【図5】従来回路と実施例回路に対する実変位波形と出
力波形の比較図。
【図6】従来の電磁誘導型変位検出装置の回路図。
【図7】従来の電磁誘導型変位検出装置を説明するブロ
ック回路図。
【符号の説明】
10 変圧器 11 コア 12 1次コイル 13 2次コイル 20 発振回路 22 ダイオード 23 コンデンサ 24 抵抗 26 平滑回路 35 分圧回路 36 平滑回路 45 差動増幅器 65 ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 礼光 愛知県名古屋市緑区鳴海町字上汐田68番地 中央発條株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA02 CA12 DA05 GA04 KA01 LA23 2F077 AA33 CC02 FF12 FF24 FF39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変位可能なコアを有する変圧器を用いた電
    磁誘導型変位検出装置であって、基本信号を1次コイル
    に与え2次コイルから前記コアの変位に応じた検出信号
    を取り出し、分圧回路、平滑回路及び差動増幅器を用い
    て基準電圧と前記検出信号を比較して、前記コアに連動
    した対象物の変位を検知する電磁誘導型変位検出装置に
    おいて、 前記分圧回路は前記平滑回路の後段に設けられることを
    特徴とする電磁誘導型変位検出装置。
  2. 【請求項2】前記基準電圧は、基本信号が前記1次コイ
    ル側に設けられた前記平滑回路によって平滑されて供給
    されることを特徴とする請求項1に記載の電磁誘導型変
    位検出装置。
  3. 【請求項3】前記差動増幅器は負帰還型の差動増幅器で
    あり、前記分圧回路は前記1次コイル側にのみ設けら
    れ、該分圧回路の出力が前記差動増幅器の非反転入力端
    子に、前記2次コイル側に接続された平滑回路の出力が
    前記差動増幅器の反転入力端子に接続されることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の電磁誘導型変位検
    出装置。
  4. 【請求項4】前記分圧回路は、抵抗又はコンデンサで構
    成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    か1項に記載の電磁誘導型変位検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6949923B2 (en) * 2001-10-12 2005-09-27 Wolfgang E. Schultz Method and circuit for detecting the armature position of an electromagnet
JP2007290058A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toyota Motor Corp 脚式ロボット
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