JP4224770B2 - 穀物洗浄機およびそれに接続される乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に豆類の洗浄に適した穀物洗浄機およびそれに接続される乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の大豆等の収穫方法は、コンバインにより収穫しつつ脱穀する方法がとられている。このような収穫方法は、極めて効率がよい反面、脱穀された穀物中に土がしばしば混入する。砂、小石等の分離し易いものは、フルイにかけることにより取り除くことができるが、穀物表面に付着した土を取り除くのは、極めて困難である。
【0003】
そこで従来、穀物洗浄装置として、筒状の網体の内部に回転ブラシを設け、穀物をそのブラシと網体との間に供給しつつ、洗浄水により洗浄する発明が提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、加水手段を備えた多孔壁洗浄筒体を回転可能に横架し、この多孔壁洗浄筒体の一側端部から豆類を供給し、筒体の回転と水とによって洗浄を行い、次いでそれを振動乾燥室に導いて熱風によってそれを乾燥する提案がなされている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−166074号公報
【特許文献2】
特公平7−98152号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者の洗浄装置は、回転ブラシと筒状網体との間に穀物を供給し、両者間で穀物を摩擦させながら洗浄するものである。このような洗浄装置は本発明者の実験によれば、その洗浄によって豆が割れたり、その表面の薄皮が剥げ、穀物表面にキズが付いたりすることがある。さらには大豆表面に皺が生じ、商品価値を失ってしまう。
【0006】
また、後者の回転する多孔壁洗浄筒体に豆類を入れて水を供給しつつ回転させる場合には、豆類が下方に溜まるため充分に洗浄しきれないおそれがあった。また豆類に多量の水が含まれ、豆類表面に皺等ができるおそれがあった。さらに熱風によって豆類を乾燥させると、その表面に熱風による皺ができ、商品価値をなくすことが実験により明らかになった。
【0007】
本発明者は、各種実験研究の結果、特に豆類の洗浄は短時間に行なわなければ、豆の表面に皺ができることが分かった。そして、可能なかぎり洗浄水を速く取り除き且つ、温風ではなく常温の空気により迅速に完全乾燥させる必要があることを突き止めた。
本発明はかかる知見により、上記の問題点を解決し、完全に穀物表面の泥等の汚れを取り除くことができると共に、洗浄液に長く浸すことによって生じる品質の変化や乾燥時の品質の変化をなくすことができる穀物洗浄機およびそれに接続される乾燥機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、穀物供給口(6) および穀物排出口(7) を有する円筒形の洗浄機本体(1) と、
その洗浄機本体(1) 内に洗浄液(2) を供給する洗浄液供給手段(3) と、
その洗浄機本体(1) 内で、その軸線上に配置された回転駆動される回転体(4) と、
その回転体(4) の外周に固定され、回転体(4) の回転に伴う遠心力により、少なくとも端縁部が洗浄機本体(1) の内面に摺接する帯状の柔軟性を有する穀物押しつけ板(5) と、
を具備し、回転体(4) の回転により洗浄機本体(1) と前記回転体(4) との間に相対回転を起こさせるように構成され、
前記穀物押しつけ板 (5) の前記柔軟性は、非回転時にその自重により垂れ下がり、回転駆動されたときのみ、それが遠心力を得て半径方向外方に伸ばされ、洗浄機本体 (1) の内面に接触しつつ回転して、全体が断面弧状に湾曲されるものである穀物洗浄機である。
【0009】
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
洗浄機本体(1) が、筒状の固定金網(1b)と、その両端に設けられた一対の短胴部(1a)とを有し、
穀物押しつけ板(5) が、回転体(4) の外周に互いに離間して取付けられる複数の柔軟なゴム板(5a)からなり、
夫々のゴム板(5a)の少なくとも他端縁が回転体(4) の軸線に対して螺旋状に配置され、
洗浄機本体(1) の軸線方向一端部に穀物供給口(6) が設けられ、他端部に穀物排出口(7) が設けられた穀物洗浄機である。
【0010】
請求項3に記載の本発明は、請求項2において、
洗浄液供給手段(3) は、固定金網(1b)の上部から内部に洗浄液(2) を供給するように構成され、
固定金網(1b)の下面外周に洗浄液(2) を受ける受け皿(8) を配置し、
その受け皿(8) に排水ホース(9) または排水管を連結し、
その排水ホース(9) または排水管に、排水側へ空気流を流通させる吸引手段(23)が連結された穀物洗浄機である。
【0011】
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの穀物洗浄機の下流に、穀物乾燥機(10)を有する穀物洗浄機である。
【0012】
請求項5に記載の本発明は、請求項4の穀物洗浄機の有する穀物乾燥機(10)において、
僅かに傾斜した金網を有するデッキ(11)上に複数の供給ライン(12)(13)が仕切壁(20)を介して一体に設けられると共に、デッキ(11)の下面から上方に乾燥用空気を供給する空気供給装置(14)が設けられ且つ、デッキ(11)を振動させる振動手段(15)が設けられ、
洗浄機で洗浄された穀物(16)を、第1の供給ライン(12)の上流端部に供給し、第1の供給ライン(12)の下流端部から、第2の供給ライン(13)の上流端に穀物を戻す搬送手段(17)が設けられた穀物乾燥機である。
【0013】
請求項6に記載の本発明は、請求項5において、
各供給ライン(12)(13)上に、穀物(16)を下流側に蛇行移動させる案内部材(18)を複数配置した穀物乾燥機である。
【0014】
請求項7に記載の本発明は、請求項6において、
前記案内部材(18)は、デッキ(11)上に枢着され、その取付け角度を任意に変更できるように構成された穀物乾燥機である。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の穀物洗浄機の正面略図であり、図2はその横断面略図、図3は同洗浄機の洗浄機本体1内に収納される回転体4および穀物押しつけ板5の斜視略図である。
この穀物洗浄機は、筒状の固定金網1bと、その内部に設けられた回転体4と、回転体4の外周に螺旋状に固定された複数のゴム板5aからなる穀物押しつけ板5とを有する。さらに洗浄機本体1の上面に近接して洗浄液供給手段3が配置され、下面に受け皿8およびお吸引手段23が設けられている。
【0016】
筒状の固定金網1bの両端には、短い筒状の有底の短胴部1aが固定され、両短胴部1a間が一対のアングル(180°離間した位置)からなるフランジ部材で連結され、両アングル間を半円状に補強バンド1cが連結され、それが固定金網1bの外周を被嵌する。固定金網1bは上下に二分割され、少なくともその上部側の金網を着脱自在に開閉できる。
次に、洗浄機本体1内には比較的大径の回転体4が内装され、その中心に駆動軸4aが固定され、その駆動軸4aが短胴部1aの側面を貫通する。そして図示しない軸受けに軸支され、僅かに左下がりに傾斜して図示しないフレームに保持されている。駆動軸4aにはプーリ19が設けられ、そのプーリ19にVベルト21を介して減速機付きモータに接続されている。
【0017】
回転体4は、図2および図3に示す如く、その外周に等間隔に離間し、柔軟なゴム板5aが螺旋状に止め具27を介して取付けられている。即ち、帯状のゴム板5aの一方の縁部が止め具27を介し、回転体4の軸線に対して僅かのテーパの斜め(螺旋状)に取付けられている。その結果、ゴム板5aの自由端である縁部は、それを回転体4に巻付けたとき、回転体4の外周に緩い螺旋状に配置されている。このゴム板5aは柔軟に形成されているため、同図の如く通常、自重により垂れ下がっている。
なお、駆動軸4aが回転駆動されたときには、それが遠心力を得て半径方向外方に伸ばされる。半径方向外方には、洗浄機本体1の固定金網1bおよび短胴部1aが存在するため、その内面に接触しつつ回転して、図2の如く湾曲する。
【0018】
次に、固定金網1bの上面外周には洗浄液供給手段3が設けられ、その給水管25が駆動軸4aに平行に配置され、給水管25に複数の噴霧用のノズル24が下方に突設され、その先端が固定金網1bの表面に極めて近接する。そして水道水を用いた洗浄水が固定金網1b内に噴霧されるものである。
図1において、右側の短胴部1aの上端には穀物供給口6が設けられ、その穀物供給口6にホッパ22が連結されている。また、左側の短胴部1aの下端には穀物排出口7が設けられている。そしてこの穀物排出口7と後述する穀物乾燥機10とがスクリューフィダー等の搬送手段を介して連結されている。
【0019】
固定金網1bの下面外周には、細長い受け皿8の開口が対向する。受け皿8の底部には排水ホース9の一端が連結され、他端が吸引手段23に連結されている。この吸引手段23は一例としてファンからなり、それを駆動することにより排水側へ空気流を吸引流通させる。
【0020】
【穀物洗浄機の使用方法】
駆動軸4aを図示しない駆動モータにより回転し、回転体4を図2の如く一例として右回転させる。すると、夫々の穀物押しつけ板5は遠心力により半径方向外方に移動し、その固定金網1bおよび短胴部1aに内接して摺接する。ホッパ22からは一例として大豆等の穀物が供給され、それが回転体4と短胴部1aとの間に導かれ、それがゴム板5aと短胴部1aおよび固定金網1bとの間に挟持されて、固定金網に擦られつつ、軸方向の左方へ移動する。その間に給水管25,ノズル24を介し固定金網1b内に洗浄液として水が噴霧供給され、それが固定金網内面と穀物とに供給される。その水によって、穀物を洗浄する。次いでその洗浄水は受け皿8により排水ホース9を介して排出される。それと共に、吸引手段23によって固定金網の下部に溜まる水および、穀物の表面に付着した水が吸引され外部に排出される。
【0021】
このとき、穀物押しつけ板5は遠心力のみによって半径方向外方に移動するものであるから、ゴム板5aと固定金網1bとの間に存在する穀物16に過度な外力を加えることがない。そのため穀物を割ることも傷つけることもなく、穀物16の表面の薄皮を剥がすことなく、穀物16を完全に洗浄することができる。また、ゴム板5aは汚れても、水で簡単に洗浄ができ、洗浄機のメンテナンスが容易である。
【0022】
次に、固定金網1b内を右から左に移動する間に完全に洗浄された穀物は、左端の短胴部1a,穀物排出口7を介し外部に取り出され、図4の穀物乾燥機10に供給される。豆類の洗浄時間は極めて短くすることができる。一例として10秒以内である。この時間は、水により豆に皺等を起こすダメージを与えない時間として決定される。また、ゴム板5aと固定金網1bとの間に挟持される豆は1列〜数列であることが好ましい。そのようにすることで、豆の全表面を完全に且つ迅速に洗浄できる。そのために、回転体4外周と固定金網1b外周とを比較的近接することが好ましい。この例ではその間隔を、一例として40mm程度とした。またこのときの回転体4の回転数は16rpm 程度とした。勿論、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。
【0023】
次に、図4は穀物乾燥機10の平面略図であり、図5はその横断面略図である。この穀物乾燥機10は、図5に示す如く、乾燥機本体29の上端に金網を有するデッキ11が振動自在に支持されている。一例として、乾燥機本体29とデッキ11との間にスプリング等を配置し、水平移動自在に保持することができる。デッキ11は図4の如く平面が細長く形成され、その幅方向両側に側板30が立設されると共に、それらの間に等間隔に一対の仕切壁20が配置されている。そしてそれらにより、デッキ11上に一例として三つの供給ライン12,13,26を一体に形成する。
【0024】
そして夫々の供給ラインに図4に示す如く、案内部材18が千鳥状に配置されている。案内部材18は一例として細長い板状のものからなり、それを金網からなるデッキ11の上面に軸支して立設し、そのデッキの中心線に対する取付け角度(交差角度)を任意に保持できるようにしている。
また、デッキ11には振動手段15が連結され、それによってデッキ11を水平方向および上下方向に微振動させる。
【0025】
なお、金網からなるデッキ11の上面は、図4において、右から左へ僅かに下がり傾斜されている。そして各供給ラインの右端に穀物16の供給端が設けられ、左端に穀物捕集用のホッパ31が夫々設けられている。ホッパ31に収納された穀物は、搬送手段17を介して隣の供給ラインの右端に供給される。
デッキ11の下面側には、空気供給装置14が設けられている。この空気供給装置14はファンからなり、温度20℃〜25℃程度のエアー28を下方からデッキ11の金網の目を通して上方に流通させる。
【0026】
【穀物乾燥機の使用方法】
図1の穀物洗浄機の穀物排出口7から外部に取り出された穀物は、図示しない立ち上げられたスクリューコンベアおよびその上端と供給ライン12の右端とを連結するパイプにより、図4の供給ライン12の右端に供給される。供給ライン12は振動手段15によって水平方向および上下方向に微細に振動すると共に、供給ライン12が水平面に対して傾斜して配置されているため、右端の穀物16は次第に左方に移動する。このとき、多数の案内部材18によって案内され、穀物は蛇行状に移動する。そのため穀物16の移動距離は、直線的に移動する場合に比べて長くなる。そして供給ライン12の左端のホッパ31に収納された穀物は、前記同様のスクリュコンベアおよびパイプからなる搬送手段17によって供給ライン13の右端に供給される。
【0027】
即ち、この搬送手段17は一例としてホッパ31から上方に伸びるスクリューコンベアを用い、その上端と供給ライン13の右端とをパイプによって連結することにより実現できる。供給ライン13の右端に供給された穀物16は、前記同様に右端から左端に順次移動し、次いで供給ライン26の右端に供給されその左端のホッパ31から外部に排出される。このとき、金網である供給ライン12,13,26は、いずれもその下面側から上方に20℃〜25℃の空気流が流通し、それによって穀物は乾燥される。穀物が豆の場合には、特に空気流が常温程度であると、それによって変質することがない。逆に温風を送ると、豆の表面に皺が生じることが実験により確かめられた。このようにして完全に乾燥された穀物は、外部に排出される。また、前記の洗浄機から乾燥機への搬送は、連続的に且つ迅速に行なうことが好ましい。洗浄後1分以上放置してから、乾燥させると豆類は変質することが確かめられたからである。
【0028】
【発明の作用・効果】
本発明の穀物洗浄機は、回転体4に固定された柔軟性を有する帯状の穀物押しつけ板5を有し、その穀物押しつけ板5が回転体4の回転に伴う遠心力により洗浄機本体1の内面に摺接するように構成したものである。
その穀物押しつけ板 (5) の前記柔軟性は、非回転時にその自重により垂れ下がり、回転駆動されたときのみ、それが遠心力を得て半径方向外方に伸ばされ、洗浄機本体 (1) の内面に接触しつつ回転して、全体が断面弧状に湾曲されるものである。
従って、穀物を、柔軟性を有する穀物押しつけ板5と洗浄機本体1の内面との間に、遠心力のみにより柔軟に無理なく押しつけつつそれが回転するため、洗浄液によって効率良く穀物が洗浄される。
しかも本穀物洗浄機は、上記の柔軟性を有する穀物押しつけ板5を用いるため、穀物表面に洗浄に伴う割れ、キズ、皺を付けることがない。即ち、穀物に不必要な押圧力を加えることなく、それを洗浄することができる。
【0029】
上記構成において、洗浄機本体1が短胴部1aとそれに取付けられた固定金網1bとを有し、穀物押しつけ板5として柔軟なゴム板5aの端縁が回転体4の軸線に対して螺旋状に配置されているものでは、回転体4の回転に伴って、穀物を洗浄しつつ軸線方向に移動させることができる。それによりその軸線方向一端部に設けた穀物供給口6から供給された穀物が、他端部に設けられた穀物排出口7より効率良く排出することが可能となる。
【0030】
上記構成において、固定金網1bの上部から内部に洗浄液2を供給し、固定金網1bの下面外周に洗浄液2を受ける受け皿8を配置すると共に、受け皿8に排水ホース9等を連結し、その排水ホース9等に吸引手段23を設けることができる。
この場合には、洗浄液で穀物を洗浄しつつ、余分な水分を迅速に取り除き洗浄液で穀物が変質するのを防止できる。
上記のいずれかの構成において、穀物洗浄機の下流側に穀物乾燥機10を設けることができる。それによって、洗浄中に付着した水分を直に取り除くことができる。
【0031】
上記穀物乾燥機10において、そのデッキ11に振動手段15を設け、デッキ11上に複数の供給ライン12,13を仕切壁20を介して一体に設け、デッキ11に乾燥用空気を供給する空気供給装置14を設けることができる。そして穀物を供給ライン12の上流部から下流部に流通させ、その下流部から供給ライン13の上流端に穀物を戻す搬送手段17を設けることができる。それによって、比較的短い長さの小スペースな穀物乾燥機を提供することができる。
【0032】
上記構成において、供給ライン12,13上に穀物16を下流側に蛇行移動させる案内部材18を複数配置することができる。それにより、穀物をデッキ11上で長距離移動させることができ、効果的に乾燥することができる。
上記構成において、案内部材18の一部をデッキ11上に枢着し、そのデッキの中心線に対する取付け角度を任意に変更することができる。それによって、各種条件のもと、最も効率の良い穀物の乾燥を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穀物洗浄機の正面略図。
【図2】同洗浄機の横断面略図。
【図3】同洗浄機の洗浄機本体1内に収納される回転体4および穀物押しつけ板5の斜視略図。
【図4】本発明の穀物乾燥機の平面説明図。
【図5】同乾燥機の横断面説明図。
【符号の説明】
1 洗浄機本体
1a 短胴部
1b 固定金網
1c 補強バンド
2 洗浄液
3 洗浄液供給手段
4 回転体
4a 駆動軸
5 穀物押しつけ板
5a ゴム板
6 穀物供給口
7 穀物排出口
8 受け皿
9 排水ホース
10 穀物乾燥機
11 デッキ
12,13 供給ライン
14 空気供給装置
15 振動手段
16 穀物
17 搬送手段
18 案内部材
19 プーリ
20 仕切壁
21 Vベルト
22 ホッパ
23 吸引手段
24 ノズル
25 給水管
26 供給ライン
27 止め具
28 エアー
29 乾燥機本体
30 側板
31 ホッパ

Claims (7)

  1. 穀物供給口(6)および穀物排出口(7)を有する円筒形の洗浄機本体(1)と、
    その洗浄機本体(1)内に洗浄液(2)を供給する洗浄液供給手段(3)と、
    その洗浄機本体(1)内で、その軸線上に配置された回転駆動される回転体(4)と、
    その回転体(4)の外周に固定され、回転体(4) の回転に伴う遠心力により、少なくとも端縁部が洗浄機本体(1)の内面に摺接する帯状の柔軟性を有する穀物押しつけ板(5)と、
    を具備し、回転体(4)の回転により洗浄機本体(1)と前記回転体(4)との間に相対回転を起こさせるように構成され、
    前記穀物押しつけ板 ( ) の前記柔軟性は、非回転時にその自重により垂れ下がり、回転駆動されたときのみ、それが遠心力を得て半径方向外方に伸ばされ、洗浄機本体 ( ) の内面に接触しつつ回転して、全体が断面弧状に湾曲されるものである穀物洗浄機。
  2. 請求項1において、
    洗浄機本体(1) が、筒状の固定金網(1b)と、その両端に設けられた一対の短胴部(1a)とを有し、
    穀物押しつけ板(5) が、回転体(4) の外周に互いに離間して取付けられる複数の柔軟なゴム板(5a)からなり、
    夫々のゴム板(5a)の少なくとも他端縁が回転体(4) の軸線に対して螺旋状に配置され、
    洗浄機本体(1) の軸線方向一端部に穀物供給口(6) が設けられ、他端部に穀物排出口(7) が設けられた穀物洗浄機。
  3. 請求項2において、
    洗浄液供給手段(3) は、固定金網(1b)の上部から内部に洗浄液(2) を供給するように構成され、
    固定金網(1b)の下面外周に洗浄液(2) を受ける受け皿(8) を配置し、
    その受け皿(8) に排水ホース(9) または排水管を連結し、
    その排水ホース(9) または排水管に、排水側へ空気流を流通させる吸引手段(23)が連結された穀物洗浄機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかの穀物洗浄機の下流に、穀物乾燥機(10)を有する穀物洗浄機。
  5. 請求項4の穀物洗浄機の有する穀物乾燥機(10)において、
    僅かに傾斜した金網を有するデッキ(11)上に複数の供給ライン(12)(13)が仕切壁(20)を介して一体に設けられると共に、デッキ(11)の下面から上方に乾燥用空気を供給する空気供給装置(14)が設けられ且つ、デッキ(11)を振動させる振動手段(15)が設けられ、
    洗浄機で洗浄された穀物(16)を、第1の供給ライン(12)の上流端部に供給し、第1の供給ライン(12)の下流端部から、第2の供給ライン(13)の上流端に穀物を戻す搬送手段(17)が設けられた穀物乾燥機。
  6. 請求項5において、
    各供給ライン(12)(13)上に、穀物(16)を下流側に蛇行移動させる案内部材(18)を複数配置した穀物乾燥機。
  7. 請求項6において、
    前記案内部材(18)は、デッキ(11)上に枢着され、その取付け角度を任意に変更できるように構成された穀物乾燥機。
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