JP4509767B2 - 再生樹脂の洗浄装置 - Google Patents
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Description
このドライアイスブラスト法、ことに使用済み合成樹脂製品に使用された樹脂材料を再利用のため破砕した再生樹脂粒を洗浄するためこの方法を実施する場合には、上記再生樹脂粒に対して正確に且つ満遍無くドライアイス粒を噴き付ける必要があり、そのためにはこの両者が充分に接触する機会が与えられなければならないことになる。
尚、内外の網筒体はドライアイス粒の噴き付けを受ける一方、洗浄時にはこのドライアイス粒の噴き付けを受けた樹脂粒が網面に衝突し、摩擦によって研摩されることから所要の強度を有した合金製金属材によって形成されること、そして後述する回転に対応するために軽量な金属材であることが望まれる。
この内外の網筒体は垂直に起立して洗浄室を立ち上げた状態に形成し、上方から投入する樹脂粒を落下させ、下方の取出口に誘導することになる。
この内網筒体の回転はモータ等外部から動力を導入することで強制回転させてもよいが、前記噴射ノズルからのドライアイス粒の噴き付けを利用して自動回転させることができる。
本発明においては、このドライアイス粒の噴射力を効率的に受けるため内網筒体の内周面に羽根片を突設する。
この羽根片は形状を特定されないが、内周面の周方向に沿って所要間隔をおいて配列し、且つ網筒体の長さ方向に沿って縦に帯状の板片を突設するようにすると効率的な羽根片とすることができる。
また、レールと網筒体下端との間にベアリングを介挿して抵抗をなくし、容易に回転するのを補助する。
この障害突起は形状を特定されないが、落下する樹脂粒の洗浄室内における滞留時間を調整し、ドライアイス粒との充分な接触時間を確保するため板状の突起が選択される。
この板状の障害突起は内網筒体の回転方向に対して後向きの勾配がふされ、突起上に受けられた樹脂粒がこの勾配に沿って徐々に落下し、洗浄室内を通過するようにしてある。
更に、この障害突起は、投入された樹脂粒がストレートに落下するのを防止する上から、上から下に向けて段設する場合は千鳥に配置して上の突起から落下する樹脂粒が下の突起に受けられるようにするとよい。
また、それぞれの突起は、外の網筒体の内周面に接触しない突き出し高さに形成し、この外網筒体との間に大きな空間が生じないようにするとよい。
この複数個の配置は、洗浄効率を挙げる上で有効であると同時にドライアイス粒の噴射圧力により内網筒体を回転させる場合に有効に作用することになる。
その一方、ドライアイス粒を圧縮空気と共に前記噴射ノズルに搬送パイプを通して供給し、この噴射ノズルから内網筒体の内周面に向けて噴射し、この内網筒体を通して環状の洗浄室、更には外網筒体を通して貫通させることになる。
この間、ドライアイス粒の噴き付けによって、また内網筒体の回転によって樹脂粒は洗浄室内を周方向に移動し、洗浄を繰り返すことになる。そして徐々に下降し、洗浄室の底部において洗浄を完了した樹脂粒は排出口を通して外部に取り出され回収されることになる。
この回転する内側の網筒体10は、外装体9の底板13上に環状に突設する2条の突条14,15によって形成される溝形のレール16に下端に設ける下面板17から垂設する2条の環状の突条18,19を滑合させることで回転自由に支持される。更にここでは上記2条の突条18,19間に多数個のボールベアリング20‥‥を嵌合列装し前記溝形のレール16の底部に滑合させることで円滑に回転するよう支持している。
この羽根片21は後述する噴射ノズルからドライアイス粒を含む圧縮空気圧を受けて内網筒体10を回転させるためのもので、各羽根片は帯板状をなす金属板を長さ方向を筒体の長さ方向に揃えて縦に設置し、それぞれ内向きに突き出している。
この設置空間23には噴射ノズル24を固定するための円筒形の固定台25が設けてあり、この固定台25の内周面に形成する筒状の取付部26に噴射ノズル24の基部を嵌装し、ノズルの噴射口24aが内網筒体10の内周面に臨むようにしてある。
勿論、この噴射ノズル24の複数個の設置は、内網筒体10の内周面の全周面にバランスよくドライアイス粒を噴き付けられるように配置し、均一な洗浄を図ると共に内網筒体10の円滑な回転が図られるようにすることが望まれる。
噴射ノズル24の上方を被うドーム形に形成した樹脂粒供給用の誘導板である。
上記投入口30の縁部には誘導板29の傾斜に誘導されて下縁部に流下する樹脂粒bを集め取り込む誘導壁31,31を頂部から周縁部に向けて隆設し、誘導溝32を設けている。
前述したように、ここでは3ヶ所に投入口30が開設してあることから、樹脂粒bは分散して洗浄室12に投入され、室内部を落下することになる。
尚、上記障害突起22の後向きの傾斜は受けられた樹脂粒が自然落下するためのもので、この傾斜角はドライアイス粒の噴射力等を勘案して決定されることになる。
また、内網筒体10の回転動力としてドライアイス粒の噴射力を利用しているが、モータ等の動力源を利用して強制的に回転させてもよい。この動力源による場合、設備を増加させることになるが、一定の回転力を与えることができるため洗浄室内の樹脂粒の撹拌、移動を円滑に、また均一に行えることになる。
そして取り出される上記老廃物は洗浄剤等の付着が全くなく、それのみとなるため廃棄処理する手間が大幅に削減することができる。
2 本発明に係る再生樹脂の洗浄装置
9 外装体
10 内網筒体
11 外網筒体
12 洗浄室
13 底板
14,15 突条
16 レール
20 ボールベアリング
21 羽根片
22 障害突起
24 噴射ノズル
24a 噴射口
28 ホッパ
29 誘導板
30 投入口
34 取出口
Claims (6)
- 外装体と、この外装体の内部にあってその底部にそれぞれ下端を置いて起立し、且つ相互の間に所要の間隔をおいて環状の洗浄室を形成する円筒形をなす内外の網筒体と、前記環状の洗浄室の上方に設けられる被洗浄物を投入するための投入口と、前記内網筒体の内空間にあってこの内網筒体の内周面に臨んでドライアイス粒を前記洗浄室を通して前記外網筒体に向けて貫通するべく圧力噴射する噴射ノズルとを有し、被洗浄物たる破砕樹脂粒を前記被洗浄物の投入口から前記洗浄室に投入して室内部空間を通して落下せしる一方、前記噴射ノズルから圧力噴射するドライアイス粒を前記内網筒体から前記洗浄室に通し、前記外網筒体に貫通させて前記洗浄室内を落下する前記破砕樹脂粒に対して噴き付け、衝突させることにより洗浄するようにしたことを特徴とする再生樹脂の洗浄装置。
- 請求項1に記載の再生樹脂の洗浄装置において、外装体と外網筒体との間に空間を形成し、該空間に外網筒体を通して洗浄室からの洗浄老廃物を集めると共に、外装体の外周壁部に形成する取出口から前記洗浄老廃物を回収するようにしたことを特徴とする再生樹脂の洗浄装置。
- 請求項1に記載の再生樹脂の洗浄装置において、内網筒体を回転自由に支持することを
特徴とした再生樹脂の洗浄装置。 - 請求項3に記載の再生樹脂の洗浄装置において、回転自由な内網筒体の内周面には内方に突出する羽根片を設け、該羽根片に噴射ノズルからのドライアイス粒の圧力噴射を受けて回転させることを特徴とした再生樹脂の洗浄装置。
- 請求項3又は4に記載の再生樹脂の洗浄装置において、内網筒体の外周面には洗浄室に向けて破砕樹脂粒の落下の障害となる障害突起を設けてなることを特徴とした再生樹脂の洗浄装置。
- 請求項1乃至5のいずれかの請求項に記載の再生樹脂の洗浄装置において、外装体の底部に洗浄済み破砕樹脂粒の取出口を形成すると共に、該外装体の外周壁部の適所に洗浄除去に係る老廃物の取出口を形成してなることを特徴とした再生樹脂の洗浄装置。
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