JP4224398B2 - 改良された性質の組み合わせを有するabs組成物 - Google Patents
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Description
A)少なくとも1種のビニルモノマーを、好ましくはスチレンとアクリロニトリル(この スチレン及び/又はアクリロニトリルは全面的に又は部分的にα−メチルスチレン、 メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドによって置き換えることができる) を、好ましくはスチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、 ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が0℃未満である少なくとも1種のゴム a)の存在下で、好ましくはラテックスの形態で存在するブタジエンゴム、特に好ま しくはポリブタジエンの存在下で、少なくとも1種のペルオキソ二硫酸塩化合物を開 始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造される、少な くとも1種のグラフトゴム、
B)少なくとも1種のビニルモノマーを、好ましくはスチレンとアクリロニトリル(この スチレン及び/又はアクリロニトリルは全面的に又は部分的にα−メチルスチレン、 メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドによって置き換えることができる) を、好ましくはスチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、 ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が0℃未満である少なくとも1種のゴム b)の存在下で、好ましくはラテックスの形態で存在するブタジエンゴム、特に好ま しくはポリブタジエンの存在下で、少なくとも1種の適切なアゾ化合物を開始剤とし て使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造される、少なくとも1 種のグラフトゴム、並びに
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下で 、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1種の グラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは全面的に又は部 分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドによっ て置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマーを共重合体 の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴムに対する比が 50:50〜97:3、好ましくは70:30〜95:5である、グラフトポリマー
を含む組成物を提供する。
H7、i−C3H7、n−C4H9、i−C4H9、t−C4H9が含まれる)
である。
Aは、単結合、C1〜C5アルキレン、C2〜C5アルキリデン、C5〜C6シクロア
ルキリデン、−O−、−S−、−SO−、SO2−又は−CO−を表わし、
R5及びR6は、互いに独立して、水素、メチル又はハロゲン、特に水素、メチル、塩 素又は臭素を表わし、
R1及びR2は、互いに独立して、水素、ハロゲン好ましくは塩素又は臭素、C1〜C
8アルキル好ましくはメチル、エチル、C5〜C6シクロアルキル好ましくはシクロ
ヘキシル、C6〜C10アリール好ましくはフェニル、又はC7〜C12アラルキル
好ましくはフェニル−C1〜C4−アルキル、特にベンジルを表わし、
mは、4〜7の整数で、好ましくは4又は5であり、
nは、0又は1であり、
R3及びR4は、各Xに対して個別に選択することができ、互いに独立して、水素又は C1〜C6アルキルを表し、
Xは、炭素を表わす)
を有するジフェノール類を、炭酸ハライド類、好ましくはホスゲンと、及び/又は芳香族ジカルボン酸ジハライド類、好ましくはベンゼンジカルボン酸ジハライド類と界面重縮合によって反応させるか、又はホスゲンと均一相重縮合(いわゆるピリジン法)によって反応させることにより製造することができ、上記の場合、分子量は適量の公知の連鎖停止剤によって公知の方法で調節できる。
4,4’−ジアミノ異性体70〜99モル%
2,4’−ジアミノ異性体1〜30モル%
2,2’−ジアミノ異性体0〜2モル%、及び
場合によっては、テクニカルグレードのジアミノジフェニルメタンの水素化によって得られる、対応する高縮合ジアミンから成るジアミノジシクロヘキシルメタンの位置異性体の混合物を使用することもできる。イソフタル酸は、テレフタル酸で30%の量まで置換することができる。
使用成分
A)開始剤としてペルオキソ二硫酸塩化合物を使用して製造されたグラフトゴム
A1)平均粒子径d50が244nm(196nm及び291nmに粒子サイズのピーク)であり、ゲル含量が66重量%である、2峯型のポリブタジエンラテックス70重量部(固形物として計算)を、水で、約20重量%の固形物含量に調整する。次いでラテックスを59℃ に加熱して、K2S2O8(水に溶解)0.45重量部を加える。次いで、単量体の混合物(スチレン:アクリロニトリルの重量比=73:27)30重量部、tュドデシルメルカプタン0.08重量部及びアルカリ性に調整した水に溶解した樹脂酸混合物のナトリウム塩 (Dresinate(登録商標)731,Abieta Chemie GmbH,Gersthofen)1.0重量部を、6時間以内の時間をかけて、平行して計量添加する。
A2)A1)で記載した手法を繰り返すが、ただし、A1)記載のポリブタジエンラテックス60重量部(固形物として計算)、単量体の混合物(スチレン:アクリロニトリルの重量比=73:27)40重量部及びt− ドデシルメルカプタン0.12重量部を使用する。他の量(K2S2O8、樹脂酸混合物のナトリウム塩 )並びに反応及び加工条件は同一のままである。
B)アゾ開始剤を使用して製造されたグラフトゴム
B1)平均粒子径d50が355nm(291nm及び415nmに粒子サイズのピーク)であり、ゲル含量が65重量%である、2峯型のポリブタジエンラテックス60重量部(固形物として計算)を、水で、約20重量%の固形物含量に調整する。次いでラテックスを59℃ に加熱して、R=C2H5である化合物(I)(Vazo67,DuPont Germany GmbH,Bad Homburg、製造者から入手可能)1重量部を、単量体混合物の10%に溶解して添加する。単量体の混合物(スチレン:アクリロニトリルの重量比=73:27)40重量部及びt− ドデシルメルカプタン0.12重量部を6時間以内の時間をかけて平行して計量添加する。この間に温度は80℃に上昇する。
B2)B1)で記載した手順を繰り返すが、ただし、平均粒子径d50が298nm(粒子サイズのピークは196nm、291nm及び415nm)でありゲル含量が66重量%である3峯型ポリブタジエンラテックス60重量部(固形物として計算)を使用する。他の量(モノマー、開始剤、乳化剤 )並びに反応及び加工条件は同一のままである。
C)溶液、バルク又は懸濁重合で製造されたグラフトゴム
C1)バルクABS Magnum3504(Dow Chemical Europe S.A. Horgen, Switzerland)。
成形用組成物の試験
上記のポリマー成分を、密閉式混練機中で、表1に規定した割合で、エチレンジアミンビスステアリルアミド2重量部、及びシリコーンオイル0.1重量部と共に混合し、粒状化して試験片を作成した後、平坦なシート(表面及び隠蔽率(contrast ratio)の評価のため、寸法:60×40×2mm)に加工する。
以下のデータを測定する。
ISO180/1Aに記載された、ノッチ付試験片の室温での 衝撃強度(ak(RT))(単位:kj/m2)、
反射角20°における、DIN67530に記載された表面光沢(反射計値)、
ASTM Norm D 1925 (光の種類:C、オブザーバー:2°、測定孔:大面積値(large area value))に記載された、式:YI=(128X−106Z)/Y(式中、X,Y,Zは、DIN5033による色座標を表す)による黄色度(YI)、
ある試料を黒色を背景とした場合と白色を背景とした場合で測定することによって得られ、そして次の式:
CR=Y(黒色の背景に対する)/Y(白色の背景に対する)×100
[式中、Yは、CIElab色空間から、光の種類D65及び10°のオブザーバー(DIN5033、Ulbricht球(sphere)参照)を用いて得られる標準色値(normal color value)を表す])で表現される、材料の不透明性の尺度としての隠蔽度(CR)。測定は、Dataflash SF 600 プラス CT 分光光度計を使用して行った。
結果の概要を表2に示す。
この表から、本発明による成形用組成物は、不透明性の値及び黄色度(YI)値が有意に低減していることは明らかである。一方、例えばノッチ付試験片の衝撃強度又は熱可塑的加工性のような他の重要な物性は、同様に改良されているか、又は悪影響を受けていない。
1.A)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度
が0℃未満である少なくとも1種のゴムa)の存在下で、少なくとも1種のペルオ
キソ二硫酸塩化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させること
によって製造される、少なくとも1種のグラフトゴム、
B)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムb)の存在下で、少なくとも1種のアゾ化合
物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造され
る、少なくとも1種のグラフトゴム、
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下
で、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1
種のグラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的
に又は部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイ
ミドによって置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマ
ーを共重合体の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴ
ムに対する重量比が50:50〜97:3である、グラフトポリマー
を含む組成物。
2.ゴムを含有しない、熱可塑性ビニルポリマー及び/又はビニルモノマーから形成されていない熱可塑性樹脂を更に含む、上記1に記載の組成物。
3.ビニルモノマーから形成されていない熱可塑性樹脂として、芳香族ポリカーボネート、芳香族ポリエステルカーボネート、ポリエステル、ポリアミド又はそれらの混合物から選ばれる樹脂を含む、上記2に記載の組成物。
4.1〜50重量部のA)とB)及び50〜99重量部のC)を含む、上記1〜3のいずれかに記載の組成物。
5.重量部のA)とB)及び55〜97.5重量部のC)を含む、上記1〜4のいずれかに記載の組成物。
6.A)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ラテックス
の形態で存在する少なくとも1種のブタジエンゴムの存在下で、少なくとも1種の
ペルオキソ二硫酸塩化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させ
ることによって製造され、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的に又は
部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドに
よって置き換えることができる、少なくとも1種のグラフトゴム、
B)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ラテックスの
形態で存在する少なくとも1種のブタジエンゴムの存在下で、少なくとも1種のア
ゾ化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製
造され、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的に又は部分的にα−メチ
ルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドによって置き換える
ことができる、少なくとも1種のグラフトゴム、
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下
で、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1
種のグラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的
に又は部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイ
ミドによって置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマ
ーを共重合体の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴ
ムに対する重量比が70:30〜95:5である、グラフトポリマー、及び、場合
によっては、
D)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、重合させるこ
とによって得られる、少なくとも1種の熱可塑性でありゴムを含有しないポリマー
であって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的に又は部分的にα−メ
チルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイミドによって置き換え
ることができる、ポリマー
を含む上記1に記載の組成物。
7.成分Bが、式(I)、(II)、(III)及び(IV):
4H9、t−C4H9)、
8.グラフトゴムA)及びB)の各々の製造に対して、1峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
9.グラフトゴムA)及びB)の各々の製造に対して、2峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
10.グラフトゴムA)の製造に対しては、1峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用され、そしてグラフトゴムB)の製造に対しては、2峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
11.グラフトゴムA)の製造に対しては、1峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用され、そしてグラフトゴムB)の製造に対しては、3峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
12.グラフトゴムA)の製造に対しては、2峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用され、そしてグラフトゴムB)の製造に対しては、3峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
13.グラフトゴムA)の製造に対しては、2峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用され、そしてグラフトゴムB)の製造に対しては、1峰型の粒子サイズ分布を有するゴムラテックスが使用される、上記1〜7のいずれかに記載の組成物。
14.グラフトゴムA)及びB)の製造に対して、平均粒子径(d50)が50〜600nmであるゴムラテックスが使用されることを特徴とする、上記1〜13のいずれかに記載の組成物。
15.グラフトゴムA)及びB)の製造に対して、平均粒子径(d50)が100〜500nmであるゴムラテックスが使用されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
16.グラフトゴムA)の製造に対して使用されるゴムラテックスの平均粒子径(d50)が、グラフトゴムB)の製造に対して使用されるゴムラテックスの平均粒子径(d50)より小さいことを特徴とする、上記14又は15に記載の組成物。
17.成分C)のゴムは、平均粒子径が100nm〜10,000nmである、上記1〜16のいずれかに記載の組成物。
18.成分C)のゴムは、平均粒子径が200nm〜5,000nmである、上記1〜17のいずれかに記載の組成物。
19.成分C)のゴムは、平均粒子径が400nm〜2,000nmである、上記1〜1
8のいずれかに記載の組成物。
20.A)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温
度が0℃未満である少なくとも1種のゴムa)の存在下で、少なくとも1種のペル
オキソ二硫酸塩化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させるこ
とによって製造される、少なくとも1種のグラフトゴム、
B)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムb)の存在下で、少なくとも1種のアゾ化合
物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造され
る、少なくとも1種のグラフトゴム、
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下
で、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1
種のグラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的
に又は部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイ
ミドによって置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマ
ーを共重合体の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴ
ムに対する重量比が50:50〜97:3である、グラフトポリマー、及び、場合
によっては、
追加の構成成分
を混合し配合することを特徴とする、組成物の製造方法。
21.上記1〜19のいずれかに記載の組成物の、成形された部品の製造のための使用。22.上記1〜19のいずれかに記載の組成物から得ることができる成形された部品。
Claims (3)
- A)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムa)の存在下で、少なくとも1種のペルオキ
ソ二硫酸塩化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることに
よって製造される、少なくとも1種のグラフトゴム、
B)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムb)の存在下で、少なくとも1種のアゾ化合
物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造され
る、少なくとも1種のグラフトゴム、
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下
で、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1
種のグラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的
に又は部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイ
ミドによって置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマ
ーを共重合体の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴ
ムに対する重量比が50:50〜97:3である、グラフトポリマー
を含み、グラフトゴムA)及びB)を1〜50重量部、グラフトポリマーC)を50〜99重量部の比率で含有する組成物。 - ビニルポリマーから形成されていない熱可塑性樹脂として、芳香族ポリカーボネート、芳香族ポリエステルカーボネート、ポリエステル、ポリアミド又はそれらの混合物から選ばれる樹脂を含む、請求項1に記載の組成物。
- A)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムa)の存在下で、少なくとも1種のペルオキ
ソ二硫酸塩化合物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることに
よって製造される、少なくとも1種のグラフトゴム、
B)少なくとも1種のビニルモノマーを、ラテックスの形態で存在しガラス転移温度が
0℃未満である少なくとも1種のゴムb)の存在下で、少なくとも1種のアゾ化合
物を開始剤として使用して、フリーラジカル乳化重合させることによって製造され
る、少なくとも1種のグラフトゴム、
C)スチレンとアクリロニトリルを、重量比90:10〜50:50で、ゴムの存在下
で、溶液、バルク又は懸濁重合させることによって得ることができる少なくとも1
種のグラフトポリマーであって、スチレン及び/又はアクリロニトリルは、全面的
に又は部分的にα−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はN−フェニルマレイ
ミドによって置き換えることができ、ゴムは0〜50重量%の追加のビニルモノマ
ーを共重合体の形態で含有し、そして使用されたグラフトモノマーの使用されたゴ
ムに対する重量比が50:50〜97:3である、グラフトポリマー、及び、場合
によっては、
追加の構成成分
を混合し配合することを特徴とする、請求項1に記載の組成物の製造方法。
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