JP4222813B2 - 収納家具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引き違い戸を有する収納家具の施錠機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種物品を収納、保管する什器として、収納空間を開成あるいは閉止する複数枚の引き違い戸を有する収納家具が一般に流通している。このような収納家具を施錠可能とするには、例えば、複数枚の戸の召し合わせ部分を結合する召し合わせ錠を設けたり(特許文献1を参照)、戸の戸先と収納家具の筐体とを結合する戸先鎌錠を設けたり(特許文献2を参照)する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−089108号公報
【特許文献2】
特開平5−295939号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、施錠機構として召し合わせ錠を採用する場合には、錠を作り込むことができるだけの召し合わせを確保しなくてはならず、結果として戸の引き残しが大きくなる、言い換えるならば戸を開けたときの最大の開口幅が小さくなる。また、戸先鎌錠を採用する場合には、鎌を回転させる回転軸の存在により、施錠時における戸のがたつきが生じる点は否めない。加えて、上記のような召し合わせ錠または戸先鎌錠は、3枚以上の引き違い戸を有する収納家具への適用には向いていない。単純に考えて、1つの収納家具に2個以上の錠前を設けなくてはならなくなるからである。
【0005】
以上の問題に鑑みて、本発明は、複数枚の引き違い戸を有する収納家具への適用に好適な施錠機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決すべく、本発明では、収納空間を開成あるいは閉止する複数枚の引き違い戸を有する収納家具であって、各引き違い戸の後面に取り付けられ、引き違い戸の移動とともに引き違い戸のそれぞれの面板に対し略平行な平面上で回転または回転及びスライド運動するリンク部材と、引き違い戸の何れかに取り付けられ、制止部材を進退させ得る錠とを具備し、前記制止部材が、前記引き違い戸が前記収納空間を閉止している状態で前記リンク部材の所定部位と当接し該リンク部材の運動を制止する施錠位置と、前記リンク部材と干渉せずに該リンク部材の運動を可能とする解錠位置との間で、引き違い戸の面板に対し略平行な平面上で進退するものを構成した。
【0007】
即ち、複数枚の引き違い戸をリンク部材を内包するリンク機構により連動させ、該リンク部材の運動を制止することで引き違い戸の移動を制止するようにした。その上で、リンク部材の運動を制止あるいは許可する錠の制止部材を、リンク部材の運動方向と略平行に、リンク部材の運動の軌跡が存在する面内で進退させるものとしている。このようなものであれば、施錠時に制止部材がリンク部材に十分な制止力を及ぼすことができ、戸のがたつきを小さくすることが可能となる。勿論、召し合わせ錠を設ける場合のように、戸の引き残しを増大させてしまうこともない。なお、ここに言うリンク部材は、一体のものでもよく、複数の部品の組み合わせによってなるものでもよい。
【0008】
前記制止部材の先端部には凹部が形成されており、制止部材が施錠位置にあるときに該制止部材の凹部と前記リンク部材の所定部位とが係合するものであれば、戸の施錠をより頑健にすることができる。
【0009】
収納家具の収納空間を担保するためには、前記制止部材が前後方向に薄い薄板状をなすものであることが望ましい。
【0010】
前記錠の後端が、該錠が取り付けられた引き違い戸よりも後方に配置された引き違い戸の前面に対して前方にあるように位置づけられ、前記制止部材が施錠位置にあるときに該制止部材が前記リンク部材の本体より前方に突出する突出部と当接するものであれば、錠及びその制止部材が収納空間を減殺せず、施錠あるいは解錠を行うときに収納空間内にある物品と干渉し合わない。
【0011】
前記突出部に、施錠位置にある前記制止部材が該突出部に対し前方へ変位して制止部材が突出部より脱落することを抑止するかえしが形成されているならば、戸を前後に揺さぶられたりすることで施錠が外れてしまうようなことを防止できる。
【0012】
前記突出部が、前記引き違い戸の面板に対し略垂直な薄板状をなすものであれば、戸の開閉の際にその側縁と該突出部とが干渉することを有効に回避できる。
【0013】
加えて、前記引き違い戸が前記収納空間を閉止している状態で、前記錠が前記リンク部材の中央部近傍に配置されているものであることも好ましい。このことにより、制止部材の進退動作のストロークを著しく大きくしなくとも、戸の開閉の際にリンク部材と制止部材とが干渉することを回避できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態に係る収納家具を、図1及び図2に示す。該収納家具は、筐体状をなし前方に開口する収納空間Sを内在させている収納家具本体1と、収納家具本体1の開口縁近傍に取り付けた3枚の引き違い戸12、13、14とを主要な構成要素とする。なお、図示例では収納空間S内に棚板15を設置しているが、これらは必須でない。
【0015】
引き違い戸12、13、14は、それぞれ幅方向に移動させ得るように収納家具本体1に取り付けてある。これら引き違い戸12、13、14は、後面に設けたリンク機構により連動して移動する。具体的には、図3ないし図5に示すように、長尺のリンク部材2の基端部21を最前方に配した引き違い戸12の後面に、該引き違い戸12の面板12aに対し略平行な平面上で回転可能に取り付け、先端部22を最後方に配した引き違い戸14の後面に、該引き違い戸14の面板14aに対し略平行な平面上で回転可能にかつ上下方向にスライド可能に取り付ける。加えて、リンク部材2の中央部23を、前後2枚の引き違い戸12、14の中間に配した引き違い戸13の後面に、該引き違い戸13の面板13aに対し略平行な平面上で回転可能にかつ上下方向にスライド可能に取り付けている。上記のリンク部材2の存在により、収納空間Sを開成あるいは閉止すべく最前方の引き違い戸12を移動させるとき、最前方の引き違い戸12と連動して中間にある引き違い戸13も移動する。逆に、最後方の引き違い戸14を移動させるときにも、中間にある引き違い戸13が連動して移動する。
【0016】
リンク機構に関してさらに詳述する。リンク部材2は、例えば板金材を器材として構成される。図6及び図7に示すように、リンク部材2の本体は、該リンク部材2を前記引き違い戸12、13、14の後面に取り付けた状態で引き違い戸の面板12a、13a、14aに対し平行に延伸するものであって、引き違い戸12、13、14に対して略平行となる後面板24と、後面板24と直交し引き違い戸12、13、14に対して略垂直となる側面板25とが、略L字型の断面形状をなすものである。しかして、リンク部材2の基端部21において、側面板25の一部を前方へ延伸しかつその前端で直角に屈曲させて取付面21aを形成している。即ち、基端部21では、後面板24、側面板25並びに取付面21aがチャネル形状をなす。この取付面21aを、最前方に配した引き違い戸12の後面の外方側部(図示例では、該引き違い戸12を後面から見た場合の左側部)に回転軸を介して回転可能に取り付ける。リンク部材2の先端部22においては、後面板24の前面側に車22aを設けている。この車22aを、最後方に配した引き違い戸14の後面の内方側部(図示例では、該引き違い戸14を後面から見た場合の左側部)に設けた凹溝を有するレール14bに係合させる。また、リンク部材2の中央部23において、側面板25の前端を直角に屈曲させてその前面に車23aを設けている。即ち、中央部23もまた、基端部21と類似のチャネル形状をなしている。この車23aを、中間に配した引き違い戸13の後面の(最前方の引き違い戸12寄りの)側部に設けた凹溝を有するレール13bに係合させる。これら取付面21a並びに車22a、23aは、3枚の引き違い戸12、13、14の前後方向の配置に対応するように位置づけてある。勿論、基端部21の取付面21aが最前方、先端部22の車22aが最後方に存在する。
【0017】
引き違い戸12、13、14を移動させて収納空間Sを開成したとき、3枚の引き違い戸12、13、14が概ね重なり合う。このとき、図8に示すように、リンク部材2は先端部22を上として略直立姿勢となり、最後方の引き違い戸14の側縁(該引き違い戸14を後面から見た場合の左側縁部)が、リンク部材2の本体の略L字型のアングル形状の内に収まる。同時に、基端部21の取付面21aが最前方の引き違い戸12と中間の引き違い戸13との間に進入し、最後方の引き違い戸14及び中間の引き違い戸13の側縁の一部が基端部21のチャネル形状の内に収まる。同様に、最後方の引き違い戸14の側縁の一部が中央部23のチャネル形状の内に収まる。このような構成により、収納空間Sを開成したときの引き残しを最小限とすることが可能となっている。
【0018】
因みに、平板状の補助リンク部材3を、リンク部材2の中央部23の後面板24に後方より回転軸を介して取り付けている。補助リンク部材3の先端部22は、最後方の引き違い戸14の後面に回転軸を介して取り付ける。図示例では、その取付位置を、リンク部材2の基端部21の取付位置と同じ高さ、リンク部材2の先端部22の取付位置の直下としている。補助リンク部材3は、リンク部材2、最後方の引き違い戸14の各々に対し回転可能であり、引き違い戸12、13、14の開閉の際にはリンク部材2と協働してリンク機構としての作用を営む。
【0019】
そして、引き違い戸12に、所要のキー操作等に応じて制止部材41を進退させ得る錠4を取り付ける。引き違い戸12に錠4を取り付けたとき、その制止部材41は錠4を取り付けた引き違い戸12の後方にあって、引き違い戸12の面板12aに対し平行な平面上で進退動作する。図9に示すように、制止部材41は、引き違い戸12、13、14が収納空間Sを閉止している状態でリンク部材2と当接し該リンク部材2の運動を制止する施錠位置Lと、リンク部材2と干渉せずに該リンク部材2の運動を可能とする解錠位置Fとの間で進退するものである。制止部材41は、前後方向に薄い薄板状をなす。制止部材41の先端部には、凹部41aを形成している。本実施形態では、錠4を最前方の引き違い戸12に取り付けている。よって、引き違い戸12、13、14の開け閉めの際に中間の引き違い戸13と錠4とが干渉し合わないようにするために、錠4の後端を、中間の引き違い戸13の前面に対して前方にあるように位置づけてある。また、引き違い戸12、13、14が収納空間Sを閉止している状態で、錠4がリンク部材2の中央部23近傍に配置される。
【0020】
他方、リンク部材2には、その本体より突出する突出部26を設けてある。突出部26は、リンク部材2の中央部23近傍に存在する。具体的には、リンク部材2の中央部23から基端部21寄りの部位において、側面板25の一部を前方へ延伸して突出部26を形成しており、引き違い戸の面板12a、13a、14aに対し略垂直な薄板状をなすものとなっている。突出部26の一方の側縁26a、即ちリンク部材2の先端部22寄りの側縁は、引き違い戸の面板12a、13a、14aに対し略垂直とする。加えて、突出部26の一方の側縁26aの先端をリンク部材2の先端部22に向かって突き出させてかえし26bとしている。因みに、この突出部26は、引き違い戸12、13、14の開閉の際に、言い換えるならばリンク部材2の運動の際に、中間の引き違い戸13または最後方の引き違い戸14と干渉し合うことはない。
【0021】
引き違い戸12、13、14が収納空間Sを閉止している状態で錠4の制止部材41を施錠位置Lに進出させることにより、リンク部材2の運動が制止され、ひいては引き違い戸12、13、14の移動が制止される。本実施形態においては、制止部材41を、リンク部材2の突出部26の運動の軌跡が存在する面内で、上下方向に進退させるものとする。かつ、施錠位置Lを下方、解錠位置Fを上方に設定している。従って、引き違い戸が収納空間Sを閉止している状態で制止部材41を下方向に施錠位置Lまで進出させたとき、制止部材41の先端即ち下端に形成した凹部41aがリンク部材2に形成した突出部26の一方の側縁26aと係合する。この結果、制止部材41がちょうどリンク部材2の突出部26を上から押さえつけるような状況となって、リンク部材2の回転及びスライド運動が制止される。逆に、施錠位置Lにある制止部材41を上方向に解錠位置Fまで退避させたとき、リンク部材2の回転及びスライド運動が許容され、引き違い戸12、13、14を移動させることが可能となる。なお、制止部材41を施錠位置Lに進出させたとき、リンク部材2の突出部26に形成したかえし26bが制止部材41の前面と最前方の引き違い戸12の後面との間に存在することとなる。このことにより、リンク部材2の突出部26と係合している制止部材41が該突出部26に対し前方に変位して制止部材41が突出部26より脱落することが予防される。
【0022】
本実施形態によれば、収納空間Sを開成あるいは閉止する複数枚の引き違い戸12、13、14を有する収納家具において、各引き違い戸12、13、14の後面に取り付けられ、引き違い戸12、13、14の移動とともに引き違い戸のそれぞれの面板12a、13a、14aに対し略平行な平面上で回転または回転及びスライド運動するリンク部材2と、引き違い戸12、13、14の何れかに取り付けられ、制止部材41を進退させ得る錠4とを具備し、前記制止部材41が、前記引き違い戸12、13、14が前記収納空間Sを閉止している状態で前記リンク部材2の所定部位26aと当接し該リンク部材2の運動を制止する施錠位置Lと、前記リンク部材2と干渉せずに該リンク部材2の運動を可能とする解錠位置Fとの間で、引き違い戸の面板12a、13a、14aに対し略平行な平面上で進退するものとしたことにより、施錠時に制止部材41がリンク部材2に十分な制止力を及ぼすことができ、戸12、13、14のがたつきを小さくすることが可能となる。勿論、召し合わせ錠4を設ける場合のように、戸12、13、14の引き残しを増大させてしまうこともない。このものは、特に、3枚以上の引き違い戸12、13、14を有する収納家具に施錠機構を設けようとする場合にあって効果を発揮する。
【0023】
前記制止部材41の先端部22には凹部41aが形成されており、制止部材41が施錠位置Lにあるときに該制止部材41の凹部41aと前記リンク部材2の所定部位26aとが係合するため、施錠をより堅固とでき、引き違い戸12、13、14の幅方向へのがたつきを少なくすることが可能となっている。
【0024】
上述のような構成としたことから、前記制止部材41を前後方向に薄い薄板状をなすものとでき、収納空間Sを好適に担保し得る。
【0025】
前記錠4の後端が、該錠4が取り付けられた引き違い戸12よりも後方に配置された引き違い戸13の前面に対して前方にあるように位置づけられ、前記制止部材41が施錠位置Lにあるときに該制止部材41が前記リンク部材2の本体より前方に突出する突出部26と当接するようにしたため、錠4及びその制止部材41が収納空間Sを減殺せず、施錠あるいは解錠を行うときに収納空間S内にある物品と干渉し合わない。
【0026】
前記突出部26には、施錠位置Lにある前記制止部材41が該突出部26に対し前方へ変位して制止部材41が突出部26より脱落することを抑止するかえし26bが形成されているため、引き違い戸12、13、14を前後に揺さぶられたりしたとしても施錠が簡単に外れてしまわない。
【0027】
前記突出部26が、前記引き違い戸の面板12a、13a、14aに対し略垂直な薄板状をなすものであるため、引き違い戸12、13、14を移動させる際に引き違い戸12、13、14の側縁と突出部26とが干渉することを有効に回避することが可能となる。
【0028】
そして、前記引き違い戸12、13、14が前記収納空間Sを閉止している状態で、前記錠4が前記リンク部材2の中央部23近傍に配置されるものであることから、制止部材41の進退動作のストロークの大きさ、即ち施錠位置Lと解錠位置Fとの間の距離を大きくしなくとも、解錠時における制止部材41とリンク部材2との干渉を回避することが可能となる。
【0029】
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。まず、錠4を設ける位置は、上記の態様には限られない。例えば、力学的な見地から、施錠時にリンク部材2に十分な制止力を及ぼすためには錠4をリンク部材2の先端部22に近い位置に設けることが好ましいと言える。一方で、錠4をリンク部材2の先端部22付近に設ける場合には、解錠時における制止部材41とリンク部材2との干渉を回避するために、制止部材41の進退動作のストロークをより大きなものとする必要がある。さらに、錠4を、補助リンク部材3の運動を制止し得る位置に設けることも可能である。
【0030】
錠の制止部材の進退方向が上下方向には限られないことは言うまでもない。
【0031】
収納家具が有する引き違い戸の枚数は、3枚には限られない。2枚の引き違い戸を有する収納家具に本発明に係る施錠機構を適用可能であることは勿論である。
【0032】
リンク部材を内包するリンク機構の態様も、本実施形態におけるようなものには限られない。
【0033】
その他各部の具体的構成は上記実施形態には限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、複数枚の引き違い戸を有する収納家具への適用に好適な施錠機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における収納家具の斜視図。
【図2】同斜視図。
【図3】引き違い戸の後方より見た、リンク機構の動作説明図。
【図4】引き違い戸の後方より見た、リンク機構の動作説明図。
【図5】引き違い戸の後方より見た、リンク機構の動作説明図。
【図6】同実施形態におけるリンク部材の側面図。
【図7】同正面図。
【図8】収納空間を開成した状態における引き違い戸、リンク機構の部分側面図。
【図9】引き違い戸の後方より見た、錠の動作説明図。
【符号の説明】
12、13、14…引き違い戸
S…制止部材
2…リンク部材
26…突出部
4…錠
41…制止部材
L…施錠位置
F…解錠位置

Claims (7)

  1. 収納空間を開成あるいは閉止する複数枚の引き違い戸を有する収納家具であって、
    各引き違い戸の後面に取り付けられ、引き違い戸の移動とともに引き違い戸のそれぞれの面板に対し略平行な平面上で回転または回転及びスライド運動するリンク部材と、
    引き違い戸の何れかに取り付けられ、制止部材を進退させ得る錠とを具備し、
    前記リンク部材は、その本体が引き違い戸に対して略平行となる後面板とこの後面板と直交し引き違い戸に対して略垂直となる側面板とを備え、引き違い戸を移動させて収納空間を開成したときに引き違い戸の側縁の少なくとも一部が前記本体のアングル形状の内に収まることで略直立姿勢をとるものであり、
    前記制止部材は、前記引き違い戸が前記収納空間を閉止している状態で前記リンク部材の所定部位と当接し該リンク部材の運動を制止する施錠位置と、前記リンク部材と干渉せずに該リンク部材の運動を可能とする解錠位置との間で、引き違い戸の面板に対し略平行な平面上で進退するものであって、
    前記制止部材が施錠位置にあるときに、該制止部材が、前記リンク部材の本体の側面板から前方に延伸した突出部と当接する
    ことを特徴とする収納家具。
  2. 前記制止部材の先端部には凹部が形成されており、
    制止部材が施錠位置にあるときに該制止部材の凹部と前記リンク部材の所定部位とが係合する請求項1記載の収納家具。
  3. 前記制止部材が前後方向に薄い薄板状をなす請求項1又は2記載の収納家具。
  4. 前記制止部材は、施錠位置と解錠位置との間で上下方向に進退動作し、施錠位置でリンク部材の上下動を禁止する請求項1、2又は3記載の収納家具。
  5. 前記突出部には、施錠位置にある前記制止部材が該突出部に対し前方へ変位して制止部材が突出部より脱落することを抑止するかえしが形成されている請求項4記載の収納家具。
  6. 前記突出部が、前記引き違い戸の面板に対し略垂直な薄板状をなす請求項4又は5記載の収納家具。
  7. 前記引き違い戸が前記収納空間を閉止している状態で、前記錠が前記リンク部材の中央部近傍に配置される請求項1、2、3、4、5又は6記載の収納家具。
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