JP4219145B2 - 生産装置管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は生産装置に属する作業機の状態を外部装置に知らせ、あるいは外部から作業機の状態を調べることを容易にする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プリント配線板に電気部品(電子部品を含む)を取り付けてプリント回路板を製造するプリント配線板製造装置のような生産装置は、複数台の作業機を含む構成とされることが多い。この種の生産装置においては、各作業機が予め定められた作業を行うのであるが、近年は殆どの作業機が自動機となっており、オペレータは作業機がエラーにより停止した場合等に、作業機の表示装置の表示やシグナルタワーの点灯等により何らかの処置が必要であることが知らされた場合に、必要な処置を行えばよい。しかし、そのためには、オペレータは表示装置の表示やシグナルタワーの点灯を目視できる場所に居ることが必要である。
【0003】
また、工程管理者等、生産装置の管理者が生産装置の稼働率等を知りたいと思っても、生産現場において作成される作業日報などを見る他はなく、必要な時点に生産装置から直接情報を得るためには、生産装置のある現場まで出向くことが必要であった。また、生産装置にオペレータには手に負えない不具合が発生した場合に、生産装置を管理するエンジニアに相談の電話等が掛けられた場合、オペレータとの会話では生産装置の詳細な状態が判らず、結局、現場まで出向かざるを得なくなることがしばしばあった。さらに、ユーザ社内のエンジニアでは処置できず、生産装置あるいはそれに属する作業機のディーラやメーカ等社外のエンジニアに相談する必要が生じた場合にも同様な問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効果】
本発明は、以上の事情を背景とし、生産装置から離れた場所にいる者が、その生産装置の構成機械たる作業機の状態を知ることを容易にすることを課題としてなされたものであり、本発明によって、下記各態様の生産装置、生産装置管理装置および生産装置管理システムが得られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、一つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではない。一部の事項のみを選択して採用することも可能なのである。
【0005】
なお (3)項に対して「電子メールの発信」に関する発明特定事項を付加し (6) 項の技術的特徴を付加し、かつ、電子メールの発信の条件についての限定を加えたものが、請求項1に相当する。
【0006】
(1)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置において、
公衆回線を経由して情報の送信と受信との少なくとも一方を行う通信装置を設けたことを特徴とする生産装置。
(2)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置において、
前記少なくとも1台の作業機に関する情報を配信するWWWサーバを設けたことを特徴とする生産装置。
本項の生産装置におけるWWW(world wide web)サーバは、公衆回線を経て情報を外部装置に配信するものとすることも可能であるが、不可欠ではない。私有の通信回線を経て外部装置に情報を配信するものとすることも可能なのである。公衆回線と私有の通信回線との両方に情報を配信し得るものとすることも可能である。「外部装置」の意味は、生産装置にとって外部の装置という意味であって、必ずしも生産装置を保有している工場ないし会社の外部を意味しない。
WWWサーバを設けることにより、作業機および生産装置の状態を直接見ることができない遠隔地から作業機に関する情報を必要なときに取得することが可能となる。さらに、外部装置との間で情報を送受する場合に、一般的なブラウザたるWWWブラウザすなわちインターネットブラウザを使用するため、専用のソフトウェアが必要でなくなる。
(3)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置において、
前記少なくとも1台の作業機の状態に関連する電子メールを発信する電子メール発信装置を設けたことを特徴とする生産装置。
(4)前記通信装置が、前記少なくとも1台の作業機のオペレータ向けの情報を公衆回線を経由して携帯端末に送信する対オペレータ情報送信装置を含む (1)項に記載の生産装置。
対オペレータ情報送信装置は、作業機に設けられてもよく、複数台の作業機に接続され、それら複数台の作業機を含む生産装置を制御するホストコンピュータに設けられてもよい。後者の場合は、作業機からのオペレータ向けの情報がホストコンピュータを介して公衆回線へ送信されることとなる。
本項に記載の発明によれば、エラーによる停止情報等、オペレータに迅速に報知すべき情報について、必要なときに対象を特定して情報を送信することが可能となる。
(5)前記オペレータ向けの情報が、前記作業機がエラーにより停止したことをオペレータに知らせるエラー停止情報を含む (4)項に記載の生産装置。
従来の生産装置においては、エラー停止情報は、作業機の表示装置の表示やシグナルタワーの点灯等によりオペレータに報知されていたため、オペレータは常に表示装置やシグナルタワーを視認できる場所で監視している必要があった。これに対して本項に記載の発明によれば、作業機がエラーにより停止すれば、その旨を示す情報がオペレータの携行する携帯端末に送信されるので、オペレータは作業機から離れた場所で待機することが可能となる。
(6)前記少なくとも1台の作業機がプリント基板に電気部品を装着する電気部品装着機を含み、前記オペレータ向けの情報が、その電気部品装着機において装着されるべき電気部品の少なくとも1種類のものがなくなったこと、あるいは近い将来になくなることをオペレータに知らせる部品切れ情報を含む (4)項または (5)項のいずれかに記載の生産装置。
(7)前記通信装置が、前記少なくとも1台の作業機における作業に関する当該生産装置の管理者向けの情報であって、前記作業機の稼働率に関する情報を含む情報を公衆回線を経由して端末コンピュータに送信する対管理者情報送信装置を含む (1)項,(4)項ないし (6)項のいずれかに記載の生産装置。
上記管理者には、生産装置の工程管理者等、当該生産装置を保有している工場ないし会社の内部管理者や、生産装置のサービスエンジニヤ,設計者等、生産措置の販売会社や製造会社の外部管理者が含まれる。オペレータ,生産装置,生産工程等を管理するユーザ側管理者や、生産装置を管理するメーカ側管理者が含まれるのである。
(8)前記作業機がその作業機の状態を表示する表示装置を含み、前記管理者向けの情報がその表示装置の表示内容を含む (7)項に記載の生産装置。
上記「作業機の状態の表示」には、前記エラーによる停止や部品切れ自体の表示あるいはそれらの詳細を示す表示や、作業の進捗状態等、作業機の状態を表す狭義の状態表示は勿論、オペレータに対して何らかの操作や処置を要求あるいは教示する表示も、生産装置がそれら要求や教示をしている状態にあることを示す状態表示の一種であると広義に解されるべきものとする。
(9)前記作業機が、前記公衆回線を経て供給される情報を受信する情報受信装置を含む (1)項,(4)項ないし (8)項のいずれかに記載の生産装置。
(10)前記作業機がその作業機の状態を表示する表示装置を含み、前記情報受信装置がその表示装置の画面を切り替えるべきことを指令する画面切替指令を受信する画面切替指令受信部を含む(9)項に記載の生産装置。
(11)前記情報受信装置が、前記作業機をリモートコントロールするためのリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール信号受信部を含む (9)項または(10)項に記載の生産装置。
(12)前記通信装置が、前記公衆回線を経由して外部装置と電子メールの送受信を行う電子メール送受信装置を含む (1)項, (4)項ないし(11)項のいずれかに記載の生産装置。
電子メール送受信装置は、特定の相手との情報の送信あるいは受信を行うものである。「外部装置」の意味は (2)項におけると同じである。
(13)前記通信装置が、前記公衆回線を経由して外部装置とWWW情報の送受信を行うWWW情報送受信装置を含む (1)項, (4)項ないし(12)項のいずれかに記載の生産装置。
WWW情報送受信装置は、不特定多数に向かって情報を発信すること、あるいは不特定多数に向かって情報を発信している外部装置から情報を取得することができるものである。また、WWW情報は、文字情報,音声情報,静止画像情報,動画情報の少なくとも1つを含むものとすることができる。「外部装置」の意味は (2)項におけると同じである。
(14)前記作業機がプリント基板に対して予め定められた作業を行う対回路基板作業機であり、前記生産装置がプリント回路板を製造するプリント回路板製造工程の少なくとも一部を実行するプリント回路板製造装置である (1)項ないし(13)項のいずれかに記載の生産装置。
【0007】
(15)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置を、その生産装置の外部から管理するための生産装置管理システムであって、
前記生産装置に設けられた、(a)少なくとも前記作業機の状態を表示画面として表示する表示装置、および、(b)その表示装置と接続され、その表示装置に表示された表示画面の画面情報を送信する画面情報送信部を備えて通信回線を経由して通信する通信装置と、
前記生産装置の外部に設けられ、前記画面情報を受信する画面情報受信部を有して通信回線を経由して通信する通信部と、受信した前記画面情報に基づいて、前記表示装置に表示された表示画面を含む表示画面を表示する表示部とを備えた管理装置と
を含む生産装置管理システム。
(16)前記管理装置が、前記表示装置の画面表示の操作を自身によって行うために自身に対して行われる操作に関する情報である操作情報を取得する操作情報取得部を備え、かつ、前記通信部にその操作情報を送信する操作情報送信部を備え、
前記通信装置が、前記操作情報を受信する操作情報受信部を有し、前記表示装置が、受信されたその操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を実行する外部情報依拠操作部を備えた(15)項に記載の生産装置管理システム。
(17)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として表示するものであり、
前記操作情報取得部が、前記表示部に表示された表示画面であって前記操作画面を含む表示画面に基づいて行われる操作に関し、かつ、前記操作画面に関連付けられた前記操作情報を取得するものである(16)項に記載の生産装置管理システム。
(18)前記表示装置が、前記外部情報依拠操作部による画面表示の操作の際、自身が表示する前記操作画面内に、実行される操作内容を、前記操作情報に基づいて表示させる操作内容表示部を備えた(17)項に記載の生産装置管理システム。
(19)前記通信装置が、前記表示装置に表示された表示画面の画面情報を配信可能なWWWサーバを備え、かつ、前記管理装置が、そのWWWサーバによって配信される画面情報を閲覧可能なWWWブラウザを備えた(15)項ないし(18)項のいずれかに記載の生産管理システム。
【0008】
(20)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行するとともに、自身の外部に存在する管理装置によって管理される生産装置であって、
少なくとも前記作業機の状態を表示画面として表示する表示装置と、
その表示装置と接続され、その表示装置に表示された表示画面の画面情報を、前記管理装置がその表示画面を自身の表示画面に含むことが可能とされる状態で、前記管理装置に送信する画面情報送信部を備えた通信装置と
を含む生産装置。
(21)前記通信装置が、前記表示装置の画面表示の操作を前記管理装置によって行わせるために前記管理装置に対して行われる操作に関する情報である操作情報を受信する操作情報受信部を有し、前記表示装置が、受信されたその操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を実行する外部情報依拠操作部を備えた(20)項に記載の生産装置。
(22)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として表示するものであり、
前記操作情報が、前記操作画面に関連付けられた情報である(21)項に記載の生産装置。
(23)前記表示装置が、前記外部情報依拠操作部による画面表示の操作の際、自身が表示する前記操作画面内に、実行される操作内容を、前記操作情報に基づいて表示させる操作内容表示部を備えた(22)項に記載の生産装置。
(24)前記通信装置が、前記表示装置に表示された表示画面の画面情報を配信可能なWWWサーバを備えた(20)項ないし(23)項のいずれかに記載の生産装置。
【0009】
(25)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行し、少なくとも前記作業機の状態を表示画面として表示する表示装置を含む生産装置を、その生産装置の外部から管理するための管理装置であって、
前記表示装置の表示画面の画面情報を受信する画面情報受信部を有して通信回線を経由して通信する通信部と、
受信した前記画面情報に基づいて、前記表示装置に表示された表示画面を含む表示画面を表示する表示部と
を含む生産装置管理装置。
(26)当該生産管理装置が、前記表示装置の画面表示の操作を自身が行うために、自身に対して行われる操作に関する情報である操作情報を取得する操作情報取得部を備え、かつ、前記通信部にその操作情報を送信する操作情報送信部を備えた(25)項に記載の生産装置管理装置。
(27)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として表示するものであり、
前記操作情報取得部が、前記表示部に表示された表示画面であって前記操作画面を含む表示画面に基づいて行われる操作に関し、かつ、前記操作画面に関連付けられた前記操作情報を取得するものである(26)項に記載の生産装置管理装置。
(28)前記操作情報が、前記表示装置の画面表示の操作を前記管理装置によって行う際に、前記表示装置の操作画面内に実行される操作内容を表示するための操作内容表示情報を含む(27)項に記載の生産装置管理装置。
(29)前記表示装置に表示された表示画面の画面情報がWWWサーバによって配信されるものであり、当該生産管理装置が、そのWWWサーバによって配信される画面情報を閲覧可能なWWWブラウザを含む(25)項ないし(28)項のいずれかに記載の生産装置管理装置。
【0010】
上記(15)項ないし(29)項に記載の態様は、生産装置を外部から管理するのに適した態様であり、生産装置側の表示装置の表示画面と、管理装置側の表示画面との関係を特徴付けた態様である。(15)項ないし(19)項は、生産装置側およびそれを管理する側の装置を含むシステムの全体構成に関し、(20)項ないし(24)項は、生産装置側の構成、(25)項ないし(29)項は、管理する側の構成に関するものである。
(15)項,(20)項,(25)項の態様によれば、作業機の操作盤等の表示画面の内容をそのまま管理装置で観察できることから、生産装置から離れた管理者が、その生産装置の作業機の状態を容易に把握することが可能となる。(16)項,(21)項,(26)項に記載の態様によれば、表示画面の切り替え等の生産装置側の表示画面の操作を、例えば遠隔地にある管理装置側で行うことができ、作業機の状態の把握がより容易に行える。その際、(17)項,(22)項,(27)項の態様によれば、管理装置側の表示画面に含まれる生産装置側の操作画面に基づいて管理者が生産装置が備える表示装置を操作できるため、より簡便に作業機の状態の把握ができる。またその際、(18)項,(23)項、(24)項の態様によれば、管理装置側での操作の内容が、生産装置側において操作画面内で確認できる。
上記(15)項ないし(29)項に記載の態様において、生産装置と管理装置とは通信回線によって接続されているが、その通信回線は、その態様が特に限定されない。有線回線であっても、無線回線であってもよく、また、私有の専用回線であっても、公衆回線であっても構わない。遠隔地による管理の場合、例えば、生産装置を提供する装置メーカが管理者側である場合等には、公衆回線を利用すれば、簡単に接続できる。公衆回線による接続の場合、生産装置側の通信装置と管理装置とが直に通信を行う態様であってもよく、また、インターネットを介して通信を行う態様であってもよい。(19)項,(24)項,(29)項に記載の態様のように、生産装置側の通信装置がWWWサーバを備え、管理装置にWWWブラウザを備える場合、既に存在するプロトコルに従って画面情報に関する情報を簡便に通信することが可能となる。
なお、上記(15)項ないし(29)項に記載の態様において、管理装置の表示画面には生産装置側の表示装置に表示された表示画面を含むとされているが、表示装置における表示画面を全体を含む態様であってもよく、また、表示装置における表示画面の一部分のみを含むものであってもよい。また、上記(15)項ないし(29)項に記載の態様において、(1)項に関する説明の内容と同様に、「外部」とは生産装置にとっての外部を意味し、必ずしも生産装置を保有している工場ないし会社の外部を意味するものではない。また、上記(15)項ないし(29)項に記載の態様は、(14)項に記載の技術的特徴を付加した態様、すなわち、前記作業機がプリント基板に対して定められた作業を行う対回路基板作業機であり、前記生産装置がプリント回路板を製造するプリント回路板製造工程の少なくとも一部を実行するプリント回路板製造装置である態様において、有効的である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態であるプリント配線板製造システムについて詳細に説明する。
図1に示すように、本システム10は上流側(図1において左側)から順に、(a)回路基板たるプリント配線板(図2参照。以下、電気部品装着前のプリント基板と装着後のプリント回路板とをプリント配線板と総称する)12にクリーム半田を印刷するマスク印刷装置14と、(b)主に小型の電子部品を高速で装着する高速電子部品装着装置18と、(c)主に大型・異形の電子部品を装着する汎用電子部品装着装置22とを含む。本システム10の各装置の間には、プリント配線板12を搬送する配線板搬送装置が設けられ、各装置における作業が終了する毎に、下流側の装置へ搬送されるようにされている。汎用電子部品装着装置22の下流側には、仮止めされた電気部品などを固定するためのリフロー炉26が設けられ、さらに下流側において、電子部品の組み立て結果を検査する検査装置28が設けられている。本システム10においては、以上の各装置が共通のホストコンピュータ29に接続されている。以下順に説明する。
【0012】
まず、マスク印刷装置14について説明する。本マスク印刷装置14は、特開2001−116528号公報に記載されているものとほぼ同じであるので簡単に説明する。
【0013】
図2において、符号30はベースである。ベース30上には、印刷対象材としてのプリント配線板12を搬送する搬送装置たる配線板コンベヤ32,配線板コンベヤ32により搬送されてきたプリント配線板12を支持して昇降する対象材支持装置の一種である対象材支持昇降装置たる配線板支持昇降装置34,配線板支持昇降装置34による配線板支持時にプリント配線板12を押さえる配線板押さえ装置(図示省略),マスク版36を支持するマスク位置決め支持装置38,プリント配線板12に被印刷剤の一種であるクリーム半田を印刷する印刷装置40,マスク版36のマスクを清掃するマスク清掃装置42等が設けられている。
【0014】
配線板コンベヤ32は、図2に示すように一対のレール48,50を有する。これらレール48,50にはそれぞれ、巻掛部材たる無端のベルト(図示省略)が長手方向に沿って取り付けられており、プリント配線板12はこれらベルト上に載置され、ベルトが図示しないベルト駆動装置によって周回させられることにより搬送される。一対のレール48,50の互いの距離は、プリント配線板12の寸法に合わせて調節可能とされている。プリント配線板12は、図示しないストッパ装置により、搬送方向においてクリーム半田の印刷が行われる印刷位置に停止させられる。
【0015】
配線板支持昇降装置34は、印刷装置40の下方に設けられ、一対のレール48,50の間を通って昇降可能に設けられた対象材支持台たる配線板支持台60を有する。配線板支持台60は、本実施形態においては、負圧によりプリント配線板12を吸着し、水平に支持するものであり、昇降装置62により、配線板コンベヤ32の下方に位置する下降端位置と、プリント配線板12を配線板コンベヤ32のベルトから持ち上げてマスク版36のマスクの下面に接触させる上昇端位置とに昇降させられる。
【0016】
マスク版36は、図3に示すように、マスク64の周縁部がマスク枠66の下面に固定されて成る。マスク64は、本実施形態ではステンシルマスクとされており、ニッケル合金,ステンレススチール等により作られている。このマスク64には、厚さ方向に貫通する透孔65が複数、形成されている。本実施形態においては、複数の透孔65はいずれも、マスク64の板面に平行な断面形状が矩形(正方形を含む)をなす。プリント配線板12の一平面状をなす表面上には、クリーム半田が塗布される複数の印刷スポットがあり、マスク64のそれら印刷スポットに対応する位置にそれぞれ透孔65が形成されている。透孔65は、本実施形態では、上記断面形状である矩形の一方の辺がX軸方向に平行となり、他方がY軸方向に平行となるように形成されている。
【0017】
ベース30上に4本の支柱70が立設され、それら支柱70上に、マスク版36を支持するマスク支持台68が固定されている。マスク版36は、前述のマスク位置決め支持装置38を介してマスク支持台68に支持されており、水平方向位置が調節可能とされている。マスク位置決め支持装置38については、本出願とは直接関係がないので説明を省略する。
【0018】
印刷装置40を説明する。この印刷装置40は、特開平9−39214号公報に記載のマスク印刷装置と同様に構成されており、簡単に図示および説明する。マスク支持台68上には、スライド122が基板搬送方向たる配線板搬送方向と直角な方向に移動可能に設けられている。スライド122は、マスク支持台68により回転可能かつ軸方向に移動不能に支持されたボールねじ124、スライド122に固定されてボールねじ124に螺合されたナット126,印刷ヘッド移動用サーボモータ(図5参照)128を含む駆動装置130により、ガイドレール120に案内されて配線板搬送方向と直角なY軸方向である印刷方向に移動させられる。スライド122,駆動装置130が印刷ヘッド移動装置132を構成し、一対のガイドレール120が案内装置を構成している。
【0019】
印刷ヘッド134は、スライド122に設けられた印刷ヘッド昇降装置を構成する印刷ヘッド昇降用エアシリンダ136により昇降させられる。印刷ヘッド134は、接触荷重調節用エアシリンダ138や荷重センサ(図5参照)144等を介して印刷ヘッド昇降用エアシリンダ136に取り付けられており、これら荷重センサ144の検出値に基づいて接触荷重調節用エアシリンダ138が制御され、印刷ヘッド134が予め設定された荷重でマスク64に接触させられる。
【0020】
印刷ヘッド134は、印刷剤としてのクリーム半田を収容し、マスク64の上面と対向する部分において幅方向に延びる吐出口から一定の圧力でクリーム半田を押し出すようにされている。印刷ヘッド134が、吐出口がマスク64の上面に接触させられた状態でクリーム半田を押し出しつつマスク64上を移動することにより、透孔65にクリーム半田が充填されて、プリント配線板12にクリーム半田が印刷される。クリーム半田を半田収容器から押し出す押出圧力は、押出圧力センサ(図5参照)180により監視されている。
【0021】
印刷装置40には、さらに、マスク64を清掃するマスク清掃装置42が設けられている。マスク清掃装置42は、特開平9−39214号公報に記載のマスク清掃装置と同様に構成されており、本発明と直接関係がないので説明を簡略化して行う。マスク清掃装置42は、図2に示すように、マスク64の下面、すなわちプリント配線板12が接触させられる配線板接触面側に配設された洗浄装置204と、マスク64の上面、すなわちクリーム半田が透孔65に押し込まれる被印刷剤押込面たる半田押込面側に配設された拭取装置210とを含む。マスク清掃装置42はスライド122に水平方向移動不能かつ昇降可能に保持され、印刷装置40とともにマスク64に対して印刷方向に沿って移動する。
【0022】
以上のように構成されるマスク印刷装置14は、制御装置220によって制御される。図5に示すように、制御装置220は、PU240,ROM242,RAM244およびそれらを接続するバス246を備えるコンピュータ248を主体として構成される。バス246には、さらに、入出力インタフェース250が接続され、駆動回路258を介して、配線板コンベヤ32,配線板支持昇降装置34およびマスク清掃装置42等に接続されるとともに、荷重センサ144,押出圧力センサ180,各種モータの回転を検出するエンコーダ260等が接続されている。入出力インタフェース250にはさらに、本システム10を統括するホストコンピュータ29が接続されている。
制御装置220は、操作盤280を備える。操作盤280は、表示装置たるディスプレイ282と入力装置たるキーボード284と報知装置たるシグナルタワー286とを備え、入出力インタフェース250に接続されている。
【0023】
コンピュータ248には、メインプログラムを始めとする種々のプログラムが格納され、マスク印刷装置14を作動を制御するとともに、ホストコンピュータ29にマスク印刷装置14の作動に関する情報を順次伝達するようにされている。マスク印刷装置14の作動および作動に関する情報については、後で詳細に説明する。
【0024】
次に高速電子部品装着装置18について説明する。
本電子部品装着装置18は、電気部品の一種である電子部品のうち主に小型の電子部品を装着し、本出願人による特願2001−172915号に記載されているものとほぼ同様に構成されるので、簡単に説明する。
【0025】
図6において、符号450は電気部品装着装置の一種である高速電子部品装着装置18のベースである。ベース450上には、部品供給装置454,部品装着装置456,および基板保持装置たるプリント配線板保持装置458が設けられ、高速電子部品装着装置18を構成している。
【0026】
部品供給装置454は、少なくとも1台、本実施形態においては二台の部品供給テーブル460,462を含んでいる。これら部品供給テーブル460,462はそれぞれ、フィーダ支持台464とフィーダ支持台464上に搭載された複数のフィーダ466とを有する。フィーダ466は詳細な図示は省略するが、本実施形態では電気部品の一種である電子部品468(図7参照)を部品保持テープに保持させてテープ化電子部品とした状態で供給するものとされている。
【0027】
電子部品468は、部品保持テープに形成された多数の部品収容凹部にそれぞれ1個ずつ収容され、各部品収容凹部の開口が部品保持テープに貼り付けられたカバーテープにより覆われている。テープ化電子部品は、テープ送り装置(図示省略)により送られ、電子部品468が順次、部品供給部に送られる。複数のフィーダ466は、その部品供給部が、一線上、例えば水平な一直線上に並ぶ状態でフィーダ支持台464上に着脱可能に取り付けられている。
【0028】
高速電子部品装着装置18全体について後述するようにXY座標面が設定され、このXY座標面上において部品供給テーブル460,462,プリント配線板保持装置458等、各種移動部材の移動データ等が設定される。上記複数のフィーダ466の各部品供給部は、このXY座標面のX軸方向(図6においては左右方向)に平行に並べられている。
【0029】
部品供給テーブル460,462の各フィーダ支持台464にはそれぞれ、ナット469が固定されており、送りねじたるボールねじ470がそれぞれ、支持テーブル駆動用モータ472によって回転させられることにより、部品供給テーブル460,462はそれぞれガイドレール474を含む案内装置により案内されてX軸方向に移動させられ、複数のフィーダ466の各部品供給部が部品供給位置に選択的に位置決めされる。これらボールねじ470および支持テーブル駆動用モータ472等が部品供給テーブル移動装置476を構成している。2台の部品供給テーブル460,462はそれぞれ、専用の部品供給テーブル移動装置476によって独立して移動させられる。なお、ガイドレール474は2つの部品供給テーブル460,462に共用である。2つの部品供給テーブル460,462による電子部品468の供給は、例えば、特公平8−21791号公報に記載されているように既に知られているので、説明を省略する。なお、図6においては、一方の部品供給テーブル460については、ナット469が図示されてフィーダ466の図示が省略され、他方の部品供給テーブル462についてはフィーダ466が図示されてナット469の図示が省略されている。
【0030】
プリント配線板保持装置458は、回路基板の一種であるプリント配線板12を水平に保持し、基板保持装置移動装置たるXYテーブル484により、前記XY座標面上の任意の位置へ移動させられる。XYテーブル484は、X軸スライド駆動用モータ488および送りねじとしてのボールねじ490により、ガイドレール492を含む案内装置により案内されてX軸方向に移動させられるX軸スライド494と、そのX軸スライド494上においてY軸スライド駆動用モータ496および送りねじとしてのボールねじ498によりガイドレール500を含む案内装置により案内されてY軸方向に移動させられるY軸スライド502とを備えている。
【0031】
プリント配線板保持装置458は、Y軸スライド502上に設けられ、プリント配線板12を下方から水平な姿勢で支持している。プリント配線板12の表面ないし上面には、電子部品468が装着される複数の被装着位置ないし被装着面が予め設定されており、プリント配線板保持装置458の移動により、被装着位置が順次、後述する部品装着装置456の装着位置に対応する位置に位置決めされる。
【0032】
プリント配線板12の表面には、複数、本実施形態においては2個の基準マーク508が設けられている。プリント配線板保持装置458により保持されたプリント配線板12の基準マーク508は、撮像装置たる基準マークカメラ510により撮像される。基準マークカメラ510は、図示を省略するフレームに静止して下向きに設けられ、基準マーク508を上方から撮像する。
【0033】
基準マークカメラ510は固体イメージセンサの一種であるCCD(電荷結合素子)と結像レンズを含むレンズ系とを備えるとともに、被写体の2次元像を一挙に取得する撮像装置の一種である面撮像装置とされている。CCDは、一平面上に多数の微小な受光素子が配列されたものであり、各受光素子の受光状態に応じた電気信号を発生させる。多数の受光素子により撮像領域ないし撮像面が形成されている。なお、基準マークカメラ510に対応して図示を省略する照明装置が設けられ、撮像時に被写体およびその周辺を照明する。
【0034】
本実施形態の部品装着装置456は、特開平6−342998号公報に記載の電子部品装着装置およびまだ未公開であるが、本出願人による特願2000−164958号の出願に記載の電子部品装着装置と同様に構成されているので、簡単に説明する。
図6に示すように、部品装着装置456は、間欠回転する円盤状の間欠回転盤530を備え、それに複数、本実施形態においては16個の保持ヘッド532が等角度間隔に保持されており、間欠回転盤530の回転にしたがって、その旋回軌跡上に設定された部品保持位置ないし、部品吸着位置ないし部品受取位置,部品姿勢変更位置,部品保持姿勢検出位置,部品姿勢修正位置,部品装着位置,保持ヘッド姿勢復帰位置,保持部検出位置,保持部選択位置等、16個の停止位置に順次停止させられる。
【0035】
保持ヘッド532は、図7に示すように、6個のノズル保持部が形成された回転保持体542を備え、ノズル保持部それぞれにおいて吸着ノズル550を保持している。ただし、図にはノズル保持部および吸着ノズル550が一つだけ示されている。各保持ヘッド532は、それら吸着ノズル550のうちのいずれか1つを垂直方向下向きの姿勢で電子部品468を保持する部品保持位置に位置決めする。部品供給装置460,462から電子部品468を受け取る部品受け取り位置に到達すれば、吸着ノズル550に負圧が供給されることにより電子部品468を吸着保持し、プリント配線板12に電子部品468を装着する電子部品装着位置において、図示しない正圧源に連通させられて電子部品468を解放する。保持ヘッド532は、回転時に電子部品468がプリント配線板12などに干渉しない高さに設けられているが、部品受け取り位置と部品装着位置とにおいて保持ヘッド532を昇降させる昇降装置が設けられ、電子部品468を受け取り、装着可能な高さに昇降される。保持ヘッド532は、軸線周りに回転可能に保持されており、電子部品468の保持姿勢修正位置等において図示しない回転装置により回転させられる。
【0036】
16個の保持ヘッド532にはそれぞれ、保持ヘッド532を特定する名称の一種であるコードが付され、6つのノズル保持部の各々にも、各ノズル保持部を特定するコードが付されている。また、ノズル保持部と、ノズル保持部に保持される吸着ノズル550の種類とは対応付けて記憶されており、上記2種類のコードデータおよび吸着ノズルデータに基づいて、保持ヘッド532に保持されて作用位置に位置決めされている吸着ノズル550の種類が特定される。
【0037】
前記部品保持姿勢検出位置には、複数組、本実施形態では2組の部品カメラ,導光装置および照明装置が設けられ、撮像装置552を構成している。撮像装置552は、本実施形態においては、特開平5−196441号公報に記載の部品カメラと同様に構成されているので説明を省略する。
【0038】
以上のように構成される高速電子部品装着装置18は、図8に示す制御装置560によって制御される。制御装置560は、図5に示す制御装置220と同様に構成される。制御装置560は、PU240,ROM242,RAM244およびそれらを接続するバス246を有するコンピュータ248を主体とするものである。バス246には、入出力インタフェース250が接続され、エンコーダ260等、各種センサが接続されている。
【0039】
入出力インタフェース250にはまた、駆動回路258を介して支持テーブル駆動用モータ472等の各種アクチュエータが接続されている。これらモータ等はそれぞれ駆動源を構成し、電動モータの一種である電動回転モータであって、回転角度の精度よい制御が可能なサーボモータにより構成されている。サーボモータに代えてステップモータを用いてもよい。また、支持テーブル駆動用モータ472等、各モータの回転角度はそれぞれ、回転角度検出装置としてのエンコーダ260により検出され、その検出結果に基づいてモータ等が制御される。
【0040】
入出力インタフェース250にはさらに、制御回路572を介して前記基準マークカメラ510および撮像装置552が接続されている。これら駆動回路258,制御回路572およびコンピュータ248が制御装置560を構成している。さらに、RAM244には、電子部品468をプリント配線板12に装着するためのプログラム等、種々のプログラムおよびデータ等が記憶されている。
【0041】
さらに、本制御装置560もホストコンピュータ29に接続されており、各種センサにより取得されたデータや、駆動装置の制御データ等、高速電子部品装着装置18の装置状態に関連する情報が伝達される。
【0042】
次に汎用電子部品装着装置22について説明する。
上記高速電子部品装着装置18において保持ヘッド532は、間欠回転盤530によって垂直軸線まわりに旋回可能に保持されていたが、汎用電子部品装着装置22においては、電子部品468を吸着・保持する保持ヘッドは、XY移動装置により、プリント配線板12の表面に平行な平面内において互いに直交するX軸とY軸とに平行なX軸方向およびY軸方向に移動させられる。本電子部品装着装置22を図9に基づいて説明する。汎用電子部品装着装置22は主に、大型・異形の電子部品468をプリント配線板12に装着する。この種の電気部品装着装置は、例えば、特許第2824378号公報等において既に知られており、簡単に説明する。
【0043】
図9において600は汎用電子部品装着装置22のシステム本体としてのベースである。ベース600上には、回路基板の一種であるプリント配線板12をX軸方向(図9においては左右方向)に搬送する配線板コンベヤ604,プリント配線板12を保持する基板保持装置たるプリント配線板保持装置606,プリント配線板12に電子部品468を装着する部品装着装置608および部品装着装置608に電子部品468を供給する部品供給装置610,612等が設けられている。
【0044】
本実施形態においてプリント配線板12は、配線板コンベヤ604により水平な姿勢で搬送され、図示を省略する停止装置によって予め定められた作業位置において停止させられるとともに、ベース600の作業位置に対応する部分に設けられたプリント配線板保持装置606により保持される。本実施形態においてプリント配線板12は、その電子部品468が装着される被装着面が水平な姿勢で支持される。
【0045】
部品供給装置610,612は、図9に示すように、XY座標面内においてX軸方向と直交するY軸方向に互いに隔たって、配線板コンベヤ604の両側に位置を固定して静止して設けられている。図示の例においては、部品供給装置610がフィーダ型部品供給装置とされ、部品供給装置612がトレイ型部品供給装置とされている。
【0046】
フィーダ型部品供給装置610は、多数のフィーダ614がフィーダ支持台616上に、各部品供給部が一線上、例えばX軸方向に平行な方向に並べて配列された部品供給テーブル618を有する。各フィーダ614は、前記フィーダ466と同様に、電子部品468を部品保持テープに保持させ、テープ化電子部品とした状態で供給する。
【0047】
トレイ型部品供給装置612は、電子部品468を部品トレイ620に収容して供給する。部品トレイ620は、上下方向に配設された多数の部品トレイ収容箱内にそれぞれ1枚ずつ支持されている。部品トレイ収容箱内の部品トレイ620から後述する保持ヘッド630が1個ずつ電子部品468を取り出す。このトレイ型部品供給装置612は、特公平2−57719号公報に記載の部品供給装置と同じであり、説明は省略する。
【0048】
部品装着装置608は、保持ヘッド630が互いに直交するX軸方向およびY軸方向の成分を有する方向に直線移動して電子部品468を搬送し、プリント配線板12の表面ないし上面である被装着面に装着するものとされている。そのため、図9に示すように、ベース600の配線板コンベヤ604のY軸方向における両側にはそれぞれボールねじ632がX軸方向に平行に設けられるとともに、これらボールねじ632がそれぞれ、X軸スライド駆動用モータ633によって回転させられることにより、X軸スライド634がX軸に平行な方向の任意の位置へ移動させられる。
【0049】
X軸スライド634は、図9に示すように、フィーダ型部品供給装置610から配線板コンベヤ604を越えてトレイ型部品供給装置612にわたる長さを有する。
【0050】
X軸スライド634上には、ボールねじ(図示省略)がY軸方向に平行に設けられるとともに、Y軸スライド652がナットにおいて螺合されている。ボールねじがY軸スライド駆動用モータ656によりギヤ658,660を介して回転させられることにより、Y軸スライド652は案内部材たる一対のガイドレール662に案内されてY軸方向に平行な任意の位置に移動させられる。以上、X軸スライド634,Y軸スライド652およびそれらを駆動する駆動用モータにより、保持ヘッド630は、水平面内の任意の位置へ移動させられる。
【0051】
Y軸スライド652に、保持ヘッド630が昇降可能かつ軸線周りに回転可能に支持されている。図示は省略するが、保持ヘッド630を昇降させるヘッド軸方向移動装置たるヘッド昇降装置と、保持ヘッド630をその軸線まわりに回転させるヘッド回転装置とが設けられており、これら保持ヘッド630,ヘッド昇降装置,ヘッド回転装置等が部品装着ユニット674を構成している。本実施形態では、部品装着ユニット674は1組設けられているのであるが、複数組設けてもよい。例えば、Y軸スライド652に複数の部品装着ユニット674をY軸方向に平行に1列に並べて設けることができる。
【0052】
本実施形態の部品装着ユニット674は、特許第3093339号公報に記載の部品装着ユニットと同様に構成されており、本発明とは直接関係がないので説明を省略する。
【0053】
Y軸スライド652にはまた、プリント配線板12に設けられた複数の基準マーク508を撮像する撮像装置たる基準マークカメラ680が移動不能に設けられている。基準マークカメラ680は、本実施形態においては、CCDカメラにより構成されるとともに、面撮像装置とされている。基準マークカメラ680に対応して照明装置682が配設されており、基準マーク508およびその周辺を照明する。
【0054】
X軸スライド634には、ちょうどX軸スライド634を移動させる2つのボールねじ632にそれぞれ対応する位置であって、フィーダ型部品供給装置610とプリント配線板12との間およびトレイ型部品供給装置612とプリント配線板12との間の位置にそれぞれ、撮像装置690が移動不能に取り付けられている。これら撮像装置690の構成は特願2001−220967の出願等に記載されているものと同じであり、本発明とは直接関係がないので説明を省略する。なお、図9には、撮像装置690のうち、電子部品の像を形成する像形成光を撮像面に導くための導光装置の一部のみ描かれている。
【0055】
汎用電子部品装着装置22は、制御手段として、図10に示す制御装置700を備えている。制御装置700は、前記制御装置220と同様にコンピュータ248を主体として構成されており、同じ作用を為す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、詳細な説明を省略する。なお、本実施形態においても、駆動源たるX軸スライド駆動用モータ633等は、サーボモータにより構成され、その回転角度がエンコーダ260により検出されてコンピュータ248に入力される。また、RAM244には、図示は省略するが、メインルーチン,電子部品装着プログラム等を始めとする種々のプログラムおよびそれらプログラムの実行等に必要なデータ等が記憶させられている。
制御装置700はさらに、ホストコンピュータ29に接続されており、装置状態に関連する情報を伝達するとともに、ホストコンピュータ29から出力される指示を受信可能とされている。
【0056】
検査装置28は、前述の汎用電子部品装着装置22とほぼ同じ構成であるので、共通の符号を用いることにより簡単に説明する。Y軸スライド652に、プリント配線板12に装着された複数の電子部品468を撮像する撮像装置たる検査用カメラ710が移動不能に設けられている。検査用カメラ710は、本実施形態においては、CCDカメラにより構成されるとともに、面撮像装置とされている。検査用カメラ710に対応して照明装置682が配設されており、電子部品468およびその周辺を照明する。
【0057】
検査装置28は、前述の制御装置220と同様に構成された制御装置712を備え、コンピュータ248のROM242にメインルーチンをはじめ検査プログラム等、種々のプログラムが記憶されている。制御装置712は、コンピュータ248の入出力インタフェース250においてホストコンピュータ29に接続されており、検査結果に関連する情報をホストコンピュータ29へ伝達するようにされている。
【0058】
ホストコンピュータ29は、前述の制御装置220と同様にPU240,ROM242,RAM244およびそれらを接続するバス246を備えるコンピュータ248を主体として構成されている(図13参照)。ホストコンピュータ29は、送信受信制御回路750とモデム752とを備える。ホストコンピュータ29は、後で詳細に説明するように、送受信制御回路750を介して工場内のローカルエリアネットワーク(LAN)800に接続されるとともに、モデム752を介して公衆回線754を通してインターネット802に接続されている。図1に示すように、LAN800はファイアウォール(fire wall)を介して公衆回線754に接続されており、不正な侵入から保護されている。
【0059】
ホストコンピュータ29のROM242には、作業機たるマスク印刷装置14,電子部品装着装置18,22,リフロー炉26および検査装置28の制御に必要なパラメータが記憶されており、それぞれの制御装置220,560,700,712に適切なパラメータを選択して伝達する。具体的には、例えば、マスク印刷装置14について、マスク64の種類(または透孔65の形状)や印刷剤の種類に基づいて、クリーム半田の押し出し圧力および印刷ヘッド134の移動速度が予め定められているが、それらの値のうち今回の印刷作業に好適な値を選択して制御装置220に伝達するのである。電子部品装着装置18,22については、プリント配線板12の種類に基づいて、装着作業の段取りや装着すべき電気部品468の種類,装着位置などが記憶されており、今回装着すべきプリント配線板12の種類に基づいて、適切な情報をそれぞれの制御装置560,700に伝達する。
【0060】
前述のようにホストコンピュータ29は、私有の通信回線を通して工場内のローカルエリアネットワーク(LAN)800に接続されるとともに、公衆回線754を通してインターネット802に接続されている。図14に示すように、ホストコンピュータ29は、WWWサーバ804を備え、プリント配線板製造システム10を構成する各作業機に関する作業機情報を逐次取得するとともに、それら作業機情報をHTTP(ハイパーテキスト・トランスファ・プロトコル,hypertext transfar protocol)に従って配信可能とされている。なお、図14には、作業機の制御装置を代表して高速電子部品装着装置18の制御装置560が示されている。作業機情報は、工場内における生産管理者や企業の経営管理者、装置を提供したディーラの装置管理者等に対して伝達される。このことにより、上記管理者は、遠隔地にあっても、現場にあって直接製造システム10を見るのと同様に、情報を取得することができる。なお、製造システム10の状況を外部から監視する生産管理者,経営管理者および装置管理者をまとめて示すときは単に管理者と称する。上記HTTPは、WWWサーバとWWWブラウザとがファイルなどの情報を送受するのに使用されるプロトコルである。
【0061】
本実施形態においては、製造システム10の外部において、LAN800または公衆回線754を通じてホストコンピュータ29に接続可能なコンピュータ813が複数設けられ、管理者がそれらコンピュータ813を利用することにより、作業機の操作盤280のディスプレイ282に表示される画面とほぼ同じ画面を見ることができる。なお、外部のコンピュータ813であって、公衆回線754を通じてホストコンピュータ29に接続されているものにも、ファイアウォール760が設けられ不正な侵入から保護されている。
【0062】
作業機情報を配信する配信機能について、さらに具体的に説明する。
図14に示すように、制御装置560に、制御装置560とホストコンピュータ29との間で情報を送受するためのシェルたるリモートシェル(Shell)806が設けられ、ホストコンピュータ29側にリモートシェルサーバ808が設けられている。このことにより、ホストコンピュータ29と制御装置560との間で情報の送受信が可能となる。例えば、オペレータが高速電子部品装着装置18のヒューマンマシンインタフェース(HMI)たる操作盤280から取得し得る情報を、それらリモートシェル806およびリモートシェルサーバ808を介してホストコンピュータ29に伝達可能とされている。さらに、ホストコンピュータ29はCGI(コモン・ゲートウェイ・インタフェース,common gateway interface)プログラム810およびWWWサーバ804を備え、パールシェル(Perl Shell)812によりWWWサーバ804とリモートシェルサーバ808との間で情報を送受可能な状態とする。WWWサーバ804は、さらに、HTTPを使用することにより製造システム10の外部のコンピュータ813と情報の送受信を実行することができる。ここで、シェル806,812は、ユーザとオペレーティング・システム(OS)との間のソフトウェア・インタフェースであり、CGIプログラムは、WWWサーバがゲートウェイと呼ばれるバックエンド・プログラムとの間で情報の送受に用いるインタフェースであり、WWWブラウザがWWWサーバ経由でデータベース・サーバたるリモートシェルサーバ808に問い合わせを発行する場合に利用される。
以上のようにして、ホストコンピュータ29が製造システム10に関する種々の情報をHTTPにより配信するので、製造システム10の外部においてWWWブラウザ814を備えるコンピュータ813により、管理者が製造システム10の情報を獲得可能となる。
【0063】
ホストコンピュータ29は、上記WWWサーバ804によりホストコンピュータ29または各作業機を操作するための操作情報を受信可能とされている。後で詳細に説明するが、外部のコンピュータ813には、各作業機の操作盤280におけるディスプレイ282に表示される表示画面とほぼ同じ画面が表示可能とされているが、そのコンピュータ813側のディスプレイにおいて画面にしたがってコマンドを入力することにより、あたかも操作盤280においてコマンドを入力したように操作することができるのである。操作情報には例えば、外部のコンピュータ813に作業機のディスプレイ282に示される画面の情報を送信する場合に、送信すべき画面情報を切り換える画面切換指令や、作業機の作動を制御する作動制御指令などが含まれる。
【0064】
さらに、ホストコンピュータ29には、図15に示すように、インターネット802(図13参照)を経由して電子メールを送信する電子メール送信プログラム815が記憶されている。本実施形態においては、現場において製造システム10の、監視,保守,部品供給などを実行する作業者たるオペレータが、電子メールを受信する受信装置としての携帯端末たる携帯電話816を携行しており、ホストコンピュータ29が、供給部品の部品切れや作業機の停止等、オペレータに報知すべき情報を取得すれば、現にその作業機を担当しているオペレータに作業機の状態に関する情報を含む電子メールを送信する。このことにより、担当オペレータは、電子メールで呼び出された場合に現場に行けばよく、常に作業機のディスプレイ282やシグナルタワー286が目視できる場所で監視することが不可欠ではなくなる。
【0065】
以上のように構成されるプリント配線板製造システム10の作動について説明する。本システム10のプリント配線板を製造する作動は、前記特許第2824378号公報およびまだ未公開であるが、本出願人に係る特願2000−343641の出願等に記載されているので簡単に説明する。
【0066】
まず、プリント配線板12が、図示を省略する搬入装置によりマスク印刷装置14に搬入されれば、配線板コンベヤ32と配線板支持昇降装置34とにより、印刷位置に位置決め支持される。マスク64の水平方向位置が調節されるとともに、昇降装置62によりプリント配線板12が上昇させられてマスク64の下側面に接触させられる。その状態において印刷ヘッド134がマスク64の上側面に接触させられた状態で移動させられれば、クリーム半田が吐出口から押し出され、透孔65にクリーム半田が充填されるとともに、吐出口を形成する部材であって印刷方向の上流側の部材によりマスク64の透孔65からはみ出した分が掻き取られて、プリント配線板12に適量のクリーム半田が印刷される。印刷作業が終了すれば、プリント配線板12が昇降装置62により搬送可能な位置まで下降させられ、高速電子部品装着装置18に向かって搬送される。上記印刷作業に並行して、マスク清掃装置42がスライド122により印刷ヘッド134と一体的にマスク64に対して相対移動させられ、マスク64を清掃する。
【0067】
次にプリント配線板12が、高速電子部品装着装置18に到達すれば、プリント配線板保持装置458により支持される。まず、2つのFマーク508をFマークカメラ510により撮像する撮像位置に位置決めされ、プリント配線板12の保持姿勢の水平方向および回転方向の位置ずれが検出される。その位置ずれに基づいてプリント配線板12の電子部品468が装着されるべき被装着位置が補正され、補正された被装着位置が部品装着装置456の装着位置の真下に位置するようにXYテーブル484が移動させられプリント配線板12が位置決めされる。部品装着装置456の保持ヘッド532は、部品受け取り位置においてフィーダ466から電子部品468を受け取り、保持姿勢検査位置において撮像装置552により保持姿勢が撮像され、保持姿勢修正位置において回転方向位置が修正されて装着位置に到達する。装着位置において吸着ノズル550が下降させられて電子部品468がプリント配線板12に装着される。吸着ノズル550が正圧源に連通させられて電子部品468を解放し、吸着ノズル550が上昇させられれば、電子部品468はプリント配線板12上に取り残される。以上で1回の電子部品装着作業が終了する。
【0068】
次にプリント配線板12が汎用電子部品装着装置22に搬入されれば、さらに電子部品468が装着される。プリント配線板12が配線板コンベヤ604により部品装着位置まで搬送され、プリント配線板保持装置606により位置決め保持される。部品装着ユニット674が水平方向に移動させられて、部品供給装置610,612のいずれかから電子部品468を受け取り、プリント配線板12の被装着位置上の部品装着位置にむかって移動する。その際、撮像装置690を通過するので、電子部品468が撮像され保持姿勢が検出される。装着ユニット674が、撮像装置690上から部品装着位置に向かう間に保持姿勢の位置ずれが検出され補正された状態で、電子部品468が装着される。
【0069】
全ての電子部品468が装着されれば、プリント配線板12はリフロー炉26に搬入されて加熱され、クリーム半田が固体化されて電子部品486が固着される。
【0070】
プリント配線板12がリフロー炉26を経て検査装置28に到達すれば、配線板コンベヤ604により位置決め位置まで搬送されて、プリント配線板保持装置606により保持される。検査用カメラ710により、まず基準マーク508が撮像されて位置決め位置が確認され、その後プリント配線板12の表面が順に撮像される。予め定められている電子部品468の装着位置に電子部品468が装着されているか否か、装着されている場合には、電子部品468の像の形状に基づいて種類や装着姿勢等が正しいか否かが検査される。この検査結果は、ホストコンピュータ29に逐次伝達される。上記検査装置28による検査結果には、部品の水平方向位置および回転方向位置が含まれ、不良品が発生した場合には、不良箇所に関する情報が添付される。ホストコンピュータ29は、それら検査結果に基づいて、製造システム10の稼働率や、不良品の発生率、不良原因などのデータを統計的に処理して、それらの情報についても開示している。
【0071】
上記検査結果の他にも、各作業機からホストコンピュータ29に種々の情報が伝達されており、ホストコンピュータ29は、それぞれの情報について適切な態様で配信するようにされている。具体的には、携帯電話816により受信可能な電子メールおよび、WWWブラウザ814を備えるコンピュータ813により受信可能なWWW情報を配信する。なお、前述のHTTPを使用して送受信される情報をWWW情報と称する。各作業機から伝達される情報は、作業の現在の進行状態を始めとして、例えば、マスク印刷装置14からは、クリーム半田の押出圧力や、印刷ヘッド134の接触荷重,移動速度など、各種センサ144,180等により測定された値が含まれる。電子部品装着装置18,22からは、供給部品の残量に関する情報や、プリント配線板12および電子部品468の保持姿勢に関する検査結果等が含まれる。それら開示されるべき情報は、全てWWWサーバ804を介して配信されるとともに、エラーにより製造システム10の作業が停止させられたことを報知するエラー停止情報や、供給部品の部品切れを報知する部品切れ情報等、迅速にオペレータに伝達すべき情報については、必要に応じて特定のオペレータに電子メールにより配信される。本実施形態においては、エラー停止情報や部品切れ情報は電子メールとWWW情報との両方により配信されるのである。以下、順に説明する。
【0072】
まず、電子メールにより送信される情報のうち部品切れ情報について説明する。
高速および汎用電子部品装着装置18,22における各フィーダ466の電子部品468の残量がそれぞれの制御装置560,700により監視されている。例えば、高速電子部品装着装置18のフィーダ466のうちの1つについて、電子部品468の残量が予め定められた規定値より低下したと仮定すると、それの制御装置560によりシグナルタワー286が点灯させられるとともに、ディスプレイ282にその旨が表示されて、オペレータに近い未来に部品切れが生じることが報知され、さらに、部品切れを予告する部品切れ予告情報がホストコンピュータ29に伝達される。ホストコンピュータ29は、部品切れ予告情報を受け取れば、直ちに高速電子部品装着装置18を担当する担当オペレータの携帯電話816に、部品切れを予告する内容の電子メールを送信する。
同様にして、大型電子装着装置22においても、部品供給装置610,612の少なくとも一方について、供給し得る電子部品468の残量が規定値を下回れば、シグナルタワー286が点灯させられディスプレイ282に部品切れを予告する予告情報が表示されるとともに、ホストコンピュータ29を経て作業者の携帯電話816に電子メールが送信される。
【0073】
なお、ディスプレイ282に部品切れを予告する情報が表示されると同時に携帯電話816に電子メールが送信されるようにすることは不可欠ではなく、別のタイミングで送信されるようにしてもよい。例えば、オペレータが現場にいて部品切れに迅速に対応することが可能な状態であれば、携帯電話816に電子メールが送信されず、オペレータがシグナルタワー286の点灯およびディスプレイ282を目視できない場合に電子メールが送信されるようにしてもよい。具体的には、例えば、電子部品装着装置18,22において部品切れが予告(ディスプレイ表示およびシグナルタワー点灯)されて一定時間が経過しても、オペレータがその情報を確認したことを示す入力や実際にフィーダ466を交換することなど、予告に対する反応がない場合に、部品切れ予告情報がホストコンピュータ29に伝達され、電子メールが送信されるようにしてもよいのである。
【0074】
本実施形態においては、エラーが発生することにより製造システム10の製造作業が停止した場合にも、オペレータに報知するためにシグナルタワー286が点灯させられるとともに、オペレータの携帯電話816に電子メールが送信される。オペレータはディスプレイ282の表示等にしたがって、エラー原因を取り除いて製造システム10の稼働を再開させるようにされている。
【0075】
これに対して、製造システム10に異常が生じた場合であって、オペレータが手におえないと判断すれば、オペレータは、まず工場内における管理者たる生産管理者に電話等適宜の連絡手段で連絡をする。生産管理者は、オペレータからの連絡に応じて、自身のコンピュータ813をLAN800を通じて製造システム10のホストコンピュータ29に接続し、作業機のエラー情報や検査結果等、製造システム10の状況に関する情報を呼び出す。具体的には、今回情報を取得すべき作業機を特定すれば、その作業機の現にディスプレイ282に表示されている表示画面がコンピュータ813に接続されたディスプレイに表示される。ここで、ディスプレイ282にエラーに関するメッセージが表示されているとすれば、生産管理者は、いちいち現場に行かなくても製造システム10のエラー情報を取得することができるので、迅速に対応することができる。具体的には、電子部品装着装置18,22における部品切れ等、オペレータにより対応可能な場合には、オペレータとほぼ同じ画面を見ながら指示を出すことができるので説明が容易となる。
【0076】
さらに、工場内の生産管理者によっても対応できない場合には、生産管理者からディーラ側の管理者たる装置管理者に電話等で連絡する。装置管理者も自身のコンピュータ813をインターネットを通じて、ホストコンピュータ29に接続することが可能とされている。装置管理者も遠隔地において作業機の状態を把握することができるのである。このことにより、装置管理者は、作業機が故障して製造システム10が停止した場合であっても、現場に行く前に原因を突き止めることが可能であるので、例えば、原因となった箇所の交換部品の手配などがスムーズに行なわれ得る。
【0077】
本実施形態においては、生産管理者や装置管理者は、製造システム10の停止時など現場からの連絡にしたがって情報を見るだけでなく、定期的に稼働率を監視することにより、稼働率が低下した場合にはエラーが発生する前に製造システム10の保全作業を実行して稼働率の向上を図ることができる。例えば、製造システム10を販売するディーラに定期的に保守・点検作業を実行するよう依頼した場合に、ディーラ側の装置管理者は、定期的にWWWサーバ804にアクセスして、生産状況に関する情報を取得し、稼働率が低下するなど、製造システム10の異常を知れば、重大な故障が発生する前に現場に行って保守作業を行うか、生産管理者,オペレータ等に可能な保守作業を指示することにより、重大な故障による製造システム10の停止を回避し、稼働率の向上を図ることができる。
さらに、点検作業のために現場に行くことが不可欠ではなくなるので、点検作業の効率化を図ることができる。
【0078】
具体的には、まず、今回管理者が監視すべき作業機を特定すれば、図16に示すように、その作業機のディスプレイ282に表示される装置画面850がリモートシェル806により取りこまれて、その画面の画面データがCGIプログラム810を経てWWWサーバ804からコンピュータ813に送られて、コンピュータ813のディスプレイに表示される。このことにより管理者は、外部から作業機の操作盤280におけると同様の画面を見ることができる。
【0079】
ここで、操作盤280のディスプレイ282に表示される装置画面850には、コマンド入力手段としてのコマンドボタン852が複数表示されており、画面上のそれらコマンドボタン852をクリックして指示することによりコマンドが入力可能とされているが、本実施形態においては、管理者が、外部のコンピュータ813のディスプレイに表示されたコマンドボタン852をクリックした場合であっても、同様にそのコマンドを実行させることができる。コンピュータ813においてコマンドボタン852を指示したことが、WWWサーバ804を介して制御装置560に伝達されるので、製造システム10の外部からであってもコマンドを入力することができるのである。本システム10においては、操作盤280により入力可能なコマンドは全て外部からであっても入力可能とされており、具体的には、作業機をエラーの発生記録や稼働率などに基づいて評価するための評価コマンド,メンテナンスを指示するメンテナンスコマンド,段取り替えなど設定を指示する装置設定コマンド等が含まれる。
ただし、これらコマンドのうち、作業機の作動に干渉する可能性のあるメンテナンスコマンドや装置設定コマンド等は、作業機の自動運転中には入力不能とされている。
【0080】
上記コマンドのいずれかが指示されれば、外部のコンピュータ813のディスプレイに表示される画面が、そのコマンドの実行に適した画面に切り換えられる。本システム10においては、コマンドの少なくとも一部が画面の切換を指示する画面切換指令を含んでいるのである。具体的には、例えば、外部のコンピュータ813により評価コマンドの実行が指示されれば、その作業機の作業状況に関する情報がディスプレイに表示され、メンテナンスコマンドや装置設定コマンドの実行が指示されれば、さらに詳細な入力を行うための画面が表示される。
【0081】
以上のようにして、ディーラ側の装置管理者は、作業機の自動運転時間外に各作業機の状況をチェックし、必要があればメンテナンスコマンドを利用してメンテナンスを実行することができる。さらに、重大な故障が発生することが予測される場合に、その作業機を使用する現場に報告して、注意を喚起したり、早期に修理・調整を実行することを推奨することができる。その場合に、例えば、生産管理者,オペレータ等に可能な保守作業であれば、より具体的な指示を与えることが可能であるし、ディーラ側の装置管理者による保守作業が必要な場合であっても効率よく作業を行うことができる。このような外部からのコマンド入力作業は、工場内の生産管理者によっても可能であり、前述のエラー発生時においても実行することができる。
【0082】
さらに、本製造システム10は、工場を経営する企業の経営管理者等にも接続可能とされており、経営管理者は、例えば、上記評価コマンドを利用することにより、生産に関する日報,月報などを待つことなく必要なときに最新の情報を取得することが可能となる。
【0083】
多くの内容は繰り返しとなるが、ここで、生産装置側の表示画面と、その生産装置の管理装置としての外部コンピュータ813の表示画面との関係、および、外部コンピュータ813による生産装置側の表示画面の操作について、具体例を挙げてさらに詳しく説明する。
【0084】
図16は、作業機の操作盤280のディスプレイ282に表示される操作画面としての表示画面である。操作盤280にこの画面が表示されているときに、外部コンピュータ813には、図21に示すような、表示画面が表示される。つまり、操作盤280のディスプレイ282に表示されている操作画面の全部が、外部コンピュータ813のディスプレイに表示されているのである。オペレータが、図16における右下あたりにある[メンテナンス]の操作ボタンをクリックすれば(ディスプレイ282は、タッチパネルとなっており、実際にはタッチ操作である)、当該操作ボタンの表示色が変化した後、図22に示す表示画面に切り替わる。このとき、外部コンピュータ813のディスプレイの表示も、図23に示す表示画面に切り替わる。
【0085】
また、外部コンピュータ813のディスプレイに図16に示す操作画面を含む表示画面が表示されている際に、その外部コンピュータ813の操作により、その表示画面の[メンテナンス]の操作ボタンをクリックした場合、操作盤280のディスプレイ282に表示されている操作画面の[メンテナンス]の操作ボタンは、オペレータがディスプレイ282を操作した場合と同様に、表示色が変化し、その後、ディスプレイ282の表示は図22に示す操作画面に切り替わる。この画面表示の切り替わりに応じて、外部コンピュータ813のディスプレイも、図23に示す画面に切り替わる。
【0086】
すなわち、外部コンピュータ813は、自身になされた操作を操作情報として取得し、その操作情報を生産装置に送信し、この操作情報を受け取った生産装置は、自らが有する作業機の操作盤280の画面表示を、その操作情報に基づいて操作するのである。送信される操作情報には、外部コンピュータ813のデスプレイ上の操作ボタンに関する位置に対応するところの、操作盤280のディスプレイ282上のその操作ボタンの位置を示す位置情報が含まれ、その位置情報に基づいて操作盤280は自らの操作を実行するのである。つまり、操作情報には、操作画面に関連付けられた情報とされているのである。
【0087】
本実施形態では、外部コンピュータ813による操作の内容が、操作盤280のディスプレイ282の操作ボタンの表示色の変化として、生産装置側でオペレータに対して認識可能に表示される。すなわち、外部コンピュータ813による操作の内容が、操作盤280のディスプレイ282に表示されている操作画面内に表示されるのである。ことから、オペレータは、外部コンピュータ813を操作する管理者の意思を正確に把握することが可能とされる。例えば、オペレータと管理者とがともに同じ内容が表示されているそれぞれの画面表示を見ながら、両者が電話による通話をする等すれば、作業機の状態の把握を容易にするでけでなく、管理者による画面操作の方法をより正確にオペレータに教示できることになるのである。
【0088】
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、送信受信制御回路750とモデム752と、ホストコンピュータ29の電子メール送信プログラム815を実行する部分とが互いに共同して「電子メール発信装置」および「対オペレータ情報送信装置」を構成し、送信受信制御回路750とモデム752とWWWサーバ804とが互いに共同して「対管理者情報送信装置」を構成している。
【0089】
なお、本実施形態について、画面表示およびその操作に関しての生産装置側および外部コンピュータ813を主体とする管理装置側の機能ブロックを概念的に示せば、図24のようになる。この機能ブロック図を、前述の説明に対応付けて説明すれば、以下のようになる。生産装置900には、各作業機の操作盤280およびそのデスプレイ282を主体とし、作業機の状態を始めとして操作画面をも表示する表示装置902が設けられている。また、生産装置900には、送信・受信制御回路750,モデム752,WWWサーバ804等を有するホストコンピュータ29,これと各作業機とが接続されたLAN800等を含んで管理装置との通信を行う通信装置904が設けられている。また、WWWブラウザ814を有する外部コンピュータ813を主体とする管理装置906は、ディスプレイおよびそれの表示を司る部分を主体とする表示部908と、生産装置900との通信を行う通信部910とを含んで構成されている。
【0090】
通信装置904には、表示装置902に表示された表示画面の画面情報を送信する機能部分である画面情報送信部912が備わっており、通信部910には、その画面情報を受信する機能部分である画面情報受信部914が備わっている。また、管理装置906は、表示装置902の画面表示の操作を自らが行うために自身に対して行われる操作に関する情報である操作情報を取得する機能部分として、操作情報取得部916を備えており、また、通信部910に、その操作情報を生産装置900に送信する機能部分として、操作情報送信部918を備えているのである。通信装置904は、その操作情報を受信する機能部分として、操作情報受信部920を備えており、また、表示装置902は、受信されたその操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を実行する機能部分として、外部情報依拠操作部922を備えているのである。さらに、表示装置902は、操作画面に関連付けられた情報に基づいて管理装置906の操作によって実行される操作内容を、自らが表示する表示画面内に表示させる機能部分として、操作内容表示部924を備えているのである。
【0091】
本プリント配線板製造システム10によれば、ホストコンピュータ29がWWWサーバ804と電子メール送信プログラム815とを備えることにより、製造システム10の停止を報知する場合等、緊急性を要する情報については電子メールで送信し、電子メールにより送信される情報を含む全ての情報についてHTTPを使用して配信することにより、製造システム10を直接目視できない遠隔地において、製造システム10の状況を知ることが容易となる。製造システム10の外部から情報を取得する場合に、一般的なWWWのブラウザソフトを用いればよく、専用のソフトウェアが不要となる。
【0092】
本実施形態においては、検査装置28は、リフロー炉26の下流に設けられ、プリント配線板12に装着された電子部品468が固定された後で検査が実行されているが、それ以外の段取りで検査が実行されるようにしてもよい。例えば、各作業機の下流側にそれぞれの作業機による作業の結果を検査する検査装置を設けてもよいし、各作業機が検査機能を備えるようにしてもよい。後者の場合には、例えば、検査用のカメラを備えるようにしてもよいし、Fマークを撮像するFマークカメラ等に検査のための撮像作業を実行させるようにしてもよい。
【0093】
本実施形態においては、製造システム10を統括して制御するホストコンピュータ29を備え、そのホストコンピュータ29にWWWサーバ804と電子メール送信プログラム815とが備えられていたが、図17ないし図20に示すように、それら通信機能は各作業機に設けられてもよい。その場合には、作業機たるマスク印刷装置14,電子部品装着装置18,22および検査装置28のそれぞれの制御装置220,560,700,712に送信・受信制御回路750およびモデム752が設けられ、ROM242にWWWサーバ804と電子メール送信プログラム815とが記憶されることにより、各作業機が直接LAN800およびインターネット802に接続されて情報を配信する。各制御装置の操作盤280に表示された情報やRAM244に蓄積された情報等がCGIプログラム810によって取りこまれ、WWWサーバ804を介して配信される。なお、図18ないし図20には作業機を代表して高速電子部品装着装置18の制御装置560が示されている。
【0094】
本態様によれば、作業機から直接LAN800やインターネット802に直接接続することが可能となり、ホストコンピュータ29を設けることが不可欠ではなくなる。
【0095】
以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリント配線板製造システムを示すブロック図である。
【図2】上記システムのマスク印刷装置を示す正面図である。
【図3】上記マスク印刷装置の平面図である。
【図4】上記マスク印刷装置の側面図である。
【図5】上記マスク印刷装置の制御装置を説明するためのブロック図である。
【図6】上記システムの高速電子部品装着装置を示す平面図である。
【図7】上記高速電子部品装着装置の要部を拡大して示す側面断面図である。
【図8】上記高速電子部品装着装置の制御装置を説明するためのブロック図である。
【図9】上記システムの汎用電子部品装着装置を示す平面図である。
【図10】上記汎用電子部品装着装置の制御装置を示すブロック図である。
【図11】上記システムの検査装置を示す平面図である。
【図12】上記検査装置の制御装置を示す平面図である。
【図13】上記システムのホストコンピュータのハードウェアを示すハードブロック図である。
【図14】上記ホストコンピュータの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図15】上記ホストコンピュータの別の機能を説明するための機能ブロック図である。
【図16】上記制御装置のいずれかのディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の別の実施形態であるプリント配線板製造システムを示すブロック図である。
【図18】上記システムのマスク印刷装置の制御装置を説明するためのブロック図である。
【図19】上記マスク印刷装置の機能を説明するための機能ブロック図である。
【図20】上記マスク印刷装置の別の機能を説明するための機能ブロック図である。
【図21】図16に示す画面に対応して外部のコンピュータに表示される画面を示す図である。
【図22】上記制御装置のいずれかのディスプレイに表示される画面の別の一例を示す図である。
【図23】図22に示す画面に対応して外部のコンピュータに表示される画面を示す図である。
【図24】画面表示およびその操作に関しての生産装置側および外部コンピュータを主体とする管理装置側の機能ブロックを概念的に示す図である。
【符号の説明】
10:プリント配線板製造システム 12:プリント配線板 14:マスク印刷装置 18:高速電子部品装着装置 22:汎用電子部品装着装置 26:リフロー炉 28:検査装置 29:ホストコンピュータ 220,560,700,712:制御装置 240:PU 242:ROM 244:RAM 246:バス 248:コンピュータ 250:入出力インタフェース 258:駆動回路 280:操作盤 282:ディスプレイ 284:キーボード 286:シグナルタワー 750:送信受信制御回路 752:モデム 754:公衆回線 800:LAN 802:インターネット 804:WWWサーバ 806:リモートシェル 808:リモートシェルサーバ810:CGIプログラム 812:パールシェル 813:コンピュータ 814:WWWブラウザ 815:電子メール送信プログラム816:携帯電話 900:生産装置 902:表示装置 904:通信装置 906:管理装置 908:表示部 910:通信部 912:画面情報送信部 914:画面情報受信部 916:操作情報取得部 918:操作情報送信部 920:操作情報受信部 922:外部情報依拠操作部 924:操作内容表示部

Claims (1)

  1. 作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置を管理するための生産装置管理システムであって、
    その生産装置が配置されている現場においてその生産装置のオペレータが携帯する携帯端末と、
    前記生産装置に設けられ、前記少なくとも1台の作業機の状態に関連する前記オペレータ向けの情報を、電子メールにて前記携帯端末に発信する電子メール発信装置と
    を備え、
    前記少なくとも1台の作業機がプリント基板に電気部品を装着する電気部品装着機を含み、かつ、前記オペレータ向けの情報が、その電気部品装着機において装着されるべき電気部品の少なくとも1種類のものが近い将来になくなることをオペレータに知らせる部品切れ情報を含み、
    前記電子メール発信装置が、
    前記電気部品の少なくとも1種類のものが近い将来になくなることが予告されて一定時間経過しても、その予告に対するオペレータの反応がない場合に、前記部品切れ情報を電子メールにて前記携帯端末に発信するように構成されたことを特徴とする生産装置管理システム。
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