JP4217703B2 - 魚卵および内臓取出し方法および装置 - Google Patents

魚卵および内臓取出し方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、雌の魚体から魚卵および内臓を取出す魚卵および内臓取出し方法およびこの方法を実施するための魚卵および内臓取出し装置に係り、特に、魚肉、魚卵および内臓を損傷させることなく魚卵を内臓と分離して除去することができる魚卵および内臓取出し方法および装置に関する。
従来から、魚肉、魚卵および内臓を損傷させることなく魚卵と内臓を魚肉から分離して除去することができる魚卵および内臓取出し方法および装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の魚卵および内臓取出し方法および装置は、本発明と密接な関連があるので、まず、この特許文献1に記載の魚卵および内臓取出し方法および装置を図面を参照して説明する。
図5ないし図29は、特許文献1に記載の魚卵および内臓取出し装置を示すものである。この装置は、図5に示すように、頭部を切除された魚体80を、腹部を下にして、頭部に続く項部が前方に向くようにして搬送しつつ、腹部の切開、内臓の除去を順次行うもので、腹受板1、腹部切開機構2、膜剥離機構3、血溜り除去機構4を魚体の搬送方向に順次配列して構成されている。魚体80は、搬送ベルト5により両側から挟持され、上流側の腹受板1から下流側のの血溜り除去機構4へ向けて搬送されるようになっている。
図10に示すように、前記腹受板1は搬送方向に延在する樋形状をなしており、魚体80の腹部を載置し、前記腹部切開機構2に向けて魚体80を滑り送ることができるようになっている。
前記腹部切開機構2は、図6、図10および図11に示すように、前記腹受板1の下流側に隣接して設けられ、下方から魚体80の腹部をその下縁に沿って切り開く回転切断刃9と、腹部切開中に魚体80の搬送を案内するスライドガイド10と、回転切断刃9とスライドガイド10の姿勢を制御する姿勢制御機構6(図10、図11)と、腹部切開中に魚体80の浮き上がりを阻止する第1押えガイド30とを具備している。
前記スライドガイド10は、所定範囲で前後に移動自在にフレーム7上に支持されている。前記フレーム7は、腹受板1の下流側端部において枢軸8により枢支され、上流側が一定範囲で俯仰自在とされている。前記フレーム7の前方側には、軸17により回転支持された切断刃9がその上端を腹受板1の底面より上方へ突出させるようにして配置されている。また、フレーム7の前方端には、上流側に向かって下方へ傾斜する斜面が形成されている。この斜面に沿って、前記フレーム7に、腹受けガイド11が取付けられており、この腹受けガイド11は、図10に示すように、所定幅で左右に広がっており、その上に魚体80の腹部を載置し受けることができるようになっている。そして、この腹受けガイド11の中央部に設けられた摺り割部から切断刃9の上部が上方へ突出して配置されている。
前記スライドガイド10は、図7ないし図9に示すように、前記フレーム7の前後方向の長孔13に、ピン14により前後移動自在に支持されており、レバー15を介してばね16により前記フレーム7に対して上流側へ付勢されている。また、前記スライドガイド10は、上流側に延出して前記切断刃9の上部を覆う挿入部12を備えている。この挿入部12は、前記腹受けガイド11との間が、先端側に向かって開くように、前記腹受けガイド11に対して所定の角度をなして延出している。図10に示すように、挿入部12は、断面逆U字状に形成されており、前記腹受けガイド11から上方へ突出した前記切断刃9の上部をその内側に受け入れている。
前記姿勢制御機構6は、図10および図11に示すように、回転アーム22の旋回動を、軸24、レバー25、ロッド26、ばね28、支持フレーム19をそれぞれ介して前記フレーム7に伝達するものである。
前記支持フレーム19は、前記切断刃9の側方に位置しており、枢軸20によりベース21上に枢着されている。前記切断刃9の回転軸17に駆動を伝達するモータ18が、前記支持フレーム19上に取付けられている。前記枢軸20は、前記フレーム7の枢軸8と同心上に位置し、前記フレーム7と前記支持フレーム19とは軸17を介して連結されている。したがって、前記フレーム7は、前記支持フレーム19とともに、枢軸8を中心に回動自在とされている。また、前記支持フレーム19は、前記フレーム7とともに、図11において、枢軸20を中心に反時計方向へ回転付勢されている。そして、前記支持フレーム19の反時計方向への回動は、ストッパ29により規制されている。
前記回転アーム22は、前記切断刃9の上方に位置しており、下方を移動する魚体80の上面に接触できるように、先端を切断刃9に向けて配置されている。図10および図11に示すように、前記回転アーム22の基端は、機構フレーム23に回転自在に架設された軸24に固着されている。この軸24の一端側には、レバー25が固着されており、このレバー25の先端にロッド26が枢着されている。したがって、前記回転アーム22が、下方を移動する魚体80に押されて回動すると、ロッド26が昇降するようになっている。このロッド26の下部は、支持フレーム19を昇降自在に貫通しており、前記ロッド26の中間部に固着されたばね受け部材27と前記支持フレーム19との間にばね28が介装されている。したがって、前記ロッド26は、ばね28を介して前記支持フレーム19に連結されており、前記ロッド26の昇降により、前記支持フレーム19を、枢軸20を中心に正逆回動させることができるようになっている。
第1押さえガイド30は、図6、図12および図13に示すように、前記スライドガイド10の上方に位置しており、下方を移動する魚体80の上面に接触できるように、先端を下流側斜め下方に向けて配置されている。前記第1押さえガイド30は、上端部において前記機構フレーム23に枢着されており、ばね31により、図12において時計方向に回転付勢されている。したがって、前記第1押さえガイド30の先端部は、下方を移動する魚体80の上面に接触し、これを下方へ押圧することができるようになっている。
前記膜剥離機構3は、図6、図14および図15に示すように、スライドガイド10を通過してきた魚体80の骨部を載置し、下流の所定位置に案内する骨定置板32と、この骨定置板32を通過してきた魚体80の体内に挿入されて魚体80の体腔膜を剥ぎ取り除去する膜剥離刃33と、膜剥離刃33の上方に位置して魚体80の浮き上がりを阻止する第2押さえガイド34とを具備している。
前記骨定置板32は、前記フレーム7の下流側に隣接して前記ベース21上に固定されている。
図15は、前記骨定置板32と、前記魚体80と、前記膜剥離刃33との位置関係を示す説明図である。同図において、前記骨定置板32は、スライドガイド10の上を通過してきた魚体80の体内に進入してその骨82を載置し、隣接する前記膜剥離刃33の所定位置に案内することができるように配置されている。なお、図15において、81は魚肉、82は骨、83は血溜り、84は卵、85は内臓であり、血溜り83は、骨82の上に沿って体腔膜86により覆われた状態で存在している。また、1対の魚卵84および内臓85は、それぞれ個別に体腔膜86で覆われた状態で腹部内に内包されている。前記骨定置板32は、骨82の上下方向の位置決めを行い、膜剥離刃33の先端を、血溜り83と体腔膜86との間の隙間Gに確実に挿入できるように下流側に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
前記膜剥離刃33は、図15に示すように、全体が断面逆U字径の溝形状をなしており、その先端両側縁は湾曲面33aでカットされ、上方に位置する先端部33bは細く尖っている。そして、この膜剥離刃33は、先端部33bが前記骨定置板32の上面に滑らかに連続するように、前記骨定置板32の下流側に設置されている。魚体80が、前記骨定置板32に沿って下流へ移動すると、血溜り83と体腔膜86との間の隙間Gに膜剥離刃33の先端部33bが次第に深く挿入され、各体腔膜86を剥ぎ取ることにより、魚卵84および内臓85が、体腔膜86とともに魚肉81から剥ぎ取り除去される。
前記膜剥離刃33は、図14に示すように、下流側において枢軸35によりベース21上に枢支され、上流側においてばね36を介して所定範囲で上下動自在にベース21に支持されている。図21に示すように、前記膜剥離刃33の先端側の下部には、底板37が渡されており、この底板37の下面に、ばね36とねじ棒39とが、下方へ伸びるように取付けられている。ベース21には、ばね36を受け入れるばね受け筒38が、ベース21を貫通して固定されている。ねじ棒39は、ベース21を昇降自在に貫通し、ベース21を挟んでその上下に位置してストップナット40,41が螺合されている。これらのストップナット40,41の位置により、前記膜剥離刃33の先端の上下動範囲を調整できるようになっている。
図23ないし図25は、前記膜剥離刃33をさらに詳細に示す図である。これらの図において、前記膜剥離刃33は、膜剥離刃本体部60と、この本体部60の先端に着脱可能に取付けられたホルダ部61と、このホルダ部61の先端に着脱可能に取付けられた刃部62とから構成されている。
前記本体部60には、第1切欠き部63、腹拡開部64、第2切欠き部65がそれぞれ設けられている。前方下側の第1切欠き部63は、内臓切断用であり、その後方に位置する第2切欠き部65は、第1切欠き部63により切除されなかった残存する内臓を切断除去するもので、その切欠き方向は、第1切欠き部63に比べ、傾斜角度が大きくされている。腹拡開部64は、切欠き部63の下方位置に突設されている。
前記ホルダ部61は、図23および図24に示すように、本体部60の先端下方側に皿ねじ67により固着される取付け係合部66と、刃部62が取付けられる刃取付け部67とから構成されている。
前記刃部62は、図24および図25に示すように、先端が魚体80の血溜り83の部分に進入するように、鋭く尖った断面形状をしており、前記ホルダ部61に対し、皿ねじにより着脱自在に固着されている。そして、前記刃部62がホルダ部61に固着された後の形状は、前述したように、魚体80の移動により、前記刃部62が体腔膜86と血溜り83との間に挿入され、体腔膜86を魚肉81から剥ぎ取る作用を行い得る形状となっている。
このように、前記ホルダ部61および刃部62が着脱可能とされているため、刃部62の切れ味が低下したとき、容易にその補修を行うことができる。
前記膜剥離刃33の先端部付近の両側上部には、図14、図20および図21に示すように、直径が下方に縮小する押さえローラ42が設けられており、ローラ42、42間を通過する魚体80を、図21に示すように、前記膜剥離刃33に向かって下方へ押し下げることができるようになっている。
前記第2押さえガイド34は、図14に示すように、機構フレーム23の下方側に、リンク44により押さえ板43を吊り下げた構造とされている。前記リンク44は、下端を下流側に向けて斜めに配置されており、ばね45により、常時所定の元位置に復帰するように付勢されている。したがって、下方を通過する魚体80の上面が押さえ板43に接触すると、この押さえ板43は、ばね45の力により魚体80を膜剥離刃33側へ押し下げることができる。
前記血溜り除去機構4は、図16に示すように、膜剥離刃33の上面に先端が突出するように設けられた掻き取り部材46と、膜剥離刃33の下流側に設けられた回転ブラシ47と、水洗ノズルブロック48とを具備している。
前記掻き取り部材46は、図17、図18および図26に示すように、押し上げ案内板49とスクレーパ50とを具備している。前記押し上げ案内板49は、前記膜剥離刃33の下部に設けられ、上流側端部が下方へ屈曲し、屈曲部において膜剥離刃33の下部に、枢軸51により枢着されている。前記押し上げ案内板49は、下流側端部において上方へ起立し、膜剥離刃33の開口33cから上方へ突出した突出部52を有している。前記スクレーパ50は、前記突出部52の下流側に位置して、これに対向するように、先端部を膜剥離刃33の開口33cから上方へ突出させ、押し上げ案内板49の端部に固着されている。そして、前記押し上げ案内板49の枢支部から下方へ延出した腕53の下端部と機構フレーム23との間には、ばね54が介装されており、前記押し上げ案内板49は、前記スクレーパ50とともに、前記突出部52を前記膜剥離刃33から上方へ突出させる方向に回転付勢されている。
前記回転ブラシ47は、図17および図19に示すように、前記膜剥離刃33の下流側端部に形成された切り込み33d内に位置しており、上部を前記膜剥離刃33の上方へ突出させるように軸支されている。
前記水洗ノズルブロック48は、図16、図27および図28に示すように、回転ブラシ47の下流側に隣接してベース21に固定されており、上部にほぼV字状の溝56を有するフレーム55に、複数のノズル57,58を取付けて構成されている。前記ノズル57は、回転ブラシ47を洗浄するためのもので、前記フレーム55の上流側端部に取付けられている。また、前記ノズル58は、前記フレーム55の溝56(図28参照)内に、一列に並んで取付けられており、前記フレーム55上を通過する魚体80の腹部内を洗浄するためのものである。いずれのノズル57,58にも、送水管59から高圧の水が送られるようになっている。
つぎに、前述した構成からなる特許文献1の装置の作用について説明する。
図5において、頭部を切断され、図29(a)の断面形状をした魚体80は腹受板1に沿って頭部に続く項部が前方に向くようにして右方へ搬送される。図7ないし図9に示すように、スライドガイド10の挿入部12が、魚体80の腹部内に挿入されるとともに、回転アーム22が魚体80の先端上部に押されて反時計方向へ回転する。回転アーム22が回転すると、図10および図11に示すように、軸24、レバー25、ロッド26、ばね28、支持フレーム19、軸17を順次介して、フレーム7が、図11において反時計方向へ僅かに回転する。フレーム7の回転角度は、魚体80の形状に応じて変化し、切断刃9の位置を、常時、魚体80の腹部をその下縁に沿って切開するのに最小の切り込み深さに自動調整する。魚体80の腹部の肉は、挿入部12と切断刃9との間に導入され、図29(b)のように腹部の肉のみが切断される。このため、体内の魚卵84が損傷を受けることがない。
図9に示すように、スライドガイド10の挿入部12が、魚体80の肛門付近まで挿入されると、挿入部12の先端が魚肉81に押され、レバー15を介してばね16を伸ばし、スライドガイド10が下流側へ移動する。スライドガイド10の移動により切断刃9が大きく露出し、魚体80の肛門部まで正確に切断する。この間、第1押えガイド30が魚体80の上面を押さえて魚体80の浮き上がりを阻止する。
図12に示すように、スライドガイド10を通過して腹部を切り開かれた魚体80は、骨定置板32上に背骨82が載置され、膜剥離刃33へ案内される。そして、図13および図14に示すように、膜剥離刃33が魚体80内に挿入され、体腔膜86を剥離しつつ、血溜り83を切断していく(図29(c)、図29(d)参照)。この間、魚体80は、押えローラ42により押し下げられ、膜剥離刃33に密着する。魚体80が大きい場合に、膜剥離刃33に過度に押しつけられることがないよう、膜剥離刃33は、ばね36を圧縮して、先端側が枢軸35を中心に僅かに下降回動して逃げるようになっている。したがって、膜剥離刃33が固定されている場合に生じる魚体80の尾部付近における肉の削ぎ取り現象をなくすことができる。
図29(e)に示すように、体腔膜86とともに魚体80内から取出された魚卵84、内臓85は、体腔膜86を魚肉81から切り離すことにより落下し、回収される。また、魚卵84と内臓85を分離された魚体80は、第2押さえガイド34により、浮き上がりを阻止されつつ、膜剥離刃33の上を移動し、その途上でスクレーパ50によって血溜り83を掻き取られる。魚体80の大小の変化によるスクレーパ50の掻き取り抵抗の変化に応じ、ばね54を伸ばしてスクレーパ50が膜剥離刃33内へ沈むことにより、必要にして十分な血溜り83の掻き取りを行い、しかも、魚体80の損傷を回避することができる。
図16に示すように、スクレーパ50により血溜り83を掻き取られた魚体80は、膜剥離刃33の上を下流側へ移動し、回転するブラシ47によって体腔内の残存物が取り除かれる。ブラシ47には、常時ノズル57から洗浄水が吹き付けられ異物が洗い流されている。
ブラシ47を通過した魚体80は、水洗ノズルブロック48に載置され、ノズル58から噴射される洗浄水により体腔内を洗浄される。
このように、魚体の大小に対応して膜剥離刃33が最適な位置に調整され、魚肉81を損傷することなく、魚卵84や内臓85などを確実に除去することができる。
特開平6−292502号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載の発明においては、魚卵84と内臓85を一緒に魚肉81から除去して回収しているので、内臓85のうち特に腸が魚卵84に接触することになり、腸の雑菌が魚卵84に付着してしまい、魚卵84を鮮度を悪くしたり、魚卵84の味を損なうおそれがあった。
そこで、本発明は、魚卵を内臓、特に腸と分離して回収することができる魚卵および内臓取出し方法および装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、請求項1に係る本発明の魚卵および内臓取出し方法の特徴は、頭部を切除された魚体をその項部が前方に向くようにして搬送されつつ魚体から魚卵および内臓を取出す魚卵および内臓取出し方法において、 魚体を搬送させつつ魚体の腹部を魚体の下縁に沿って切開し、切開した魚体の腹部を拡開し、腹部を拡開した状態で搬送される魚体の体腔内に魚体の移動に伴ない対応するアームを進入し、腹部の内側から下方に垂下している1対の魚卵を前記アームの魚体の搬送方向において上流側に向いて斜め下方に延在する中間部で魚卵の外周を被覆している体腔膜を引掛けて切断することにより内臓を残してそれぞれ除去し、前記頭部を除去された魚体の切断面から魚体内に膜剥離刃を挿入し、この膜剥離刃により魚体内に残存する体腔膜とともに内臓を除去する点にある。そして、このような構成を採用したことにより、まず、魚卵の外周を被覆している体腔膜をアームに引掛けて切断することにより魚卵を除去したうえで、内臓をその後に除去することができる。また、腹部を切開された魚体の腹部を拡開した状態でアームを進入することができるので、腹部を拡開して体腔膜をアームに引掛けやすくすることができる。
請求項に係る本発明の魚卵および内臓取出し装置の特徴は、頭部を切除された魚体をその項部が前方に向くようにして搬送させる搬送手段と、移動中の魚体の腹部を魚体の下縁に沿って切開する切断刃と、前記切断刃の下流側に位置し、上面に魚体内の背骨を載置して魚体の背骨の位置決めを行う骨定置板と、この骨定置板の下流側に位置し前記頭部を除去された魚体の切断面から魚体内に挿入され体腔膜とともに内臓を切除する膜剥離刃とを有する装置において、前記骨定置板の両側面に、腹部を拡開した状態で腹部の内側から下方に垂下している魚卵を魚体の搬送方向において上流側に向いて斜め下方に延在する中間部で魚卵の外周を被覆している体腔膜を引掛けて切断することにより内臓を残して除去するアームをそれぞれ取付けるとともに、前記魚体の搬送方向において前記各アームより上流側に、腹部を切開された魚体の腹部を拡開するための案内部材を取付けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、魚卵の外周を被覆している体腔膜をアームに引掛けて切断することにより魚卵を除去したうえで、内臓をその後に膜剥離刃により除去することができる。また、腹部を拡開して体腔膜をアームに引掛けやすくすることができる。
請求項に係る本発明の魚卵および内臓取出し装置の特徴は、前記アームおよび案内部材を前記魚体の搬送方向に間隔を隔てて複数取付けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、最初のアームに体腔膜が引掛からなくとも、2つめ以降のアームに体腔膜を引掛けることができる。
本発明の魚卵および内臓取出し方法および装置によれば、魚卵を内臓、特に腸と確実に分離して回収することができるので、良好な品質の魚卵を得ることができる。
すなわち、本発明の魚卵および内臓取出し方法によれば、アームにより魚卵を除去したうえで、内臓をその後に除去することができるので、良好な品質の魚卵を得ることができる。また、腹部を拡開して体腔膜をアームに引掛けやすくすることができる。
一方、本発明の魚卵および内臓取出し装置によれば、アームにより魚卵を除去したうえで、内臓をその後に除去することができるので、良好な品質の魚卵を得ることができる。また、腹部を拡開して体腔膜をアームに引掛けやすくすることができる。
また、アームおよび案内部材を前記魚体の搬送方向に間隔を隔てて複数取付ければ、最初のアームおよび案内部材により魚卵が除去されなくとも2つ目以降のアームおよび案内部材により再度魚卵の除去が試みられることになるので、魚卵を確実に除去することができる。
本発明の実施形態は、アームおよび案内板を備えた骨定置板の構成ならびに魚卵を回収するシュートの構成が前述した特許文献1に記載の構成と異なっているが、その他の構成は特許文献1に記載の構成とほぼ同一なので、特許文献1に記載の構成と異なっている構成のみについて説明し、特許文献1の構成と同一あるいは相当する構成については、図示ならびにその説明を省略する。なお、本発明の実施形態の全体構成図を図1に示し、この図1中に特許文献1の構成の主なものの符号を記載しておく。
本実施形態においては、図1における左から右に魚体(図示せず)が搬送されるようになっているが、魚体の搬送方向において膜剥離刃33に対向する特許文献1における骨定置板32は本実施形態においては第2骨定置板32とされている。そして、この第2骨定置板32の上流側には、本特許願の特許請求の範囲に記載されている骨定置板に相当する第1骨定置板101が配設されている。この第1骨定置板101は、スライドガイド10上を搬送されてきた魚体の背骨を載置するようになっている。
前記第1骨定置板101は、図2ないし図4に詳示するように、固定フレーム102に固定されている。この第1骨定置板100は、直立した平板状をなして魚体の搬送方向に延在している。この第1骨定置板101の魚体の搬送方向における最上流側の上端には、魚体を徐々に上昇させる傾斜縁部103が形成されており、この傾斜縁部103の下流側は、魚体を水平方向に搬送する水平縁部104とされている。
魚体の搬送方向における上流側となる前記第1骨定置板101の両側面105,105には、切断刃9により腹部をその下縁に沿って切開された魚体の腹部を拡開するための1対の案内部材106,106が魚体の搬送方向に間隔を隔ててそれぞれ取付けられている。なお、魚体の搬送方向における上流側および下流側における両側面105,105の各1対の案内部材106,106は、第1骨定置板101を対称面として相互に面対称の位置に配設されている。
前記各案内部材106は、魚体の搬送方向に長手方向が一致する板状に形成されており、前記搬送方向における最上流端部が前記各側面105に固定された固定部107とされている。また、前記各案内部材106の固定部107より下流側は、魚体の搬送方向において下流側に至るにつれて前記第1骨定置板101の側面105から大きく離間するように途中に2箇所の折曲部108a,108bを形成され、全体的には前記第1骨定置板101の長手方向に対し傾斜配置されるようになっている。また、折曲部108aおよび折曲部108b間の上縁は折曲部108b側が高くなるように傾斜配置されている。
魚体の搬送方向において前記各案内部材106の下流端近傍の前記第1骨定置板101の両側面105,105には、腹部を切開されて腹部の内側から下方に垂下している1対の魚卵のそれぞれを除去するためのアーム109が突設されている。魚卵の外周の体腔膜の基端部を引掛けて体腔膜に被覆されている魚卵全体を魚体から分離するため、前記第1骨定置板101に固定されている前記各アーム109の基端部110は、前記第1骨定置板101の前記水平縁部104の近傍に位置している。
前記各アーム109は、前記基端部110から魚体の搬送方向において上流側に向いて斜め下方に延在する中間部111を有しており、この中間部111は、水平視において鉛直方向に対し45度の角度をもつように傾斜している。なお、この傾斜角度は45度に限定されるものではなく、0〜90℃の範囲内で適宜選定することができる。また、前記中間部111の傾斜方向を実施形態の状態と異なり、前記基端部110から魚体の搬送方向において下流側に向いて斜め下方に延在させるようにしてもよい。そして、この角度も0〜90℃の範囲内で適宜選定することができる。
前記中間部111は、前記基端部110からの距離が大きくなるにつれて前記第1骨定置板101の側面105から大きく離間するように鉛直視において彎曲状に形成されており、魚卵の外周の体腔膜の基端部を確実に引掛けて切除しうるようになっている。
前記各アーム109の中間部111の下端は、前記案内部材106の下縁とほぼ同一の鉛直位置に位置しており、この中間部111の下端には、下方に延在する直線状の先端部112が連接されている。
前述したように前記第1骨定置板101の各側面105には、魚体の搬送方向に沿ってそれぞれ2対の案内部材106およびアーム109が配設されているが、これは魚卵を確実に魚体から分離するためであり、1対の案内部材106およびアーム109のみによってもほぼ確実に魚卵を魚体から分離することができる。
また、前記案内部材106は、切開された腹部を拡開して魚卵を確実に垂下させるためのものであるが、アーム109の中間部111の向きおよび鉛直方向に対する角度によっては案内部材106を設けなくとも魚卵を魚体から分離することができる。
さらに、前記アーム109の断面形状は、本実施形態においては、円形であるが、楕円、三角形、四角形などその他の形状であってもよい。
前記固定フレーム102の下方には、下部開口114を有し、魚体から分離された魚卵を受けるシュート113が配設されており、このシュート113の下部開口114の下方には、魚卵を収納する図示しない容器が設置されるようになっている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の魚卵および内臓取出し装置は、前述した特許文献1の装置と同様、頭部を切断された魚体(図示せず)は腹受板1に沿って頭部に続く項部が前方に向くようにして1対の搬送ベルト5,5により両側から挟持されるようにして右方へ搬送される。そして、スライドガイド10の挿入部12が、魚体の腹部内に挿入されるとともに、フレーム7が、反時計方向へ僅かに回転する。フレーム7の回転角度は、魚体の形状に応じて変化し、切断刃9の位置を、常時、魚体の腹部をその下縁に沿って切開するのに最小の切り込み深さに自動調整する。魚体の腹部の肉は、挿入部12と切断刃9との間に導入され、腹部の肉のみが切断される。このため、体内の魚卵が損傷を受けることがない。
そして、スライドガイド10の挿入部12が、魚体の肛門付近まで挿入されると、挿入部12の先端が魚肉に押され、スライドガイド10が下流側へ移動する。このスライドガイド10の移動により切断刃9が大きく露出し、魚体の肛門部まで正確に切断する。この間、第1押えガイド30が魚体の上面を押さえて魚体の浮き上がりを阻止する。
つぎに、スライドガイド10を通過して腹部を切り開かれた魚体は、第1骨定置板101の傾斜縁部103から水平縁部104上に背骨が載置されるようにして着座する。すると、前記第1骨定置板101の両側面105,105に取付けられている魚体の搬送方向における上流側の各案内部材106の折曲部108a,108bにより魚体はその切り開かれた腹部を拡開されることになる。すると、各魚卵は拡開された腹部の内側と案内部材106の折曲部108a,108bとの間から自重により外部に一部露出するようにして垂下されることになる。
この状態において、魚体が上流側の各案内部材106の下流側に位置しているアーム109に対向すると、アーム109の中間部111が魚体の体腔内に進入することになり、魚卵の外周を被覆している体腔膜の基端部がアーム109の中間部111に引掛かり、魚体の移動に伴って体腔膜がアーム109の中間部111において切断され、魚卵は魚体から分離して落下することになる。このとき、左側の魚卵とともに肝臓も同様に魚体から分離して落下することになる。
このようにして落下した魚卵と肝臓はシュート113の下部開口114から図示しない容器に回収される。
なお、上流側の案内部材106およびアーム109により魚卵が除去されない場合には、下流側の案内部材106およびアーム109により再度魚卵の除去が試みられることになるので、魚卵を確実に除去することができる。
魚卵と肝臓を分離された魚体は、ついで、第2骨定置板32上に背骨が載置され、膜剥離刃33へ案内される。そして、膜剥離刃33が魚体内に挿入され、魚体内、詳しくは腹部内に残存する体腔膜を剥離しつつ、血溜りを切断していく。この間、魚体は、押えローラ42により押し下げられ、膜剥離刃33に密着する。
そして、体腔膜とともに魚体内から取出された腸を含む内臓は、体腔膜を魚肉から切り離すことにより落下し、回収される。また、内臓を分離された魚体は、第2押さえガイド34により、浮き上がりを阻止されつつ、膜剥離刃33の上を移動し、その途上でスクレーパ50によって血溜りを掻き取られる。
ついで、スクレーパ50により血溜りを掻き取られた魚体は、膜剥離刃33の上を下流側へ移動し、回転するブラシ47によって体腔内の残存物が取り除かれる。ブラシ47には、常時ノズル57から洗浄水が吹き付けられ異物が洗い流されている。
ブラシ47を通過した魚体は、水洗ノズルブロック48に載置され、ノズルから噴射される洗浄水により体腔内を洗浄される。
以上説明したように、本実施形態の魚卵および内臓取出し装置によれば、雑菌が多く付着している腸を含む内臓から魚卵を分離して除去するので、魚卵を腸に接触させることなく回収でき、魚卵の鮮度ならびに味を良好に維持することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る魚卵および内臓取出し装置の実施形態を示す全体構成図 図1の第1骨定置板近傍の拡大正面図 図2の平面図 図2の左側面図 特許文献1の魚卵および内臓取出し装置を示す全体構成図 図5の要部の正面図 腹受板と腹部切開機構を示す正面図 腹受板と腹部切開機構を示す正面図 腹受板と腹部切開機構を示す正面図 図6のX−X線方向に見た要部断面図 図6の背面側から見た図 腹部切開機構と膜剥離機構を示す正面図 腹部切開機構と膜剥離機構を示す正面図 膜剥離機構を示す正面図 骨定置板の下流端まで搬送されてきた魚と膜剥離刃との位置関係を示す説明図 膜剥離機構と血溜り除去機構を示す正面図 膜剥離機構の要部の正面図 図17を左方から見た側面図 図17を右方から見た側面図 膜剥離機構を正面から見た動作説明図 膜剥離機構を側面から見た動作説明図 膜剥離刃の平面図 膜剥離刃の一部の正面図 ホルダを示す正面図 図24に示したホルダ部を下方から見た図 血溜り掻き取り部材の正面図 水洗ノズルブロックの正面図 図27を左方から見た側面図 (a)から(e)は魚の魚卵および内臓取り出し工程を順を追って示す説明図
符号の説明
1 腹受板
2 腹部切開機構
3 膜剥離機構
4 血溜り除去機構
5 搬送ベルト
9 切断刃
10 スライドガイド
32 骨定置板
33 膜剥離刃
60 本体部
61 ホルダ部
62 刃部
80 魚体
81 魚肉
82 骨
83 血溜り
84 卵
85 内臓
86 体腔膜
101 第1骨定置板
102 固定フレーム
103 傾斜縁部
104 水平縁部
105 側面
106 案内部材
107 固定部
108a,108b 折曲部
109 アーム
110 基端部
111 中間部
112 先端部
113 シュート
114 下部開口

Claims (3)

  1. 頭部を切除された魚体をその項部が前方に向くようにして搬送されつつ魚体から魚卵および内臓を取出す魚卵および内臓取出し方法において、
    魚体を搬送させつつ魚体の腹部を魚体の下縁に沿って切開し、切開した魚体の腹部を拡開し、腹部を拡開した状態で搬送される魚体の体腔内に魚体の移動に伴ない対応するアームを進入し、腹部の内側から下方に垂下している1対の魚卵を前記アームの魚体の搬送方向において上流側に向いて斜め下方に延在する中間部で魚卵の外周を被覆している体腔膜を引掛けて切断することにより内臓を残してそれぞれ除去し、前記頭部を除去された魚体の切断面から魚体内に膜剥離刃を挿入し、この膜剥離刃により魚体内に残存する体腔膜とともに内臓を除去することを特徴とする魚卵および内臓取出し方法。
  2. 頭部を切除された魚体をその項部が前方に向くようにして搬送させる搬送手段と、移動中の魚体の腹部を魚体の下縁に沿って切開する切断刃と、前記切断刃の下流側に位置し、上面に魚体内の背骨を載置して魚体の背骨の位置決めを行う骨定置板と、この骨定置板の下流側に位置し前記頭部を除去された魚体の切断面から魚体内に挿入され体腔膜とともに内臓を切除する膜剥離刃とを有する魚卵および内臓取出し装置において、
    前記骨定置板の両側面に、腹部を拡開した状態で腹部の内側から下方に垂下している魚卵を魚体の搬送方向において上流側に向いて斜め下方に延在する中間部で魚卵の外周を被覆している体腔膜を引掛けて切断することにより内臓を残して除去するアームをそれぞれ取付けるとともに、前記魚体の搬送方向において前記各アームより上流側に、腹部を切開された魚体の腹部を拡開するための案内部材を取付けたことを特徴とする魚卵および内臓取出し装置。
  3. 前記アームおよび案内部材を前記魚体の搬送方向に間隔を隔てて複数取付けたことを特徴とする請求項に記載の魚卵および内臓取出し装置。
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