JP4215968B2 - 通信システム、その通信システムに用いられる端末、その端末における通信方法およびその端末において通信するためのプログラム - Google Patents

通信システム、その通信システムに用いられる端末、その端末における通信方法およびその端末において通信するためのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信の相手局を検索して接続する技術に関し、特に、近距離の無線通信の相手局をユーザが容易に検索して接続することができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、Bluetoothと呼ばれる規格に代表される近距離の通信技術が実用されている。この通信技術により、データ通信速度1Mビット/秒、通信距離10mの無線通信が可能である。通信速度および通信距離を低く抑えることにより、通信デバイスの低価格化および低消費電力を実現する。この通信デバイスを携帯電話、携帯端末、パーソナルコンピュータおよび家庭電化製品等に実装することにより、それらの装置の間でデータ通信を行なうネットワークを構築できる。
【0003】
構築されたネットワークを用いて、様々なアプリケーションを実現できる。たとえば、携帯電話に、他の電話装置との通信回路とは別に、Bluetoothと呼ばれる通信デバイスを実装する。ユーザは、自分の携帯電話に、自分の住所および電話番号等を含む個人情報を記憶させる。ユーザは、初対面の相手に、名刺を渡す代わりに、通信デバイスを用いて、そのユーザの携帯電話から相手の携帯電話に、個人情報を送信することができる。
【0004】
この通信技術は、通信可能な距離である10mの範囲内で、データを通信できる。そのため、前述の使用形態においては、ユーザがデータ通信を希望しない他人の携帯電話がそのユーザの携帯電話の通信可能な範囲に存在すると、他人の携帯電話に個人情報が送信されることがある。このため、この通信技術は、相手局を特定する手順を経て、相手局との間で通信回線を接続する。
【0005】
この手順は、まず、通信を要求するユーザの携帯電話が、通信可能な範囲内に存在する相手局を検索する。通信可能な範囲に存在する相手局は、通信デバイスがアクティブな状態(通信待ち状態)であると、自局を特定するアドレスを携帯電話に送信する。携帯電話は、受信したアドレスを用いて、相手局にデバイス名を要求する。デバイス名を要求された相手局は、ユーザにより設定されたデバイス名を携帯電話に送信する。携帯電話は、受信したデバイス名をアドレスに関連付けて記憶する。携帯電話は、受信したデバイス名の一覧を表示させる。携帯電話のユーザは、複数のデバイス名の中から通信したい相手局のデバイス名を探す。ユーザは、デバイス名を選択して、選択したデバイス名をキーパッドを用いて入力する。携帯電話は、入力されたデバイス名に基づいて、相手局のアドレスを検索する。携帯電話は、検索されたアドレスを用いて、相手局に、接続要求コマンドを送信する。相手局のユーザが携帯電話と通信することを許可する入力を行なうと、相手局は、携帯電話に接続応答を送信する。これにより、携帯電話と相手局との通信回線が接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、一定の範囲内の相手局との無線通信を可能としたBluetoothと呼ばれる通信技術を含む無線通信において、セキュリティ確保の点から、通信可能な範囲内に存在する相手局を検索して、検索された複数の相手局から1の相手局を選択するという手順を有する。しかしながら、携帯電話の表示部は一般的に小さく、多くの相手局のデバイス名を一度に表示できない。また、表示できても、どの相手局と通信回線を接続するかを判断することは、ユーザにとって容易なことではない。
【0007】
本発明は、前述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、通信システム、その通信システムに用いられる端末、その端末における通信方法およびその端末において通信するためのプログラムを提供することである。また、他の目的は、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる、通信システム、その通信システムに用いられる端末、その端末における通信方法およびその端末において通信するためのプログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る通信システムは、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムである。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶するための記憶手段と、第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、記憶手段と検知手段とに接続され、指示に応答して、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信するための送信手段とを含む。第2の端末は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報とを受信するための受信手段と、第2の情報に基づいて、第2の端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断するための判断手段と、第1の端末の第2の情報を表示するための表示手段と、判断手段と表示手段とに接続され、判断された態様により第2の情報を表示するように、表示手段を制御するための制御手段とを含む。
【0009】
第1の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が変更されて、送信手段により第2の端末に送信される。たとえば、Bluetoothデバイスを用いた場合、第1の情報は、「BD(Bluetooth Device)アドレス」であり、第2の情報は、NameRequestコマンドに対して送信される「デバイス名」である。「BDアドレス」は、Bluetoothデバイス間で通信する場合に、デバイスが相手局を識別するためのアドレスである。「デバイス名」は、端末のユーザが登録する名前であって、たとえばユーザの氏名が登録される。この「デバイス名」は、変更することができる。変更された「デバイス名」を受信した第2の端末は、制御手段により、第2の情報が変更されていない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示手段に表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」(たとえばユーザの氏名)が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、通信システムを提供することができる。なお、NameRequestコマンドとは、Bluetoothにおけるデバイス名を取得するためのコマンドである。これについての詳細な説明は、後述する。
【0010】
第2の発明に係る通信システムは、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムである。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信するための送信手段と、第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、検知手段とに接続され、指示に応答して、第3の情報を作成して、第2の端末に、第3の情報を送信するための指示送信手段とを含む。第2の端末は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報と第3の情報とを受信するための受信手段と、第1の端末の第2の情報を表示するための表示手段と、判断手段と表示手段とに接続され、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、第2の端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示するように、表示手段を制御するための制御手段とを含む。
【0011】
第2の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、指示送信手段により第3の情報が第2の端末に送信される。第3の情報を受信した第2の端末は、制御手段により、第3の情報を受信していない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示手段に表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、通信システムを提供することができる。
【0012】
第3の発明に係る通信システムは、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムである。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための情報を記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、第2の端末に、情報を送信するための送信手段と、第2の端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成するための作成手段とを含む。第2の端末は、第1の端末から、情報を受信するための受信手段と、第1の端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成するための作成手段と、受信手段と作成手段とに接続され、情報に基づいて、接続要求コマンドを第1の端末に送信するためのコマンド送信手段と、第2のコードを、情報に基づいて、第1の端末に送信するためのコード送信手段とを含む。第1の端末はさらに、第2の端末から、接続要求コマンドと第2のコードとを受信するためのコマンド受信手段と、コマンド受信手段に接続され、第1のコードと第2のコードとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断するための判断手段と、判断手段に接続され、判断手段による判断結果に基づいて、第2の端末に接続応答コマンドを送信するための応答コマンド送信手段とを含む。
【0013】
第3の発明によると、第1の端末は、第2の端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。第2の端末は、第1の端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。たとえば、第1のコードと第2のコードとは、第1のユーザと第2の端末のユーザとにより、同じ数字が設定される。第2の端末は、情報(たとえば、「BDアドレス」)に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、第1の端末に送信する。第1の端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて(互いに数字が一致するか否か)、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、第1の端末から第2の端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる通信システムを提供することができる。
【0014】
第4の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末である。第2の端末は、第1の端末から、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを受信して、第2の情報に基づいて、第2の端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断して、その態様により第2の情報を表示する。第1の端末は、第1の情報と第2の情報とを記憶するための記憶手段と、第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、記憶手段と検知手段とに接続され、指示に応答して、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信するための送信手段とを含む。
【0015】
第4の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が変更されて、送信手段により第2の端末に送信される。変更された第2の情報(たとえば、変更された「デバイス名」)を受信した第2の端末は、第2の情報が変更されていない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示手段に表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。第2の端末の通信可能範囲に多数の第1の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、端末を提供することができる。
【0016】
第5の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末である。第2の端末は、第1の端末から、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報と、第3の情報とを受信して、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、第2の端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示する。第1の端末は、第1の情報と第2の情報とを記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、第2の端末に第1の情報と第2の情報とを送信するための送信手段と、第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、検知手段とに接続され、指示に応答して、第3の情報を作成して、第2の端末に、第3の情報を送信するための指示送信手段とを含む。
【0017】
第5の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、指示送信手段により第3の情報が第2の端末に送信される。第3の情報を受信した第2の端末は、第3の情報を受信していない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示手段に表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる端末を提供することができる。
【0018】
第6の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための情報を記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、第2の端末に、情報を送信するための送信手段と、第2の端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成するための作成手段とを含む。第2の端末は、第1の端末から、情報を受信して、第1の端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成して、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを第1の端末に送信しする。第1の端末はさらに、第2の端末から、接続要求コマンドと第2のコードとを受信するためのコマンド受信手段と、コマンド受信手段に接続され、第1のコードと第2のコードとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断するための判断手段と、判断手段に接続され、判断手段による判断結果に基づいて、第2の端末に接続応答コマンドを送信するための応答コマンド送信手段とを含む。
【0019】
第6の発明によると、第1の端末は、第2の端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。第2の端末は、第1の端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。たとえば、第1のコードと第2のコードとは、第1のユーザと第2の端末のユーザとにより、同じ数字が設定される。第2の端末は、情報(たとえば、「BDアドレス」)に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、第1の端末に送信する。第1の端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて(互いに数字が一致するか否か)、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、第1の端末から第2の端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる端末を提供することができる。
【0020】
第7の発明に係る端末は、第6の発明の構成に加えて、第2の端末に、第2のコードの送信を要求する送信要求コマンドを送信するための手段をさらに含む。第2の端末は、第1の端末から送信要求コマンドを受信したことに応答して、第2のコードを第1の端末に送信する。
【0021】
第7の発明によると、第1の端末は、第2の端末から接続要求コマンドを受信すると、第2の端末との接続を判断するためのコードを受信するために、第2の端末に送信要求コマンドを送信する。第1の端末は、送信要求コマンドに応答して第2の端末から送信された第2のコードと、第1の端末が作成した第1のコードとに基づいて、接続するか否かが判断される。これにより、第2の端末がコードによる判断を要求した場合にのみコードによる接続の判断が行なわれる。
【0022】
第8の発明に係る端末は、第6または7の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時を表わすデータに基づいて作成されるコードである。
【0023】
第8の発明によると、第1の端末のユーザと第2の端末のユーザとが同時に、コードの作成の指示を端末に行なう。それぞれの端末は、予め定められた算出方法に従って、指示された日時のデータ(日、時および分)からコードを作成する。第1の端末は、第2の端末との接続するか否かを判断する場合に、この日時のデータから算出されたコードが同じであるか否かにより判断できる。
【0024】
第9の発明に係る端末は、第6または7の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時に基づく第1のデータと、予め定められた規約に従って、同じカテゴリに属する端末を識別するための第2のデータとを含む。判断手段は、第1のデータと第2のデータとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断するための手段を含む。
【0025】
第9の発明によると、複数の端末を2以上のカテゴリに分割して、同じカテゴリに属する端末は互いに通信を行なわずデータを交換しない、異なるカテゴリに属する端末は互いに通信を行ないデータを交換する、という規約に従って、端末の間で通信する。複数の端末で、同じカテゴリに属するユーザは(例えば個人情報をデータ交換する場合に、1つの会社は1つのカテゴリとする)、同時に同じ数字キーを押す。このようにして作成された第1のデータと第2のデータとに基づいて、通信するか否かを判断することにより、異なるカテゴリに属する端末と通信して個人情報を交換し、同じカテゴリに属する端末と通信しないようにできる。
【0026】
第10の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶して、第2の端末との接続の指示を検知すると、第2の端末に第1の情報と第2の情報とを送信する。第2の端末は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報とを受信するための受信手段と、受信手段に接続され、第2の情報に基づいて、第2の端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断するための判断手段と、第1の端末の第2の情報を表示するための表示手段と、判断手段と表示手段とに接続され、判断された態様により第2の情報を表示するように、表示手段を制御するための制御手段とを含む。
【0027】
第10の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が第2の端末に送信される。変更された第2の情報(たとえば、変更された「デバイス名」)を受信した第2の端末は、制御手段により、第2の情報が変更されていない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報が表示手段に表示される。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。第2の端末の通信可能範囲に多数の第1の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、端末を提供することができる。
【0028】
第11の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶し、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信し、第2の端末との接続の指示に応答して、第2の端末に、第3の情報を送信する。第2の端末は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報と第3の情報とを受信するための受信手段と、第1の端末の第2の情報を表示するための表示手段と、判断手段と表示手段とに接続され、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、第2の端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示するように、表示手段を制御するための制御手段とを含む。
【0029】
第11の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、第3の情報が第2の端末に送信される。第3の情報を受信した第2の端末は、制御手段により、第3の情報を受信していない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報が表示手段に表示される。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる端末を提供することができる。
【0030】
第12の発明に係る端末は、第10または11の発明の構成に加えて、第2の端末のユーザが、表示手段に表示された第2の情報に基づいて判断した、第2の端末と接続する第1の端末を特定するためのデータを入力するための入力手段と、入力手段に接続され、データにより特定される第1の端末の第1の情報に基づいて、接続要求コマンドを第1の端末に送信するためのコマンド送信手段とをさらに含む。
【0031】
第12の発明によると、第2の端末の表示手段には、第2の端末と接続を希望する第1の端末が優先的に表示されている。第2の端末のユーザは、この表示に基づいて、接続する第1の端末を選択する。コマンド送信手段は、選択された第1の端末に、接続要求コマンドを送信する。第1の端末が接続応答コマンドを第2の端末に送信すると、第1の端末と第2の端末とが接続される。
【0032】
第13の発明に係る端末は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための情報を第2の端末に送信し、第2の端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成し、第2の端末から受信した第2のコードと第1のコードとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断する。第2の端末は、第1の端末から、情報を受信するための受信手段と、第1の端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成するための作成手段と、受信手段と作成手段とに接続され、情報に基づいて、接続要求コマンドを第1の端末に送信するためのコマンド送信手段と、第2のコードを、情報に基づいて、第1の端末に送信するためのコード送信手段とを含む。
【0033】
第13の発明によると、第1の端末は、第2の端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。第2の端末は、第1の端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。第2の端末は、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、第1の端末に送信する。第1の端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、第1の端末から第2の端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる端末を提供することができる。
【0034】
第14の発明に係る端末は、第13の発明の構成に加えて、第1の端末から送信要求コマンドを受信したことに応答して、第2のコードを第1の端末に送信するための手段をさらに含む。第1の端末は、第2の端末に、第2のコードの送信を要求する送信要求コマンドを送信する。
【0035】
第14の発明によると、第1の端末は、第2の端末から接続要求コマンドを受信すると、第2の端末との接続を判断するためのコードを受信するために、第2の端末に送信要求コマンドを送信する。第1の端末は、送信要求コマンドに応答して第2の端末から送信された第2のコードと、第1の端末が作成した第1のコードとに基づいて、接続するか否かが判断される。これにより、第2の端末がコードによる判断を要求した場合にのみコードによる接続の判断が行なわれる。
【0036】
第15の発明に係る端末は、第13または14の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時を表わすデータに基づいて作成されるコードである。
【0037】
第15の発明によると、第1の端末のユーザと第2の端末のユーザとが同時に、コードの作成の指示を端末に行なう。それぞれの端末は、予め定められた算出方法に従って、指示された日時のデータからコードを作成する。第1の端末は、第2の端末との接続するか否かを判断する場合に、この日時のデータから算出されたコードが同じであるか否かにより判断できる。
【0038】
第16の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末における通信方法である。第2の端末は、第1の端末から、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを受信して、第2の情報に基づいて、第2の端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断して、その態様により第2の情報を表示する。通信方法は、第1の情報と第2の情報とを準備する準備ステップと、第2の端末との接続の指示を検知する検知ステップと、指示に応答して、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信する送信ステップとを含む。
【0039】
第16の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が変更されて、送信ステップにて第2の端末に送信される。変更された第2の情報(たとえば、変更された「デバイス名」)を受信した第2の端末は、第2の情報が変更されていない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。第2の端末の通信可能範囲に多数の第1の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、端末における通信方法を提供することができる。
【0040】
第17の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末における通信方法である。第2の端末は、第1の端末から、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報と、第3の情報とを受信して、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、第2の端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示する。通信方法は、第1の情報と第2の情報とを準備する準備ステップと、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信する送信ステップと、第2の端末との接続の指示を検知する検知ステップと、指示に応答して、第3の情報を作成して、第2の端末に、第3の情報を送信する指示送信ステップとを含む。
【0041】
第17の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、指示送信ステップにて第3の情報が第2の端末に送信される。第3の情報を受信した第2の端末は、第3の情報を受信していない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる端末における通信方法を提供することができる。
【0042】
第18の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末における通信方法である。通信方法は、第2の端末が第1の端末を識別するための情報を準備する準備ステップと、第2の端末に、情報を送信する送信ステップと、第2の端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成する作成ステップとを含む。第2の端末は、第1の端末から、情報を受信して、第1の端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成して、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを第1の端末に送信する。通信方法はさらに、第2の端末から、接続要求コマンドと第2のコードとを受信するコマンド受信ステップと、第1のコードと第2のコードとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断する判断ステップと、判断ステップにおける判断結果に基づいて、第2の端末に接続応答コマンドを送信する応答コマンド送信ステップとを含む。
【0043】
第18の発明によると、第1の端末は、第2の端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。第2の端末は、第1の端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。第2の端末は、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、第1の端末に送信する。第1の端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて(互いに数字が一致するか否か)、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、第1の端末から第2の端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる端末における通信方法を提供することができる。
【0044】
第19の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末における通信方法である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶して、第2の端末との接続の指示を検知すると、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信する。通信方法は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報とを受信する受信ステップと、第2の情報に基づいて、第2の端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断する判断ステップと、第1の端末の第2の情報を表示する表示ステップと、判断された態様により第2の情報を表示するように、表示ステップを制御する制御ステップとを含む。
【0045】
第19の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が第2の端末に送信される。変更された第2の情報(たとえば、変更された「デバイス名」)を受信した第2の端末は、制御ステップにて、第2の情報が変更されていない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。第2の端末の通信可能範囲に多数の第1の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、端末における通信方法を提供することができる。
【0046】
第20の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末における通信方法である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための第1の情報と、第2の端末のユーザが第1の端末を識別するための第2の情報とを記憶し、第2の端末に、第1の情報と第2の情報とを送信し、第2の端末との接続の指示に応答して、第2の端末に、第3の情報を送信する。通信方法は、第1の端末から、第1の情報と第2の情報と第3の情報とを受信する受信ステップと、第1の端末の第2の情報を表示する表示ステップと、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、第2の端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示するように、表示ステップを制御する制御ステップとを含む。
【0047】
第20の発明によると、第1の端末のユーザが第2の端末との通信を希望する場合、第3の情報が第2の端末に送信される。第3の情報を受信した第2の端末は、制御ステップにて、第3の情報を受信していない場合に比べて、第2の端末のユーザが認知しやすいように、第2の情報を表示する。これにより、第2の端末のユーザには、接続を希望している第1の端末の「デバイス名」が、接続を希望していない第1の端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、第2の端末のユーザは、接続を希望している第1の端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる端末における通信方法を提供することができる。
【0048】
第21の発明に係る通信方法は、第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末における通信方法である。第1の端末は、第2の端末が第1の端末を識別するための情報を第2の端末に送信し、第2の端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成し、第2の端末から受信した第2のコードと第1のコードとに基づいて、第2の端末と接続するか否かを判断する。通信方法は、第1の端末から、情報を受信する受信ステップと、第1の端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成する作成ステップと、情報に基づいて、接続要求コマンドを第1の端末に送信するコマンド送信ステップと、第2のコードを、情報に基づいて、第1の端末に送信するコード送信ステップとを含む。
【0049】
第21の発明によると、第1の端末は、第2の端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。第2の端末は、第1の端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。第2の端末は、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、第1の端末に送信する。第1の端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、第1の端末から第2の端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる端末における通信方法を提供することができる。
【0050】
第22の発明に係るプログラムは、コンピュータと端末との間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。端末は、コンピュータから、端末がコンピュータを識別するための第1の情報と、端末のユーザがコンピュータを識別するための第2の情報とを受信して、第2の情報に基づいて、端末のユーザが第2の情報を認知する態様を判断して、その態様により第2の情報を表示する。プログラムは、コンピュータに、第1の情報と第2の情報とを準備する準備手順と、端末との接続の指示を検知する検知手順と、指示に応答して、端末に、第1の情報と第2の情報とを送信する送信手順とを実行させる。
【0051】
第22の発明によると、コンピュータのユーザが端末との通信を希望する場合、たとえば、第2の情報が変更されて、送信手順にて端末に送信される。変更された第2の情報(たとえば、コンピュータに「Bluetooth」デバイスが実装されている場合、変更された第2の情報とは、変更された「デバイス名」)を受信した端末は、第2の情報が変更されていない場合に比べて、端末のユーザが認知しやすいように第2の情報を表示する。これにより、端末のユーザには、接続を希望しているコンピュータの「デバイス名」が、接続を希望していないコンピュータの「デバイス名」よりも優先的に提示される。端末の通信可能範囲に多数のコンピュータが存在しても、端末のユーザは、接続を希望しているコンピュータを容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0052】
第23の発明に係るプログラムは、コンピュータと端末との間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。端末は、コンピュータから、端末がコンピュータを識別するための第1の情報と、端末のユーザがコンピュータを識別するための第2の情報と、第3の情報とを受信して、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、端末のユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示する。プログラムは、コンピュータに、第1の情報と第2の情報とを準備する準備手順と、端末に、第1の情報と第2の情報とを送信する送信手順と、端末との接続の指示を検知する検知手順と、指示に応答して、第3の情報を作成して、端末に、第3の情報を送信する指示送信手順とを含む。
【0053】
第23の発明によると、コンピュータのユーザが端末との通信を希望する場合、指示送信手順にて第3の情報が端末に送信される。第3の情報を受信した端末は、第3の情報を受信していない場合に比べて、端末のユーザが認知しやすいように第2の情報を表示する。これにより、端末のユーザには、接続を希望しているコンピュータの「デバイス名」が、接続を希望していないコンピュータの「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、端末のユーザは、接続を希望しているコンピュータを容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0054】
第24の発明に係るプログラムは、コンピュータと端末との間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。プログラムは、コンピュータに、端末がコンピュータを識別するための情報を準備する準備手順と、端末に、情報を送信する送信手順と、端末との接続の許可を表わす第1のコードを作成する作成手順とを実行させる。端末は、コンピュータから、情報を受信して、コンピュータとの接続の許可を表わす第2のコードを作成して、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとをコンピュータに送信する。プログラムはさらにコンピュータに、端末から、接続要求コマンドと第2のコードとを受信するコマンド受信手順と、第1のコードと第2のコードとに基づいて、端末と接続するか否かを判断する判断手順と、判断手順による判断結果に基づいて、端末に接続応答コマンドを送信する応答コマンド送信手順とを実行させる。
【0055】
第24の発明によると、コンピュータは、端末との接続を許可する場合、第1のコードを作成する。端末は、コンピュータとの接続を許可する場合、第2のコードを作成する。端末は、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、コンピュータに送信する。コンピュータは、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて(互いに数字が一致するか否か)、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、コンピュータから端末に接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0056】
第25の発明に係るプログラムは、第24の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、端末に、第2のコードの送信を要求する送信要求コマンドを送信する手順を実行させる。端末は、コンピュータから送信要求コマンドを受信したことに応答して、第2のコードをコンピュータに送信する。
【0057】
第25の発明によると、コンピュータは、端末から接続要求コマンドを受信すると、端末との接続を判断するためのコードを受信するために、端末に送信要求コマンドを送信する。コンピュータは、送信要求コマンドに応答して端末から送信された第2のコードと、コンピュータが作成した第1のコードとに基づいて、接続するか否かが判断される。これにより、端末がコードによる判断を要求した場合にのみ、コードによる接続が判断できる、プログラムを提供することができる。
【0058】
第26の発明に係るプログラムは、第24または25の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時を表わすデータに基づいて作成されるコードである。
【0059】
第26の発明によると、コンピュータのユーザと端末のユーザとが同時に、コードの作成の指示を端末に行なう。それぞれの端末は、予め定められた算出方法に従って、指示された日時のデータ(日、時および分)からコードを作成する。コンピュータは、端末との接続するか否かを判断する場合に、この日時のデータから算出されたコードが同じであるか否かにより判断できる、プログラムを提供することができる。
【0060】
第27の発明に係るプログラムは、第24または25の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時に基づく第1のデータと、予め定められた規約に従って、同じカテゴリに属する端末を識別するための第2のデータとを含む。判断手順は、第1のデータと第2のデータとに基づいて、端末と接続するか否かを判断するための手順を含む。
【0061】
第27の発明によると、複数の端末を2以上のカテゴリに分割して、同じカテゴリに属する端末は互いに通信を行なわないでデータを交換しない、異なるカテゴリに属する端末は互いに通信を行なってデータを交換する、という規約に従って、端末の間で通信する。複数の端末で、同じカテゴリに属するユーザは、同時に同じ数字キーを押す。このようにして作成された第1のデータと第2のデータとに基づいて、通信するか否かを判断することにより、異なるカテゴリに属する端末と通信して個人情報を交換し、同じカテゴリに属する端末と通信しないようにできる、プログラムを提供することができる。
【0062】
第28の発明に係るプログラムは、端末とコンピュータとの間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。端末は、コンピュータが端末を識別するための第1の情報と、コンピュータのユーザが端末を識別するための第2の情報とを記憶して、コンピュータとの接続の指示を検知すると、コンピュータに第1の情報と第2の情報とを送信する。プログラムは、コンピュータに、端末から、第1の情報と第2の情報とを受信する受信手順と、第2の情報に基づいて、コンピュータのユーザが第2の情報を認知する態様を判断する判断手順と、端末の第2の情報を表示する表示手順と、判断された態様により第2の情報を表示するように、表示手順を制御する制御手順とを実行させる。
【0063】
第28の発明によると、端末のユーザがコンピュータとの通信を希望する場合、たとえば、第2の情報がコンピュータに送信される。変更された第2の情報(たとえば、端末に「Bluetooth」デバイスが実装されている場合、変更された第2の情報とは、変更された「デバイス名」)を受信したコンピュータは、制御手順により、第2の情報が変更されていない場合に比べて、コンピュータのユーザが認知しやすいように制御されて、表示手順にて第2の情報が表示される。これにより、コンピュータのユーザには、接続を希望している端末の「デバイス名」が、接続を希望していない端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。コンピュータの通信可能範囲に多数の端末が存在しても、コンピュータのユーザは、接続を希望している端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0064】
第29の発明に係るプログラムは、端末とコンピュータとの間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。端末は、コンピュータが端末を識別するための第1の情報と、コンピュータのユーザが端末を識別するための第2の情報とを記憶し、コンピュータに、第1の情報と第2の情報とを送信し、コンピュータとの接続の指示に応答して、コンピュータに、第3の情報を送信する。プログラムは、コンピュータに、端末から、第1の情報と第2の情報と第3の情報とを受信する受信手順と、端末の第2の情報を表示する表示手順と、第3の情報を受信した場合には、第3の情報を受信しない場合よりも、コンピュータのユーザが第2の情報を認知しやすい態様で表示するように、表示手順を制御する制御手順とを実行させる。
【0065】
第29の発明によると、端末のユーザがコンピュータとの通信を希望する場合、第3の情報がコンピュータに送信される。第3の情報を受信したコンピュータは、制御手順により制御されて、第3の情報を受信していない場合に比べて、コンピュータのユーザが認知しやすいように、表示手順に第2の情報が表示される。これにより、コンピュータのユーザには、接続を希望している端末の「デバイス名」が、接続を希望していない端末の「デバイス名」よりも優先的に提示される。通信可能範囲に多数の端末が存在しても、コンピュータのユーザは、接続を希望している端末を容易に選択できる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0066】
第30の発明に係るプログラムは、第28または29の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、コンピュータのユーザが、表示手順にて表示された第2の情報に基づいて判断した、コンピュータと接続する端末を特定するためのデータを入力する入力手順と、データにより特定される端末の第1の情報に基づいて、接続要求コマンドを端末に送信するためのコマンド送信手順とを実行させる。
【0067】
第30の発明によると、コンピュータの表示手順にて、コンピュータと接続を希望する端末が優先的に表示されている。コンピュータのユーザは、この表示に基づいて、接続する端末を選択する。コマンド送信手順は、選択された端末に、接続要求コマンドを送信する。端末が接続応答コマンドをコンピュータに送信すると、端末とコンピュータとが接続できる、プログラムを提供することができる。
【0068】
第31の発明に係るプログラムは端末とコンピュータとの間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムである。端末は、コンピュータが端末を識別するための情報をコンピュータに送信し、コンピュータとの接続の許可を表わす第1のコードを作成し、コンピュータから受信した第2のコードと第1のコードとに基づいて、コンピュータと接続するか否かを判断する。プログラムは、コンピュータに、端末から、情報を受信する受信手順と、端末との接続の許可を表わす第2のコードを作成する作成手順と、情報に基づいて、接続要求コマンドを端末に送信するコマンド送信手順と、情報に基づいて、第2のコードを、端末に送信するコード送信手順とを実行させる。
【0069】
第31の発明によると、端末は、コンピュータとの接続を許可する場合、第1のコードを作成する。コンピュータは、端末との接続を許可する場合、第2のコードを作成する。コンピュータは、情報に基づいて、接続要求コマンドと第2のコードとを、端末に送信する。端末は、接続要求コマンドと第2のコードとを受信すると、第1のコードと第2のコードとに基づいて、接続するか否かを判断する。接続すると判断されると、端末からコンピュータに接続応答コマンドが送信されて、通信回線が接続される。その結果、通信可能範囲に多数の端末が存在しても、多数の相手局の中からユーザが希望する相手局とのみ通信できる、コンピュータにおいて通信するためのプログラムを提供することができる。
【0070】
第32の発明に係るプログラムは、第31の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、端末から送信要求コマンドを受信したことに応答して、第2のコードを端末に送信する手順を実行させる。端末は、コンピュータに、第2のコードの送信を要求する送信要求コマンドを送信する。
【0071】
第32の発明によると、端末は、コンピュータから接続要求コマンドを受信すると、コンピュータとの接続を判断するためのコードを受信するために、コンピュータに送信要求コマンドを送信する。端末は、送信要求コマンドに応答してコンピュータから送信された第2のコードと、端末が作成した第1のコードとに基づいて、接続するか否かが判断される。これにより、コンピュータがコードによる判断を要求した場合にのみコードによる接続が判断できる、プログラムを提供することができる。
【0072】
第33の発明に係るプログラムは、第31または32の発明の構成に加えて、コードは、コードの作成が指示された日時を表わすデータに基づいて作成されるコードである。
【0073】
第33の発明によると、端末のユーザとコンピュータのユーザとが同時に、コードの作成の指示を端末に行なう。それぞれの端末は、予め定められた算出方法に従って、指示された日時のデータからコードを作成する。端末は、コンピュータとの接続するか否かを判断する場合に、この日時のデータから算出されたコードが同じであるか否かにより判断できる、プログラムを提供することができる。
【0074】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0075】
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100は、ユーザが情報を入力する入力部152、情報を表示する表示部154、音声を入力する音声入力部156および音声を出力する音声出力部158を含む入出力部150と、近距離無線デバイス140とを含む。表示部154には、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。近距離無線デバイス140には、たとえば、Bluetoothデバイスが用いられる。ただし、近距離無線通信デバイスは、これに限定されるものではない。また、近距離無線通信デバイスが実装されるものは、携帯電話に限定されるものではない。
【0076】
図2を参照して、図1に示す携帯電話100の制御ブロックについて説明する。図2に示すように、携帯電話100は、この携帯電話100の全体を制御する制御部110と、他の電話装置と通信するための通信部120と、制御部110において実行されるプログラム、そのプログラムの中間データおよび通信部120、近距離無線デバイス140を介して受信した情報を記憶する記憶部130と、同じ種類の無線デバイスを搭載した携帯電話100との間で無線通信を行なう近距離無線デバイス140と、入出力部150とからなる。
【0077】
操作部152は、テンキーなどにより、この携帯電話100のユーザが他の電話装置の電話番号を入力したり、通信部120を用いて受信した電子メールの表示要求を入力したり、近距離無線デバイス140を用いて受信した他の携帯電話100のユーザの個人情報の表示要求を入力したりする。
【0078】
表示部154は、操作部152から入力された相手先の電話番号、受信した電子メール、受信した他人の個人情報などを表示する。音声入力部156は、音声を入力するマイク、音声出力部158は、音声を出力するスピーカをそれぞれ含む。
【0079】
本実施の形態に係る携帯電話100において、ユーザが通信する方法は、携帯電話100のハードウェアと、制御部110により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、記憶部130に格納され、制御部110により実行される。図1および図2に示した携帯電話100のハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、記憶部130に記録されたソフトウェアである。なお、図1および図2に示した携帯電話100自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明を繰返さない。
【0080】
携帯電話100の記憶部130には、携帯電話100のユーザの個人情報が記憶される。個人情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを含む。個人情報には、それぞれの携帯電話100のユーザの個人情報と、他の携帯電話100のユーザの個人情報であって、近距離無線デバイス140を介して受信した個人情報とを含む。
【0081】
以下の説明では、近距離無線通信デバイス140を用いて、それぞれの携帯電話100のユーザの個人情報を交換し合う「名刺交換モード」について説明する。ただし、本発明は、このモードに限定されるものではない。
【0082】
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0083】
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、検索側の携帯電話100の制御部110は、接続要求を検知する。この処理は、検索側の携帯電話100のユーザが操作部152から入力した情報に基づいて行なわれる。S102にて、制御部110は、検索要求を行なう。この処理において、制御部110は、検索側の携帯電話100と近距離無線デバイス140による無線通信が可能な、被検索側の携帯電話100を検索する。具体的には、制御部110は、近距離無線デバイス140に対して、検索要求コマンドの送信を指示する。
【0084】
S104にて、制御部110は、被検索側の携帯電話100から検索応答を受信したか否かを判断する。被検索側の携帯電話100から検索応答を受信すると(S104にてYES)、処理はS106へ移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS108へ移される。なお、このS104における処理において受信する検索応答にはBDアドレスを含む。
【0085】
S106にて、制御部110は、受信したBDアドレスを記憶部130に記憶する。このとき、検索応答を受信した携帯電話の数をMと想定する。
【0086】
S108にて、制御部110は、検索要求処理を行なってから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S108にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS104へ戻され、さらに検索応答の受信を待つ。
【0087】
S110にて、制御部110は、変数Nを初期化(N=1)する。S112にて、制御部110は、N個目のBDアドレスにより識別されるデバイスに対するName Requestコマンドを発行する。S114にて、制御部110は、被検索側の携帯電話100からName Request応答を受信したか否かを判断する。なお、このName Request応答には、デバイス名を含む。Name Request応答を受信すると(S114にてYES)、処理はS116へ移される。もしそうでないと(S114にてNO)、処理はS118へ移される。
【0088】
S116にて、制御部110は、受信したName Request応答に含まれるデバイス名を、記憶部130に記憶する。このとき、BDアドレスに対応させて、デバイス名が記憶される。
【0089】
S118にて、制御部110は、Name Requestコマンドを発行してから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S118にてYES)、処理はS120へ移される。もしそうでないと(S118にてNO)、処理はS114へ戻され、さらにName Request応答の受信を待つ。
【0090】
S120にて、制御部110は、変数Nに1を加算する。S122にて、制御部110は、変数NがMよりも大きいか否かを判断する。変数NがMよりも大きい場合には(S112にてYES)、処理はS124へ移される。もしそうでないと(S122にてNO)、処理はS112へ戻され、次のBDアドレスにより識別されるデバイスに対する処理を行なう。
【0091】
S124にて、制御部110は、記憶部130に記憶されたデバイス名を読出す。S126にて、制御部110は、デバイス名に含まれる特殊文字を検索する。このとき検索対象となる特殊文字は、「!」などである。S128にて、制御部110は、特殊文字を含むデバイス名を優先させて、表示部154に表示させる。
【0092】
S130にて、制御部110は、デバイスの選択処理を行なう。この処理は、検索側の携帯電話100のユーザが操作部152から入力した情報に基づいて行なわれる。S132にて、制御部110は、選択されたデバイスが実装された被検索側の携帯電話100に接続要求を行なう。S134にて、選択されたデバイスを含む携帯電話100との接続が行なわれると、個人情報を交換する。S136にて、個人情報の交換が終了すると通信を切断する切断処理が行なわれる。
【0093】
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、被検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0094】
S150にて、被検索側の携帯電話100の制御部110は、接続要求を検知したか否かを判断する。この判断は、被検索側の携帯電話100のユーザが、操作部152から入力した情報に基づいて行なわれる。携帯電話100のユーザは、検索側の携帯電話100との通信を行ないたい場合にこの接続要求を行なう。接続要求を検知すると(S150にてYES)、処理はS152へ移される。もしそうでないと(S150にてNO)、処理はS154へ移される。
【0095】
S152にて、制御部110は、記憶部130に予め記憶されたデバイス名を書換える。このとき、予め記憶されたデバイス名の前後に特殊文字(たとえば、「!」)が加えられて、デバイス名が書換えられる。
【0096】
S154にて、制御部110は、他の携帯電話100から検索要求を受信したか否かを判断する。検索要求を受信すると(S154にてYES)、処理はS156へ移される。もしそうでないと(S154にてNO)、処理はS158へ移される。
【0097】
S156にて、制御部110は、BDアドレスを検索要求を送信してきた他の携帯電話100へ送信する。
【0098】
S158にて、制御部110は、接続要求を行なってから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S158にてYES)、この被検索処理は終了する。もしそうでないと(S158にてNO)、処理はS154へ戻され、検索要求の受信を待つ。
【0099】
S160にて、制御部110は、他の携帯電話100から、Name Requestコマンドを受信したか否かを判断する。Name Requestコマンドを受信すると(S160にてYES)、処理はS162へ移される。もしそうでないと(S160にてNO)、処理はS164へ移される。
【0100】
S162にて、制御部110は、Name Requestコマンドを送信してきた検索側の携帯電話100にデバイス名を送信する。このとき、予め記憶されたデバイス名または書換えられたデバイス名が送信される。
【0101】
S164にて、制御部110は、BDアドレスを送信してから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S164にてYES)、この被検索処理は終了する。もしそうでないと(S164にてNO)、処理はS160へ戻され、Name Requestコマンドの受信を待つ。
【0102】
S166にて、制御部110は、検索側の携帯電話100から接続要求を受信したか否かを判断する。接続要求を受信すると(S166にてYES)、処理はS168へ移される。もしそうでないと(S166にてNO)、この被検索処理は終了する。
【0103】
S168にて、制御部110は、接続応答処理を行なう。この処理は、検索側の携帯電話100に、接続応答を送信する。S170にて、制御部110は、個人情報を、無線通信デバイス140を介して交換する。このS170の処理において、個人情報の交換をするか否かを、被検索側の携帯電話100のユーザに確認させる画面が表示するようにしてもよい。S172にて、制御部110は、無線通信デバイス140による通信の切断処理を行なう。
【0104】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る携帯電話100の動作を、図5を参照して説明する。
【0105】
検索側の携帯電話100において接続要求が検知されると(S100)、検索要求コマンドが被検索側の携帯電話100に送信される。このとき、検索側の携帯電話100の表示部154には図6に示す画面が表示され、検索側の携帯電話100のユーザが「送信」を選択する。また被検索側の携帯電話100の表示部154には、図11に示す画面が表示される。被検索側の携帯電話100のユーザが「受信」を選択する。
【0106】
被検索側の携帯電話100において、デバイス名が書換えられる(S152)。このとき、予め記憶部130に記憶されたデバイス名の前後に「!」が付加される。その後、検索側の携帯電話100の表示部154には図7に示す画面が、被検索側の携帯電話100の表示部154には図12に示す画面が表示される。被検索側の携帯電話100が検索側の携帯電話100から検索要求を受信すると(S154にてYES)、被検索側の携帯電話100のデバイスを識別するBDアドレスが検索側の携帯電話100に送信される(S156)。
【0107】
予め定められた時間が経過するまでに(S108にてNO)、BDアドレスを含む検索応答を受信すると(S104にてYES)、検索側の携帯電話100は、BDアドレスを記憶部130に記憶する(S106)。検索側の携帯電話100は、1個目のBDアドレスにより識別されるデバイスに対応するName Requestコマンドを発行する(S112)。このとき、先に受信したBDアドレスにより相手局が指定される。被検索側の携帯電話100は、Name Requestコマンドを受信すると(S160にてYES)、検索側の携帯電話100にデバイス名を送信する(S162)。このとき、送信されるデバイス名は、予め記憶されたデバイス名またはそれを書換えたデバイス名である。検索応答を受信した数の分だけのデバイス名を受信すると(S122でYES)、記憶部130に記憶されたデバイス名が読出され(S124)、デバイス名に含まれる特殊文字(この場合、「!」)が検索される(S126)。特殊文字を含むデバイス名が優先して表示部154に表示される(S128)。このとき、図8に示すように、検索側の携帯電話100の表示部54には、「!」が付加されたデバイス名が最上位に表示される。
【0108】
図8に示すように、検索側の携帯電話100の表示部154に表示された内容に基づいて、検索側の携帯電話100のユーザは接続する相手局を選択する(S130)。選択されたデバイスに接続要求が送信され(S132)、個人情報の交換が始まる。この個人情報の交換(S124)において、被検索側の携帯電話100の表示部154は、図12に示すような接続中の画面が表示されている状態から図13に示すような確認画面が表示されている状態に変更される。被検索側の携帯電話100のユーザによる確認後、個人情報の交換が行なわれる。
【0109】
個人情報の交換において携帯電話100同士が接続されるまでは、検索側の携帯電話100の表示部154には図9に示す画面が表示される。また、個人情報の交換を行なっているときには、検索側の携帯電話100の表示部154には図10に示す画面が、被検索側の携帯電話100の表示部154には図14に示す画面がそれぞれ表示される。個人情報が交換された後、携帯電話100の接続が切断される(S136)。
【0110】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話によると、Bluetoothなどの近距離無線デバイスを実装し、近距離無線デバイスのデバイス名を予め登録する。この登録されたデバイス名は、携帯電話のユーザが識別できるものである。携帯電話のユーザが他のユーザと名刺交換を行ないたい場合には、携帯電話の制御部が、予め登録されたデバイス名の一部を変更する。Name Requestコマンドに応答して、変更されたデバイス名が送信され、変更されたデバイス名を受信した携帯電話は、携帯電話のユーザがより認知しやすいように、変更されたデバイス名を表示部に表示させる。その結果、近距離無線通信デバイスを搭載した装置の通信可能範囲に多数の端末が存在しても、接続を希望している端末を容易に選択することができる。その結果、多数の相手局の中から所望の相手局をユーザが容易に選択することができる。
【0111】
なお、デバイス名が変更されているデバイス名の表示は、最上欄に表示するように表示順位を変更するものに限定されない。たとえば、デバイス名が変更されたデバイス名は、反転表示させたり、表示色を変更させたり、警報を発生させたりしてもよい。
【0112】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話は、前述の第1の実施の形態に係る携帯電話と異なり、変更されたデバイス名を送信するものではない。本実施の形態に係る携帯電話は、名刺交換をしたいユーザ間で予め定めた数字などの特別な共通文字を送信し、その数字に基づいて、表示部に表示されるデバイス名の表示順位を変更する。
【0113】
なお、以下の説明において、本実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成は、前述の第1の実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成と同じである。したがって、それについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0114】
図15〜図16を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、図15〜図16に示す処理の中で、前述の図3における処理と同一の処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理はそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0115】
S200にて、携帯電話100の制御部110は、接続要求処理を行なう。このとき、検索側の携帯電話100のユーザと、被検索側の携帯電話100のユーザとで予め定められた共通文字が入力される。たとえば、これは「2」という数字である。
【0116】
このS200における処理の後、前述の第1の実施の形態で説明したS102〜S122の処理が行なわれる。
【0117】
S122における処理の後、S202にて、制御部110は、共通文字を受信したか否かを判断する。共通文字を受信すると(S202にてYES)、処理はS204へ移される。もしそうでないと(S202にてNO)、処理はS206へ移される。
【0118】
S204にて、制御部110は、送信元のデバイス名に対応させて、共通文字を記憶部130に記憶する。
【0119】
S206にて、制御部110は、Name Requestコマンドを発行してから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S206にてYES)、処理は図16のS208へ移される。もしそうでないと(S206にてNO)、処理はS202へ戻され、共通文字の受信を待つ。
【0120】
図16を参照して、S208にて、制御部110は、デバイス名に対応して記憶部130に記憶された共通文字を検索する。
【0121】
S210にて、制御部110は、検索側の携帯電話100に入力された共通文字と、同じ共通文字が記憶されたデバイス名を優先して、表示部154に表示させる。このとき、たとえば検索側の携帯電話100のユーザが「2」を入力して、かつ被検索側の携帯電話100のユーザも「2」と入力して、互いに接続要求を行なった場合、検索側の携帯電話100の表示部154には、その被検索側の携帯電話100のデバイス名が最上欄に表示される。
【0122】
図17を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、被検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、以下に示す処理の中で、前述の第1の実施の形態の図4における処理と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理もそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0123】
S250にて、制御部110は、共通文字の入力を検知する。この共通文字は、前述の図15のS200において、検索側の携帯電話100のユーザにより入力される共通文字と同じ文字である。その後、S154〜S162の処理が行なわれる。
【0124】
S252にて、制御部110は、共通文字が入力されているか否かを判断する。共通文字が入力されていると(S252にてYES)、処理はS254へ移される。もしそうでないと(S252にてNO)、処理はS166へ移される。
【0125】
S254にて、制御部100は、検索側の携帯電話100に共通文字を送信する。その後、S166〜S172の処理が行なわれ、被検索処理が終了する。
【0126】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る携帯電話100の動作を、図18を参照して説明する。
【0127】
検索側の携帯電話100と被検索側の携帯電話100とで、それぞれのユーザが同じ数字キーを押して接続要求を行なう。検索側の携帯電話100から被検索側の携帯電話100へ検索要求が行なわれる(S102)。被検索側の携帯電話は、BDアドレスを含む検索応答を検索側の携帯電話100に送信する(S158)。BDアドレスを受信した検索側の携帯電話100は、Name Request要求を被検索側の携帯電話に送信する(S112)。Name Request要求を受信した被検索側の携帯電話100は、デバイス名を含むName Request応答を、検索側の携帯電話100に送信する。
【0128】
被検索側の携帯電話100は、ユーザにより共通文字が入力されていると(S252にてYES)、検索側の携帯電話100に共通文字を送信する(S254)。検索側の携帯電話100が共通文字を受信すると(S202にてYES)、送信元のデバイス名に対応させて共通文字が記憶される(S204)。デバイス名に基づいて記憶された共通文字が検索され(S208)、入力された共通文字(S200)と同じ共通文字が記憶されたデバイス名が優先されて表示部154に表示される(S210)。このとき、図19に示すように検索側の携帯電話100の表示部154に表示される。これにより、検索側の携帯電話100のユーザは、被検索側の携帯電話100を容易に特定することができる。
【0129】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話によると、検索側の携帯電話のユーザと被検索側の携帯電話のユーザとにより、予め定められた共通文字に基づいて、検索側の携帯電話に表示される相手局の表示を制御することができる。
【0130】
なお、上述の説明では、デバイス名と共通文字とを、別々に送信するとしたが、これに限定されない。たとえば、デバイス名に共通文字を含めて送信するようにしてもよい。
【0131】
<第3の実施の形態>
本実施の形態に係る携帯電話100は、検索側の携帯電話における表示を制御するものではなく、認証コードを用いて、接続するか否かを判断する。なお、本実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成は、前述の第1の実施の形態の携帯電話と同じハードウェア構成である。したがって、それについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0132】
図20〜図21を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、図20〜図21に示す処理の中で、前述の第1の実施の形態の図3と同じ処理については、同じステップ番号を付してある。それらについての処理もそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0133】
S300にて、制御部110は、認証コードを入力して接続要求処理を行なう。この処理は、検索側の携帯電話100のユーザにより、操作部152から、接続要求を表わす情報と認証コードとが入力されることにより行なわれる。
【0134】
その後、S102〜S124の処理が行なわれる。図21を参照して、S302にて、制御部110は、変数Nについて初期化(N=1)する。S304にて、制御部110は、N個目のBDアドレスにより識別されるデバイスに対して、認証コード付で接続要求を行なう。
【0135】
S306にて、制御部110は、被検索側の携帯電話100から接続応答を受信したか否かを判断する。接続応答を受信すると(S306にてYES)、処理はS308へ移される。もしそうでないと(S306にてNO)、処理はS310へ移される。
【0136】
S308にて、制御部110は、接続応答のあったデバイス名を記憶部130に記憶する。
【0137】
S310にて、制御部110は、認証コード付で接続要求をしてから予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S310にてYES)、処理はS312へ移される。もしそうでないと(S310にてNO)、処理はS306へ戻され、さらに接続応答の受信を待つ。
【0138】
S312にて、制御部110は、変数Nに1を加算する。S314にて、制御部110は、変数NがMよりも大きいか否かを判断する。変数NがMよりも大きい場合には(S314にてYES)、処理はS316へ移される。もしそうでないと(S312にてNO)、処理はS304へ戻され、次のBDアドレスにより識別されるデバイスに対する処理が行なわれる。
【0139】
S316にて、制御部110は、接続応答を受信したデバイス名を記憶部130から読出す。S318にて、制御部110は、接続応答のあったデバイスの一覧を表示部154に表示させる。
【0140】
S130にて、検索側の携帯電話100のユーザにより、デバイスの選択が行なわれ、選択されたデバイスと接続されて個人情報の交換が行なわれる。
【0141】
なお、接続応答のあったデバイスの一覧が、唯一1局のみの相手局を表示する場合には、S308の処理の後のS130の処理を行なわないようにしてもよい。
【0142】
図22を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、被検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、図22に示す処理の中で、前述の第1の実施の形態の図4と同じ処理については、同じステップ番号を付してある。それらについての処理もそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0143】
S350にて、制御部110は、認証コードの入力を検知して、接続要求処理を行なう。このとき入力される認証コードは、前述の図20のS300における認証コードと同じコードである。このコードは、検索側の携帯電話100のユーザと、被検索側の携帯電話100のユーザにとより、予め定められたコードである。この処理の後、S154〜S164の処理が行なわれる。
【0144】
S352にて、制御部110は、認証コード付の接続要求を受信したか否かを判断する。認証コード付の接続要求を、検索側の携帯電話100から受信すると(S352にてYES)、処理はS356へ移される。もしそうでないと(S352にてNO)、処理はS354へ移される。S354にて、制御部110は、デバイス名を送信してから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S354にてYES)、この被検索処理を終了する。もしそうでないと(S354にてNO)、処理はS352へ戻され、認証コード付の接続要求の受信を待つ。
【0145】
S356にて、制御部110は、S350にて入力された認証コードと、S352にて受信した認証コードとが一致するか否かを判断する。認証コードが一致すると(S356にてYES)、処理はS168へ移される。もしそうでないと(S356にてNO)、処理はS358へ移される。S358にて、制御部110は、接続拒否の処理を行なう。なお、認証コードが一致する場合には(S356にてYES)、第1の実施の形態で説明したS168〜S172の処理が行なわれる。
【0146】
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る携帯電話100の動作を、図23を参照して説明する。
【0147】
検索側の携帯電話100のユーザと、被検索側の携帯電話100のユーザとにより、認証コードが定められる。検索側の携帯電話100に接続要求および認証コードが入力され(S300)、被検索側の携帯電話100に接続要求と認証コードとが入力される(S350)。このときの、検索側の携帯電話100の表示部154に表示される画面を図24に、被検索側の携帯電話100の表示部154に表示される画面を図30にそれぞれ示す。
【0148】
図25に、検索側の携帯電話100の表示部154に表示される認証コードの要求画面を示す。図31に、被検索側の携帯電話100の表示部154に表示される認証コードの要求画面を示す。検索要求および検索応答、Name Requestコマンド送信およびName Request応答の際には、検索側の携帯電話100の表示部154には図26に示す画面が、被検索側の携帯電話100の表示部154には図32に示す画面がそれぞれ表示される。
【0149】
検索側の携帯電話100から被検索側の携帯電話100へ、認証コード付の接続要求が送信され(S304)、被検索側の携帯電話100で、予め入力された認証コードと、受信した認証コードとが一致するか否かが判断される(S356)。入力された認証コードと受信した認証コードとが一致する場合には(S356にてYES)、被検索側の携帯電話100から、検索側の携帯電話100へ接続応答が送信される(S168)。
【0150】
検索側の携帯電話100の表示部154に、図27に示すように接続応答のあったデバイスの一覧が表示される(S318)。検索側の携帯電話100のユーザによりデバイスが選択され(S130)。選択されたデバイスと接続処理が行なわれる(S132)。このとき、検索側の携帯電話100の表示部154には、図28に示す画面が表示される。検索側の携帯電話100から個人情報の交換要求を受信した被検索側の携帯電話100の表示部154には、図33に示す画面が表示される。
【0151】
個人情報が交換されているときには(S134、S170)、検索側の携帯電話100の表示部154には図29に示す画面が、被検索側の携帯電話100の表示部154には図34に示す画面がそれぞれ表示される。
【0152】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話は、検索側の携帯電話のユーザと、被検索側の携帯電話のユーザとにより予め定められた認証コードを用いて、通信可能範囲に存在する複数の相手局から1の相手局を選択することができる。選択された相手局との間で、個人情報の交換を行なうことができる。
【0153】
<第4の実施の形態>
本実施の形態に係る携帯電話は、複数の携帯電話を1つのカテゴリとしてまとめて、異なるカテゴリ間の複数の携帯電話の間で個人情報を交換する。なお、本実施の形態に係る携帯電話のハードウェアは、前述の第1の実施の形態における携帯電話100のハードウェアと同じである。したがって、それについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0154】
図35〜図36を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100で実行されるプログラムは、検索処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、図35〜図36に示す処理の中で、前述の第3の実施の形態における図20〜図21と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理もそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0155】
S300にて、携帯電話100の制御部110は、接続要求処理を行なう。この接続要求処理は、同じカテゴリに属する携帯電話100のユーザが、同じ認証コードを入力することにより行なわれる。たとえば、2つの会社にそれぞれ属するユーザの間で、名刺交換が行なわれる場合を想定する。このとき、同じ会社に属するユーザの間では、名刺交換を行なう必要はない。一方、同じ会社に属さないユーザの間では名刺交換を行なう必要がある。このような場合に本実施の形態に係る携帯電話の処理が適用され、同じ会社に属するユーザは同じ認証コードを入力する。
【0156】
S400にて、制御部110は、現在日時に基づく第1の認証コードを作成する。たとえば、現在日時が2001年7月3日午後3時15分であると、第1の認証コードとして、「200107031515」が作成される。S402にて、制御部110は、入力された認証コードに基づく第2の認証コードを作成する。この後、S102〜S124の処理が行なわれる。
【0157】
図36を参照して、S302にて、制御部110は、変数Nを初期化(N=1)する。S404にて、制御部110は、N個目のBDアドレスにより識別されるデバイスに対して、第1および第2の認証コード付で接続要求処理を行なう。この後、S306〜S318およびS130〜S316の処理が行なわれる。S316の切断処理の後、S406にて、制御部110は、接続先がまだ存在するか否かを判断する。接続先がまだ存在する場合には(S406にてYES)、処理はS318へ戻され、さらに次のデバイスとの個人情報の交換を行なう。もしそうでないと(S406にてNO)、この検索処理は終了する。
【0158】
図37〜図38を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100は、被検索処理に関し以下のような制御構造を有する。なお、図37〜図38に示す処理の中で、前述の図22に示す処理と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理もそれぞれ同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0159】
S350にて、制御部110は、携帯電話100に入力された認証コードに基づいて接続要求処理を行なう。このS350において入力される認証コードは、図35のS300において入力される認証コードと同じコードである。また、S300およびS350における処理は、同時刻に行なわれる。たとえば、検索側の携帯電話100のユーザ、被検索側の携帯電話100のユーザが1つの部屋の中で、ある合図に基づいて、認証コードを入力する。このとき、前述の説明のような2つの会社の間における複数の人間の名刺交換を想定している場合には、同じ会社に属するユーザは同じ認証コードを入力する。
【0160】
S450にて、制御部110は、現在日時に基づく第1の認証コードを作成する。このS450における処理は、図35のS400における処理に対応する。
【0161】
S452にて、制御部110は、入力された認証コードに基づく第2の認証コードを作成する。このS452の処理は、前述の図35のS402の処理に対応する。この後、S154〜S162の処理が行なわれる。
【0162】
S454にて、制御部110は、認証コード付接続要求を受信したか否かを判断する。このとき受信する認証コードには、第1の認証コードと第2の認証コードとを含む。認証コード付接続要求を受信すると(S454にてYES)、処理は図38のS458へ移される。もしそうでないと(S454にてNO)、処理はS456へ移される。
【0163】
S456にて、制御部110は、S162にてデバイス名を送信してから予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が経過すると(S456にてYES)、この被検索処理は終了する。もしそうでないと(S456にてNO)、処理はS454へ戻され、認証コード付の接続要求の受信を待つ。
【0164】
図38を参照して、S458にて、制御部110は、入力された第1の認証コードと、受信した第1の認証コードとが一致するか否かを判断する。このとき、第1の認証コードは、予め定められた範囲であれば、認証コードが一致していると判断する。たとえば、前述のように第1の認証コードが「200107031515」である場合には、第1の認証コードが厳密には異なる「200107031514」や「200107031516」でも、認証コードは一致していると判断される。ユーザが一斉に接続要求を押しても、個人の差に基づく、入力の時間差が生じるためである。第1の認証コード同士が一致すると(S458にてYES)、処理はS460へ移される。もしそうでないと(S458にてNO)、処理はS358へ移される。
【0165】
S460にて、制御部110は、入力された第2の認証コードと、受信した第2の認証コードとが一致するか否かを判断する。第2の認証コードが互いに一致すると(S460にてYES)、処理はS358へ移される。もしそうでないと(S460にてNO)、処理はS168へ移される。
【0166】
S168にて、制御部110は、検索側の携帯電話100に対して接続応答を行なう。すなわち、本実施の形態において接続応答が送信される条件は、第1の認証コードが互いに一致し、かつ第2の認証コードが互いに一致しない場合である。前述のように、2つの会社の複数の人間が名刺交換する場合において、自社の人間とは名刺交換をする必要がないことに基づく。以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る携帯電話100の動作を、図39を参照して説明する。
【0167】
検索側の携帯電話100が、その携帯電話100のユーザとは別の会社に属するユーザの2台の被検索側の携帯電話100と個人情報を交換する場合について説明する。
【0168】
検索側の携帯端末100および被検索側の携帯端末100の表示部154には、図40に示す画面が表示される。個人情報の交換を要求すると、図41に示すように、グループ番号の入力を要求する画面が表示される。図41に示す画面に従って、個人情報を交換したい複数のユーザが、各グループごとに予め定められた認証コードを一斉に携帯電話100に入力する(S300、S350)。
【0169】
入力された日時に基づき第1の認証コードがそれぞれ作成され(S400、S450)、入力された認証コードに基づく第2の認証コードが作成される(S402、S452)。その後、検索処理およびName Request処理が行なわれる。第1の認証コードおよび第2の認証コードに基づいて、接続応答処理が行なわれる。このとき、被検索側の携帯電話100は、第1の認証コードが互いに一致するが、第2の認証コードは互いに一致しない場合にのみ接続応答を行なう(S458にてYES、S460にてNO、S168)。
【0170】
このようにして、名刺交換を行なう相手局が特定され、検索側の携帯電話100のユーザによりデバイスが選択され(S130)、選択されたデバイスと接続が行なわれ(S132)、個人情報が交換される(S134、S170)。1つのデバイスとの個人情報の交換が終了すると切断処理が行なわれ(S136、S172)、接続先がまだある場合には(S146にてYES)、さらに次のデバイスとの個人情報の交換が行なわれる。個人情報の交換が行なわれている場合には、図42に示す画面が表示部154に表示される。また、個人情報の交換が終了すると、図43に示す画面が表示される。
【0171】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話によると、予め定められた規約に従って定められた携帯電話の相手とのみ個人情報の交換を行なうことができる。また、複数の携帯電話100の間で、個人情報の交換を行なうことができる。
【0172】
なお、上述した4つの実施の形態に共通する、以下のような変形例を説明する。上述した実施の形態における入力情報(たとえば、共通文字、第1の認証コードおよび第2の認証コード)は、携帯電話の操作部からユーザにより入力されるとして説明したが、これに限定されない。これらの入力情報は、操作部から入力されるものではなく、たとえば、携帯電話の音声入力部から入力される音声情報であってもよい。この場合、入力された音声情報は「合言葉」のようなものになり、この音声情報に基づいて、共通文字、第1の認証コードおよび第2の認証コードが作成される。音声情報以外にも、携帯電話に画像撮像部を設けて、その画像撮像部により撮像されたユーザの画像情報であってもよい。さらに、携帯電話に指紋識別部を設けて、その指紋識別部により識別されたユーザ情報であってもよい。携帯電話に位置を特定するためのGPS(Global Positioning System)を設けて、そのGPSにより判断された携帯電話の位置情報であってもよい。さらに、近距離無線デバイスに、受信した電波の強弱を識別する識別部を設けて、その識別部により判断された携帯電話間の相対的な位置情報であってもよい。
【0173】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る携帯電話の外観図である。
【図2】 図1に示す携帯電話の制御ブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話で実行される被検索処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの状態遷移図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その1)である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その2)である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その3)である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その4)である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その5)である。
【図11】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その6)である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その7)である。
【図13】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その8)である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その9)である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図17】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話で実行される被検索処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図18】 本発明の第2の実施の形態に係る通信システムの状態遷移図である。
【図19】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話の画面例である。
【図20】 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図21】 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図22】 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話で実行される被検索処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図23】 本発明の第3の実施の形態に係る通信システムの状態遷移図である。
【図24】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その1)である。
【図25】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その2)である。
【図26】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その3)である。
【図27】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その4)である。
【図28】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その5)である。
【図29】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その6)である。
【図30】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その7)である。
【図31】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その8)である。
【図32】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その9)である。
【図33】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その10)である。
【図34】 本発明の第の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その11)である。
【図35】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図36】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話で実行される検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図37】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話で実行される被検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図38】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話で実行される被検索処理の制御の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図39】 本発明の第4の実施の形態に係る通信システムの状態遷移図である。
【図40】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その1)である。
【図41】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その2)である。
【図42】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その3)である。
【図43】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話の画面例(その4)である。
【符号の説明】
100 携帯電話、110 制御部、120 通信部、130 記憶部、140 近距離無線デバイス、150 入出力部、152 操作部、154 表示部、156 音声入力部、158 音声出力部。

Claims (16)

  1. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムであって、
    前記複数の第1の端末の各々は、
    前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに自端末を識別させるための第2の情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、
    前記記憶手段と前記検知手段とに接続され、前記指示に応答して、前記第2の端末に、前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信するための送信手段とを含み、
    前記第2の端末は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報とをそれぞれ受信するための受信手段と、
    前記複数の第1の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示するための表示手段と、
    前記表示手段に接続され、前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、前記特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手段を制御するための制御手段とを含む、通信システム。
  2. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムであって、
    前記複数の第1の端末の各々は、
    前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに自端末を識別させるための第2の情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段に接続され、前記第2の端末に、前記第1の情報と前記第2の情報とを送信するための送信手段と、
    前記第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、
    前記検知手段に接続され、前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記第2の端末に、前記第3の情報を送信するための指示送信手段とを含み、
    前記第3の情報は、前記第2の端末においても前記第1の端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の第1の端末の各々と前記第2の端末とで共通する情報であって、
    前記第2の端末は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報と前記第3の情報とをそれぞれ受信するための受信手段と、
    前記複数の第1の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示するための表示手段と、
    前記表示手段に接続され、前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記複数の第2の情報のうち、送信元の第1の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記第2の端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手段を制御するための制御手段とを含む、通信システム。
  3. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末であって、
    前記第2の端末は、接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から、前記第2の端末に前記第1の端末を識別させるための第1の情報と、第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報とをそれぞれ受信して、当該第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記第1の端末の各々は、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、
    前記記憶手段と前記検知手段とに接続され、前記指示に応答して、前記第2の端末に、前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、前記特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信するための送信手段とを含む、端末。
  4. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末であって、
    前記第2の端末は、接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から、前記第2の端末に前記第1の端末を識別させるための第1の情報と、第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報と、第3の情報とをそれぞれ受信して、当該第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、送信元の第1の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記第2の端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記第1の端末の各々は、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段に接続され、前記第2の端末に前記第1の情報と前記第2の情報とを送信するための送信手段と、
    前記第2の端末との接続の指示を検知するための検知手段と、
    前記検知手段に接続され、前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記第2の端末に、前記第3の情報を送信するための指示送信手段とを含み、
    前記第3の情報は、前記第2の端末においても前記第1の端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の第1の端末の各々と前記第2の端末とで共通する情報である、端末。
  5. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末であって、
    前記複数の第1の端末の各々は、前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに自端末を識別させるための第2の情報とを記憶して、前記第2の端末との接続の指示を検知すると、前記第2の端末に前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信し、
    前記第2の端末は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報とをそれぞれ受信するための受信手段と、
    前記複数の第1の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示するための表示手段と、
    前記表示手段に接続され、前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、前記特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手段を制御するための制御手段とを含む、端末。
  6. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末であって、
    前記複数の第1の端末の各々は、前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに自端末を識別させるための第2の情報とを記憶し、接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記第2の端末に、前記第3の情報を送信し、
    前記第3の情報は、前記第2の端末においても前記第1の端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の第1の端末の各々と前記第2の端末とで共通する情報であって、
    前記第2の端末は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報と前記第3の情報とをそれぞれ受信するための受信手段と、
    前記第1の端末の第2の情報を通信先として選択可能に表示するための表示手段と、
    前記表示手段に接続され、前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、送信元の第1の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記第2の端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手段を制御するための制御手段とを含む、端末。
  7. 前記第2の端末は、
    前記第2の端末のユーザが、前記表示手段に表示された前記第2の情報に基づいて判断した、前記第2の端末と接続する第1の端末を特定するためのデータを入力するための入力手段と、
    前記入力手段に接続され、前記データにより特定される第1の端末の第1の情報に基づいて、接続要求コマンドを前記第1の端末に送信するためのコマンド送信手段とをさらに含む、請求項5または6に記載の端末。
  8. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末における通信方法であって、
    前記第2の端末は、接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から、前記第2の端末に前記第1の端末を識別させるための第1の情報と、第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報とをそれぞれ受信して、当該第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記通信方法は、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを準備する準備ステップと、
    前記第2の端末との接続の指示を検知する検知ステップと、
    前記指示に応答して、前記第2の端末に、前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、前記特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信する送信ステップとを含む、通信方法。
  9. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第1の端末における通信方法であって、
    前記第2の端末は、接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から、前記第2の端末に前記第1の端末を識別させるための第1の情報と、第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報と、第3の情報とをそれぞれ受信して、当該第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、送信元の第1の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記第2の端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記通信方法は、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを準備する準備ステップと、
    前記第2の端末に、前記第1の情報と前記第2の情報とを送信する送信ステップと、
    前記第2の端末との接続の指示を検知する検知ステップと、
    前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記第2の端末に、前記第3の情報を送信する指示送信ステップとを含み、
    前記第3の情報は、前記第2の端末においても前記第1の端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の第1の端末の各々と前記第2の端末とで共通する情報である、通信方法。
  10. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末における通信方法であって、
    前記複数の第1の端末の各々は、前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報とを記憶して、前記第2の端末との接続の指示を検知すると、前記第2の端末に前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信し、
    前記通信方法は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報とをそれぞれ受信する受信ステップと、
    前記複数の第1の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示する表示ステップと、
    前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、前記特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示ステップを制御する制御ステップとを含む、通信方法。
  11. 複数の第1の端末と第2の端末との間で通信を行なう通信システムにおける第2の端末における通信方法であって、
    前記複数の第1の端末の各々は、前記第2の端末に自端末を識別させるための第1の情報と、前記第2の端末のユーザに前記第1の端末を識別させるための第2の情報とを記憶し、前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記第2の端末に、前記第3の情報を送信し、前記第3の情報は、前記第2の端末においても前記第1の端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の第1の端末の各々と前記第2の端末とで共通する情報であって、
    前記通信方法は、
    前記複数の第1の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報と前記第3の情報とをそれぞれ受信する受信ステップと、
    前記複数の第1の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示する表示ステップと、
    前記接続の指示を前記複数の第1の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった第1の端末から受信した前記第2の情報のうち、送信元の第1の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記第2の端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示ステップを制御する制御ステップとを含む、通信方法。
  12. 複数のコンピュータと端末との間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムであって、
    前記端末は、接続の指示を前記複数のコンピュータに向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあったコンピュータから、前記端末に前記コンピュータを識別させるための第1の情報と、端末のユーザに前記コンピュータを識別させるための第2の情報とをそれぞれ受信して、当該コンピュータから受信した前記第2の情報のうち、特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを準備する準備手順と、
    前記端末との接続の指示を検知する検知手順と、
    前記指示に応答して、前記端末に、前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、前記特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信する送信手順とを実行させる、プログラム。
  13. 複数のコンピュータと端末との間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムであって、
    前記端末は、接続の指示を前記複数のコンピュータに向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあったコンピュータから、前記端末に前記コンピュータを識別させるための第1の情報と、端末のユーザに前記コンピュータを識別させるための第2の情報と、第3の情報とをそれぞれ受信して、当該複数のコンピュータから受信した前記第2の情報のうち、送信元のコンピュータから前記第3の情報をも受信しており、かつ前記端末においても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて前記第2の情報を通信先として選択可能に表示し、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを準備する準備手順と、
    前記端末に、前記第1の情報と前記第2の情報とを送信する送信手順と、
    前記端末との接続の指示を検知する検知手順と、
    前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記端末に、前記第3の情報を送信する指示送信手順とを含み、
    前記第3の情報は、前記端末においても前記コンピュータとの接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記端末と前記コンピュータとで共通する情報である、プログラム。
  14. 複数の端末とコンピュータとの間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムであって、
    前記複数の端末の各々は、前記コンピュータに自端末を識別させるための第1の情報と、前記コンピュータのユーザに前記端末を識別させるための第2の情報とを記憶して、前記コンピュータとの接続の指示を検知すると、前記コンピュータに前記第1の情報と、前記接続の指示に応答し、特定の情報を付加した前記第2の情報とを送信し、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記複数の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報とを受信するそれぞれ受信手順と、
    前記複数の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示する表示手順と、
    前記接続の指示を前記複数の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった端末から受信した前記第2の情報のうち、前記特定の情報を含むものを、前記特定の情報を含まないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手順を制御する制御手順とを実行させるプログラム。
  15. 複数の端末とコンピュータとの間で通信を行なう通信システムにおけるコンピュータにおいて通信するためのプログラムであって、
    前記複数の端末の各々は、前記コンピュータに自端末を識別させるための第1の情報と、前記コンピュータのユーザに自端末を識別させるための第2の情報とを記憶し、前記接続の指示に応答した第3の情報を作成して、前記コンピュータに、前記第3の情報を送信し、前記第3の情報は、前記コンピュータにおいても前記端末との接続の指示に応答して生成される場合がある情報であって、前記第3の情報は、前記複数の端末の各々と前記コンピュータとで共通する情報であって、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記複数の端末から、前記第1の情報と前記第2の情報と前記第3の情報とをそれぞれ受信する受信手順と、
    前記複数の端末からそれぞれ受信した複数の前記第2の情報を通信先として選択可能に表示する表示手順と、
    前記接続の指示を前記複数の端末に向けて一斉送信後、所定期間内に応答のあった端末から受信した前記第2の情報のうち、送信元の端末から前記第3の情報をも受信しており、かつ前記コンピュータにおいても対応の第3の情報が生成されているものを、前記第3の情報を受信しないものに比較して、表示の優先度を上げて表示するように、前記表示手順を制御する制御手順とを実行させるプログラム。
  16. 前記プログラムはさらに前記コンピュータに、
    前記コンピュータのユーザが、前記表示手順にて表示された前記第2の情報に基づいて判断した、前記コンピュータと接続する端末を特定するためのデータを入力する入力手順と、
    前記データにより特定される端末の第1の情報に基づいて、接続要求コマンドを前記端末に送信するためのコマンド送信手順とを実行させるプログラムを含む、請求項14または15に記載のプログラム。
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