JP3962519B2 - 情報処理装置及び方法及びコンピュータ読取り可能な記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置及び方法及びコンピュータ読取り可能な記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上のデバイスを検索する為の情報処理装置、及びその制御方法、及びコンピュータ読取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上の各種の資源(プリンタ、サーバ、スキャナなど)を効率的に発見し、利用するための方法として、ディレクトリサービスと呼ばれるものが提供されている。ディレクトリサービスとは、言わばネットワークに関する電話帳であり、様々な情報を格納するためのものである。ディレクトリシステムの具体例としては、例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)がある。LDAPの規定は、IETFが発行しているRFC1777に記載されている。また解説書としては、例えば株式会社プレンティスホールより「LDAP インターネット ディレクトリ アプリケーション プログラミング」が1997年11月1日に発行されている。このディレクトリサービスを用いて、例えばネットワークに接続されているデバイスを検索することにより、ネットワーク上で利用可能なデバイス情報(ネットワークアドレス等)を取得することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例で、例えばネットワークプリンタを検索する場合を例に取れば、検索にあたって、ステープル機能の有無あるいは両面印刷サポートの有無等の各種属性を、検索の度にいちいち入力しなければならなかった。
【0004】
また、検索結果の表示に関しても、単にデバイスの情報の一部が文字で表示されるのみで、所望のデバイスが見つかったのかどうかが一目でわかりにくいという問題があった。
【0005】
また、使用するネットワーク環境、若しくは、入力する検索条件によっては、複数のデバイスが検索結果として表示されることもある。そのような場合、絞り込みのために詳細な検索条件を更に追加する必要があり、検索の度にいちいち詳細な検索条件を入力することは、ユーザに対して、操作の手間や、デバイスに関する詳細な知識を要求する等の過度な負担を強いることになる。
【0006】
本発明は上記問題点を解決する為になされたもので、ユーザがネットワーク上のデバイスを検索する際の操作の手間を軽減することが可能な情報処理装置、及びその制御方法、並びに記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、上記課題を解決するために、本発明における情報処理装置は、ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が第一の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第一の検索条件を、該第一の場所を示す位置情報と対応付けて記憶し、ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が前記第一の場所とは異なる第二の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第二の検索条件を、該第二の場所を示す位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された第一の検索条件に対応する第一のアイコンと、第二の検索条件に対応する第二のアイコンを表示する表示手段と、ユーザが前記第一の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記表示手段で表示された第一のアイコンが選択された場合には、前記第一の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示し、ユーザが前記第二の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記第二のアイコンが選択された場合には、前記第二の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示する検索結果表示手段とを有することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、ユーザが望む属性を持つネットワークデバイスをわかりやすい操作方法により検索し、その検索結果をユーザに対してわかりやすい形式で表示するものである。特に、携帯用コンピュータを訪問先のネットワークに接続して印刷を行なう場合に特に有効である。詳細については、以下の説明で明らかになろう。
【0027】
図1は、本実施例のデバイス検索システムが動作可能なネットワークの構成を示す図である。同図において、101はカラープリンタ、102はMFP(Multi Function Peripheral。コピー機であるが、ネットワークプリンタとしても使用可能なもの。)、103および104はモノクロプリンタ、105はネットワーク接続されたスキャナである。111および113は、それぞれデスクトップ型コンピュータ(以下、PCと称する)とノート型コンピュータ(以下、ノートPCと称する)である。これらは、本実施形態のデバイス検索クライアントのプログラムが実行可能であり、後述するようにデバイス検索サーバに対して所望の条件を満たすデバイスに関する問い合わせ情報を発行するするとともに、検索結果を表示する。112は、本実施例のデバイス検索サーバのプログラムが実行可能なPCであり、後述するようにネットワークデバイス101〜105に関する情報(データベース)が格納されており、デバイス検索クライアント111あるいは113からのデバイス検索の問い合わせを受け付け、その結果を返す。以下、このデバイス検索サーバのプログラムが実行可能なPC112をデバイス検索サーバ112と称する。
【0028】
これらのデバイスのうち、101、102、103、111、112および120は二階に設置されており、104および105は一階に設置されている。113はノートPCなので、現在は一階からLAN100に接続しているが、その携帯性から取り外されることもある。さらに、これらのデバイスを相互に接続するネットワーク100は、ファイアウォール120を介してインターネット130に接続されており、インターネット130を介して他のネットワーク140とも接続されている。
【0029】
図2は、検索クライアント111、113および検索サーバ112の構成の一例を示したブロック図であり、これは汎用のパーソナルコンピュータと同様の構成から成っている。同図において、200は、デバイス検索クライアントソフトウェアあるいはデバイス検索サーバソフトウェア(以下、これらをまとめてデバイス検索ソフトウェアと呼ぶ)が稼動するPC全体を表わしており、図1における111、112あるいは113と同等である。PC200は、ROM202もしくはハードディスク(HD)211に記憶された、あるいはフロッピーディスクドライブ(FD)212より供給されるデバイス検索ソフトウェアを実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)211およびフロッピーディスクコントローラ(FD)212とのアクセスを制御する。208はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN220を介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。なお、LAN220は図1におけるLAN100と同じものである。
【0030】
次に、デバイス検索サーバの構成と動作について説明する。図3は、検索サーバ112に格納されているネットワーク機器に関するデータベースの構造を表形式で表現した図である。検索サーバ112において、データベース300の情報は、物理的にはハードディスク211に格納されている。同図の表において、各行がネットワーク上のデバイス一台を表わしている。各列は、デバイスの名称(301)、プリンタのネットワークアドレス(302)、デバイスの機能種別を示すオブジェクトクラス(303)、デバイスタイプ(304)、カラー印刷をサポートしているかどうか(305)、両面印刷をサポートしているかどうか(306)、ステープルをサポートしているかどうか(307)をそれぞれ表している。
【0031】
ここで、オブジェクトクラス(ObjectClass)とは、デバイスの機能種別を示すものであり、例えば、デバイスがプリンタであれば、プリンタクラス(printer)として登録される。また、あるデバイスが印刷機能を持っていれば、例えばそのデバイスがMFPであったとしても、プリンタクラスのデバイスとして登録されても良い。一方、デバイスタイプとはデバイスの全体的な機能を示すものであって、ここでは単体のプリンタとMFPとは区別される。305から307までの表記において、1はサポートしていることを、0はサポートしていないことを示す。また、NAは、その属性に関する情報が格納されていないことを示す。
【0032】
図3に示されたデータについて例えば表の一行目に登録されているデバイスを例にとって具体的に解説すると、カラー君という名称のデバイスが、ネットワークアドレス192.168.16.131に存在し、そのデバイスはプリント機能を持っていて、形態としては単体のプリンタであり、属性としてカラー印刷とステープルをサポートしているが、両面印刷の機能はサポートしていないことがわかる。本実施形態においては、図3に示された1行目から5行目までのデバイスは、それぞれ図1における101、102、103、104および105に相当するものとする。なお、図3に示した情報はあくまでも例であって、検索サーバ112に格納する情報としては、さらに設置場所などの付加情報もあっても良いことは言うまでもない。
【0033】
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態について説明する。
【0034】
まず、デバイス検索サーバ112の動作を図4または図5のフローチャートを用いて説明する。図4は、デバイス検索サーバ112の動作について説明したフローチャートである。これら一連の処理の判断と実行は、ハードウェア的にはデバイス検索サーバ内部のCPU201によって行われる。デバイス検索サーバ112が起動すると、まずステップS401にて、デバイス検索クライアントからデバイス検索要求を受け付けるための受信ポートをオープンする。この操作により、デバイス検索クライアントからの検索要求を受信した時には、オペレーティングシステムが受信イベントを発行し、検索要求の受信がプログラムに通知される。次にステップS402に進み、オペレーティングシステムから何らかのイベントが通知されるまで待つ。何らかのイベントが通知されたら、そのイベントを取得して次のステップに進む。次のステップS403では、ステップS402で取得したイベントが、ユーザによるシステムシャットダウンイベントであるかどうかを判断する。もしシャットダウンイベントであった場合には、ステップS408にて受信ポートをクローズした後、プログラムを終了する。一方、ステップS403で、シャットダウンイベントではないと判断された場合には、ステップS404に進み、デバイス検索クライアントからの問い合わせ受信イベントであるかどうかを判断する。もし、問い合わせ受信イベントである場合には、ステップS405に進み、図3に示したデータベースと問い合わせの条件を照らし合わせて適切なデバイスを選び出す。続くステップS406にて、ステップS405で得た検索結果をデバイス検索クライアントに対して返信する。一方、ステップS407で問い合わせ受信イベントではないと判断された場合にはステップS407に進み、シャットダウンイベントあるいは問い合わせ受信イベント以外の処理、例えば画面の更新などを行なう。
【0035】
図5は、図4におけるステップS405のデータベース検索動作をより詳しく説明するフローチャートである。全体について簡単に概略を説明すると、本実施形態のデータベース検索ステップでは、デバイス検索クライアントが複数の検索条件を指定してきた場合、それらの検索条件をひとつずつ処理する方式を採用している。それがステップS501からそのNO判断を経由して再びステップS501に戻る外側のループである。ステップS504からそのNO判断を経由して再びステップS504に戻る内側のループは、検索条件ひとつについて、データベースの全ての登録情報を走査するためのものである。以下、ステップひとつ毎に詳細に説明する。
【0036】
データベース検索動作においては、ステップS501で全ての検索条件を処理し終わったかどうかを判断する。もし全ての条件を処理し終わった場合には、ステップS502に進み、検索結果を上位プログラムに返す。一方、ステップS501において全ての検索条件を処理し終えていないと判断された場合にはステップS503に進み、デバイス検索クライアントから受信した情報の中から検索条件をひとつ取り出す。
【0037】
次にステップS504に進み、図3で説明したネットワークデバイスに関するデータベース300を全て走査し終えたかどうかを判断する。走査が終わったと判断された場合には、ステップS501に戻って、次の検索条件の処理を行なう。一方、ステップS504でデータ300の走査が終わっていないと判断された場合には、ステップS505に進む。ステップS505では、図3のデータ300のうちからデバイスひとつ分のデータを取り出す。続くステップS506で、ステップS505で取り出したデータが検索条件に合致しているかどうかを判断する。もし条件に合致している場合にはステップS507に進む。
【0038】
一方、ステップS506でステップS505で取り出したデータが検索条件に合致してないと判断された場合にはステップS504に戻り、データベース300に登録されている次のデバイス情報について処理を続ける。ステップS507では、ステップS506で検索条件に合致したと判断されたデバイスの情報のうち、デバイス名称301とネットワークアドレス302ならびにデバイスタイプ304を取り出し、続くステップS508で検索結果に追加する。ステップS508の処理が終了したら、現在処理を行なっている検索条件については処理を終了し、ステップS501に戻って次の探索条件の処理を続ける。
【0039】
例えばデバイス検索クライアント111または113が、プリント機能を持つデバイスについて、次に示すような3つの検索条件でデバイスの検索を行うように要求してきたとする。
【0040】
条件C1:カラー
条件C2:両面 かつ ステープル
条件C3:カラー かつ 両面 かつ ステープル
【0041】
この条件に基づいて、図5で示したアルゴリズムに従って図3に示したデータベースの検索を行なった検索結果を図6に示す。同図において、条件C1に合致したデバイスは、カラー君という名称のデバイスであり、ネットワークアドレスは192.168.16.131、デバイスタイプは単体のプリンタであることが示されている。同様に、条件C2に合致したデバイスは、2階高速機という名称であり、ネットワークアドレスは192.168.16.132であり、デバイスタイプはMFPであることが示されている。条件C3に該当するデバイスは見つからなかったので、該当なしを示す値NULLによってその旨が示されている。
【0042】
次に、デバイス検索クライアント111および113の動作について説明する。図7は、デバイスの検索を行なう前の、デバイス検索クライアントにおける画面表示の一例を示す図である。ウィンドウ700の中に、各種の情報が表示されている。701は検索メニューであり、ユーザが検索メニュー701をキーボード209あるいは不図示のポインティングデバイスで選択することにより、デバイス検索サーバに対して条件に合致するデバイスがあるかどうかの問い合わせが行われる。
【0043】
702は新規追加メニューであり、ユーザがこのメニューを選択することによって、不図示のダイアログが表示され、そこでユーザが望む検索条件を入力する。検索条件を入力するとその検索条件に対応する新しいデバイスアイコンが作成され、カラム703に表示される。この例では、条件C1「カラー印刷」、条件C2「両面印刷、かつ、ステープル」、および条件C3「カラー印刷、かつ、両面印刷、かつ、ステープル」の3つの検索条件が入力され、その結果、それぞれに対応してアイコンが表示されている。表示されているアイコンが全てプリンタの形をしているのは、検索条件としてオブジェクトクラスがプリンタであるものを検索するように指定されていることを示す。もし、オブジェクトクラスがスキャナであるものを検索するように指定された場合には、カラム703にはスキャナの形をしたアイコンが表示される。また、アイコン上にクエスチョンマークが表示されているのは、その条件に合致するデバイスが存在するかどうか、まだ不明であることを示す。704はデバイスの状態を示すカラムである。ここにも、現在その条件に合致するデバイスが存在するかどうか、まだ不明であることが示されている。705には、検索条件のうち、デバイスの属性に関するものが示されている。706には、条件に合致するデバイスのアドレスが、まだ不明であることが示されている。
【0044】
図8は、図7の表示画面において指定した検索条件データの一例を示した図であり、本実施形態では、IETFが発行するRFC1960の規定に基づいた記法を用いている。同図において、801は検索条件の名称、802は検索条件であり、検索条件C1、C2およびC3は、それぞれ図7に示された検索条件の一行め、二行めおよび三行目にそれぞれ相当する。図7で説明した不図示のダイアログで入力された検索条件データは、図8で示した形式でハードディスク211に記憶され、以降、再び検索条件を入力しなくても、記憶した検索条件データを使用することができる。
【0045】
図9は、デバイス検索クライアント111および113の動作を示すフローチャートである。尚、デバイス検索サーバ112の上でデバイス検索クライアントのプログラムを実行させることもできる。まず、デバイス検索クライアントのプログラムの概略動作について説明すると、システムが終了するまで、イベントを待ち、イベントが生じたらそのイベントについての処理を行うイベント駆動型のプログラムとして動作する。主なイベントとしては、システム終了イベント、デバイス検索要求イベント、デバイス検索結果受信イベントである。以下、個別のステップについて詳細に説明する。
【0046】
検索クライアントが起動すると、まずステップS901でイベントが発生するまで待つ。イベントが発生したら、そのイベントを取得してステップS902に進む。ステップS902では、ステップS901で取得したイベントが、ユーザがキーボード209あるいは不図示のポインティングデバイスを用いてシステム終了のコマンドを発行したものであるかどうかを判定する。もしユーザが終了コマンドを発行したと判定した場合には、プログラムを終了する。一方、ステップS902において終了コマンドの発行イベントではないと判定した場合には、ステップS903に進む。ステップS903では、ステップS901で取得したイベントが、ユーザが検索メニュー701を選択することによって、デバイス検索コマンドを発行したことによるものであるかどうかを判定する。もしデバイス検索コマンドの発行によるイベントであった場合にはステップS904に進み、デバイス検索サーバ112に対してデバイス検索要求を送信する。
【0047】
一方、ステップS903において、イベントがデバイス検索コマンドを発行したことによるものではないと判断された場合にはステップS905に進む。ステップS905では、ステップS901で取得したイベントが、ステップS904で送信したデバイス検索要求の送信に対するデバイス検索サーバ112からの検索結果の返答受信によるイベントであるかどうかを判断する。もし、返答の受信によるものであると判断された場合には、ステップS906に進み、受信した検索結果をウィンドウ700に表示する。ステップS906の処理が終了したら、ステップS901に戻って次のイベントを待つ。一方、ステップS905において返答受信によるイベントではないと判断された場合には、ステップS907に進み、その他の処理を行う。その他の処理とは、例えばプログラム起動時やユーザが画面をウィンドウを移動させた場合などに、画面を再描画すること等である。ステップS907の処理が終了したら、ステップS901に戻って次のイベントを待つ。
【0048】
図10は、図9のフローチャートのうち、検索要求動作S904について詳しく説明したフローチャートである。まず、ステップS1001において、ハードディスク211にアクセスして、図8で説明したようにあらかじめ記憶しておいた検索条件データを取得する。続くステップS1002において、その検索条件をデバイス検索サーバ112に送信し、ネットワークデバイスの検索を要求する。
【0049】
なお、デバイス検索サーバのアドレスは、本実施形態では例えばユーザがキーボード209を用いて入力した値をハードディスク211に書き出しておき、それを読み込むなどしてあらかじめわかっているものとするが、それに限定されるものではない。他の方法としては、例えばプログラミング言語Lindaにおけるタプルスペースのような手法を用いて、ネットワークから取得しても良い。プログラム言語Lindaについては、各種の論文や解説書があるが、例えば、「D. Gelernter著、"Generative Communication in Linda", ACM Transactions on Programming Languages and Systems, volume7, number1, pp80--112, 1985年」等に開示されている。
【0050】
図11は、図9のフローチャートのうち、検索結果受信動作S906について詳しく説明したフローチャートである。ここでは、検索サーバ112から図8に示したC1からC3までの複数の検索条件のそれぞれについて合致するデバイスに関する情報が返ってくるので、それらの情報をひとつずつについて表示処理を行う。まず、ステップS1101において、受信したすべての検索結果を処理したかどうかを判断する。もし全ての処理を完了していれば、プログラムを終了する。一方、すべての検索結果を処理していないと判断した場合には、ステップS1102に進み、受信した検索結果をひとつ取り出す。続くステップS1103では、ステップS1102で取り出した検索結果の内容を見て、ネットワークアドレスが取得できたかどうかによってデバイスが使用可能かどうかを判断する。
【0051】
もしネットワークアドレスが取得できていれば使用可能と判断し、ステップS1104に進む。ステップS1104では、取得した情報をもとに画面に追加情報を表示する。ステップS1104の処理が終了したら、ステップS1101に戻って、次の検索結果の処理を行う。一方ステップS1103において、デバイスが使用可能ではないと判断された場合には、ステップS1105に進み、そのデバイスが使用できない旨を画面に表示する。
【0052】
図12は、検索操作を終了した後の、デバイス検索クライアント111および113の画面表示の一例を示す図である。図7で説明した検索操作前の画面と比較すると、検索条件毎に合致するデバイスが見つかったもの(一番目のカラー君、および、二番目の2F高速機)については、そのデバイスの名称とネットワークアドレスが表示され、デバイスタイプに応じたアイコンの絵柄が変更される。
【0053】
例えば、二番目の条件C2に合致するデバイスのデバイスタイプはMFPであったので、アイコンがMFPの絵柄になっている。また、デバイスが確定したので、図7のデバイスアイコンに付されていたクエスチョンマークは表示されない。
【0054】
一方、三番目の条件C3に該当するデバイスは見つからなかったので、アイコン上にバツ印が表示されて、該当するデバイスが無い旨が示されている。
【0055】
このように本実施形態によれば、ユーザが望む属性のデバイスを検索する際の条件入力の手間を無くせるとともに、検索結果をわかりやすく表示させることが可能となる。
【0056】
上記で説明した本発明に係るネットワークデバイス制御プログラムは、外部からインストールされるプログラムによって、PC200によって遂行されても良い。その場合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュメモリやフロッピーディスクなどの記憶媒体により、あるいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をPC200上にロードすることにより、PC200に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0057】
図13は、本実施形態におけるプログラムか格納された記憶媒体のメモリマップの一例であり、ここでは記憶媒体としてCD−ROMを想定している。9999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプログラムを記憶してある領域9998およびネットワークデバイス制御プログラムを記憶してある領域9997の位置を示している。9998は、インストールプログラムを記憶してある領域である。9997は、ネットワークデバイス制御プログラムを記憶してある領域である。本発明のネットワーク制御プログラムがPC200にインストールされる際には、まずインストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU201によって実行される。次に、CPU201によって実行されるインストールプログラムが、ネットワークデバイス制御プログラムを記憶してある領域9997からネットワークデバイス制御プログラムを読み出して、ハードディスク211に格納する。
【0058】
このように、本実施形態によれば、ネットワーク上のデバイスを検索する際の条件入力の手間を軽減させるとともに、検索結果をわかりやすく表示させることが可能となる。
【0059】
<第2の実施形態>
次に第2の実施形態について説明する。
【0060】
上記の第1の実施形態では、入力された検索条件をアイコンに対応づけて保存する例を説明したが、本第2の実施形態では、入力された検索条件に更に検索結果を反映させた検索フィルタを自動生成してアイコンと対応づけて保存する検索クライアントについて説明する。
【0061】
本第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、図1における検索クライアント111が図9のフローチャートに示した動作に基づいて検索サーバ112に対して検索条件をセットした問合せパケットを送信する。検索サーバ112は図5のフローチャートに示した動作に基づいて該検索条件に合致するデバイスをデータベースから検索し、その結果を検索クライアント111に返送する。
【0062】
そして、検索クライアント111は図9のステップS906の処理において、検索サーバから受け取った結果をCRT210に表示する。以下、第2の実施形態におけるこのステップS906の処理を詳細に説明する。
【0063】
図14は、第2の実施形態の検索クライアント111の検索結果表示の動作を示すフローチャートであり、上記第1の実施形態の図9で示した検索クライアント111の全体動作のフローチャートにおけるステップS906の処理に相当するものである。また、図14は、上記第1の実施形態における図11のフローチャートに対応するものでもある。
【0064】
フローチャートの各処理の説明するにあたり、本第2の実施形態と、上記第1の実施形態とで異なる部分を説明する。
【0065】
まず、検索サーバ112から取得した検索結果は、説明の都合上、図15に示すデータベース1500に基づいて検索したものとする。図15は、検索サーバ112に保存されているネットワーク機器に関するデータベースの構造を表形式で表現した図であり、上記第1の実施形態における図3に対応するものである。尚、説明上、図3の例とは、登録情報を1部変えてある。具体的には「開発室プリンタ」と「1階プリンタ」とを「カラー機能有り」に変更し、更に「開発室プリンタ」を「ステープル機能無し」に変更している。
【0066】
また、第2の実施形態における検索結果の画面表示は図16に示すように表示されるものとする。図16は、第2の実施形態における検索結果の画面表示の例であり、より詳細には図15に示したデータベースに基づいてカラー機能を有するプリンタ(上記第1の実施形態における条件C1と同じ条件)を検索した検索結果の画面表示例である。第2の実施形態の検索結果表示では、上記第1の実施形態の図12の検索結果表示に、更に絞り込み保存ボタン1607、終了ボタン1608が追加されている。
【0067】
以下、図14のフローチャートを説明する。ステップS1401の判断処理からステップS1402の処理を経由して再びステップS1401に戻るループ処理は、デバイス検索サーバ112から取得した検索結果を受信パケットから取り出してCRT210上のウインドウに表示する処理である。これらの処理については上記第1の実施形態の動作と同じなので、説明を省略する。
【0068】
ステップS1401において、全ての検索結果を処理し終えると、CRT210上に図16に示した検索結果ウインドウが表示される。
【0069】
ステップS1407では、ユーザにより終了操作が行われたか否かを判断する。この終了操作とは、終了ボタン1608を不図示のポインティングデバイス等によりクリックすることであり、これにより本画面表示が終了する。
【0070】
ステップS1408では、ユーザによる保存操作が行われたか否かを判断する。この保存操作とは、不図示のポインティングデバイスを用いて結果表示されている複数のデバイスから所望の一つを選択し、次に該ポインティングデバイス等により絞り込み保存ボタン1607をクリックする操作のことである。この保存操作が行われるとステップS1409に進み、上記選択されたデバイスと結果表示されている他のデバイスとを区別する検索フィルタが自動的に生成される。具体的には、検索サーバ112から受信した検索結果に基づいて図18に示すようなデバイス属性マップ1800を作成してユーザが選択したデバイスの属性と他のデバイスの属性とを比較して当該選択したデバイスのみが検索結果として得られるような検索フィルタを生成する。
【0071】
例えば、図16の結果表示例においてデバイス「カラー君」が選択された後、絞り込み保存ボタン1608がクリックされると、デバイス属性マップ1800において、選択されたデバイス「カラー君」1801の属性と、選択されなかったデバイス「開発室プリンタ」1802と「1階プリンタ」1803の属性とを比較し、「カラー君」1801を特徴づける差別化条件として「ステープル機能有り」を抽出する。そして、該差別化条件と検索サーバ112に問い合せたときの検索条件C1とから検索フィルタC4を生成する。
【0072】
図17に検索サーバ112に問い合せた条件C1と生成した検索フィルタC4とを示す。生成された検索フィルタC4は所定のアイコンとの対応づけられてHD211に保存され(ステップS1410)、以降の利用に供される。
【0073】
また、生成した検索フィルタC4を検索サーバ112に問い合せた条件C1に上書き保存して、条件C1に対応したアイコンをそのまま使用するようにしてもよい。
【0074】
本来、ネットワーク上のデバイスを絞り込むための検索フィルタをユーザが作成するには、各デバイスの詳細機能を知らなければならないが、上記第2の実施形態によれば、緩い条件で実行したデバイスの検索結果表示に基づいた簡単な操作により絞り込みのための更に厳しい条件の検索フィルタを生成することが可能となる。そして、生成した検索フィルタにより外出先等において所望のデバイスを検索して利用することが可能となる。
【0075】
今日では、技術革新とともに新機能が搭載されたデバイスが次々と市場に投入され、ネットワーク上のデバイスも頻繁に更新される場合も多い。このような場合でも、上記第2の実施形態によれば、まず緩い条件で実行したデバイスの検索結果を表示させ、該表示によりデバイスの機能を確認しながら絞り込み処理を行えば、デバイス機能の更新にも確実に対応することが可能となる。
【0076】
上記第2の実施形態では、検索結果表示された複数のデバイスから1つのデバイスを選択することにより、絞り込みのための検索フィルタを自動生成する例を示したが、2以上のデバイスを指定することで絞り込みの条件を調整するようにしてもよい。これを図19および図20を参照して説明する。
【0077】
図19は、図18で示したデバイス属性マップの他の実施形態を示したもので、検索対象デバイスをスキャナ(objectclass=scanner)としたものである。同図の例は、「カラー読取機能有り」の条件でスキャナを検索した結果に基づいたデバイス属性マップであり、「スキャナ1号」1901、「スキャナ2号」1902、「スキャナ3号」1903が検索された例である。ユーザがポインティングデバイスにより「スキャナ2号」1902と「スキャナ3号」1903を選択して絞り込み保存ボタン1607をクリックすると、「カラー読取機能有り」1904かつ「ADF機能有り」1905の条件で検索フィルタが生成される。
【0078】
図21に検索サーバ112に問合せた条件C5と、生成された検索フィルタC6の例を示す。これにより、フラッドベッド型であるか否か(1906)、および、両面読取機能が有るか否か(1907)の条件は問わないというユーザの意向を検索フィルタに反映させることが可能となる。
【0079】
また、図20は、図18で示したデバイス属性マップの他の実施形態を示したもので、検索対象デバイスをファクシミリ装置(objectclass=facsimile)としたものである。同図の例は、「カラー伝送機能有り」の条件でファクシミリ装置を検索した結果に基づいたデバイス属性マップであり、「FAX1号」2001、「FAX2号」2002、「FAX3号」2003が検索された例である。ユーザがポインティングデバイスにより「FAX2号」1902と「FAX3号」2003を選択して絞り込み保存ボタン1607をクリックすると、「カラー伝送機能有り」2004かつ「結果通知機能有り」2006の条件で検索フィルタが生成される。
【0080】
図22に検索サーバ112に問合せた条件C7と、生成された検索フィルタC8の例を示す。これにより、マルチ回線機能が有るか否か(2006)、および、両面送信機能が有るか否か(2007)の条件は問わないというユーザの意向を検索フィルタに反映させることが可能となる。
【0081】
<第3の実施形態>
上記の第1実施形態では、入力された検索条件をアイコンに対応づけて保存する例を説明したが、本第3の実施形態では、予め用意された複数の検索条件を、ユーザが検索を実行する場所(以下、ロケーションとも称する)に応じて絞り込んで表示することが可能な検索クライアントについて説明する。
【0082】
例えば、外出先においては、どのようなデバイスが使用可能か不明であることが多い為「カラー機」という比較的粗い検索条件は意味があるが、多数のプリンタが存在するようなオフィス状況では、粗い検索条件では多数のプリンタが検索にヒットしてしまい、検索が意味をなさなくなってしまうという問題がある。
【0083】
本第3の実施形態によれば、ユーザが検索を実行するロケーションに応じて最適な検索条件を表示する検索クライアントが実現されるので、携帯情報端末とともに場所を移動しながら作業をするようなユーザのデバイス検索の操作性を著しく向上することが可能となる。
【0084】
本第3の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、図1における検索クライアント111が後述する図25のフローチャートに示した動作に基づいて検索サーバ112に対して検索条件をセットした問い合わせパケットを送信する。検索サーバ112は図5のフローチャートに示した動作に基づいて該検索条件に合致するデバイスをデータベースから検索し、その結果を検索クライアント111に返送する。
【0085】
以下、第3の実施形態について、主に第1の実施形態との差異を中心に説明する。
【0086】
図27は、第3の実施形態における検索クライアントの検索動作実行前の画面表示の様子を示した図である。図27は、第1の実施形態における図7とほぼ同様であるが、ロケーション選択メニュー2710が新たに追加されている点が異なっている。
【0087】
ロケーション選択メニュー2701は、ユーザが検索を実行する場所を設定するための操作メニューである。ユーザがロケーション設定メニュー2710を選択すると、不図示のダイアログが表示されて、検索動作を実行するロケーションおよび必要に応じて検索問い合わせの対象となる検索サーバのアドレスを入力できるようになる。ロケーション情報としては、例えば、「オフィス(office)」、「外出先(outside)」等を設定する。
【0088】
図24は、検索条件がロケーション情報とどのように結びついて格納されているかを示す図である。図24は第1の実施形態における図8とほぼ同様であるが、それぞれの検索条件に、その検索条件が適用されるロケーションに関する情報2410が付加されている点が異なっている。
【0089】
同図の例では、条件C1にはロケーション条件として「(外出先outside)」が、条件C3にはロケーション条件として「(外出先outside)」が設定されている。条件C2には、「(外出先outside)」と「(外出先outside)」とがOR条件として設定されている。
【0090】
これらのロケーション条件については、キーボード209から入力したものを格納しておくか、或いは、以前のデバイス検索の実行結果から、デバイス情報とともに取得した該デバイスのロケーション情報を格納しておく。
【0091】
次に、第3の実施形態における検索クライアントの動作を図25のフローチャートを参照して説明する。図25は第1の実施形態における図9とほぼ同様であるが、ロケーション選択判断ステップS2510とロケーション選択手段2511が追加されている点が異なる。
【0092】
ユーザがロケーション設定メニュー2701を選択すると、ステップS2510における判断がYesとなり、ステップS2511に進む。ステップS2511では、ロケーション条件選択操作が実行される。すなわち、検索画面2700のロケーション設定メニューによりユーザが入力した現在ロケーションおよび検索サーバのアドレスをハードディスク211に記録する。そして、ステップS2512で、設定画面の再描画処理を行い、ステップS2501に戻る。
【0093】
ステップS2512の再描画処理の詳しい処理のフローチャートを図26に示す。ここでは現在設定されているロケーションによって表示する検索条件アイコンを絞り込んで検索画面の再描画を行う。
【0094】
まずステップS2601においてハードディスク211にアクセスして、上記ステップS2511で設定された現在のロケーションおよび検索問い合わせの対象となるサーバのアドレスを取得する。
【0095】
ステップS2602において、図24に示した検索条件の全てを処理したかどうかを判断する。処理済でなければ、ステップS2603に進み、図24の検索条件(条件C1〜C3)のうち、ひとつを取得する。
【0096】
ステップS2604に進み、ステップS2601で取得した現在ロケーションと、ステップS2603で取得した検索条件のうちのロケーション条件とが合致しているかどうかを判断する。合致していればステップS2605に進み、その検索条件を示すアイコンならびに検索条件の情報を画面に表示した後、ステップS2602に合流する。合致していなければ、そのままステップS2602に合流する。
【0097】
こうして全ての検索条件について処理を行った後、ステップS2602において、全ての検索条件について処理を行ったと判断されたら、処理を終了する。
【0098】
図23に、この再描画処理により描画された検索画面の一例を示す。同図の例は、図27で示した検索画面について、ロケーション条件「オフィス(office)」により絞り込んで表示したものである。同図から条件C1〜C3のうち、ロケーション条件「外出先(outside)」の条件C2は、ロケーション条件「オフィス(office)」を満たさないので、画面上から条件C2の検索アイコンが消えているのがわかる。
【0099】
ここで、ロケーション条件を満たさない検索アイコンがグレーアウトされるようにしてもよい。
【0100】
また、第3の実施形態においては、第1の実施形態における動作と、もう一点異なる点がある。それは問い合わせ先の検索サーバの指定である。図10のステップS1002の問い合わせパケット送信処理においては、問い合わせパケットの送信先として、ステップS2512で取得した現在ロケーションに対応する検索サーバを送信先として指定する。
【0101】
本第3の実施形態では、ロケーション条件として、「オフィス(office)」、「外出先(outside)」を例に説明したが、本発明の適用範囲は必ずしもこれに限定されるものではない。複数のオフィス機器を配置してドキュメントの印刷等のサービスを提供する会社で使用する「KKK印刷サービス」等をロケーションとして用いてもよい。
【0102】
このように第3の実施形態によれば、ユーザが検索を実行するロケーションに応じて最適な検索条件を表示する検索クライアントが実現されるので、携帯情報端末とともに場所を移動しながら作業をするようなユーザのデバイス検索の操作性を著しく向上することが可能となる。
【0103】
なお、上記実施形態では、検索対象のデバイス装置として、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の1つの機器を例に説明したが、これらの機器は、複数の機器(例えばネットワークに接続可能なホストコンピュータとそれにローカルに接続されたスキャナやプリンタ等のインタフェース機器)から構成される統合機器に適用してもよい。
【0104】
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。このときのプログラムコードは、MPUのネイティブなコードであってもよいし、所定のインタプリタ言語で記述されたものでランタイム時にMPUネイティブなコードに翻訳されるようなものでもよいし、所定の様式で記述されたスクリプトデータであってオペレーティングシステムにより解釈実行されるようなものであってもよい。
【0105】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0106】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0107】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0108】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0109】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが指定した機能を含む検索条件を記憶し、以降再び機能を指定しなくても、記憶した検索条件データを使用するようにしたことで、検索のたびにいちいち機能を指定しなければならないという手間が軽減される効果がある。
【0111】
また、検索条件に対応した表示要素を検索結果に基づいた表示様態に変更することにより、ユーザに結果を分かりやすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のデバイス検索システムが動作可能なネットワークの構成例を示す図である。
【図2】デバイス検索サーバおよびデバイス検索クライアントの構成の一例を示したブロック図である。
【図3】デバイス検索サーバが持つデバイス情報の一例を示す図である。
【図4】デバイス検索サーバの動作を示すフローチャートである。
【図5】デバイス検索サーバのデータベース検索動作を示すフローチャートである。
【図6】デバイス検索サーバが出力する検索結果の一例を示す図である。
【図7】デバイス検索前の時点におけるデバイス検索クライアントの画面表示の一例を示す図である。
【図8】デバイス検索クライアントに保持されている検索条件の一例を示す図である。
【図9】デバイス検索クライアントの動作を示すフローチャートである。
【図10】デバイス検索クライアントの検索要求動作を示すフローチャートである。
【図11】デバイス検索クライアントのデバイス検索結果表示動作を示すフローチャートである。
【図12】デバイス検索後の時点におけるデバイス検索クライアントの画面表示の一例を示す図である。
【図13】本実施形態のデバイス検索ソフトウェアの記憶媒体におけるメモリマップを示す図である。
【図14】第2の実施形態のデバイス検索クライアントの結果表示動作を示すフローチャート。
【図15】第2の実施形態のデバイス検索サーバが持つデバイス情報の一例を示す図。
【図16】第2の実施形態のデバイス検索クライアントの画面表示の一例を示す図。
【図17】第2の実施形態における検索フィルタの例を示した図。
【図18】第2の実施形態におけるデバイス属性マップ。
【図19】第2の実施形態におけるスキャナを検索対象として場合のデバイス属性マップ。
【図20】第2の実施形態におけるファクシミリを検索対象とした場合のデバイス属性マップ。
【図21】検索対象がスキャナの場合である検索条件の一例を示す図。
【図22】検索対象がファクシミリ装置である場合の検索条件の一例を示す図。
【図23】第3の実施形態において、ロケーションによる絞り込み実行後のデバイス検索クライアントの画面表示の一例を示す図。
【図24】第3の実施形態のデバイス検索クライアントに保持されている検索条件の一例を示す図。
【図25】第3の実施形態のデバイス検索クライアントの動作を示すフローチャート。
【図26】第3の実施形態のデバイス検索クライアントの画面再描画動作のフローチャート。
【図27】第3の実施形態において、ロケーションによる絞り込み実行後前のデバイス検索クライアントの画面表示の一例を示す図。
【符号の説明】
100 LAN
101 カラープリンタ
102 MFP
103 モノクロプリンタ
104 モノクロプリンタ
105 スキャナ
111 デバイス検索クライアント(デスクトップPC)
112 デバイス検索サーバ
113 デバイス検索クライアント(ノートPC)
120 ファイアウォール
130 インターネット
140 他のネットワーク
Claims (7)
- 情報処理装置であって、
ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が第一の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第一の検索条件を、該第一の場所を示す位置情報と対応付けて記憶し、ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が前記第一の場所とは異なる第二の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第二の検索条件を、該第二の場所を示す位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された第一の検索条件に対応する第一のアイコンと、第二の検索条件に対応する第二のアイコンを表示する表示手段と、
ユーザが前記第一の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記表示手段で表示された第一のアイコンが選択された場合には、前記第一の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示し、ユーザが前記第二の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記第二のアイコンが選択された場合には、前記第二の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示する検索結果表示手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示手段は、デバイスの種類を識別可能なアイコンを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記第第一の検索条件及び前記第二の検索条件は、ユーザにより指定された複数の機能を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- ネットワークを介して検索サーバと通信する通信手段と、
前記第一の検索条件又は前記第二の検索条件を前記検索サーバに問い合わせて検索結果を取得する取得手段を更に有し、
前記検索結果表示手段は、前記検索サーバから受信した検索結果に基づいて少なくとも一つのデバイスを表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記ユーザによって指定された機能は、カラー印刷機能の有無、両面印刷機能の有無、ステープル機能の有無のうちの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
- 情報処理装置の制御方法であって、
ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が第一の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第一の検索条件を、該第一の場所を示す位置情報と対応付けて記憶手段に記憶させ、ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が前記第一の場所とは異なる第二の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第二の検索条件を、該第二の場所を示す位置情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
前記記憶手段に記憶された第一の検索条件に対応する第一のアイコンと、第二の検索条件に対応する第二のアイコンを表示する表示ステップと、
ユーザが前記第一の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記表示ステップで表示された第一のアイコンが選択された場合には、前記第一の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示し、ユーザが前記第二の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記第二のアイコンが選択された場合には、前記第二の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示する検索結果表示ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 情報処理装置に以下のステップを実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、
ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が第一の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第一の検索条件を、該第一の場所を示す位置情報と対応付けて記憶手段に記憶させ、ユーザにより指定された機能を含み、更に前記情報処理装置が前記第一の場所とは異なる第二の場所に存在する場合にデバイスを検索する条件として適した第二の検索条件を、該第二の場所を示す位置情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
前記記憶手段に記憶された第一の検索条件に対応する第一のアイコンと、第二の検索条件に対応する第二のアイコンを表示する表示ステップと、
ユーザが前記第一の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記表示ステップで表示された第一のアイコン選択された場合には、前記第一の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示し、ユーザが前記第二の場所を示す位置情報を入力したことに応じて、前記第二のアイコンが選択された場合には、前記第二の検索条件を満たすデバイスを検索する検索処理で見つかった少なくとも一つのデバイスを表示する検索結果表示ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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