JP2000339260A - デバイス検索クライアントおよびデバイス検索方法 - Google Patents

デバイス検索クライアントおよびデバイス検索方法

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JP2000339260A
JP2000339260A JP11151907A JP15190799A JP2000339260A JP 2000339260 A JP2000339260 A JP 2000339260A JP 11151907 A JP11151907 A JP 11151907A JP 15190799 A JP15190799 A JP 15190799A JP 2000339260 A JP2000339260 A JP 2000339260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のデバイスを検索する際に、
一度検索されたデバイスを再検索することなく使用でき
るデバイス検索クライアントおよびデバイス検索方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 デバイス検索クライアント111は、オ
ペレータが入力した検索条件からオブジェクトクラスに
関する属性データを抽出してデバイス検索サーバ112
に問い合わせて検索結果を取得する。そして検索結果か
ら得られるデバイスの属性データを論理デバイスとして
保存する。また、入力した検索条件を一部満足した検索
結果から検索条件を抽出して記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
デバイスの検索する検索クライアントおよび検索方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上の各種の資源(プ
リンタ、サーバ、スキャナなど)を効率的に発見し、利
用するための方法として、ディレクトリサービスと呼ば
れるものが提供されている。ディレクトリサービスと
は、言わばネットワークに関する電話帳であり、様々な
情報を格納するためのものである。ディレクトリシステ
ムの具体例としては、例えばLDAP(Lightweight Directo
ry Access Protocol)がある。LDAPの規定は、IETFが発
行しているRFC1777に記載されている。また解説書
としては、例えば株式会社プレンティスホールより「L
DAP インターネット ディレクトリ アプリケーショ
ン プログラミング」が1997年11月1日に発行さ
れている。このディレクトリサービスを用いて、例えば
ネットワークに接続されているデバイスを検索すること
により、ネットワーク上で利用可能なデバイスのネット
ワークアドレスの一覧を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、例えばネットワークプリンタを検索する場合を
例に取れば、ステープル機能のあるなし、両面印刷サポ
ートのあるなしなどの各種属性を指定して検索した場
合、条件をすべて満足したデバイスのみが検索される。
もし、条件をすべて満足するデバイスが存在しない場合
には、条件を入れ直して再度検索を行わなければならな
い。さらに、ネットワーク上のデバイスを使用する度
に、このような検索操作をいちいち行わなければなら
ず、より使い勝手の良い方法が望まれていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ネットワーク上のデバイス検索する際、
一度検索されたデバイスを再検索することなく使用でき
るデバイス検索クライアントおよびデバイス検索方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、本出願の第1の発明は、ネットワーク上
のデバイスを検索するデバイス検索クライアントであっ
て、前記デバイスを使用する際に参照する論理デバイス
データと、複数の属性データから成る検索条件を入力す
る入力手段と、前記入力手段で入力された検索条件の中
から、所定の属性データから成る検索条件を抽出する抽
出手段と、前記抽出手段により抽出された検索条件を前
記ネットワーク上の検索サーバに送信してその検索結果
を取得する検索手段と、前記検索結果から得られるデバ
イスの情報を前記論理デバイスデータに保存する保存手
段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、本出願の第2の発明は、ネットワー
ク上のデバイスを検索するデバイス検索クライアントで
あって、複数の属性データから成る検索条件を入力する
入力手段と、前記入力手段で入力された検索条件の中か
ら、所定の属性データから成る検索条件を抽出する抽出
手段と、前記抽出手段により抽出された検索条件を前記
ネットワーク上の検索サーバに送信してその検索結果を
取得する検索手段と、前記検索手段の検索結果より得ら
れるデバイスについて、前記入力手段で入力された検索
条件の属性データごとに一致するか否かを判定する判定
手段と、各デバイスについて一致した属性データから検
索条件を生成して記憶する記憶手段と、前記記憶手段で
記憶した検索条件を前記入力手段に入力する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】また、本出願の第3の発明は、ネットワー
ク上のデバイスを検索するデバイス検索方法であって、
複数の属性データから成る検索条件を入力する入力工程
と、前記入力工程で入力された検索条件の中から、所定
の属性データから成る検索条件を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された検索条件を前記ネットワ
ーク上の検索サーバに送信してその検索結果を取得する
検索工程と、前記検索結果から得られるデバイスの情報
を論理デバイスデータに保存する保存工程とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】また、本出願の第4の発明は、ネットワー
ク上のデバイスを検索するデバイス検索方法であって、
複数の属性データから成る検索条件を入力する入力工程
と、前記入力工程で入力された検索条件の中から、所定
の属性データから成る検索条件を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された検索条件を前記ネットワ
ーク上の検索サーバに送信してその検索結果を取得する
検索工程と、前記検索工程の検索結果より得られるデバ
イスについて、前記入力工程で入力された検索条件の属
性データごとに一致するか否かを判定する判定工程と、
各デバイスについて一致した属性データから検索条件を
生成して記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶した
検索条件を前記入力工程に入力する工程とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】また、本出願の第5の発明は、ネットワー
ク上のデバイスを検索するプログラムコードを格納した
コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、複数の属性
データから成る検索条件を入力する入力工程と、前記入
力工程で入力された検索条件の中から、所定の属性デー
タから成る検索条件を抽出する抽出工程と、前記抽出工
程により抽出された検索条件を前記ネットワーク上の検
索サーバに送信してその検索結果を取得する検索工程
と、前記検索結果から得られるデバイスの情報を論理デ
バイスデータに保存する保存工程とを実行するためのプ
ログラムコードを格納したことを特徴とするコンピュー
タ読取可能な記憶媒体である。
【0010】また、本出願の第6の発明は、ネットワー
ク上のデバイスを検索するプログラムコードを格納した
コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、複数の属性
データから成る検索条件を入力する入力工程と、前記入
力工程で入力された検索条件の中から、所定の属性デー
タから成る検索条件を抽出する抽出工程と、前記抽出工
程により抽出された検索条件を前記ネットワーク上の検
索サーバに送信してその検索結果を取得する検索工程
と、前記検索工程の検索結果より得られるデバイスにつ
いて、前記入力工程で入力された検索条件の属性データ
ごとに一致するか否かを判定する判定工程と、各デバイ
スについて一致した属性データから検索条件を生成して
記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶した検索条件
を前記入力工程に入力する工程とを実行するプログラム
コードを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、ユ
ーザが望む属性を持つネットワークデバイスを容易に検
索するとともに、検索結果をユーザにわかりやすい形式
で表示するものである。特に、ユーザが携帯用コンピュ
ータを訪問先のネットワークに接続して印刷を行なうこ
とがたびたびあるような場合に有効である。詳細につい
ては、以下の説明で明らかになろう。
【0012】図1は、本実施形態のデバイス検索システ
ムが動作可能なネットワークの構成を示す図である。同
図において、101はカラープリンタ、102はMFP
(Multi Function Peripheral。コピー機であるが、ネ
ットワークプリンタとしても使用可能なもの。)、10
3および104はモノクロプリンタ、105はネットワ
ーク接続されたスキャナである。111および113
は、それぞれデスクトップ型コンピュータ(以下、PC
と称する)とノート型コンピュータ(以下、ノートPC
と称する)である。これらは、本実施形態のデバイス検
索クライアントのプログラムが実行可能であり、後述す
るようにデバイス検索サーバに対して所望の条件を満た
すデバイスの検索要求を発行するするとともに、その検
索結果を受信して表示画面上に表示する。以下、このデ
バイス検索クライアントのプログラムが実行可能なPC
111およびノートPC113を、それぞれ、デバイス
検索クライアント111、113と称する。112は、
本実施形態のデバイス検索サーバのプログラムが実行可
能なPCであり、後述するようにネットワークデバイス
101から105に関する情報(データベース)が格納
されており、デバイス検索クライアント111あるいは
113からのデバイス検索の問い合わせを受け付け、そ
の結果を返す。以下、このデバイス検索サーバのプログ
ラムが実行可能なPC112をデバイス検索サーバ11
2と称する。
【0013】これらのデバイスのうち、101、10
2、103、111、112および120は二階に設置
されており、104および105は一階に設置されてい
る。113はノートPCなので、現在は一階からLAN
100に接続しているが、その携帯性から取り外される
こともある。さらに、これらのデバイスを相互に接続す
るネットワーク100は、ファイアウォール120を介
してインターネット130に接続されており、インター
ネット130を介して他のネットワーク140とも接続
されている。
【0014】図2は、検索クライアント111、113
および検索サーバ112の構成の一例を示したブロック
図であり、これは汎用のパーソナルコンピュータと同様
の構成から成っている。同図において、200は、デバ
イス検索クライアントソフトウェアあるいはデバイス検
索サーバソフトウェア(以下、これらをまとめてデバイ
ス検索ソフトウェアと呼ぶ)が稼動するPC全体を表わ
しており、図1における111、112あるいは113
と同等である。PC200は、ROM202もしくはハ
ードディスク(HD)211に記憶された、あるいはフ
ロッピーディスクドライブ(FD)212より供給され
るデバイス検索ソフトウェアを実行するCPU201を
備え、システムバス204に接続される各デバイスを総
括的に制御する。203はRAMで、CPU201の主
メモリ、ワークエリア等として機能する。205はキー
ボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)
209や不図示のポインティングデバイス等からの指示
入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を
制御する。207はディスクコントローラ(DKC)
で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プロ
グラム等を記憶するハードディスク(HD)211およ
びフロッピーディスクコントローラ(FD)212との
アクセスを制御する。208はネットワークインタフェ
ースカード(NIC)で、LAN220を介して、ネッ
トワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他の
PCと双方向にデータをやりとりする。なお、LAN2
20は図1におけるLAN100と同じものである。
【0015】次に、デバイス検索サーバの構成と動作に
ついて説明する。図3は、検索サーバ112に格納され
ているネットワーク機器に関するデータベースの構造を
表形式で表現した図である。検索サーバ112におい
て、データベース300の情報は、物理的にはハードデ
ィスク211に格納されている。同図の表において、各
行がネットワークデバイス一台を表現している。各列
は、デバイスの名称(301)、プリンタのネットワー
クアドレス(302)、デバイスの機能種別を示すオブ
ジェクトクラス(303)、デバイスタイプ(30
4)、カラー印刷をサポートしているかどうか(30
5)、両面印刷をサポートしているかどうか(30
6)、ステープルをサポートしているかどうか(30
7)をそれぞれ表している。
【0016】ここで、オブジェクトクラス(ObjectClas
s)とは、デバイスの機能種別を示すものであり、例え
ば、デバイスがプリンタであれば、プリンタクラス(pr
inter)として登録される。また、あるデバイスが印刷
機能を持っていれば、例えばそのデバイスがMFPであ
ったとしても、プリンタクラスのデバイスとして登録さ
れても良い。一方、デバイスタイプとはデバイスの全体
的な機能を示すものであって、ここでは単体のプリンタ
とMFPとは区別される。305から307までの表記
において、1はサポートしていることを、0はサポート
していないことを示す。また、NAは、その属性に関する
情報が格納されていないことを示す。
【0017】図3に示されたデータについて例えば表の
一行目に登録されているデバイスを例にとって具体的に
解説すると、カラー君という名称のデバイスが、ネット
ワークアドレス192.168.16.131に存在し、そのデバイス
はプリント機能を持っていて、形態としては単体のプリ
ンタであり、属性としてカラー印刷とステープルをサポ
ートしているが、両面印刷の機能はサポートしていない
ことを示している。そして、本実施形態においては、図
3に示された1行目から5行目までのデバイスは、それ
ぞれ図1における101、102、103、104およ
び105に相当するものとする。なお、図3に示した情
報はあくまでも例であって、検索サーバ112に格納す
る情報としては、さらに設置場所などの附加情報もあっ
ても良いことは言うまでもない。
【0018】つぎにデバイス検索サーバ112の動作を
図4および図5のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、図4は、デバイス検索サーバ112の動作について
説明したフローチャートである。これら一連の処理の判
断と実行は、ハードウェア的にはデバイス検索サーバ内
部のCPU201によって行われる。デバイス検索サー
バ112が起動すると、まずステップS401にて、デ
バイス検索クライアントからデバイス検索要求を受け付
けるための受信ポートをオープンする。この操作によ
り、デバイス検索クライアントからの検索要求を受信し
た時には、オペレーティングシステムが受信イベントを
発行し、検索要求の受信がプログラムに通知される。次
にステップS402に進み、オペレーティングシステム
から何らかのイベントが通知されるまで待つ。何らかの
イベントが通知されたら、そのイベントを取得して次の
ステップに進む。次のステップS403では、ステップ
S402で取得したイベントが、ユーザによるシステム
シャットダウンイベントであるかどうかを判断する。も
しシャットダウンイベントであった場合には、ステップ
S408にて受信ポートをクローズした後、プログラム
を終了する。一方、ステップS403で、シャットダウ
ンイベントではないと判断された場合には、ステップS
404に進み、デバイス検索クライアントからの問い合
わせ受信イベントであるかどうかを判断する。もし、問
い合わせ受信イベントである場合には、ステップS40
5に進み、該イベントで取得した検索条件と図3に示し
たデータベースとを照らし合わせて適切なデバイスを選
び出す。続くステップS406にて、ステップS405
で得た検索結果をデバイス検索クライアントに対して返
信する。一方、ステップS407で問い合わせ受信イベ
ントではないと判断された場合にはステップS407に
進み、シャットダウンイベントあるいは問い合わせ受信
イベント以外の処理、例えば表示画面の更新などを行な
う。
【0019】図5は、図4におけるステップS405の
データベース検索動作をより詳しく説明するフローチャ
ートである。全体について簡単に概略を説明すると、本
実施形態のデータベース検索ステップでは、デバイス検
索クライアントが複数の検索条件を指定してきた場合、
それらの検索条件をひとつずつ処理する方式を採用して
いる。それがステップS501からそのNO判断を経由
して再びステップS501に戻る外側のループである。
ステップS504からそのNO判断から出て再びステッ
プS504に戻る内側のループは、検索条件ひとつにつ
いて、データベースの全ての登録情報を走査するための
ものである。以下、ステップひとつ毎に詳細に説明す
る。データベース検索動作においては、ステップS50
1で全ての検索条件を処理し終わったかどうかを判断す
る。もし全ての条件を処理し終わった場合には、ステッ
プS502に進み、検索結果を上位プログラムに返す。
一方、ステップS501において全ての検索条件を処理
し終えていないと判断された場合にはステップS503
に進み、デバイス検索クライアントから受信した情報の
中から検索条件をひとつ取り出す。
【0020】次にステップS504に進み、図3で説明
したネットワークデバイスに関するデータベース300
を全て走査し終えたかどうかを判断する。走査が終わっ
たと判断された場合には、ステップS501に戻って、
次の検索条件の処理を行なう。一方、ステップS504
でデータベース300の走査が終わっていないと判断さ
れた場合には、ステップS505に進む。ステップS5
05では、データベース300のうちからデバイスひと
つ分のデータを取り出す。続くステップS506で、ス
テップS505で取り出したデータが検索条件に合致し
ているかどうかを判断する。もし条件に合致している場
合にはステップS507に進む。一方、ステップS50
6でステップS505で取り出したデータが検索条件に
合致してないと判断された場合にはステップS504に
戻り、データベース300に登録されている次のデバイ
ス情報について処理を続ける。ステップS507では、
ステップS506で検索条件に合致したと判断されたデ
バイスの情報のうち、デバイス名称301とネットワー
クアドレス302、デバイスタイプ304、カラー30
5、両面印刷306ならびにステープル307を取り出
し、続くステップS508で検索結果に追加する。ステ
ップS508の処理が終了したら、ステップS504に
戻って次のデータの走査を続ける。
【0021】以下、本実施形態では、クライアントが、
検索条件として、「オブジェクトクラスがプリンタであ
るデバイス」を要求した場合を想定して説明する。この
検索条件により、データベース300について検索を行
なった検索結果を図6に示す。同図において、検索結果
600には、オブジェクトクラスが「プリンタ」である
という条件に合致したデバイスは4台あり、それぞれに
ついてデバイス名称601、ネットワークアドレス60
2、デバイスタイプ603、カラー機能のありなし60
4、両面印刷機能のありなし605ならびにステープル
機能のありなし606の情報が示されている。
【0022】次に、デバイス検索クライアントの動作に
ついて説明する。図7は、デバイスの検索を行なう前
の、クライアントの画面表示の一例を示す図である。同
図において、ウィンドウ700の中に、各種の情報が表
示されている。701は検索メニューであり、ユーザが
キーボード209または不図示のポインティングデバイ
スでこのメニューを選択することにより、デバイス検索
サーバに対して条件に合致するデバイスが存在するか否
かの問合わせを行う。702は新規追加メニューであ
り、ユーザがこのメニューを選択することにより不図示
のダイアログが表示され、そこで所望の検索条件を入力
する。そして入力した検索条件に対応した新しい検索ア
イコンが作成され、カラム703に表示される。図7の
例で、703に表示されているアイコンがプリンタの形
をしているのは、検索条件としてオブジェクトクラスが
プリンタであることを示し、アイコン上にクエスチョン
マークが表示されているのは、その条件に合致するデバ
イスがネットワーク上に存在するかどうかは、まだ不明
であることを示す。704は、デバイスの状態を示すカ
ラム、706はデバイスのアドレスを示すカラムであ
り、ともにまだ不明であることが表示されている。70
5は、入力した検索条件のうちデバイスの属性に関する
ものが表示されている。
【0023】図8は、図7の表示画面において指定した
検索条件およびデバイス検索サーバへの問い合わせるた
めの検索条件データを記憶した条件テーブルの一例を示
した図である。ユーザにより検索条件が入力されると、
条件名C1(801)に対応して条件式(802)が作
成される。条件式802は、IETFが発行するRFC
1960の規定に基づいた記法を用いて条件を表わした
例を示しており、オブジェクトクラスがプリンタ(1行
目)であり、属性としてカラー印刷可能(2行目)、両
面印刷可能(3行目)、ステープル可能(4行目)なデ
バイスが指定されている。803はデバイス検索サーバ
への問い合わせる検索条件データを示している。デバイ
ス検索クライアントの動作について後述するように、サ
ーバに問い合わせる条件として、検索条件の中からオブ
ジェクトクラスに関するものだけを抽出して問い合わせ
るため、オブジェクトクラスがプリンタであるという条
件だけが示されている。図8で示した検索条件データ
は、ハードディスク211に格納される。
【0024】図9は、デバイス検索クライアント111
および113の動作を示すフローチャートである。尚、
デバイス検索サーバ112の上でデバイス検索クライア
ントのプログラムを実行させることもできる。まず、デ
バイス検索クライアントのプログラムの概略動作につい
て説明すると、システムが終了するまで、イベントを待
ち、イベントが生じたらそのイベントについての処理を
行うイベント駆動型のプログラムとして動作する。主な
イベントとしては、システム終了イベント、デバイス検
索要求イベント、デバイス検索結果受信イベントであ
る。以下、個別のステップについて詳細に説明する。
【0025】検索クライアントが起動すると、まずステ
ップS901でイベントが発生するまで待つ。イベント
が発生したら、そのイベントを取得してステップS90
2に進む。ステップS902では、ステップS901で
取得したイベントが、ユーザがキーボード209あるい
は不図示のポインティングデバイスを用いてシステム終
了のコマンドを発行したものであるかどうかを判定す
る。もしユーザが終了コマンドを発行したと判定した場
合には、プログラムを終了する。一方、ステップS90
2において終了コマンドの発行イベントではないと判定
した場合には、ステップS903に進む。ステップS9
03では、ステップS901で取得したイベントが、ユ
ーザが検索メニュー701を選択することによって、デ
バイス検索コマンドを発行したことによるものであるか
どうかを判定する。もしデバイス検索コマンドの発行に
よるイベントであった場合にはステップS904に進
み、デバイス検索サーバ112に対してデバイス検索要
求を送信する。一方、ステップS903において、イベ
ントがデバイス検索コマンドを発行したことによるもの
ではないと判断された場合にはステップS905に進
む。ステップS905では、ステップS901で取得し
たイベントが、ステップS904で送信したデバイス検
索要求の送信に対するデバイス検索サーバ112からの
検索結果の返答受信によるイベントであるかどうかを判
断する。もし、返答の受信によるものであると判断され
た場合には、ステップS906に進み、受信した検索結
果をウィンドウ700に表示する。さらに、ウインドウ
700に表示したデバイスの属性データを論理デバイス
として保存し、さらに検索条件を更新する処理を行う
(詳細については、図11を用いて後述する)。ステッ
プS906の処理が終了したら、ステップS901に戻
って次のイベントを待つ。
【0026】一方、ステップS905において返答受信
によるイベントではないと判断された場合には、ステッ
プS907に進み、その他の処理を行う。その他の処理
とは、例えばプログラム起動時やユーザが画面をウィン
ドウを移動させた場合などに、画面を再描画すること等
である。ステップS907の処理が終了したら、ステッ
プS901に戻って次のイベントを待つ。
【0027】図10は、図9のフローチャートのうち、
検索要求動作S904について詳しく説明したフローチ
ャートである。まず、ステップS1001において、R
AM203にアクセスして、図8で説明したようにあら
かじめ記憶しておいた検索条件を取得する。続くステッ
プS1002において、その検索条件の中からオブジェ
クトクラスに関する条件だけを抽出して検索サーバ11
2に送信し、ネットワークデバイスの検索を要求する。
【0028】なお、デバイス検索サーバのアドレスは、
本実施形態では例えばユーザがキーボード209を用い
て入力した値をハードディスク211に書き出してお
き、それを読み込むなどしてあらかじめわかっているも
のとするが、それに限定されるものではない。他の方法
としては、例えばプログラミング言語Lindaにおけるタ
プルスペースのような手法を用いて、ネットワークから
取得しても良い。プログラム言語Lindaについては、各
種の論文や解説書があるが、例えば、「D. Gelernter
著、"Generative Communication in Linda", ACM Trans
actions on Programming Languages and Systems, volu
me7, number1, pp80--112, 1985年」等に開示されてい
る。
【0029】図11は、図9のフローチャートのうち、
検索結果表示動作S906について詳しく説明したフロ
ーチャートである。検索結果表示動作においては、ステ
ップS1101において、受信した検索結果を調べて、
ハードディスク211に一時的に記憶しておいた検索条
件に完全に一致したデバイスがあったかどうかを判断す
る。もし条件に完全に一致したデバイスがひとつでもあ
った場合にはステップS1102に進む。ステップS1
102ではCRTC206を操作して画面を書き換え、
不図示のダイアログボックス等を表示し完全一致であっ
た旨を表示する。続くステップS1103では、完全一
致であったことを記憶しておくために、完全一致かどう
かを示す一時変数fExistにTRUEを代入しておく。ステッ
プS1103の処理を終了したらステップS1106に
進む。一方、ステップS1101において、条件に完全
に一致したデバイスがひとつもない場合にあはステップ
S1104に進む。ステップS1104では、CRTC
206を操作して不図示のダイアログボックス等を表示
し、不完全一致であった旨を表示する。続くステップS
1105では、不完全一致であったことを記憶しておく
ために、一時変数fExistにFALSEを代入しておく。ステ
ップS1105の処理を終了したら、ステップS110
6に合流する。
【0030】ステップS1106からそのNO判断を経
由して再びステップS1106に戻るループは、受信し
た検索結果(図6で示した検索結果600)に含まれる
全てのデバイス情報をひとつずつ順に処理(検索条件満
足か否かの判断、表示等)するためのループである。ス
テップS1106では、受信した検索結果に含まれる全
てのデバイス情報を処理し終わったかどうかを判断す
る。もし全て処理し終わったと判断された場合には、全
体の処理を終了する。一方、ステップS1106におい
て、まだ受信した全情報を処理し終わっていないと判断
された場合にはステップS1107に進み、受信したひ
とつ以上のデバイス情報の中から、情報をひとつ取り出
す。続くステップS1108では、先ほどのステップS
1103あるいステップS1105で代入したfExistの
値がTRUEかFALSEかによって処理を分ける。fExistがTRU
E、つまり条件に完全一致するデバイスがあった場合に
はステップS1109に進む。受信したデバイス情報の
中には検索条件に完全に一致していないものもあるの
で、条件に完全に一致するデバイス情報のみを選り分け
る。その選別を行うのがステップS1109である。ス
テップS1109では、ステップS1107で取得した
デバイス情報がハードディスク211に記憶しておいた
検索条件802を完全に満たしているかどうかを判断す
る。完全に一致していない場合はステップS1106に
戻り、完全に満たしている場合にはステップS1110
に進む。ステップS1110では、CRTC206を制
御してウインドウ700を書き換え、検索結果により得
られたデバイスの情報を表示する。ステップS1110
の処理を終了したら、ステップS1114に進む。
【0031】さて、ステップS1108において、fExi
stがFALSEであった場合の処理について以下に説明す
る。S1108においてfExistがFALSEであった場合に
は、ステップS1111に進む。この場合、受信した検
索結果の中には、オブジェクトクラスが合致していると
いうことを除いて検索条件801に全く合致しないデバ
イスや部分的に合致しているデバイス等、様々なデバイ
ス情報が含まれている。ユーザには、それらの情報の中
から、なるべく重要な情報のみを選別して表示する方が
望ましい。そのための判別を行うのがステップS111
1である。ここでは、指定した3つの検索条件(カラー
あり、両面あり、ステープルあり)のうち、2つ以上の
条件に合致したもの、すなわちN個の条件のうちN−1
個の条件が一致していれば、「ある基準以上合致」と判
断する。また、N−2個あるいはN−3個等、一致条件
の基準を適宜設定してもよいことは言うまでもない。
【0032】ステップS1111においては、ステップ
S1107で取得したデバイス情報がハードディスク2
11に記憶しておいた検索条件801の3つの属性(カ
ラーあり、両面あり、ステープルあり)のうち、2つ以
上の属性を満たしているかどうかを判断する。もし2つ
以上の属性を満たしていると判断された場合には、ステ
ップS1112に進む。ステップS1112では、満た
していなかった属性を調べる。続くステップS1113
では、CRTC206を制御して画面を更新し、ステッ
プS1112で調べた満たしていない条件とともにデバ
イスの情報を表示し、ステップS1114に進む。一方
ステップS1111で、2つ以上の属性を満たしていな
かったと判断された場合には、ステップS1106に戻
る。
【0033】ステップS1114では、ステップS11
10あるいはステップS1113で表示処理を終えたデ
バイスに関する属性データを、ハードディスク211に
論理デバイスデータとして保存する。この論理デバイス
データは、例えば後述する図14および図15に示すよ
うな形式をもって保存される。この論理デバイスデータ
は、デバイスに関する情報(IPアドレスやドライバ情
報等)を記憶したものであり、ユーザは、この論理デバ
イスデータを用いて印刷等のデバイスのサービスを実行
する。例えば、UNIX(TM)オペレーションシステ
ムのprintcapファイル(プリント用常駐プログ
ラムとしてのlpdプログラムが印刷ジョブを実行する
際に参照するプリンタ管理用ファイル)やマイクロソフ
ト社のオペレーティングシステムWindows98
(TM)のプリンタアイコンがこれに相当する。その
後、ステップS1115では、処理中のデバイスの属性
データから検索条件を抽出し、ハードディスク211内
の検索条件テーブルに同一の条件が無ければ、新たな検
索条件として検索条件テーブルに追加する。尚、同一の
論理デバイスデータが既に保存されている場合には、新
たな保存は行わない。ステップS1115の処理を終了
するとステップS1106に戻る。
【0034】図12は、検索操作を終了した後の、デバ
イス検索クライアントの画面表示の一例を示す図であ
る。同図の例では、オブジェクトクラスがプリンタで、
カラー印刷機能あり、かつ、両面印刷機能あり、かつ、
ステープル機能ありを検索条件としてデバイスの検索を
行った結果を示している。表示、条件に完全に一致する
デバイスが表示されるエリア708と、条件に完全に一
致しないが条件に近しいデバイスが表示されるエリア7
09とに大きく分かれる。この例では、条件に完全に一
致するデバイスが無かったので、708のエリアのデバ
イスフィールド703のアイコンには、完全一致のデバ
イスが無かったことを示す×マークが表示される。70
4〜706のフィールドは、検索実行前と同じ表示とな
っている。
【0035】709のエリアには、検索条件に近しいデ
バイスとして、デバイス名称が「カラー君」と「2階高
速機」であるデバイスが表示されている。状態フィール
ド704には、検索結果からネットワークアドレスが取
得できた場合に、使用可能と表示する。詳細フィールド
705には、検索条件に一致したデバイスの属性が表示
され、満足しなかった属性が括弧つきで表示される。ア
ドレスフィールド706には、デバイスのIPアドレス
が表示される。
【0036】図13は、デバイスの検索終了後、条件テ
ーブルが更新された状態を示す図である。検索終了以前
の状態を示した図8と比較して条件C2とC3が追加さ
れている。この条件C2、C3は、検索されたデバイス
「カラー君」、「2階高速機」の属性データから抽出し
たものであり、それぞれ、オブジェクトクラスがプリン
タ、かつ、カラー印刷可能、かつ、ステープル可能なデ
バイスと、オブジェクトクラスがプリンタ、かつ、両面
印刷可能、かつ、ステープル可能なデバイスとが追加さ
れている。
【0037】図14および図15は、検索クライアント
111および113が保持する論理デバイスデータを格
納したテーブルを示した図である。この例は、オブジェ
クトクラスが「プリンタ」であるデバイスに関するテー
ブル(以下、プリンタテーブルと称する)であり、ステ
ップS114でハードディスク211に保持されたもの
である。図14は検索を行う前のプリンタテーブルの状
態を示しており、デバイス名称1401、ネットワーク
アドレス1402、デバイスタイプ1403、および、
各属性1404〜1406が一組のデータとして保持さ
れている。ここで、各属性データの値は、「1」で該属
性有りを、「0」で該属性無しを表わしている。この例
では、デバイス名称が「高速カラー機」というデバイス
の情報を保持しているので、ユーザは検索をすることな
く「高速カラー機」に対して印刷等の処理を行うことが
できる。図15は検索を終了した後のプリンタテーブル
の状態を示しており、新たにデバイス名称が「カラー
君」と「2階高速機」であるデバイスが追加されてい
る。ユーザは以降、検索することなくこれらのデバイス
を使用することが可能となる。
【0038】尚、この例では、オブジェクトクラスが
「プリンタ」であるデバイスの論理デバイスデータにつ
いて説明したが、オブジェクトクラスが他の種類、例え
ば「スキャナ」や「ファクシミリ」等のデバイスの論理
デバイスデータのテーブルについても、それぞれ別個に
作成・保持される。図16は、検索実行後、新たに検索
を実行する前のデバイス検索クライアントの画面表示例
である。図13で示した条件テーブルの条件C2とC3
に対応した2つの検索条件が追加されており、ユーザが
新たに条件を入力する手間が省かれることになる。
【0039】このように本実施形態によれば、ユーザが
指定する条件のすべてを満足するデバイスおよび一部の
条件を満足する近しいデバイスの属性データを論理デバ
イスとして保存することにより、以降、検索を行うこと
なくデバイスを使用することが可能となる。さらに、ユ
ーザが指定する条件のすべてを満足するデバイスが発見
されなかった場合でも、一部の条件を満足する近しいデ
バイスから検索条件を抽出して記憶することで、以降、
検索条件の入力の手間を省くことが可能となる。
【0040】また、本発明に係るネットワークデバイス
制御プログラムは、外部からインストールされるプログ
ラムによって、PC200によって遂行されても良い。
その場合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュ
メモリやフロッピーディスクなどの記憶媒体により、あ
るいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを
介して、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群を
PC200上にロードすることにより、PC200に供
給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0041】図17は、本実施形態におけるプログラム
か格納された記憶媒体のメモリマップの一例であり、こ
こでは記憶媒体としてCD−ROMを想定している。9
999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降
のインストールプログラムを記憶してある領域9998
およびネットワークデバイス制御プログラムを記憶して
ある領域9997の位置を示している。9998は、イ
ンストールプログラムを記憶してある領域である。99
97は、ネットワークデバイス制御プログラムを記憶し
てある領域である。本発明のネットワーク制御プログラ
ムがPC200にインストールされる際には、まずイン
ストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶
されているインストールプログラムがシステムにロード
され、CPU201によって実行される。次に、CPU
201によって実行されるインストールプログラムが、
ネットワークデバイス制御プログラムを記憶してある領
域9997からネットワークデバイス制御プログラムを
読み出して、ハードディスク211に格納する。
【0042】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)か
ら構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、
ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
【0043】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行す
ることによっても、本発明の目的が達成されることは言
うまでもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。プログラムコードを供給す
るための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0045】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0046】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現
され得る。
【0047】なお、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信
ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合
にも適用できることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1およ
び第3発明によれば、検索結果を表示後、表示したデバ
イスを論理デバイスデータとして保持することにより、
一度検索されたデバイスは新たに検索することなく、操
作を行うことが可能となる。これは、クライアントが携
帯端末やノートPC等のモバイル端末である場合であっ
て、頻繁に訪問する訪問先などで大きな効果を発揮し、
訪問のたびに検索する手間を省くことが可能となる。
【0049】また、本出願の第2および第4の発明によ
れば、検索結果を表示後、表示したデバイスから検索条
件データを抽出したものを保持し、ユーザが再検索を行
う場合に新たに検索条件を入力する手間を省くことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のネットワークデバイス検索システ
ムが動作可能なネットワークの構成を示す図。
【図2】デバイス検索サーバおよびデバイス検索クライ
アントの構成の一例を示したブロック図。
【図3】デバイス検索サーバが持つデバイス情報の一例
を示す図。
【図4】デバイス検索サーバの動作を示すフローチャー
トである。
【図5】デバイス検索サーバのデータベース検索動作を
示すフローチャートである。
【図6】デバイス検索サーバが出力する検索結果の一例
を示す図。
【図7】デバイス検索前の時点におけるデバイス検索ク
ライアントの画面表示の一例を示す図。
【図8】デバイス検索クライアントに一時的に保持され
ている検索条件ならびに問い合わせ条件の一例を示す
図。
【図9】デバイス検索クライアントの動作を示すフロー
チャートである。
【図10】デバイス検索クライアントの検索要求動作を
示すフローチャートである。
【図11】デバイス検索クライアントの検索結果表示動
作を示すフローチャートである。
【図12】デバイス検索クライアントの画面表示の一例
を示す図である。
【図13】デバイス検索クライアントに保持されている
検索条件テーブルの一例を示す図である。
【図14】デバイス検索クライアントに保持されている
論理プリンタテーブル(検索前)の一例を示す図であ
る。
【図15】デバイス検索クライアントに保持されている
論理プリンタテーブル(検索後)の一例を示す図であ
る。
【図16】デバイス検索クライアントの画面表示(検索
実行後)の一例を示す図である。
【図17】本実施形態のデバイス検索ソフトウェアの記
憶媒体におけるメモリマップを示す図である。
【符号の説明】 100 LAN 101 カラープリンタ 102 MFP 103 モノクロプリンタ 104 モノクロプリンタ 105 スキャナ 111 デバイス検索クライアント(デスクトップP
C) 112 デバイス検索サーバ 113 デバイス検索クライアント(ノートPC) 120 ファイアウォール 130 インターネット 140 他のネットワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 HC05 5B075 ND20 NK46 PP03 PP23 PQ02 PQ05 PQ46 PQ62 5B089 GA11 GA21 GB02 JA36 JB22 KA03 KB06 KC44 KC53 5K034 AA07 AA17 BB03 FF01 FF11 FF13 FF15 FF18 FF19 HH01 HH12 HH14 HH17 HH26 MM39 NN04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のデバイスを検索するデ
    バイス検索クライアントであって、前記デバイスを使用
    する際に参照する論理デバイスデータと、複数の属性デ
    ータから成る検索条件を入力する入力手段と、前記入力
    手段で入力された検索条件の中から、所定の属性データ
    から成る検索条件を抽出する抽出手段と、前記抽出手段
    により抽出された検索条件を前記ネットワーク上の検索
    サーバに送信してその検索結果を取得する検索手段と、
    前記検索結果から得られるデバイスの情報を前記論理デ
    バイスデータに保存する保存手段とを備えたことを特徴
    とするデバイス検索クライアント。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上のデバイスを検索するデ
    バイス検索クライアントであって、複数の属性データか
    ら成る検索条件を入力する入力手段と、前記入力手段で
    入力された検索条件の中から、所定の属性データから成
    る検索条件を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により
    抽出された検索条件を前記ネットワーク上の検索サーバ
    に送信してその検索結果を取得する検索手段と、前記検
    索手段の検索結果より得られるデバイスについて、前記
    入力手段で入力された検索条件の属性データごとに一致
    するか否かを判定する判定手段と、各デバイスについて
    一致した属性データから検索条件を生成して記憶する記
    憶手段と、前記記憶手段で記憶した検索条件を前記入力
    手段に入力する手段とを備えたことを特徴とするデバイ
    ス検索クライアント。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上のデバイスを検索するデ
    バイス検索方法であって、複数の属性データから成る検
    索条件を入力する入力工程と、前記入力工程で入力され
    た検索条件の中から、所定の属性データから成る検索条
    件を抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出され
    た検索条件を前記ネットワーク上の検索サーバに送信し
    てその検索結果を取得する検索工程と、前記検索結果か
    ら得られるデバイスの情報を論理デバイスデータに保存
    する保存工程とを備えたことを特徴とするデバイス検索
    方法。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上のデバイスを検索するデ
    バイス検索方法であって、複数の属性データから成る検
    索条件を入力する入力工程と、前記入力工程で入力され
    た検索条件の中から、所定の属性データから成る検索条
    件を抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出され
    た検索条件を前記ネットワーク上の検索サーバに送信し
    てその検索結果を取得する検索工程と、前記検索工程の
    検索結果より得られるデバイスについて、前記入力工程
    で入力された検索条件の属性データごとに一致するか否
    かを判定する判定工程と、各デバイスについて一致した
    属性データから検索条件を生成して記憶する記憶工程
    と、前記記憶工程で記憶した検索条件を前記入力工程に
    入力する工程とを備えたことを特徴とするデバイス検索
    クライアント。
  5. 【請求項5】 ネットワーク上のデバイスを検索するプ
    ログラムコードを格納したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体であって、複数の属性データから成る検索条件を入
    力する入力工程と、前記入力工程で入力された検索条件
    の中から、所定の属性データから成る検索条件を抽出す
    る抽出工程と、前記抽出工程により抽出された検索条件
    を前記ネットワーク上の検索サーバに送信してその検索
    結果を取得する検索工程と、前記検索結果から得られる
    デバイスの情報を論理デバイスデータに保存する保存工
    程とを実行するためのプログラムコードを格納したこと
    を特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上のデバイスを検索するプ
    ログラムコードを格納したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体であって、複数の属性データから成る検索条件を入
    力する入力工程と、前記入力工程で入力された検索条件
    の中から、所定の属性データから成る検索条件を抽出す
    る抽出工程と、前記抽出工程により抽出された検索条件
    を前記ネットワーク上の検索サーバに送信してその検索
    結果を取得する検索工程と、前記検索工程の検索結果よ
    り得られるデバイスについて、前記入力工程で入力され
    た検索条件の属性データごとに一致するか否かを判定す
    る判定工程と、各デバイスについて一致した属性データ
    から検索条件を生成して記憶する記憶工程と、前記記憶
    工程で記憶した検索条件を前記入力工程に入力する工程
    とを実行するプログラムコードを格納したことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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