JP3570997B2 - 通信システム、電話交換機及び通信装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話回線を用いた通信システム、電話交換機及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子交換機を用いた電話交換システムにおいて、電話端末で利用する電話交換システムのサービス機能及び操作方法の説明を、交換機から音声メッセージによりユーザーに伝える方法がある。
また電話端末においては、サービス機能を実行する為の操作キーはサービス機能に対応する専用の操作キーではなく、ダイヤル用の操作キー等の他の操作キーと兼用とすることで、使用頻度の少ない操作キーの数を減らしている。
【0003】
例えば交換機に録音されている伝言メッセージを聞く場合に伝言メッセージサービス番号をダイヤル後、交換機の音声メッセージによるサービス説明および操作説明を聞き、再生する場合はダイヤル操作キーの「#」及び「1」を押下するという具合である。
しかし、この従来技術には、電話端末がコードレス電話の場合は通常、電話機本体をユーザーの耳に当てており、サービス機能を実行する為に操作キーを押下操作する時は一旦電話機を耳から離さなければならず、その間交換機からの音声メッセージによる説明は聞き取れないという問題がある。
【0004】
これを解決する方法として、コードレス電話機にイヤホンを取り付ける方法やハンズフリーにより電話機本体を耳から離しても音声メッセージを聞きながら操作可能とする方法があるが、イヤホンを装着するわずらわしさや、事務所内のようにハンズフリー機能では周りの人に迷惑を掛ける場合が考えられる。またサービス機能に対応する操作キーを専用に用意して電話機本体を耳に装着したままでも手探りで操作できるようにする方法もあるが昨今の端末の小型化と多機能化およびコストダウンには不適当である。
【0005】
一方、携帯電話機等の通信装置の利便性を向上させるために、操作キーに種々の操作機能を設定可能にした通信装置が開発されている。
例えば、特開2000−174923号公報、特開2000−253450号公報、特開2000−278385号公報、特開平7−240772号公報には、モードキーに利用モードを対応付けて使用可能にした携帯電話等の通信装置が開示されている。
また、特開平7−115468号公報には、レジューム機能を有し、目的とするサービス画面とサービス状態から直ちにサービスを開始できるようにしたマルチレジュームサービス方法が開示されている。
【0006】
しかしながら、特開2000−174923号公報、特開2000−253450号公報、特開2000−278385号公報、特開平7−240772号公報に開示された発明は、通信装置に設けた記憶装置に、操作キーと当該操作キーの操作機能とを対応付けしたテーブルを記憶しておき、単に、前記テーブルを用いて各操作キーに所定の操作機能を設定可能にしているにすぎない。
各操作キーに設定した各機能を交換機等に通知して交換機に認識させる必要があるが、通信装置に設けられた操作キーを超える多数の操作機能を各操作キーに設定する場合には、通信装置から操作キーの設定内容を、逐一交換機等に通知する必要がある。したがって、操作機能の種類が多数になる場合には、通信装置から交換機等への通知処理および交換機における認識処理に多大な時間が必要になるという問題がある。
【0007】
一方、特開平7−115468号公報には、電話機のキー番号、データ識別子、タスク識別子を対応付けて記憶した管理テーブル40、蓄積画面テーブル60、画像表示情報データベースをコンピュータ30内に設け、サービス再開時に、画像表示情報データベースから出力情報をコンピュータ30から電話機1に送り、電話機の表示器12に再開画面を表示してサービスを開始するようにしている。しかしながら、この公報に記載された発明は、目的とするサービス画面とサービス状態から直ちにサービスを開始可能なレジューム機能を実現することを考慮したもので、操作キーに多数の操作機能を設定することを考慮したものではないため、画像情報をコンピュータ30から電話機へ送信する等、送信データが大きくなり、そのために処理が煩雑になるという問題がある。
【0008】
本発明は、簡単な処理で、操作キーに多数の操作機能を設定して使用できるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、サービス機能名及び操作キー名を対応付けたキーガイダンス情報を通信装置の表示手段に表示し、前記表示手段に表示された操作キー名に対応する前記通信装置の操作キーの操作に応答して該操作キー名に対応するサービスを交換機に対して要求する通信システムにおいて、
前記キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信し、交換機からサービス機能識別子を受信して前記サービス機能識別子に対応付けられたサービス機能名及び操作キー名を第1の記憶手段から読出し、前記読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示手段に表示する通信装置と、
前記通信装置から受信した前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を第2の記憶手段から読出して前記通信装置に送信し、前記通信装置から操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行う交換機とを備えて成ることを特徴とする通信システムが提供される。
【0010】
通信装置は、前記キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信し、交換機からサービス機能識別子を受信して前記サービス機能識別子に対応付けられたサービス機能名及び操作キー名を第1の記憶手段から読出し、前記読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示手段に表示する。
交換機は、前記通信装置から受信した前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を第2の記憶手段から読出して前記通信装置に送信し、前記通信手段から操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行う。
【0011】
ここで、前記通信装置は、キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信するメッセージ送信手段と、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、交換機からサービス機能識別子を受信し、前記第1の記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す読出手段と、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する表示手段とを有するように構成してもよい。
【0012】
また、前記交換機は、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記通信装置から前記サービス機能要求メッセージを受信して前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を前記通信装置に送信するサービス機能識別子送信手段と、操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行うサービス提供手段とを有するように構成してもよい。
また、前記第1、第2の記憶手段には、同一内容のサービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名が対応付けて記憶されているように構成してもよい。
また、前記通信装置は、携帯型無線通話装置であってもよい。
【0013】
また、本発明の通信装置は、サービス機能名及び操作キー名を対応付けたキーガイダンス情報を表示手段に表示し、前記表示手段に表示された操作キー名に対応する操作キーの操作に応答して該操作キー名に対応するサービスの要求を行う通信装置において、サービス機能要求メッセージを送信するメッセージ送信手段と、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する記憶手段と、サービス機能識別子を受信し、前記記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す読出手段と、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する表示手段とを有することを特徴としている。
【0014】
メッセージ送信手段はサービス機能要求メッセージを送信する。記憶手段には、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名が対応付けて記憶されている。読出手段は、サービス機能識別子を受信し、前記記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す。表示手段は、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する。
【0015】
記憶手段には、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名が対応付けて記憶されている。サービス機能識別子送信手段は、サービス機能要求メッセージを受信して前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を送出する。サービス提供手段は、操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行う。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る通信システム、電話交換機及び通信装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムのブロック図で、電話交換機システムの例を示している。電話交換機システム1は、構内コードレス電話機(PS)4の表示部の画面上にサービス機能毎の操作キーガイダンス表示を行う機能を有する構内電話交換機2および構内コードレス電話機4を備えている。
【0017】
図1において、電話交換機システム1は、構内コードレス電話機4の表示部にサービス機能毎のキーガイダンス表示を行わせる機能を有する構内電話交換機(PBX)2と、複数の無線基地局(CS)3と、その表示部にサービス機能毎のキーガイダンス表示を行う機能を有する複数のコードレス電話機(PS)4とから構成されている。電話交換機2には有線電話も収容可能であるが、ここでは省略して示している。
電話交換機2は複数の無線基地局3と有線で接続されており、無線基地局3を介して、複数のコードレス電話機4の回線交換制御を行う。
【0018】
図2は、電話交換機2の詳細ブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付している。図2に示すように、電話交換機2は、処理手段としての中央処理装置(CPU)6と第2の記憶手段としてのメモリ7を有する制御手段としての主制御部5と、回線制御部8とを備えている。
交換機2は、コードレス電話機4に送信したサービス機能識別子に対応するサービスを行うようにサービス機能を変更し、コードレス電話機4で操作した操作キーに対応するサービスを行うことができるように構成されている。即ち、ある時点におけるコードレス電話機4の操作キーの機能と、交換機2の機能とが同期するように構成されている。
【0019】
メモリ7には、コードレス電話機4の複数の操作キーに対応付けられたサービスを表す情報であるキーガイダンス情報、即ち、電話交換機サービス機能毎のキーガイダンスに対応するサービス機能識別子と、この時有効な電話機4側の操作キーの情報とが記憶されている。
回線制御部8は無線基地局3と交換機2を接続する有線回線を収容し、主制御部5の制御のもとに回線交換制御を行う。
【0020】
図4は、メモリ7に記憶されたキーガイダンス情報を示す図である。図4において、電話交換機サービス機能の一種である伝言応答機能として、サービス機能識別子1及びサービス機能識別子2の2つキーガイダンスがある。
サービス機能識別子1の有効操作キーは、コードレス電話機4の「1」、「2」、「3」の3つのダイヤル操作キーであり、前記各操作キーには、各々、「録音」、「再生」、「終了」が対応付けられている。サービス機能識別子2の有効操作キーは「1」、「2」、「3」、「4」、「5」の5つのダイヤル操作キーで、前記各操作キーには、「再生」、「中止」、「消去」、「次再生」、「戻る」が応付けられている。
【0021】
図3は、通信装置としてのコードレス電話機4の詳細ブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付している。図3に示すように、コードレス電話機4は、表示手段としての表示部9、処理手段としてのCPU10、無線手段としての無線部11、操作手段としての操作部12、音声入出力手段としてのスピーカやマイクを有する音声入出力部13及び第1の記憶手段としてのメモリ14を有しており、無線による電話機能を実現する。
【0022】
コードレス電話機4は、表示部9に操作キー名及び操作キー名に対応付けられたサービス機能名が表示された際に、前記操作キー名に対応する操作部の操作キーを操作することによって該サービス機能を選択することが可能になるように構成されている。これにより、ある時点におけるコードレス電話機4の操作キーの機能と、交換機2の機能とが同期するように構成されている。
尚、図示していないが、操作部13は周知のコードレス電話機と同一の操作キーを有しており、ダイヤルするための操作キーであるダイヤル操作キー「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」、及び、操作キー「#」、「*」を備えている。
【0023】
メモリ14には、メモリ7に記憶されたキーガイダンス情報と同一のキーガイダンス情報が記憶されており、即ち、図4に示す電話交換機サービス機能毎のキーガイダンス情報が記憶されており、電話交換機サービス機能を利用する際に交換機2から無線基地局3を介して受信したサービス機能識別子により、有効な操作キーとサービス機能名を対応付けて表示部9に表示することが可能である。
【0024】
図5は電話交換機システム1の処理を示す流れ図で、コードレス電話機4における処理は主にCPU10によって行われ又、交換機2における処理は主にCPU6によって行われる。
図6はコードレス電話機4の処理を説明するための図で、1a〜1dは、電話交換機システム1で使用可能なコードレス電話機4の表示部9における画面表示例を表している。
【0025】
以下、図1乃至図6を用いて、本発明に係る実施の形態の動作について詳細に説明する。尚、電話交換機システム1は、電話交換機サービス機能として不在転送機能、通話転送機能、伝言応答機能を有するものとする。コードレス電話機4は、この電話交換機サービス機能を利用可能であり、図6の表示画面1aのようなサービス機能メニューを表示する。ユーザーは、表示部9に表示されたメニューから、操作部12の操作キーを操作することによって、必要な機能を選択する。表示画面1aでは伝言応答機能を選択し実行するものとする。
【0026】
コードレス電話機4の表示部9に図6の表示画面1aが表示された状態で、操作部12の操作によって伝言応答機能が選択されると、コードレス電話機4では、交換機2に対して伝言応答機能を選択した旨の選択情報を、交換機2とコードレス電話機4間の制御情報であるサービス機能要求メッセージ1により送信する(図5のステップ1)。ここで、ステップ1はメッセージ送信手段を構成している。
【0027】
交換機2はサービス機能要求メッセージ1を受信し、コードレス電話機4に受付メッセージ2を送信する(ステップ2)。このとき、交換機2は受付メッセージ2の中にサービス機能識別子1を付加して送信すると共に、サービス機能識別子1を送信したことをメモリ7に記憶する。サービス機能識別子はコードレス電話機4が利用可能なサービス機能に対応した識別子であり、コードレス電話機4のメモリ14中には、この識別子に対応する有効な操作キー名と前記有効な操作キー名に対応付けられたサービス機能名の情報が格納されている。ここで、ステップ2はサービス機能識別子送信手段を構成している。
【0028】
コードレス電話機4は、受付メッセージ2及びその中のサービス機能識別子1を受信すると、メモリ14に記憶されたキーガイダンス情報(各々が対応付けて記憶されたサービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名)を読出し(読出手段を構成する。)、サービス機能識別子1に対応する表示として、表示画面1bで示される伝言応答機能ガイダンス1を表示部9に表示する(ステップ3)。ここで、ステップ3及び表示部9は表示手段を構成している。
【0029】
これにより、表示部9には、サービス機能識別子1に対応する表示として、サービス機能識別子1に対応付けられた有効な複数の操作キー名、及び、該各操作キー名に対応つけられたサービス機能名(表示画面1bでは、操作キー名「1」及びこれに対応付けられたサービス機能である「応答メッセージ録音」、操作キー「2」及びこれに対応付けられたサービス機能である「伝言メッセージ再生」、操作キー「3」及びこれに対応付けられたサービス機能である「終了」)の表示がなされる。また、機能選択を促す表示「「#」に続けて番号を入力」が表示される。
操作部12の操作キーのうち、表示部9に表示された操作キー名に対応する操作キーを操作することによって、交換機2に対して、該操作キー名に対応するサービス機能を要求することができる。
【0030】
表示画面1cは、ユーザーが表示画面1bのメニューより、操作キー「#」のあとに続けて操作キー「2」を操作して、操作キー「2」に対応付けられた「伝言メッセージ再生」を選択するための操作を行った場合の表示である。表示画面1cのように、操作キー「#」及び操作キー「2」を操作すると、コードレス電話機4は操作キー「#」及び操作キー「2」が操作されたことを表す操作情報(#+2)をキー入力メッセージ3として交換機2に送信する(ステップ4)。ここで、ステップ4は、サービス機能要求メッセージであると共に、交換機2に対してサービスを実行させる命令を兼ねている。
【0031】
交換機2は、キー入力メッセージ3を受信して、コードレス電話機4に受付メッセージ4を送信する(ステップ5)。このとき、受付メッセージ4の中にサービス機能識別子2を付加して送信すると共に、サービス機能識別子2を送信したことをメモリ7に記憶する。ここで、ステップ5はサービス機能識別子送信手段を構成している。
【0032】
コードレス電話機4は、サービス機能識別子2を含む受付メッセージ4を受信すると、メモリ14に記憶されたキーガイダンス情報(対応付けて記憶されたサービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名)を読出して(読出手段を構成する。)、サービス機能識別子2に対応する表示として、表示画面1dで示される伝言応答機能ガイダンス2を表示部9に表示する(ステップ6)。ここで、ステップ6及び表示部9は表示手段を構成している。
【0033】
表示部9には、サービス機能識別子2(伝言応答機能ガイダンス2)に対応する表示として、該サービス機能識別子2に対応付けられた有効な複数の操作キー名、及び、該各操作キー名に対応付けられたサービス機能名(表示画面1dでは、操作キー「1」及びこれに対応付けられたサービス機能名である「再生」、操作キー「2」及びこれに対応付けられたサービス機能名である「中止」、操作キー「3」及びこれに対応付けられたサービス機能名である「消去」、操作キー「4」及びこれに対応付けられたサービス機能名である「次再生」、操作キー「5」及びこれに対応付けられたサービス機能名である「戻る」)の表示がなされる。
【0034】
表示部9で表示した操作キー名は、操作キー対応付け手段(図示せず)によって操作部12の操作キーに対応付けられる。これにより、表示部9に表示された操作キー名に対応する名称の操作部9の操作キーを操作することにより、該操作キー名に対応付けられたサービス機能の要求が行われ、該サービス機能を実現できるようになる。
【0035】
ステップ5に続いて交換機2は、ステップ2でメモリ7に記憶したサービス機能識別子がサービス機能識別子1であることを判別し、キー入力メッセージ3が「伝言メッセージ再生」の命令を含むものであると判別して、伝言メッセージの再生信号を音声データ5としてコードレス電話機4に送信する(ステップ7)。即ち、メモリ7の記憶内容を参照して、操作キー名(ここでは「2」)を受信する直前に送信したサービス機能識別子(ここではサービス機能識別子1)に対応付けられた該操作キー名(ここでは「2」)に対応するサービス(ここでは、「伝言メッセージ再生」)を行う。
ここで、ステップ7は、通信装置から操作キー名を受信して、該操作キー名を受信する直前に送信したサービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行うサービス提供手段を構成している。
交換機2はサービス機能要求メッセージ1を受信し、コードレス電話機4に受付メッセージ2を送信する(ステップ2)。このとき、交換機2は受付メッセージ2の中にサービス機能識別子1を付加して送信すると共に、サービス機能識別子1を送信したことをメモリ7に記憶する。サービス機能識別子はコードレス電
【0036】
コードレス電話機4は音声データ5を受信して、音声入出力部13のスピーカから伝言メッセージとして音声出力する(ステップ8)。
ユーザーは、伝言メッセージを聞き終えると、操作キー「#」に続けて操作キー「5」を操作することによって、操作キー「5」に対応付けられた機能「戻る」を選択する。
コードレス電話機4は、操作キー「#」と「5」の操作情報を、サービス機能要求メッセージであるキー入力メッセージ6として交換機2に送信する(ステップ9)。
【0037】
交換機2はキー入力メッセージ6を受信すると、ステップ5でメモリ7に記憶したサービス機能識別子がサービス機能識別子2であることを判別して、キー入力メッセージ6が「戻る」の命令を含むものであると判別して、コードレス電話機4に受付メッセージ7を送信する(ステップ10)。このとき、コードレス電話機4を表示画面1dから表示画面1bに戻すために、受付メッセージ7の中にサービス機能識別子1を付加し送信すると共に、送信したサービス機能識別子がサービス機能識別子1であることをメモリ7に記憶する。ステップ10はサービス機能識別子送信手段を構成している。
【0038】
コードレス電話機4は受付メッセージ7を受信すると、サービス機能識別子1に対応した表示画面1bで示される伝言応答機能ガイダンス1を表示する(ステップ11)。
ユーザーは表示画面1bのメニューから、操作キー「#」に続けて操作キー「3」を操作することによって「終了」を選択する。コードレス電話機4は、操作キー「#」と「3」の操作情報をキー入力メッセージ8として交換機2に送信する(ステップ12)。ここで、ステップ12はメッセージ送信手段を構成している。
【0039】
キー入力メッセージ8を受信した交換機2は、メモリ7の記憶内容を参照して、ステップ10でコードレス電話機4に送信したサービス機能識別子がサービス機能識別子1であると判別すると共に、コードレス電話機4に受付メッセージ9を送信する(ステップ13)。尚、この場合は終了であるのでサービス機能識別子は付加しない。
コードレス電話機4は受付メッセージ9を受信すると、表示画面1aで示されるサービス機能メニューを表示する(ステップ14)。これにより、初期状態に戻る。
上記動作は、各コードレス電話機毎に行われる。
【0040】
以上述べたように、本発明の実施の形態に係る通信システムは、サービス機能名及び操作キー名を対応付けたキーガイダンス情報を通信装置の表示手段に表示し、前記表示手段に表示された操作キー名に対応する前記通信装置の操作キーの操作に応答して該操作キー名に対応するサービスを交換機に対して要求する通信システムにおいて、
キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信するメッセージ送信手段と、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、交換機からサービス機能識別子を受信し、前記第1の記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す読出手段と、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する表示手段と、前記表示手段で表示した操作キー名と操作手段の操作キーを対応付ける操作キー対応付け手段とを有する通信装置と、
サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記通信装置から前記サービス機能要求メッセージを受信して前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を前記通信装置に送信するサービス機能識別子送信手段と、前記第2の記憶手段の記憶内容を参照して、前記通信装置から操作キー名を受信して、該操作キー名を受信する直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行うサービス提供手段とを有する交換機とを備えている。
【0041】
したがって、コードレス電話機等の通信装置と交換機間で画像データを送信するような複雑な処理は不要なため、処理を簡単に行うことが可能になる。
また、通信システムのサービス機能が多様であっても、予め交換機側と通信装置側の各メモリに記憶するサービス機能毎の情報を、各サービスに対応させることにより柔軟に対応可能なシステムを構築できる。
また、ユーザーは電話交換機サービスを利用する際に、サービス機能ガイダンスを聞くためにコードレス電話機等の通信装置を耳に当てる必要が無いため、電話交換機のサービスを利用する際の操作性が向上する。
【0042】
また、ユーザーは電話交換機サービス機能が多機能であってもサービス機能案内を表示により確認可能であるので音声メッセージによるガイダンスの場合のように聞き逃すことなく、また繰り返し聞く必要も無くなるので利便性が向上する。
尚、前記実施の形態ではコードレス電話機の例で説明したが、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)等の携帯型無線通話装置や、有線電話機についても適用することが可能である。携帯型無線通話装置の場合には、小型で多機能な装置を構築できるため、特に有益である。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る通信システムによれば、簡単な処理で、通信装置の操作キーに多数の操作機能を設定して使用することが可能になる。
また、本発明に係る電話交換機によれば、簡単な処理で、通信装置の操作キーに多数の操作機能を設定することが可能になる。
また、本発明に係る通信装置によれば、簡単な処理で、操作キーに多数の操作機能を設定して使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電話交換のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコードレス電話機のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に使用するメモリに記憶されたキーガイダンス情報を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る通信システムの処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る電話機の処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・通信システムとしての電話交換機システム
2・・・電話交換機
3・・・無線基地局
4・・・通信装置としてのコードレス電話機
5・・・主制御部
6、10・・・CPU
7・・・第2の記憶手段としてのメモリ
8・・・回線制御部
9・・・表示手段としての表示部
11・・・無線部
12・・・操作手段としての操作部
13・・・音声入出力部
14・・・第1の記憶手段としてのメモリ

Claims (7)

  1. サービス機能名及び操作キー名を対応付けたキーガイダンス情報を通信装置の表示手段に表示し、前記表示手段に表示された操作キー名に対応する前記通信装置の操作キーの操作に応答して該操作キー名に対応するサービスを交換機に対して要求する通信システムにおいて、
    前記キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信し、交換機からサービス機能識別子を受信して前記サービス機能識別子に対応付けられたサービス機能名及び操作キー名を第1の記憶手段から読出し、前記読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示手段に表示する通信装置と、
    前記通信装置から受信した前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を第2の記憶手段から読出して前記通信装置に送信し、前記通信装置から操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行う交換機とを備えて成ることを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信装置は、キーガイダンス情報を要求するためのサービス機能要求メッセージを送信するメッセージ送信手段と、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、交換機からサービス機能識別子を受信し、前記第1の記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す読出手段と、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記交換機は、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記通信装置から前記サービス機能要求メッセージを受信して前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を前記通信装置に送信するサービス機能識別子送信手段と、操作キー名を受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行うサービス提供手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 前記第1、第2の記憶手段には、同一内容のサービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名が対応付けて記憶されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の通信システム。
  5. 前記通信装置は、携帯型無線通話装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の通信システム。
  6. サービス機能名及び操作キー名を対応付けたキーガイダンス情報を表示手段に表示し、前記表示手段に表示された操作キー名に対応する操作キーの操作に応答して該操作キー名に対応するサービスの要求を行う通信装置において、
    サービス機能要求メッセージを交換機に送信するメッセージ送信手段と、サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する記憶手段と、サービス機能識別子を前記交換機から受信し、前記記憶手段から該サービス機能識別子に対応するサービス機能名及び操作キー名を読出す読出手段と、前記読出手段で読出したサービス機能名及び操作キー名を対応付けて表示する表示手段とを有する通信装置。
  7. サービス機能識別子、サービス機能名及び操作キー名を対応付けて記憶する記憶手段と、サービス機能要求メッセージを通信装置から受信して前記サービス機能要求メッセージに対応するサービス機能識別子を前記通信装置に送出するサービス機能識別子送信手段と、操作キー名を前記通信装置から受信して、直前に送信した前記サービス機能識別子に対応付けられた該操作キー名に対応するサービスを行うサービス提供手段とを有することを特徴とする電話交換機。
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