JP4211666B2 - インターホン装置 - Google Patents

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本発明は、インターホン装置に関し、特に親機の電源部から給電を行うことで、子機が動作するようにしたものに関する。
上記のように、親機の電源部から給電を行うことで、子機側が動作するようにしたインターホン装置では、来訪者による子機側での釦操作や、居住者による親機側での釦操作などによって、待機状態から動作状態へと変化し、子機への通常動作のための給電が開始される。この際、図7で示すように、(a)の給電電圧が時刻t1から立ち上がりを開始し、時刻t2で規定の動作電圧に達する前の過渡期に、(b)のスピーカアンプへの給電電圧は時刻t3で動作レベル(音声出力可能なレベル)に達してしまう。このため、参照符号αで示すように、給電電圧に変動が生じると、(c)のスピーカ出力音声に、参照符号βで示すようなボツ音などの異音が発生してしまうという問題がある。
このボツ音によって、前記来訪者に不快感を与えたり、また居住者が不審な物音に気付くなどして、密かに外の様子を子機のカメラによって監視しようとしても、子機が動作していることを勘付かれてしまうことになる。
そこで、このような不具合を解決するために、本件出願人は、先に特許文献1を提案した。この従来技術では、親機から子機へ、制御信号として規定周波数のキャリアを送信し、子機側では、そのキャリアが検出される間はスピーカアンプをONし、検出されなくなるとOFFするように構成されている。
特開平9−46696号公報
上述のような従来技術では、親機側には前記制御信号を送信する回路が、子機側にはそれを受信してスピーカアンプをON/OFF制御する回路が必要になり、構成が複雑であるという問題がある。
本発明の目的は、簡単な構成で、異音の発生を防止することができるインターホン装置を提供することである。
本発明のインターホン装置は、親機の電源部から給電を行うことで、子機側が動作するようにしたインターホン装置において、前記子機側のスピーカアンプおよびマイクへの給電経路に、給電電圧が予め定める電圧に上昇すると、先ず前記スピーカアンプへの給電を開始し、さらに前記給電電圧が上昇すると、前記マイクへの給電を開始する電源制御回路を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、親機と子機とが音声や画像の信号を通信するだけでなく、親機の電源部から給電を行うことで、子機側が動作するようにしたインターホン装置において、来訪者による子機側での釦操作や、居住者による親機側での釦操作などによって、待機状態から動作状態へと変化するために、前記親機の電源部から給電が開始される際に、子機側では、電源制御回路によって、スピーカアンプおよびマイクへの給電が、前記親機の電源部からの給電電圧が予め定める電圧に上昇して安定するまで遅延される。
したがって、複雑な制御信号を用いることなく、子機側の対応だけで、前記給電電圧が立ち上がる際の電圧変動によってスピーカからボツ音などの異音が発生することを防止することができる。
また、スピーカに加えて、マイクの立ち上がりも遅延し、その遅延のタイミングを、スピーカアンプへの給電電圧が立ち上がってから、マイクへの給電電圧が立ち上がるようにすることで、スピーカから放出された音をマイクが集音して発生するエコーを、確実に防止することができる。
さらにまた、本発明のインターホン装置では、前記電源制御回路は、前記給電電圧が予め定める電圧に立ち上がるまで通電を停止し、立ち上がると通電を開始するツェナダイオードおよびこのツェナダイオードと直列に給電ライン間に介在される抵抗と、前記ツェナダイオードによって充電されるCR積分回路と、前記CR積分回路の充電電圧が予め定める電圧以上となると導通する制御トランジスタと、前記給電ラインと前記スピーカアンプ、マイクアンプとの間に介在され、前記制御トランジスタによってON/OFF制御され、これらのアンプへの給電を制御する駆動トランジスタとを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、ボツ音やエコーを防止することができる電源制御回路を、具体的に実現することができる。
本発明のインターホン装置は、以上のように、親機と子機とが音声や画像の信号を通信するだけでなく、親機の電源部から給電を行うことで、子機側が動作するようにしたインターホン装置において、来訪者による子機側での釦操作や、居住者による親機側での釦操作などによって、待機状態から動作状態へと変化するために、前記親機の電源部から給電が開始される際に、子機側では、電源制御回路によって、スピーカアンプおよびマイクへの給電を、前記親機の電源部からの給電電圧が予め定める電圧に上昇して安定するまで遅延する。
それゆえ、複雑な制御信号を用いることなく、子機側の対応だけで、前記給電電圧が立ち上がる際の電圧変動によってスピーカからボツ音などの異音が発生することを防止することができる。さらに、マイクの立ち上がりも遅延し、その遅延のタイミングを、スピーカアンプへの給電電圧が立ち上がってから、マイクへの給電電圧が立ち上がるようにすることで、スピーカから放出された音をマイクが集音して発生するエコーを、確実に防止することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係るインターホン装置の概略構成を示す図である。このインターホン装置は、門柱や玄関等の屋外施設に設置され、来訪者が住戸内の居住者を呼び出すための呼出機能と来訪者が居住者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える子機1と、リビングやダイニング等の室内に設置され、前記子機1の呼出機能による来訪者の呼出しを報知するための報知機能と居住者が来訪者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える親機2とが、たとえば2芯の信号線10によって相互に接続されて構成されている。さらにこのインターホン装置では、住戸外の様子を観察可能なように、子機1にはカメラ11が、親機2にはモニタ21が設けられている。
子機1側の呼出釦12aが操作されると、または親機2側の通話釦22aが操作されると、子機1側のマイク13aおよびスピーカ13bならびに親機2側のマイク23aおよびスピーカ23bを使用して通話が可能になるとともに、前記カメラ11による撮像画像がモニタ21に表示される。また、親機2側で、モニタ釦22bが操作されても、前記カメラ11による撮像画像がモニタ21に表示され、居住者が不審な物音に気付くなどして、密かに外の様子を監視することもできる。
図2は、上述のインターホン装置の電気的構成を示すブロック図である。図1に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。子機1は、前記カメラ11と、前記呼出釦12aを含む操作部12と、前記マイク13aおよびスピーカ13bを含む音声入出力部13と、音声処理部14と、映像処理部15と、受電部16とを備えて構成される。
前記カメラ11は、被写体光像を光電変換して映像信号を出力する撮像素子と、撮像素子の撮像面に被写体光像を結像させる光学系とを備えて構成される。前記撮像素子は、受光した光をその光強度に従った電気信号に変換する複数の受光素子をマトリックス状に配置して成る光電変換素子であり、たとえばCCD(Charge-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)の固体撮像素子等から成る。カメラ11からの映像信号は、映像処理部15に入力され、変調されて映像変調信号が生成され、この映像変調信号が受電部16で多重化されて、前記信号線10を介して前記親機2へ送信される。
操作部12は、前記呼出釦12aの操作入力に応答して、親機2のスピーカ23bから呼出音を鳴動させるための呼出信号を親機2に送信するための回路であり、たとえば押釦スイッチ等から成る。前記呼出信号は、たとえば所定のハイレベルの電圧が所定のローレベルの電圧に降下すること、より具体的には12Vの電圧がグランドレベルの電圧に降下することで作成され、呼出釦12aから受電部16を介して親機2へ送信される。来訪者は、この呼出釦12aを操作することによって、住戸内の居住者に来訪者の存在があることを知らせる。
前記音声処理部14は、受電部16で多重分離されて得られる親機2からの音声信号を復調し、増幅してから音声入出力部13へ出力するスピーカアンプ14bとともに、前記音声入出力部13から入力された音声信号を増幅し、受電部16で多重化させて親機2へ送信させるマイクアンプ14aとを備えて構成される。前記音声入出力部13は、前記音声処理部14から入力された音声信号を音声に変換して再生出力するとともに、主に来訪者の音声を音声信号に変換して前記音声処理部14へ出力する。前記音声入出力部13は、前記マイク13a等の音声を音声信号に変換する音入力部およびそのバイアス回路などの周辺回路と、前記スピーカ13b等の音声信号を音声に変換する音出力部とで構成される。もしくは、音声の入出力を兼ねたスピーカで構成される。
前記受電部16は、映像処理部15からの映像変調信号、呼出釦12aからの呼出信号、および音声処理部14からの音声信号を多重化して親機2へ送信するとともに、親機2から多重化して受信された音声信号および給電電圧を分離して、音声信号を前記音声処理部14へ出力し、給電電圧を、この図2において破線で示すように、前記カメラ11、映像処理部15、音声処理部14および音声入出力部13へそれぞれ供給する。
一方、親機2は、前記モニタ21と、前記通話釦22aを含む操作部22と、前記マイク23aおよびスピーカ23bを含む音声入出力部23と、音声処理部24と、映像処理部25と、制御部26と、電源部27と、給電部28とを備えて構成される。
前記給電部28は、電源部27からの給電電圧に音声処理部24からの音声信号を多重化して子機1へ送信するとともに、子機1から出力され、多重化されている映像変調信号、呼出信号および音声信号をそれぞれ分離して、映像処理部25、制御部26および音声処理部24へ出力する。制御部26は、たとえばマイクロプロセッサを備えて構成され、前記給電部28を介する呼出信号および操作部22からの操作信号に基づいて、該親機2内の各部を制御する。
前記映像処理部25は、制御部26の制御に従って、前記子機1からの映像変調信号を映像信号に復調して前記モニタ21へ出力する。モニタ21は、映像処理部25からの映像信号を画像表示するものであり、たとえばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)および有機ELディスプレイ等から成る。操作部22は、前記通話釦22aやモニタ釦22bなどを含めて成り、親機2と子機1との間での通話の開始および終了の指示等、親機2を操作するための指示等を入力する回路であり、入力された指示は、制御部26に入力される。
前記音声処理部24は、制御部26の制御に従って音声信号を復調し、増幅してから音声入出力部23へ出力するとともに、前記音声入出力部23から入力された音声信号を増幅し、制御部26から給電部28を介して子機1側へ送信する。前記音声入出力部23は、前記マイク23aおよびスピーカ23bを含んで成り、前記音声処理部24から入力された音声信号を音声に変換して再生出力するとともに、主に居住者の音声を音声信号に変換して音声処理部24へ出力する。
前記電源部27は、交流100Vの商用電源に接続され、図2において破線で示すように、モニタ21、映像処理部25、制御部26、音声入出力部23、音声処理部24および給電部28へ電力を供給する。この電源部27は、来訪者を待ち受ける場合のように、親機2におけるモニタ21、映像処理部25、制御部26、音声入出力部23および音声処理部24、ならびに子機1におけるカメラ11、映像処理部15、音声入出力部13および音声処理部14を動作させる必要のない場合(待機状態)では、消費電力の抑制を図るべく、給電電圧を低くする一方、来訪者と居住者との間で通話を成立させる場合や屋外の様子を観察する場合等のように、これら各部を動作させる必要のある場合(動作状態)では、給電電圧を高くする。たとえば、動作状態では、これら各部に約22Vの直流電圧が供給される。これに対して、待機状態では、親機2におけるモニタ21、映像処理部25、制御部26、音声入出力部23および音声処理部24には、動作状態の直流電圧より低い約8Vの直流電圧が供給され、子機1におけるカメラ11、映像処理部15、音声入出力部13および音声処理部14には、給電部28および受電部16を介して動作状態の直流電圧より低い約12Vの直流電圧が供給される。
来訪者が居住者を呼び出すために呼出釦12aを操作すると、呼出信号が子機1から親機2に送信され、制御部26は、親機2の各部を待機状態から動作状態に切替えて、音声処理部24を介して音声入出力部23から呼出音を出力する。動作状態に切替わると、カメラ11で撮像された映像は、映像処理部15、受電部16、給電部28、制御部26および映像処理部25でそれぞれ処理され、モニタ21に表示される。そして、親機2および子機1は、通話可能な状態になる。
注目すべきは、本実施の形態のインターホン装置では、子機1の音声処理部14において、スピーカアンプ14bに関して、電源制御回路31が設けられていることである。図3は、その電源制御回路31の電気回路図である。前記受電部16からの給電電圧をVBとするとき、従来技術の音声処理部では、その給電電圧VBが突入電流防止用の抵抗R1やノイズ除去用の電解コンデンサC1を介して前記スピーカアンプ14bに与えられている。したがって、給電電圧VBが、上述のように待機状態における12Vから動作状態における22Vに上昇すると、前述の図7で示すように異音が発生する。
これに対して、本実施の形態の電源制御回路31では、前記給電電圧VBは、P型の駆動トランジスタQ1を介して前記抵抗R1からスピーカアンプ14bに与えられるようになっており、その駆動トランジスタQ1はN型の制御トランジスタQ2によってON/OFF制御される。一方、前記給電電圧VBの電源ライン間には、ツェナダイオードD1および抵抗R2の直列回路が接続されており、それらの接続点の電圧で、CR積分回路32のコンデンサC2が充電される。そのコンデンサC2の充電電圧が、前記制御トランジスタQ2のベースに与えられる。
したがって、前記給電電圧VBが12Vである待機状態では、ツェナダイオードD1はOFFし、前記CR積分回路32のコンデンサC2は、該CR積分回路32の抵抗R3および前記抵抗R2を介して放電している。したがって、N型の制御トランジスタQ2のベース電圧は低く、該制御トランジスタQ2および駆動トランジスタQ1は、共にOFFし、スピーカアンプ14bへの給電は行われない。
これに対して、動作状態となり、前記給電電圧VBが上昇を開始し、ツェナダイオードD1のツェナ電圧以上となると、該ツェナダイオードD1はONし、前記CR積分回路32のコンデンサC2の充電が開始される。その充電電圧がN型の制御トランジスタQ2のON電圧以上となると、該制御トランジスタQ2および駆動トランジスタQ1は、共にONし、スピーカアンプ14bへの給電が開始される。
図4は、上述のように構成される電源制御回路31の動作を説明するためのタイミングチャートである。(a)〜(c)は、それぞれ前述の図7に対応しており、(a)は前記給電電圧VBの変化を示し、(b)はスピーカアンプ14bへの実際の給電電圧の変化を示し、(c)はスピーカ13bからの出力音声を示している。(a)の給電電圧VBの変化が同じで、時刻t1から立ち上がりを開始し、時刻t2で規定の動作電圧に達する前の過渡期に、前記参照符号αで示す電圧変動が生じていても、前記ツェナダイオードD1による遅延によって、(b)のスピーカアンプ14bへの実際の給電電圧は立ち上がっておらず、前記給電電圧VBが前記ツェナ電圧以上となる時刻t3から、この実際の給電電圧が立ち上がりを開始し、CR積分回路32の遅延によって緩やかに立ち上がり、前記給電電圧VBが規定の動作電圧に達する時刻t2で、この実際の給電電圧も立ち上がりを完了し、スピーカアンプ14bの動作レベル(音声出力可能なレベル)に達する。これによって、(c)のスピーカ出力音声に、前記図7の参照符号βで示すようなボツ音などの異音が発生することを防止することができる。
このように構成することで、親機2と子機1とが音声や画像の信号を通信するだけでなく、親機2の電源部27から給電を行うことで、子機1側が動作するようにしたインターホン装置において、子機1側のスピーカアンプ14bへの給電経路に、待機状態から動作状態へと変化するために前記親機2の電源部27から給電が開始される際に、その給電電圧VBが予め定める電圧に上昇して安定するまで給電を遅延する電源制御回路31を設けるので、複雑な制御信号を用いることなく、子機1側の対応だけで、前記給電電圧VBが立ち上がる際の電圧変動によってスピーカ13bからボツ音などの異音が発生することを防止することができる。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の他の形態に係るインターホン装置における子機の音声入出力部に設けられる電源制御回路31’の電気回路図である。本実施の形態のインターホン装置の概略構成および電気的構成は、上述のインターホン装置のそれぞれ図1および図2の構成に類似しており、ここではその説明を省略する。上述のインターホン装置の音声入出力部13において、スピーカ13bには給電は行われないが、マイク13aには、前記受電部16から、マイクの動作電圧VB’が給電される。この電圧VB’は、前記給電電圧VBよりも低く、前記待機時には0Vであり、動作時にはたとえば3Vである。注目すべきは、本実施の形態では、前記スピーカアンプ14bには電源制御回路31が設けられるとともに、このマイク13aにも電源制御回路31’が設けられることである。
この電源制御回路31’は、上述の図3で示す電源制御回路31に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示す。図5で示す音声入出力部では、前記電圧VB’は、P型の駆動トランジスタQ1および抵抗R1を介して前記マイク13aに与えられる。前記駆動トランジスタQ1はN型の制御トランジスタQ2によってON/OFF制御される。一方、前記給電電圧VBの電源ライン間には、ツェナダイオードD1および抵抗R2の直列回路が接続されており、それらの接続点の電圧で、CR積分回路32’のコンデンサC2’が充電される。そのコンデンサC2’の充電電圧が、前記制御トランジスタQ2のベースに与えられる。そして、CR積分回路32’の時定数は、前記CR積分回路32の時定数よりも大きく、設定されている。
図6は、上述のように構成される電源制御回路31’の動作を説明するためのタイミングチャートである。(a)〜(c)は、それぞれ前述の図4に対応しており、(a)は前記給電電圧VBの変化を示し、(b)はスピーカアンプ14bへの実際の給電電圧の変化を示し、(c)はスピーカ13bからの出力音声を示している。そして、この図6では、(d)にマイク13aへの実際の給電電圧の変化を示している。(a)の給電電圧VBが時刻t1から立ち上がりを開始し、ツェナ電圧以上となる時刻t13から遅れて(b)のスピーカアンプ14bへの実際の給電電圧および(d)のマイク13aへの実際の給電電圧が立ち上がりを開始する。これによって、前記参照符号αで示す電圧変動が生じても、(c)のスピーカ出力音声に、前記図7の参照符号βで示すようなボツ音などの異音が発生することはない。
その後、時刻t2で前記給電電圧VBが規定の動作電圧に達する頃に、スピーカアンプ14bへの実際の給電電圧も立ち上がる。しかしながら、CR積分回路32’と32との時定数差によって、マイク13aへの実際の給電電圧は立ち上がっておらず、遅れた時刻t14で立ち上がりを完了し、動作レベル(音声入力可能なレベル)に達する。
このように構成することで、スピーカ13bから放出された音をマイク13aが集音して発生するエコーを、確実に防止することができる。
本発明の実施の一形態に係るインターホン装置の概略構成を示す図である。 図1のインターホン装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係るスピーカアンプに設けられる電源制御回路の電気回路図である。 本発明の実施の一形態に係る電源制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の他の形態に係るインターホン装置における子機のマイクに設けられる電源制御回路の電気回路図である。 本発明の実施の他の形態に係る電源制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来の電源制御動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 子機
2 親機
10 信号線
11 カメラ
12,22 操作部
12a 呼出釦
13,23 音声入出力部
13a,23a マイク
13b,23b スピーカ
14,24 音声処理部
14a マイクアンプ
14b スピーカアンプ
15,25 映像処理部
16 受電部
21 モニタ
22a 通話釦
22b モニタ釦
26 制御部
27 電源部
28 給電部
31,31’ 電源制御回路

Claims (2)

  1. 親機の電源部から給電を行うことで、子機側が動作するようにしたインターホン装置において、
    前記子機側のスピーカアンプおよびマイクへの給電経路に、給電電圧が予め定める電圧に上昇すると、先ず前記スピーカアンプへの給電を開始し、さらに前記給電電圧が上昇すると、前記マイクへの給電を開始する電源制御回路を備えることを特徴とするインターホン装置。
  2. 前記電源制御回路は、
    前記給電電圧が予め定める電圧に立ち上がるまで通電を停止し、立ち上がると通電を開始するツェナダイオードおよびこのツェナダイオードと直列に給電ライン間に介在される抵抗と、
    前記ツェナダイオードによって充電されるCR積分回路と、
    前記CR積分回路の充電電圧が予め定める電圧以上となると導通する制御トランジスタと、
    前記給電ラインと前記スピーカアンプ、マイクとの間に介在され、前記制御トランジスタによってON/OFF制御され、これらへの給電を制御する駆動トランジスタとを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
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