JP4211560B2 - 多重フレーム構造を有する装飾画像 - Google Patents

多重フレーム構造を有する装飾画像 Download PDF

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Description

この発明は、対象画像に装飾画像を付加する技術に関する。
デジタルスチルカメラなどの画像生成装置で生成された画像を対象として、ディスプレイやプリンタなどの画像出力装置に出力する際、その対象画像の周囲に装飾画像(「フレーム画像」とも呼ぶ)が付加されることがある。この際、通常は、色調の異なる複数の装飾画像の中から対象画像の色調に調和するものがユーザ自らの判断により選択されていた。
特開平10−320576号公報 特開2002−300363号公報
しかしながら、装飾画像の色調を対象画像の色調に調和させることが困難な場合がある。特に、対象画像が種々の異なる色調を含むときには、対象画像の色調に調和する装飾画像を選択するのはかなり困難であった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、対象画像の色調に調和する装飾画像を容易に付加することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の装置は、
対象画像の周囲に装飾画像を付加するための画像処理装置であって、
色が変更可能な内部フレーム領域と、前記内部フレーム領域の外側に配置された外部フレーム領域とを含む装飾画像テンプレートを格納する装飾画像テンプレート格納部と、
前記対象画像の色を解析し、前記解析の結果に応じて前記内部フレーム領域の色を決定することによって、前記対象画像に付加される装飾画像を生成する装飾画像生成部と、
を備え
前記内部フレーム領域内の各画素の色は、明度を示す第1の成分と、色相と彩度とを示すための第2と第3の成分で表されており、
前記装飾画像テンプレートは、少なくとも前記第1の成分を含む1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更不可であることを表すとともに、残りの少なくとも1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更可能であることを示す変更可否属性を含む
この画像処理装置によれば、対象画像の色を解析した結果に応じて装飾画像テンプレートの内部フレーム領域の色を決定するので、対象画像の色調に調和する装飾画像を容易に付加することが可能である。また、内部フレーム領域の模様を変えずに色調のみを変更することが可能である。
前記内部フレーム領域の色は、前記内部フレーム領域に隣接して前記対象画像内に設定される所定の色参照領域の色に応じて決定されるようにしてもよい。
この構成によれば、内部フレーム領域の色を、隣接する色参照領域の調和した色に設定することができる。
前記色参照領域は、複数の色参照ブロックに区分されており、
前記装飾画像生成部は、前記複数の色参照ブロックの色をそれぞれ算出するとともに、前記内部フレーム領域の色を、前記複数の色参照ブロックのいずれの色とも異なる色に設定するようにしてもよい。
この構成によれば、内部フレーム領域の色を、隣接する対象画像部分の色とは異なる色に容易に設定することができる。
前記色参照領域は、複数の色参照ブロックに区分されており、
前記装飾画像生成部は、前記複数の色参照ブロックの色を解析することによって前記色参照領域の色を代表する複数の代表色を決定するとともに、前記内部フレーム領域の色を、前記複数の代表色のいずれとも異なる色に設定するようにしてもよい。
この構成によれば、色参照ブロックの色が極めて多数の色にわたっているときにも、内部フレーム領域の色を適切な色に容易に設定することができる。
前記外部フレーム領域の色は、前記装飾画像生成部によって変更不可能な状態で前記装飾画像テンプレートに予め設定されており、
前記内部フレーム領域の色は、前記内部フレーム領域と前記対象画像との間の第1の境界から、前記内部フレーム領域と前記外部フレーム領域との間の第2の境界まで徐々に色が変化するように決定されるようにしてもよい。
この構成によれば、内部フレーム領域と外部フレーム領域の色とを調和させることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、対象画像に装飾画像を付加するための画像処理方法および装置、画像処理システム、対象画像に装飾画像を付加した装飾付き画像を出力するための画像出力方法および装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の態様で実現することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
B.変形例:
A.実施例:
図1は、本発明の一実施例としての画像処理システム100を示す説明図である。この画像処理システム100は、デジタルスチルカメラ110とパーソナルコンピュータ120とカラープリンタ140とを備えている。パーソナルコンピュータ120に組み込まれている画像処理装置200は、デジタルスチルカメラ110で生成された入力画像に装飾画像を付加することによって装飾付き画像を生成する機能を有する。
なお、本実施例ではパーソナルコンピュータ120に画像処理装置200を組み込んでいるが、カラープリンタ140に画像処理装置200を組み込むことも可能であり、デジタルスチルカメラ110に画像処理装置200を組み込んでも良い。
図2は、実施例における画像処理装置200の構成を示すブロック図である。画像処理装置200は、入力画像取得部210と、装飾画像生成部230と、画像合成部240と、出力画像生成部250と、装飾画像格納部260とを備えている。これらの各部の機能は、コンピュータプログラムによって実現されている。
図3は、この画像処理装置200の処理の概要を示している。入力画像取得部210(図2)は、画像データファイルGDから図3(A)に示すような入力画像IP(「対象画像」とも呼ぶ)を取得する。この入力画像は、通常はカラー写真である。装飾画像格納部260は、図3(B)に示すような装飾画像テンプレートFPTを格納している。この装飾画像テンプレートFPTは、対象画像を配置するための画像割付領域MAを中央に有しており、画像割付領域MAの周囲には、内部フレーム領域IFと外部フレーム領域OFとが設けられている。本実施例では、外部フレーム領域OFは、変更不可能な画像で構成されている。一方、内部フレーム領域IFは、その模様が所定のパターンに固定されているが、内部フレーム領域IFの色は入力画像IPの色に応じて変更可能である。この詳細については後述する。なお、装飾画像格納部260は、模様が異なる複数種類の装飾画像テンプレートFPTを格納しており、その中の1つがユーザによって選択される。
装飾画像生成部230(図2)は、ユーザの選択指示に応じて装飾画像格納部260から装飾画像テンプレートFPTを取得する。そして、入力画像IPの色を解析し、その解析結果に応じて内部フレーム領域IFの色を決定することによって、入力画像IPに付加される装飾画像FPを生成する。画像合成部240は、この装飾画像FPと入力画像IPとを合成して、図3(C)に示す装飾付き画像SP(「フレーム付き画像」とも呼ぶ)を生成する。この装飾付き画像SPは、出力画像生成部250において必要に応じて画質調整がなされた後、出力データ(印刷データ)PDとしてプリンタ140に出力される。
図4は、装飾画像テンプレートFPTのデータ構造300を示す説明図である。図4(A)に示すように、このデータ構造300は、ヘッダ302と、内部フレーム画像格納部304と、外部フレーム画像格納部306とを含んでいる。図4(B)に示すように、ヘッダ302は、装飾画像テンプレートFPTであることを示す識別子310と、データの形式を示すデータ形式識別コード312と、内部フレーム領域IFの形状を表すデータ314と、外部フレーム領域OFの形状を表すデータ316と、画像割付領域MAの形状を表すデータ318とを含んでいる。
図4(C)に示すように、内部フレーム画像格納部304は、内部フレーム領域IF内のカラー画像を表す3つの画像成分データ320,322,324と、色参照ブロックデータ326とを含んでいる。色参照ブロックデータ326は、内部フレーム領域IFの色を決定するために参照される入力画像IP内の画像部分(「色参照ブロック」と呼ぶ)の位置を示すデータである。色参照ブロックについては後述する。
内部フレーム領域IF内のカラー画像を表すための3つの画像成分データ320,322,324は、内部フレーム領域IF内における色相H(Hue)分布と、彩度S(Saturation)分布と明度V(Value)分布とをそれぞれ示している。3つの画像成分データ320,322,324のそれぞれの先頭には、変更禁止ビットMIBが付されている。この変更禁止ビットMIBが「1」のデータは、装飾画像生成部230がそのデータの値を変更できないことを示しており、変更禁止ビットMIBが「0」のデータはそのデータの値を変更できることを示している。なお、変更禁止ビットMIB自身は書き換え不能なデータである。ここで、「データが書き換え不能」とは、装飾画像生成部230の機能を実現するプログラムが、そのデータを書き換えられないように構成されていることを意味する。本実施例では、色相データ320の変更禁止ビットMIBは0(変更可)であり、彩度データ322と明度データ324の変更禁止ビットMIBは1(変更不可)である。従って、この装飾画像テンプレートFPTの内部フレーム領域IFは、装飾画像生成部230によって色相データ320は変更され得るが、彩度データ322と明度データ324は変更されない。彩度データ322と明度データ324は、内部フレーム領域IFの模様(明暗の模様)を表現しているので、内部フレーム領域IFの色相データ320の値を変更すると、模様は変更されずに色調のみが変更される。
図4(D)に示すように、外部フレーム画像格納部306は、外部フレーム領域OF内のカラー画像を表す3つの画像成分データ330,332,334を含んでいる。これらのデータの変更禁止ビットMIBの値はいずれも「1」であり、これらのデータが変更不可であることを示している。但し、外部フレーム領域OFの3つの画像成分データ330,332,334のうちの1つ以上の成分が、変更可能なデータとして設定されていてもよい。
図5は、内部フレーム領域IFの色相の決定方法を示す説明図である。図5(A)に示されているように、画像割付領域MAの最外周には、装飾画像の内部フレーム領域IFの内側に隣接する色参照領域REFが設けられている。図5(B)は、図5(A)に示されている矩形部分の拡大図である。色参照領域REFは、複数の色参照ブロックRi(iは1〜Nの整数)に区分されている。1つの色参照ブロックRiは、複数の画素で構成されている。色参照ブロックRiは、内部フレーム領域IFの内側に隣接した画像割付領域MAの最外周に設けられているので、色参照ブロックRiは入力画像IP内にある。なお、各色参照ブロックRiの位置は、色参照ブロックデータ326(図4(C))によって予め指定されている。
装飾画像生成部230は、色参照領域REFの色相を解析することによって、内部フレーム領域IFの色相を決定する。具体的には、装飾画像生成部230は、まず、各色参照ブロックRiの平均色を算出して、図5(C)に示すような色相ヒストグラムを生成する。このヒストグラムの横軸は色相角であり、縦軸は色参照ブロックの数である。なお、横軸には、色相名も示されている。また、この例では、色相角の単位で15°毎に色相が分類されている。装飾画像生成部230は、内部フレーム領域IFの色相を、複数の色参照ブロックの色相のいずれとも異なる値に設定する。具体的には、図5(C)では複数の色参照ブロックRiの色相が60°〜255°の範囲にわたっているので、内部フレーム領域IFの色相は、この範囲以外の色相の値に設定される。例えば、内部フレーム領域IFの色相値として、色参照ブロックの複数の色相値から30°離れた値に設定してもよい。このとき、図5(C)の例では、内部フレーム領域IFの色相値は、30°または285°に設定される。このように、内部フレーム領域IFの色相を、複数の色参照ブロックの色相のいずれとも異なる値に設定すれば、内部フレーム領域IFと対象画像IPとの境界が不明瞭になることを防止できる。この結果、装飾画像FPによる所望の視覚的効果が低減することを抑制できる。
なお、内部フレーム領域IFの色を、上述とは異なる方法で決定することも可能である。例えば、図5(C)のようなヒストグラムに基づいて色参照領域REFの色を代表する複数の代表色を決定し、内部フレーム領域IFの色を、これらの代表色のいずれとも異なる色に設定するようにしてもよい。例えば、図5(C)の例において代表色を2つ選択すると仮定すると、頻度の最も大きなシアン色と緑色の色相値が代表色として選択される。このとき、内部フレーム領域IFの色相は、これらの代表色とは異なる色相に設定される。具体的には、例えば、複数の代表色の色相角の平均値に180°を加算することによって、内部フレーム領域IFの色相を決定することが可能である。なお、色参照領域REFの複数の代表色を決定する際には、色参照領域REFをブロックに区分する必要は無く、例えば色参照領域REF内の画素の色ヒストグラムに基づいて、複数の代表色を決定することも可能である。
なお、図4(C)のデータ構造では、色相データ320のみが変更可能であるものとしたが、この代わりに、色相データ320と彩度データ322を変更可能に設定することも可能である。この場合には、内部フレーム領域IFの色相と彩度が、色参照領域REFの解析で得られた色相と彩度に応じてそれぞれ決定される。このとき、内部フレーム領域IFの彩度は、色参照領域REFの解析で得られた彩度よりもやや小さな値に設定することができる。このように内部フレーム領域IFの彩度を低下させるようにすれば、フレームブロックの色を入力画像の色に調和させることができる場合が多い。
こうして決定された内部フレーム領域IFの色相値は、内部フレーム領域IFの全画素に適用することが可能である。但し、本実施例では、図6に示すように、内部フレーム領域IFと外部フレーム領域OFとの境界で色のジャンプが生じないように、以下の(1)式に従って内部フレーム領域内の色相値HIF(x)が算出される。
HIF(x)=k(x)H1+{1−k(x)}H0 …(1)
ここで、座標xは、内部フレーム領域IFと画像割付領域MA(すなわち対象画像IP)との間の境界BL0から、内部フレーム領域IFと外部フレーム領域OFとの間の境界BL1までの距離を示している。また、k(x)は座標xに依存する重み係数、H0は境界BL0における色相値、H1はBL1境界における色相値である。なお、H0としては、色参照領域REFの解析によって決定された内部フレーム領域IFの色相値を用いることができる。境界BL1の色相値H1としては、外部フレーム領域OFの色相データ330(図4(D))で設定されている値を用いることができる。
このように、徐々に色が変化するように内部フレーム領域IF内の色分布を決定すれば、内部フレーム領域IFと外部フレーム領域OFの境界が目立つことが無く、より自然な装飾画像を得ることができる。なお、本実施例では色相値のみを変化させるようにしていたが、色相値と彩度値の両方を変化させるようにしてもよい。この場合にも、明度は、テンプレートFPTで設定されていた値に維持されることが好ましい。また、上記(1)式のように直線的に色を変化させる代わりに、所定の曲線的特性に沿って色を変化させるようにしてもよい。
以上のように、本実施例によれば、色が変更可能な内部フレーム領域IFを有する装飾画像テンプレートFPTを用いて装飾画像FPを生成したので、内部フレーム領域に隣接する入力画像IPの色に応じて内部フレーム領域IFの色を設定することができる。この結果、入力画像IPと色が調和する装飾画像を容易に得ることが可能である。
図7は、1ページ分のレイアウト領域LA上に複数の装飾付き画像SP1〜SP6を配置した出力画像の例を示している。これらの装飾付き画像SP1〜SP6には、同一の装飾画像テンプレートFPTを用いた装飾画像が付加されている。但し、各装飾付き画像SP1〜SP6の内部フレーム領域の色は、上述した方法に従って各対象画像IP1〜IP6毎にそれぞれ独立に設定されている。一方、外部フレーム領域の色はすべて同一である。
このように、複数の異なる対象画像から複数の装飾付き画像を作成する際に、同一の装飾画像テンプレートを利用すれば、複数の装飾付き画像の外部フレーム領域が互いに同一になるので、統一感のあるレイアウトを得ることができる。また、内部フレーム領域の色は、個々の対象画像の色に応じて設定されるので、対象画像の色と内部フレーム領域の色とを調和させることが可能である。
B.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、画像処理装置200は、複数の装飾画像テンプレートFPTが格納された装飾画像格納部260を備えるものとしているが、装飾画像格納部260はインターネットなどのコンピュータネットワークに接続されたサーバなどに設けられていても良い。この場合には、ネットワークで接続された複数の装置によって、装飾画像を対象画像に付加するための画像処理装置または画像処理システムが構成される。
B2.変形例2:
上記実施例では、各画像成分の変更の可否の属性は、各画像成分の先頭に埋め込まれた変更禁止ビットMIBで表されていたが、各画像成分が変更可能な否かは、装飾画像テンプレートFPT内の他の位置に設定されていても良く、例えばヘッダ302に設定されていてもよい。
B3.変形例3:
上記実施例では、内部フレーム領域IFの色をHSV表色系で表現していたが、他の任意の表色系の成分値を用いることが可能である。この場合に、明度を表すための1つの成分と、色相と彩度を表すための2つの成分とを用いる表色系を利用することが望ましい。なお、色相と彩度を表す2つの成分としては、2つの色差成分なども利用可能である。また、一般には、内部フレーム領域IFの色を表現する3つの成分のうちの少なくとも1つの成分が変更可能に設定され、残りの少なくとも1つの成分が変更不可に設定されていればよい。但し、少なくとも明度を表す成分が変更不可に設定され、少なくとも色相を表す成分が変更可能に設定されていることが好ましい。こうすれば、内部フレーム領域の模様を変更することなく、色調のみを変更することが可能である。また、内部フレーム領域の彩度値を、色参照領域REFの彩度値よりも低い値(例えば所定値だけ低下させた値)に設定すれば、より調和した色調が得られる場合がある。
B4.変形例4:
内部フレーム領域の色は、上述の方法以外の方法で決定してもよい。一般には、内部フレーム領域の色を、対象画像の色を解析することによって決定することが好ましい。
B5.変形例5:
上記実施例では、装飾画像が内部フレーム領域IFと外部フレーム領域OFとで構成されるものとしていたが、装飾画像がこれら以外の構成要素を有していてもよい。例えば、外部フレーム領域OF内に配置された画像部品を含んでいてもよい。
B6.変形例6:
上記実施例では、装飾画像が対象画像の全周にわたって設けられているものとしていたが、装飾画像が対象画像の周囲の一部のみに設けられていてもよい。
本発明の一実施例としての画像処理システム100を示す説明図。 実施例における画像処理装置200の構成を示すブロック図。 画像処理装置200の処理の概要を示す説明図。 装飾画像テンプレートFPTのデータ構造300を示す説明図。 内部フレーム領域の色の決定方法を示す説明図。 内部フレーム領域の内部における色の変化を示す説明図。 1ページ上に複数の装飾付き画像SP1〜SP6を配置した出力画像の例を示す説明図。
符号の説明
100…画像処理システム
110…デジタルスチルカメラ
120…パーソナルコンピュータ
140…カラープリンタ
200…画像処理装置
210…入力画像取得部
230…装飾画像生成部
240…画像合成部
250…出力画像生成部
260…装飾画像格納部
300…データ構造
302…ヘッダ
304…内部フレーム画像格納部
306…外部フレーム画像格納部
310…識別子
312…データ形式識別コード
314…内部フレーム形状データ
316…外部フレーム形状データ
318…画像割付領域形状データ
320…色相データ
322…彩度データ
324…明度データ
326…色参照ブロックデータ
330…色相データ
332…彩度データ
334…明度データ

Claims (7)

  1. 対象画像の周囲に装飾画像を付加するための画像処理装置であって、
    色が変更可能な内部フレーム領域と、前記内部フレーム領域の外側に配置された外部フレーム領域とを含む装飾画像テンプレートを格納する装飾画像テンプレート格納部と、
    前記対象画像の色を解析し、前記解析の結果に応じて前記内部フレーム領域の色を決定することによって、前記対象画像に付加される装飾画像を生成する装飾画像生成部と、
    を備え
    前記内部フレーム領域内の各画素の色は、明度を示す第1の成分と、色相と彩度とを示すための第2と第3の成分で表されており、
    前記装飾画像テンプレートは、少なくとも前記第1の成分を含む1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更不可であることを表すとともに、残りの少なくとも1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更可能であることを示す変更可否属性を含む、画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記内部フレーム領域の色は、前記内部フレーム領域に隣接して前記対象画像内に設定される所定の色参照領域の色に応じて決定される、画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記色参照領域は、複数の色参照ブロックに区分されており、
    前記装飾画像生成部は、前記複数の色参照ブロックの色をそれぞれ算出するとともに、前記内部フレーム領域の色を、前記複数の色参照ブロックのいずれの色とも異なる色に設定する、画像処理装置。
  4. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記色参照領域は、複数の色参照ブロックに区分されており、
    前記装飾画像生成部は、前記複数の色参照ブロックの色を解析することによって前記色参照領域の色を代表する複数の代表色を決定するとともに、前記内部フレーム領域の色を、前記複数の代表色のいずれとも異なる色に設定する、画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記外部フレーム領域の色は、前記装飾画像生成部によって変更不可能な状態で前記装飾画像テンプレートに予め設定されており、
    前記内部フレーム領域の色は、前記内部フレーム領域と前記対象画像との間の第1の境界から、前記内部フレーム領域と前記外部フレーム領域との間の第2の境界まで徐々に色が変化するように決定される、画像処理装置。
  6. 対象画像の周囲に装飾画像を付加するための方法であって、
    (a)色が変更可能な内部フレーム領域と、前記内部フレーム領域の外側に配置された外部フレーム領域とを含む装飾画像テンプレートを準備する工程と、
    (b)前記対象画像の色を解析し、前記解析の結果に応じて前記内部フレーム領域の色を決定することによって、前記対象画像に付加される装飾画像を生成する工程と、
    を備え
    前記内部フレーム領域内の各画素の色は、明度を示す第1の成分と、色相と彩度とを示すための第2と第3の成分で表されており、
    前記装飾画像テンプレートは、少なくとも前記第1の成分を含む1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更不可であることを表すとともに、残りの少なくとも1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更可能であることを示す変更可否属性を含む、方法。
  7. 対象画像の周囲に装飾画像を付加するためのコンピュータプログラムであって、
    色が変更可能な内部フレーム領域と、前記内部フレーム領域の外側に配置された外部フレーム領域とを含む装飾画像テンプレートを格納するメモリから前記装飾画像テンプレートを読み出す機能と、
    前記対象画像の色を解析し、前記解析の結果に応じて前記内部フレーム領域の色を決定することによって、前記対象画像に付加される装飾画像を生成する機能と、
    をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであり、
    前記内部フレーム領域内の各画素の色は、明度を示す第1の成分と、色相と彩度とを示すための第2と第3の成分で表されており、
    前記装飾画像テンプレートは、少なくとも前記第1の成分を含む1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更不可であることを表すとともに、残りの少なくとも1つ以上の所定の成分が前記装飾画像生成部によって変更可能であることを示す変更可否属性を含む、コンピュータプログラム
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