JP4211451B2 - 車両の後部荷室構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートクッションに対して倒伏可能なようにシートクッションの後端部に取り付けられたシートバックを有するシートと、シートの後方に設けられた収納用ボックスとを備えた車両の後部荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、リアシートと、リアシートの後方に設けられた荷物収納用ボックスとを備えた車両の後部荷室構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。リアシートは、シートクッションと、シートクッションに対して前側に倒すことができるシートバックとからなる。荷物収納用ボックスは、容器部と、容器部の蓋として機能する蓋部とからなる。この蓋部は荷室の床部の役割も果たしている。蓋部の前端部には、車幅方向に延びる軸を回転軸として回転可能に構成された補助ボードが取り付けられている。
【0003】
そして、シートバックを前側に倒したときには、補助ボードをシートバックの背面に架け渡し、リアシートと蓋部との隙間を塞ぐ。それにより、シート折り畳み時には、リアーシートの背面から蓋部に到る広い積載面を得ることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−328570号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記後部荷室構造では、シートバックを前側に倒した場合に、リアシートと蓋部との隙間を塞ぐためには、補助ボードをシートバックの背面に架け渡す作業が必要であった。したがって、上記後部荷室構造においては、シートバックを前側に倒したときにリアシートと蓋部との隙間を塞ぐことができるものの、上記作業に煩わされることになる。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートクッションに対して倒伏可能なシートバックを有するシートと、該シートの後方に設けられた収納用ボックスとを備えた車両の後部荷室構造において、シートバックの倒伏時に、シートバックと収納用ボックスとの隙間を容易に塞ぐことができる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両の後部荷室構造は、車両のフロア面と、シートクッションと該シートクッションの後端部にシートクッションに対して倒伏可能に取り付けられたシートバックとを有するシートと、該シートの後方における上記フロア面の上に設けられた収納用ボックスとを備えた車両の後部荷室構造であって、上記シートと上記収納用ボックスとの間において該収納用ボックスの上記シート側の面に近接するように設けられた、車幅方向に延びる支持板と、上記シートバックの背面と上記支持板との間に架設されている架橋部材とをさらに備え、上記フロア面には、上記収納ボックスの下方に凹部が形成され、上記凹部は、その前部が上記シートクッション後部及び上記支持板よりも車両前方に位置し、上記架橋部材は、上記シートバックが倒伏していない通常状態にあるときには、上記シートバックの背面と上記支持板との間にたるんだ状態で架設されている一方、上記シートバックが倒伏した倒伏状態にあるときには、上記たるみ部が張った状態になるように構成され、上記凹部上方を車幅方向に横切るとともに車体に連結され、上記通常状態における上記たるみ部よりも前方かつ上記シートクッション後部の下方に位置し、シートベルトのバックル部が連結されたクロスメンバーをさらに備えることを特徴とするものである。
【0008】
これにより、架橋部材がシートバックの背面と支持板との間に架設されているため、シートバックの倒伏時においては、シートバックと収納用ボックスとの隙間が架橋部材で塞がれる。そのため、シートバックの倒伏時においては、シートバックと収納用ボックスとの隙間を塞ぐ作業を別途に行う必要がない。したがって、シートバックの倒伏時には、シートバックと収納用ボックスとの隙間を容易に塞ぐことができる。
【0009】
ところで、架橋部材がシートバックの背面と収納用ボックスとの間に架設されている場合において、収納用ボックスを取り外すときには、架橋部材の収納用ボックスからの取り外しも行わなければならない。
【0010】
ここで、本発明によれば、架橋部材がシートバックの背面と支持板との間に架設されているため、収納用ボックスを取り外すときには、架橋部材を収納用ボックスから取り外す必要がない。したがって、収納用ボックスを容易に取り外すことができる。
【0011】
また、凹部を車幅方向に横切るとともに車体に連結されたクロスメンバーにシートベルトのバックル部が連結されているため、シートが凹部の上方に位置しているにも拘わらず、シートベルトの荷重を車体に入力することができる。したがって、乗員を確実に保持することができる。
【0012】
また、クロスメンバが通常状態における架橋部材のたるみ部よりも前方に位置するため、通常状態における架橋部材とクロスメンバとは接触しない。
【0013】
本発明に係る車両の後部荷室構造は更に、上記架橋部材は上記シートバックの背面を覆っていることを特徴とするものである。
【0014】
これにより、架橋部材がシートバックの背面を覆っているため、架橋部材をシートバックの背面に対してより確実に固定することができる。したがって、架橋部材を、シートバックの背面と支持板との間により強固に架設することができる。
【0015】
本発明に係る車両の後部荷室構造は更に、上記フロア面には、前部が上記シートの下方に位置する凹部が形成された車両の後部荷室構造において、上記凹部はスペアタイヤが収納されるスペアタイヤパンであることを特徴とするものである。
【0016】
これにより、凹部にスペアタイヤを収納することができる。
【0017】
本発明に係る車両の後部荷室構造は更に、上記支持板の上面が、上記収納用ボックスの上面と略同一平面にあることを特徴とするものである。
【0018】
これにより、支持板の上面が収納用ボックスの上面と略同一平面にあるため、支持板の上面が収納用ボックスの上面と同一平面にない場合と比較して、支持板の上面の上と収納用ボックスの上面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0019】
本発明に係る車両の後部荷室構造は更に、上記支持板の上面が、上記倒伏状態における上記シートバックの背面と略同一平面にあることを特徴とするものである。
【0020】
これにより、シートバックが倒伏したときには支持板の上面がシートバックの背面と略同一平面にあるため、シートバック倒伏時において支持板の上面がシートバックの背面と同一平面にない場合と比較して、支持板の上面の上と架橋部材の上とシートバックの背面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0021】
本発明に係る車両の後部荷室構造は更に、上記シートバックの倒伏に伴って上記シートを下方に移動させるダイブダウン機構を備えたことを特徴とするものである。
【0022】
これにより、シートバックの倒伏に伴ってダイブダウン機構がシートを下方に移動させるため、シートバック倒伏時にはシートをコンパクトに格納することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、架橋部材がシートバックの背面と支持板との間に架設されているため、シートバックの倒伏時においては、シートバックと収納用ボックスとの隙間が架橋部材で塞がれる。そのため、シートバックの倒伏時においては、シートバックと収納用ボックスとの隙間を塞ぐ作業を別途に行う必要がない。したがって、シートバックの倒伏時には、シートバックと収納用ボックスとの隙間を容易に塞ぐことができる。
【0024】
また、架橋部材がシートバックの背面と支持板との間に架設されているため、収納用ボックスを取り外すときには、架橋部材を収納用ボックスから取り外す必要がない。したがって、収納用ボックスを容易に取り外すことができる。
【0025】
また、架橋部材がシートバックの背面を覆っているため、架橋部材をシートバックの背面に対してより確実に固定することができる。したがって、架橋部材を、シートバックの背面と支持板との間により強固に架設することができる。
【0026】
また、凹部を車幅方向に横切るとともに車体に連結されたクロスメンバーにシートベルトのバックル部が連結されているため、シートが凹部の上方に位置しているにも拘わらず、シートベルトの荷重を車体に入力することができる。したがって、乗員を確実に保持することができる。
【0027】
また、クロスメンバが通常状態における架橋部材のたるみ部よりも前方に位置するため、通常状態における架橋部材とクロスメンバとは接触しない。
【0028】
また、凹部にスペアタイヤを収納することができる。
【0029】
また、支持板の上面が収納用ボックスの上面と略同一平面にあるため、支持板の上面が収納用ボックスの上面と同一平面にない場合と比較して、支持板の上面の上と収納用ボックスの上面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0030】
また、シートバックが倒伏したときには支持板の上面がシートバックの背面と略同一平面にあるため、シートバック倒伏時において支持板の上面がシートバックの背面と同一平面にない場合と比較して、支持板の上面の上と架橋部材の上とシートバックの背面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0031】
また、シートバックの倒伏に伴ってダイブダウン機構がシートを下方に移動させるため、シートバック倒伏時にはシートをコンパクトに格納することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0033】
本実施形態に係る自動車は、運転席と助手席とからなるフロントシートと、フロントシートの後方に設けられたミドルシートと、ミドルシートの後方に設けられるとともに左右に並んで配設された2つのリアシート11,11とを備えたものである。また、リアシート11,11の後方の空間は、荷室1aを構成している。以下、2つのリアシート11,11を備えた車両の後部荷室構造1に着目して説明を行う。
【0034】
図1〜図5に示すように、車両の後部荷室構造1は、車幅方向の両端側において車両前後方向(以下、前後方向と言う)に延びる左右のリアサイドフレーム3,3と、その両リアサイドフレーム3,3の間に車幅方向に延びるように設けられたクロスメンバー5と、これら両リアサイドフレーム3,3の上及びクロスメンバー5の上に設けられたリアフロアパネル7と、該リアフロアパネル7の上面の上に設けられたサブトランク9(図4及び図5を参照)と、サブトランク9の前方に設けられた上記各リアシート11と、カーペットからなるカーペット部材13と、カーペット部材13の一端を支持するカーペット支持部材15と、リアシート11を支持する支持フレーム17と、リアシート11を下方に移動させるダイブダウン機構19とを備えている。なお、本発明に係るフロア面はリアフロアパネル7の上面に対応し、収納用ボックスはサブトランク9に対応する。また、本実施形態においては、リアフロアパネル7も車両のフレームを構成する部材の1つである。
【0035】
リアフロアパネル7の後部には凹部7aが形成され、該凹部はスペアタイヤ21を収納するためのスペアタイヤパン7aを構成している。スペアタイヤパン7aにはスペアタイヤ21が収納されている。なお、図3に示すように、このスペアタイヤパン7aよりも車両外側位置にリアサイドフレーム3,3が設けられ、スペアタイヤパン7aよりも車両前方位置にクロスメンバー5が設けられている。
【0036】
図4及び図5に示すように、スペアタイヤ21の後部の上及びスペアタイヤパン7aが形成された部分以外のリアフロアパネル7の上面の上には、樹脂等から構成された中空略直方体状のサブトランク9が載置されている。サブトランク9の後端の位置はスペアタイア21の後端の位置にほぼ一致し、サブトランク9の長手方向は車幅方向とほぼ一致している。サブトランク9は箱状に形成された収納部9aと、その収納部9aの蓋として機能する蓋部9bとからなる。収納部9aには荷物等を収納することができる。蓋部9bは荷室1aの床としての役割も果たす。蓋部9bの上面は、カーペット部材13と同じカーペット材で覆われている。蓋部9bの上面はカーペット支持部材15の板部15a(板部15aの詳細については後述する)の上面とほぼ同一平面上に位置する。後述するリアシート11の下方移動時(図5を参照)においては、蓋部9bの上面はシートバック25の背面ともほぼ同一平面上に位置する。なお、本発明に係る支持板は板部15aに対応する。
【0037】
図1〜図5に示すように、左側のリアシート11は、シートクッション23と、シートクッション23の後端部にシートクッション23の上面に対して倒伏可能に取り付けられたシートバック25とからなる。通常状態のシートクッション23の後部(シートクッション23の後部はシートクッション23の後端部を含む)はスペアタイヤパン7aの上方に位置する。ここで、「通常状態」とは、シートバック25をシートクッション23に対して倒伏させていない状態(図4を参照)、言い換えれば、乗員がリアシート11に着座できる状態を言う。シートクッション23は、パイプからなるシートクッションフレーム部27と、シートクッションフレーム部27に架設されたSバネ29と、シートクッションフレーム部27の上及びSバネ29の上に載置されたクッション部31(図4〜図7を参照)とを備えている。
【0038】
シートクッションフレーム部27は平面視で略コ字状に形成されている。シートクッションフレーム部27は、前後方向に延びる平行部材27a,27aと、車幅方向に延びる水平部材27bとからなる。平行部材27a,27aの後部には、ブラケット支持用部材28,28が固定されている。このブラケット支持用部材28は、前後方向に延びる第1部材と、その第1部材の後端から後方に向かってシートクッション23と反対側の方向(車両外側の方向)向きに延びる第2部材とからなる。ブラケット支持用部材28はその横断面がコ字状に形成されている。ブラケット支持用部材28は、シートクッションフレーム部27の平行部材27aを囲うようにして平行部材27aに固定されている。
【0039】
上記Sバネ29は、リアシート11の着座者の体重を支える役割を果たすものである。Sバネ29は波状のバネで構成され、シートクッションフレーム部27の平行部材27a,27aの間に架設されている。本実施形態では、2つのSバネ29が平行部材27a,27aの間に車幅方向に延びるように架け渡されている。上記クッション部31はスポンジなどによって構成されている。
【0040】
通常状態のシートバック25はシートクッション23に対してほぼ直角をなすように設けられ(図4を参照)、また、後述のナックル部63のレバー69を操作することにより前後方向に倒すことができるように構成されている。シートバック25は、パイプからなるシートバックフレーム部33と、シートバックフレーム部33に架設されたバネ35と、シートバックフレーム部33及びバネ35に取り付けられたクッション部37とを備えている。
【0041】
シートバックフレーム部33は枠状に形成され、通常状態のときにほぼ鉛直方向に延びる鉛直部材33a,33aと、水平方向に延びる水平部材33b,33bとからなる。シートバックフレーム部33の鉛直部材33a,33aには、鉛直部材33a,33aと同じ方向に延びる第1ステー支持用部材34,34が固定されている。この第1ステー支持用部材34はその横断面がコ字状に形成されている。そして、第1ステー支持用部材34は、シートバックフレーム部33の鉛直部材33aを囲うようにして鉛直部材33aに固定されている。シートバック25の上端部はヘッドレスト25aを構成している(図3を参照)。シートバック25の背面は、カーペット部材13で覆われている(図4、図5、及び図7を参照)。なお、右側のリアシート11も、左側のリアシート11とほぼ同様の構成である。
【0042】
図4及び図5に示すように、上記カーペット部材13は、シートバック25の背面と、サブトランク9とリアシート11との間に設けられた上記板部15aとの間に架け渡されている。より詳しく説明すると、カーペット部材13は、左側のリアシート11におけるシートバック25の背面と板部15aとの間に架設された左側カーペット部材と、右側のリアシート11におけるシートバック25の背面と板部15aとの間に架設された右側カーペット部材とからなる。そして、カーペット部材13の一部がシートバック25の背面を覆い、カーペット部材13の一端部が板部15aに固定されている。また、図4に示すように、通常状態のカーペット部材13は下方に垂れた状態になり、その垂れた部分がたるみ部13aを構成している。一方、図5に示すように、倒伏状態のカーペット部材13のたるみ部13aはゆるみなく張った状態になる。ここで、「倒伏状態」とは、シートバック25がシートクッション23に対して倒伏した状態、言い換えれば、リアシート11が下方に移動した状態を言う。
【0043】
図1〜図5に示すように、上記カーペット支持部材15は、車幅方向に延びる略長方形状の板部15aと、その板部15aを支持する脚部15b,15bとによって構成されている。板部15aはサブトランク9の蓋部9bにおけるリアシート11側の面との間にほとんど隙間なく設けられ、その上面が蓋部9bの上面とほぼ同一平面上に位置している(図4及び図5を参照)。すなわち、板部15aの上面は蓋部9bの上面にほぼ連続している。板部15aの両端部はそれぞれ、棒状体からなる脚部15b,15bによって支持されている。これらの脚部15b,15bは側面視で略L字状に形成され、それぞれが後述する左側及び右側フレーム43,45の縦板部43aに固定されている。
【0044】
上記支持フレーム17はリアフロアパネル7の上面の上に設けられ、リアシート11のシートクッション23とは所定の距離だけ離れている。支持フレーム17は、車幅方向に延びる前側フレーム39と、前側フレーム39の後方に位置するとともに車幅方向に延びるアンカーメンバー41と、車幅方向の左端側において前後方向に延びる左側フレーム43と、車幅方向の右端側において前後方向に延びる右側フレーム45と、左側及び右側フレーム43,45の間を前後方向に延びる中央フレーム47とを備えている。前側フレーム39、アンカーメンバー41、左側フレーム43、及び右側フレーム45は、平面視で井桁状に形成されている。なお、本発明に係るクロスメンバーはアンカーメンバー41に対応する。
【0045】
アンカーメンバー41はシートクッション23の後部の下方に位置するとともに、スペアタイヤパン7aの上方を車幅方向に横切っている。図1及び図2に示すように、アンカーメンバー41は、車両の前側(後側)から見たときに、略ハット状になるように形成されている。すなわち、アンカーメンバー41は、リアフロアパネル7とほぼ平行に延びる端部41a,41aと、各端部41a,41aの一端から車幅方向の中央部に向かって上向きに傾斜する傾斜部41b,41bと、各傾斜部41b,41bの間に設けられるとともにリアフロアパネル7とほぼ平行に延びる中央部41cとからなる。アンカーメンバー41の各端部41a,41aはそれぞれ、左側及び右側フレーム43,45を介して左右のリアサイドフレーム3,3に連結されている。より詳しく説明すると、左側及び右側フレーム43,45の縦板部43a,43aに形成された貫通孔43c,43cのそれぞれにアンカーメンバー41の各端部41a,41aが差し込まれ、それにより、アンカーメンバーの各端部41a,41aはそれぞれ左側及び右側フレーム43,45に固定されている。ここで、左側及び右側フレーム43,45はそれぞれ左右のリアサイドフレーム3,3に連結されている(左側及び右側フレーム43,45と左右のリアサイドフレーム3,3との連結の詳細に関しては後述する)。すなわち、アンカーメンバー41の両端部41a,41aはそれぞれ左側及び右側フレーム43,45を介して左右のリアサイドフレーム3,3に連結されていることになる。
【0046】
また、図2及び図3に示すように、アンカーメンバー41の車幅方向の中央部付近には、シートベルトのバックル部49が2つ取り付けられている。図8及び図9に示すように、バックル部49は、板状体からなるブラケット51と、一端部がブラケット51に取り付けられたウエビング53と、ウエビング53の他端部に取り付けられたバックル本体55とを備えている。ブラケット51は、アンカーメンバー41の下面にボルト等で固定された水平部と、その水平部の後端から後方に向かって上向きに傾斜する傾斜部とからなる。傾斜部には貫通孔51aが形成されている。ウエビング53の一端部はその貫通孔51aに通された後に折り返され、その重なった部分が糸等で縫い止められている。ウエビング53の他端部はシートクッション23とシートバック25との間を通され、リアシート11の着座面側に出ている(図9を参照)。バックル本体55は、シートベルトのタングプレート(図示せず)を差し込み可能なように構成されている。
【0047】
図1〜図3に示すように、上記左側フレーム43は、その横断面が略コ字状に形成されている。左側フレーム43は、鉛直方向(上下方向)に延びる縦板部43a,43aと、下面がリアフロアパネル7の上面とほぼ同一平面上に位置する横板部43bとからなる。各縦板部43a,43aの後部は、鉛直方向の長さが前部よりも大きい。各縦板部43a,43aの後部には上述した貫通孔43c,43cが形成されている。
【0048】
左側フレーム43は左側のリアサイドフレーム3に連結されている。より詳しく説明すると、図10に示すように、左側フレーム43の前端部はボルト等でリアフロアパネル7に固定されている。左側フレーム43の後端部はフレーム固定用部材42に溶接され、そのフレーム固定用部材42がボルト等でリアフロアパネル7に固定されている。すなわち、左側フレーム43の前端部はリアフロアパネル7を介して左側のリアサイドフレーム3に連結され、後端部はフレーム固定用部材42及びリアフロアパネル7を介して左側のリアサイドフレーム3に連結されている。図1〜図3に示すように、左側フレーム43の前端部はカバー46で覆われている。なお、右側フレーム45も、左側フレーム43とほぼ同様の構成である。
【0049】
図1〜図5に示すように、上記中央フレーム47はシートクッション23の下方に該シートクッション23との間に所定の間隔を開けて設けられている。より詳しく説明すると、中央フレームはシートクッション23の下方にSバネ29と所定の間隔だけ離して設けられている。中央フレーム47は、その横断面が略コ字状に形成されている。中央フレーム47は、下面がリアフロアパネル7の上面とほぼ同一平面上に位置する水平部47aと、その水平部47aの後端から後方に向かって上向きに傾斜する傾斜部47bとを備えている。水平部47aの前端部は、車両前方に向かって落ち込んだリアフロアパネル7の上面に沿って延びている。水平部47aの後端部はスペアタイヤパン7aの前端部の上方に位置している。傾斜部47bもスペアタイヤパン7aの前端部の上方に位置している。傾斜部47bの後端部は、略長方形状の板状体からなるフレーム固定用部材47cを構成している。
【0050】
中央フレーム47の前端部はクロスメンバー5に連結され、後端部はアンカーメンバー41に連結されている。より詳しく説明すると、図11に示すように、水平部47aの前端部はボルト等でリアフロアパネル7に固定されている。すなわち、水平部47aの前端部はリアフロアパネル7を介してクロスメンバー5に連結されている。なお、図1〜図5に示すように、中央フレーム47の前端部はカバー48で覆われている。また、図12に示すように、中央フレーム47の後端部に該当するフレーム固定用部材47cは、ボルト等でアンカーメンバー41の上面に固定されている。
【0051】
図1〜図3に示すように、左側のリアシート11に設けられたダイブダウン機構19は、左右のシートレッグ57,57と、左右のブラケット59,59と、左右のステー61,61と、左右のステー61,61のうち左側のステー61のみに設けられたナックル部63とを備えている。
【0052】
左側のシートレッグ57は略長方形状の板状体によって構成されている。このシートレッグ57の上端部はシートクッション23の左側面の前端部に回転可能に支持されている。シートレッグ57の下端部は、左側フレーム43上に設けられた第1レッグ支持用部材44に、車幅方向に延びる回転軸O2を中心として回転可能に支持されている。より詳しく説明すると、シートレッグ57の上端部は、シートクッション23の平行部材27aを囲むように取り付けられた断面コ字状の第2レッグ支持用部材24に回動可能に支持されている。この第2レッグ支持用部材24は水平方向に延びる平行部材と、鉛直方向に延びる鉛直部材とからなる。そして、シートレッグ57の上端部は、その鉛直部材に枢支されている。また、第1レッグ支持用部材44は、左側フレーム43の横板部43bの上面に固定された横板材と、鉛直方向に延びる縦板材とからなる。そして、シートレッグ57の下端部は、その縦板材に枢支されている。なお、右側のシートレッグ57も、左側のシートレッグ57とほぼ同様の構成である。
【0053】
左側のブラケット59は、水平方向に延びる水平部材59aと、ほぼ鉛直方向に延びる鉛直部材59bとからなる。このブラケット59は、その横断面が略コ字状に形成されている。ブラケット59の鉛直部材59bの上端部は、シートバック25の左側面の下端部に、車幅方向に延びる回転軸O3を中心として回転可能に支持されている。ブラケット59の水平部材59aは、シートクッション23の左側面の後端部に固定されている。より詳しく説明すると、鉛直部材59bの上端部は、上述の第1ステー支持用部材34の左側面の下端部に回転軸O3を中心として回動可能に支持されている。また、水平部材59aは、上述のブラケット支持用部材28を介してシートクッション23の平行部材27aに固定されている。なお、右側のブラケット59も、左側のブラケット59とほぼ同様の構成である。
【0054】
左側のステー61は、シートバック25における車両外側部を、車幅方向に延びる回転軸O1を中心として回動可能に支持するものである。言い換えれば、左側のステー61は、シートバック25における車両外側部を回転軸O1を中心として前後方向に揺動可能に支持するものである。左側のステー61は板状体によって構成され、ブラケット59よりも車両内側位置に設けられている。このステー61は、その上部がシートバック25の左側面の下部に固定されている。より詳しく説明すると、ステー61の上部は、左側の第1ステー支持用部材34の左側面の下部に固定されている。また、ステー61の下端部は後述のナックル本体65に固定されている。
【0055】
上記ナックル部63は左側のステー61よりも車両内側位置に設けられている。ナックル部63は、側面視で略円状に形成されたナックル本体65と、左側のステー61とナックル本体65との間に介在するナックルプレート67と、レバー69とからなる(図13を参照)。ナックル本体65は回転軸O1を中心として回転可能に構成され、このナックル本体65を介して左側のステー61は回転軸O1を中心として回転することができる。ナックル本体65の下端部には切り欠き部65aが形成されている。レバー69の先端には爪部69aが設けられている。この爪部69aは、通常状態のときにはナックル本体65の切り欠き部65aに引っ掛かっている。このとき、左側のステー61は回転軸O1を中心として回転することができない。また、リアシート11の下方移動時においては、レバー69を操作することにより、爪部69aが切り欠き部65aから外される。このとき、左側のステー61は回転軸O1を中心として回転することができる。
【0056】
図1〜図3に示すように、右側のステー61は、シートバック25における車両内側部を回転軸O1を中心として回動可能に支持するものである。言い換えれば、右側のステー61は、シートバック25における車両内側部を回転軸O1を中心として前後方向に揺動可能に支持するものである。このステー61は、右側のブラケット59よりも車両外側位置に設けられている。ステー61は、その上部がシートバック25の右側面の下部に固定されている。より詳しく説明すると、ステー61の上部は、右側の第1ステー支持用部材34の右側面の下部に固定されている。また、図14に示すように、ステー61の下端部は、第2ステー支持用部材62に回転可能に支持されている。この第2ステー支持用部材62はL字部材62aとコ字部材62bとからなる。L字部材62aはアンカーメンバー41の下面と背面とを覆うようにしてアンカーメンバー41に取り付けられ、アンカーメンバー41の下面にボルト等で固定されている。コ字部材62bはアンカーメンバー41の背面に対して垂直をなすように設けられている。コ字部材62bは、鉛直方向に延びる縦板部と、水平方向に延びる横板部とからなる。そして、この縦板部にステー61の下端部が枢支されている。また、リアシート11のシートバック25は、アンカーメンバー41、第2ステー支持用部材62及び右側ステー61を介して中央フレーム47の傾斜部47bに連結されている。
【0057】
なお、右側のリアシート11に設けられたダイブダウン機構19も、左側のリアシート11に設けられたダイブダウン機構19とほぼ同様の構成である。ただし、右側のリアシート11に設けられたダイブダウン機構19においては、左右のステー61,61のうち右側のステー61のみにナックル部63が設けられている。
【0058】
また、リアシート11,11の下方移動時において、リアシート11,11を図5及び図7に示す倒伏状態の位置まで下方移動させることができるように、支持フレーム17の各部材39,41,43,45,47の寸法・形状・取り付け位置と、シートクッション23と中央フレーム47との距離と、ダイブダウン機構19の各部材57,59,61の寸法・形状・取り付け位置とは決定されている。
【0059】
−シートの下方移動時の動作−
ここで、リアシート11,11を下方に移動させるときの動作について説明する。
【0060】
まず、左右のリアシート11,11のナックル部63のレバー69を操作することにより、レバー69の爪部69aをナックル本体65の切り欠き部65aから外す。それにより、シートバック25は前側に倒すことが可能になる。
【0061】
次に、図4及び図6に示す通常状態の位置にあるシートバック25を前側に倒していく。つまり、シートバック25を回転軸O1を中心として前側に回転させる。すると、シートクッション23の前端部に回転可能に支持されたシートレッグ57,57が回転軸O2を中心として前側に回転する。また、シートクッション23が回転軸O3を中心としてシートバック25に対して相対回転する。それにより、シートバック25が前側に倒れていくのに伴い、シートクッション23は前方に移動しながら下方に移動する。
【0062】
そして、図5及び図7に示すように、シートバック25の着座側面がシートクッション23の上面の上に重なるのとほぼ同時に、シートクッション23の倒伏状態の位置への移動が完了する。移動完了後、シートクッション23は、前側フレーム39、左側フレーム43、右側フレーム45、及び中央フレーム47の上に載っている。また、図5に示すように、移動完了後、シートクッション23の後端は中央フレーム47の傾斜部47bよりも前方に位置する。
【0063】
さらに、図4及び図6に示す通常状態の位置にあるシートバック25を前側に倒していくと、シートクッション23は前方に移動しつつ下方に移動するため、カーペット部材13のたるみ部13aは徐々に張っていく。そして、リアシート11,11の下方移動が完了すると、カーペット部材13のたるみ部13aはぴんと張る(図5を参照)。それにより、シートバック25の上面とカーペット部材13のたるみ部13aとカーペット支持部材15の板部15aの上面と蓋部9bの上面とがほぼ同一平面上に位置する。すなわち、シートバック25とサブトランク9との隙間がカーペット部材13で塞がれる。
【0064】
以上により、本実施形態によれば、カーペット部材13がシートバック25の背面とカーペット支持部材15の板部15aとの間に架設されているため、シートバック25の倒伏時においては、シートバック25とサブトランク9との隙間がカーペット部材15で塞がれる。そのため、シートバック25の倒伏時においては、シートバック25とサブトランク9との隙間を塞ぐ作業を別途に行う必要がない。したがって、シートバック25の倒伏時には、シートバック25とサブトランク9との隙間を容易に塞ぐことができる。
【0065】
また、カーペット部材13がシートバック25の背面を覆っているため、カーペット部材13をシートバック25の背面に対してより確実に固定することができる。したがって、カーペット部材13を、シートバック25の背面とカーペット支持部材15の板部15aとの間により強固に架設することができる。
【0066】
また、カーペット部材13がシートバック25の背面と板部15aとの間に架設されているため、サブトランク9を取り外すときには、カーペット部材13をサブトランク9から取り外す必要がない。したがって、サブトランク9を容易に取り外すことができる。
【0067】
また、スペアタイヤパン7aを車幅方向に横切るとともにリアサイドフレーム3,3に連結されたアンカーメンバー41にシートベルトのバックル部49が連結されているため、リアシート11がスペアタイヤパン7aの上方に位置しているにも拘わらず、シートベルトの荷重を車体に入力することができる。したがって、乗員を確実に保持することができる。
【0068】
また、アンカーメンバー41が通常状態におけるカーペット部材13のたるみ部13aよりも前方に位置するため、通常状態におけるカーペット部材13とアンカーメンバー41とは接触しない。
【0069】
また、板部15aの上面がサブトランク9の上面と略同一平面にあるため、板部15aの上面がサブトランク9の上面と同一平面にない場合と比較して、板部15aの上面の上とサブトランク9の上面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0070】
また、シートバック25が倒伏したときには板部15aの上面がシートバック25の背面と略同一平面にあるため、シートバック25倒伏時において板部15aの上面がシートバック25の背面と同一平面にない場合と比較して、板部15aの上面の上とカーペット部材13の上とシートバック25の背面の上とに荷物等を安定した状態で積載することができる。
【0071】
また、シートバック25の倒伏に伴ってダイブダウン機構19がリアシート11を下方に移動させるため、シートバック25倒伏時にはリアシート11をコンパクトに格納することができる。
【0072】
なお、本実施形態では、自動車に3列のシートが設けられているが、2列又は4列以上のシートが設けられてもよい。
【0073】
また、本実施形態では、本発明にかかる架橋部材がカーペット部材13で構成されているが、装飾性とある程度の柔軟性とを有するものであれば、如何なるもの、例えば、ゴム部材で架橋部材が構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る車両の後部荷室構造の斜視図である。
【図2】 実施形態に係る車両の後部荷室構造の斜視図である。
【図3】 実施形態に係る車両の後部荷室構造の上面図である。
【図4】 実施形態に係る車両の後部荷室構造のシート展開時の縦断面図である。
【図5】 実施形態に係る車両の後部荷室構造のシート折り畳み時の縦断面図である。
【図6】 実施形態に係る車両の後部荷室構造のシート展開時の横断面図である。
【図7】 実施形態に係る車両の後部荷室構造のシート折り畳み時の横断面図である。
【図8】 実施形態に係るシートベルトのバックル部の斜視図である。
【図9】 実施形態に係る車両の後部荷室構造のシート展開時の縦断面図である。
【図10】 実施形態に係る左側フレームの斜視図である。
【図11】 実施形態に係る中央フレームの前端部の斜視図である。
【図12】 実施形態に係る中央フレームの後端部の斜視図である。
【図13】 実施形態に係るナックル部の側面図である。
【図14】 実施形態に係る第2ステー支持用部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 車両の後部荷室構造
7 リアフロアパネル(フロア面)
7a スペアタイアパン(凹部)
9 サブトランク(収納用ボックス)
11 リアシート
13 カーペット部材
15a 板部(支持板)
19 ダイブダウン機構
25 シートバック
49 シートベルトのバックル部
Claims (6)
- 車両のフロア面と、シートクッションと該シートクッションの後端部にシートクッションに対して倒伏可能に取り付けられたシートバックとを有するシートと、該シートの後方における上記フロア面の上に設けられた収納用ボックスとを備えた車両の後部荷室構造であって、
上記シートと上記収納用ボックスとの間において該収納用ボックスの上記シート側の面に近接するように設けられた、車幅方向に延びる支持板と、
上記シートバックの背面と上記支持板との間に架設されている架橋部材とをさらに備え、
上記フロア面には、上記収納ボックスの下方に凹部が形成され、
上記凹部は、その前部が上記シートクッション後部及び上記支持板よりも車両前方に位置し、
上記架橋部材は、上記シートバックが倒伏していない通常状態にあるときには、上記シートバックの背面と上記支持板との間にたるんだ状態で架設されている一方、上記シートバックが倒伏した倒伏状態にあるときには、上記たるみ部が張った状態になるように構成され、
上記凹部上方を車幅方向に横切るとともに車体に連結され、上記通常状態における上記たるみ部よりも前方かつ上記シートクッション後部の下方に位置し、シートベルトのバックル部が連結されたクロスメンバーをさらに備えることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 請求項1記載の車両の後部荷室構造において、
上記架橋部材は上記シートバックの背面を覆っていることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 請求項1又は2記載の車両の後部荷室構造において、
上記凹部はスペアタイヤが収納されるスペアタイヤパンであることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両の後部荷室構造において、
上記支持板の上面は、上記収納用ボックスの上面と略同一平面にあることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の後部荷室構造において、
上記支持板の上面は、上記倒伏状態における上記シートバックの背面と略同一平面にあることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両の後部荷室構造において、
上記シートバックの倒伏に伴って上記シートを下方に移動させるダイブダウン機構を備えたことを特徴とする車両の後部荷室構造。
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