JP4211429B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルスチルカメラなどの撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、銀塩フィルムを用いたカメラに代わって、固体撮像素子による撮影で被写体の画像データを得ることが可能なデジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラと称する)が広く普及している。
【0003】
このデジタルカメラには、写真レンズを設けた第1ボディ部と液晶モニタを設けた第2ボディ部とをヒンジを設けた第3ボディ部により接続した折り返し式のデジタルカメラが存在する(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−98470号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1の折り返し式のデジタルカメラのシャッタキーは、その携行時においてもデジタルカメラの表面に露出した状態である。したがって、携行時において、シャッタキーを誤操作させてしまう可能性があり、この誤操作により不必要に撮影を行なって、媒体と電力を無駄に消費してしまう不都合があった。
【0006】
本発明は、前記課題に鑑みなされたもので、例えば携行時における誤操作を防止することが可能になる撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の請求項1に係わる発明は、一面に少なくとも撮像レンズを設けた第1の薄板状筐体と、一面に少なくとも液晶表示部を設けた第2の薄板状筐体と、前記第1の薄板状筐体を回動可能に支持する第1の回動軸、前記第2の薄板状筐体を回動可能に支持する第2の回動軸、および前記第1の回動軸と前記第2の回動軸を介在して前記第1の薄板状筐体と第2の薄板状筐体を回動させ、前記第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と前記第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態にある場合に装置の表面側に露出する操作キーを設けたヒンジ部とを具備したことを特徴とする。
【0008】
このような構成とすれば、第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態となった場合にのみヒンジ部の操作キーが装置の表面側に露出するので、通常の携行時には操作キーが装置の表面側に露出することなく操作キーの誤操作を防止することができる。
【0009】
また、本発明の請求項2に係わる発明は、請求項1に記載の発明であって、さらに、前記第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と前記第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態にある場合にこれを検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に従って装置の電源を投入する電源投入手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
このような構成とすれば、前記請求項1記載の発明の作用に加えて、第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態となった場合のみに装置の電源が投入されるので、通常の携行時には電源を切断することで操作キーの操作を無効にすることができ、操作キーの誤操作を防止することができる。
【0011】
また、本発明の請求項3に係わる発明は、請求項1に記載の発明であって、前記ヒンジ部の操作キーは、撮像を決定するシャッタキーであることを特徴とする。
【0012】
このような構成とすれば、前記請求項1記載の発明の作用に加えて、不必要な撮影を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を折り返し式のデジタルカメラに適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係わるデジタルカメラ1の外観の斜視図である。同図(a),(c)は、デジタルカメラ1を閉じた状態にある場合の外観であり、同図(b)は、デジタルカメラ1が開いた状態にある場合の外観である。
デジタルカメラ1は、第1筐体2、第2筐体3およびヒンジ部4により構成される。第1筐体2および第2筐体3は、例えばステンレスなどの金属外装でなる薄板状の筐体である。
【0016】
ヒンジ部4は、第1筐体2を図1(a)に示す状態から第1の回動軸5を中心に矢印Aの示す方向に180°の角度範囲で回動可能に支持するとともに、第2筐体3を図1(a)に示す状態から第2の回動軸6を中心に矢印Bの示す方向に180°の角度範囲で回動可能に支持する。また、ヒンジ部4は、第1筐体2を図1(c)に示す状態から第1の回動軸5を中心に矢印A´の示す方向に180°の角度範囲で回動可能に支持するとともに、第2筐体3を図1(c)に示す状態から第2の回動軸6を中心に矢印B´の示す方向に180°の角度範囲で回動可能に支持する。なお、第1筐体2および第2筐体3の回動する角度範囲は前記180°以上であれば特に限定されるものではない。
【0017】
通常の携行時等、画像の撮影、再生を行なわない状態では、ヒンジ部4を介在して第1筐体2と第2筐体3とを回動させることにより、図1(a)に示すように、第1筐体2の第2面2bと第2筐体3の第2面3bとを互いに間隔を空けずに対接させる。この状態では操作ダイアル15、モードキー16、決定キー18、シャッタキー19の各種操作キーは、デジタルカメラ1の表面に全て突出しないようになっている。
【0018】
また、画像の撮影、再生を行なう場合には、第1筐体2と第2筐体3とを回動させることにより、図1(b)の状態を経て、図1(c)に示すように、第1筐体2の第1面2aと第2筐体3の第1面3aとを互いに間隔を空けずに対接させる。
【0019】
ヒンジ部4には、シャッタキー19が配設される。このシャッタキー19は、デジタルカメラ1が図1(c)に示す撮影、再生の状態にある場合に、デジタルカメラ1の表面側に露出するように配接される。
【0020】
図2は、デジタルカメラ1の第1筐体2、第2筐体3およびヒンジ部4を図1の矢印Cの方向からみた図である。なお、図2では、説明のためにヒンジ部4と第1筐体2および第2筐体3に間隔を設けて図示しているが、実際にはヒンジ部4と第1筐体2および第2筐体3は当接される。
【0021】
図3は、デジタルカメラ1の第1筐体2および第2筐体3およびヒンジ部4を図2のD−D線に沿って切断した場合の断面図である。
図2に示すように、ヒンジ部4の側面4aの2箇所に半球状の凹部7aおよび凹部7bを穿設する。凹部7b内には、検出スイッチ8が配設される。この検出スイッチ8の機能については後述する。
【0022】
また、図2に示すように、第1筐体2の側面2cおよび第2筐体3の側面3cに対して穴9を穿設する。穴9内には、ばね付き球10が配設される。このばね付き球10は、ばねの付勢により、デジタルカメラ1が図1(a)に示す状態にある場合にはヒンジ部4の側面4aに形成された凹部7a内に挿入される。また、ばね付き球10は、デジタルカメラ1が図1(c)に示す状態にある場合には凹部7b内に挿入される。ばね付き球10が凹部7bに挿入された場合にはこの部7b内に設けられた検出スイッチ8が押下される。
【0023】
ばね付き球10が凹部7aまたは凹部7bに挿入されると、第1筐体2および第2筐体3は、ばね付き球10の付勢に伴なうクリック感によりヒンジ部4に仮固定される。図1(a)に示す状態で仮固定された第1筐体2は、矢印Aが示す方向に外力を加えることで仮固定の状態を解除される。図1(a)に示す状態で仮固定された第2筐体3は、矢印Bが示す方向に外力を加えることで仮固定の状態を解除される。また、図1(c)に示す状態で仮固定された第1筐体2は、矢印A´が示す方向に外力を加えることで仮固定の状態を解除される。図1(c)に示す状態で仮固定された第2筐体3は、矢印B´が示す方向に外力を加えることで仮固定の状態を解除される。つまり、デジタルカメラ1が図1(a)に示す状態および図1(c)に示す状態にある場合には、外力を加えない限り、ヒンジ部4を介在して第1筐体2および第2筐体3が仮固定される。
【0024】
前記図1(b),(c)に示すように、第1筐体2の第2面2bには、レンズ鏡筒11、ストロボ発光部12およびセルフタイマランプ13が配設されている。
【0025】
第2筐体3の第2面3bには、モニタ表示部14、操作ダイアル15およびモードキー16が配設されるとともに、鏡筒穴17が穿設されている。また、回転操作を行なう操作ダイアル15の中心部には、押圧操作する決定キー18が配設される。
【0026】
撮影時には、図1(c)に示すように、第1筐体2の第1面2aと第2筐体3の第1面3aとを対接させた状態にする。以下、この状態を撮影状態と呼ぶ。 また、前記撮影時以外、つまり通常の携行時等、撮影、再生を行なわない場合では、図1(a)に示すように、第1筐体2の第2面2bと第2筐体3の第2面3bとを対接させた状態にする。以下、この状態を携行状態と呼ぶ。
【0027】
既に説明した検出スイッチ8は、前記撮影状態となったか否かを検出するために設けられたもので、図1(a)の携行状態から図1(c)の撮影状態となった場合にオンとなる。
【0028】
デジタルカメラ1が撮影状態に遷移して検出スイッチ8がオンとなると、デジタルカメラ1の電源を投入する。これにより、シャッタキー19、操作ダイアル15およびモードキー16が操作可能になる。
【0029】
一方、デジタルカメラ1が、図1(c)に示す撮影状態にない場合には、検出スイッチ8がオフとなることで、自動的にこのデジタルカメラ1の電源が切断される。なお、本実施の形態では、第1筐体2および第2筐体3とを回動させて検出スイッチ8のオン/オフが切り替わるのにしたがって、デジタルカメラ1の電源を投入および切断する形態としたが、これに限らず第1筐体2および第2筐体3とを回動させて該電源を投入および切断する形態であれば、検出スイッチ8の構造等を限定するものではない。
【0030】
また、図1(b)に示す状態でも電源をオンするようにしてもよい。こうすることで、後述する撮影モードの時は自分を撮影することができ、再生モードの時は画像を見ることができる。さらに、操作ダイアル15などの操作キーに強制的に電源をオン/オフできるような機能を設けてもよいし、図1(b)、図1(c)に示す状態に限らず例えば図1(a)の第1筐体2が矢印Aの示す方向に90°回動した状態でも電源をオンするようにしてもよい。
【0031】
第2筐体3の第2面3bに設けられた鏡筒穴17は、デジタルカメラ1の携行状態において第1筐体2の第2面2bに設けられたレンズ鏡筒11を収める。
【0032】
デジタルカメラ1は、基本モードとして撮影モードと再生モードを切り替えて使用する。撮影モードでは、被写体を撮影してデジタルデータとして記録し、一方の再生モードでは、撮影モードで記録した被写体のデジタルデータを再生する。撮影モードおよび再生モードは、第2筐体3のモードキー16を押下して切り替える。
【0033】
モニタ表示部14は、撮影モードでは、その時点で撮像している内容をモニタリングするためのファインダとして機能する一方で、再生モードでは、記録されている画像データを再生表示する。操作ダイアル15は、回転操作により撮影モードおよび再生モードにおける各種項目の選択を行なう。この操作ダイアル15の中心に位置する決定キー18は、操作ダイアル15により選択した内容を押圧操作により決定する。
【0034】
撮影モードにおいて、シャッタキー19は、2段階のストロークで動作し、一般的に「半押し」と表現されている第1段階の操作状態で、AF(自動焦点)、AE(自動露出)処理を始めとする撮影の準備を行い、一般的に「全押し」と表現されている、より強く押圧操作した第2段階の操作状態で撮影を実行するものとする。また、AF(自動焦点)機能を持たない“パンフォーカス(固定焦点)カメラ”の場合は一般的に1段階の操作であり、「全押し」だけである。
【0035】
次に図4により前記デジタルカメラ1に内蔵される電子回路の構成について説明する。
このデジタルカメラ1において、第1筐体2には、既に説明したストロボ発光部12の他に、モータ(M)21、レンズ光学部22、CCD23、タイミング発生器(TG)24、垂直ドライバ25、サンプルホールド回路(S/H)26、A/D変換器(A/D)27、カラープロセス回路28およびストロボ制御部39が設けられる。
【0036】
また、第2筐体3には、既に説明した、モニタ表示部14、操作ダイアル15およびモードキー16の他に、制御部29、電源制御部30、DMA(Direct Memory Access)コントローラ31、DRAMインタフェース(I/F)32、DRAM33、VRAM34、VRAMコントローラ35、デジタルビデオエンコーダ36、フラッシュメモリ37、およびJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)回路38が設けられる。フラッシュメモリ37はデジタルカメラ1に内蔵のメモリ、または着脱可能なメモリカードであってもよいし、両方を備えていてもよい。
【0037】
電源制御部30は、検出スイッチ8がオン状態である場合にこれを検知して制御部29その他の全回路に電源を供給する。
【0038】
デジタルカメラ1の撮影モードでのモニタリング状態においては、モータ21の駆動により絞り位置が移動されるレンズ光学部22の撮影光軸後方に配置された固体撮像素子であるCCD23が、タイミング発生器24、垂直ドライバ25により走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1フレーム分出力する。
【0039】
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宣ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路26でサンプルホールドされ、A/D変換器27で、デジタルデータに変換されてカラープロセス回路28へ出力される。
【0040】
前記カラープロセス回路28は、A/D変換器27から送られてくる画像のデジタルデータに対する画像補間処理およびγ補正処理を含むカラープロセス処理を行ない、デジタル値の輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crを生成してDMAコントローラ31に出力する。
【0041】
DMAコントローラ31は、カラープロセス回路28の出力する輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路28からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ31内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース32を介してバッファメモリとして使用されるDRAM33にDMA転送出力する。
【0042】
制御部29は、前記輝度および色差信号のDRAM33へのDMA転送出力後に、この輝度及び色差信号をDRAMインタフェース32を介してDRAM33より読出し、VRAMコントローラ35を介してVRAM34に書込む。
【0043】
デジタルビデオエンコーダ36は、前記輝度信号及び色差信号をVRAMコントローラ35を介してVRAM34より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生してモニタ表示部14に出力する。
【0044】
モニタ表示部14は、例えばバックライト付きのカラー液晶表示パネルとその駆動回路とで構成され、撮影モード時には電子ファインダとして機能するもので、デジタルビデオエンコーダ36からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ35から取込んでいる画像情報に基づく画像を表示する。
【0045】
このようにモニタ表示部14にその時点での画像をモニタ画像としてリアルタイムに表示させている状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでヒンジ部4のシャッタキー19を押下すると、トリガ信号を発生する。
【0046】
制御部29は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD23から取込んでいる1フレーム分の輝度及び色差信号のDRAM33へのDMA転送の処理後、直ちにCCD23からDRAM33への経路を停止し、記録保存の状態に遷移する。
【0047】
この記録保存の状態では、制御部29がDRAM33に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号を、DRAMインタフェース32を介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出してJPEG回路38に書込み、このJPEG回路38でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
【0048】
そして、得た符号データを1フレームのデータファイルとして該JPEG回路38から読出し、このデジタルカメラ1の記録媒体として装着された、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ37に書込む。そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及びフラッシュメモリ37への全圧縮データの書込み終了に伴って、制御部29はCCD23からDRAM33への経路を再び起動する。
【0049】
なお、ストロボ制御部39は、撮影時に例えばキセノン管でなるストロボ発光部12を閃光駆動させる。
【0050】
次に前記実施の形態の動作について説明する。
図5および図6は、制御部29が実行する処理内容を示すフローチャートである。
ここで、当初デジタルカメラ1の状態は図1(a)に示した携行状態であるとする。そして、第1筐体2を矢印Aが示す方向に回動させ、且つ第2筐体3を矢印Bが示す方向に回動させて、図1(c)に示す撮影状態にする。すると、ヒンジ部4の検出スイッチ8がともにオンになる。検出スイッチ8がオンになると、電源制御部30が動作し、デジタルカメラ1の電源を投入する。
【0051】
電源が投入されると、自動的に撮影モードが起動する(ステップS1→S2)。撮影モードが起動すると、CCD23で画像を撮像し、この撮像した画像をそのままバッファメモリであるDRAM33に保持し、モニタ表示部14で表示させるモニタリング状態を維持しながら、ヒンジ部4のシャッタキー19が半押し操作されたか否か(ステップS3)、モードキー16が押下されたか否か(ステップS9)、検出スイッチ8の検出により電源がオフしたか否か(ステップS10)を繰り返し判断することで、該シャッタキー19が半押し操作されるか、モードキー16が操作されるか、電源がオフするのを待機する。
【0052】
シャッタキー19が半押し操作されると、ステップS3でこれを判断し、AF、AE処理を実行してそのAF、AE値をロックした後に(ステップS4)、続いてシャッタキー19が全押しされたか否か(ステップS5)、まだ、シャッタキー19の半押し状態が維持されているか否か(ステップS6)を繰り返し判断することで、AF、AEの状態をロックしながらシャッタキー19が全押し操作されるのを待機する。
【0053】
ここで、シャッタキー19が全押し操作された場合には、ステップS5でこれを判断し、ロックしているAF、AEの値に基づいて撮影処理を実行する(ステップS7)。
【0054】
そして、撮影により得た画像データをJPEG回路にてデータ圧縮した上で記録媒体であるフラッシュメモリ37に記録設定し(ステップS8)、以上で一連の撮影に関する処理を一旦終了し、次の撮影に備えるべく、再び前記ステップS3からの処理に戻る。
【0055】
また、前記ステップS6でシャッタキー19の半押し操作が解除されたと判断した場合には、上記ステップS3からの処理に戻る。
上記ステップS9で、モードキー16が押下されたと判断した場合、撮影モードから再生モードに切り替わる。この再生モード当初には、フラッシュメモリ37に記録されている画像データのうち最新の画像データを選択する(ステップS11)。次に、この選択した画像データをフラッシュメモリ37から読出し、モニタ表示部14に表示させる(ステップS12)。
【0056】
画像データがモニタ表示部14に表示されると、第2筐体3の操作ダイアル15の操作により他の画像を選択するための操作がなされたか否か(ステップS13)、モードキー16が押下されたか否か(ステップS15)、電源がオフしたか否か(ステップS16)を繰り返し判断して、これらの状態になるのを待機する。
【0057】
ステップS13で操作ダイアル15の操作により他の画像が選択された場合、フラッシュメモリ37に記録されている画像データの中から操作ダイアル15の操作に対応して表示させたい画像データを選択し(ステップS14)、前記ステップS12に戻ってこの選択決定した画像データをモニタ表示部14に表示させる。
【0058】
また、ステップS15でモードキー16が押下されたと判断した場合、ステップS2に戻って撮影モードを起動する。また、前記ステップS16で電源がオフされたと判断すると、前記ステップS1に戻り、新たに電源がオンされるのを待機する。
【0059】
以上、詳述した実施の形態において説明したデジタルカメラ1によれば、ヒンジ部4に配設されたシャッタキー19は、携行状態においてデジタルカメラ1の表面側に露出せず、且つ、撮影状態以外では電源が投入されないために操作ができない。したがってフラッシュメモリ37と電力とを不必要に消費してしまうのを確実に防止出来る。
【0060】
なお、ヒンジ部4に配設するシャッタキー19は、その他の操作キーであっても差し支えなく、該操作キーは携行状態においてデジタルカメラ1の表面側に露出しないので、撮影状態以外におけるデジタルカメラ1の誤操作を防止することができる。これにより、電池電源により電力容量が制限されているデジタルカメラ1で無駄な電力消費を回避できる。
【0061】
なお、前記実施の形態は、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したものであるが、本発明はこれに限らず、2つの筐体をヒンジ部で接続し、折り返して使用するような構造のものであれば、ビデオムービーカメラ、カメラ付き携帯電話等にも適用可能であることは勿論である。
【0062】
その他、本発明は前記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することが可能であるとする。
【0063】
さらに、前記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宣な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0064】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態となった場合にのみヒンジ部の操作キーが装置の表面側に露出する。したがって、通常の携行時には操作キーが装置の表面側に露出することなく操作キーの誤操作を防止することができる。
【0065】
また、請求項2記載の発明によれば、前記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態となった場合のみに装置の電源が投入され、通常の携行時には電源を切断することで操作キーの操作を無効にすることができる。したがって操作キーの誤操作を防止することができる。
【0066】
また、請求項3記載の発明によれば、前記請求項1記載の発明の効果に加えて、不必要な撮影を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラの外観の斜視図。
【図2】 同実施の形態に係わるデジタルカメラの第1筐体、第2筐体およびヒンジ部を図1の矢印Cの方向からみた図。
【図3】 同実施の形態に係わるデジタルカメラの第1筐体および第2筐体およびヒンジ部を図2のD−D線で切断した場合の断面図。
【図4】 同実施の形態に係るデジタルカメラの回路構成を示すブロック図。
【図5】 同実施の形態に係るデジタルカメラの撮影モードおよび再生モードの処理内容を示すフローチャート。
【図6】 同実施の形態に係るデジタルカメラの撮影モードおよび再生モードの処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・デジタルカメラ、2・・第1筐体、2a・・第1筐体第1面、2b・・第1筐体第2面、2c・・第1筐体側面、3・・第2筐体、3a・・第2筐体第1面、3b・・第2筐体第2面、3c・・・第2筐体側面、4・・ヒンジ部、4a・・・ヒンジ部側面、5・・第1の回動軸、6・・第2の回動軸、7a,7b・・凹部、8・・検出スイッチ、9・・穴、10・・ばね付き球、11・・レンズ鏡筒、12・・ストロボ発光部、13・・セルフタイマランプ、14・・モニタ表示部、15・・操作ダイアル、16・・モードキー、17・・鏡筒穴、18・・決定キー、19・・シャッタキー、21・・モータ、22・・レンズ光学部、23・・CCD、24・・タイミング発生器(TG)、25・・垂直ドライバ、26・・サンプルホールド回路(S/H)、27・・A/D変換器、28・・カラープロセス回路、29・・制御部、30・・電源制御部、31・・DMAコントローラ、32・・DRAMインタフェース、33・・DRAM、34・・VRAM、35・・VRAMコントローラ、36・・デジタルビデオエンコーダ、37・・フラッシュメモリ、38・・JPEG回路、39・・ストロボ制御部。

Claims (3)

  1. 一面に少なくとも撮像レンズを設けた第1の薄板状筐体と、
    一面に少なくとも液晶表示部を設けた第2の薄板状筐体と、
    前記第1の薄板状筐体を回動可能に支持する第1の回動軸、前記第2の薄板状筐体を回動可能に支持する第2の回動軸、および前記第1の回動軸と前記第2の回動軸を介在して前記第1の薄板状筐体と第2の薄板状筐体を回動させ、前記第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と前記第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態にある場合に装置の表面側に露出する操作キーを設けたヒンジ部と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. さらに、前記第1の薄板状筐体の撮像レンズを設けていない面と前記第2の薄板状筐体の液晶表示部を設けていない面とを対接させた状態にある場合にこれを検出する検出手段と、
    この検出手段による検出結果に従って装置の電源を投入する電源投入手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ヒンジ部の操作キーは、撮像を決定するシャッタキーであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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