JP4209981B2 - 真空蒸着装置における成膜材料供給装置 - Google Patents

真空蒸着装置における成膜材料供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空蒸着装置における成膜材料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、大画面の壁掛けテレビ等の実用化に向け、プラズマディスプレイパネル(PDP)が注目を集めているが、このパネル用として、ガラス基板上に保護膜としてMgO成膜を形成することが行われている。また、このプラズマディスプレイパネルの成膜に限らず、基板上に皮膜を形成させることは、種々の分野に適用されている。この成膜には真空蒸着装置が用いられることが多いが、その成膜作業を連続的に行うためにはインライン式のものが使用される。
【0003】
上記のインライン式の真空蒸着装置は、仕込室、加熱室、成膜室、冷却室、取出室からなる5室のインライン構成の真空装置からなる。各室の間には、仕切バルブが設けられており、各室の真空状態は仕切られている。そして、成膜作用は、成膜室内において行われる。すなわち、成膜しようとする基板をキャリア上に載置して成膜室内に搬送し、この基板をシーズヒーターにより加熱しながら、同じ搬送速度で移動させるとともに、成膜室内に設けたリングハースに収容した昇華性の成膜材料に電子ビームを照射して、成膜材料を蒸発させ、その蒸発ガスを、キャリアにより移動する基板上に蒸着させることにより行われる。この場合、成膜前には、必ず成膜材料の脱ガスを行わなければならない。しかも、この脱ガスは、前記リングハース上の成膜材料のみならず、ハースに供給される前の成膜材料についても行う必要がある。
【0004】
ところで、従来の真空蒸着装置においては、コンクリートミキサー状のバケットを設けて成膜材料を収容し、このバケットの下端に、内周面に螺旋状の溝を設けたシューターを設け、シューターの回転によって、バケット内の成膜材料を外部に流出させ、成膜室内に設けたるつぼに成膜材料を供給するように構成している。なお、上記のバケットには、例えば、1週間分の成膜材料を貯蔵している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バケット内に多量の成膜材料を貯蔵していると、この貯蔵している成膜材料の脱ガスに相当の時間を要するので、上記のような従来の手段では、成膜作業に際して行う脱ガスのための立ち上げ時間に長時間を必要とする。
また、インライン式においては、例えば1週間程度の期間、連続運転させるので、この間、常に成膜材料を蒸発源に供給し続けなければならないが、蒸発源自体の雰囲気を変化させることなく、一定の状態に保持することが要求される。
【0006】
そこで本発明は、成膜作業に際して行う脱ガスのための立ち上げ時間の短縮を図るとともに、成膜室内の雰囲気を変えることなく成膜材料を成膜室内に供給することができる真空蒸着装置における成膜材料供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の真空蒸着装置における成膜材料供給装置は、リングハース上に収容した成膜材料を昇華させ、基板上に保護膜を形成する成膜室を備えた真空蒸着装置であって、前記リングハース上に成膜材料を供給する第一の材料供給手段と、前記第一の材料供給手段に成膜材料を供給する第二の材料供給手段とを設け、前記第一の材料供給手段を前記成膜室内に設け、前記第二の材料供給手段を前記成膜室とは別個の真空系とした成膜材料供給室内に設け、前記成膜材料の脱ガスを行うために前記成膜材料供給室に真空ポンプを接続し、前記第一の材料供給手段として、内周面に螺旋状の溝を設けたシューターを用い、前記第二の材料供給手段として、複数個のホッパーを用い、前記成膜室と前記成膜材料供給室とを開閉可能なゲートバルブを介して接続したことを特徴とする
請求項2記載の本発明の真空蒸着装置における成膜材料供給装置は、成膜材料を収容した複数個のホッパーを、回転するホッパーテーブル上に搭載した成膜材料供給室と、成膜材料を収容し、かつ回転可能に設けたリングハース、前記リングハース上に成膜材料を供給するシューター、前記リングハース上に収容した成膜材料に電子ビームを照射する電子ビームガン、および前記リングハースの上方に移動可能に設けて基板を搭載するキャリアを具備する成膜室とを備え、前記シュータは、ゲートバルブを介して前記成膜材料供給室と連結された材料流入管と、前記リングハースの上方に臨ませた材料流出管とを有し、前記ホッパー内に収容した成膜材料を前記シューター内に供給し、前記シューター内の成膜材料をリングハース上に供給可能な構成とし、さらに、前記成膜材料供給室と成膜室とを別個の真空系として構成し、前記成膜材料の脱ガスを行うために前記成膜材料供給室に真空ポンプを接続したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置において、前記リングハース上への成膜材料の供給は、前記シューターの回転によって連続的に行うことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における材料供給装置において、前記シューターへの1回分の成膜材料供給量は、一つのホッパー内に収容されている成膜材料分とし、前記ゲートバルブは、前記ホッパーから前記シュータへの材料供給時に開放することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置において、成膜材料供給室の上方に、シリンダーを設け、かつ、このシリンダーのシャフトを成膜材料供給室内に突出させるとともに、前記シャフトの先端に、前記ホッパーに設けたノズル開閉用シャフトと着脱する連結部を設け、前記シリンダーの作動により前記ホッパーに設けたノズルを開閉するように構成したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置において、前記成膜材料供給室に脱ガス用ヒーターを設けることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施の形態は、第一の材料供給手段を成膜室内に設け、第二の材料供給手段を成膜室とは別個の真空系とした成膜材料供給室内に設けたものであり、前記成膜材料供給室に真空ポンプを接続して前記成膜材料の脱ガスを行うものである。このように第一の材料供給手段とは別個に第二の材料供給手段を設けることによって、第一の材料供給手段に蓄える成膜材料の量を少なくすることができるので、脱ガスに要する時間を短くすることができる。また、第二の材料供給手段を成膜室から独立した真空系の成膜材料供給室内に設けることによって、第一の材料供給手段への材料の供給を、成膜室の雰囲気を変えることなく行うことができる。従って、成膜室での成膜作業を中断させることなく、成膜室に成膜材料を供給することができ、長時間の連続運転を可能とすることができる。
【0009】
本発明による第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、内周面に螺旋状の溝を設けたシューターと、複数個のホッパーとで第一、第二の材料供給手段を構成したものである。また、成膜室と成膜材料供給室とを開閉可能なゲートバルブを介して接続したものである。本実施の形態は、このようなシューターと複数のホッパーとを用いることによって、リングハース上への材料の供給をスムーズに行うことができる。また、成膜室と成膜材料供給室とを開閉可能なゲートバルブで接続することによって、それぞれの室を独立した真空系にすることができるとともに、成膜材料供給室から成膜室への材料の供給を成膜室の雰囲気を変えることなく行うことが可能となる。
【0010】
本発明による第3の実施の形態は、ホッパー内に収容した成膜材料をシューター内に供給し、前記シューター内の成膜材料をリングハース上に供給可能な構成とし、さらに、前記成膜材料供給室と成膜室とを別個の真空系としている。このように本実施の形態によれば、成膜室の雰囲気を変えることなく、成膜室への材料供給を行うことができ、成膜室での成膜作業を中断させることなく、長時間の連続運転を可能とすることができる。
【0011】
本発明による第4の実施の形態は、シューターの回転によってリングハース上への成膜材料の供給を連続的に行うことができる。このようにリングハース上に連続的に成膜材料を供給することによって、成膜材料の昇華量を一定に保つことができる。
【0012】
本発明による第5の実施の形態は、シューターへの1回分の成膜材料供給量を、一つのホッパー内に収容されている成膜材料分とし、ホッパーからシュータへの材料供給時にゲートバルブを開放するものである。このように各ホッパー毎に材料を供給し、その供給時にゲートバルブを開放することによって、材料の供給による成膜室内への影響を少なくすることができるとともに、シューター内に供給する成膜材料の脱ガス程度の変化を防止することができる。
【0013】
本発明による第6の実施の形態は、成膜材料供給室の上方に、シリンダーを設け、このシリンダーのシャフトを成膜材料供給室内に突出させるとともに、このシャフトの先端に、ホッパーに設けたノズル開閉用シャフトと着脱する連結部を設け、シリンダーの作動によりホッパーに設けたノズルを開閉するように構成したものである。本実施の形態は、ホッパーに設けたノズルを開閉することによって、ホッパー内の成膜材料のシューターへの排出を制御することができる。このような構成とすることによって、成膜室に与える影響を小さくすることができるとともに、ホッパーからの材料の供給をスムーズに行うことができる。
【0014】
本発明による第7の実施の形態は、成膜材料供給室に脱ガス用ヒーターを設けたもので、成膜材料供給室において成膜材料の脱ガスを行うことができる。このように、材料を成膜室に供給する前に十分な脱ガスを行うことができるので、成膜室の運転を中断することなく、成膜材料供給室への材料補給を可能とすることができ、成膜室の運転をさらに長期間継続することができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面により本発明の一実施例を説明する。図1は本発明の成膜材料供給装置を具備する真空蒸着装置の縦断面図、図2は同横断面図、図3は同実施例における成膜材料供給装置の構成を示す要部拡大断面図である。
図1から図3において、成膜室1の内部には、下方にモーター等の駆動機構4により回転するリングハース2が設けられており、側面には、電子ビームを放出するピアスガン5が設置されている。なお、リングハース2の縁部には、環状のあふれ止め3を設けている。また、リングハース2の上方には、成膜される基板6を搭載したキャリア7が移動可能に配置されている。
【0016】
成膜室1の内部には、さらに、リングハース2に成膜材料13を供給するためのシューター8を設けている。このシューター8は、成膜材料供給室10とゲートバルブ21を介して連結された材料流入管8aと、成膜材料13をリングハース2に供給する材料流出管8bとを有している。なお、このシューター8の内周面には、螺旋状の溝(図示せず)が設けられている。真空ポンプ9は、成膜室1内を所定の真空度に保持することができる。また、成膜材料供給室10は、成膜室1の上方に設置されており、真空ポンプ(図示せず)が設けられている。この成膜材料供給室10の内部には、駆動機構(図示せず)により6点のピッチで回転するホッパーテーブル12を設けている。そしてこのホッパーテーブル12上には、6個のホッパー11が搭載されている。このホッパー11内には、成膜材料13が貯蔵されている。ホッパー11の下部には、ノズル14を設けている。このノズル14は、ホッパーシャフト15と接続している。さらにこのホッパーシャフト15は、その上端に連結部16を設けている。一方、成膜材料供給室10の上部には、シリンダー17を設けている。このシリンダー17は、成膜材料供給室10内に突出させたシャフト18を設けている。そしてシャフト18の先端に設けた連結部19は、ホッパーシャフト15の上端に設けた連結部16と連結されている。また、成膜材料供給室10内の下部には、ホッパー11のノズル14と対向させてダクト20を設けている。またダクト20の下方には、ゲートバルブ21が設置されている。さらに、このゲートバルブ21の下方には、シューター8の材料流入管8aと結合するテーパー管22が設けられている。なお、ホッパーシャフト15の下端には、撹拌ロッド23を有している。また、成膜材料供給室10内には、ヒーター24が配置されている。
【0017】
本実施例は上記のように構成されているので、真空蒸着を行うには、先ず成膜材料供給室10内に設けた6つのホッパー11にそれぞれ1日分の成膜材料13を収容し、成膜材料供給室10と接続する真空ポンプ(図示せず)を作動させ、また必要に応じて成膜材料供給室10に設けたヒーター24を加熱して、成膜材料13の脱ガスを行う。一方、成膜室1も室内が所定の真空度になるように接続した真空ポンプ9を作動させる。そして成膜材料13の脱ガスを所定の値まで行い、かつ成膜室1の室内が所定の真空度に到達した後、成膜材料供給室10の下部に設けたダクト20と合致するホッパー11内に配置されたホッパーシャフト15の先端の連結部16をシリンダー17のシャフト18に設けた連結部19と連結する。そして、シリンダー17を作動させ、ホッパーシャフト15、シャフト18を引き上げてホッパー11のノズル14を開き、さらに成膜材料供給室10の下部に設けたダクト20の先端のゲートバルブ21を開くと、ホッパー11内の成膜材料13は、前記ゲードバルブ21と接続するホッパー22、材料流入管8aを介して、シューター8内に供給される。なお、この際シューター8内に供給される成膜材料13の量は、例えば1日分としている。このシューター8内に供給された成膜材料13は、シューター8の回転によって、内周面に設けた螺旋状の溝に沿って上昇し、材料流出管8bの出口からリングハース2上に排出される。このとき、リングハース2は、駆動機構4により回転しているので、このリングハース2上に排出された成膜材料13は均一に堆積する。リングハース2上に堆積した成膜材料13は、ピアスガン5から照射される電子ビームによって、加熱されて蒸発する。この蒸気は上方で移動する基板6の表面に付着し、さらに冷却されて基板の表面に堆積して蒸着が行われる。このとき、キャリア7に搭載された基板6は、所定の均一速度で移動している。なお、ピアスガン5からの電子ビームをリングハース2上の成膜材料13の2点に同時に照射する2ハウス4ボイント方式を採用することができる。
【0018】
このようにして成膜作業を連続して実施して、所定時間経過後(例えば1日間)、ホッパー11のホッパーシャフト15と、シリンダー17のシャフト18の連結部16、19の連結を解き、ホッパーテーブル12を1/6回転させ、次のホッパー11をダクト20の上に位置させた後、前記と同様の操作を行えば、リングハース2上に成膜材料13の供給が行われ、連続的な蒸着作業に対応することができる。このとき、本発明においては、成膜材料供給室10においても成膜材料の脱ガスが行われているので、成膜室内の蒸着源の雰囲気が変化するおそれはない。
以下、所定時間(例えば1日)経過毎に同様の作業が行われるので、1週間の連続操業を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明においては、蒸着作業の開始時に脱ガスのために長時間を必要とすることなく、また、成膜材料の成膜室への供給に際して、蒸着源における雰囲気が変化する恐れはなく、品質が安定した蒸着作業を連続的に実施することができるので、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による成膜材料供給装置を具備する真空蒸着装置の縦断面図
【図2】同装置の横断面図
【図3】同装置における成膜材料供給装置の構成を示す要部拡大断面図
【符号の説明】
1 成膜室
2 リングハース
3 あふれ止め
4 駆動機構
5 ピアスガン
6 基板
7 キャリア
8 シューター
9 真空ポンプ
10 成膜材料供給室
11 ホッパー
12 ホッパーテーブル
13 成膜材料
14 ノズル
15 ホッパーシャフト
16 連結部
17 シリンダー
18 シャフト
19 連結部
20 ダクト
21 ゲートバルブ
22 ホッパー
23 撹拌ロッド
24 ヒーター

Claims (6)

  1. リングハース上に収容した成膜材料を昇華させ、基板上に保護膜を形成する成膜室を備えた真空蒸着装置であって、前記リングハース上に成膜材料を供給する第一の材料供給手段と、前記第一の材料供給手段に成膜材料を供給する第二の材料供給手段とを設け、前記第一の材料供給手段を前記成膜室内に設け、前記第二の材料供給手段を前記成膜室とは別個の真空系とした成膜材料供給室内に設け、前記成膜材料の脱ガスを行うために前記成膜材料供給室に真空ポンプを接続し、前記第一の材料供給手段として、内周面に螺旋状の溝を設けたシューターを用い、前記第二の材料供給手段として、複数個のホッパーを用い、前記成膜室と前記成膜材料供給室とを開閉可能なゲートバルブを介して接続したことを特徴とする真空蒸着装置における成膜材料供給装置。
  2. 成膜材料を収容した複数個のホッパーを、回転するホッパーテーブル上に搭載した成膜材料供給室と、成膜材料を収容し、かつ回転可能に設けたリングハース、前記リングハース上に成膜材料を供給するシューター、前記リングハース上に収容した成膜材料に電子ビームを照射する電子ビームガン、および前記リングハースの上方に移動可能に設けて基板を搭載するキャリアを具備する成膜室とを備え、前記シュータは、ゲートバルブを介して前記成膜材料供給室と連結された材料流入管と、前記リングハースの上方に臨ませた材料流出管とを有し、前記ホッパー内に収容した成膜材料を前記シューター内に供給し、前記シューター内の成膜材料をリングハース上に供給可能な構成とし、さらに、前記成膜材料供給室と成膜室とを別個の真空系として構成し、前記成膜材料の脱ガスを行うために前記成膜材料供給室に真空ポンプを接続したことを特徴とする真空蒸着装置における成膜材料供給装置。
  3. 前記リングハース上への成膜材料の供給は、前記シューターの回転によって連続的に行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置。
  4. 前記シューターへの1回分の成膜材料供給量は、一つのホッパー内に収容されている成膜材料分とし、前記ゲートバルブは、前記ホッパーから前記シュータへの材料供給時に開放することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における材料供給装置。
  5. 成膜材料供給室の上方に、シリンダーを設け、かつ、このシリンダーのシャフトを成膜材料供給室内に突出させるとともに、前記シャフトの先端に、前記ホッパーに設けたノズル開閉用シャフトと着脱する連結部を設け、前記シリンダーの作動により前記ホッパーに設けたノズルを開閉するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置。
  6. 前記成膜材料供給室に脱ガス用ヒーターを設けることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の真空蒸着装置における成膜材料供給装置。
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