JP4209871B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
そして、印刷データと共にそれら付加情報を受け取った画像形成装置は、それら付加情報を解釈し、最終的に印刷を行なう給紙段,排出先等を決定して、実印刷を行なうようになっている。
ここで、その給紙段数より多い種類の印刷媒体を取り扱う場合には、二つの方法が知られている。
一つめの方法は、ホストPCを使用するユーザが、印刷開始前にプリンタの設置場所まで出向いて、一つの給紙段に、印刷しようとする印刷媒体をセットした後、再びホストPCまで戻って、プリンタに対して印刷を開始する。これにより、プリンタでは、指定された給紙段から所望の印刷媒体を給紙して、この印刷媒体に対して印刷を行なう。
そして、このような煩雑な作業は、給紙段数より多い種類の印刷媒体を利用する場合には不可避である。
そこで、一の給紙段に複数種類の印刷媒体を収容可能とするとともに、各給紙段に収容されている印刷媒体の種類および収容数を管理して、移動機構により各給紙段間で印刷媒体を移動させるようにしたプリンタも開発されている。
例えば、既にセットされている印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体をユーザが新たにセットする場合で、既にセットされている印刷媒体の収容位置と異なる収容位置にセットしたときは、上記事態が起こってしまう。
また、一の給紙段の第二層に位置する印刷媒体を給紙するために第一層にある印刷媒体を他の給紙段へ移動させている場合に、その移動途中で、移動先の給紙段の収容数が最大数に達してしまい、まだ移動が済んでいない残りの印刷媒体をさらに別の給紙段へ移動させた場合にも、上記事態が起こってしまう。
ここで、ホストPCから送信されてきた印刷要求が、印刷媒体の種類として種類aを指定し、印刷枚数として25枚を指定していたとする。そうすると、まず、第一の給紙段から種類aの印刷媒体が給紙されるが、20枚給紙し終えると、今度は第二の給紙段から給紙されることとなる。ところが、第二の給紙段では、種類aの印刷媒体が第二層に収容されている。このため、第一層の印刷媒体を他の給紙段へ移動させなければならない。この移動を行っている間は、種類aの印刷媒体を給紙することができないため、印刷処理は中断する。これにより、ジョブのスループットが低下する。
例えば、過去直近に実行されたジョブで指定された印刷媒体の種類は、次のジョブでも引き続き指定される可能性が高いものの、その種類の印刷媒体が給紙段の最上層に無く、第二層以下にある場合には、印刷要求の受信後に、その指定された種類の印刷媒体より上層にある印刷媒体を他の給紙段へ移動させなければならない。この場合、印刷処理の開始前に、その上層にある印刷媒体を移動させる時間が必要となることから、ジョブのスループットが低下する。
さらに、ある種類の印刷媒体については、たとえ収容枚数が少なくなったとしても収容位置を常に最上層にしておきたいといったユーザの要望が考えられる。このため、ユーザが任意に収容位置を決めることができるような構成を実現することが望ましい。
これにより、上記制御手段は、給紙機構を制御して、指定された印刷媒体を当該給紙段から給紙することができる。したがって、給紙段数より多い種類の印刷媒体を給紙させる場合であっても、ユーザがプリンタの設置場所まで出向いたり、表示パネルで設定変更を行なったりする必要がなく、給紙装置内で自動的に指定の印刷媒体を給紙段の最上層へ移動させて給紙することができる。
給紙装置をこのような構成とすると、同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容する処理(分散印刷媒体ソート処理)が、給紙を伴うジョブの非実行時に行われるため、その後給紙を伴うジョブの実行が開始されるときには、同一種類の印刷媒体が既に一つの収容位置にまとめて収容された状態となっている。このため、ジョブの実行中に印刷媒体の移動が実行されてその印刷処理が中断するという事態がなくなるため、ジョブのスループットの低下を抑制できる。
しかも、分散印刷媒体ソート処理は、給紙を伴うジョブの非実行時に行われるため、分散印刷媒体ソート処理の実行自体が、実行中の印刷処理の中断原因となることはない。このことからも、ジョブのスループットの低下を抑制できる。
給紙装置をこのような構成とすると、装置起動時,装置停止時,印刷媒体セット時,印刷ジョブがないときなどの場合に分散印刷媒体ソート処理が実行されるため、その後給紙を伴うジョブの実行が開始されるときには、同一種類の印刷媒体が既に一つの収容位置にまとめて収容された状態となっている。このため、ジョブの実行中に印刷媒体の移動による中断がなくなるため、ジョブのスループットの低下を抑制できる。
なお、分散印刷媒体ソート処理を実行するタイミングは、装置起動時,装置停止時,印刷媒体セット時,印刷ジョブがないときのうち、いずれか一つのみを設定してもよく、あるいは複数(又はすべて)設定してもよい。
給紙装置をこのような構成とすると、分散印刷媒体ソート処理が実行中であっても、給紙を伴うジョブが発生すれば、その実行中の分散印刷媒体ソート処理は中止される。これにより、例えばホストPCから印刷要求が送信されると、実行中の分散印刷媒体ソート処理が中止されて、その印刷要求にもとづく印字出力が即座に実行される。このため、分散印刷媒体ソート処理の実行により、印刷要求から印字出力までの時間が遅延することを回避でき、ジョブのスループットの低下を抑えることができる。
給紙装置をこのような構成とすると、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体(ここでは種類aの印刷媒体とする)が、最上段給紙段の最上層を収容位置として収容される。このため、次の印刷要求の付加情報で、印刷媒体の種類として種類aが指定されていると、その最上段給紙段の最上層に収容された印刷媒体を即座に給紙できる。このように、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体が最上段給紙段の最上層に収容されるため、給紙経路が最短となるとともに、印刷実行中に印刷媒体の移動が必要となってその印刷処理を中断するといった事態が生じないため、ジョブのスループットの低下を抑制できる。
給紙装置をこのような構成とすると、所定の収容位置を最上段給紙段の最上層とし、使用頻度の高い印刷媒体の種類から順に優先順位を高く設定することで、使用頻度の高い印刷媒体の種類を迅速に給紙させることができる。これにより、ジョブのスループットの低下を抑えることができる。
そして、その一又は二以上のソート条件の中から、ユーザが任意に一以上のソート条件を選択できる。このため、ユーザにとって使い勝手が良く、かつ利便性の高い給紙装置を提供できる。
さらに、ソート条件は、ソート後の印刷媒体の種類と収容位置との関係を示すものであるため、例えば次に使用される可能性が高い種類の印刷媒体が最上段給紙段の最上層に位置するようにソート条件を決めることで、ジョブのスループットの低下を抑制できる。
給紙装置をこのような構成とすると、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体が、最上段給紙段の最上層を収容位置として収容される。このため、次の印刷要求の付加情報で、その印刷媒体の種類が指定されていると、その最上段給紙段の最上層に収容された印刷媒体が即座に給紙される。
このように、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体が最上段給紙段の最上層に収容されるため、給紙経路が最短となるとともに、印刷実行中に印刷媒体の移動が必要となってその印刷処理を中断するといった事態が生じないため、ジョブのスループットの低下を防止できる。
給紙装置をこのような構成とすると、最も数量の多い印刷媒体の種類が給紙段の最上層に収容されるため、その種類の印刷媒体を指定する印刷要求が送信されてきたときは、迅速に給紙することができる。これにより、ジョブのスループットの低下を抑えることができる。
給紙装置をこのような構成とすると、所定の収容位置を最上段給紙段の最上層とし、使用頻度の高い印刷媒体の種類から順に優先順位を高く設定することで、使用頻度の高い印刷媒体の種類を迅速に給紙させることができる。これにより、ジョブのスループットの低下を抑えることができる。
したがって、例えばプリンタ等の画像形成装置や、銀行ATM等の多数種類の印刷媒体の給紙を必要とする各種装置に、本発明による給紙装置を組み込むことによって、給紙段数より多数の種類の印刷媒体を利用して、容易に給紙を行なわせることが可能になる。
しかも、給紙装置が、収容される印刷媒体の種類と収容位置との関係を示すソート条件を一又は二以上記憶しておき、ユーザが、入力手段にて一以上のソート条件を選択可能とすることで、ユーザ自身がスループットの向上可能なソート処理を自ら選択することができる。
図1は、本発明による給紙装置を組み込んだ画像形成装置の全体構成を示している。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成手段100と、給紙装置200と、操作パネル300と、を備えている。
すなわち、画像形成手段100は、本体101の上面に備えられた原稿載置用のコンタクトガラス102および自動原稿搬送装置103と、本体101の上面直下に設けられた露光機構110,プリント機構120を備えている。
なお、上述した第一の光学系111,第二の光学系113は、図示しないスキャンモータによって左右方向に往復動される。
ここで、上記制御ユニット115は、操作パネル300からの信号等が入力されることにより、画像形成手段100そして給紙装置200の制御を行なうと共に、上記固体撮像素子114からの画像信号に基づいて、画像形成を行なうための信号を生成して、レーザユニット116を駆動制御するようになっている。
さらに、上記制御ユニット115は、各種設定や給紙装置200における各給紙段210の印刷媒体の種類,収容数,位置を記憶する記憶装置115aを備えている。
これにより、給紙装置200から給紙される印刷媒体(図示せず)が、感光体ドラム121の表面に対して、現像装置13と転写用放電器14の間で当接しながら図面にて左方に搬送されることにより、印刷媒体の表面にトナー顕像が転写され、定着ローラ対128でトナー顕像が印刷媒体の表面に定着された後、排出ローラ129を介して排出トレイ130上に排紙されるようになっている。
ここで、上記給紙装置200は、複数個(図示の場合、三個)の給紙段210と、給紙機構220と、移動機構230と、から構成されており、これらの給紙機構220および移動機構230は、制御手段としての上記制御ユニット115により制御されるようになっている。
上記給紙段210は、それぞれ同時に複数種類の印刷媒体を収容し得るようになっている。
印刷媒体の種類は、例えば普通紙,光沢紙(光沢フィルム),フォトペーパー,厚紙,OHPシート,プレプリント紙,プレパンチ,うす紙,ざら紙等がある。
これにより、制御ユニット115により指定された給紙段210に対応する給紙ローラ221が下方に移動して、当該給紙段210内に収容された印刷媒体のうち、一番上に位置する印刷媒体を前方(図面にて右方)に移動させ、さばきローラ対222により挟持して、給紙経路224からレジストローラ対223まで搬送して、プリント機構120に引き渡すようになっている。
なお、上記移動経路231から各分岐路232への分岐点には、図示しないガイド部材が設けられており、これらのガイド部材が切り替え移動されることにより、移動経路231を搬送されてくる印刷媒体が、所定の給紙段210に搬入されるようになっている。
上記操作パネル300から入力された信号等は、前述した制御ユニット115に入力され、各種設定等が行なわれることになる。
続いて、当該給紙段210に新たにセットされる印刷媒体の種類が操作パネル300の入力手段から手入力され、制御ユニット115の記憶装置115aに記憶されるようになっている。
その際、移動される印刷媒体は、カウンタ233によりカウントされ、このカウント数が制御ユニット115に入力されることにより、上記制御ユニット115は、このカウント数を新たにセットされた印刷媒体の収容数として、記憶装置115aに記憶させる。
そして、上記制御ユニット115は、指定された印刷媒体が当該給紙段210の最上層に位置するようになったら、給紙機構220により当該給紙段210から印刷媒体を給紙経路224を介して、プリント機構120に給紙する。
ところで、他の給紙段210に指定された印刷媒体が収容されていない場合には、上記制御ユニット115は、通常の用紙切れの場合と同様に、用紙切れのエラー処理を行なう。
ここで、例えば、装置起動時の場合は、画像形成装置の電源が投入されて起動した際に分散印刷媒体ソート処理を行う。また、装置停止時の場合は、画像形成装置の電源切断の操作が行われたときに分散印刷媒体ソート処理を行い、その後に電源を切断する。
また、上記制御ユニット115は、同じ種類の印刷媒体が一つの給紙段210内にて分散して収容されている場合には、当該給紙段210に収容されている印刷媒体を他の給紙段210に移動させるなどして、この種類の印刷媒体を一つの給紙段210内の一つの収容位置に集めるように移動させる。これにより、この種類の印刷媒体は、一つの給紙段210内の一つの収容位置に収容されることになる。
なお、上記制御ユニット115の同じ種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめる制御は、給紙段210が三つ以上備えられている場合に可能である。
図3は、画像形成装置10における給紙時のカウント管理の処理動作を示すフローチャートである。
図3において、まずステップA1にて、ホストPC400から印刷データおよび印刷媒体情報が送信されてくると、制御手段としての制御ユニット115が給紙媒体判断を開始し、ステップA2にて、印刷媒体情報で指定された種類の印刷媒体、すなわちメディアタイプが、いずれかの給紙段210の最上層に在るか否かを判断する。
なお、メディアタイプの移動の際に、複数の給紙段210内に指定されたメディアタイプが在る場合には、上記制御ユニット115は、指定されたメディアタイプが最上層に位置するまでに必要な他のメディアタイプの移動数が最も少なくて済む給紙段210を選択して、移動機構230によりメディアタイプの移動を行なうことができる。
そして、その後ステップA6にてエラー解除になった場合には、上記制御ユニット115は、再びステップA2に戻る。
このとき、上記制御ユニット115は、印刷枚数に応じて、記憶装置115aに記憶している各給紙段210の当該印刷媒体の収容数を減算する。
これにより、途中で指定されたメディアタイプがなくなった場合にも、他の給紙段210に指定されたメディアタイプが在る場合には、自動的に印刷動作が継続され得ることになる。
図4において、ステップB1にて、例えば操作パネル300から印刷媒体のセットの開始指令として枚数カウントボタン301が操作されると、上記制御ユニット115は、ステップB2にて、指定された給紙段210内に印刷媒体が収容されているか否かを判断する。
その際、移動された印刷媒体の移動数がカウンタ233によりカウントされ、そのカウント値が制御ユニット115に入力されるので、上記制御ユニット115は、ステップB4にて、このカウント値に基づいて、記憶装置115aに記憶されている各給紙段210における印刷媒体の種類,収容数を更新する。
なお、ステップB2にて、当該給紙段210内に印刷媒体が収容されていない場合には、上記ステップB3およびB4をスキップする。
これにより、上記制御ユニット115は、ステップB7にて、当該給紙段210内にセットされた印刷媒体を移動機構230により他の給紙段210に移動させて、その移動数をカウンタ233によりカウントする。
続いて、上記制御ユニット115は、ステップB8にて、操作パネル300で入力された給紙段および印刷媒体の種類と、このカウンタ233からのカウント値を、記憶装置115aに記憶させる。
これにより、当該給紙段210に新たにセットされた印刷媒体の枚数が、給紙装置10の移動機構230を利用してカウントされることになるので、給紙段210に印刷媒体をセットしたユーザが、操作パネル300から印刷媒体の枚数を手入力することなく、新たにセットした印刷媒体の正確な枚数が容易に取得され、記憶装置115aに記憶されることになる。
以上で、印刷媒体セット時のカウント管理の作業が完了する。
この場合、新たに印刷媒体をセットした給紙段210について、収容されているすべての印刷媒体を他の給紙段210に移動させることにより、当該給紙段210内に収容されているすべての印刷媒体の移動数をカウントする。このとき、新たな印刷媒体のセット前に当該給紙段210内に収容されている印刷媒体については、記憶装置115aが、その種類および枚数を記憶しているので、上記制御ユニット115は、上記カウント値に基づいて、既に収容されていた印刷媒体の収容数を減算することにより、新たにセットした印刷媒体の枚数を算出することができる。
以下の説明においては、説明を簡略にするために、給紙段210が二段の場合について説明する。
そして、図5に示すように、上方の給紙段210aには、上層にメディアタイプAの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプBの印刷媒体が20枚収容されており、また下方の給紙段210bには、上層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚収容されているものとする。
ユーザは、印刷媒体を給紙段210にセットする際に、その給紙段210と各印刷媒体のメディアタイプとそれらの各枚数とを操作パネル300から入力(設定)することができる。1つの給紙段210に設定できるメディアタイプとその枚数は複数の設定が可能となっており、記憶手段(記憶装置)は、それら設定の内容を記憶する。なお、メディアタイプ及び枚数の設定入力は、操作パネル300から行うことができるが、これに限るものではなく、例えば、SNMP、その他の情報送信を介する画像形成装置管理ユーティリティを使用して設定しても同じく、各給紙段情報として一つの給紙段ごとに複数のメディアタイプとその枚数を設定することができる。
その際、例えば図8に示す状態から、給紙段210bのメディアタイプDが指定された場合には、このメディアタイプDの上方に位置するメディアタイプAおよびCが他の給紙段210aに移動されることになる。
そして、図9に示すように、上方の給紙段210aには、印刷媒体が収容されておらず、また下方の給紙段210bには、上層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚収容されているものとする。
この場合、操作パネル300の表示手段には、図11に示すように、各給紙段210a,210bのメディアタイプ設定を表示され、給紙段210a(給紙段1)には、「メディアタイプA 枚数不明」と表示される。
この場合、操作パネル300の表示手段には、図13に示すように、各給紙段210a,210bのメディアタイプ設定を表示され、給紙段210b(給紙段2)には、「メディアタイプA 35」,「メディアタイプC 20」,「メディアタイプD 20」と表示されることになる。
したがって、印刷媒体をセットしたとき、ユーザは、その印刷媒体の枚数を正確に数えて、その枚数を操作パネル300の入力手段により手入力する必要がなく、迅速にそして正確に印刷媒体の枚数が把握され得ることになる。
次に、分散して収容された同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめる処理(分散印刷媒体ソート処理)について、図14を参照して説明する。
図14は、画像形成装置における分散印刷媒体ソート処理の動作手順を示すフローチャートである。
図14において、ステップC1にて、制御手段である上記制御ユニット115が、現在、所定時(給紙を伴うジョブの非実行時、例えば、装置起動時,装置停止時,印刷媒体のセット時またはジョブの非実行中(ジョブの待機中)など、給紙機構220が非動作状態にあるとき)であるか否かを判断する。
判断の結果、所定時であるときは、ステップC2へ進む。一方、所定時でないときは、所定時になるまで移動機構230を制御することによる印刷媒体のソート処理(ステップC2〜ステップC5の処理)を実行しない。
判断の結果、同一種類の印刷媒体が複数の給紙段210に分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップC5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一つの収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、同一種類の印刷媒体が同一の給紙段210内で分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップC5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一つの収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
以上で、分散して収容された同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめる処理が完了する。
次に、分散印刷媒体ソート処理の具体例を説明する。
以下の説明においては、説明を簡略にするために、図15に示すように、給紙段210が三段(給紙段210a,給紙段210b,給紙段210c)の場合について説明する。
図15に示すように、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプA(種類A)の印刷媒体が9枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が31枚収容されており、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されており、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚,第二層にメディアタイプAの印刷媒体が14枚,第三層にメディアタイプCの印刷媒体が1枚,第四層にメディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されているものとする。
ユーザは、印刷媒体を給紙段210にセットする際に、その給紙段210と各印刷媒体のメディアタイプ(種類)とそれらの各枚数とを操作パネル300から入力(設定)することができる。1つの給紙段210に設定できるメディアタイプとその枚数は複数の設定が可能となっており、記憶手段(記憶装置115a)は、それら設定の内容を記憶する。なお、メディアタイプ及び枚数の設定入力は、操作パネル300から行うことができるが、これに限るものではなく、例えば、SNMP、その他の情報送信を介する画像形成装置管理ユーティリティを使用して設定しても、同じく各給紙段情報として一つの給紙段ごとに複数のメディアタイプとその枚数を設定することができる。
この場合、上記制御ユニット115は、給紙段210a,210b,210cにおいて、同一種類の印刷媒体が異なった収容位置に収容されているか否かを判断する。
この場合、上記制御ユニット115は、メディアタイプA,メディアタイプC,メディアタイプFをそれぞれ一つの収容位置に収容するように、給紙機構220及び移動機構230を動作制御する。
例えば、給紙段210aの第一層にあるメディアタイプA9枚を給紙段210bへ移動する。次いで、給紙段210cの第一層にあるメディアタイプE120枚を給紙段210aへ移動する。さらに、給紙段210bの最上層にあるメディアタイプA9枚を給紙段210cへ移動する。
この結果、図17に示すように、メディアタイプAの印刷媒体は、一つの収容位置すなわち下方の給紙段210cの第一層にまとめて収容される。
また、メディアタイプAの印刷媒体を下方の給紙段210cの第一層にまとめて収容させた結果、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が31枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が1枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されるようになる。
例えば、給紙段210aの第一層にあるメディアタイプE120枚を給紙段210cへ移動する。次いで、給紙段210aにあるメディアタイプC31枚を給紙段210bへ移動する。さらに、給紙段210cの第一層にあるメディアタイプE120枚とその下の層にあるメディアタイプA23枚を給紙段210aへ移動する。そして、給紙段210cの最上層に位置するようになったメディアタイプC1枚を給紙段210bへ移動する。
この結果、図18に示すように、メディアタイプCの印刷媒体を一つの収容位置すなわち給紙段210bの第一層にまとめて収容させることができる。
また、メディアタイプCを一つの収容位置に収容させた結果、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が52枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、メディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されるようになる。
例えば、給紙段210cにあるメディアタイプF1枚を給紙段210aへ移動する。次いで、給紙段210bにあるメディアタイプC52枚とメディアタイプD20枚を給紙段210cへ移動する。さらに、給紙段210aの最上層にあるメディアタイプF1枚を給紙段210bへ移動する。
この結果、図19に示すように、メディアタイプFの印刷媒体を一つの収容位置すなわち給紙段210bの第一層にまとめて収容させることができる。
また、メディアタイプFを一つの収容位置に収容させた結果、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、メディアタイプFの印刷媒体が21枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が52枚収容されるようになる。
そして、この分散印刷媒体ソート処理は、所定時、例えば、給紙を伴うジョブが実行されていないときなど、給紙機構220が動作していないときに行われる。このため、印刷ジョブ実行中に印刷媒体の移動に伴う中断を回避でき、スループットの低下を抑制できる。
次に、分散印刷媒体ソート処理において、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類を、最も上方の給紙段の最上層に位置するように移動させる処理(前ジョブ優先ソート)について、図20を参照して説明する。
図20は、前ジョブ優先ソートによる分散印刷媒体ソート処理の動作手順を示すフローチャートである。
なお、ここで説明する前ジョブ優先ソートや、前述した分散印刷媒体ソート処理、次以降で説明する数量優先ソート、ユーザ選択優先ソートなどは、いずれも制御手段が移動機構を制御することにより印刷媒体を給紙段間で移動されるものであるため、「印刷媒体のソート処理」に含まれる。
判断の結果、所定時であるときは、ステップD2へ進む。一方、所定時でないときは、所定時になるまで移動機構230の制御によるソート処理(ステップD2〜ステップD7の処理)を実行しない。
さらに、上記制御ユニット115は、ステップD3にて、記憶装置115aを参照して、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類を確認する。
なお、過去直近に実行されたジョブとは、過去に実行されたジョブのうち、時間的に最も近くで実行されたジョブをいう。
判断の結果、同一種類の印刷媒体が複数の給紙段210に分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップD5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一つの収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、同一種類の印刷媒体が同一の給紙段210内で分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップD5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一つの収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、その種類の印刷媒体が最も上方の給紙段210aの最上層に収容されていないときは、上記制御ユニット115は、ステップD5にて、上記移動機構230を制御して、その種類の印刷媒体を最も上方の給紙段210aの最上層に収容する(印刷媒体移動処理)。
すなわち、図21に示すように、ステップE1にて、所定時か否かの判断をし、所定時であると、ステップE2にて、制御手段である制御ユニット115で、過去直近のジョブで給紙された印刷媒体の種類が確認され、ステップE3にて、その過去直近のジョブで給紙された印刷媒体の種類が最上段給紙段の最上層に収容されているか否かが判断され、収容されていないときは、ステップE4にて、制御ユニット115により移動機構230が制御されて、その過去直近のジョブで給紙された印刷媒体の種類が最上段給紙段の最上層に収容される。
次に、分散印刷媒体ソート処理において、収容数量の多い印刷媒体の種類を最上段給紙段の最上層に収容する処理(数量優先ソート)について、図22を参照して説明する。
図22は、数量優先ソートによる分散印刷媒体ソート処理の動作手順を示すフローチャートである。
図22において、ステップF1にて、制御手段である上記制御ユニット115が、現在、所定時であるか否かを判断する。判断の結果、所定時であるときは、ステップF2へ進む。一方、所定時でないときは、所定時になるまで移動機構230の制御によるソート処理(ステップF2〜ステップF7の処理)を実行しない。
さらに、上記制御ユニット115は、ステップF3にて、記憶装置115aを参照して、各種類ごとに印刷媒体の数量を計算し、その印刷媒体の種類ごとの数量を確認する。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が複数の給紙段210に分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップF5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が同一の給紙段210内で分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップF5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、数量の最も多い種類の印刷媒体が最上段の給紙段210aの最上層に収容されていないときは、上記制御ユニット115は、ステップF5にて、上記移動機構230を制御して、その種類の印刷媒体を最上段の給紙段210aの最上層に収容する(印刷媒体移動処理)。
なお、図22においては、ステップF7の判断処理をステップF6の判断処理の後に行うこととしているが、ステップF7の判断処理はステップF6の判断処理の後に行うことに限るものではなく、例えば、ステップF4の実行前やステップF6の実行前に行うこととしてもよい。
すなわち、図23に示すように、ステップG1にて、所定時か否かの判断をし、所定時であると、ステップG2にて、制御手段である制御ユニット115で、数量の最も多い種類の印刷媒体が確認され、ステップG3にて、その数量の最も多い種類の印刷媒体が最上段給紙段の最上層に収容されているか否かが判断され、収容されていないときは、ステップG4にて、制御ユニット115により移動機構230が制御されて、その数量の最も多い種類の印刷媒体が最上段給紙段の最上層に収容される。
次に、分散印刷媒体ソート処理において、ユーザが印刷媒体の種類により選択した優先順位にしたがって、その優先順位の高い印刷媒体の種類から順に最上段給紙段の最上層から収容されるようにソートする処理(ユーザ選択優先ソート)について、図24を参照して説明する。
図24は、ユーザ選択優先ソートによる分散印刷媒体ソート処理の動作手順を示すフローチャートである。
ステップH2にて、制御手段である上記制御ユニット115が、現在、所定時であるか否かを判断する。判断の結果、所定時であるときは、ステップH3へ進む。一方、所定時でないときは、所定時になるまで移動機構230の制御によるソート処理(ステップH3〜ステップH8の処理)を実行しない。
さらに、上記制御ユニット115は、ステップH4にて、記憶装置115aを参照して、このユーザ選択優先ソートで用いられる優先順位を確認する。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が複数の給紙段210に分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップH6にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が同一の給紙段210内で分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップH6にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、優先順位にしたがって収容されていないときは、上記制御ユニット115は、ステップH6にて、上記移動機構230を制御して、その優先順位にしたがって印刷媒体を収容する(印刷媒体移動処理)。
なお、図24においては、ステップH8の判断処理をステップH7の判断処理の後に行うこととしているが、ステップH8の判断処理はステップH6の判断処理の後に行うことに限るものではなく、例えば、ステップH5の実行前やステップH7の実行前に行うこととしてもよい。
すなわち、図25に示すように、ステップJ1にて、予め優先順位を設定しておき、ステップJ2にて、所定時か否かの判断をし、所定時であると、ステップJ3にて、制御手段である制御ユニット115で、優先順位が確認され、ステップJ4にて、その優先順位にしたがって印刷媒体が収容されているか否かが判断され、収容されていないときは、ステップJ5にて、制御ユニット115により移動機構230が制御されて、その優先順位にしたがって印刷媒体が収容される。
次に、ソート処理の選択について、図26を参照して説明する。
図26は、ソート選択画面の表示内容を示す正面図である。
例えば、給紙装置を有する画像形成装置の操作パネル(タッチパネル)300に、図26に示すような選択画面(ソートルール選択画面310)を表示させることができる。このソートルール選択画面310は、「ソートルール」として「通常ソート」,「前ジョブ優先(ソート)」,「数量優先(ソート)」,「ユーザ選択優先(ソート)」の各選択項目を表示する。これにより、ユーザが画面上で選択可能とすることができる。
ただし、ユーザによる選択は、画面上での選択操作に限るものではなく、操作パネル300とは別に設けられたキーの操作により選択することもできる。
これに対し、「前ジョブ優先(ソート)」,「数量優先(ソート)」,「ユーザ選択優先(ソート)」は、最上段給紙段の最上層に収容される印刷媒体の種類を特定可能とする。
この優先順位設定画面320には、各給紙段210に現在(優先順位設定画面320を表示する時点で)収容されている印刷媒体の種類が表示される。例えば、給紙段210にメディアタイプC,メディアタイプF,メディアタイプAの各種類の印刷媒体が収容されていたとすると、優先順位設定画面320には、「MediaTypeC」,「MediaTypeF」,「MediaTypeA」のように表示される。
そして、ユーザは、その表示された各種類ごとに優先順位を設定する。例えば、図26に示すように、「MediaTypeC」を「1」,「MediaTypeF」を「2」,「MediaTypeA」を「3」のように設定することができる。
これにより、ユーザ選択優先ソートが実行された後は、最上段給紙段の最上層から順にメディアタイプC→メディアタイプF→メディアタイプAの順で収容される。具体的には、例えば、最上段給紙段の最上層にはメディアタイプCの印刷媒体が収容され、最上段給紙段の第二層にはメディアタイプFの印刷媒体が収容され、最上段給紙段の第三層にはメディアタイプAの印刷媒体が収容される。
例えば、優先順位設定画面320に「MediaTypeC」,「MediaTypeF」,「MediaTypeA」が表示されており、そのうち「MediaTypeC」の優先順位を「1」とし、他の「MediaTypeF」及び「MediaTypeA」には優先順位を設定しないようにすることができる。この場合、「MediaTypeF」及び「MediaTypeA」の印刷媒体は収容位置が順不同となる。
「ソート動作」とは、ソート処理を即座に実行させるか否かを設定するものである。
「ジョブ待機中自動実行」とは、ソート処理の自動実行のタイミングをジョブ待機中とするか否かを設定するものである。「ON」に設定されると、ソート処理はジョブ待機中にのみ実行される。「OFF」に設定されると、ソート処理はジョブ待機中以外でも実行される。
図27は、同処理の流れを示すフローチャートである。
ステップK2にて、制御ユニット115により、ステップK1でのソート処理にともない、記憶装置115aに記憶されている現在の給紙段情報が更新される。
一方、ユーザ印刷要求が無いときは、続いて、ステップK6にて、制御ユニット115により、ソート対象である印刷媒体の種類が一つの収容位置に収容されているか否かが判断される。
一方、ソート対象である印刷媒体の種類が一つの収容位置に収容されているときは、ステップK8にて、制御ユニット115により、ソートフラグがONとなっているか否かが判断される。
一方、ソートフラグがONではないとき(OFFのとき)は、ステップK9にて、制御ユニット115により、ソート対象である印刷媒体の種類が次に更新される。
判断の結果、すべての印刷媒体の種類についてソートが完了しているときは、これでソート動作を終了する。一方、すべての印刷媒体の種類についてソートが完了していないときは、ステップK2に戻って、他の印刷媒体の種類のソート処理が実行される。
また、上述した実施形態においては、画像形成装置10は、プリンタ,複写機等の画像形成手段100を備えているが、これに限らず、他の画像形成装置であってもよい。
100 画像形成手段
110 露光機構
115 制御ユニット(制御手段)
115a 記憶装置(記憶手段)
120 プリント機構
200 給紙装置
210 給紙段
220 給紙機構
230 移動機構
Claims (12)
- 少なくとも三つの給紙段と、各給紙段間で印刷媒体を移動させる移動機構と、上記移動機構を制御する制御手段と、を備えた給紙装置において、
上記各給紙段が、複数種類の印刷媒体を収容可能であって、
上記制御手段が、各給紙段に収容された印刷媒体の種類と収容位置とを記憶する記憶手段を備えており、
同一種類の印刷媒体が異なる収容位置に分散して収容されているときに、上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容する
ことを特徴とする給紙装置。 - 同一種類の印刷媒体が異なる収容位置に分散して収容されている場合であって、給紙を伴うジョブの非実行時に、上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容する
ことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 上記給紙を伴うジョブの非実行時が、装置起動時,装置停止時,印刷媒体セット時,印刷ジョブがないときのいずれか一又は二以上を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。 - 上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容する処理を分散印刷媒体ソート処理とし、給紙を伴うジョブが発生すると、上記制御手段が、実行中の上記分散印刷媒体ソート処理を中止する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の給紙装置。 - 上記制御手段での上記移動機構の制御により印刷媒体を移動した後の上記印刷媒体の種類と収容位置との関係を示すソート条件を、上記記憶手段が一又は二以上記憶し、
上記給紙装置が、上記一又は二以上のソート条件の中からいずれか一以上のソート条件を選択する入力手段を備え、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容するとともに、
上記入力手段で選択されたソート条件にもとづいて、上記印刷媒体を各種類ごとに上記給紙段に収容する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の給紙装置。 - 最上段給紙段の最上層に収容される印刷媒体の種類が、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類とすることを上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容するとともに、
過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体を、最上段給紙段の最上層に収容する
ことを特徴とする請求項5記載の給紙装置。 - いずれかの給紙段の最上層又は最上段給紙段の最上層に収容される印刷媒体の種類が、数量の最も多い印刷媒体の種類とすることを上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容するとともに、
数量が最も多い種類の印刷媒体を、いずれかの給紙段の最上層又は最上段給紙段の最上層に収容する
ことを特徴とする請求項5記載の給紙装置。 - ユーザが印刷媒体の種類により選択した優先順位にしたがって、その優先順位の高い印刷媒体の種類から順に最上段給紙段の最上層から収容されるようにソートすることを、上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容するとともに、
上記優先順位にもとづいて上記印刷媒体を各種類ごとに収容する
ことを特徴とする請求項5記載の給紙装置。 - 少なくとも三つの給紙段と、各給紙段間で印刷媒体を移動させる移動機構と、上記移動機構を制御する制御手段と、を備えた給紙装置において、
上記各給紙段が、複数種類の印刷媒体を収容可能であって、
上記制御手段が、印刷媒体のソート処理により収容される印刷媒体の種類と収容位置との関係を示すソート条件を一又は二以上記憶する記憶手段を備えており、
上記給紙装置が、上記一又は二以上のソート条件の中からいずれか一以上のソート条件を選択する入力手段を備え、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記入力手段で選択されたソート条件にもとづいて、上記印刷媒体を各種類ごとに上記給紙段に収容する
ことを特徴とする給紙装置。 - 最上段給紙段の最上層に収容される印刷媒体の種類が、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類とすることを上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、過去直近に実行されたジョブで給紙された印刷媒体の種類と同一種類の印刷媒体を、最上段給紙段の最上層に収容する
ことを特徴とする請求項9記載の給紙装置。 - いずれかの給紙段の最上層又は最上段給紙段の最上層に収容される印刷媒体の種類が、数量の最も多い印刷媒体の種類とすることを上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、数量が最も多い種類の印刷媒体を、いずれかの給紙段の最上層又は最上段給紙段の最上層に位置するように収容する
ことを特徴とする請求項9記載の給紙装置。 - ユーザが印刷媒体の種類により選択した優先順位にしたがって、その優先順位の高い印刷媒体の種類から順に最上段給紙段の最上層から収容されるようにソートすることを、上記ソート条件の一つとし、
上記制御手段が、上記移動機構を制御して、上記同一種類の印刷媒体を一つの収容位置にまとめて収容するとともに、
上記優先順位にもとづいて上記印刷媒体を各種類ごとに収容する
ことを特徴とする請求項9記載の給紙装置。
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