JP4198134B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
そして、印刷データと共にそれら付加情報を受け取った画像形成装置は、それら付加情報を解釈して、最終的に印刷を行なう給紙段,排出先を決定して、実印刷を行なうようになっている。
一つめの方法は、ホストPCを使用するユーザが、印刷開始前にプリンタの設置場所まで出向いて、一つの給紙段に、印刷しようとする印刷媒体をセットした後、再びホストPCまで戻って、プリンタに対して印刷を開始する。これにより、プリンタは、指定された給紙段から所望の印刷媒体を給紙して、この印刷媒体に対して印刷を行なう。
そして、このような煩雑な作業は、給紙段数より多い種類の印刷媒体を利用する場合には不可避である。
しかしながら、このような移動機構を備えたプリンタにおいては、給紙段に新たに印刷媒体をセットする際に、印刷媒体の正確な枚数を操作パネルから手入力する必要があり、操作が煩雑になってしまう。
したがって、上記制御手段は、記憶手段に記憶された各種類の印刷媒体の収容数に基づいて、指定された印刷媒体が収容された給紙段と位置を取得することができる。
これにより、上記制御手段は、上記給紙機構を制御して、指定された印刷媒体を当該給紙段から給紙することができる。
したがって、給紙段に新たに印刷媒体をセットしたとき、操作パネル等から当該印刷媒体の枚数を手入力する必要がなく、操作性が向上することになる。
給紙装置をこのような構成とすると、給紙段に新たにセットされた印刷媒体が他の給紙段に移動されたときにカウントされたカウント値に対して、既に当該給紙段内に収容されている印刷媒体の種類,収容数および収容位置が記憶手段に記憶されているので、これらの当該給紙段内に収容されている印刷媒体の種類,収容数および収容位置を参照して、上記カウント値から新たにセットされた印刷媒体の収容数が算出され得る。
給紙装置をこのような構成とすると、給紙段に新たに印刷媒体がセットされるとき、当該給紙段内が空であるので、当該給紙段には新たにセットされた印刷媒体のみが収容されることになる。
したがって、当該給紙段内に収容されたすべての印刷媒体が他の給紙段に移動されたときにカウントされたカウント値は、そのまま新たにセットされた印刷媒体の収容数になるので、前述した計算が不要となり、新たにセットされた印刷媒体の収容数が容易に取得され得ることになる。
給紙装置をこのような構成とすると、同じ種類の印刷媒体が複数の給紙段に分散せず、一つの給紙段にまとめて収容されるので、指定された印刷媒体の給紙を容易にそして迅速に行なうことができる。
給紙装置をこのような構成とすると、同じ種類の印刷媒体が一つの給紙段内にて分散することなく、一箇所にまとめて一つの層として収容されるので、指定された印刷媒体の給紙を容易にそして迅速に行なうことができる。
給紙装置をこのような構成とすると、常に同じ種類の印刷媒体が一つの給紙段内にて一つの層にまとめて収容されているので、給紙要求があったときに、指定された印刷媒体が容易にそして迅速に給紙され得ることになる。
したがって、例えばプリンタ等の画像形成装置や、銀行ATM等の多数種類の印刷媒体の給紙を必要とする各種装置に、本発明による給紙装置を組み込むことによって、給紙段数より多数の種類の印刷媒体を利用して、容易に給紙を行なわせることが可能になる。
図1は、本発明による給紙装置を組み込んだ画像形成装置の全体構成を示している。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成手段100と、給紙装置200と、操作パネル300と、を設けてある。
すなわち、画像形成手段100は、本体101の上面に設けられた原稿載置用のコンタクトガラス102および自動原稿搬送装置103と、本体101の上面直下に設けられた露光機構110,プリント機構120を備えている。
なお、上述した第一の光学系111,第二の光学系113は、図示しないスキャンモータによって左右方向に往復動される。
ここで、上記制御ユニット115は、操作パネル300からの信号等が入力されることにより、画像形成手段100そして給紙装置200の制御を行なうと共に、上記固体撮像素子114からの画像信号に基づいて、画像形成を行なうための信号を生成して、レーザユニット116を駆動制御するようになっている。
さらに、上記制御ユニット115は、各種設定や給紙装置200における各給紙段210の印刷媒体の種類,収容数,位置を記憶する記憶装置115aを備えている。
これにより、給紙装置200から給紙される印刷媒体(図示せず)が、感光体ドラム121の表面に対して、現像装置13と転写用放電器14の間で当接しながら図面にて左方に搬送されることにより、印刷媒体の表面にトナー顕像が転写され、定着ローラ対128でトナー顕像が印刷媒体の表面に定着された後、排出ローラ129を介して排出トレイ130上に排紙されるようになっている。
ここで、上記給紙装置200は、複数個(図示の場合、三個)の給紙段210と、給紙機構220と、移動機構230と、から構成されており、これらの給紙機構220および移動機構230は、制御手段としての前記制御ユニット115により制御されるようになっている。
上記給紙段210は、それぞれ同時に複数種類の印刷媒体を収容し得るようになっている。
印刷媒体の種類は、例えば普通紙,光沢紙(光沢フィルム),フォトペーパー,厚紙,OHPシート,プレプリント紙,プレパンチ,うす紙,ざら紙等がある。
これにより、制御ユニット115により指定された給紙段210に対応する給紙ローラ221が下方に移動して、当該給紙段210内に収容された印刷媒体のうち、一番上に位置する印刷媒体を前方(図面にて右方)に移動させ、さばきローラ対222により挟持して、給紙経路224からレジストローラ対223まで搬送して、プリント機構120に引き渡すようになっている。
なお、上記移動経路231から各分岐路232への分岐点には、図示しないガイド部材が設けられており、これらのガイド部材が切り替え移動されることにより、移動経路231を搬送されてくる印刷媒体が、所定の給紙段210に搬入されるようになっている。
上記操作パネル300から入力された信号等は、前述した制御ユニット115に入力され、各種設定等が行なわれることになる。
続いて、当該給紙段210に新たにセットされる印刷媒体の種類が操作パネル300の入力手段から手入力され、制御ユニット115の記憶装置115aに記憶されるようになっている。
その際、移動される印刷媒体は、カウンタ233によりカウントされ、このカウント数が制御ユニット115に入力されることにより、上記制御ユニット115は、このカウント数を新たにセットされた印刷媒体の収容数として、記憶装置115aに記憶させる。
そして、上記制御ユニット115は、指定された印刷媒体が当該給紙段210の最上層に位置するようになったら、給紙機構220により当該給紙段210から印刷媒体を給紙経路224を介して、プリント機構120に給紙する。
ところで、他の給紙段210に指定された印刷媒体が収容されていない場合には、上記制御ユニット115は、通常の用紙切れの場合と同様に、用紙切れのエラー処理を行なう。
例えば、装置起動時の場合は、画像形成装置の電源が投入されて起動した際に、印刷媒体を一つにまとめる処理を行う。また、装置停止時の場合は、画像形成装置の電源切断の操作が行われたときに、印刷媒体を一つにまとめる処理を行い、その後に電源を切断する。
また、上記制御ユニット115は、同じ種類の印刷媒体が一つの給紙段210内にて分散して収容されている場合には、当該給紙段210に収容されている印刷媒体を他の給紙段210に移動させることにより、この種類の印刷媒体を一つの給紙段210に移動させる。これにより、この種類の印刷媒体は、一つの給紙段210内に収容されることになる。
なお、上記制御ユニット115の同じ種類の印刷媒体を一つにまとめる制御は、給紙段210が三つ以上備えられている場合に可能である。
図3は、画像形成装置10における給紙時のカウント管理の処理動作を示すフローチャートである。
図3において、まずステップA1にて、ホストPC400から印刷データおよび印刷媒体情報が送信されてくると、制御手段としての制御ユニット115が給紙媒体判断を開始し、ステップA2にて、印刷媒体情報で指定された種類の印刷媒体、すなわちメディアタイプが、いずれかの給紙段210の最上層に在るか否かを判断する。
なお、メディアタイプの移動の際に、複数の給紙段210内に指定されたメディアタイプが在る場合には、上記制御ユニット115は、指定されたメディアタイプが最上層に位置するまでに必要な他のメディアタイプの移動数が最も少なくて済む給紙段210を選択して、移動機構230によりメディアタイプの移動を行なう。
そして、その後ステップA6にてエラー解除になった場合には、上記制御ユニット115は、再びステップA2に戻る。
このとき、上記制御ユニット115は、印刷枚数に応じて、記憶装置115aに記憶している各給紙段210の当該印刷媒体の収容数を減算する。
これにより、途中で指定されたメディアタイプがなくなった場合にも、他の給紙段210に指定されたメディアタイプが在る場合には、自動的に印刷動作が継続され得ることになる。
図4において、ステップB1にて、例えば操作パネル300から印刷媒体のセットの開始指令として枚数カウントボタン301が操作されると、上記制御ユニット115は、ステップB2にて、指定された給紙段210内に印刷媒体が収容されているか否かを判断する。
その際、移動された印刷媒体の移動数がカウンタ233によりカウントされ、そのカウント値が制御ユニット115に入力されるので、上記制御ユニット115は、ステップB4にて、このカウント値に基づいて、記憶装置115aに記憶されている各給紙段210における印刷媒体の種類,収容数を更新する。
なお、ステップB2にて、当該給紙段210内に印刷媒体が収容されていない場合には、上記ステップB3およびB4をスキップする。
これにより、上記制御ユニット115は、ステップB7にて、当該給紙段210内にセットされた印刷媒体を移動機構230により他の給紙段210に移動させて、その移動数をカウンタ233によりカウントする。
続いて、上記制御ユニット115は、ステップB8にて、操作パネル300で入力された給紙段および印刷媒体の種類と、このカウンタ233からのカウント値を、記憶装置115aに記憶させる。
これにより、当該給紙段210に新たにセットされた印刷媒体の枚数が、給紙装置10の移動機構230を利用してカウントされることになるので、給紙段210に印刷媒体をセットしたユーザが、操作パネル300から印刷媒体の枚数を手入力することなく、新たにセットした印刷媒体の正確な枚数が容易に取得され、記憶装置115aに記憶されることになる。
以上で、印刷媒体セット時のカウント管理の作業が完了する。
この場合、新たに印刷媒体をセットした給紙段210について、収容されているすべての印刷媒体を他の給紙段210に移動させることにより、当該給紙段210内に収容されているすべての印刷媒体の移動数をカウントする。このとき、新たな印刷媒体のセット前に当該給紙段210内に収容されている印刷媒体については、記憶装置115aが、その種類および枚数を記憶しているので、上記制御ユニット115は、上記カウント値に基づいて、既に収容されていた印刷媒体の収容数を減算することにより、新たにセットした印刷媒体の枚数を算出することができる。
以下の説明においては、説明を簡略にするために、給紙段210が二段の場合について説明する。
そして、図5に示すように、上方の給紙段210aには、上層にメディアタイプAの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプBの印刷媒体が20枚収容されており、また下方の給紙段210bには、上層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚収容されているものとする。
ユーザは、印刷媒体を給紙段210にセットする際に、その給紙段210と各印刷媒体のメディアタイプとそれらの各枚数とを操作パネル300から入力(設定)することができる。1つの給紙段210に設定できるメディアタイプとその枚数は複数の設定が可能となっており、記憶手段(記憶装置)は、それら設定の内容を記憶する。なお、メディアタイプ及び枚数の設定入力は、操作パネル300から行うことができるが、これに限るものではなく、例えば、SNMP、その他の情報送信を介する画像形成装置管理ユーティリティを使用して設定しても同じく、各給紙段情報として一つの給紙段ごとに複数のメディアタイプとその枚数を設定することができる。
その際、例えば図8に示す状態から、給紙段210bのメディアタイプDが指定された場合には、このメディアタイプDの上方に位置するメディアタイプAおよびCが他の給紙段210aに移動されることになる。
そして、図9に示すように、上方の給紙段210aには、印刷媒体が収容されておらず、また下方の給紙段210bには、上層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,下層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚収容されているものとする。
この場合、操作パネル300の表示手段には、図11に示すように、各給紙段210a,210bのメディアタイプ設定を表示され、給紙段210a(給紙段1)には、「メディアタイプA 枚数不明」と表示される。
この場合、操作パネル300の表示手段には、図13に示すように、各給紙段210a,210bのメディアタイプ設定を表示され、給紙段210b(給紙段2)には、「メディアタイプA 35」,「メディアタイプC 20」,「メディアタイプD 20」と表示されることになる。
したがって、印刷媒体をセットしたとき、ユーザは、その印刷媒体の枚数を正確に数えて、その枚数を操作パネル300の入力手段により手入力する必要がなく、迅速にそして正確に印刷媒体の枚数が把握され得ることになる。
図14は、画像形成装置における分散印刷媒体ソート処理の動作手順を示すフローチャートである。
図14において、ステップC1にて、制御手段である上記制御ユニット115が、現在、所定時(例えば、装置起動時,装置停止時,印刷媒体のセット時またはジョブの非実行中(ジョブの待機中)など、給紙機構220が非動作状態にあるとき)であるか否かを判断する。
判断の結果、所定時であるときは、ステップC2へ進む。一方、所定時でないときは、所定時になるまで移動機構230の制御によるソート処理(ステップC2〜ステップC5の処理)を実行しない。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が複数の給紙段210に分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップC5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
判断の結果、同じ種類の印刷媒体が同一の給紙段210内で分散して収容されているときは、上記制御ユニット115は、ステップC5にて、上記移動機構230を制御して、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段210の一の収容位置に収容する(印刷媒体移動処理)。
以上で、分散して収容された印刷媒体を一つにまとめる作業が完了する。
以下の説明においては、説明を簡略にするために、図15に示すように、給紙段210が三段(給紙段210a,給紙段210b,給紙段210c)の場合について説明する。
図15に示すように、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が9枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が31枚収容されており、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されており、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚,第二層にメディアタイプAの印刷媒体が14枚,第三層にメディアタイプCの印刷媒体が1枚,第四層にメディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されているものとする。
ユーザは、印刷媒体を給紙段210にセットする際に、その給紙段210と各印刷媒体のメディアタイプ(種類)とそれらの各枚数とを操作パネル300から入力(設定)することができる。1つの給紙段210に設定できるメディアタイプとその枚数は複数の設定が可能となっており、記憶手段(記憶装置115a)は、それら設定の内容を記憶する。なお、メディアタイプ及び枚数の設定入力は、操作パネル300から行うことができるが、これに限るものではなく、例えば、SNMP、その他の情報送信を介する画像形成装置管理ユーティリティを使用して設定しても同じく、各給紙段情報として一つの給紙段ごとに複数のメディアタイプとその枚数を設定することができる。
この場合、上記制御ユニット115は、給紙段210a,210b,210cにおいて、同一種類の印刷媒体が異なった収容位置に収容されているか否かを判断する。
この場合、上記制御ユニット115は、メディアタイプA,メディアタイプC,メディアタイプFをそれぞれ一の収容位置に収容するように、給紙機構220及び移動機構230を動作制御する。
この結果、図17に示すように、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が31枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が1枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されるようになる。このようにして、メディアタイプAを一の収容位置に収容させることができる。
この結果、図18に示すように、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、第一層にメディアタイプCの印刷媒体が52枚,第二層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第三層にメディアタイプFの印刷媒体が20枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、メディアタイプFの印刷媒体が1枚収容されるようになる。このようにして、メディアタイプCを一の収容位置に収容させることができる。
この結果、図19に示すように、上方の給紙段210aには、第一層にメディアタイプAの印刷媒体が23枚,第二層にメディアタイプEの印刷媒体が120枚収容されるようになり、中程の給紙段210bには、メディアタイプFの印刷媒体が21枚収容されるようになり、下方の給紙段210cには、第一層にメディアタイプDの印刷媒体が20枚,第二層にメディアタイプCの印刷媒体が52枚収容されるようになる。このようにして、メディアタイプFを一の収容位置に収容させることができる。
この分散印刷媒体ソート処理は、所定時、例えば、給紙を伴うジョブが実行されていないときなど、給紙機構220が動作していないときに行われる。このため、印刷ジョブ実行中に印刷媒体の移動に伴う中断を回避でき、スループットの低下を抑制できる。
また、上述した実施形態においては、画像形成装置10は、プリンタ,複写機等の画像形成手段100を備えているが、これに限らず、他の画像形成装置であってもよい。
さらに、上述した実施形態においては、操作パネル300の入力手段により、各種設定や、新たに印刷媒体をセットする際の給紙段,印刷媒体の種類を入力するようになっているが、これに限らず、例えばプリンタインタフェースを利用したSNMPや、ホストPC400上で動作するプリンタ管理ユーティリティを使用して、これらの情報を入力するようにしてもよいことは明らかである。
100 画像形成手段
110 露光機構
115 制御ユニット(制御手段)
115a 記憶装置
120 プリント機構
200 給紙装置
210 給紙段
220 給紙機構
230 移動機構
Claims (5)
- 少なくとも二つの給紙段と、各給紙段間で印刷媒体を移動させる移動機構と、各給紙段から指定された印刷媒体を給紙する給紙機構と、上記移動機構および給紙機構を制御する制御手段と、を備えた給紙装置において、
上記各給紙段が、複数種類の印刷媒体を収容可能であって、
上記制御手段が、各給紙段に収容された印刷媒体の種類毎の収容数と収容位置を記憶する記憶手段を備えており、
上記制御手段が、いずれかの給紙段に新たに印刷媒体がセットされたとき、当該給紙段に収容されたすべての印刷媒体を移動機構により他の給紙段に移動させて、その移動数をカウントするとともに、
三つ以上の給紙段が備えられていて、同じ種類の印刷媒体が複数の給紙段に収容されているとき、上記制御手段が、上記移動機構により各給紙段内に収容された印刷媒体を他の給紙段に移動させることにより、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段内にまとめて収容する
ことを特徴とする給紙装置。 - 少なくとも二つの給紙段と、各給紙段間で印刷媒体を移動させる移動機構と、各給紙段から指定された印刷媒体を給紙する給紙機構と、上記移動機構および給紙機構を制御する制御手段と、を備えた給紙装置において、
上記各給紙段が、複数種類の印刷媒体を収容可能であって、
上記制御手段が、各給紙段に収容された印刷媒体の種類毎の収容数と収容位置を記憶する記憶手段を備えており、
上記制御手段が、いずれかの給紙段に新たに印刷媒体がセットされたとき、当該給紙段に収容されたすべての印刷媒体を移動機構により他の給紙段に移動させて、その移動数をカウントするとともに、
三つ以上の給紙段が備えられていて、同じ種類の印刷媒体が一つの給紙段に分散して収容されているとき、上記制御手段が、上記移動機構により当該給紙段内に収容された印刷媒体を他の給紙段に移動させることにより、当該種類の印刷媒体を一つの給紙段内にてまとめて収容する
ことを特徴とする給紙装置。 - 上記制御手段が、新たに印刷媒体がセットされた給紙段に収容されたすべての印刷媒体を移動機構により他の給紙段に移動させて、その移動数をカウントして、そのカウント値に基づいて、記憶手段に記憶されている各給紙段における印刷媒体の種類毎の収容数を参照して、新たな種類の印刷媒体の収容数を算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。 - 上記制御手段が、いずれかの給紙段に新たな種類の印刷媒体がセットされる前に、当該給紙段に収容されたすべての印刷媒体を移動機構により他の給紙段に移動させて、当該給紙段を空にする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。 - 上記制御手段が、装置起動時,装置停止時,印刷媒体セット時または印刷ジョブがない時に、同じ種類の印刷媒体を一つにまとめて収容する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の給紙装置。
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2005
- 2005-06-30 JP JP2005192539A patent/JP4198134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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