JP4208362B2 - 移送体搬送処理装置及びこれを用いた封筒封入システム - Google Patents

移送体搬送処理装置及びこれを用いた封筒封入システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移送体の搬送処理状態を監視する移送体搬送処理装置及び封筒封入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、商品生産過程でオートメーション化が進み、搬送を含む各段階でそれぞれ所定の状態検出するセンサが配設されている。これらセンサによるエラー発生検出の際には、エラー表示がされてシステム停止等の処置がなされている。そのため、特に搬送系の状態監視においてはシステムの停止をさせずにエラー発生箇所やエラー対象を特定できることが望まれている。
【0003】
従来、例えば封筒封入装置は、封筒に所定の封入物を封入させて配送させるためのものとして、各封筒毎に連番等の異なる識別符号が付され、この識別符号を画像認識させて配送対象の封筒を管理することが行われている。その際、封筒の搬送や封入物の搬送においてジャミングや空搬送を検出するセンサが各段階で配設されており、エラー発生のときには当該箇所に配置された表示器で表示させると共に、搬送を停止させてエラー処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の封筒封入装置のような搬送系を備えるものは、エラー発生時に搬送停止させることから、エラーに対する履歴を記録することを行わないものが多く、エラー発生の信号を出力するための端子を備えないものが多い。したがって、エラー発生において搬送が停止した場合、エラー対象を特定して、記録することができないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、エラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送が停止した場合にエラー対象の特定、記録を可能とする移送体搬送処理装置及び封筒封入システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明では、所定の識別符号が付された所定数の移送体が順次搬送されて所定の処理がなされる際にエラーを検出する移送体搬送処理装置において、前記移送体に対する搬送処理の各段階に所定数配設され、前記エラーを検出した際にエラー信号を発生するエラー信号発生手段と、前記移送体に付された前記識別符号を読み取る読取手段と、前記エラー信号発生手段が配設された位置から前記読取手段の位置までを特定した情報が予め記憶された記憶手段と、所定の前記移送体のエラー発生時に、該当の前記エラー信号発生手段が配置されたエラー箇所より前記読取手段までの当該移送体の位置情報を検出する位置情報検出手段と、前記位置情報検出手段からの位置情報に基づき、前記エラー発生対象の移送体の前記識別符号を前記読取手段で読み取らせて当該移送体とエラー情報とを関連付ける制御手段と、前記エラー対象の移送体とそのエラー情報の関連付けを記録する記録手段と、を有する構成とする。
【0006】
請求項2〜4の発明では、「前記エラー信号発生手段のそれぞれは、前記移送体の搬送に際して所定の各段階でエラーを検出するために所定数配設されたエラー検出手段のそれぞれに設けられ」、
「前記エラー検出手段はエラー検出時にエラーを表示させる表示部を備え、前記エラー信号発生手段が、設けられる該当のエラー検出手段による当該表示部への信号を入力してエラー信号を発生させ」、
「前記位置情報記憶手段に位置情報として、前記読取手段までに搬送される前記移送体の送り数値、又は搬送時間が記憶され、前記位置情報検出手段がエラー発生の該当移送体の前記読取手段までの送り数値又は搬送時間を計数する」構成である。
【0007】
請求項5の発明では、請求項1〜4の少なくとも何れかに記載の移送体搬送処理装置を備える封筒封入システムであって、封筒に所定数封入される前記識別符号が付された移送体を供給する移送体供給手段と、前記封筒に前記移送体供給手段より供給される前記移送体を封入させる封入手段と、少なくとも所定数の前記移送体を前記封入手段に順次搬送する搬送手段と、前記移送体を搬送して所定の処理をさせる所定の搬送段階に所定数配設され、搬送、処理の状態を監視するエラー検出手段と、少なくとも前記移送体搬送処理装置の前記記録手段の記録、再生を制御する管理手段と、を有する構成とする。
【0008】
このように、移送体が搬送処理される所定段階でエラー発生したときにエラー信号発生手段よりエラー信号を発生させ、予め記憶手段に記憶されたエラー発生位置から読取手段の位置までの位置情報に基づき、移送体搬送処理の位置情報を位置情報検出手段で検出し、制御手段が読み取られた識別符号の該当移送体とエラー情報とを関連付けて記録手段に記録させる。すなわち、エラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送を停止させることなくエラー対象を特定することが可能となるものである。
【0009】
また、上記移送体搬送処理装置を用いた封筒封入システムにおいては、移送体供給手段より供給される所定数の識別符号が付された移送体を封入手段で封筒に封入させるもので、所定段階の搬送処理エラーがエラー検出手段で検出されたときに管理手段が該当移送体とエラー情報との関連付けを記録手段に記録させ、再生させる。したがって、上記同様にエラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送を停止させることなくエラー対象を特定することが可能となるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明の移送体搬送処理装置における一実施形態のブロック構成図を示す。図1に示す移送体搬送処理装置11は、移送体が搬送処理される所定段階毎に所定数のエラー信号発生手段12が配設されるもので、記憶手段である位置情報記憶手段13、位置情報検出手段14、読取手段15を備える。そして、制御手段を構成するエラー位置特定手段16、照合手段17、関連付手段18を備えると共に、記録手段19を備える。
【0011】
エラー信号発生手段12は、移送体に対する搬送処理の各段階でエラーが検出された際にエラー信号を発生する。位置情報記憶手段13は、エラー信号発生手段12が配設された位置から読取手段15の位置までを特定した情報が予め記憶される。この場合、位置情報としては、例えばエラーを生じた移送体が読取手段15までに搬送される送り数値、又は搬送時間がある。位置情報検出手段14は、移送体の搬送処理エラー発生時に、該当のエラー信号発生手段12が配置されたエラー箇所より読取手段ま15での当該移送体の位置情報を、例えば上記送り数値又は搬送時間を計数して検出する。読取手段15は、移送体に付された識別符号を読み取る。
【0012】
制御手段は、位置情報検出手段13からの位置情報に基づき、エラー発生対象の移送体に付された識別符号を読取手段15で読み取らせて当該移送体とエラー情報とを関連付けるもので、エラー位置特定手段16が所定のエラー信号発生手段12からの信号に基づいて位置情報記憶手段13から位置情報を読み込んでエラー位置を特定する。照合手段17は、特定されたエラー位置と移送体搬送処理時の位置情報検出手段14からの検出情報とを照合する。関連付け手段18は、照合手段17でエラーが特定された移送体のエラー情報と読取手段15で読み取られた識別符号とを関連付ける。記録手段19は、エラー対象の移送体とそのエラー情報の関連付けを記録するものである。
【0013】
ここで、図2に、図1におけるエラー信号発生手段の一例の回路図を示す。図2において、移送体を搬送処理するに際して搬送処理経路に所定数配設される検出手段としてのセンサ21は、表示部である発光ダイオード22が接続されて電流を供給するための端子21A,21Bが設けられており、この端子21A,21Bに上記エラー信号発生手段12が接続される。
【0014】
このエラー信号発生手段12は、上記端子21A,21B間に抵抗R1、発光トダイオードD1の直列回路が接続され、一方当該発光ダイオードD1と対峙してフォトトランジスタ(NPN型)T1が配置されるもので、コレクタが抵抗R2を介して電源に接続されると共に、エミッタが接地(GND)される。フォトトランジスタT1のコレクタよりインバータINV1の入力側に接続され、出力側が抵抗R3及びコンデンサC1の積分回路を介してインバータINV2の入力側に接続される。インバータINV2の出力側は、上記エラー位置特定手段16と接続される出力端子12Aに接続される。
【0015】
このようなエラー信号発生手段12は、センサ21によりエラーが検出され、これを表示するために表示部22に電流を端子21A,21Bより供給すると、これと同時に発光ダイオードD1が発光してフォトトランジスタT1により検出される。フォトトランジスタT1は受光することで励起されてON状態となってインバータINV1に信号が入力される(負論理の「0」の信号)。これによりインバータINV1は「1」の信号を出力し、積分回路の時定数に応じた時間後にインバータINV2に信号「1」が入力されることで、出力端子12Aより「0」の信号が出力されるものである。
【0016】
すなわち、このエラー信号発生手段12はセンサ21より発光ダイオード22に供給される電流を入力するもので、エラー発生信号の出力端子を備えない装置、システムであっても容易にエラー発生信号を得ることができるものである。
【0017】
そこで、図3に本発明における移送体搬送処理のフローチャートを示すと共に、図4に本発明における移送体搬送処理の概念説明図を示す。まず、図4(A)、(B)に示すように、移送体31が順次搬送されるもので、各移送体31には識別符号である識別番号32がラベル貼付、印字等により付されている。そして、図示しないが各搬送処理段階でセンサ21が配設されているもので、ここでは一のセンサ21を図示するが上記エラー信号発生手段12は図示していない。また、移送体31の搬送処理段階の最終位置には撮像カメラ及び撮像した識別番号を認識する認識手段(図示せず)で構成される上記読取手段15が配置される。
【0018】
この場合、上記位置情報記憶手段13には、搬送処理段階の各位置(エラー信号発生手段12が配置される各位置)と読取手段15の配置位置までの位置情報が格納される。位置情報として、例えば移送体31が搬送処理される各位置から読取手段15の配置位置までの当該移送体31の送り数値(一枚送る毎に一カウント)があり、又は移送体31が搬送処理される各位置から読取手段15の配置位置までの各搬送時間(搬送速度が一定の場合に距離との関係で時間が定まる)がある。なお、位置情報検出手段14は図示しないが、位置情報が送り数値の場合には移送体31の機械的搬送回転を計数するもので、位置情報が搬送時間の場合には内部的に時間を計数することにより行われる。
【0019】
図3において、図4(A)に示すように、搬送される移送体31(識別番号「108」)がセンサ21の図示されている位置でジャミング等のエラーが検出されると、該当のエラー信号発生手段12がエラー位置特定手段16にエラー信号を出力する。エラー位置特定手段16では、位置情報記憶手段13に記憶されている該当のエラー信号発生手段12の配置位置と読取手段15の配置位置までの位置情報(カウント「7」又は時間T)を取得して、エラー位置を特定する(ステップ(S)1)。
【0020】
エラーが発生した移送体31はそのまま搬送されるが、当該エラー発生位置からの搬送状態が位置情報検出手段14で計数により検出され、その検出値が照合手段17に入力される。すなわち、照合手段17では位置情報記憶手段13から取得した位置情報と位置情報検出手段14から順次送られてくる計数値とを照合する(S2)。一致する場合は(S3)、エラーが発生した移送体31(識別番号「108」)が読取手段15の配置位置に達したことを意味し、ここで読取手段15が読み取った識別番号「108」(当該エラー対象の移送体31を特定)と、エラー情報とを関連付け手段18が関連付けする(S4)。
【0021】
そして、エラー情報が関連付けられた移送体31が記録手段19にエラー履歴として記録されるものである(S5)。これらが順次搬送処理される移送体31についてエラー発生毎に記録されるもので、このエラー履歴を後に再生することで最終的に排出された時点で該当の移送体31を排除することができるものである。
【0022】
また、図4(B)に示すように、高速運転時やダミー抜き取りにより、搬送過程で移送体31が抜けていても、上述のようにエラー発生位置から読取位置までの位置情報がカウントや時間で得られ、読取位置においてエラー対象の移送体31について確実にエラー情報を関連付けすることができるものである。
【0023】
このように、エラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送処理を停止させることなくエラー対象の移送体31を特定することができ、エラー情報を関連付けてエラー履歴として記録手段19に記録することで確実にエラー対象の移送体31を排除することができるものである。なお、移送体31としては、帳票やカード等に適用することができるものである。
【0024】
次に、図5に本発明の移送体搬送処理装置が用いられる封筒封入システムの概略構成図を示す。図5に示す封筒封入システム41は、移送体としての識別番号が付された帳票31を連続して供給する二つの移送体供給手段である帳票供給装置42A,42Bが搬送手段である搬送装置43に移送するように配設され、この搬送装置43にはチラシ31Aを供給するチラシ供給部44が配置される。また、搬送装置43と並列的に封入手段である封筒封入装置45が配置され、当該封筒封入装置45の排出側にスタッカ46が配置される。
【0025】
そして、管理手段である管理コンピュータ47が設けられ、上記移送体搬送処理装置11における制御手段を構成する位置情報記憶手段13、読取手段15の番号認識手段、エラー位置特定手段16、照合手段17、関連付け手段18、記録手段19が少なくとも備えられると共に、上記帳票供給装置42A,42B、搬送装置43、チラシ供給部44、封筒封入装置45、スタッカ46の駆動を制御、管理する。
【0026】
帳票供給装置42A,42Bは、それぞれ帳票31を連続的に供給する帳票供給部50A,50B、切断装置51A,51B、折り機52A,52Bが順次配置されたもので、折り機52A,52Bより搬送装置43に移送する部分にエラー検出手段であるフィードエラーセンサ53A,53Bが設けられる。また、搬送装置43上には、エラー検出手段であるジャムセンサ54、枚数センサ55及び厚みセンサ56が所定数設けられるもので、特に、枚数センサ55は、後述のチラシ搬送も含めて各搬送処理位置に配設される。
【0027】
これらフィードエラーセンサ53A,53B、ジャムセンサ54、枚数センサ55、厚みセンサ56にはそれぞれ図2に示すようなエラーを表示する表示部が設けられ、ここに上記エラー信号発生手段12がそれぞれ設けられるものである。なお、後述のチラシ搬送に対してはジャムセンサを設けていないが、設けることについて問題はない。
【0028】
また、チラシ供給部44は、所定数のチラシ31Aを例えば移送体として搬送装置43に供給するもので、封筒封入装置45は封筒57を供給する封筒供給部58を備え、供給された封筒58を封入位置に搬送する搬送手段(図示せず)を備える。このとき、帳票31の識別番号を認識するための読取手段15を構成する撮像カメラ15Aが設けられる。また、封入時の厚みを検出する反射式等の厚みセンサ59を備える。なお、上記位置情報検出手段14は図に表れない。
【0029】
一方、封筒封入装置45と搬送装置43と間に予め印字等により識別符号が付されたラベル60を貼付するラベル貼付部61が配設され、搬送装置43の最終段階部分に撮像カメラ62が配置される。そして、帳票31及びチラシ31Aが封入された封筒57をスタッカ46に順次ストックする。なお、ラベル貼付部61に換えて、当該封筒57に識別符号を直接、印刷印字する手段を設けてもよい。
【0030】
上記封筒封入システム41は、各帳票供給装置42A,42Bより供給される帳票31が、連続状態から切断装置51A,51Bで単体のものに切断され折り機52A,52Bにより所定形状に折曲されて搬送装置43に移送される。この際、フィードエラーセンサ53A,53Bにより移送状態が監視され、エラーが生じれば上記のように後に撮像カメラ15Aによる識別番号読み取りにおいて関連付けられてエラー履歴として記録される。また、搬送装置43上においてもジャムセンサ54及び枚数センサ55においてもエラーが発生すれば撮像カメラ15Aによる識別番号読み取りにおいて関連付けられてエラー履歴として記録される。
【0031】
一方、チラシ供給部44から所定数のチラシ31Aが順次搬送装置43上に供給され、これらと上記帳票31が重ね合わされて封入位置まで搬送される。この封入位置で撮像カメラ15Aにより帳票31に付された識別番号が読み取られる。封筒封入装置45では、封筒供給部58から封筒57を供給し、封入位置まで搬送する。この位置で所定数の帳票31及びチラシ31Aが封入され、厚みセンサ59で封入されたか否かが検出される。そして、所定数の帳票31及びチラシ31Aが封入された封筒57は封止されてラベル貼付部61の位置まで搬送され、そこでラベル貼付部61においてラベル60が貼付されて反転される。
【0032】
ラベル60が貼付された封筒57は撮像カメラ62の下方位置まで搬送され、当該撮像カメラ62で当該ラベル60を撮像して識別符号(例えば番号)の撮像データを管理コンピュータ47に送出し、当該管理コンピュータ47により認識することで当該識別符号の当該封筒57と封入対象の帳票31とを関連付けすることができるもので、すなわち、エラーの生じた帳票31エラー情報と当該封筒57とを関連付けすることができることになる。そして、ラベル60の撮像が行われた当該封筒57はスタッカ46に順次ストックされるものである。
【0033】
このように、封筒封入システム41に上記移送体搬送処理装置11を備えることで、各搬送位置でのエラー発生によるエラー対象の帳票31を特定することができ、そのエラー履歴を管理コンピュータ47で再生することでスタッカ46にストックされた封筒57群の中からエラーの発生した帳票31が封入された封筒57を特定でき、排除することができるものである。すなわち、搬送系の制御を変更せず、また搬送を停止させることなくエラー対象の封筒を特定することができ、排除することができるものである。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、移送体が搬送処理される所定段階でエラー発生したときにエラー信号発生手段よりエラー信号を発生させ、予め記憶手段に記憶されたエラー発生位置から読取手段の位置までの位置情報に基づき、移送体搬送処理の位置情報を位置情報検出手段で検出し、制御手段が読み取られた識別符号の該当移送体とエラー情報とを関連付けて記録手段に記録させることにより、エラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送が停止した場合にエラー対象を特定、記録することができるものである。
【0035】
請求項2及び3の発明によれば、エラー信号発生手段を設けられているエラー検出手段に、適宜表示部への信号を入力させるように設けることにより、エラー発生の信号の端子を備えない装置、システムであっても容易にエラー発生信号を得ることができる。
【0036】
請求項4の発明によれば、予め記憶手段に記憶させる位置情報を移送体の送り数値又は搬送時間とし、位置情報検出手段で移送体の送り数値又は搬送時間を計数させることにより、エラー対象の移送体を容易に特定することができる。
【0037】
請求項5の発明によれば、封筒封入システムに移送体搬送処理装置が備えられ、移送体供給手段より供給される所定数の識別符号が付された移送体を封入手段で封筒に封入させる所定段階の搬送処理にエラーが検出されたときに管理手段が該当移送体とエラー情報との関連付けを記録手段に記録させ、再生させることにより、上記同様に、エラー発生時に搬送制御系を変更することなく、また搬送が停止した場合にエラー対象を特定、記録することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移送体搬送処理装置における一実施形態のブロック構成図である。
【図2】図1におけるエラー信号発生手段の一例の回路図である。
【図3】本発明における移送体搬送処理のフローチャートである。
【図4】本発明における移送体搬送処理の概念説明図である。
【図5】本発明の移送体搬送処理装置が用いられる封筒封入システムの概略構成図である。
【符号の説明】
11 移送体搬送処理装置
12 エラー信号発生手段
13 位置情報記憶手段
14 位置情報検出手段
15 読取手段
16 エラー位置特定手段
17 照合手段
18 関連付け手段
19 記録手段
21 センサ
21A,21B 端子
22 表示部
31 移送体
32 識別番号
41 封筒封入システム
43 搬送装置
44 チラシ供給部
45 封筒封入装置
46 スタッカ
47 管理手段

Claims (5)

  1. 所定の識別符号が付された所定数の移送体が順次搬送されて所定の処理がなされる際にエラーを検出する移送体搬送処理装置において、
    前記移送体に対する搬送処理の各段階に所定数配設され、前記エラーを検出した際にエラー信号を発生するエラー信号発生手段と、
    前記移送体に付された前記識別符号を読み取る読取手段と、
    前記エラー信号発生手段が配設された位置から前記読取手段の位置までを特定した情報が予め記憶された記憶手段と、
    所定の前記移送体のエラー発生時に、該当の前記エラー信号発生手段が配置されたエラー箇所より前記読取手段までの当該移送体の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    前記位置情報検出手段からの位置情報に基づき、前記エラー発生対象の移送体の前記識別符号を前記読取手段で読み取らせて当該移送体とエラー情報とを関連付ける制御手段と、
    前記エラー対象の移送体とそのエラー情報の関連付けを記録する記録手段と、
    を有することを特徴とする移送体搬送処理装置。
  2. 請求項1記載の移送体搬送処理装置であって、前記エラー信号発生手段のそれぞれは、前記移送体の搬送に際して所定の各段階でエラーを検出するために所定数配設されたエラー検出手段のそれぞれに設けられることを特徴とする移送体搬送処理装置。
  3. 請求項2記載の移送体搬送処理装置であって、前記エラー検出手段はエラー検出時にエラーを表示させる表示部を備え、前記エラー信号発生手段が、設けられる該当のエラー検出手段による当該表示部への信号を入力してエラー信号を発生させることを特徴とする移送体搬送処理装置。
  4. 請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の移送体搬送処理装置であって、前記位置情報記憶手段に位置情報として、前記読取手段までに搬送される前記移送体の送り数値、又は搬送時間が記憶され、前記位置情報検出手段がエラー発生の該当移送体の前記読取手段までの送り数値又は搬送時間を計数することを特徴とする移送体搬送処理装置。
  5. 請求項1〜4の少なくとも何れかに記載の移送体搬送処理装置を備える封筒封入システムであって、
    封筒に所定数封入される前記識別符号が付された移送体を供給する移送体供給手段と、
    前記封筒に前記移送体供給手段より供給される前記移送体を封入させる封入手段と、
    少なくとも所定数の前記移送体を前記封入手段に順次搬送する搬送手段と、
    前記移送体を搬送して所定の処理をさせる所定の搬送段階に所定数配設され、搬送、処理の状態を監視するエラー検出手段と、
    少なくとも前記移送体搬送処理装置の前記記録手段の記録、再生を制御する管理手段と、
    を有することを特徴とする封筒封入システム。
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