JPH07256540A - 生産物流追跡方式およびその装置 - Google Patents

生産物流追跡方式およびその装置

Info

Publication number
JPH07256540A
JPH07256540A JP6048810A JP4881094A JPH07256540A JP H07256540 A JPH07256540 A JP H07256540A JP 6048810 A JP6048810 A JP 6048810A JP 4881094 A JP4881094 A JP 4881094A JP H07256540 A JPH07256540 A JP H07256540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
processing
physical distribution
identification name
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6048810A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Yano
知隆 矢野
Akira Ishibashi
明 石橋
Toshiaki Ichinose
敏彰 一ノ瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6048810A priority Critical patent/JPH07256540A/ja
Publication of JPH07256540A publication Critical patent/JPH07256540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】加工工程および検査工程を含めた複数の工程で
被生産物の生産処理を行う生産ラインにおいて、装置の
構成を簡素化して被生産物の追跡管理を確実に実行させ
る。 【構成】被生産物を工程2に引き渡す際に、当該物流制
御系で使用している被生産物の識別名と対応する仮識別
名を上記工程に伝達する識別名→仮識別名発生手段1
と、被生産物が工程2から払出される際の仮識別名の報
告に応じて識別名を復活させる仮識別名→識別名復活手
段3とを備え、被生産物の各工程への投入および払出し
時の上記被生産物の物流追跡を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流生産方式およびそ
の装置に係り、特に、異なる複数の加工/検査工程から
なる生産ラインによる被生産物の生産処理(加工等)に
おいて、上記各工程の被生産物の生産ライン上での追跡
管理を行うための生産物流方式およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の工程をもって構成される
生産ラインにおいては、各被生産物に可読な識別名を刻
印等で付与し、各加工あるいは検査装置で当該識別名を
読取ることによって、所定の加工と被生産物の追跡を行
っている。
【0003】図5はこの種の生産ラインの概念図であっ
て、12はAGV(Automatic Guided
Vehicle:無人搬送車)、11a,11b,1
1cは加工/検査工程、17a,17b,17cは被生
産物を一時退避するストッカである。
【0004】同図において、生産ラインに投入された被
生産物は複数の工程(工程11a,工程11b,工程1
1c・・・)を、必要に応じてストッカ17a,17
b,17cを介して通過することにより、所要の加工等
が順次施され、最終的に製品として出力される。ストッ
カ17a,17b,17cは複数の工程にタクトタイム
に差がある場合等に生産ライン全体の被生産物に物流を
スムーズにする機能を有する。
【0005】被生産物はAGV12により各工程間、あ
るいは工程とストッカ間を移送される。各工程あるいは
ストッカとの間の被生産物の移載はロボット移載機によ
り行われる。
【0006】被生産物はAGV1により、矢印a,b,
c,d・・で示したように、工程A→ストッカ2A→工
程B→ストッカ2B→工程C→ストッカ2C→・・・・
とX方向に移送される。c,dの経路は必要に応じて選
択される。
【0007】なお、この種の生産ラインの構成、管理方
法は周知であるので、特に文献を挙げない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のよう
に、各被生産物に可読な識別名を刻印し、各加工/検査
装置でその識別名を読み取ると共に、所定の加工あるい
は検査を行うものにおいては、識別名の読取装置を全て
の加工/検査装置に取付ける必要があるため、物流管理
装置の構成が複雑になり、生産ラインのコストが嵩むと
いう問題があった。その対策として、各加工/検査装置
に被生産物を引き渡す際に識別名を同時に伝える方式が
提案され、一般に用いられている。
【0009】しかし、この識別名は生産ライン全体でユ
ニークでなければならず、またその桁数が多いために、
その識別名をそのまま各加工/検査工程で管理するため
には、上記と同様に物流管理装置の構成が複雑になり、
生産ラインのコストが嵩むという問題があった。
【0010】また、カセットと称する容器等に複数の被
生産物を収容して各加工/検査装置間を無人搬送車(A
GV)で運搬する生産ラインにおいては、各被生産物の
物流を追跡管理するための記憶媒体(データキャリア)
をカセットに持たせ、この記憶媒体に当該カセットに収
容された被生産物の識別名等の情報を書き込んでおき、
各加工/検査装置において上記情報を読み取ることで物
流の追跡管理を行っている。
【0011】しかし、加工/検査装置においては、被生
産物のローディング位置とアンローディング位置とが別
々になっているものがあり、カセットから被生産物を取
り出して加工/検査後に元のカセットに戻すには、ロー
ディング位置にあるカセットをアンローディング位置ま
で回送する機構が必要となって設備の複雑化を招き、コ
ストアップをもたらす。
【0012】さらに、アンローディング位置に別のカセ
ットを置いて被生産物を収納する場合、カセットに持た
せた記憶媒体の内容を収納する被生産物に合わせて書き
換える必要がある。
【0013】この場合には、物流を管理するシステムま
たは加工/検査装置がローディング位置のカセットの記
憶媒体の内容をアンローディング位置のカセットの記憶
媒体に移す必要があるが、装置の故障等により記憶媒体
の内容が誤って別のカセットの記憶媒体に書き込んでし
まうと、カセットと被生産物の対応が取れなくなり、後
工程で間違った処理を施すことになって不良品としてし
まうという重大な問題があった。
【0014】本発明の第1の目的は、上記従来技術の諸
問題を解消し、加工工程および検査工程を含めた複数の
工程で被生産物の生産処理を行う生産ラインにおいて、
装置の構成を簡素化して被生産物の追跡管理を確実に実
行できるようにした生産物流追跡方式およびその装置を
提供することにある。
【0015】また、本発明の第2の目的は、加工工程お
よび検査工程を含めた複数の工程で被生産物の生産処理
を行う生産ラインにおいて、カセットと被生産物の対応
関係が正確になるようにチェックすることにより、正確
な物流管理を可能とした生産物流追跡方式およびその装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の第1の発明は、加工工程お
よび検査工程を含めた複数の工程で被生産物の生産処理
を行う生産ラインにおける生産物流追跡方式において、
前記被生産物を工程2に引き渡す際に、当該物流制御系
で使用している前記被生産物の識別名と対応する仮識別
名を上記工程に伝達する識別名→仮識別名発生手段1
と、上記被生産物が上記工程2から払出される際の上記
仮識別名の報告に応じて上記識別名を復活させる仮識別
名→識別名復活手段3とを備え、上記被生産物の各工程
への投入および払出し時の上記被生産物の物流追跡を行
うことを特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項2に記載の第2の発明は、加工工程および検査工
程を含めた複数の工程で被生産物の生産処理を行う生産
ラインにおける生産物流追跡装置において、被生産物を
前記複数の工程間で搬送する無人搬送車12aと、被生
産物加工物に所定の加工あるいは検査を施すための加工
/検査装置11と、上記無人搬送車から上記加工/検査
装置に被生産物を引渡すローダ13と、上記加工/検査
装置から上記無人搬送車に当該加工/検査装置で処理し
た被生産物を払出すアンローダ14と、上記無人搬送車
から上記ローダに被生産物を引き渡す際に当該被生産物
の引渡しを検知する引渡しセンサ15aと、上記アンロ
ーダから上記無人搬送車に当該加工/検査装置で処理し
た被生産物の払出しの際に当該被生産物の払出しを検知
する払出しセンサ15bと、上記引渡しセンサの検知デ
ータを仮識別名として識別名を対応ずけ、上記払出しセ
ンサからの検知データに対応ずけて識別名を復活すると
共に、上記加工/検査装置での加工データを受けて上記
識別名と共に加工データを作成する物流管理装置10と
から成り、上記複数工程を通過する上記被生産物の加工
状態を追跡することを特徴とする。
【0018】そして、上記第3の目的を達成するため
に、請求項3に記載の第3の発明は、加工工程および検
査工程を含めた複数の工程で被生産物の生産処理を行う
生産ラインにおける生産物流追跡装置において、被生産
物加工物に所定の加工あるいは検査を施すための加工/
検査装置11と、物流情報を記録した記憶媒体5aを担
持して前記被生産物を上記加工/検査装置11に移送す
るカセット4aと、上記カセットを搬送する無人搬送車
12aと、上記無人搬送車から上記加工/検査装置に被
生産物を収容したカセット4aを引渡すローダ13と、
上記カセットの記憶媒体5aを読み取る物流情報リーダ
6と、上記加工/検査装置に投入された被生産物に付さ
れた識別名を読み取る識別名読取装置8と、上記物流情
報リーダ6と上記識別名読取装置8の各読取結果に基づ
いて被生産物をチェックするチェック装置16と、上記
加工/検査装置から上記無人搬送車に被生産物を引渡す
アンローダ14と、物流情報を記録した記憶媒体5bを
担持して前記被生産物を上記加工/検査装置11から払
い出すカセット4bと、上記カセット4bの記憶媒体5
bに物流情報を書き込む物流情報ライタ7と、上記記憶
媒体5bを担持したカセット4bを搬送する無人搬送車
12bと、上記物流情報リーダ6と上記チェック装置1
6からの情報に基づいて上記物流情報ライタ7に書込む
情報を生成すると共に、当該物流装置を統括管理する物
流管理装置10とを備えたことを特徴とする。
【0019】
【作用】上記第1の発明の構成において、識別名→仮識
別名発生手段1は、前記被生産物を工程2に引き渡す際
に、当該物流制御系で使用している前記被生産物の識別
名と対応する仮識別名を上記工程に伝達する。
【0020】仮識別名→識別名復活手段3は、上記被生
産物が上記工程2から払出される際の上記仮識別名の報
告に応じて上記識別名を復活させる。
【0021】これにより、上記被生産物の各工程への投
入および払出し時の上記被生産物の物流追跡が正確に行
われる。
【0022】また、上記第2の発明の構成において、無
人搬送車12aは、被生産物を前記複数の工程間で搬送
する。
【0023】加工/検査装置11は、被生産物加工物に
所定の加工あるいは検査を施す。
【0024】ローダ13は、上記無人搬送車から上記加
工/検査装置に被生産物を引渡す。アンローダ14は、
上記加工/検査装置から上記無人搬送車に当該加工/検
査装置で処理した被生産物を払出す。
【0025】引渡しセンサ15aは、上記無人搬送車か
ら上記ローダに被生産物を引き渡す際に当該被生産物の
引渡しを検知する。
【0026】払出しセンサ15bは、上記アンローダか
ら上記無人搬送車に当該加工/検査装置で処理した被生
産物の払出しの際に当該被生産物の払出しを検知する。
【0027】そして、物流管理装置10は、上記引渡し
センサの検知データを仮識別名として識別名を対応ず
け、上記払出しセンサからの検知データに対応ずけて識
別名を復活すると共に、上記加工/検査装置での加工デ
ータを受けて上記識別名と共に加工データを作成する。
【0028】これにより、上記複数工程を通過する上記
被生産物の加工状態を正確に追跡することができる。
【0029】そして、上記第3の発明の構成において、
加工/検査装置11は、被生産物加工物に所定の加工あ
るいは検査を施す。
【0030】カセット4aは、物流情報を記録した記憶
媒体5aを担持して前記被生産物を上記加工/検査装置
11に移送する。
【0031】無人搬送車12aは、上記カセットを搬送
する。
【0032】引渡すローダ13は、上記無人搬送車から
上記加工/検査装置に被生産物を収容したカセット4a
を引き渡す。
【0033】物流情報リーダ6は、上記カセットの記憶
媒体5aを読み取る。
【0034】識別名読取装置8は、上記加工/検査装置
に投入された被生産物に付された識別名を読み取る。
【0035】チェック装置16は、上記物流情報リーダ
6と上記識別名読取装置8の各読取結果に基づいて被生
産物をチェックする。
【0036】アンローダ14は、上記加工/検査装置か
ら上記無人搬送車に被生産物を引渡す。
【0037】カセット4bは、物流情報を記録した記憶
媒体5bを担持して前記被生産物を上記加工/検査装置
11から払い出す。
【0038】物流情報ライタ7は、上記カセット4bの
記憶媒体5bに物流情報を書き込む。
【0039】無人搬送車12bは、上記記憶媒体5bを
担持したカセット4bを搬送する。そして、物流管理装
置10は、上記物流情報リーダ6と上記チェック装置1
6からの情報に基づいて上記物流情報ライタ7に書込む
情報を生成すると共に、当該物流装置を統括管理する。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。
【0041】図1は本発明による物流管理方式の基本構
造を説明するブロック図であって、1は識別名→仮識別
名発生手段、2は加工工程および検査工程を含めた複数
の工程、3は仮識別名→識別名復活手段である。
【0042】同図において、加工工程および検査工程を
含めた複数の工程で被生産物の生産処理を行う生産ライ
ンにおける被生産物を工程2に引き渡す際に、識別名→
仮識別名発生手段1は当該物流制御系で使用している被
生産物の識別名と対応する仮識別名を上記工程2に伝達
する。
【0043】そして、仮識別名→識別名復活手段3は、
上記被生産物が上記工程2から払出される際の上記仮識
別名の報告に応じて上記識別名を復活させる。
【0044】これにより、上記被生産物の各工程への投
入および払出し時の上記被生産物の物流追跡を正確行う
ことができる。
【0045】図2は本発明による物流管理方式の第1実
施例の説明図であって、10は物流管理装置、11は加
工/検査装置、12aは被生産物の投入用のAGV、1
2bは被生産物の払出用のAGV、13はローダ、14
はアンローダ、15aは引渡しセンサ15a、15bは
払出しセンサである。
【0046】同図において、無人搬送車12aは、複数
の工程の加工/検査装置間で被生産物を搬送する。
【0047】ローダ13は、上記無人搬送車12aから
上記加工/検査装置11に被生産物を引渡し、被生産物
を引渡された加工/検査装置11は、被生産物加工物に
所定の加工あるいは検査を施す。
【0048】アンローダ14は、上記加工/検査装置1
1から当該加工/検査装置で処理した被生産物を上記無
人搬送車12bに払出す。
【0049】引渡しセンサ15aは、上記無人搬送車1
2aから上記ローダ13に被生産物を引き渡す際に当該
被生産物の引渡しを検知する。
【0050】払出しセンサ15bは、上記アンローダ1
4から上記無人搬送車12bに当該加工/検査装置11
で処理した被生産物の払出しの際に当該被生産物の払出
しを検知する。
【0051】そして、物流管理装置10は、上記引渡し
センサ15aの検知データを仮識別名として識別名を対
応ずけ、上記払出しセンサ15bからの検知データに対
応ずけて識別名を復活すると共に、上記加工/検査装置
11での加工データを受けて上記識別名と共に加工デー
タを作成する。
【0052】これにより、上記複数工程を通過する上記
被生産物の加工状態を正確に追跡し、管理することがで
きる。
【0053】図3は図2の物流管理方式における物流管
理装置に用いる仮識別名−識別名対応テーブルの概念図
であって、仮識別名は3ビットからなり、識別名は被生
産物のロット番号を含めた80ビットで構成される。
【0054】上記したように、被生産物を加工/検査装
置11に引き渡す際に、当該被生産物に3ビットの仮識
別名を付ける。加工/検査装置11で処理された被生産
物は、この仮識別名で払い出される。
【0055】この仮識別名と識別名の対応は図3に例示
したとおりの3ビット、80ビットであり、仮識別名に
3ビットを用いることで加工/検査装置11でのデータ
処理装置を構成するシフトレジスタが4段の小規模なも
ので十分となる。
【0056】なお、物流管理装置10でのデータ処理は
仮識別名−識別名対応テーブルで正式な識別名に復元し
て、これに所要の加工データ等を付加し、次段の工程に
渡す。
【0057】図4は本発明による物流管理方式の第2実
施例の説明図であって、4aは被生産物を上記加工/検
査装置11に移送するカセット、4bは被生産物を上記
加工/検査装置11から払い出すカセット、5a,5b
は記憶媒体(データキャリア)、6は記憶媒体5aを読
み取る物流情報リーダ6、7は記憶媒体5bに物流情報
を書き込む物流情報ライタ、8は識別名読取装置、9は
被生産物、10は物流管理装置、11は加工/検査装置
11、12aと12bは無人搬送車(AGV)13はロ
ーダ、14はアンローダ、16はチェック装置である。
【0058】同図において、無人搬送車12aにより加
工/検査装置11のローダ13に置かれたカセット4a
には記憶媒体5aが付けられている。この記憶媒体5a
のデータを物流情報リーダ6で読み取り、読み取ったデ
ータを物流管理装置10とチェック装置16に送る。
【0059】記憶媒体5aには、予めカセット内に収納
されている被生産物の識別名等のデータが書き込まれて
いる。
【0060】物流管理装置10は、与えられたデータが
どの記憶媒体からのものかということと、送られてきた
データの内容から被生産物の物流を知ることができる。
【0061】カセット4aから被生産物9が順次取り出
され、加工/検査装置11に移載し、加工または検査が
行われる。この際に、被生産物9に予め刻印されている
識別名を読取装置8で読み取り、先に転送されている機
構媒体5のデータとを比較し、一致しているか否かを物
流管理装置10に知らせる。
【0062】加工または検査が終了した被生産物9はア
ンローダ14にあるカセット4bに払い出されて収納さ
れる。
【0063】物流管理装置10は、チェック装置16か
らエラーの告知がなければ記憶媒体5bに物流情報ライ
タ7を用いて識別名等のデータを書き込む。その後、カ
セット4bを無人搬送車12bにより次工程に搬送す
る。
【0064】上記実施例においては、記憶媒体の物流情
報リーダ6や物流情報ライタ7をローダ、アンローダ上
に設置しているが、これに代えて無人搬送車12a、1
2bに設置してもよい。
【0065】また、チェック装置16は、必ずしも全て
の加工/検査装置に設置する必要はなく、複数工程の何
れか1箇所以上に設置してよい。
【0066】この実施例によれば、カセットと被生産物
との対応関係が変化した場合に、当該被生産物が収納さ
れるカセットに取り付けた記憶媒体のデータを書き換え
るようにし、また記憶媒体のデータ内容と被生産物に刻
印されている識別名とを比較するようにしたため、カセ
ットと被生産物の不一致を無くすことができる。
【0067】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、加工
工程および検査工程を含めた複数の工程で被生産物の生
産処理を行う生産ラインにおいて、装置の構成を簡素化
して被生産物の追跡管理を確実に実行できるようにした
生産物流追跡方式およびその装置を提供することができ
る。
【0068】また、加工工程および検査工程を含めた複
数の工程で被生産物の生産処理を行う生産ラインにおい
て、カセットと被生産物の対応関係が正確になるように
チェックすることにより、正確な物流管理を可能とした
生産物流追跡方式およびその装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物流管理方式の基本構造を説明す
るブロック図である。
【図2】本発明による物流管理方式の第1実施例の説明
図である。
【図3】図2の物流管理方式における物流管理装置に用
いる仮識別名−識別名対応テーブルの概念図である。
【図4】本発明による物流管理方式の第2実施例の説明
図である。
【図5】この種の生産ラインの概念図である。
【符号の説明】
1 識別名→仮識別名発生手段 2 加工工程および検査工程を含めた複数の工程 3 仮識別名→識別名復活手段 4a 被生産物を上記加工/検査装置に移送するカセッ
ト 4b 被生産物を上記加工/検査装置から払い出すカセ
ット 5a,5b 記憶媒体(データキャリア) 6 記憶媒体5aを読み取る物流情報リーダ 7 記憶媒体5bに物流情報を書き込む物流情報ライタ 8 識別名読取装置 9 被生産物 10 物流管理装置 11 加工/検査装置 12a 被生産物の投入用の無人搬送車(AGV) 12b 被生産物の払出用のAGV 13 ローダ 14 アンローダ 15a 引渡しセンサ15a 15b 払出しセンサ 16 チェック装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工工程および検査工程を含めた複数の工
    程で被生産物の生産処理を行う生産ラインにおける生産
    物流追跡方式において、 前記被生産物を工程に引き渡す際に、当該物流制御系で
    使用している前記被生産物の識別名と対応する仮識別名
    を上記工程に伝達する識別名→仮識別名発生手段と、 上記被生産物が上記工程から払出される際の上記仮識別
    名の報告に応じて上記識別名を復活させる仮識別名→識
    別名復活手段とを備え、 上記被生産物の各工程への投入および払出し時の上記被
    生産物の物流追跡を行うことを特徴とする生産物流追跡
    方式。
  2. 【請求項2】加工工程および検査工程を含めた複数の工
    程で被生産物の生産処理を行う生産ラインにおける生産
    物流追跡装置において、 被生産物を前記複数の工程間で搬送する無人搬送車と、 被生産物加工物に所定の加工あるいは検査を施すための
    加工/検査装置と、 上記無人搬送車から上記加工/検査装置に被生産物を引
    渡すローダと、 上記加工/検査装置から上記無人搬送車に当該加工/検
    査装置で処理した被生産物を払出すアンローダと、 上記無人搬送車から上記ローダに被生産物を引き渡す際
    に当該被生産物の引渡しを検知する引渡しセンサと、 上記アンローダから上記無人搬送車に当該加工/検査装
    置で処理した被生産物の払出しの際に当該被生産物の払
    出しを検知する払出しセンサと、 上記引渡しセンサの検知データを仮識別名として識別名
    を対応ずけ、上記払出しセンサからの検知データに対応
    ずけて識別名を復活すると共に、上記加工/検査装置で
    の加工データを受けて上記識別名と共に加工データを作
    成する物流管理装置とから成り、 上記複数工程を通過する上記被生産物の加工状態を追跡
    することを特徴とする生産物流追跡装置。
  3. 【請求項3】加工工程および検査工程を含めた複数の工
    程で被生産物の生産処理を行う生産ラインにおける生産
    物流追跡装置において、 被生産物加工物に所定の加工あるいは検査を施すための
    加工/検査装置と、 物流情報を記録した記憶媒体を担持して前記被生産物を
    上記加工/検査装置に移送するカセットと、 上記カセットを搬送する無人搬送車と、 上記無人搬送車から上記加工/検査装置に被生産物を収
    容したカセットを引渡すローダと、 上記カセットの記憶媒体を読み取る物流情報リーダと、 上記加工/検査装置に投入された被生産物に付された識
    別名を読み取る識別名読取装置と、 上記物流情報リーダと上記識別名読取装置の各読取結果
    に基づいて被生産物をチェックするチェック装置と、 上記加工/検査装置から上記無人搬送車に被生産物を引
    渡すアンローダと、 物流情報を記録した記憶媒体を担持して前記被生産物を
    上記加工/検査装置から払い出すカセットと、 上記カセットの記憶媒体に物流情報を書き込む物流情報
    ライタと、 上記記憶媒体を担持したカセットを搬送する無人搬送車
    と、 上記物流情報リーダと上記チェック装置からの情報に基
    づいて上記物流情報ライタに書込む情報を生成すると共
    に、当該物流装置を統括管理する物流管理装置と、を備
    えたことを特徴とする生産物流追跡装置。
JP6048810A 1994-03-18 1994-03-18 生産物流追跡方式およびその装置 Pending JPH07256540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6048810A JPH07256540A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 生産物流追跡方式およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6048810A JPH07256540A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 生産物流追跡方式およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07256540A true JPH07256540A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12813570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6048810A Pending JPH07256540A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 生産物流追跡方式およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07256540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104401678A (zh) * 2014-09-22 2015-03-11 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 全自动智能化工件传送方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104401678A (zh) * 2014-09-22 2015-03-11 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 全自动智能化工件传送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4654512A (en) Machine readable information carrier
JP4094233B2 (ja) ウェーハ加工装置
US4010354A (en) Method and apparatus for tire identification
US5714743A (en) Card and card issuing apparatus
TW517283B (en) Equipment to process wafers
KR0176527B1 (ko) 하드디스크 드라이브 검사 방법
JP4577950B2 (ja) 非接触型icカードの発行処理システム
JPH07256540A (ja) 生産物流追跡方式およびその装置
JP2622733B2 (ja) 荷物配送管理方法及び装置
JP3945213B2 (ja) 工程の在庫管理方法
JPH10181885A (ja) コンテナ管理装置
JPS59118561A (ja) 搬送車
US5463208A (en) Task processing apparatus
JP2002127369A (ja) 製版・印刷用ロール及び製版・印刷用ロールの管理方法
CN213814750U (zh) 智能卡的制造系统
JP2999204B2 (ja) 製造ラインにおける作業管理装置
KR20200053201A (ko) 반송대차 시험시스템
JP2000221138A (ja) 基板検査装置および基板検査方法
JP2784492B2 (ja) カード式乗車券の使用状況調査装置
JP4208362B2 (ja) 移送体搬送処理装置及びこれを用いた封筒封入システム
JPH0371467A (ja) カートリッジ投入口の障害診断方法及び該方法を用いたライブラリー装置
JP2004182274A (ja) 容器処理システムにおける容器ホルダー
JPH07325892A (ja) 履歴管理方法
JP2005040982A (ja) タイヤ生産設備の材料情報管理システム
JP2002264571A (ja) Idカード発行システム