JP4206893B2 - 燃料タンク装置 - Google Patents

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本発明は燃料タンク装置に係り、特に、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置に関する。
従来、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置においては、燃料ポンプとセットプレートを備え、燃料タンクに設けられた取り付け孔を塞ぐようにセットプレートが燃料タンクに装着されていると共に、セットプレートにキャニスタが組み込まれており、燃料タンクに対するキャニスタのセット用の取り付け部をセットプレートと兼用することで、セットプレートを燃料タンクに装着することによって、燃料タンクにキャニスタが配置される構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−173522号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成における燃料タンク装置では、燃料ポンプとキャニスタとが燃料タンク内で上下方向に重なるため、燃料タンクの高さが高くなる。
本発明は上記事実を考慮し、燃料タンクの高さを低くできる燃料タンク装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、
該開口部を塞ぐ蓋部材と、
該蓋部材の前記燃料タンク内側部に前記燃料タンクの横方向に並んで配設された燃料ポンプとキャニスタと、
前記蓋部材の下面における前記キャニスタの外側となる部位に環状に形成されたガイド溝と、
前記燃料ポンプの外周部に突出形成された連結部と、
前記キャニスタの外周部に沿って上下方向に延設され、前記連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部が前記ガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、
前記ロッドの下端部に形成され前記連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、
前記ロッドに沿って設けられ前記連結部を下方へ付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とする。
従って、燃料タンクの上壁部に形成された開口部を塞ぐ蓋部材の燃料タンク内側部に燃料タンクの横方向に並んで燃料ポンプとキャニスタとを並べて配設したため、燃料タンク内で燃料ポンプとキャニスタとを上下方向に重ねる構成に比べて、燃料タンクの高さを低くできる。また、燃料ポンプがキャニスタの外周部に沿ってキャニスタの周方向へ移動可能であるため、異なる形状の燃料タンクにおいても、その燃料タンクの形状に対応して燃料ポンプとキャニスタとの相対位置を調整することができる。また、燃料タンクの底壁部が上方へ変形した場合には、付勢手段の付勢力に抗して燃料ポンプがキャニスタの外周部に沿って上方へ移動する。この結果、燃料タンクの底壁部の上方への変形に対してキャニスタの下面が支えとなり、燃料ポンプを保護できる。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、前記ガイド溝に前記ガイド溝の周方向に沿って所定の間隔で複数個形成され、前記ロッドの上端部を保持すると共に、前記ロッドに前記ガイド溝に沿った方向に所定以上の力が作用した場合に前記ロッドを前記ガイド溝に沿って移動可能とする弾性変形可能なストッパを有することを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、ガイド溝にガイド溝の周方向に沿って所定の間隔で複数個形成されストッパが弾性変形することで、燃料ポンプを燃料タンク内に格納できる位置へ移動できると共に、ストッパによってこの位置に燃料ポンプを保持できる。
請求項3記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、
該開口部を塞ぐ蓋部材と、
該蓋部材の前記燃料タンクの内側部に前記燃料タンクの横方向に並んで配設されたキャニスタとリザーブカップと、
前記リザーブカップ内に配設された燃料ポンプと、
前記キャニスタの外周部に周方向に沿って形成されたガイド溝と、
前記リザーブカップの外周部に突出形成された連結部と、
前記リザーブカップの外周部に沿って上下方向に延設され、前記連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部に形成された係合部が前記ガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、
前記ロッドの下端部に形成され前記連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、
前記ロッドに沿って設けられ前記連結部を下方へ付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とする。
従って、燃料タンクの上壁部に形成された開口部を塞ぐ蓋部材の燃料タンク内側部に燃料タンクの横方向に並んでキャニスタとリザーブカップとを並べて配設し、リザーブカップ内に燃料ポンプを配設したため、燃料タンク内で燃料ポンプとキャニスタとを上下方向に重ねる構成に比べて、燃料タンクの高さを低くできる。また、燃料ポンプを内部に配設したリザーブカップがキャニスタの外周部に沿ってキャニスタの周方向へ移動可能であるため、異なる形状の燃料タンクにおいても、その燃料タンクの形状に対応してリザーブカップ内に配設した燃料ポンプとキャニスタとの相対位置を調整することができる。また、燃料タンクの底壁部が上方へ変形した場合には、付勢手段の付勢力に抗して燃料ポンプを内部に配設したリザーブカップがキャニスタの外周部に沿って上方へ移動する。この結果、燃料タンクの底壁部の上方への変形に対してキャニスタの下面が支えとなり、リザーブカップ内の燃料ポンプを保護できる。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、開口部を塞ぐ蓋部材と、蓋部材の燃料タンク内側部に燃料タンクの横方向に並んで配設された燃料ポンプとキャニスタと、蓋部材の下面におけるキャニスタの外側となる部位に環状に形成されたガイド溝と、燃料ポンプの外周部に突出形成された連結部と、キャニスタの外周部に沿って上下方向に延設され、連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部がガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、ロッドの下端部に形成され連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、ロッドに沿って設けられ連結部を下方へ付勢する付勢手段と、を有するため、燃料タンクの高さを低くできるという優れた効果を有する。また、異なる形状の燃料タンク内にも、燃料ポンプとキャニスタを装着できると共に、燃料タンクの底壁部が上方へ変形した場合に燃料ポンプを保護できるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、ガイド溝にガイド溝の周方向に沿って所定の間隔で複数個形成され、ロッドの上端部を保持すると共に、ロッドにガイド溝に沿った方向に所定以上の力が作用した場合にロッドをガイド溝に沿って移動可能とする弾性変形可能なストッパを有するため、請求項1に記載の効果に加えて、燃料ポンプを燃料タンク内に格納できる位置へ移動できると共に、ストッパによってこの位置に燃料ポンプを保持できるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、開口部を塞ぐ蓋部材と、蓋部材の燃料タンクの内側部に燃料タンクの横方向に並んで配設されたキャニスタとリザーブカップと、リザーブカップ内に配設された燃料ポンプと、キャニスタの外周部に周方向に沿って形成されたガイド溝と、リザーブカップの外周部に突出形成された連結部と、リザーブカップの外周部に沿って上下方向に延設され連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部に形成された係合部がガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、ロッドの下端部に形成され連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、ロッドに沿って設けられ連結部を下方へ付勢する付勢手段と、を有するため、燃料タンクの高さを低くできるという優れた効果を有する。また、異なる形状の燃料タンク内にも、燃料ポンプとキャニスタを装着できると共に、燃料タンクの底壁部が上方へ変形した場合に燃料ポンプを保護できるという優れた効果を有する。
本発明における燃料タンク装置の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印UPは燃料タンク本体の上方方向を示す。
図1に示される如く、本実施形態では、燃料タンク本体10の上壁部10Aに、円形の開口部12形成されており、この開口部12は蓋部材としての円形のポンプフランジ14によって閉塞されている。また、ポンプフランジ14は、開口部12の外周部に形成された螺子部12Aに螺合するネジリング16によって開口部12を閉塞する位置に固定されており、開口部12の上端縁部12Bと、ポンプフランジ14との間には、シール材18が配設されている。
ポンプフランジ14の中央部には、燃料タンク本体10の内部側へ向かって円筒形のキャニスタ20が配設されており、キャニスタ20の下面20Aは、燃料タンク本体10の底壁部10Bと所定距離H1(H1≒10mm)離間している。
ポンプフランジ14の燃料タンク内側部には、キャニスタ20と燃料タンク本体10の横方向に並んで燃料ポンプ22が配設されおり、燃料ポンプ22の下端部にはフィルタ22Aが配設されている。また、燃料ポンプ22の外周部22Bには、連結部22Dが突出形成されており、連結部22Dに形成された貫通孔24には、キャニスタ20の外周部20Bに沿って上下方向に延設されたロッド26が挿通されている。
ロッド26の下端部にはストッパ26Aが形成されており、連結部22Dが下方側へ抜け落ちないようになっている。また、ロッド26の上下方向中間部にはストッパ26Bが配設されており、ストッパ26Bと連結部22Dとの間にはコイルスプリング28等の付勢手段が配設されている。
従って、燃料ポンプ22は、ロッド26に沿って上下方向(矢印A方向及び矢印B方向)へ所的距離(例えば、燃料タンク本体10の底壁部10Bに対して±20mm)移動可能となっており、コイルスプリング28の付勢力によって、下方(矢印B方向)へ付勢されている。また、図1に2点鎖線で示すように、燃料ポンプ22の下面22Cはキャニスタ20の下面20Aより上方へ移動可能となっている。
ロッド26の上端部26Cは、ポンプフランジ14の下面14Aに形成されたガイド溝30に相対移動可能に係合されており、ガイド溝30はポンプフランジ14の下面14Aにおけるキャニスタ20の外側となる部位に環状に形成されている。
図3に示される如く、ロッド26の軸部26Dの断面形状は矩形状となっており、ロッド26の軸部26Dがガイド溝30の開口首部30Aを挿通している。また、ガイド溝30の開口首部30Aの対向面30Bには、弾性変形可能なストッパ30Cが、ガイド溝30の周方向に沿って所定の間隔で複数個形成されている。
従って、ロッド26は、ガイド溝30の周方向に沿って隣接するストッパ30Cの間に保持されており、ガイド溝30に沿った方向に所定以上の力Fが作用した場合に、ストッパ30Cが弾性変形することで、ガイド溝30に沿って移動できるようになっている。この結果、ロッド26に連結された燃料ポンプ22は、キャニスタ20の外周部20Bに沿ってキャニスタ20の周方向(図2の矢印C方向)へ移動可能となっている。
従って、図4に示される如く、ポンプフランジ14の上面14Bに配設されたメインチューブポート40、コネクタ部42、エバポ通路部44の最適位置に対して、二点鎖線で示す燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できない位置から、実線で示す燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できる位置へ移動できると共に、ストッパ30Cによってこの位置に保持できるようになっている。
なお、図1及び図2の符号32は燃料タンク本体10の底壁部10Bに立設された壁部を示している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、燃料タンク本体10に形成された開口部12を塞ぐポンプフランジ14の燃料タンク内側部に燃料タンク本体10の横方向、即ち、燃料タンク本体10の上壁部10Aまたは底壁部10Bに沿った方向に並んで燃料ポンプ22とキャニスタ20とを配設したため、燃料タンク本体10内で燃料ポンプとキャニスタとを上下方向に重ねる構成に比べて、燃料タンク本体10の高さを低くできる。
また、本実施形態では、燃料ポンプ22がキャニスタ20の外周部20Bに沿ってキャニスタ20の周方向(図2の矢印C方向)へ移動可能であるため、異なる形状の燃料タンク本体10においても、その燃料タンク本体10の形状に対応して燃料ポンプ22とキャニスタ20との相対位置を調整することができる。
即ち、図4に示される如く、ポンプフランジ14の上面14Bに配設されたメインチューブポート40、コネクタ部42、エバポ通路部44の最適位置に対して、二点鎖線で示す燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できない位置から、実線で示す燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できる位置へ移動できる。この結果、形状の異なる燃料タンク本体10内に、燃料ポンプ22とキャニスタ20を配設できる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10の底壁部10Bが上方へ変形した場合には、コイルスプリング28の付勢力に抗して燃料ポンプ22がキャニスタ20の外周部20Bに沿って上方(矢印A方向)へ移動すると共に、燃料ポンプ22の下面22Cがキャニスタ20の下面20Aより上方となる位置へ移動する。この結果、燃料タンク本体10の底壁部10Bの上方への変形に対してキャニスタ20の下面20Aが支えとなり、燃料ポンプ22を保護できる。
また、本実施形態では、キャニスタ20が円柱形状であるため、燃料タンク本体10内の燃料が、車両の急発進や急停車等でキャニスタ20の外周部20Bに激しく当たった場合にも、開口部12の螺子部12Aとネジリング16との締結部に作用する荷重を抑制できる。この結果、キャニスタ20の破損や締結部からの燃料漏れを防止できる。
次に、本発明の燃料タンク装置の第2実施形態を図5〜図7に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示される如く、本実施形態では、燃料ポンプ22が、リザーブカップ50内に配設されており、リザーブカップ50の外周部50Aには、連結部50Bが突出形成されており、連結部50Bに形成された貫通孔52には、キャニスタ20の外周部20Bに沿って上下方向に延設されたロッド54が挿通されている。
ロッド54の下端部にはストッパ54Aが形成されており、連結部50Bが下方側へ抜け落ちないようになっている。また、ロッド54の上端部54Bと連結部22Dとの間にはコイルスプリング56等の付勢手段が配設されている。
従って、リザーブカップ50は、ロッド54に沿って上下方向(矢印A方向及び矢印B方向)へ所的距離(例えば、燃料タンク本体10の底壁部10Bに対して±20mm)、コイルスプリング56の付勢力によって、下方(矢印B方向)へ付勢されている。また、図5に2点鎖線で示すように、リザーブカップ50の下面50Cはキャニスタ20の下面20Aより上方へ移動可能となっている。
ロッド54の上端部54Bは、キャニスタ20の外周部20Bに周方向に沿って形成されたガイド溝60に係合した係合部54Cが形成されている。従って、ロッド54はガイド溝60に沿ってキャニスタ20の外周部20Bに沿ってキャニスタ20の周方向へ移動可能となっている。
図6に示される如く、燃料タンク本体10の底壁部10Bには、上方に向かってストッパ62が立設されている。
図7に示される如く、ストッパ62は平面視で開口部をキャニスタ20に向けた円弧状となっており、ストッパ62の内側にリザーブカップ50を上方側から挿入することで、リザーブカップ50を所定の位置に保持できるようになっている。
従って、図7に示される如く、ポンプフランジ14の上面14Bに配設されたメインチューブポート40、コネクタ部42、エバポ通路部44の最適位置に対して、二点鎖線で示すリザーブカップ50を燃料タンク本体10内に格納できない位置から、実線で示すリザーブカップ50を燃料タンク本体10内に格納できる位置へ移動し、その後、リザーブカップ50を下方へ移動することで、ストッパ62によってリザーブカップ50を所定の位置に保持できるようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、燃料タンク本体10に形成された開口部12を塞ぐポンプフランジ14の燃料タンク内側部に燃料タンク本体10の横方向、即ち、燃料タンク本体10の上壁部10Aまたは底壁部10Bに沿った方向に並んでリザーブカップ50を有する燃料ポンプ22とキャニスタ20とを配設したため、燃料タンク本体10内で燃料ポンプとキャニスタとを上下方向に重ねる構成に比べて、燃料タンク本体10の高さを低くできる。
また、本実施形態では、リザーブカップ50を有する燃料ポンプ22がキャニスタ20の外周部20Bに沿ってキャニスタ20の周方向へ移動可能であるため、異なる形状の燃料タンク本体10においても、その燃料タンク本体10の形状に対応してリザーブカップ50を有する燃料ポンプ22とキャニスタ20との相対位置を調整することができる。即ち、図7に示される如く、ポンプフランジ14の上面14Bに配設されたメインチューブポート40、コネクタ部42、エバポ通路部44の最適位置に対して、二点鎖線で示すリザーブカップ50を有する燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できない位置から、実線で示すリザーブカップ50を有する燃料ポンプ22を燃料タンク本体10内に格納できる位置へ移動できる。この結果、リザーブカップ50を有する燃料ポンプ22とキャニスタ20を形状の異なる燃料タンク本体10内に配設できる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10の底壁部10Bが上方へ変形した場合には、コイルスプリング56の付勢力に抗してリザーブカップ50を有する燃料ポンプ22がキャニスタ20の外周部20Bに沿って上方(矢印A方向)へ移動すると共に、リザーブカップ50の下面50Cがキャニスタ20の下面20Aより上方となる位置へ移動する。この結果、燃料タンク本体10の底壁部10Bの上方へ変形に対して、キャニスタ20の下面20Aが支えとなり、リザーブカップ50を有する燃料ポンプ22を保護できる。
また、本実施形態では、キャニスタ20が円柱形状であるため、燃料タンク本体10内の燃料が、車両の急発進や急停車等でキャニスタ20の外周部20Bに激しく当たった場合にも、開口部12の螺子部12Aとネジリング16との締結部に作用する荷重を抑制できる。この結果、キャニスタ20の破損や締結部からの燃料漏れを防止できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
本発明の第1実施形態に係る燃料タンク装置を示す概略側断面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図1の3−3線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンク装置を示す一部を断面とした概略平面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンク装置を示す概略側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンク装置を示す一部を断面とした概略斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンク装置を示す一部を断面とした概略平面図である。
符号の説明
10 燃料タンク本体
12 開口部
14 ポンプフランジ(蓋部材)
20 キャニスタ
20A キャニスタの下面
20B キャニスタの外周部
22 燃料ポンプ
22C 燃料ポンプの下面
26 ロッド
28 コイルスプリング
30 ガイド溝
50 リザーブカップ
50C リザーブカップの下面
54 ロッド
56 コイルスプリング
60 ガイド溝

Claims (3)

  1. 燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、
    該開口部を塞ぐ蓋部材と、
    該蓋部材の前記燃料タンク内側部に前記燃料タンクの横方向に並んで配設された燃料ポンプとキャニスタと、
    前記蓋部材の下面における前記キャニスタの外側となる部位に環状に形成されたガイド溝と、
    前記燃料ポンプの外周部に突出形成された連結部と、
    前記キャニスタの外周部に沿って上下方向に延設され、前記連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部が前記ガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、
    前記ロッドの下端部に形成され前記連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、
    前記ロッドに沿って設けられ前記連結部を下方へ付勢する付勢手段と、
    を有することを特徴とする燃料タンク装置。
  2. 前記ガイド溝に前記ガイド溝の周方向に沿って所定の間隔で複数個形成され、前記ロッドの上端部を保持すると共に、前記ロッドに前記ガイド溝に沿った方向に所定以上の力が作用した場合に前記ロッドを前記ガイド溝に沿って移動可能とする弾性変形可能なストッパを有することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク装置。
  3. 燃料タンクの上壁部に形成された開口部と、
    該開口部を塞ぐ蓋部材と、
    該蓋部材の前記燃料タンクの内側部に前記燃料タンクの横方向に並んで配設されたキャニスタとリザーブカップと、
    前記リザーブカップ内に配設された燃料ポンプと、
    前記キャニスタの外周部に周方向に沿って形成されたガイド溝と、
    前記リザーブカップの外周部に突出形成された連結部と、
    前記リザーブカップの外周部に沿って上下方向に延設され、前記連結部に形成された貫通孔に挿通されると共に、上端部に形成された係合部が前記ガイド溝に相対移動可能に係合されたロッドと、
    前記ロッドの下端部に形成され前記連結部が下方側へ抜け落ちないようにするためのストッパと、
    前記ロッドに沿って設けられ前記連結部を下方へ付勢する付勢手段と、
    を有することを特徴とする燃料タンク装置。
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