JP4206741B2 - 衝突検出装置及び安全装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の衝突を検出するための衝突検出装置と、この衝突検出装置を用いたエアバッグシステム、シートベルトシステムなどの安全装置に関するものである。なお、以下、乗員の保護を「拘束(restraint)」ということがある。また、本明細書において、加速度とは、衝突時に車両に生じる減速方向の加速度(速度の時間微分値)である。
【0002】
【従来の技術】
車両の衝突時にエアバッグを膨張させて乗員を保護するエアバッグ装置や、シートベルト装置のウェビング緩みを除くべくウェビングを所定長さだけ急速に巻き取るプリテンショナ装置は周知である。このエアバッグ装置あるいはプリテンショナ装置を作動させるために、車両の衝突の有無やその規模(衝突激しさ、クラッシュシビアリティ)を判定する必要がある。この衝突の規模は、衝突相手との相対速度と相手物体の質量、硬さに相関する。
【0003】
従来、衝突規模を検出するためには加速度を検出している。例えば特開平11−78769号では、加速度の大きさ、加速度の経時変化及び速度の経時変化(同号公報では、この速度の経時変化を、加速度の時間による積分値から求める。)に基づいて衝突規模を判定している。
【0004】
また、衝突による車両の外材の変形の検出による衝突判定方法が特開平11−78770号に記載されている。同号の判定方法では、車両外材に歪センサを取り付け、外材の変形量、変形速度を検出し衝突判定を行っている。
【0005】
さらに、衝突変形の進行過程における変形速度を検出して衝突判定を行う方法が特開2001−171476号に記載されている。同号の方法では、車体の所定の2箇所に加速度センサを配置し、2箇所のセンサ間における車体の圧縮変形速度を検出し、衝突判定を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平11−78769号の加速度の検出による衝突判定方法では、衝突部付近の車体構造や衝突相手の硬さ等により衝突判断及び衝突規模の判定結果が影響される。
【0007】
上記特開平11−78770号の衝突判定方法では、外材に取り付けられたセンサによって、外材そのもののたわみ速度は検出されるものの、必ずしも衝突荷重方向の車体構造の変形速度が検出されるわけではない。また、外材の変形ストロークは一般的に短く、衝突変形の進行過程における変形速度の検出が難しい。
【0008】
従って、この衝突判定方法では、外材だけが変形する小質量高速物体との衝突(安全装置による乗員の拘束が必要なほどには車両減速を生じない衝突)と、車体の変形が大きく、安全装置による乗員の拘束が必要なほどの車両減速が生じる中速度バリア衝突とを衝突の初期に判別することは困難であり、この外材の変形速度から衝突判定及び衝突規模の判定を行うのは難しい。
【0009】
上記特開2001−171476号の衝突判定方法は、車両先端部の変形速度を検出するものではない。1方の加速度センサを車両先端部に設置すると、衝突の初期において、センサに該センサの定格を超える過大な衝撃が加わり、センサ取付部が変形し、センサの検出軸がぶれるおそれがある。センサの検出軸がぶれると、車両先端部の変形速度を正しく検出できない。
【0010】
本発明は、車両の端部の衝突変形速度を検出することにより早期に且つ精度よく衝突の判断、衝突規模(シビアリティ−)の判定等を行うことができる衝突検出装置と、この衝突検出装置を用いた安全装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の衝突検出装置は、車両の端部付近の変形速度の検出手段を有し、該検出手段で検出される変形速度から衝突を検出するようにした衝突検出装置であって、フレームの前部に高剛性部を介して低剛性部が設けられ、該低剛性部の前端にバンパが連結され、該バンパと該低剛性部との間にクラッシュボックスが配置されている車両に設置される衝突検出装置であり、該高剛性部に設けられた加速度センサと、該クラッシュボックスに設けられており、該クラッシュボックスの潰れ変形の開始を検知して信号の変化を生じさせるスイッチ素子と、該スイッチ素子からの信号の変化の時点から、潰れ変形が該高剛性部にまで及んで該加速度センサの検出加速度が急激に増大するまでの時間tを検知し、該スイッチ素子から該高剛性部の最先端までの距離Lを該時間tで除すことにより変形速度L/tを検出する制御回路とを有しており、該スイッチ素子は、蛇腹部を備えた筒形状のケースと、該ケースの開口端に固着された筒形状のキャップと、該キャップ内に配置されたダイヤフラム及び接点とを有しており、該ダイヤフラムは、該クラッシュボックスが潰れ、該蛇腹部が押し縮められて該ケース内の内圧が上昇したときに、該接点と接触するように変形するものであることを特徴とするものである。また、本発明(請求項22)の安全装置は、この衝突検出装置の信号に基づいて拘束手段を作動させるようにしたものである。
【0012】
乗員拘束においては、車の衝突開始からの加速量(減速量)と加速時間(減速時間)の大小を早期に判定することが重要である。これを早期に且つ高精度に検出(もしくは推定)することが本発明の目的であり、この検出結果から本発明の衝突検出装置における衝突判定及び衝突規模の判定が行われる。
【0013】
かかる本発明では、例えば自動車が前突する場合、自動車最前部付近の変形速度を検出して衝突の有無や規模の判断を行うことができる。自動車の最前部付近は、前突に際し相手方物体に最初に当って圧縮変形を開始するものであるから、この最前部の車体構造の圧縮変形速度を検出することにより、衝突の有無や規模を早期に判定することが可能となる。
【0014】
なお、衝突に伴って自動車には加速度が生じるが、この加速度は衝突に伴って変形する(例えば潰れる)車体部分の剛性によって変化する。例えば、低剛性部分が変形するときには、車体速度の減少は小さいので、車両に発生する加速度は小さい。一方、高剛性部分が潰れるときには、車体速度は急速に減少し、大きな加速度が生じる。
【0015】
車体の最前部付近が、衝突衝撃を吸収するために比較的低剛性に構成されている場合、加速度による衝突検出方式にあっては、最前部付近が潰れつつある衝突最初期の段階では検出される加速度が小さく衝突判定精度が低くなる。これに対し、本発明の変形速度検出方式によれば、最端部の変形速度を検出するため、実質的に最端部のみが変形している衝突最初期の段階で大きな変形速度が観測され、衝突及び衝突規模を高精度にて判定することが可能である
【0016】
発明では、請求項の通り、変形速度検出手段を車両前部の左右両側に配置することにより、フルラップ衝突とオフセット衝突とを判別することが容易となる。
【0017】
本発明の一態様(請求項)では、所定値以上の変形速度が所定期間検出されたときに、所定規模以上の、例えばエアバッグ装置等の安全装置を作動させるべき規模の衝突が発生したものと判定する。この判定方式は、簡便であると共に、衝突後早期に衝突判定を下すことができる
【0018】
発明の別態様(請求項)にあっては、変形速度と加速度とを検出し、これらに基づいて所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。例えば、変形速度及び加速度がいずれも所定値以上であるとき、又はこれらのうちの少なくとも一方が所定値以上であるときには所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。この判定方式によると、判定結果の信頼度が高く、高精度にて、あるいは早期に衝突激しさを判定することが可能である。
【0019】
また、本発明のさらに別の態様(請求項)では、変形速度と加速度と変形量とを検出し、これらに基づいて所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。例えば、該変形速度、加速度及び変形量がいずれも所定値以上であるときに、所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。この判定方式であれば、衝突判定の信頼度がさらに向上する
【0020】
ンパービーム、バンパー固定アーム、車両サイドのフロントフォーク等の車両端部付近の各部位が衝突により生じる応力によって圧縮され弾性変形及び塑性変形する変形応力が予め既知であれば、請求項13の通り、車両端部付近の変形速度と、その所定時間当りの変形量と、変形した部位の変形荷重との積で車両の変形に要した仕事量が検出できる。
【0021】
即ち、変形速度の最大値が相対速度に相関し、変形速度の所定時間の差分速度の2乗でその変形部位における仕事量を割ったものが作用質量に相関することから、衝突開始時において車両と当該車両に衝突した物体との相対速度と作用質量を推定できる。この相対速度と作用質量から、衝突後時間が経過するとどの程度の加速(減速)が車両に生じるか、つまり衝突の規模が判定できる。
【0022】
この態様にあっては、請求項14の通り、さらに、車両に生じる加速度を検出し、この加速度と仕事量とに基づいて衝突の規模を判定してもよい。車両の加速度が小さい場合には、前記作用質量は衝突物体の等価質量に相当するので、これによって衝突物体の重量を推定できる
【0023】
発明のさらに異なる態様(請求項101112)では、変形速度と変形量を検出し、これらに基づいて所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。例えば、変形速度及び変形量がいずれも所定値以上であるとき又は所定値以上の変形速度が検出されている間に検出変形量が所定量を超えたとき、或いはこれらのうちの少なくとも一方が所定値以上であるときに所定規模以上の衝突が発生したものと判定する。この判定方式も、簡便であると共に、衝突後早期に且つ精度よく衝突判定を下すことができる。
【0024】
なお、衝突判定結果を十分な精度で早期に得ることが可能となることにより、エアバッグ装置の作動開始時期を早めることができる。これにより、出力の小さいインフレータでも容積の大きなエアバッグの膨張に利用することが可能となる。
【0025】
本発明では、衝突の規模を早期に精度よく判定できるので、エアバッグ装置等の安全装置を起動するタイミングを制御しやすい。また、この判定に応じてエアバッグの内圧を制御したり、プリテンショナのウェビング巻取量を制御することも可能となる。
【0026】
本発明の衝突検出装置は、請求項15の通り、衝突規模を判定するものであり、衝突規模に応じ異なった信号を出力する出力手段を備えている構成としてもよい。このように構成した場合には、より一層、安全装置の制御が容易になる。
【0027】
請求項16の通り、フルラップ衝突やオフセット衝突などの衝突形態も併せて判定する場合には、エアバッグ装置やプリテンショナ装置などを種々のパターンにて制御することも可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して参考例及び実施の形態について説明する。図1は参考例に係る衝突検出装置及び安全装置を備えた自動車の概略的な側面構成図、図2は衝突検出装置の構成を示す側面図、図3は自動車の前部のフレーム構成を示す平面図である。
【0029】
自動車の車内にシート10が設置され、このシート10に座った乗員を拘束するためにシートベルト装置12が設置されている。このシートベルト装置12は、リトラクタ14と、該リトラクタ14から引き出されるウェビング16と、該ウェビング16のトング(図示略)を係止するバックル18と、リトラクタ14に設けられたプリテンショナ20とを有する。このプリテンショナ20は、衝突時にウェビング16を所定長さだけ急速に巻き取らせるためのものである。
【0030】
シート10の前方のステアリング22にエアバッグ装置24が設置されている。このエアバッグ装置24は、折り畳まれたエアバッグと、このエアバッグを覆うモジュールカバーと、エアバッグを膨張させるためのインフレータ(ガス発生器)等を有する。
【0031】
自動車のフレーム30は、図3の通り、サイドメンバ32,32と、これらサイドメンバ32,32同士の間に架設されたクロスメンバ34とを有する。このクロスメンバ34からフロアパネルにかけて、自動車の衝突を判断してプリテンショナ20及びエアバッグ装置24に作動電流を供給する制御ユニット36が設置されている。衝突が相当に激しくても、変形はクロスメンバ34にまでは達しないので、制御ユニット36は衝突終了まで制御信号を発信可能である。
【0032】
この自動車では、この自動車の前方への衝突(前突)を検出するために、変形速度センサ40と加速度センサ42,48とが設置されており、これらのセンサ40,42,48の検出信号が制御ユニット36内の制御回路に入力される。
【0033】
なお、変形速度センサ40及び加速度センサ42は、フレーム30の左右のサイドメンバ32の前部にそれぞれ配置されている。加速度センサ48は制御ユニット36に内蔵されている。
【0034】
この変形速度センサ40は、車体の前端部付近の変形によってロッド44を後退させ、このロッド44の後退速度を検出して該前端部付近の変形速度を検出するようにしたものである。
【0035】
図2の通り、フレーム30の前部に高剛性部50を介して低剛性部52が設けられている。この低剛性部52の前端にバンパ54が連結されている。バンパ54と低剛性部52の間にはクラッシュボックス53が配置されており、このクラッシュボックス53も低剛性となっている。前記ロッド44は、車体前後方向に延在しており、その前端はブラケット56及びロッド固定座58を介してバンパ54に固定されている。
【0036】
ロッド44の後部は、ガイド60に摺動自在に保持されている。このロッド44の後端近傍はセンサボックス62内に遊挿されている。このセンサボックス62は前記高剛性部50に固定されている。
【0037】
ロッド44には、その長手方向に所定間隔をおいてN極、S極の配置方向が入れ替わるマグネットが連続的に多数配置されている。センサボックス62には、このマグネットからの磁束に感応するコイル、ホール素子などの磁気検出器64が設けられている。この磁気検出器64は、ロッド44が後退し、各マグネットが該磁気検出器64を通過する度に1パルスの電気信号を出力する。そのため、単位時間当りに発生するパルス数をカウントすることにより、ロッド44の後退速度が検出される。
【0038】
なお、この実施の形態では、センサボックス62内に加速度センサ42が併せて設置されている。また、前記ガイド60は該センサボックス62と一体となっている。そのため、センサボックス62を設置することにより、併せて加速度センサ42及びガイド60も高剛性部50に設置される。符号66は、センサボックス62を高剛性部50に取り付けるためのボルトを示す。なお、磁気検出器64からの信号を出力するための回路と加速度信号を出力する回路を一部共用してもよく、両者を共通の回路基板に設けてもよい。
【0039】
このように構成された衝突検出装置及び安全装置を備えた自動車が衝突した場合、まず、低剛性であるクラッシュボックス53が主として潰れるように変形する。その衝突が中規模である場合は低剛性部52も潰れて変形し、衝突規模が比較的大きいときには、その後さらに高剛性部50も潰れるように変形する。このクラッシュボックス53は、衝突後まず潰れ始める部位であると共に、低剛性であるため、変形速度の立ち上りが早い。そのため、自動車が相手方物体に当った直後から比較的大きい速度でロッド44が後方に移動し、この後退速度が磁気検出器64からのパルスによって検出される。クラッシュボックス53が潰れきってもまだ衝撃が持続している場合は、低剛性部52も潰れて変形し、ロッド44は後退し続ける。このロッド44の後退速度が自動車前端部付近の変形速度であり、この変形速度は自動車と相手方物体との相対速度にほぼ比例する。この相対速度が大きいほど、衝突が激しいことになる。従って、このロッド44の後退速度を磁気検出器64の発生パルスから検出することにより、衝突時の相手方物体との相対速度すなわち衝突の激しさを判定することができる。
【0040】
この実施の形態では、自動車の左右に変形速度センサ40を配置しているので、自動車の左側と右側との変形速度を別個に測定することができ、従って衝突がフルラップ衝突であるかオフセット衝突であるか判定することもできる。
【0041】
また、この実施の形態では、ロッド44の後退速度をモニターする磁気検出器64を含むセンサボックス62が車両前端部から離間した位置に設置されている。これにより、衝突による車両の変形や歪みが直接センサボックス62に影響を及ぼすことがなく、バンパ付近のみが変形するような小規模衝突にてセンサボックス62が破損せず、修理・交換のコストを省くことができる
【0042】
図4は実施の形態に係る衝突検出装置の構成図である
【0043】
図4では、クラッシュボックス53にまたがってスイッチ素子80が設けられている。このスイッチ素子80は衝突の瞬間にパルス信号を発生するか、又はそれまで出力していた信号を停止するよう構成されている。センサボックス62には加速度センサ42のみが設けられている。制御ユニット36の制御回路にあっては、スイッチ素子80からの信号(又は信号変化)により自動車が相手方物体に当った瞬間を検知する。衝突と同時にクラッシュボックス53が潰れ始め、その後、サイドメンバ32前部の低剛性部52が潰れている間は加速度センサ50の検出加速度は比較的小さい。潰れ変形が高剛性部50にまで及ぶと、車両の前方移動速度は急激に小さくなり、加速度センサ62の検出加速度は急激に増大する。前記スイッチ素子80からの信号(又は信号変化)の時点からこの加速度の急激変化までの時間tを検知し、スイッチ素子80から高剛性部50の最先端までの距離Lをこの時間tで除すことにより、変形速度が分る。即ちL/tが変形速度である。
【0044】
は図のスイッチ素子80の一例を示す断面図であり、図(a)は車両衝突前の状態を示し、図(b)は衝突後の状態を示している。
【0045】
このスイッチ素子80は、略円筒形状のキャップ84と略々円筒形状のケース82とを備えており、これらはその開口端同士が当接され、気密的に固着されている。このスイッチ素子80は、ケース82側即ち第図の左側が車両前方側となるように設置される。
【0046】
ケース82の軸方向の中間部分は蛇腹部82Aとなっており、ケース82の開口端近傍には小孔82Bが設けられている。なお、本実施の形態では小孔82Bは2個設けられているが、1個又は3個以上であってもよい。
【0047】
キャップ84には金属等の導電性を有する材料からなるダイヤフラム85が設けられ、このダイヤフラム85よりも車両後方側に、ダイヤフラム85と離隔して接点86が設けられている。ダイヤフラム85はキャップ84に対し電気絶縁材(図示略)を介して保持されている。ダイヤフラム85及び接点86にはそれぞれ電極87,88が接続されている。ダイヤフラム85は、車両前方側に向って凸となるように湾曲している。なお、温度変化によってケース82内の空気の体積が変化したときは、小孔82Bを介して空気が流出入するため、ケース82内の圧力は一定に保たれる。図示は省略するが、同様の小孔がキャップ84にも設けられ、ダイヤフラム85よりも後方の室内が大気に連通している。
【0048】
車両が衝突してクラッシュボックス53が潰れると、スイッチ素子80が圧縮され、図(b)に示す通りケース82の蛇腹部82Aが押し縮められ、スイッチ素子80内のケース82側の内圧が上昇してダイヤフラム85が車両後方側に凸となるように変形し、該ダイヤフラム85と接点86が接触する。これにより、パルス信号が発生し、自動車が相手物体に当った瞬間が検知される。
【0049】
かかるスイッチ素子80によると、スイッチ素子80に大きな衝撃が加わっても圧縮した気体によって衝撃が緩和するため、安定したスイッチ動作を得ることができる
【0050】
上記実施の形態において、クラッシュボックスを含む低剛性部の変形は衝突直後すなわち高剛性部の変形に先行して発生するものであり、この低剛性部の変形速度から衝突激しさを判定することができる。
【0051】
この衝突激しさの判定結果に応じてエアバッグ装置24やプリテンショナ20の作動を開始させる。衝突の瞬間から判定結果を得るまでの時間が短いので、エアバッグ装置24及びプリテンショナの動作を比較的ゆっくりとしたものとすることが可能であり、例えばエアバッグ用インフレータとして低出力のものを用いることが可能となる。また、衝突激しさに応じてエアバッグ内圧やプリテンショナの巻取量を制御することも可能である
【0052】
た、本発明では、加速度センサ42で検出される加速度を閾値と比較対照して衝突であるか否か、あるいは衝突の激しさを判定するようにし、且つこの閾値を変形速度に基づいて設定するようにしてもよい。
【0053】
本発明では、さらに、車体に生じる変形量を検出する変形量検出手段を設け、この変形量と前記変形速度とに基づいて判定を行うようにしてもよい。また、この変形量と変形速度と、さらに前記加速度とに基づいて判定を行うようにしてもよい。
【0054】
なお、この変形量を検出する方法としては、例えば、上記の第1〜3図の参考例では、磁気検出器64からのパルスのカウント数からロッド44の後退量を検出する方法や、第4図の参考例では、ミリ波レーダ70により計測された該ミリ波レーダ70とバンパ54との距離の変化量から車体の変形量を検出する方法などが挙げられるが、特に制限はなく、これ以外の各種の方法及び計測機器等を用いることができる。
【0055】
このように構成した場合には、例えば、上記の変形速度と変形量のうちのいずれか一方の検出値が所定値以上となったときに衝突の判定を下ようにしてもよい。このようにした場合には、きわめて早期に衝突判定を下すことができる。また、変形速度及び変形量の双方からみて衝突と判定される場合に最終的に衝突と判定を下してもよい。これにより、判定の精度が高まる。
【0056】
変形量と変形速度と加速度とに基づいて判定するようにした場合には、例えば、上記の変形速度と変形量と加速度のいずれからみても衝突と判定される場合に最終的に衝突と判定を下してもよい。この場合には、判定の精度が一層高まる。
【0057】
本発明では、車体各部の変形応力が既知である場合には、さらに、車体に変形が生じた際にその変形に要する仕事量を検出する仕事量検出手段を設け、この仕事量検出手段で検出された仕事量に基づいて衝突規模を判定してもよい。この場合、仕事量は、前記の検出変形速度と、その所定時間当りの変形量と、変形した部位の変形応力との積で求められる。
【0058】
この検出変形速度の最大値が相対速度に相関し、該変形速度の所定時間の差分速度の2乗でこの仕事量を割ったものが作用質量に相関することから、衝突開始時において車両と当該車両に衝突した物体との相対速度と作用質量を推定できる。この相対速度と作用質量から、その衝突が持つ総エネルギーを推定でき、衝突後時間が経過するとどの程度の加速(減速)が車両に生じるか、つまり衝突の規模が判定できる。
【0059】
このように仕事量から衝突規模を判定する方法によると、きわめて精度よく衝突の規模の判定を下すことができる。
【0060】
また、このように構成した場合には、この仕事量と前記加速度とに基づいて衝突規模を判定するようにしてもよい。車両の加速度が小さい場合には、前記作用質量は衝突物体の等価質量に相当するので、これによって衝突物体の重量を推定できる。これを用いれば、さらに高精度に衝突規模を判定することが可能となる。
【0061】
なお、車両端部付近の各部の変形応力(剛性)が既知であれば、この変形応力と、変形速度検出手段で検出された変形速度の経時変化とから衝突エネルギーを検出できる。車両に生じる速度変化(減速度)はこの衝突エネルギーに比例する。本発明では、この衝突エネルギーに基づいて衝突規模の判定を行ってもよい。この衝突エネルギーから車両に生じる速度変化を検出して衝突の有無を判定したり、衝突規模を判定することにより、きわめて高精度に衝突及び衝突規模の判定を下すことが可能である。
【0062】
上記実施の形態では、前突を検出するように変形速度センサを自動車の前端に配置しているが、変形速度センサを側方あるいは後方の端部に配置し側突や後突を検出するようにしてもよい。
【0063】
側突検出の場合、変形速度検出手段は例えば車両側端部に置かれ、少なくとも検出部位は車両のドア外装パネル、ドアフレーム、フロントフェンダー、Bピラーを含む車両側端外周部に置かれ、外周構造を含む検出部位と固定部位の間の車両の変形による車両側面方向の距離又は距離の変化を検出する物であり、上記加速度検出手段はサイドシル、Bピラー、センタートンネルを含む車両ボデーフレーム部に置かれる。
【0064】
後突検出の場合、変形速度検出手段は、例えば車両後端部に置かれ、少なくとも検出部位は車両のバンパー、バンパービーム、バンパー固定アームを含む車両リアエンド先端部に置かれ、外周構造を含む検出部位と固定部位の間の車両の変形による車両後方進行方向の距離又は距離の変化を検出する物であり、上記加速度検出手段は車両リヤエンド部より内側のボデー構造部に置かれる。
【0065】
本発明のいずれの実施の形態においても、変形速度センサで検出される変形速度や、加速度センサで検出される加速度は、センサからの生の出力に限らず、フィルター処理やデジタル処理により変形速度や加速度に相関する特徴を抽出するような演算を施したものであっても良い。
【0066】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると自動車等の衝突を正確に早期に検出することが可能となる。また、本発明によると、これにより乗員保護装置を的確に作動させたり、あるいはエアバッグ装置のインフレータの低出力化を実現したりすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係る衝突検出装置及び安全装置を備えた自動車の側面図である。
【図2】 参考例に係る衝突検出装置の側面図である。
【図3】 参考例に係る衝突検出装置及び安全装置を備えた自動車のフレームの平面図である。
【図4】 実施の形態に係る衝突検出装置の側面図である。
【図5】 (a)はスイッチ素子の設置時の状態を示す断面図であり、(b)はスイッチ素子の衝突後の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
12 シートベルト装置
20 プリテンショナ
24 エアバッグ装置
40 変形速度センサ
42,43 加速度センサ
44 ロッド
50 高剛性部
52 低剛性部
53 クラッシュボックス
64 磁気検出器

Claims (17)

  1. 車両の端部付近の変形速度の検出手段を有し、該検出手段で検出される変形速度から衝突を検出するようにした衝突検出装置であって、
    フレームの前部に高剛性部を介して低剛性部が設けられ、該低剛性部の前端にバンパが連結され、該バンパと該低剛性部との間にクラッシュボックスが配置されている車両に設置される衝突検出装置であり、
    該高剛性部に設けられた加速度センサと、
    該クラッシュボックスに設けられており、該クラッシュボックスの潰れ変形の開始を検知して信号の変化を生じさせるスイッチ素子と、
    該スイッチ素子からの信号の変化の時点から、潰れ変形が該高剛性部にまで及んで該加速度センサの検出加速度が急激に増大するまでの時間tを検知し、該スイッチ素子から該高剛性部の最先端までの距離Lを該時間tで除すことにより変形速度L/tを検出する制御回路と
    を有しており、
    該スイッチ素子は、蛇腹部を備えた筒形状のケースと、該ケースの開口端に固着された筒形状のキャップと、該キャップ内に配置されたダイヤフラム及び接点とを有しており、
    該ダイヤフラムは、該クラッシュボックスが潰れ、該蛇腹部が押し縮められて該ケース内の内圧が上昇したときに、該接点と接触するように変形するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  2. 請求項1において、該ケース内と大気とを連通する小孔が該ケースに設けられており、該キャップ内と大気とを連通する小孔が該キャップに設けられていることを特徴とする衝突検出装置。
  3. 請求項1又は2において、前記変形速度検出手段が車両の前部の左右にそれぞれ配置されていることを特徴とする衝突検出装置。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項において、さらに、前記変形速度検出手段で検出された変形速度が所定値以上である場合に衝突と判定する判定手段を備えたことを特徴とする衝突検出装置。
  5. 請求項において、前記判定手段は、前記変形速度と加速度とに基づいて衝突を判定するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  6. 請求項において、該判定手段は、前記変形速度検出手段で検出された変形速度が所定値以上であり、且つ加速度又は該加速度を時間積分して得られた速度変化量が所定値以上である場合に衝突と判定することを特徴とする衝突検出装置。
  7. 請求項において、該判定手段は、前記変形速度検出手段で検出された変形速度と、加速度又は該加速度を時間積分して得られた速度変化量とのうち少なくとも一方が所定値以上である場合に衝突と判定することを特徴とする衝突検出装置。
  8. 請求項4ないし7のいずれか1項において、さらに、車両の端部付近の変形量を検出する変形量検出手段を備えており、
    前記判定手段は、前記変形速度と前記加速度と該変形量とに基づいて衝突を判定するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  9. 請求項において、該判定手段は、前記変形速度検出手段で検出された変形速度が所定値以上であり、且つ前記加速度又は該加速度を時間積分して得られた速度変化量が所定値以上であり、且つ該変形量検出手段で検出された変形量が所定値以上である場合に衝突と判定することを特徴とする衝突検出装置。
  10. 請求項4ないし7のいずれか1項において、さらに、車両の端部付近の変形量を検出する変形量検出手段を備えており、
    前記判定手段は、前記変形速度と該変形量とに基づいて衝突を判定するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  11. 請求項10において、該判定手段は、前記変形速度検出手段で検出された変形速度が所定値以上であり、且つ該変形量検出手段で検出された変形量が所定値以上である場合に衝突と判定することを特徴とする衝突検出装置。
  12. 請求項10において、該判定手段は、前記変形速度検出手段で検出された変形速度と、該変形量検出手段で検出された変形量とのうちの少なくとも一方が所定値以上である場合に衝突と判定することを特徴とする衝突検出装置。
  13. 請求項ないし12のいずれか1項において、さらに、前記変形速度検出手段で検出された変形速度と、変形した車両端部付近の既知の変形応力とから該車両の端部付近の変形に要した仕事量を検出する検出手段と、該仕事量検出手段で検出された仕事量に基づいて衝突を判定する判定手段とを備えていることを特徴とする衝突検出装置。
  14. 請求項13において、前記判定手段は、前記仕事量検出手段で検出された仕事量と、加速度とに基づいて衝突を判定するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  15. 請求項ないし14のいずれか1項において、前記判定手段は、さらに、衝突規模を判定するものであり、衝突規模に応じ異なった信号を出力する出力手段を備えていることを特徴とする衝突検出装置。
  16. 請求項ないし15のいずれか1項において、前記判定手段は、さらに、衝突形態を判定するものであることを特徴とする衝突検出装置。
  17. 車両の乗員を拘束する拘束手段と、該拘束手段を作動させるための制御手段と、該制御手段に衝突検出信号を与える衝突検出装置と
    を有する安全装置において、
    該衝突検出装置が請求項1ないし16のいずれか1項に記載の衝突検出装置であることを特徴とする安全装置。
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