JP4205789B2 - 放射線測定器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は個人線量計などの放射線測定器に関し、特に電磁ノイズによる影響を排除するための手法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
放射線測定器として個人線量計が知られている。代表的な個人線量計としてフィルムバッチをあげることができる。フィルムバッチは、半導体センサなどを利用した電子式個人線量計とは異なり、逐次的に線量を確認できないが、電磁ノイズによって誤動作しないという利点を有している。すなわち、従来の電子式の個人線量計は、どうしても電磁ノイズに弱く、このため測定精度面でフィルムバッチに劣る面がある。このため、電磁ノイズにできる限り影響を受けない個人線量計が要望されている。
【0003】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、電磁ノイズによる悪影響を受けにくい放射線測定器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、携帯型の放射線測定器であって、ハウジングとしての外部シールド容器と、前記外部シールド容器内に設けられた内部シールド容器と、前記内部シールド容器内に設けられ、放射線の検出を行う少なくとも1つの検出部と、前記内部シールド容器内に設けられ、前記検出部からの信号に対して第1信号処理を実行する第1信号処理回路と、前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設けられ、前記第1信号処理回路からの信号に対して第2信号処理を実行すると共にその処理結果を表示器に表示する第2信号処理回路と、前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設けられ、前記第2信号処理回路に電力を供給する外部バッテリと、前記内部シールド容器内に設けられ、前記検出部及び前記第1信号処理回路に電力を供給する内部バッテリと、前記外部シールド容器に設けられ、前記内部バッテリ及び前記外部バッテリに接続された充電端子と、前記内部バッテリの充電が完了した後、前記内部バッテリを前記外部バッテリ及び前記充電端子から電気的に遮断する遮断回路と、を含むことを特徴とする。
【0005】
上記構成によれば、ハウジングとしての外部シールド容器の中に内部シールド容器が形成され、二重シールドないし多重シールドの構造が採用されている。更に、内部シールド容器の内側及び外側に個別にバッテリが設けられ、各空間で独立して電源が形成される。すなわち、充電時以外の計測時にはそれらの両バッテリが充電端子間及び相互間において、電気的に遮断され、そのラインを介して内部シールド容器内へ電磁ノイズが進入することが阻止される。
【0006】
上記のように、本発明によれば、段階的なシールドを前提として、各シールド空間に跨る電源ラインを遮断することによって、より電磁ノイズの低減を図ることができる。検出部やその周辺回路は特に電磁ノイズに弱い面があるが、本発明によれば、そのような回路を効果的に保護できる利点がある。
【0007】
望ましくは、前記遮断回路は、前記内部バッテリの電圧を監視する電圧検出回路と、充電により前記内部バッテリの電圧が規定値に到達した場合に遮断を判定する比較手段と、前記遮断が判定された場合に前記内部バッテリへの充電ラインを遮断するスイッチング回路と、を含む。
【0008】
上記構成によれば、電圧監視によってバッテリ間の電源ラインの遮断を自動的に行える利点がある。充電時には一般に計測が行われないため、充電時にはシールド空間に跨って充電ラインが構築される。
【0009】
望ましくは、前記第1信号処理回路と前記第2信号処理回路との間には非電気的に信号を伝送する伝送手段が設けられる。かかる構成によれば、信号ラインを経由した電磁ノイズの混入も防止できる。
【0010】
望ましくは、前記内部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過する導電性の部材が設けられ、前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行う。この構成によれば、開口に導電性部材が設けられており、その開口での電磁シールドを確保しつつ光信号の伝送を行える利点がある。
【0011】
望ましくは、前記第2信号処理回路は、前記外部シールド容器に形成された表示窓に面した表示器を有し、前記表示窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられる。かかるシールドカバーによれば、表示窓を介して電磁ノイズが進入することをより防止できる。一般に測定後に表示の読取りが行われ、すなわち読取り時にシールドカバーが開けられるので、測定中はシールドカバーによる十分なシールド効果を期待できる。
【0012】
望ましくは、前記充電端子を覆う開閉可能なシールドカバーと、を含む。
【0013】
望ましくは、前記内部シールド容器内には、前記検出部を収納する検出部シールド容器が設けられ、前記検出部と前記第1信号処理回路との間で非電気的に信号を伝送する伝送手段が設けられる。
【0014】
望ましくは、前記検出部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過する導電性の部材が設けられ、前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行う。
【0015】
望ましくは、前記第2信号処理回路は、前記外部シールド容器に形成された伝送窓に面した光送受信器を有し、前記伝送窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1には、本発明に係る放射線測定器の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示す回路である。この放射線測定器は、本実施形態において携帯型の個人線量計である。
【0018】
図1において、放射線の検出や検出信号の処理を行う回路はハウジング10内に収納されている。ハウジング10は当該個人線量計の外側ケースを構成するものであり、そのハウジング10は本実施形態において外部シールド容器として機能し、例えばそれは0.5mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成される。
【0019】
ハウジング10内には内部シールド容器12が設けられている。この内部シールド容器12は、ハウジング10と同様に導電性部材で構成され、例えば0.5mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成される。
【0020】
その内部シールド容器12内には、さらに、検出部シールド容器14及び16が設けられている。これらの検出部シールド容器14及び16も上述した内部シールド容器12及びハウジング10と同様、導電性部材で構成され、本実施形態において、それは0.5mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成されている。
【0021】
検出部シールド容器14内には、2つの検出器20,22が設けられている。これらの検出器20,22はそれぞれ放射線(特にX線及びγ線)を検出する半導体検出器である。周知のように、X線等は透過力が極めて高く、このため3つのシールド容器が存在していてもあまり減弱されずに検出器20,22にて検出される。ここで、検出器20は例えば高エネルギーX線検出器であり、検出器22は例えば低エネルギーX線検出器である。
【0022】
各検出器20,22から出力される検出信号は増幅された後、波高弁別器24,26に入力され、その回路において波高弁別がなされる。波高弁別器24,26から出力されるパルスは、スイッチングトランジスタ30,32に送られ、そのパルスがスイッチングトランジスタ30,32に入力されると、ダイオード34,36が発光を生じ、その光が検出部シールド容器14の外部に設けられたフォトトランジスタ38,40にて検出される。フォトトランジスタ38,40で光が受光されると、増幅器42,44を介してその検出信号がゲートアレイ46に送られる。
【0023】
図1に示されるように、検出部シールド容器14には、光伝送のための2つの開口14A,14Bが形成されている。これらの開口14A,14Bは例えば直径3mm程度の小孔であって、その開口14A,14Bには導電性のメッシュ部材50,52が設けられている。フォトダイオード34,36で生じた光はそれらの導電性メッシュ部材50,52を介してフォトトランジスタ38,40にて受光されている。
【0024】
上記構成のように光伝送を用いることによって、信号ラインから進入してくる電磁ノイズを阻止でき、かつ導電性メッシュ部材50,52を利用しているので、シールド効果を高めることが可能である。
【0025】
ちなみに、検出部シールド容器14には電源ラインを通すための開口14Cが形成されている。その電源ラインは後に詳述する第2バッテリ部114に接続されている。検出部シールド容器14内部において、その電源ラインには高周波的にフィルタリングを行うソレノイドなどが設けられている。すなわち、DC電源が利用されているため、直流と交流の分離によって電磁ノイズをカットするものである。
【0026】
検出部シールド容器16は上記の検出部シールド容器14に隣接して設けられ、その内部には検出器56が設けられている。検出器56は、上記検出器20,22と同様に放射線を検出する半導体検出器で構成されている。本実施形態においては、検出器56においてβ線の検出が行われている。周知のように、β線はX線等に比べて透過力が小さいため、本実施形態においては、各シールド容器に開口が設けられ、さらにその開口に導電性メッシュ部材を設けることによってβ線の検出を実現している。
【0027】
具体的に説明すると、検出器56の検出面に対向した部位には、検出部シールド容器16に開口16Bが形成され、内部シールド容器12に開口12Bが形成され、さらにハウジング10に開口10Bが形成されている。それらの開口にはそれぞれ導電性メッシュ部材70,72,74が設けられている。このような導電性メッシュ部材70,72,74によってβ線の検出を確保しつつ電磁シールドを行うことができる。
【0028】
検出部56から出力される検出信号は波高弁別器58に入力され、そこで一定の波高値以上の信号が取り出される。波高弁別器58から出力されるパルスはスイッチングトランジスタ60に送られ、そのスイッチングトランジスタ60にパルスが入力されると、フォトダイオード62が発光し、その光がフォトトランジスタ63にて受光される。その受光信号は増幅器68を介してゲートアレイ46へ送られている。
【0029】
上述同様に、この検出部シールド容器16においても光伝送のために開口16Aが形成され、その開口16Aには導電性メッシュ部材66が設けられている。そのような導電性メッシュ部材66を介して光の伝送が行われている。
【0030】
検出部シールド容器16には電源ラインを通すための開口16Cが形成されており、これは上述した検出部シールド容器14と同様である。開口14C及び16Cは例えば電源ラインを通した後に導電性接着剤などによって封止されるのが望ましい。
【0031】
ゲートアレイ46においては、各検出器からの信号がスケーラ76,78,80に入力されている。これらのスケーラ76,78,80は検出パルスを計数するものであり、計数結果はラッチ82を介してシフトレジスタ84に送られている。シフトレジスタ84は並列入力される計数データをシリアル伝送するためのものであり、その出力にはスイッチングトランジスタ86が接続され、シフトレジスタ84からスイッチングトランジスタ86へパルスが送られると、フォトダイオード88が発光を生じる。その光は内部シールド容器12の外側に設けられたフォトトランジスタ90にて受光される。そして、その受光信号がCPU92に入力されることになる。
【0032】
CPU92は、計数データに基づき例えば線量当量等の演算を行うと共に、表示器としてのLCD94を動作させるための表示信号を生成している。すなわち、LCD94には測定結果が表示される。LCD94はハウジング10に形成された表示窓10Aに対向配置されている。その表示窓10Aには導電性メッシュ部材98が設けられ、電磁ノイズがシールドされている。
【0033】
本実施形態において、表示窓10Aには、それを覆うシールドカバー104が設けられている。このシールドカバー104は表示窓10Aに対してスライド可能すなわち開閉可能であり、必要な場合のみそのシールドカバー104を開けてLCD94に表示された測定結果を読み取ることができる。したがって、測定中においては基本的にはシールドカバー104が閉じられることになるので、表示窓10Aから進入する電磁ノイズをより効果的に阻止することが可能である。
【0034】
CPU92には、光送受信器96が接続されている。この光送受信器96は、外部の光送受信器との間で赤外線通信を行うための回路である。その光送受信器96は発光器及び受光器を有しており、信号を双方向に伝送可能である。それらの発光器及び受光器はハウジング10に形成された開口10Cに対向しており、その開口10Cには導電性メッシュ部材100が設けられている。さらに、その開口10Cにはそれを覆う開閉可能なシールドカバー106が設けられている。したがって、通常の測定時においては、シールドカバー106が閉じられ、開口10Cを介して電磁ノイズが混入することを極力防止できる。
【0035】
次に、電源に関する構成について詳述する。
【0036】
本実施形態においては、内部シールド容器12の外側であって、ハウジング10内に第1バッテリ部110が設けられ、一方、内部シールド容器12内に第2バッテリ部114が設けられている。すなわち、各シールド空間ごとにバッテリ部が設けられている。
【0037】
第1バッテリ部110は、CPU92、LCD94及び光送受信器96などハウジング10内の各回路に電力を供給するための電源である。その第1バッテリ部110はハウジング10に設けられた充電端子102に接続されており、その充電端子102を介して外部電源装置による充電電力を受け入れることができる。充電端子102は図示されるように、シールドカバー108によって覆われており、充電時のみそのシールドカバー108を開けて充電を行うことができる。
【0038】
第2バッテリ部114は内部シールド容器12内の各構成に対して電力を供給する電源である。その第2バッテリ部114には直流電圧を変換するためのDC/DCコンバータ116が接続されている。
【0039】
内部シールド容器12には開口12Cが形成され、その開口12Cには第1バッテリ部110及び充電端子102と第2バッテリ部114との間を接続する電源ラインが通されている。但し、その電源ラインには遮断回路112が設けられ、充電時以外においては当該電源ラインは内部シールド容器12付近で遮断されている。これは電源ラインを介して電磁ノイズが内部シールド容器12内に進入するのを阻止するためである。ちなみに、開口12Cも例えば導電性接着剤等によって封止されるのが望ましい。
【0040】
したがって、図1に示した構成によれば、電磁ノイズに対する影響度合いに応じて各回路が複数段のシールドによって保護されているので、外部から飛来する電磁ノイズを段階的に抑制して、より高精度の測定を実現できる。特に、電源ラインにおける電磁ノイズの遮断及び信号ラインにおける電磁ノイズの遮断が効果的に実現されている。
【0041】
図2には、第1バッテリ部110及び第2バッテリ部114の具体的な構成例が示されている。
【0042】
第1バッテリ部110は充電可能な電池120を有するものであり、その電池120と充電端子102との間にはスイッチング素子122が設けられている。そのスイッチング素子122はCPU92によって制御され、具体的には信号200によってそのオン/オフ動作が制御されている。電磁ノイズ排除のため充電時にのみスイッチング素子122がオンされる。
【0043】
一方、第2バッテリ部114は、充電可能な電池124を有する。なお、電池126は補償用の電池である。図2において、遮断回路112には2つのスイッチング素子128,130が設けられ、それらの素子はCPU92からの制御信号202,204によって制御されている。充電時においてはそれらの素子128,130がオンされ、充電完了後にはそれらの素子がオフされる。本実施形態においては、図2に示されるように信号206によってCPU92にて電源ラインの電圧、特に、第2バッテリ部114における電圧レベルが監視されている。そして、その電圧が一定値に到達した場合、信号202,204によって電源ラインがオフにされる。ちなみに、その電源ラインには高周波遮断を行うフィルタが設けられている。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電磁ノイズによる悪影響を受けにくい放射線測定器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る個人線量計の好適な実施形態を示す回路図である。
【図2】 第1バッテリ部及び第2バッテリ部の具体的な構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 ハウジング(外部シールド容器)、12 内部シールド容器、14,16 検出部シールド容器、20,22,56 検出器、46 ゲートアレイ、92 CPU、104,106,108 シールドカバー、110 第1バッテリ部、114 第2バッテリ部。
Claims (9)
- 携帯型の放射線測定器であって、
ハウジングとしての外部シールド容器と、
前記外部シールド容器内に設けられた内部シールド容器と、
前記内部シールド容器内に設けられ、放射線の検出を行う少なくとも1つの検出部と、
前記内部シールド容器内に設けられ、前記検出部からの信号に対して第1信号処理を実行する第1信号処理回路と、
前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設けられ、前記第1信号処理回路からの信号に対して第2信号処理を実行すると共にその処理結果を表示器に表示する第2信号処理回路と、
前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設けられ、前記第2信号処理回路に電力を供給する外部バッテリと、
前記内部シールド容器内に設けられ、前記検出部及び前記第1信号処理回路に電力を供給する内部バッテリと、
前記外部シールド容器に設けられ、前記内部バッテリ及び前記外部バッテリに接続された充電端子と、
前記内部バッテリの充電が完了した後、前記内部バッテリを前記外部バッテリ及び前記充電端子から電気的に遮断する遮断回路と、
を含むことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の放射線測定器において、
前記遮断回路は、
前記内部バッテリの電圧を監視する電圧検出回路と、
充電により前記内部バッテリの電圧が規定値に到達した場合に遮断を判定する比較手段と、
前記遮断が判定された場合に前記内部バッテリへの充電ラインを遮断するスイッチング回路と、
を含むことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の放射線測定器において、
前記第1信号処理回路と前記第2信号処理回路との間には非電気的に信号を伝送する伝送手段が設けられたことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項3記載の放射線測定器において、
前記内部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過する導電性の部材が設けられ、
前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行うことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の放射線測定器において、
前記第2信号処理回路は、前記外部シールド容器に形成された表示窓に面した表示器を有し、
前記表示窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられたことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の放射線測定器において、
前記充電端子を覆う開閉可能なシールドカバーを含むことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の放射線測定器において、
前記内部シールド容器内には、前記検出部を収納する検出部シールド容器が設けられ、
前記検出部と前記第1信号処理回路との間で非電気的に信号を伝送する伝送手段が設けられたことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項7記載の放射線測定器において、
前記検出部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過する導電性の部材が設けられ、
前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行うことを特徴とする放射線測定器。 - 請求項1記載の装置において、
前記第2信号処理回路は、前記外部シールド容器に形成された伝送窓に面した光送受信器を有し、
前記伝送窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられたことを特徴とする放射線測定器。
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