JP4284607B2 - 線量計 - Google Patents

線量計 Download PDF

Info

Publication number
JP4284607B2
JP4284607B2 JP2004031862A JP2004031862A JP4284607B2 JP 4284607 B2 JP4284607 B2 JP 4284607B2 JP 2004031862 A JP2004031862 A JP 2004031862A JP 2004031862 A JP2004031862 A JP 2004031862A JP 4284607 B2 JP4284607 B2 JP 4284607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
bag
dosimeter
unit
shield body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004031862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005221463A (ja
Inventor
裕信 小林
岳 宮入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority to JP2004031862A priority Critical patent/JP4284607B2/ja
Publication of JP2005221463A publication Critical patent/JP2005221463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4284607B2 publication Critical patent/JP4284607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

本発明は、放射線量を計測する線量計に関する。
線量計は、放射線業務従事者が作業中に被曝する放射線量(以下、線量という)を計測し、その作業中に被曝した線量を実時間で計測・表示し、被曝した線量があらかじめ設定した線量を超過するときに警報を発するものであり、放射線業務従事者の過剰被曝を防止するために使用される。このような線量計は放射線業務従事者が放射線管理区域内で作業する場合には常時携帯するものであり、作業着のポケットに収納して使用されることが多い。
このような線量計は電子式であって電子基板が搭載されており、ノイズ対策を施さないと電磁ノイズによる影響を受けやすい。このため、従来技術では線量計内の電子基板に電磁波が到達しないように各種の電磁シールドが施されている。このような従来技術の電磁シールド機能を有する線量計について図を参照しつつ説明する。図9A,9Bは従来技術の線量計の概略構造を示す構造図である。
図9A,図9Bに示すように、線量計200は、下ケース201a,上ケース201bからなるケース201、電子基板202を備える。このケース201は2種類あり、第1の例としては、ともに金属(例えば電磁シールド効果が高いマグネシウム(Mg))で構成された下ケース201aおよび上ケース201bであり、第2の例としては、合成樹脂により形成されたケース本体に厚い金属メッキを施して構成した下ケース201aおよび上ケース201bであり、第1,第2の例ともにケース201全体でシールド効果を持たせている。
また、従来技術の他のシールド構造を有する線量計が、例えば特許文献1(発明の名称:放射線測定器)に開示されている。この特許文献1により開示された従来技術では、シールドとして機能するハウジング、内部シールド容器、検出シールド容器により多重のシールドを施して、電磁波のシールド効果を高めている。
さらに、従来技術の他のシールド構造を有する線量計が、例えば特許文献2(発明の名称:放射線測定器)に開示されている。特許文献2により開示された発明は、表示部が搭載された内部回路基板を、メッシュ構造のシールド袋で包むことによりシールドを施して、電磁波のシールドを試みるものである。
特開2000−131437号公報(段落番号0019〜0021,図1) 特開2000−98035号公報(段落番号0019,0024,図1)
このような線量計では耐ノイズ性を高めるとともに、小型化・軽量化・低コスト化を図りたいという要請がある。
図9A,図9Bで示す従来技術の線量計200のケース201の第1の例では、金属の下ケース201aおよび上ケース201bによりシールドを兼ねる筐体構造としているが、下ケース201aと上ケース201bとに嵌め合い隙間があるとノイズが混入するため、嵌め合い隙間を極力排除する必要がある。このため下ケース201a,上ケース201bの機械精度を向上させる必要があり、製造上の制約となってコスト増大の要因となっていた。
また、電子基板202には、例えば図9Bで示すように電子素子202a,202b等が搭載されており、電子基板202上にある最も高い電子素子202aに上ケース201bが接触しないように、この最も高い電子素子202aから充分に離れるような隙間を持たせる構造を採用する必要があり、ケース201の容積が大きくなっていた。また、ケースの容積が小さいと電磁シールド効果を高めることができるが、従来技術では先に述べた理由によりケースの容積が大きいことに起因して電磁シールド効果を充分に高めることができなかった。
さらにまた、下ケース201aと上ケース201bとが接触しないように、電子基板202を確実に固定する固定機構が必要であり、構造が簡素化できずにコストを低減できない要因ともなっていた。
さらにまた、ケース201が上記したような構造上の制約を有することに起因し、意匠上・設計上の制約ともなっていた。
さらにまた、下ケース201aおよび上ケース201bは焼結・切削などの金属加工により製造するため合成樹脂成形と比較すると量産性が低く低コスト化が困難であった。
このように従来技術の線量計200ではシールド効果を高めるため、機械構造の制約が多く小型化・低コスト化が実現できないものであった。
また、図9A,9Bで示す従来技術の線量計200のケース201の第2の例では、合成樹脂性のケース体に厚い金属メッキを施して構成されたシールドを兼ねる下ケース201aおよび上ケース201bとしているが、下ケース201a,上ケース201bの嵌め合い隙間をできるだけ小さくするため、下ケース201a,上ケース201bの機械精度を向上させる必要があり、金属よりも機械精度を出すのが難しい合成樹脂製のケース体の機械精度を向上させるためには金型の大幅な高精度化が必要となり、やはりコスト増大要因となっていた。
さらにまた、合成樹脂製のケース体に金属メッキを施すため、製造工程の複雑化・製造期間の長期化により、この点でもコスト増大要因となっていた。
さらにまた、ケース201に合成樹脂を採用すると、例えば、作業時に線量計200を落としてケース201にクラック、ひびが入った場合に、ここから電磁ノイズが侵入して線量計200が誤作動するおそれもあり、従来技術では作業を直ちに止めて線量計200を新しいものに交換する必要があるが、このクラック・ひびに気づかなかった場合には線量計200が誤作動するまま作業を続けてしまうおそれもあった。このためケース201の材料として耐衝撃性が高い合成樹脂に限定されるなど、設計上の制約もあった。
このようにケース201が合成樹脂の線量計100でもシールド効果を高めるために、機械構造・材料等の制約が多く小型化・低コスト化が実現できないものであった。
また、特許文献1に記載の従来技術では、多重にシールドを施すためシールド効果は高いが、製造工程の複雑化に伴うコスト低減の限界、多重(特許文献1に記載された発明では三重)のシールド構造のため小型化が困難であるという問題もあった。
この特許文献1の放射線測定器でもシールド効果を高めるため、機械構造・材料等の制約が多く小型化・低コスト化が実現できないものであった。
また、特許文献2に記載の従来技術では、ケースに合成樹脂を採用し、シールドとして回路基板および表示部にメッシュのシールドを施すものであるが、合成樹脂のケースをノイズが通過し、さらにシールドのメッシュの孔を通過するためノイズが回路基板に到達して、シールド効果が低いという問題があった。
この特許文献2の放射線測定器ではシールド構造の簡素化を図って小型化を実現したが、逆にシールド効果が低いという問題があった。
つまり、上記した従来技術の線量計・放射線測定器では何れもシールド効果が高い場合には小型化・軽量化・低コスト化が困難となり、逆に小型化・軽量化・低コスト化を図るとシールド効果が低くなるというものであって、シールド効果の向上と、小型化・軽量化・低コスト化と、の両立は困難であった。
そこで、上記した問題点に鑑みて本発明はなされたものであり、その目的は、電磁シールド機能の向上と、小型化・軽量化・低コスト化と、をともに実現するような線量計を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の線量計は、
放射線の検出に応じて検出信号を送信する放射線検出部と、
放音および/または表示を行う出力部と、
前記放射線検出部の検出信号に基づいて演算処理を行って放射線量データを算出し、この放射線量データに基づいて前記出力部に放音および/または表示を行わせる出力信号を送信する信号処理部と、
前記放射線検出部および前記信号処理部が搭載される基板と、
導電性材料で表側、裏側およびこの裏側に突出する取り付け部を一体に形成した遮蔽シールド体と、
開口部を有するように電気的絶縁性材料により形成された袋体の外側に金属膜を蒸着し、袋体の内側が絶縁層でかつ袋体の外側が導電層となるように形成される袋状シールド体と、
を含む電子基板を備え、
前記出力部は、前記遮蔽シールド体の表側に配置され、
前記基板は、前記遮蔽シールド体の裏側の前記取り付け部内で固定部により固定されて前記遮蔽シールド体と電気的に絶縁された状態で突設され、
前記遮蔽シールド体は、前記基板が収納された前記袋状シールド体の前記開口部が前記取り付け部の周囲に取り付けられて袋外側の前記導電層が前記遮蔽シールド体に接する状態で前記開口部を塞ぎ、
前記袋状シールド体の前記導電層および前記遮蔽シールド体は、取り付けと同時に電気的に接続されて電磁シールドとして機能し、
前記放射線検出部および前記信号処理部は、前記遮蔽シールド体と電気的に絶縁される前記基板上にあって前記遮蔽シールド体と前記袋状シールド体とにより囲まれる電磁シールド内に位置する。
また、本発明の線量計は、
本体ケースと、
前記本体ケースの開口部を塞ぐカバーと、
を備え、
前記電子基板の遮蔽シールド体表側の出力部が露出した状態の前記カバーが、前記電子基板の遮蔽シールド体裏側の部分を収容した前記本体ケースに固定されて、ケースを形成する。
また、前記袋状シールド体の前記絶縁層は、電気的絶縁性材料であるPET(POLYETHYLENE TEREPHTHALATE)フィルムにより形成した袋体による層であることが好ましい。
さらにまた、前記袋状シールド体の前記導電層は、導電性金属であるニッケル(Ni)を蒸着して形成した金属膜による層であることが好ましい。
さらにまた、前記袋状シールド体は、前記遮蔽シールド体に取り付けた後に袋内の気体を排気したものであることが好ましい。
また、本発明の線量計は、
前記信号処理部に電源を供給する電源部と、
前記電源部と電気的に接続するための接続部と、
前記接続部を通過させるため前記袋状シールド体に設けられる孔と、
前記孔と前記接続部との隙間を塞ぐように着けられる封止部と、
を備える。
また、本発明の線量計は、
前記遮蔽シールド体は表側と裏側とで連通する孔部を備え、前記孔部に前記出力部または信号線が挿通され、表側と裏側とで前記出力部と前記信号処理部とを通信可能に接続し、前記遮蔽シールド体の裏側では前記出力部または前記信号線とともに前記信号処理部が前記袋状シールド体の袋内に配置される。
また、本発明の線量計は、
前記信号処理部は、
制御演算回路部と、
前記放射線検出部および/または前記出力部と、前記制御演算回路部と、の間に介在され、光または磁気により信号を電気的に絶縁させる絶縁回路部と、
を備える。
また、本発明の線量計は、
前記出力部を覆うシールド網を備えることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、電磁シールド機能の向上と、小型化・軽量化・低コスト化と、をともに実現するような線量計を提供することができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態(第1形態)について、図を参照しつつ説明する。まず、この線量計100の構造・製造について一括して説明する。図1は、本形態の線量計の斜視外観図である。
線量計100は、外観的には図1で示すように、本体ケース1a,カバー1bからなるケース1、表示部(本発明の出力部の具体例)2、警報部(本発明の出力部の具体例)3を備える。このカバー1bには孔が設けられており、この孔により表示部2を外部から見ることができ、また、孔を通じて警報部3から音声やブザーという音による警報が出力される。
この線量計100の本体ケース1aからカバー1bを取り外し、内部の電子基板100’を引き出すと図2Aに示すようになる。図2Aは本形態の線量計の電子基板の斜視外観図である。また、図2Bは本形態の線量計の電子基板から袋状シールド体を取り除いた内部基板の斜視外観図である。
内部の電子基板100’は、外観上は図2Aで示すように、表示部2、警報部3、遮蔽シールド体4、袋状シールド体5、接続コネクタ(本発明の接続部の具体例)6を備える。さらに電子基板100’からこの袋状シールド体5を取り去ると、図2Bで示すように、基板7があり、この基板7には接続コネクタ6、信号処理部8、放射線検出部9が搭載されている。
続いて、線量計100の各部の機械的構造について説明する。
ケース1の本体ケース1aおよびカバー1bは、合成樹脂(例えばABS(アクロル二トリル・ブタジエン・スチレン)樹脂やPC(ポリカーボネート)樹脂)により形成されている。なお、この本体ケース1aには、図示しないが、放射線業務従事者のポケットに留めるためのクリップを取り付けても良い。
遮蔽シールド体4は導電性材料、例えばマグネシウム(Mg)を焼結して形成されており、本形態では板状に形成されている。表示部2および警報部3は遮蔽シールド体4の板の表側に配置される。また、遮蔽シールド体4の裏側には、図2Bで示すように基板7が図示しない固定部により機械的に固定されており、この基板7に接続コネクタ6、信号処理部8、放射線検出部9が搭載されている。この遮蔽シールド体4と基板7とは電気的に絶縁された状態で取り付けられる。
この電子基板100’の断面図は図3A,図3Bで示すようになる。図3Aは本形態の線量計内部の電子基板のA−A線断面図、図3Bは本形態の線量計内部の電子基板のB−B線断面図である。
遮蔽シールド体4は、図3Aで示すように,孔部4aが形成されており、通信線10が通されている。この通信線10は、表示部2と信号処理部8とを通信するように接続される。なお、通信線10でなく、表示部2に一体に形成されたコネクタ(図示せず)等を直接信号処理部8と接続して通信するようにしても良い。
なお、表示部2の前面にはシールド網11が配置されている。このシールド網11は、導電性の網を透明なアクリル樹脂でモールドしたものであり表示部2へ進入しようとする電磁ノイズに対してシールド機能を有する。このシールド網11により、電磁シールドを施しつつ表示部2の読み取りも可能にするものである。
同様に遮蔽シールド体4は、図3Bで示すように,孔部4cが形成されており、警報部3に一体に形成されたコネクタ等が通されており、直接信号処理部8と接続して通信する。なお、通信線(図示せず)を通して警報部3と信号処理部8とを通信するように接続しても良い。
なお、警報部3の前面にはシールド網12が配置されている。このシールド網12も導電性の網であり警報部3へ進入しようとする電磁ノイズに対してシールド機能を有する。このシールド網12により、電磁シールドを施しつつ警報部3の外部への出力も可能にするものである。
袋状シールド体5は、図3Aの拡大部で示すように、絶縁層5aおよび導電層5bの二層構造であり、絶縁層5aは電気的絶縁性材料であるPET(POLYETHYLENE TEREPHTHALATE)フィルム(商品面マイラーシート)やテフロン(登録商標)を材料とするテフロンシートにより形成された袋体であるが、蒸着により導電層5bを形成し易い点を考慮してPETフィルムによる袋体が好ましい。このような絶縁層5aは25〜50μmの厚さを有する。このPETフィルムがこの範囲内の厚さならば、真空時に基板7や信号処理部8に密着するような充分な柔らかさを有し、かつ、充分な絶縁性を確保できる。
また、袋状シールド体5の導電層5bは導電性金属を袋体の袋外側に蒸着した金属膜である。この金属は、金(Au),銀(Ag),ニッケル(Ni)などを採用できるが、特にコスト的に安価な導電性金属であるニッケル(Ni)を蒸着して形成した金属膜であることが望ましい。
また、導電層5bの金属膜の膜厚は5〜6μmの厚さを有する。この膜厚まで蒸着すれば、袋状シールド体5の外側全面に導電層5bが隙間なく形成され、また、袋体が収縮しても膜の剥離が生じない。
このような袋状シールド体5の取り付けは図4A,図4B,図5A,図5B,図5Cで示すようになる。図4Aは袋状シールド体取り付け前の電子基板の斜視図、図4Bは袋状シールド体取り付け後の電子基板の斜視図、図5Aは排気後の袋状シールド体の説明図、図5Bは遮蔽シールド体と袋状シールド体との取り付け部の説明図、図5Cは袋状シールド体と接続コネクタとの封止部の説明図である。
まず、図4Aで示すように、袋状シールド体5は一体に形成されたコネクタ部5dを備え、エア吸引コネクタ部13が連結できるようになされている。そして図3A,図3B,図5Bで示すように、遮蔽シールド体4に一体に形成された取り付け部4bに、袋状シールド体5の開口部周縁に形成された取り付け部5cをはめ込む。この遮蔽シールド体4の取り付け部4bは、図4Aに示すように四角形状に形成されており、四辺で取り付けられる。取り付け後、袋状シールド体5内のエアをコネクタ部5dを通して排気すると遮蔽シールド体4の取り付け部4bに袋状シールド体5の取り付け部5cが入り込んで強固に密着する。
この場合、図3Aの遮蔽シールド体4の孔部4aと表示部2との間には図示しないシール部が配置され、また、遮蔽シールド体4の孔部4cと警報部3との間には図示しないシール部が配置され、排気時に空気が袋状シールド体5の内部に進入しないようになされている。また、シール部をなしにしても、表示部2と警報部3とが遮蔽シールド体4に密着するため、この場合も排気時に空気が袋状シールド体5の内部に進入しないようになされている。
真空排気を行った後、コネクタ部5dまでの通路を熱などで溶着したのちにコネクタ部5dを切除して図4Bで示すように封着部5eを形成する。
これにより、図5Aで示すように、袋状シールド体5の袋内側の絶縁層5bは基板7・信号処理部8・放射線検出部9と密着するが、電気的な絶縁が確保されているため、短絡が起こるおそれはない。さらに、図5Bで示すように、袋状シールド体5内のエアが排気されると、遮蔽シールド体4の取り付け部4bに、袋状シールド体5の取り付け部5cが強固に密着するため、袋状シールド体5が遮蔽シールド体4から外れる事態を防止する。また、密着により導電層5bが遮蔽シールド体4と電気的に確実に接続される。
そして、図5Cで示すように、接続コネクタ6を袋状シールド体5から出すため、この接続コネクタ6を通過させるため孔を袋状シールド体5に設け、この孔から接続コネクタ6を外側へ突出させた後でこの孔と接続コネクタ6の隙間を塞ぐための封止部5fが形成される。この封止部5fは、例えば、接着剤・紫外線硬化樹脂である。なお。この封止と前記した排気とは順序を入れ替えても良い。
本形態の線量計100の電子基板100’の構造はこのようなものである。
続いて、この線量計100の回路について説明する。図6は本形態の線量計の回路ブロック図である。この回路ブロックは、図6で示すように表示部2、警報部3、放射線検出部9、通信線10、絶縁回路部14,15,16、制御演算回路部17、接続コネクタ6、電源部18を備える。先に説明した信号処理部8は詳しくは、絶縁回路部14,15,16、制御演算回路部17が相当する。なお、通信線10は先に説明したように適宜選択される。
表示部2は、本発明の出力部の一具体例である。本形態の表示部2では図1,図2A,図2Bで示すように、線量を数値で表して表示する。
警放部3は、本発明の出力部の一具体例である。警報部3は、警告音を発するブザーや音声出力を行うスピーカである。
なお、本形態では出力部として、ディスプレイなどの表示部2と警報部3とを備えるものとして説明したが、それ以外にも音のみ、または表示のみの出力部としても良い。
放射線検出部9は、放射線の検出に応じて検出信号を送信する。
絶縁回路部14は、表示部2と制御演算回路部17と、の間に介在され、光または磁気により信号を電気的に絶縁させる。この絶縁回路部17は、各種考えられるが、例えば、フォトカプラであり、制御演算回路部17から出力された通信信号を一旦光信号に変換し、再度電気信号に変換して表示部2へ出力する。これにより、制御演算回路部17と表示部2とのグランド電位はそれぞれ独立したものとなり、表示部2から制御演算回路部17へのノイズ伝導が少なくなって、いわゆるコモン・モードノイズを低減することができ、この点でも、ノイズを低減している。
同様に絶縁回路部15は、警報部3と制御演算回路部17と、の間に介在され、光または磁気により信号を電気的に絶縁させる。この絶縁回路部15も、例えば、フォトカプラであり、制御演算回路部17から出力された通信信号を一旦光信号に変換し、再度電気信号に変換して警報部3へ出力する。これにより、制御演算回路部17と警報部3とのグランド電位はそれぞれ独立したものとなり、警報部3から制御演算回路部17へのノイズ伝導が少なくなって、いわゆるコモン・モードノイズを低減することができ、この点でも、ノイズを低減している。
同様に絶縁回路部16は、放射線検出部9と制御演算回路部17と、の間に介在され、光または磁気により信号を電気的に絶縁させる。この絶縁回路部16も、例えば、フォトカプラであり、放射線検出部9から出力された通信信号を一旦光信号に変換し、再度電気信号に変換して制御演算回路部17へ出力する。これにより、制御演算回路部17と放射線検出部9とのグランド電位はそれぞれ独立したものとなり、放射線検出部9から制御演算回路部17へのノイズ伝導が少なくなって、いわゆるコモン・モードノイズを低減することができ、この点でも、ノイズを低減している。
制御演算回路部17は、基板上に形成された電子回路であり、放射線検出部3の検出信号に基づいた演算処理により放射線量データを算出し、この放射線量データに基づいて表示部2に表示を行わせる出力信号および/または警報部3に警報または音声という音声出力を行わせる出力信号を送信するものである。
また、電源18は袋状シールド体5の外部に設けられているが、先に説明した接続コネクタ6を介して電気的に接続される。この電源18と制御演算回路部17との間では、例えば三端子レギュレータ等を介在させて、ノイズの侵入を防止する。
このような構造・回路を有する本形態では以下のような利点を有する。
(1)遮蔽シールド体4と袋状シールド体5との両者で、信号処理部8・放射線検出部9等の電子回路を搭載した基板7を外界から覆い、かつ袋状シールド体5内からエアを排気して袋状シールド体5を減容した構成である。このような構成では遮蔽シールド体4および袋状シールド体5により外界から遮蔽される電磁シールド空間内の容積が少ないため、電磁シールド効果を高くすることができ、また、電磁シールド効果があるにも拘わらずほぼ基板の形状と同じ大きさにすることができるため電子基板100’は小型化が可能となり、電磁シールド効果の向上と小型化という従来ではいわばトレード・オフ(二律背反)にあった効果を共に実現することができる。
(2)また、表示部2や警報部3は遮蔽シールド体4の前面に取り付け、信号処理部8・放射線検出部9は遮蔽シールド体4の裏面に取り付けたため、ノイズ侵入経路を表示部2や警報部3のみに限定している。しかも、これら表示部2や警報部3によるノイズ侵入経路もシールド効果を有するシールド網11,12および絶縁回路部14,15を介在させており、この点でも可能な限りノイズ侵入を防止している。
(3)また、電子基板100’が電磁シールド機能を有し、本体ケース1a・カバー1bによるケース1には、従来技術のような電磁シールド機能を持たせる必要がない。
これにより、機械精度・材料選択という機械的・電気的設計的制約がなくなり、例えば本体ケース1aおよびカバー1bの嵌め合い隙間を小さくするために金型精度を高くする必要がなくなり、または、ケース1の色彩面・形状面で従来技術よりも意匠を凝らしたケース1とすることもできるというように、設計の自由度を高め、また、製造コストの低減につなげることもできる。なお、本体ケース1aおよびカバー1bの形状は図1で示した形状に限定する趣旨ではなく、適宜形状を選択できる。
(4)ケース1の本体ケース1a,カバー1bに合成樹脂を採用し、例えば、作業時に線量計100を落としてケース1にクラック、ひびが入ったとしても、本形態の線量計100の電磁シールド機能は影響されないため、電磁ノイズが侵入して線量計100が誤作動するおそれもなく、従来技術のように作業を直ちに止めて線量計100を新しいものに交換する必要もなくなって、作業上の手間を省くことができる。仮に、このクラック・ひびに気づかずに作業を続けたとしても線量計100は正常に動作しており、作業に支障はない。また、この点でケース1の材料として通常の合成樹脂を用いることができ、設計上の制約もなくなる。
続いて、本発明の線量計の他の形態(第2形態)について説明する。図7Aは他の形態で袋状シールド体取り付け前の電子基板の斜視図、図7Bは他の形態で袋状シールド体取り付け後の電子基板の斜視図である。本形態では、袋状シールド体5内から排気をしないため、この袋状シールド体5は先に説明したコネクタ部(図4A参照)を省略し、さらに先の図5A,図5Bで図示した取り付け部を変更した構成である。
まず、図8Bで示すように、遮蔽シールド体4に一体に形成された取り付け部4bに、袋状シールド体5の取り付け部5cをはめ込む。本形態では、袋状シールド体5の袋内からエアが排気されないため、取り付け部4b,5cは機械的に連結固定されるようにする。そこで、取り付け部4bの先端は断面視きのこ状の突体となるように形成し、また、二個の取り付け部5cの先端がそれぞれきのこ状の突体となるように形成したため、取り付け部4b,5cがはめ込まれて固定される。取り付け部4bは図7Aで示すように四角形状に形成されており、四辺で確実に固定される。また、取り付け部4b,5cで塞ぎきれなかった隙間は樹脂・接着剤等で封止しても良い。なお、取り付け時には袋状シールド体5からエアを押し出して充分に減容した状態で取り付けると良い。このように遮蔽シールド体4の取り付け部4bと袋状シールド体5の取り付け部5cとが強固に密着するため、袋状シールド体5が遮蔽シールド体4から外れるという事態を防止する。また、この取り付けにより袋状シールド体5の導電層5bと遮蔽シールド体4とが電気的に確実に接続される。
これにより、図8Aで示すように、袋状シールド体5の絶縁層5bは基板7・信号処理部8・放射線検出部9とは接触することがあるが、電気的な絶縁が確保されているため、短絡が起こるおそれはない。そして、先に図5Cを用いて説明したように、接続コネクタ6を袋状シールド体5から出し、封止部5fを形成して図7Bで示すように接続コネクタ6を外部に露出させる。そして信号処理部8に電源を供給する電源部18と接続する。なお、回路系は図6を用いて先に説明した回路系と同じであり重複する説明を省略する。
本形態の線量計100の電子基板100’はこのようにして形成される。
このような本形態では、以下の効果を奏する。
(1)遮蔽シールド体4と袋状シールド体5との両者で、信号処理部8等の電子回路を搭載した基板を外界から覆う構成である。先の形態と比較すると袋状シールド体5によるシールド空間内の容積が若干多くて電磁シールド効果が若干低くなるが、それでも電磁シールド効果は従来技術よりは充分高く、また、電磁シールド効果があるにも拘わらずほぼ基板の形状と同じ大きさにすることができるため、電子基板100’は小型化が可能となり、電磁シールド効果の向上と小型化という従来技術ではいわばトレード・オフ(二律背反)にあった効果を共に実現することができる。特に真空排気行程を省略して大掛かりな設備を不要として製造が容易となる。
また、本形態でも上記した(2)〜(4)の効果も奏する。
以上本発明の線量計について説明した。この線量計は各種の変形形態が可能であり、例えば、第1形態の線量計において、第1形態の取り付け部(図5B)に代えて第2形態の取り付け部(図8B)の取り付け部を採用して、取り付け部のより強固な密着を実現するようにしても良い。また、取り付け部は取り付けが可能ならば各種取付構造を採用できる。これら構成は適宜選択される。
本発明を実施するための最良の形態の線量計の斜視外観図である。 本発明を実施するための最良の形態の線量計の電子基板の斜視外観図である。 本発明を実施するための最良の形態の線量計の電子基板から袋状シールド体を取り除いた内部基板の斜視外観図である。 本発明を実施するための最良の形態の線量計内部の電子基板のA−A線断面図である。 本発明を実施するための最良の形態の線量計内部の電子基板のB−B線断面図である。 袋状シールド体取り付け前の電子基板の斜視図である。 袋状シールド体取り付け後の電子基板の斜視図である。 排気後の袋状シールド体の説明図である。 遮蔽シールド体と袋状シールド体との取り付け部の説明図である。 袋状シールド体と接続コネクタとの封止部の説明図である。 本発明を実施するための最良の形態の線量計の回路ブロック図である。 他の形態で袋状シールド体取り付け前の電子基板の斜視図である。 他の形態で袋状シールド体取り付け後の電子基板の斜視図である。 排気後の袋状シールド体の説明図である。 遮蔽シールド体と袋状シールド体との取り付け部の説明図である。 従来技術の線量計の概略構造を示す構造図である。 従来技術の線量計の概略構造を示す構造図である。
符号の説明
100:線量計
100’:電子基板
1:ケース
1a:カバー
1b:本体ケース
2:表示部
3:警報部
4:遮蔽シールド体
4a:孔部
4b:取り付け部
4c:孔部
5:袋状シールド体
5a:絶縁層
5b:導電層
5c:取り付け部
5d:コネクタ部
5e:封着部
5f:封止部
6:接続コネクタ
7:基板
8:信号処理部
9:放射線検出部
10:通信線
11,12:シールド網
13:エア吸引コネクタ部
14,15,16:絶縁回路部
17:制御演算回路部
18:電源部

Claims (9)

  1. 放射線の検出に応じて検出信号を送信する放射線検出部と、
    放音および/または表示を行う出力部と、
    前記放射線検出部の検出信号に基づいて演算処理を行って放射線量データを算出し、この放射線量データに基づいて前記出力部に放音および/または表示を行わせる出力信号を送信する信号処理部と、
    前記放射線検出部および前記信号処理部が搭載される基板と、
    導電性材料で表側、裏側およびこの裏側に突出する取り付け部を一体に形成した遮蔽シールド体と、
    開口部を有するように電気的絶縁性材料により形成された袋体の外側に金属膜を蒸着し、袋体の内側が絶縁層でかつ袋体の外側が導電層となるように形成される袋状シールド体と、
    を含む電子基板を備え、
    前記出力部は、前記遮蔽シールド体の表側に配置され、
    前記基板は、前記遮蔽シールド体の裏側の前記取り付け部内で固定部により固定されて前記遮蔽シールド体と電気的に絶縁された状態で突設され、
    前記遮蔽シールド体は、前記基板が収納された前記袋状シールド体の前記開口部が前記取り付け部の周囲に取り付けられて袋外側の前記導電層が前記遮蔽シールド体に接する状態で前記開口部を塞ぎ、
    前記袋状シールド体の前記導電層および前記遮蔽シールド体は、取り付けと同時に電気的に接続されて電磁シールドとして機能し、
    前記放射線検出部および前記信号処理部は、前記遮蔽シールド体と電気的に絶縁される前記基板上にあって前記遮蔽シールド体と前記袋状シールド体とにより囲まれる電磁シールド内に位置することを特徴とする線量計。
  2. 請求項1に記載の線量計において、
    本体ケースと、
    前記本体ケースの開口部を塞ぐカバーと、
    を備え、
    前記電子基板の遮蔽シールド体表側の出力部が露出した状態の前記カバーが、前記電子基板の遮蔽シールド体裏側の部分を収容した前記本体ケースに固定されて、ケースを形成することを特徴とする線量計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の線量計において、
    前記袋状シールド体の前記絶縁層は、電気的絶縁性材料であるPET(POLYETHYLENE TEREPHTHALATE)フィルムにより形成した袋体による層であることを特徴とする線量計。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の線量計において、
    前記袋状シールド体の前記導電層は、導電性金属であるニッケル(Ni)を蒸着して形成した金属膜による層であることを特徴とする線量計。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の線量計において、
    前記袋状シールド体は、前記遮蔽シールド体に取り付けた後に袋内の気体を排気したものであることを特徴とする線量計。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の線量計において、
    前記信号処理部に電源を供給する電源部と、
    前記電源部と電気的に接続するための接続部と、
    前記接続部を通過させるため前記袋状シールド体に設けられる孔と、
    前記孔と前記接続部との隙間を塞ぐように着けられる封止部と、
    を備えることを特徴とする線量計。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の線量計において、
    前記遮蔽シールド体は表側と裏側とで連通する孔部を備え、前記孔部に前記出力部または信号線が挿通され、表側と裏側とで前記出力部と前記信号処理部とを通信可能に接続し、前記遮蔽シールド体の裏側では前記出力部または前記信号線とともに前記信号処理部が前記袋状シールド体の袋内に配置されることを特徴とする線量計。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の線量計において、
    前記信号処理部は、
    制御演算回路部と、
    前記放射線検出部および/または前記出力部と、前記制御演算回路部と、の間に介在され、光または磁気により信号を電気的に絶縁させる絶縁回路部と、
    を備えることを特徴とする線量計。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の線量計において、
    前記出力部を覆うシールド網を備えることを特徴とする線量計。
JP2004031862A 2004-02-09 2004-02-09 線量計 Expired - Fee Related JP4284607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031862A JP4284607B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 線量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031862A JP4284607B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 線量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005221463A JP2005221463A (ja) 2005-08-18
JP4284607B2 true JP4284607B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=34997208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004031862A Expired - Fee Related JP4284607B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 線量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4284607B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4678207B2 (ja) * 2005-02-18 2011-04-27 住友電装株式会社 プリント配線板収納ケース
JP5075469B2 (ja) 2007-05-08 2012-11-21 株式会社オーディオテクニカ グースネック型マイクロホン
JP5438903B2 (ja) * 2008-01-28 2014-03-12 富士フイルム株式会社 放射線検出装置及び放射線画像撮影システム
JP5355940B2 (ja) * 2008-06-10 2013-11-27 株式会社東芝 放射線検出装置
JP5431122B2 (ja) * 2009-11-06 2014-03-05 日立アロカメディカル株式会社 線量計
JP5690145B2 (ja) * 2011-01-11 2015-03-25 日立アロカメディカル株式会社 個人線量計
JP5711700B2 (ja) * 2011-07-20 2015-05-07 富士フイルム株式会社 放射線撮像装置
JP5806601B2 (ja) * 2011-11-22 2015-11-10 日立アロカメディカル株式会社 個人線量計
WO2014045671A1 (ja) * 2012-09-21 2014-03-27 株式会社村田製作所 電子機器
JP7079181B2 (ja) * 2018-09-26 2022-06-01 日立Astemo株式会社 電子制御装置及び同製造方法
CN109922647B (zh) * 2019-03-27 2024-04-02 上海联影医疗科技股份有限公司 电磁屏蔽保护壳、探测组件及探测器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08130387A (ja) * 1994-11-02 1996-05-21 Fujitsu Ltd 回路ユニットのシールド構造
JP3292453B2 (ja) * 1996-09-26 2002-06-17 松下電器産業株式会社 電子機器のシールド構造
JP4205789B2 (ja) * 1998-10-21 2009-01-07 アロカ株式会社 放射線測定器
JP4096605B2 (ja) * 2002-04-23 2008-06-04 日本電気株式会社 半導体装置および半導体装置のシールド形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005221463A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4284607B2 (ja) 線量計
EP2637269B1 (en) Ion generating device
JP5854933B2 (ja) 電子機器および電子機器の組立て方法
US9590377B2 (en) Heat sealed connector assembly
TW201438336A (zh) 電子裝置與導電結構
US9386704B2 (en) Handheld device assembly
JP2019041386A (ja) 入出力モジュール及び入出力モジュールを含む電子装置
WO2016145889A1 (zh) 扬声器模组
US20130195294A1 (en) Hearing instrument and method for manufacturing a hearing instrument
JP2005352932A (ja) 煙感知器
WO2020012767A1 (ja) 電子制御装置
EP3799445A1 (en) Hearing system including a sensor electrode and method for manufacturing the same
KR200478697Y1 (ko) 휴대 전자기기용 플립형 케이스
JP2018196109A (ja) 電子機器
JP7147720B2 (ja) 車両用計器
JP4554331B2 (ja) 電子機器の連結構造及び電子機器
CN108683750A (zh) 电子装置及其制造方法
WO2019109416A1 (zh) 一种发声装置模组以及电子设备
JP2005043330A (ja) X線画像検出器
CN216253174U (zh) 通过声音进行提示的提示设备
JP2006067008A (ja) スピーカ
CN218104069U (zh) 一种红外传感器及电子设备
JP2000115891A (ja) 超音波探触子
CN214799552U (zh) 扬声器模组以及电子设备
CN215499087U (zh) 扬声器模组以及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090226

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4284607

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees