JP2000131437A - 放射線測定器 - Google Patents

放射線測定器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人線量計において、電磁ノイズを極力排除
する。 【解決手段】 外部シールド容器としてのハウジング1
0内には内部シールド容器12が設けられ、その内部に
は検出部シールド容器14,16が設けられている。各
シールド容器を挟んで光伝送が行われる。また、内部シ
ールド容器12の内外には第1バッテリ部110及び第
2バッテリ部114が設けられ、それらは独立して機能
する。充電時にはそれらのバッテリ部110,114に
充電端子102が電気的に接続され、非充電時には遮断
回路112によって電源ラインが遮断される。信号ライ
ン及び電源ラインの両面において電磁ノイズが遮断され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人線量計などの放
射線測定器に関し、特に電磁ノイズによる影響を排除す
るための手法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】放射線測定器として個人線
量計が知られている。代表的な個人線量計としてフィル
ムバッチをあげることができる。フィルムバッチは、半
導体センサなどを利用した電子式個人線量計とは異な
り、逐次的に線量を確認できないが、電磁ノイズによっ
て誤動作しないという利点を有している。すなわち、従
来の電子式の個人線量計は、どうしても電磁ノイズに弱
く、このため測定精度面でフィルムバッチに劣る面があ
る。このため、電磁ノイズにできる限り影響を受けない
個人線量計が要望されている。
【0003】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、電磁ノイズによる悪影響を受
けにくい放射線測定器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、携帯型の放射線測定器であって、ハウジ
ングとしての外部シールド容器と、前記外部シールド容
器内に設けられた内部シールド容器と、前記内部シール
ド容器内に設けられ、放射線の検出を行う少なくとも1
つの検出部と、前記内部シールド容器内に設けられ、前
記検出部からの信号に対して第1信号処理を実行する第
1信号処理回路と、前記内部シールド容器と前記外部シ
ールド容器の間に設けられ、前記第1処理部からの信号
に対して第2信号処理を実行すると共にその処理結果を
表示器に表示する第2信号処理回路と、前記内部シール
ド容器と前記外部シールド容器の間に設けられ、前記第
2信号処理部に電力を供給する外部バッテリと、前記内
側シールド容器内に設けられ、前記検出部及び前記第1
信号処理部に電力を供給する内部バッテリと、前記外部
シールド容器に設けられ、前記内部バッテリ及び前記外
部バッテリに接続された充電端子と、前記内部バッテリ
の充電が完了した後、前記内部バッテリを前記外部バッ
テリ及び前記充電端子から電気的に遮断する遮断回路
と、を含むことを特徴とする。
【0005】上記構成によれば、ハウジングとしての外
部シールド容器の中に内部シールド容器が形成され、二
重シールドないし多重シールドの構造が採用されてい
る。更に、内部シールド容器の内側及び外側に個別にバ
ッテリが設けられ、各空間で独立して電源が形成され
る。すなわち、充電時以外の計測時にはそれらの両バッ
テリが充電端子間及び相互間において、電気的に遮断さ
れ、そのラインを介して内部シールド容器内へ電磁ノイ
ズが進入することが阻止される。
【0006】上記のように、本発明によれば、段階的な
シールドを前提として、各シールド空間に跨る電源ライ
ンを遮断することによって、より電磁ノイズの低減を図
ることができる。検出部やその周辺回路は特に電磁ノイ
ズに弱い面があるが、本発明によれば、そのような回路
を効果的に保護できる利点がある。
【0007】望ましくは、前記遮断回路は、前記内部バ
ッテリの電圧を監視する電圧検出回路と、充電により前
記内側バッテリの電圧が規定値に到達した場合に遮断を
判定する比較手段と、前記遮断が判定された場合に前記
内部バッテリへの充電ラインを遮断するスイッチング回
路と、を含む。
【0008】上記構成によれば、電圧監視によってバッ
テリ間の電源ラインの遮断を自動的に行える利点があ
る。充電時には一般に計測が行われないため、充電時に
はシールド空間に跨って充電ラインが構築される。
【0009】望ましくは、前記内部信号処理部と前記外
部信号処理部との間には非電気的に信号を伝送する伝送
手段が設けられる。かかる構成によれば、信号ラインを
経由した電磁ノイズの混入も防止できる。
【0010】望ましくは、前記内部シールド容器には光
信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過す
る導電性の部材が設けられ、前記伝送手段は、前記開口
を介して光信号の伝送を行う。この構成によれば、開口
に導電性部材が設けられており、その開口での電磁シー
ルドを確保しつつ光信号の伝送を行える利点がある。
【0011】望ましくは、前記第2信号処理部は、前記
外側シールド容器に形成された表示窓に面した表示器を
有し、前記表示窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設
けられる。かかるシールドカバーによれば、表示窓を介
して電磁ノイズが進入することをより防止できる。一般
に測定後に表示の読取りが行われ、すなわち読取り時に
シールドカバーが開けられるので、測定中はシールドカ
バーによる十分なシールド効果を期待できる。
【0012】望ましくは、前記充電端子を覆う開閉可能
なシールドカバーと、を含む。
【0013】望ましくは、前記内側シールド容器内に
は、前記検出部を収納する検出部シールド容器が設けら
れ、前記検出部と前記第1信号処理部との間で非電気的
に信号を伝送する伝送手段が設けられる。
【0014】望ましくは、前記検出部シールド容器には
光信号伝送用の開口が形成され、その開口には光を透過
する導電性の部材が設けられ、前記伝送手段は、前記開
口を介して光信号の伝送を行う。
【0015】望ましくは、前記第2信号処理部は、前記
外側シールド容器に形成された伝送窓に面した光送受信
器を有し、前記伝送窓を覆う開閉可能なシールドカバー
が設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0017】図1には、本発明に係る放射線測定器の好
適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示
す回路である。この放射線測定器は、本実施形態におい
て携帯型の個人線量計である。
【0018】図1において、放射線の検出や検出信号の
処理を行う回路はハウジング10内に収納されている。
ハウジング10は当該個人線量計の外側ケースを構成す
るものであり、そのハウジング10は本実施形態におい
て外部シールド容器として機能し、例えばそれは0.5
mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成される。
【0019】ハウジング10内には内部シールド容器1
2が設けられている。この内部シールド容器12は、ハ
ウジング10と同様に導電性部材で構成され、例えば
0.5mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成され
る。
【0020】その内部シールド容器12内には、さら
に、検出部シールド容器14及び16が設けられてい
る。これらの検出部シールド容器14及び16も上述し
た内部シールド容器12及びハウジング10と同様、導
電性部材で構成され、本実施形態において、それは0.
5mm程度の厚さをもったアルミ部材で構成されてい
る。
【0021】検出部シールド容器14内には、2つの検
出器20,22が設けられている。これらの検出器2
0,22はそれぞれ放射線(特にX線及びγ線)を検出
する半導体検出器である。周知のように、X線等は透過
力が極めて高く、このため3つのシールド容器が存在し
ていてもあまり減弱されずに検出器20,22にて検出
される。ここで、検出器20は例えば高エネルギーX線
検出器であり、検出器22は例えば低エネルギーX線検
出器である。
【0022】各検出器20,22から出力される検出信
号は増幅された後、波高弁別器24,26に入力され、
その回路において波高弁別がなされる。波高弁別器2
4,26から出力されるパルスは、スイッチングトラン
ジスタ30,32に送られ、そのパルスがスイッチング
トランジスタ30,32に入力されると、ダイオード3
4,36が発光を生じ、その光が検出部シールド容器1
4の外部に設けられたフォトトランジスタ38,40に
て検出される。フォトトランジスタ38,40で光が受
光されると、増幅器42,44を介してその検出信号が
ゲートアレイ46に送られる。
【0023】図1に示されるように、検出部シールド容
器14には、光伝送のための2つの開口14A,14B
が形成されている。これらの開口14A,14Bは例え
ば直径3mm程度の小孔であって、その開口14A,1
4Bには導電性のメッシュ部材50,52が設けられて
いる。フォトダイオード34,36で生じた光はそれら
の導電性メッシュ部材50,52を介してフォトトラン
ジスタ38,40にて受光されている。
【0024】上記構成のように光伝送を用いることによ
って、信号ラインから進入してくる電磁ノイズを阻止で
き、かつ導電性メッシュ部材50,52を利用している
ので、シールド効果を高めることが可能である。
【0025】ちなみに、検出部シールド容器14には電
源ラインを通すための開口14Cが形成されている。そ
の電源ラインは後に詳述する第2バッテリ部114に接
続されている。検出部シールド容器14内部において、
その電源ラインには高周波的にフィルタリングを行うソ
レノイドなどが設けられている。すなわち、DC電源が
利用されているため、直流と交流の分離によって電磁ノ
イズをカットするものである。
【0026】検出部シールド容器16は上記の検出部シ
ールド容器14に隣接して設けられ、その内部には検出
器56が設けられている。検出器56は、上記検出器2
0,22と同様に放射線を検出する半導体検出器で構成
されている。本実施形態においては、検出器56におい
てβ線の検出が行われている。周知のように、β線はX
線等に比べて透過力が小さいため、本実施形態において
は、各シールド容器に開口が設けられ、さらにその開口
に導電性メッシュ部材を設けることによってβ線の検出
を実現している。
【0027】具体的に説明すると、検出器56の検出面
に対向した部位には、検出部シールド容器16に開口1
6Bが形成され、内部シールド容器12に開口12Bが
形成され、さらにハウジング10に開口10Bが形成さ
れている。それらの開口にはそれぞれ導電性メッシュ部
材70,72,74が設けられている。このような導電
性メッシュ部材70,72,74によってβ線の検出を
確保しつつ電磁シールドを行うことができる。
【0028】検出部56から出力される検出信号は波高
弁別器58に入力され、そこで一定の波高値以上の信号
が取り出される。波高弁別器58から出力されるパルス
はスイッチングトランジスタ60に送られ、そのスイッ
チングトランジスタ60にパルスが入力されると、フォ
トダイオード62が発光し、その光がフォトトランジス
タ63にて受光される。その受光信号は増幅器68を介
してゲートアレイ46へ送られている。
【0029】上述同様に、この検出部シールド容器16
においても光伝送のために開口16Aが形成され、その
開口16Aには導電性メッシュ部材66が設けられてい
る。そのような導電性メッシュ部材66を介して光の伝
送が行われている。
【0030】検出部シールド容器16には電源ラインを
通すための開口16Cが形成されており、これは上述し
た検出部シールド容器14と同様である。開口14C及
び16Cは例えば電源ラインを通した後に導電性接着剤
などによって封止されるのが望ましい。
【0031】ゲートアレイ46においては、各検出器か
らの信号がスケーラ76,78,80に入力されてい
る。これらのスケーラ76,78,80は検出パルスを
計数するものであり、計数結果はラッチ82を介してシ
フトレジスタ84に送られている。シフトレジスタ84
は並列入力される計数データをシリアル伝送するための
ものであり、その出力にはスイッチングトランジスタ8
6が接続され、シフトレジスタ84からスイッチングト
ランジスタ86へパルスが送られると、フォトダイオー
ド88が発光を生じる。その光は内部シールド容器12
の外側に設けられたフォトトランジスタ90にて受光さ
れる。そして、その受光信号がCPU92に入力される
ことになる。
【0032】CPU92は、計数データに基づき例えば
線量当量等の演算を行うと共に、表示器としてのLCD
94を動作させるための表示信号を生成している。すな
わち、LCD94には測定結果が表示される。LCD9
4はハウジング10に形成された表示窓10Aに対向配
置されている。その表示窓10Aには導電性メッシュ部
材98が設けられ、電磁ノイズがシールドされている。
【0033】本実施形態において、表示窓10Aには、
それを覆うシールドカバー104が設けられている。こ
のシールドカバー104は表示窓10Aに対してスライ
ド可能すなわち開閉可能であり、必要な場合のみそのシ
ールドカバー104を開けてLCD94に表示された測
定結果を読み取ることができる。したがって、測定中に
おいては基本的にはシールドカバー104が閉じられる
ことになるので、表示窓10Aから進入する電磁ノイズ
をより効果的に阻止することが可能である。
【0034】CPU92には、光送受信器96が接続さ
れている。この光送受信器96は、外部の光送受信器と
の間で赤外線通信を行うための回路である。その光送受
信器96は発光器及び受光器を有しており、信号を双方
向に伝送可能である。それらの発光器及び受光器はハウ
ジング10に形成された開口10Cに対向しており、そ
の開口10Cには導電性メッシュ部材100が設けられ
ている。さらに、その開口10Cにはそれを覆う開閉可
能なシールドカバー106が設けられている。したがっ
て、通常の測定時においては、シールドカバー106が
閉じられ、開口10Cを介して電磁ノイズが混入するこ
とを極力防止できる。
【0035】次に、電源に関する構成について詳述す
る。
【0036】本実施形態においては、内部シールド容器
12の外側であって、ハウジング10内に第1バッテリ
部110が設けられ、一方、内部シールド容器12内に
第2バッテリ部114が設けられている。すなわち、各
シールド空間ごとにバッテリ部が設けられている。
【0037】第1バッテリ部110は、CPU92、L
CD94及び光送受信器96などハウジング10内の各
回路に電力を供給するための電源である。その第1バッ
テリ部110はハウジング10に設けられた充電端子1
02に接続されており、その充電端子102を介して外
部電源装置による充電電力を受け入れることができる。
充電端子102は図示されるように、シールドカバー1
08によって覆われており、充電時のみそのシールドカ
バー108を開けて充電を行うことができる。
【0038】第2バッテリ部114は内部シールド容器
12内の各構成に対して電力を供給する電源である。そ
の第2バッテリ部114には直流電圧を変換するための
DC/DCコンバータ116が接続されている。
【0039】内部シールド容器12には開口12Cが形
成され、その開口12Cには第1バッテリ部110及び
充電端子102と第2バッテリ部114との間を接続す
る電源ラインが通されている。但し、その電源ラインに
は遮断回路112が設けられ、充電時以外においては当
該電源ラインは内部シールド容器12付近で遮断されて
いる。これは電源ラインを介して電磁ノイズが内部シー
ルド容器12内に進入するのを阻止するためである。ち
なみに、開口12Cも例えば導電性接着剤等によって封
止されるのが望ましい。
【0040】したがって、図1に示した構成によれば、
電磁ノイズに対する影響度合いに応じて各回路が複数段
のシールドによって保護されているので、外部から飛来
する電磁ノイズを段階的に抑制して、より高精度の測定
を実現できる。特に、電源ラインにおける電磁ノイズの
遮断及び信号ラインにおける電磁ノイズの遮断が効果的
に実現されている。
【0041】図2には、第1バッテリ部110及び第2
バッテリ部114の具体的な構成例が示されている。
【0042】第1バッテリ部110は充電可能な電池1
20を有するものであり、その電池120と充電端子1
02との間にはスイッチング素子122が設けられてい
る。そのスイッチング素子122はCPU92によって
制御され、具体的には信号200によってそのオン/オ
フ動作が制御されている。電磁ノイズ排除のため充電時
にのみスイッチング素子122がオンされる。
【0043】一方、第2バッテリ部114は、充電可能
な電池124を有する。なお、電池126は補償用の電
池である。図2において、遮断回路112には2つのス
イッチング素子128,130が設けられ、それらの素
子はCPU92からの制御信号202,204によって
制御されている。充電時においてはそれらの素子12
8,130がオンされ、充電完了後にはそれらの素子が
オフされる。本実施形態においては、図2に示されるよ
うに信号206によってCPU92にて電源ラインの電
圧、特に、第2バッテリ部114における電圧レベルが
監視されている。そして、その電圧が一定値に到達した
場合、信号202,204によって電源ラインがオフに
される。ちなみに、その電源ラインには高周波遮断を行
うフィルタが設けられている。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電磁ノイズによる悪影響を受けにくい放射線測定器を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る個人線量計の好適な実施形態を
示す回路図である。
【図2】 第1バッテリ部及び第2バッテリ部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 ハウジング(外部シールド容器)、12 内部シ
ールド容器、14,16 検出部シールド容器、20,
22,56 検出器、46 ゲートアレイ、92 CP
U、104,106,108 シールドカバー、110
第1バッテリ部、114 第2バッテリ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 幹男 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE30 FF02 FF04 FF05 FF19 GG21 JJ08 JJ33 KK01 LL11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型の放射線測定器であって、 ハウジングとしての外部シールド容器と、 前記外部シールド容器内に設けられた内部シールド容器
    と、 前記内部シールド容器内に設けられ、放射線の検出を行
    う少なくとも1つの検出部と、 前記内部シールド容器内に設けられ、前記検出部からの
    信号に対して第1信号処理を実行する第1信号処理回路
    と、 前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設
    けられ、前記第1処理部からの信号に対して第2信号処
    理を実行すると共にその処理結果を表示器に表示する第
    2信号処理回路と、 前記内部シールド容器と前記外部シールド容器の間に設
    けられ、前記第2信号処理部に電力を供給する外部バッ
    テリと、 前記内側シールド容器内に設けられ、前記検出部及び前
    記第1信号処理部に電力を供給する内部バッテリと、 前記外部シールド容器に設けられ、前記内部バッテリ及
    び前記外部バッテリに接続された充電端子と、 前記内部バッテリの充電が完了した後、前記内部バッテ
    リを前記外部バッテリ及び前記充電端子から電気的に遮
    断する遮断回路と、 を含むことを特徴とする放射線測定器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放射線測定器において、 前記遮断回路は、 前記内部バッテリの電圧を監視する電圧検出回路と、 充電により前記内側バッテリの電圧が規定値に到達した
    場合に遮断を判定する比較手段と、 前記遮断が判定された場合に前記内部バッテリへの充電
    ラインを遮断するスイッチング回路と、 を含むことを特徴とする放射線測定器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の放射線測定器において、 前記内部信号処理部と前記外部信号処理部との間には非
    電気的に信号を伝送する伝送手段が設けられたことを特
    徴とする放射線測定器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の放射線測定器において、 前記内部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成さ
    れ、その開口には光を透過する導電性の部材が設けら
    れ、 前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行う
    ことを特徴とする放射線測定器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の放射線測定器において、 前記第2信号処理部は、前記外側シールド容器に形成さ
    れた表示窓に面した表示器を有し、 前記表示窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられ
    たことを特徴とする放射線測定器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の放射線測定器において、 前記充電端子を覆う開閉可能なシールドカバーを含むこ
    とを特徴とする放射線測定器。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の放射線測定器において、 前記内側シールド容器内には、前記検出部を収納する検
    出部シールド容器が設けられ、 前記検出部と前記第1信号処理部との間で非電気的に信
    号を伝送する伝送手段が設けられたことを特徴とする放
    射線測定器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の放射線測定器において、 前記検出部シールド容器には光信号伝送用の開口が形成
    され、その開口には光を透過する導電性の部材が設けら
    れ、 前記伝送手段は、前記開口を介して光信号の伝送を行う
    ことを特徴とする放射線測定器。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記第2信号処理部は、前記外側シールド容器に形成さ
    れた伝送窓に面した光送受信器を有し、 前記伝送窓を覆う開閉可能なシールドカバーが設けられ
    たことを特徴とする放射線測定器。
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